本郷猛って・・・

●わお・・・

おなつかしい。

本郷猛、これが最後の変身!?藤岡弘、主演『仮面ライダー1号』衝撃の予告編!

なんか、わお。

わお。

すげー。

それしか言えないや・・・(笑)。










おなつかしい、って言っちゃったけど。

正直、彼の仮面ライダーは覚えていません。

たぶん見ていたのだろうと思うけど、記憶はない。

年齢的にもしかすると、微妙にかすっているのかも。



では、なんで知ってるかというと、アレです。

NHK大河ドラマ「おんな太閤記」の織田信長

すごかったなー。

かっこよくて、かっこよすぎて心臓とまるかと思った(笑)。

衝撃でした。

「これ誰!?」

それではじめて、初代の仮面ライダーだと知りました。

なつかしいわ。



どうでもいいけど>>

わたしにとって

織田信長=超カッコいい!」

の連想がデフォになったのは、彼と役所広司のせいです。

つまり、大河ドラマのせいですね(笑)。

まあ、よほどのことがない限り、あれだ。

信長を演じる俳優ってのは、かっこいいのが決まりですよね。

脚本も演出も、そういうふうになってるし。

真田丸』の吉田さんだけは、ちょっと異色だったかもなあ。

吉田さん自身はきらいじゃないけど、あれはちょっと違った。

違和感が残ったのは事実。

・・・です。



藤岡弘さん、ちょうど昨日で70歳になったんだそうです。

そう、70歳!

ひょえー。

1946年生まれ。

ちなみに身長、180センチだって。

70歳にしてライダーやって、それでカッコいいってどういうことだい。

(おそらく現役ライダーと思われる)若い役者が、ひょろりとちゃらくて見てられない。

比べたら気の毒なぐらい。

役者がちがうって、こういうことか(笑)。

かがやける中年・・・いや、そろそろ高齢者の星か。

本郷猛、おそるべし。



その藤岡さん、『真田丸』では本多忠勝を熱演中です。

これがもう、絶品。

とにかくキャラにぴったりすぎて、登場するだけで笑ってしまう。

内野聖陽の演じる家康(こちらも絶妙のキャスティング)とのコンビがおかしい。

お笑い担当じゃない(はずな)のに、くすくすにやにやが止まらない。

なんなんでしょうね。

ネットでもずいぶん話題です。

http://hamusoku.com/archives/9174777.html

なんだろう。

彼の場合かならずしも 「いい役者になったなあ」 ・・・ではない、ような(汗)。

いまだにちょっとイロモノ扱いなんですが、でも、そこがいいんだろうな。

名優とは言われないかもしれないし、老成もしてない。

だけど若いひとたちにいじられるのは、悪い話じゃない気がします。

不思議に魅力的。

おもしろいお人だ。







●というわけで

とりとめのないまま、終わります。

では、またね。。。

【20/02/2016 14:16】 オペラ・演劇・映画 | Comments (0)

霙 そして『真田丸』 (追記あり)

●うひゃ・・・

ひどい。

東京都心など関東平野部でも積雪

都心6センチの積雪 交通乱れる 19日以降も強い冬型の気圧配置

みなさま大丈夫でしたか。



WS001021.jpg



WS001022.jpg



早朝。

うちのあたりはから霙(みぞれ)でした。

そして

つめたーい

南関東の平野部で「氷」という言葉を使うことはめったにないけど、今日はまさにそれ。

震えが来ました。



WS001023.jpg



寒い

というかちゃっぷい。

(((((((;´д`)))))))

都心は積で、大混乱でした。

数センチでも、東京じゃ大雪ですものね。

東京都心などで積雪 交通影響などに注意

通勤の足は乱れ・・・というか、もうめちゃくちゃ。

首都圏の駅は大混乱だったようです。

10時になっても↓これ↓だもの。



WS001024.jpg



不幸中の幸いは、センター試験が終わっていたことぐらい・・・?

ああ、でも。

今日だって、どこかで入試の人はいるよね。

大変だ・・・。

雪の影響 関東地方で93人けが

暖冬だと「大雪が降る」って言われるのは何でなの?

暖冬だと、ふだん降らない地域で大雪になるとか。

そうかあ。

ありがたくない話だ。



WS001025.jpg



雲は去りつつある・・・のか???

なんか、さっきからまた霙っぽいけど。

気温が上がってないみたいですね。

いやな感じだ。

そろそろ晴れてくれますように。







真田丸

第2回。

視聴率が、ひさびさに20%を超えたそうですね。

めでたい。

「真田丸」第2話視聴率は20・1%!初回上回り、3年ぶり大台超え

純粋に、よかったよ。

役者も脚本も、音楽もいいけど、何よりあれだ。

ドラマの根本である、ものがたり自体が面白いのだと思います。

よく知ってる、というかさんざん(ドラマで)語り尽くされた感のある戦国時代。

だけど、真田氏の視点で見るとかなり新鮮です。

主家(武田氏)を失って、さあどうする?

