夜の東京国立博物館

●金曜日は

がんばった。

何に頑張ったかというと、さっさとオフィスを出ることに(笑)。

「あれ、帰れるの?」

定時後まもなくコートを手に持ったわたしに、周囲の同僚が目を丸くした。

驚くな。

驚かないでよ(笑)。

ねえ。

「帰れるんじゃないの。帰るの」

そう。

意志の問題。

たまにはわたしにだって用があるのだ。

いつもいつも、夜遅くまで残業しているわけじゃない。

したいわけでもない。

(´∀`σ)σ



だが、しかし。

ふと思う。

帰れるんじゃなくて、帰るの。

帰るの。

悪い?

―――というのは、至言だ(笑)。

事実だ。

でもそれは逆に、微妙な問題をはらんでいますよね。

仕事が忙しすぎて帰れない。

だが、あえて帰る。

本気で帰ろうと思えば帰れるんだもの、そりゃ帰りますよ、わたし。

・・・というのは真実なんですけど、それってつまり、

「うん? 意志さえあれば帰れるというなら、普段はどうなんだ?」

いつもの残業は、自分の意志でやっている。

そういうことになりますわね(笑)。

「帰れるんじゃないの、帰るの」

を裏返せば、ふだんのわたしは自分の意志で帰らず、遅くまで仕事を続けているということに。

(^~^;)

う~ん。



たとえば、ボスに強制されて、

「それが終わるまで帰るな」

と理不尽に命令されてるわけじゃない。

でも、なあ。

ポイントはそこじゃない。

よね?

クライアントがいて、どうしてもこれは今日までに、とかお願いされて、

「わかりました」

と引き受けるのって、自分の自由な意思んでしょうかね(笑)。

自分の自由な意思で、自分の自由な時間を削っているわけ?

ええ。

どんだけマゾなの。

ヾ(´▽`;)ゝ



仕事の量が去年に比べても断然に増えていて、

「このぐらいまでは今日中にやっておかないと、明日以降がヤバい」

などと判断して、それでやむなく居残る。

ペース配分というか、自分で自分のワークロードを管理する。

―――といえば、聞こえはいい(笑)。

そこはまあ、たしかに自分の意志なんだけど。

でもなー。

そこに、仕事を断る、というオプションはないですよね(笑)。

(忙しすぎるから) 「お引き受けできません」

とは言えないわけだ。

受注制限?できない時点で、自由な裁量もなにもあったもんじゃない。

よなあ。



なお>>

断ることはしませんが、ある程度のコントロールはします。

「今すぐには取りかかれないから、何日ぐらいかかります」

とはいいます。

それがどうしても受け入れられないなら、クライアントは他をあたるでしょう。

結果として、間接的に、断っていることになるのかな。

ヾ(´▽`;)ゝ

まあ、あれよね。

「そこをなんとか」

と粘って、優先的にどうしてもやってくれ、というお客さんも多い。

ヾ(´▽`;)ゝ

誰だって、自分の案件をいちばん大事にしてほしいものね。

それは当然だ。

そういう相手との交渉というか、駆け引きも疲れる。

しんどいよね。

ふう。







●そんなこんなで

帰れるわけじゃないけど、帰りました(笑)。

オフィスを早々と退出して、外へ。

そして向かったのは、上野だ。

えへへ。

パンダ、ではありません。

仏像

はいはい。

悪かったわね(笑)。



特別展 仁和寺と御室派のみほとけ

展示作品目録はこちら>>

http://ninnaji2018.com/image/list_jp.pdf

混雑状況は、ツイッターで確認できます>>

https://twitter.com/ninnaji2018



二度目です。

お友だちとの待ち合わせ時間は、19時。

ギリギリでした。

山手線も京浜東北線も、遅れてたからなあ。



平日夜の美術館。

これは、なかなかいいものです(笑)。

そういえば、何人かのお坊さんがいました。

御朱印にその場で日付を入れてくれる・・・らしいです。

おお。

けっこう人が並んでいました。

しゅごい。



チケット販売や入場の待ち時間は、なし。

待ち時間ゼロ。

・・・というのは幸運でした。

幸運ですが、それは 「すいている」 という意味ではない(笑)。

会場には大勢のひとがいて、なかなかの混雑ぶりでした。

とはいえ、あれかな。

運慶展に夜、行ったときよりも。

3週間ほど前の日曜日に、同じ展覧会に行ったときよりも。

人混みはやや少なかったような気がします。



今日、明日が最終日。

きっと、さすがに混雑すると思います。

というか、大勢のひとに見てほしいなあ。







●その

展覧会の様子などは、日をあらためて。

では、またね。。。


【10/03/2018 11:02】 アート | Comments (0)