武田の遺臣たちは、てんでばらばらに散ってしまった。

だれにも頼らず、独りで織田や徳川と覇権を争うほどの兵力は、真田にはない。

伸るか反るか。

一族が生きるか死ぬか。

それがすべて、自分の胸ひとつで決まる。

いつ誰が裏切るかわからない。

なかなか苛烈な生涯です。

いってみれば、中小企業のサバイバル物語なんですよね。

大企業(織田とか豊臣とか徳川)のサクセス・ストーリーではない、そこがいい。

そして武田氏の滅亡に象徴されるとおり、弱者というか敗者の物語でもある。

だから新鮮だし、どうなるかわからなくてハラハラどきどき。

「(真田)昌幸は、これから先どうするの?」

その興味だけでも、しばらくは引っ張っていけるでしょうね。



大河ドラマ『真田丸』に『コナン』の高木刑事が出陣中!?

声優さん(もやってる人)だったのか。

それを知らなくて、『コナン』のHPを見に行ったわ・・・(笑)。

初回も今回も、この人はとても存在感があったよね。

顔の表情だけで、たっぷりと感情表現をして見せてた。

ふつうに、いい役者だなあと思ってました。



今回のイチオシは、お兄ちゃん(真田信之)の

「ためらうな!」

の怒号で決まり。

真田の一行が野盗に襲われ、よりによって姉がさらわれそうになる。

追いついた真田信繁が姉を奪い返し、相手に向かって刀を構えたところ。

(しつこいですが、この時この兄弟は、今でいう高校生ぐらいの年齢。)

もしかして実戦で敵を斬ったこと、なかったのかな。

15歳ぐらいだから、そうかもしれない。

相手がおびえた表情を見せていたので、迷いが生まれたのか。

息の根を止めようとして、ふと止まってしまった。

つまり、敵に隙を見せてしまった。

そこにざざっと駆け込んで来て、真一文字に相手を斬って捨てるお兄ちゃん。

「ためらうな!」

は、振り返って弟を叱責する言葉です。

いやあ、しびれた(笑)。

もともと美声のお人ですが、この台詞ひとつが超かっこよかった。

それ以外のシーンでは、あいかわらず

「あ、うん・・・」

天パっぽくて、お目々まんまる。

どうしてもコミカルなんだけどね(笑)。



そして、前回いちばん人気だった(?)武田勝頼。

平岳大(ひらたけひろ)。

慕いつづけ焦がれ続け、追いつこうとして永遠に追いつけなかった父親。

武田信玄(のまぼろし)を前にした悲痛な台詞にふと、

「いけずやね・・・」

思ってしまった。

いけずなのはもちろん、脚本の三谷幸喜ですよ。

平岳大さんがそれをやると、どうしたって平幹二朗の顔が浮かぶでしょう?

その連想は避けようがない。

偉大な、偉大すぎる父親。

その影を追いかけ続ける息子。

武田信玄ー勝頼。

平幹二朗ー岳大。

ねえ。

リンクさせるなってほうが無理だ。

おまけに、勝頼最期のシーン。

幻影のようにぬっと現れる、甲冑姿の父親。

あれはなんとも、『ハムレット』の有名なシーンを彷彿とさせます。

戯曲『ハムレット』。

ご存知でしょうか。

亡霊となった父親が、(ファザコンの)ハムレットの前に姿をあらわす場面があるの。

ハムレットといえば、もちろん平幹二朗の当たり役です。

代表作といってもいいぐらい。

こういうこと全部、どうしても連想しちゃうからなあ。

平岳大さん、よくこの役をやったなあと思ってしまう。

え、深読みしすぎ・・・?

いや多分、そんなことないと思う。

けど。

うう。



追記。

(1月19日 4:30)

書くまでもないから書きませんでしたが、


①堺雅人。

子供・・・というか少年っぽさを感じさせる演技、ホントすごいよね。

あれで42歳とか。

びっくり。

細かいところだけど、敵に襲われて危機一髪!

ってところで、お父さんが助けに来ますよね。

(ここはなんつうか、正義のヒーローの登場シーンのようにカッコいい。)

「父上!」

ほっとして馬上の父に駆け寄るシーンで、彼は抜いた刀を持ってるんですよ。

その瞬間まで敵と戦っていましたから、あたりまえなんですが。

で、父親の傍に立つとき。

その刀をぐっと後ろ手に回して、身体の脇(背中)に引きつけている。

身内に刃を向けない、という意味の仕草かな。

細かいところだけど、演出にこだわりを感じました。


②お父さん。

真田昌幸を演じる草刈正雄が陰の(陰?)スターなのはまちがいない。

断然、おもしろいもの。

ひょうひょうと大胆不敵に、豪快に、かつ知的に。

真田家の当主を怪演してると思います。

したたかなところ、懐の深いところ。

家族への愛情。

ユーモラスに見せつつ、ときに不安や迷いの表情も覗かせる。

なんだろう、たまらなく魅力的です。

(つぶやく声が小さくて、たまに聞き取りにくいのが困るけど。)

この人がこんなにいい役者だったなんて、といったら失礼ですよね。

わかってるんですけど、この縦横無尽さ。

スケールの大きさが頼もしい。

今回のラストシーン。

俺は決めた、と口にして不敵ににやり。

にんまり、かな。

いいねえ。

たまりませんでした(笑)。

先日ちょっとした機会があって、ドラマ『真田太平記』を見たんですよ。

ええ、NHKが制作したあの名作です。

伝説の、(大河じゃないけど)幻の大河ドラマみたいに言われてますね。

原作はもちろん、池波正太郎

真田幸村を演じる草刈正雄、若いわかい。

どシリアスで、超イケメン。

「なるほど・・・」

この下地を踏まえての、今の昌幸像なのか。

かつて子の役を演じた俳優さんが、長じてその父親の役をやる。

歌舞伎ならあたりまえの話ですが、たしかに、一般的には珍しいのかも。

昌幸劇場は、これからもしばらく続きます。

大河ドラマ的にはおそらく、夏ぐらいまではそうじゃない?

彼がぐいぐい引っ張ってくれるものと、期待してます。








●というわけで

では、またね。。。


【19/01/2016 04:51】 オペラ・演劇・映画 | Comments (0)

『真田丸』 第一回 (追記あり)

☆追記はいちばん↓下↓です☆




●さて・・・

幸運にも、なんとか見られました。

たまたまですが、ちょっと嬉しい。

NHK大河ドラマ 『真田丸』 の初回。



※以下ネタバレあり。



第一印象は、

「おお、なかなかいいじゃん!」

でした。

ごく素直に、おもしろかったよ。

真田信繁(のちの幸村)を演じる堺雅人が、なんかかわいい。

天衣無縫の天才設定、みたいですね。

お兄ちゃん役の大泉洋、かなーりがんばってる。

こちらは生真面目な秀才くん設定、といったところ。

ふたりの父親であり、一代の豪傑ともいうべき真田昌幸(草刈正雄)が、わお。

なんといってもかっこええ。

美味しいところ、ことごとく攫って行きました。

草刈正雄って、ちょっと声が軽いんですよね。

わたしは彼をおもに 「美の壺」 の案内役として見慣れてたから、余計にそう思ってた。

※「美の壺」はNHKの優良な美術番組です。

でも、昌幸は実にはまってるなあ。

型破りの武将の計り知れなさ、十分に体現してると思いました。



今回のヒーローはしかし、圧倒的に平岳大(ひらたけひろ)でしょう。

武田家の当主、武田勝頼の役。

小鳥さんの解説によれば、従来の勝頼は 「バカ殿」 的に描かれることが多いそうな。

そりゃまあ、しょうがないだろうなあ。

父親の武田信玄と比べられてしまうと、どうしても分が悪いよね。

信玄の死後、武田家がもろくも滅亡してしまったのは事実だからなあ。

でも「真田丸」の勝頼は、ちょっと違いました。

ひとことでいうと、考える(けど決められない)勝頼。

滅びが近いことを本能的に悟りながら、武田の栄光に殉じることを選んだ悲劇の後継者。

そんな感じ。

ちょっとかっこよすぎるかな?

信玄のようなスケールの武将ではない。

それは否定できないし、本人もそれを自覚している。

重臣たちの矛盾するアドバイスに迷い、家臣の離反に揺れ、最終的には名誉(の破滅)を選ぶ。

岩にしがみついてでも絶対に生き延びてやる、という強烈な生命力はない。

なりふり構わずサバイバルを選ぶことが、最終的にはできなかった。

それは彼の弱さでもあるけど、なんだろう。

他にどうしろというんだ、って感じにも見えました。

武田家にかつての求心力がないことは、勝頼もわかっていた。

父親が築いたものが足元から瓦解していく、その感覚。

それはもう止めようもないことを、勝頼自身が痛感していたように見えました。

誰もが己(の一族)のサバイバルに必死で、主君といえども、能力不足と見なされたら見捨てられる。

敵方(織田だったり徳川だったり)に寝返るのは、そりゃ、信義にもとる行為でしょう。

だけど裏切るほうにも、大義名分はある。

そこをなまじ(心情的に)理解しちゃうところが、この勝頼の弱さなのかな。

人の良さ、というか。

いい人には、戦国時代を生き残れない。

それを表現したかったのかな、と思わないでもない。

平岳大、いい役者になったなあ。

ほどよくお父さんに似ていて、でももっとノーブルで和風な感じ。

風貌だけでいうなら、是非このひとの織田信長を見てみたいね。

あと1回か2回で出番が終わってしまうなんて、もったいない。



そんなわけで、「真田丸」。

すべり出しはスムーズだったと思います。

いかにも三谷節というか、ちょっと軽めの会話があるっちゃある。

※ご存知とは思いますが、脚本の三谷幸喜(みたにこうき)のことね。

それは想定内なので、別になんとも思わん。

むしろ、

「三谷脚本のわりには、がんばって重厚感を出してるなあ」

という印象でした。

まず新鮮なのが、いきなり主人公(堺雅人)が登場すること。

(とくに説明はないけど、年齢設定は10代後半くらいだと思う。)