仁和寺と御室派のみほとけ展のこと

●昨日の

ブログにいろいろコメント、ありがとうございます。

たしかに、そうよね。

ずっと頭の片隅に引っかかっているのに、どうしても出て来ない!

知ってるのに、わかってるのに。

舌の先まで出かかっているのに。

ほら、ほら、あれだよ、あれ・・・!

(^~^;)

・・・というのは、年齢的にもあるあるですね(笑)。

※どうしても出て来ないアレというのは、むろん、若い人にもある現象ですけど。

おおむね、老化。

はいはい。

そういっちゃうと、もう身も蓋もないけどね。

ヾ(´▽`;)ゝ



「ネットで調べれば?」

というのは正論ですが、的が外れています。

今の時代、ちょっと調べればすぐにわかるのは当然です。

PCでもスマホでも、目の前にある。

検索は、ほんの数秒で済む。

本当に知りたい、知る必要のあることなら、とっくにそうしてます(笑)。

そうじゃなくって、さー。

自分で思い出したいのよ。

ね?

アレよ、アレ。

ほら、アレ!

―――というのを、自分で解決しないと意味がないの(笑)。

自分でがんばって思い出して、

「そうだった!!!」

と納得する、膝を叩く。

腑に落ちる。

そのプロセスがわりと大事なのよね。

(´∀`σ)σ







●書くのを

忘れていました。

いや、書こうとは思っていたんですけど。

まだまだ時間があると思っておりました(汗)。

冗談じゃないや。

もう今週末で終わりなので、ギリギリです。

何かというと、これ>>







仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝-



また仏像かよ!

・・・というのは、勘弁して(笑)。

運よくチケットをもらいまして、2月半ばに行ってきました。

日曜日の朝に行って、とりあえず平成館に入るのに20分待ち。

※チケットをすでに持ってる人の場合。

会場は非常に混んでいますが、まあ、それは想定内かなあ。

昨年の例の 「運慶展」 が、ものすごかったからね。

それに比べれば、まあまあ、なんとか耐えられる感じです。



余計なお世話なのは重々承知ですが、以下に注意点。

☆彡

会場内は、暑いです。

わたしが暑がりなのもありますが、ホント暑い。

1階に無料のコインロッカーがありますから、コートや重たい荷物は預けましょう。

いや、マジで。

☆彡

展示場は、かなり広いです。

運慶展よりも、もっとずっと広い。

第1展示場は、ほとんどが書画。

空海の直筆だの、後醍醐天皇の宸筆だの。

お経も多いし、絵画も多いし、曼荼羅もいっぱい。

面白いのは間違いないですが、もしアナタのお目当てが仏像なら、ここにはほとんどない。

仏像は、ほぼすべて第2展示場にあります。

後半戦に余力を残しておかないと、非常に疲れます(汗)。

しんどかったよお。

☆彡

第2展示場には、なんと

「この部屋の仏像だけは、写真を撮ってもいいですよ」

コーナーがあります。

仁和寺の観音堂を、そっくり再現したお部屋。

これがスゴイ。

※もちろん写真は撮りました。画像は未整理なので、またいずれ。

撮影しないならいいけど、たぶん、見たらしたくなります(笑)。

カメラやスマホ、お忘れなく。



見どころはたくさんありますが、やはり、葛井寺(ふじいでら)の千手観音さま。

これに尽きます。

国宝。

実際に、ホントの本当に1000本(以上)の腕を持っている、日本で唯一の仏様です。

というか、世界的に見ても珍しいんじゃないだろうか。

なんといっても、天平年間の仏様ですよ。

天平時代。

8世紀、というだけですさまじく古いことがわかりますが、あれです。

聖武天皇の御代です。

奈良に、最初の金剛毘盧遮那仏(大仏様)が建立された時代。

(史上初、皇族ではなく藤原氏出身の)光明皇后の時代。

なんだろう、橘諸兄とか、藤原広嗣の乱とか、長屋王の誣告(ぶこく)とか。

藤原の四兄弟がぞろぞろ死ぬとか。

そういう時代の話です。

歴史オタク大興奮の時代。・・・すまんね。)