大河ドラマって、ほら。

オーソドックスに、主人公の誕生から描くケースが多いですよね。

時代背景や家庭の状況を描くために、最初は両親の描写。

ついで、主人公が誕生。

初回から数週間の間は、子役が主役をつとめる。

―――そんなパターンが多かった気がするけど、どうなんだろう。

最近の大河ドラマはあまり真剣に見ていないので、古い話だったらごめん(笑)。

子役が人気になったり、することもあるけど。

主演の役者が何週間も出て来ないってのは、やっぱりドラマとしてマイナスでしょうね。

(昔はものすごく視聴率が良かったから、主役の出し惜しみも出来たのかも?)

そういう意味で、いきなり堺雅人。

よかったと思います。

しかも、なんか可愛い(笑)。

イントロらしいイントロ=背景や人物の説明もまったくなく、いきなり話が展開し始めたので、

「え? あれ? これ、第一回なんだよね?」

って、逆に戸惑った視聴者もいるかもしれない。

テンポが早くて、わたしはいいと思ったけど。



この調子で、行くといいですね。

真田ファミリーの描きかたにはちょっと気になる点もあるけど、まだ決めつけるのは早い。

・・・と思いたい。

群雄たちは、だいたいイメージ通りの配役です。

武田勝頼に平岳大。

上杉景勝に遠藤憲一。

北条氏政に高嶋政伸。

徳川家康に内野聖陽(今回の目玉キャスティングのような気がする)。

滝川一益に段田安則。

みんな納得できるというか、いい感じだと思う。

織田信長の吉田鋼太郎だけは、よくわからないや・・・(笑)。

最晩年なのでこの人でもいいのかな、とは思う。

(「真田丸」初回の設定=天正10年2月というのは、信長の死のほんの数か月前にあたる。)

思うんだけど、信長のイメージかって言われると、なんかねー。

どうも違うような気がしてしまう。

微妙なコレジャナイ感。

たぶん、わたしの信長の脳内イメージがすごすぎるんだろうな。

思い入れが強いだけ、かもしれない。

別に吉田さんに恨みがあるわけじゃない。

次回以降、彼の芝居にいい意味で裏切られることを祈ります。



それにしても、贅沢な配役ですよね。

大河ドラマ常連の顔ぶれから、今いろいろと話題の役者さんまで。

NHKがキャスティングに本気を出すとこうなるのね、って思うわ。

三谷幸喜の意向って、どのくらい反映されてるんだろう。

そこも気になります。







●というわけで

ひとまず感想でした。

では、またね。。。










☆追記☆

言い忘れたけど、音楽。

すごくよかったよ。

服部隆之なので、いいのは当然でしょう。

「世襲かよ!」

と思っちゃうぐらい珍しい、作曲家ファミリーの三代目。

(お父さん=服部克久もお祖父ちゃん=服部良一も、文句なしの天才作曲家である。)

ま、ボンボンですわね。

だけど実際あふれるほどの才能があるから、誰も何も言わない。

つか、評価は高い。

最近だと、『半沢直樹』の音楽も服部さんですね。

https://youtu.be/o3k-yf5RhlU

この曲、好きだったなあ。



で、ヴァイオリンですよ。

ソロの緊迫感あふれる旋律が、とても印象的。

ちょっと渋くて通好みの、実にいい音だ。

三浦文彰という演奏家を初めて知りましたが、どうもスゴイ人らしい。

徳永二男さんのお弟子さんだそうです。

なるほろ。



以上、おまけの感想でした。

(14:27)



【11/01/2016 00:44】 オペラ・演劇・映画 | Comments (0)

もし自分だったら・・・

●ふええ

さっむいですねー。

朝晩ホント冷える。

なんかまだ師走のくせに、こんな本気にならなくてもいいのに。

ぐう。


拍手コメントやメール、ありがとうございます。

お返事できてなくってごめんなさい。


ようやく、というか久しぶりにブログのトップ画像を変更しました。

いちおうは今年のモミジです。

今年は残念ながら、ロクな紅葉に出会えていません。

あまり撮りに行ってない・・・だけが理由じゃない、と思う。

「秋の(紅葉)シーズンなのに、カエデが赤く色づいていない」

って記事を、そういえばちょっと前に読みました。

晩夏から初冬までの気候が不順で、それで木々のようすがおかしいらしい。

急に冷え込んだ後にふたたび気温が上がって、ちょっと変だったものね。







●昨日の

映画ね。

海難1890』という、もとはふたつの実話の映画化。

http://www.kainan1890.jp/

トレイラー(予告編)を見てしみじみ思ったのは、

「今の自分たちにこれができるのか?」

ということ。

なんかね、妙に考えてしまって寝れなかった(苦笑)。

日本の話も、トルコの話もどちらも。


外国の船が沿岸で難破して、大勢の死傷者が出た。

近くの村の人たちは一生懸命、救助と看護に尽力した。

そこまでなら今でも、どこでも起きる(できる)話かもしれない。

十分に凄いことだけど、普遍的な美談でもあると思う。

でもこの村の人たちは嵐の夜、命がけで人命救助に当たっている。

それだけじゃない。

自分たちも豊かではなく、食料も足りない状況だったにもかかわらず、

「非常用にギリギリガマンしてとっておいた」

という鶏までも、負傷した外国人たちのために供出している。

通常の善意の域をはるかに超えた献身、とでもいえばいいのか。

しかも見返りも求めず、後日「お返しを」という申し出があったのを断っているらしい。

それだけのことが、自分にできるのか。

今の日本で起き得るのか。

簡単に答えが出ないように思うのは、悲観的にすぎるでしょうか。


そして、その海難事故の95年後。

イラン・イラク戦争のさなか、テヘランに取り残された邦人が数百名。

停戦協定を破棄したサダム・フセインが、

「48時間後に、イラン上空を飛行する航空機はすべて撃ち落とす」

と、一方的な無差別攻撃宣言。

大パニックの中、欧米各国はただちに民間機の派遣を手配して自国民の救出に乗り出す。

が、日本は何もしない。

できないんだと。

(このあたりは自身の記憶にもある。うっすらと、なのですが。)

「日本だけ、自国民を助けるための飛行機を飛ばさない」

という絶望的な状況で、トルコが助けてくれるんですよね。

民間機を一機、追加で飛ばす。

あと数時間も残っていない状況で、トルコ人パイロットが危険を省みず志願して搭乗する。

空港にまだ自国民が残されているのに、日本人を優先的に乗せる。

「95年前の恩返しだ」

というけど、ここでもふと考えてしまう。

自分がトルコ政府の立場にあったとして、こんな決断ができるのか。

(=自国民の命を危険にさらして他国民を助けよ、という命令を下すことね。)

自分が空港で今か今かと救出の飛行機を待つひとりだったとして、

「ごめん、外国人を先に助けるわ」

と自国のパイロットに言われて、素直に納得して席を譲れるものか。

自分や家族が死ぬかもしれないのに?

そう考えるのは、自分が卑小にして利己的だからなのか。

人道とか、大義とか。

自己犠牲とか、正義とか。

せめぎ合う価値観の中で、極限状況の下、ただしい判断ができるものか。

というより、なにが正しい判断なのか。

それを選びとる自信はないなあ、などと考えてしまいました。







●もしかしたら

これほど凄い和解案件というのを、初めて見たかもしれない。

亡き娘に「ここまできたよ、と言いたい」遺族が涙、ワタミ過労自殺訴訟の和解成立

和解というと、どこかネガティブに捉える人がいますよね。

現実的な妥協。

落としどころ。

そうとわかってはいても、勝訴が見込まれる場合は特に、和解に応じる決断は難しい。

強制執行できる「判決」がほしい、という気持ち。

それは当然わかるから。

和解=弱腰とか、和解=敵との談合、みたいに感じる人も中にはいるしね。

でも、この和解案はすごいですよ。

1億3000万円を超える損害賠償という金額自体、破格だと思うし。

被告代表者の公的な謝罪とか。

和解案と謝罪文を被告の公式サイトに掲載する義務とか。

これからの従業員を守るための労使協定とか。

要するに、原告のほぼ全面勝利です。

こんなすごい和解、見たことない。

(損害賠償案件における)裁判所の判決って、究極的にいうと、「金で解決する」だけなんですよね。

AはBに○○円を支払え、って。

基本的に、そういう命令しかできない。

遺族に謝れとか、労働環境を改善しろとか、そういうことは言えないのです。

だから、この和解はものすごく意義がある。

原告の実現したいことを成し遂げるには和解しかなかった、といってもいい。

ひるがえって、被告の立場で考えてみると、

「よくこんな和解案を受け入れたなあ」

というのが正直な感想です。

※客観的な視点で見るとね(べつに被告企業に肩入れしてるわけじゃないよ)。

ブラック企業、という言葉が世の中に出回って久しい。

特にこの会社は、つねにその代表格に挙げられて来ました。

(非正規雇用が多いこともあって、飲食業はそもそもブラック色のつよい業界ですけどね。)