そういう時代につくられた仏様ですが、これが美しい。

本当に、たおやかで美しい。

(*´∇`*)

それを前から、横から、後ろから、まじまじしみじみと眺めることができます。

すてき。

(*´∇`*)

本当に腕が1041本あるのか、まじめに数えたかったけど、人が多すぎて断念しました。

手にしているダンボーのような何か、は見つけました(笑)。

(以前そんなことをブログに書きました。すみません。)

葛井寺に行ったとしても、普段は見られない秘仏らしいです。

ぜひ、ご覧になってほしいなあ。



あ、ちなみに。

参考になるかは知らないけど、運慶は13世紀のひとです。

今回も慶派の仏像は展示されていますが、葛井寺の観音様のほうがはるかに古い。

古ければいいわけじゃありませんが、5世紀もちがうのってスゴイよね。

時代の前提条件が、まるで違うんですもの。

ヾ(´▽`;)ゝ







●というわけで

この特別展。

今しらべてみたら、少しだけ開館時間が延長されています。

夜9時までの日が増えているから、チャンス・・・かな?

では、またね。。。





【05/03/2018 03:11】 アート | Comments (0)

立春を寝すごして

●すっかり

忘れてました。

昨日、立春だったんですよね。

暦の上では、もう春。

2018年の春。

そうか。

そうかあ。

(--;)







●TBのお題から

「コンプレックスはありますか?」

えー。

不思議なお題だ(笑)。

つっかかるつもりはありませんが、あの、ない人っているの・・・?

3歳ぐらいの幼児ですら、なんらかのコンプレックスを持っているような気がします。

人間というのは社会性の生き物で。

社会というのはつまるところ、自分以外の他者のことで。

自分と他者がある以上、そこに何らかの違いは存在する。

・・・と思います。

ちがい。

差。

序列。

優劣。

・・・それをどう呼ぶかはともかく、自分と他者を差別化する、比べる。

ちがい、を説明しようとする。

(例) 「向こうは男で、自分は女だから」

(例) 「わたしは貧乏だけど、あちらはお金持ちだから」

それで納得できればいいけど、できない場合もある。

できない人もいる。

そこは個性、個別の性格ですよね。

それがコンプレックスの土壌になる。

・・・可能性もある。

それは、ある程度は避けられないのでは。

コンプレックスはマイナス感情ですが、それを跳ね返す力も生み出す。

(こともある。)

女性の 「もっときれいになってやる!」 パワーは、その典型例。

いい方向に働くなら、悪いことではないかも。

と思いますが、楽観的すぎかしらね(汗)。



あ。

そうか。

心理学的な意味でのコンプレックスは、ちょっと違うのかも。

エディプス・コンプレックスとか、そういうやつ。

「マザコン」とかいうときの「コン」=コンプレックスですが、また意味がちがいますね。

そっち方面には詳しくないので、やめておきます。

(--;)







●たまたま

井上有一、という書家のドキュメンタリーを見る機会がありました。

・・・唐突ですね(汗)。

恥ずかしながら、存在すら知りませんでした。

※戦争の話です。

※いやな人は飛ばしてね。



井上有一さん。

東京大空襲のとき、墨田区の小学校で当直の先生だったひと。

1945年3月。

東京が火の海になって、10万人ともいわれる人たちが亡くなった日です。

B29の焼夷弾爆撃の夜。

彼のいた校舎や校庭だけで、1000人以上のひとが亡くなったとか。

(近所の住民にとって避難場所だったから。)

自分も死にそうになって、奇跡的に命は助かった。

だけど、同僚や教え子を大勢うしなった。

その悲しみや怒りや悔しさを、数十年も経ってから、作品にしています。

「噫(ああ)横川國民學校」

※たぶんぐぐると出てきます。



この書をみて、言葉を失った。

実物を見たわけではなく、テレビを通じて見かけたにすぎない。

でも、この迸るような怒りはなんだ。

憤怒に近い。

悲しみであり、くやしさであり、怒りでもあると思いますが、とにかく抑えきれない激情。

作者のリアルな恐怖も感じるし、なんだろう、とにかく生々しい。

戦争当時を思い出しました、なんて生易しいものではない。

この人には、目の前に燃えさかる空襲の炎が見えているのだ、と。

寒気がしました。

息苦しい。

書に、これだけの力があるとは知らなかった。

というかこれ、書なのか。

絵とどこがちがう?

表現媒体の定義がわからなくなります。

国内外で高く評価されている作品だそうですが、わかる気がする。

訴えかけてくる生の感情。

それが伝わるから、日本語が読める読めないはおそらく関係ない。

日本人でも、正直、読めないひとがいるだろうし。



ふと、思い出したのはゲルニカです。

ピカソのゲルニカ。

(こっちは実物を見たことがあります。スペインで。)

井上有一の書は、ゲルニカと、ほぼ表現方法が同じなんじゃないだろうか。

そして、同じテーマ(都市の無差別爆撃)を扱っている。

戦争の悲惨さ。

何の罪もないのに巻き込まれて苦しむ、命を落とすふつうの人たち。

うむ。

「どうして? なんのために?」

を激しい怒りとともに表現したのは、おそらく同じだ。

圧倒されました。

いつか実物を見ることができれば、と思うけど。

なんとなくそれが怖いような気もします。

うむ。







●なんか

変なムードになってしまった(汗)。

すみません。

では、またね。。。


【05/02/2018 02:30】 アート | Comments (0)

仏像こわい (饅頭こわい、的な)

●TBのお題から

「冬しかできないお楽しみは?」

なんだろう。

冬しかできない・・・ラグビー?(笑)

んなわけないか。

たとえばお風呂、かしらねー。

冬の間、実家に帰ったときしか湯船につかることがないから。

(わたしは完全シャワー派ですが、お風呂がキライなのではなく、

単にありえないほどズボラで、お風呂場の掃除がろくにできないからです。)

あとは月並みですが、鍋もの。

冬限定ではないけど、やっぱり冬は恋しくなります。

おでんやしゃぶしゃぶも含む。

今は自炊できる環境にないから、お鍋をつくれないのが残念。

(^~^;)

なんか、つまらない答えだなあ。

ウィンタースポーツはやらないし、あまり興味もありません。

冬は、好きなのですが。







●しかし

金曜日は寒かった。

ホントに冷え冷えとしてました。

冷えるとそれに比例するように、膝も痛くなるのがイヤ。

ババくさいし、ね。

今週は風邪で休んだり、遅刻したり。

とうていまともに働いたとはいえないのですが、それでも、週末はほっとしますね(笑)。

とりあえずこぎ着けた、みたいな気分。

こんな風にだましだまし、なんとか生きていくんだよなー。

今年もあと20日ばかりで終わり。

まるで信じられない(笑)。

カレンダーをどれだけ眺めても、年末年始感はゼロです。

むろんその前の、クリスマス感もゼロ。

年の瀬の季節感、風前のともしび。



唯一、甥っ子ちゃんの誕生日がクリスマスの時期なので、

「ああ、何か贈らなくては・・・」

と思うぐらい、ですね。

なんだかんだ、もう小学校高学年です。

「ねえね、だっこー」

とは、もう言ってくれない。

(--;)

おもちゃを送るといっても、昨今はNintendo Switchのソフトだったりします(笑)。

いや、かわいいですよ。

いつだって十分かわいいけど、可愛いの種類はちがってきますよね。

進学とか受験とか、そんな話を聞いてしまう。

もうそういう段階なのです。

子供の成長スピードに、わたしの脳みそがついていけてない(笑)。

小さな男の子は、あっという間に少年になる。

おばちゃんはあっという間に置き去りにされます。

さびしい、でも嬉しい。

楽しみでもある。



・・・って。

ここまで考えてふと、栗山監督を思い出してしまった(笑)。

※日本ハムファイターズの監督です。

大谷翔平くんがメジャーに行くのは悲しいって、言ってましたね。

表敬訪問した北海道のとある町で、小学生に聞かれてました。

「悲しくないの?」

って(笑)。

寂しいじゃなくて、悲しいのかあ。

だよね、と。

妙に納得したものです。







●友人が

「そんなに仏像が好きなら、これは行かないの?」

と教えてくれたのが、これです。

仁和寺と御室派のみほとけ

ええ。

また、国立博物館の平成館かい。

ひええ。

葛井寺(ふじいでら)の千手観音がいらっしゃる。

あれが来るのか、マジで。

(^~^;)