少しでもネットを見る人なら、ワタミがどれだけ厳しい批判にさらされているかはご存知でしょう。

そのせいなのかどうか、業績の低迷も深刻です。


おそらくですが、今回の和解案。

それを受け入れた背景には、経営判断の重要な転回があったのだろうと推察します。

これまでは、ブラック企業だという批判に真っ向から対決しようとしていた。

この訴訟に関しても、

「過酷な労働をしいていたことなど、とても認めるわけにはいかない」

という姿勢で対応していたのだろうと思います。

でも、そういう強硬姿勢がよけいに批判を浴び、よけいに客離れを引き起こした。

というより、この訴訟の継続自体が、ブラック企業の証拠のように見なされている。

「うちに落ち度はなかった」

と強弁し続けるよりも、潔く過ちを認めたほうがいいのではないか。

「たしかに悪かった。反省している」

と過去の過ちをみとめ、被告に深く詫び、

「これを教訓に今は労働環境を改善した。このような問題はもう起こらない」

と過去との決別をはかるほうが、会社にとって得策ではないか。

なにより、係争中の労働案件をなくす(終わらせる)のが先決ではないか。

・・・そういう発想に、切り替えたのだろうと想像します。

いわば、そこまで追い詰められたといってもいい。

ブラック批判が笑えないレベルまで業績を圧迫している、という現状認識。

それがようやく出来た、ということなのかも。

さて、これで彼らのイメージは改善するのか。

業績の回復にむけて舵を切ることができるのか。

今のところ、それは未知数ですね。







●では、

またね。。。


【08/12/2015 22:40】 オペラ・演劇・映画 | Comments (0)

しみじみと感じる

●今日は

炒飯をつくった。

いや、日本風(というか昭和風?)に 「焼き飯」 というべきかも(笑)。

タマネギとニンジンとピーマンをこまかーく刻んで。

トントン、トントントントン・・・・

※みじん切りは未だに苦手である。

手順としては超!基本だし、なにも変わったことはしてない。

その他の食材はテキトーに卵とか、お肉のカケラとか。

(お肉=理想は豚ひき肉か、美味しいソーセージか、前夜の鶏のから揚げの残り。理想はね。)

ほぼ解凍した冷凍ごはんを、さくさくとバターで炒めて。

シャー、ジュウジュウ。

最後に醤油をたらーり。

・・・まあ、ごくふつうのやりかたです。

出来上がりも、実にふつう(笑)。

でも、なんか思ったのですよ。

「きのう何食べた?」のシロさんが、おでんの準備をしながら、

「おでんってちゃんとした料理だよなあ」

と、しみじみ呟くシーンがあります。

それと同じような気持ちに、焼き飯をつくりながらなりました(笑)。

たかがチャーハン、されどチャーハン。

ごちそうでも何でもなく、特別なご飯のつもりもない。

だけど昔ながらのつくりかたをしようとすると、案外めんどくさい!(笑)

「冷凍のミックスベジタブルもあるんだけど・・・」

在庫もあったんですけど、ねー。

そのほうがずっと簡単キレイ、かもしれないけどねー。

どういうわけか、変なやる気を出してしまった。

地道な包丁しごと。

えらくしんどかった。

アホか(笑)。

「ちょっと野菜を刻んだぐらいで威張るなよ・・・」

といわれたら、立つ瀬もありませんが(汗)。

子供のころは、母親がよくつくってくれてたよなあ。

休日のお昼か、いやむしろ、夕食前のスナック扱いだったかも・・・(汗)。

10代の超☆食欲魔人だったころ。

(むろんわたしと、ふたつ年下の弟のことです。)

母がおそらく四六時中、ティーンエイジャーの果てしない食欲と戦っていた頃です(笑)。

野菜をトントン大量に刻んで、卵を多めの油を引いた中華鍋に落として。

黙々とつくってくれてたけど、大変だったろうなあ。

今になっておもうと、ほんとうにありがたい。

やりかたを教わって、いちおう自分でもつくれはしたけど、

「お母さんがつくったチャーハンのほうが美味しい!」

もうね、まるっきり敵いません(笑)。

あのころはまだ、傍若無人に親に甘えておりました。

それが当然だと思ってました。

今になってみると、ありがたいやら申し訳ないやら。

本当に、いろいろと敵いません。



あれ、脱線してますね(汗)。

ちなみに、ちゃーはん。

本当はデミグラソースのハンバーグと合わせる予定でした。

ハンバーグと炒飯。

・・・いかにも王道ふう、子供のころのごちそうっぽいから。

ですが残念ながら、実現せず。

食材の宅配便が、来るのがやけに遅れてね・・・(笑)。

予定が狂ってしまった。

あまりご飯の時間をずらすわけにいかないので、急遽べつの惣菜で間に合わせました。

うむむ。

無念。







●なるほど

暑がり寒がりって、科学できるのか。

おもしろい。

寒さに強い人と弱い人の違いとは

暑さ寒さに強い人と弱い人の差をつくる要因

きっちり根拠があるなら、改善できるってことだよなあ。

ほお。







●話題の映画

もとの話はたまたま知っていました。

が、こうやって映像で見ると全然ちがう。

迫力がちがう。

このひねくれたオバチャンが、予告編の映像だけで涙ぽろぽろ。

泣いたわ・・・(汗)。

なんかもう、涙腺が崩壊し放題。

というわけで、(涙もろい人は)閲覧注意、かも。







公式サイト>> http://www.kainan1890.jp/

こんなに見に行きたいと思った映画は久しぶり。

が、きっと泣くよなあ。

うるうるしっぱなしだろうなあ。

そう思うと、ちょい辛くもあります(苦笑)。







●では、

またね。。。


【07/12/2015 03:30】 オペラ・演劇・映画 | Comments (0)

複雑怪奇な日本語

●これはちょっと

気になります。

チャップリン名作を舞台に 石丸幹二さん

・・・49歳、なのか。

なんかちょっと愕然。

石丸くん(となぜか昔から呼んでいる)は、デビューの頃から知ってるからなあ。

(両親が劇団四季のファンで、年に何度も劇場に連れて行かれたので。)

「へえ、この人すごく歌うまいね!」

(あたりまえ!)