わたしは仏像マニアじゃないけど、それでも気になる。

困った・・・(笑)。

(ちなみに、千の手のひとつが持っているモノが、どうしてもダンボーに見えるのはヒミツです。)







●では、

おやすみなさい。

寒い日々が続いていますから、みなさまご自愛ください。

では、またね。。。



【09/12/2017 02:40】 アート | Comments (0)

盛況なのは悦ばしいよね

●うう

寒い~。

最近さすがに、朝は冷えますね。

あぐぐ。







●たくさんの

拍手やコメント、ほんとにいつもありがとうございます。

楽しく読ませていただいてます。

とくに弱ってるときには、いちばんの心の支えです。

教えてもらったこと、指摘されたこと。

勉強になります。

とっても感謝しています。



美容室での悲劇に関しては、たくさんのコメントがありました。

いや、笑ってくれていいんです(笑)。

あれはおかしいもん。

実話ですが、ちょっとした持ちネタになりそう。

そのアシスタントさん、男性です。

ひょろっと背の高い、20代前半の子。

彼のためにも、事実を知らせるべきだという声が多かった。

そうだよねー。

それを素直に受け止めてくれる子ならいいけど、反応が読めないなあ。

わたしと一度も、まともに会話してないんですよ。

それができていたら、下手は下手なりに、印象がちがったかもしれない。

むずかしいですね。

そこは行きつけのお店で、店長さんともわりと話す。

でも、常連ってほどせっせと通ってるわけでもない。

・・・そういう距離感だから、悩むのかもしれません。

イヤなら、ほかのお店に行けばいいからねえ。

(^~^;)



京都の国宝展に行ったという某さま!

レポートありがとうございました。

ヾ(〃^∇^)ノ♪♪♪

いいな、いいな。

まさに垂涎の的です。

源頼朝様はやはり、すてきでしたか。

「伝」がつくのは微妙に残念ですが、そんなことは気にしない。

日本画で、それも12世紀の絵。

残っているだけですごいのに、あれだけのクオリティです。

そりゃ国宝になるよなあ。

「大きい」という指摘は意外でした。

あわててサイズを調べてみると、なるほど。

「縦143cm、横112.8cm」 (ウィキ先生)

というと、ほぼ等身大なのですね。

いいなあ。

そういうのって、実際に目にしないとわからない。

足を運ぶことの大切さがわかる気がします。

尾形光琳の燕子花(かきつばた)は、前に見たことがあります。

けっして写真で見るような、単なる?派手派手ではないですよね。

終了直前の国宝展、さぞかし混んでいたことでしょう。

ごくろうさまでした!(笑)

いろいろ感想を聞かせてくださって、ありがとうございます。







●ちなみに

「運慶展」もすごいけど、でも。

東京で今いちばん混雑してる美術展は、「怖い絵展」です。

なんと、入場するのに3時間以上待つ。

この寒空に。

「怖い絵展」空前人気3時間半待ち 30代以下多数



わたしも昔、若いころはそうだったのですが、

「絵画って、いわゆる名画って、いろいろと背景を知らないとわからない」

ことが多くて、鑑賞するために必死で勉強しました。

わからないことに、気おくれしてしまうのね。

(^~^;)

近代以前の西洋絵画の場合だと、当然ですが、キリスト教の知識や、歴史の知識。

ギリシア・ローマ時代の知識。

そもそもヨーロッパの国々がどういう位置関係にあって、どことどこの国の王室が親戚なのか。

どことどこが敵対しているのか。

どんな王様や法皇が、美術のパトロンとして有名なのか。

そういうもろもろを知らないと、なんもわからん(笑)。

「このえろい裸のお姉ちゃんは誰?」

はい、バテシバです。

はい、ヴィーナスです。

はい、ルクレツィアです。

その女性が誰なのかは、彼女が持っている小物や、絵画の背景で判断する。

知るか!(笑)

・・・ねえ。

一介の小娘には、なかなかハードルが高い。

(なおわたしは、当時のパトロンたちは、キリスト教やギリシア神話にかこつけて、裸のお姉ちゃんの絵を描かせて、それを家に飾ってニタニタやらしい目で実は見ていた、と邪推しています。ねえ。)



「怖い絵展」 のすごいところは、このハードルを下げたことです。

下げたというか、取っ払ったのかな。

ベストセラーになった同タイトルの本が下敷き。

「一見ただのきれいな絵だけど、これにはこんな怖い事情が隠されているんだよ」

というのが本のテーマですから、最初から、絵画の意味や背景ありきです。

意味がわからない絵は、ない。

意味を知った上で、自分の目でたしかめに行く美術展。

なかなか新しいと思います。



絵画展の企画としても、ユニークなんじゃないかなあ。

通常なら絵画展って、同じ作家の作品をそろえるとか。

同じ時代、同じ場所で活躍した作家群をあつめるとか。

キュービズムとかシュールレアリスムといった、同じテーマでくくるとか。

あるいは、ひとつの美術館にある作品を並べるとか。

そういうのが基準だと思う。

たとえば 「日本」 をテーマにした西洋美術、ってのはあります。

ありますが、それはジャポニズムっていうのよね。

でも、怖いから、ってのがチョイスの基準。

これはわりと珍しいと思います(笑)。

「よくこんなの貸してくれたなー」

という絵も多いのですが、こんな記事を発見。

「怖い絵」展開催までの悪戦苦闘

おもしろいですね、これ。



この美術展を、浅薄だって批判するひともいるらしい。

いやいや。

成功すれば勝ちでしょ、ってのもあるけど、それだけではない。

ハードルが高い(と思われがちな)絵画の、その意味を探るのがテーマ。

絵画にあまりなじみがない人にとっては、いろいろ学ぶ絶好のチャンスでしょう。

謎解きのたのしみ。

ヒントになる小物、隠された画家の意図を探すおもしろさ。

歴史上の思わぬエピソードを知るおどろき。

どう考えても、たのしそうじゃないか(笑)。

「へえ、そうだったのか!」

がわかれば、絵画は楽しい。

美術展はこわくない。

そんな美術展に、若者もいっぱい来てるという。

いい話だと思うけどなあ。







●では、

またね。。。


【25/11/2017 09:16】 アート | Comments (0)

運慶展

●今日は

晴れてるなあ。

いいなあ。

ぼー。

・・・(笑)。







●昨日は

決死の覚悟で、上野に行ってきました(笑)。

決死・・・ってのはつまり、混んでるからねえ。

そこはしょうがないと割り切るしかない。

夕方からの美術館。

運慶展を目指しました。

JR上野駅公園口改札から、上野公園に向かいます。

が、時刻が時刻なので、駅に戻ってくる人々のほうがはるかに多い。

それはもう、ラッシュの新宿かよ、見たいな感じ。

人の波をかき分けて、かき分けて、なんとか進みます(笑)。

「ましゅまさ~ん!」

何に驚いたって、そこで出会った『春抱き』仲間のおひとりです。

真正面に、ごく見慣れたお顔。

(;゚Д゚)。。。!?

こちらは3人でしたが、そりゃもうびっくり。

(全員、お茶会の常連メンバーです。)

「なんでここに?」

「ふふふ、もしかしてお会いできるかなと、思っていたんですよ~」

じつは彼女もその日は運慶展に行って、帰宅の途中でした。

東京文化会館の脇あたりで、ちょうど、たまたま、すれ違ったわけです。

いや、でも、あの。

ひしめく人波の真っただ中ですよ。

黄昏時ですよ。

東京文化会館と西洋美術館の間の道は、とても広い。

横一列にもし人が並んだら、10人、15人は歩けるほど。

歩くルートがずれていたら、たとえ(物理的に)すれ違ったとしても、出会えません。

それが、目の前。

すごい偶然ですよね。

「なんとなく、会える気がしてた」

という発言も、考えてみればすごい。

ちょっと立ち話をして、あわただしく行き違いました。

(*´∀`*)