から出発して、どんだけ芝居を見たことか。

長いこと舞台を見てるせいか、オッサンになったのを認識しにくいのかも(笑)。

認めたくないだけ・・・?

ミュージカルの(声楽の)大スターにとどまらず、芝居もダンスも、なんでもやるのがスゴイ。

いつの間にか舞台を飛び出して、フツーのTVドラマにも時代劇にも出演するし。

大したものです。

ちょんまげ姿を初めて見たときは、ちょっと驚いたけど(笑)。

「半沢直樹」の例の支店長役で “ブレイクした” とか記事に書かれると、モヤモヤしますね。

おいおい、何を言ってるんだ。

もの知らずにも程があろう。

彼はそのずっとずっと前から、十分にスターだったじゃないか!

―――って言いたくなる(笑)。

しかし、「ライムライト」かあ。

世界初の舞台化というのは意外ですね。

見てみたいと切実に思います。







●ひゃあ

これは読めないよ~(汗)。

難読、なんてもんじゃないですね。

これは読めないと思う関西の駅ランキング

以下、抜き出してみました。


01. 畝傍
02. 朝来
03. 芳養
04. 西院
05. 売布神社
06. 櫟本
07. 石原
08. 穴太
09. 学文路
10. 六十谷
11. 京終
12. 餘部
13. 柴島
14. 平城山
15. 喜連瓜破
16. 祝園
16. 忍海
18. 和邇
18. 河堀口
20. 苅藻


※解答はこの記事の下のほうに。


いくつ読めたか・・・?

えっとね、正直にいうと半分も読めません(汗)。

日本史、特に古代史の知識があれば読めるかな、と思うものがいくつか。

「畝傍」や「和邇」なんて、その典型ですね。

「平城山」は、たしかに読める。

読めますが、時と場合によって「へいじょう」も「へいぜい」もあるじゃない?

どれも正しいわけで、その中のどれが

“実際に駅名として使用されているか”

は、知らなきゃわかりませんよね。

(もっとも「へいぜい」読みは、桓武天皇の嫡男の平城天皇のケースしかない。だから地名/駅名にはなってないだろうな、という想像はできる。・・・いちおう。)

「京終」や「喜連瓜破」は、難読地名の定番?なのでわかる(笑)。

この手のランキングの常連なので、いつの間にか覚えてしまったという感じです。

「餘部」や「苅藻」あたりは、言われてみれば納得できます。

読み、ほとんど字のまんまだから。

あくまで、「言われてみれば」なんですけどね(笑)。

それ以外については、わからん!

ヾ(# ` ε ´#)ノ

・・・としか、言いようがありません。

なんでそうなるの、という驚きしかない(笑)。



以下、解答です。



01. 畝傍 うねび
02. 朝来 あっそ
03. 芳養 はや
04. 西院 ざい
05. 売布神社 めふじんじゃ
06. 櫟本 いちのもと
07. 石原 いさ
08. 穴太 あのお
09. 学文路 かむろ
10. 六十谷 むそた
11. 京終 きょうばて
12. 餘部 あまるべ
13. 柴島 くにしま
14. 平城山 ならやま
15. 喜連瓜破 きれうりわり
16. 祝園 ほうその
16. 忍海 おしみ
18. 和邇 わに
18. 河堀口 こぼれぐち
20. 苅藻 かるも


地名ってむずかしい。

なが~い歴史のある土地だけに、よけいに難しいのかもしれません。



おまけ>>

関西ほどじゃないけど、関東にも難読地名は多い。

順不同にいくつかピックアップしてみます。

駅名とは限らないので、マイナーなものも含まれるかも。


○女方
○月出里
○茨城  ※いばらき、ではない
○小浮気
○汗  ※あせ、ではない
○五十部町
○道祖土
○本動堂
○魚尾
○邑楽
○狸塚
○御稜威ケ原
○利田
○屈巣
○毛呂
○北風原
○三ヶ月
○安食卜杭
○麻布狸穴町
○福生