の上野恩賜公園。

いつも思うけど、いつ行っても人がたくさんいるよなあ(笑)。

桜の時期ほどではないにせよ、どこから湧いてくるのかってぐらい人が多い。

赤ちゃんパンダの公開が始まったら、きっと、もっとすごいんだろうなあ。

(((((((;´д`)))))))



樹々は程よく色づいていました。

カエデの紅葉はまだ始まったばかり。

広葉樹はほかにも多くて、なかなかきれいでした。

銀杏は今がさかりで、やわらかな黄金色に輝いていました。

大木が多いので、見栄えがしますね。

公園の敷地内では、いろいろイベントが催されていたようです。

何だかはわかりませんが。

※写真はまだ整理できていないので、後日。



で、国立博物館です。

トーハク、ですね。

ぞろぞろと大勢の人が出てきます。

そしてもちろん、向かう人たちも多い。

入口のチケット売り場は、でも、わりとすいていました。

「ただ今の待ち時間は10分です」

という看板。

おお、すごい!(笑)

やはりレイトナイト入場だと、少しは人が減るようです。

ちなみに>>

この待ち時間というのは、会場である「平成館」の外で入館を待つ、その時間のこと。

展示室自体の混み具合とは、関係ありません。

吹きっさらしの野外ですが、テントが張ってあるので雨が降っても日差しが強くても大丈夫。

この日は寒いといっても夕方の時点で15度ぐらいはあったので、まあ、大したことはない。

それはラッキーでした。



いちおう、これから行くかもしれない方のために書くと、

☆双眼鏡を持っている方は、持参をおすすめ。

☆展示室内は、とてもとても暑いです。

☆展示室内は、めっっっちゃくちゃに混んでいます。

☆展示室内は、思ったよりも広いです。

☆ひとつの仏像を目の前で見るために、前の人たちがどくのと辛抱強く待ちます。

☆つまりとても時間がかかる分、疲れますよ。

ええ、まあ。

人気の美術展などでは、いつも同じ光景ですね。

ですから、できれば、荷物は1階のコインロッカーに預けたほうがいい。

無料だし。

小さなお財布ポシェットぐらいならともかく、バッグやコートは、

「大丈夫だいじょうぶ、このぐらい平気!」

と思わずに、預けたほうがいいと・・・常に荷物の多いわたしは思います。

(^~^;)

リュックの方はとくに。

展示室内では、リュックを前に抱えるように指示されますから。

体力のある方、いつも軽装の方なら、こんな心配は要らないかもしれませんが(汗)。

実際、おばちゃんはひどく疲れましたので。。。



ちなみにわたしは、荷物をごっそり全部ロッカーに片づけました。

ほぼ手ぶら(持ってたのはチケットだけ)で展示を見たので、それはいい。

それはいいのですが、あはは。

歩数計を兼ねたケータイもロッカーに閉じ込めたので、どれだけ歩いたか不明です(笑)。

展示の後、ミュージアムショップでお財布がないのに気づきました(汗)。

・・・バカじゃん。

いさぎよく全部、預けすぎましたね。

※お財布をいったん取りに行って、それからショップに戻ることは可能です。

(わたしが疲れすぎていて、それをする気力がなかっただけ。)



で、さて。

肝心の運慶展のことを、書かねば。

書かねば・・・と思うけど、うむむ。

あの重厚な世界観を、どう言葉にすればいいのか。

圧巻でした。

すごかった。

「疲れた」理由のひとつは、仏さまたちと向き合い、思索するからです。

うーん。

何をどう書いても、うすっぺらい感想になっちゃうなあ。

少し、考えさせてください。

ひとつだけ言えることは、



百 聞 は 一 見 に 如 か ず。



でしょうか。

今の世の中、「百聞」にはウェブや本や雑誌で見た、紹介動画を見た・・・なども含まれます。

運慶仏の画像も、その解説も。

ネットを検索すればいくらでも出てきます。

情報、知識はいくらでも手に入る。

でも、それでも。

いや、だからこそ、かなあ。

じっさいに、実物を目にする機会は貴重なんだと思います。



だって、全然ちがいます。

リアルに触れる(さわれるという意味じゃないよ)仏像は、まるで印象がちがいました。

生きているような、息づかいが聞こえてくるような姿。

意外ななまめかしさ。

存在感。

訴えかけてくる何かがあって、そこにコミュニケーションが発生する。

(という錯覚に陥る)。

あたりまえかもしれませんが、どれほど精細なデジタル画像でも、あの空気感は再現できません。

写真ではただ怒っているように見えたものが、リアルで見ると、はるかに複雑な表情をしている。

思ったよりも優しい顔をしている。

首をほんのわずかにかしげているといったことに、対峙してはじめて気づく。

思ってたよりも大きかったり、小さかったり。

それだけでも、印象は変わる。

画像では仏像の傷みや塗装の剥げが目立ったものが、実際には気にならなかったりする。

たくさん、たくさん発見しました。



ふう。

そんなわけで、とても面白かったです。

また行きたい。

もう一度、見たい。

今はそう思っています。







●では、

またね。。。

【12/11/2017 15:09】 アート | Comments (1)

にわかだっていいじゃない

●えっと・・・

ご心配をおかけしてすみません。

それから、いつもたくさんの拍手やコメントをありがとうございます。

さまざまな愚痴をいってますが、なんだかんだ、生きてます(笑)。

健康診断の結果はこわいけど、まあ、なんとかなる。

・・・と勝手に思っています。

ヾ(´▽`;)ゝ



某様>>

ええ、わかります。

どういうわけか、爪でガリっと・・・やわい肌をひっかいちゃったり、なんでだろう。

変なところに指が行っちゃったり。

たまに、無造作に、するっと思いがけないことをしちゃう。

やらかしってやつです。

やらんでもいいことをやってしまう。

「ばっっっかじゃねえの!?」

と、自分に悪態をついてしまう。

こういうのも老化っていうの???(笑)

あんまりじゃない??

(((((((;´д`)))))))

関係ないけど、今日はわたし、半額になってたパックのお寿司を買って帰宅しました。

(//∇//)

先に洗濯をするから、その間はいちおう・・・と。

お寿司を冷蔵庫に入れようとした、その瞬間。

ぽろっと、お寿司を容器ごと取り落としましたとも、ええ。

(;゚Д゚)。。。

みごとに、裏返し。

きれいに並んでいたお寿司たちは当然、ぐちゃっと(汗)。

(;゚Д゚)。。。

なんなんだよ、もう!

とひとり、吠えてみる。

あぐぐ。



某様2>>

ええ、はい、そうです。

大谷くん、行ってしまいます。

まだ日本にいるのに、すでに翔平ロスが半端ない。

応援はするといいつつ、お通夜モードです。

まーくんがNYに行ったときとは、まるで気持ちがちがいます(笑)。

そして、そうそう。

完全に妄想込みで、栗山監督がついて行かないかなあ、と思ってしまう(笑)。

(´∀`σ)σ

くふ。

あのふたりが離ればなれって、ちょっと想像がつかないから(笑)。

栗さん、大丈夫かなあ。

大谷くんはイケズで飄々としてるから、「別に」って言いそうですが。

(´∀`σ)σ

ええ、単に、腐女子のくだらない妄想ですけどね。







●最近のわたしは

こんな冊子でゆるくお勉強中です(笑)。



171109_214737sss.jpg



雑誌「サライ」の付録の、運慶の仏像カタログ。

週刊誌サイズの冊子ですが、オールカラーで解説つき。

精細な写真のうつくしさは、デジタル撮影ならではって気がします。

で、これをしげしげと見つめる(笑)。

毎日、少しずつ読む(読み直す)。

何度も繰り返してるうちに、少しは頭の中に入るかな、という気持ちで。

(* ̄¬ ̄*;)

もっとも、わたしは 「仏像ガール」 ではないし。

仏教に特別な思い入れがあるわけでもない。

(仏教の歴史などを知るのは好きですが、帰依する・・・感じはないなあ。)

でも、運慶はおもしろいね。

調べれば調べるほど興味がわいて、リアルに会ってみたくなります。











●では、

あまりに眠いので、このへんで。

またね。。。


【10/11/2017 00:10】 アート | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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