・・・しまった。

神奈川県に至るまえに、もう20個になってしまった(笑)。

地元・神奈川のヘンな地名は、また別の機会に。


都内の地名は、アレですね。

日暮里(にっぽり)とか、雑司ヶ谷(ぞうしがや)とか、石神井(しゃくじい)とか。

言われてみれば難読なのでしょうが、さすがに見慣れているせいか、

「あれ、それ読めないの?」

なんて思ってしまいがち。

目が慣れていると、客観的に見るのはむずかしいですね。



関東編の解答は、以下のとおり。



○女方 おざかた
○月出里 すだち
○茨城  ばらき
○小浮気 こぶけ
○汗 ふざかし
○五十部町 よべちょう
○道祖土 さやど
○本動堂 もとゆるぎどう
○魚尾 よのお
○邑楽 おうら
○狸塚 むじなづか
○御稜威ケ原 みいずがはら
○利田 かがだ
○屈巣 くす
○毛呂 もろ
○北風原 ならいはら
○三ヶ月 みこぜ
○安食卜杭 あじきぼっくい
○麻布狸穴町 あざぶまみあなちょう
○福生 ふっさ


・・・むずかしすぎる、よね(笑)。







●では、

またね。。。


【05/07/2015 01:32】 オペラ・演劇・映画 | Comments (0)

歴史とか、ドラマとか

●たくさんの

拍手やコメントありがとうございます。

霧胡さんネタ、やばいですよね(汗)。

終わらない終わらない。

もう、いい加減にしなくちゃ・・・!






●観てない

ドラマなんですよね(汗)。

だからあくまで、外野の繰り言にすぎません。

気になってしまう、というか嘆息せずにはいられないので。


惨敗中『花燃ゆ』 まるで少女漫画

「マイナーすぎる」「恋愛ドラマかと」・・・ NHK大河「花燃ゆ」さらに視聴率ダウン

NHK大河ドラマ『花燃ゆ』に日本語学者がツッコミ「幕末の書物にパソコンの明朝体フォント?」


初回(16.7%)もひどかったけど、2回目の視聴率。

13.4%と散々だったそうです。

正直、驚かないや・・・(汗)。

役者さんたちの評判は悪くないのに、ほんとうに気の毒に思います。


NHK大河ドラマのオファーが来るって、やっぱりスゴイことですよね?

仮にそれが「大丈夫なのかコレ」な企画だったとしても、そう簡単には断れないだろうと思います。

本来なら、ものすごくいいお仕事のはずだものね。


この間も書いたけど、ホント。

この『花燃ゆ』ぐらい、

“二年前に企画が発表された瞬間から、とても成功するとは思えなかったプロジェクト”

ってなかったように思います。

その時点ではおそらく、初回の脚本すら書かれてなかっただろうけど、

「吉田松陰の妹・・・?」

と聞いただけで、

「ダメだこりゃ」
「どうでもいいや」

とスイッチOFFしてしまった人、結構いたと思います。

一度も見ることなく、見るのをやめた人。

わたしも数人知ってますが、大河のコア視聴層(高齢者)には少なくないんじゃないかしら。

それはつまり、企画のミス。

初動でつまづいたってことでしょう。


そのうえ、 「幕末男子の育て方」 だもんねえ。

ヒドイ。

申し訳ないけど、大河ドラマ史上もっともアタマの悪いキャッチコピーだと思う(苦笑)。

わたしだけが偏屈なのか?

予断ありありで過剰反応してるだけ?

・・・と思って見てみると(SNSなど)、やっぱり評判がよくありませんでした。

視聴者を呼び込むのが目的の番宣ポスターで、ここまで反感を買うのも珍しい。


『八重の桜』ですら、正直なところビミョーでした。

でもあれは震災後の復興支援の一環として、そこそこ意義のあるチョイスだったはず。

「八重? 誰それ?」

と思った人だって、説明されれば納得したでしょう。

知名度の低さでは、今回のヒロインはダントツだろうなあ。


歴史上の有名人の妹。

―――ということなら、『江』(ごう)がまさにそうですね。

「史実まるで無視のファンタジー大河」だと酷評された、アレです。

お江の方(おごうのかた)って>>

母親が戦国時代を代表する美人で悲劇の人で、父親がまた悲劇の武将。

伯父が超がつく戦国のスーパースターで、姉が天下統一を成し遂げた天才武将の寵姫。

夫が権現様の跡取り息子(二代将軍)で、息子が三代将軍。

さしずめ、綺羅星のごときオールスターキャストですよね。

これだけ歴史上の有名人に囲まれていても、じゃあ彼女自身は・・・?

何をやったのかということになると、やっぱり答えに困ります。

戦国時代の女性だものね。

落城から逃げて、落城から逃げて、結婚して、結婚して、結婚して、子供を産んだ。

・・・それがお江の方です。

昔ながらの大河ドラマなら、うまく料理できたと思います。

数奇な運命に翻弄されたお江の人生をたどるかたちで、フツーに戦国時代を描けばいいのだから。

絶対に、おもしろいドラマになったはずなのになあ。

当事者なんだけど、歴史の流れの傍観者。

それがお江のポジションでした。

それが事実だし、それで十分よかったのにね。

それが大河ドラマ『江』では、おかしなことになった(笑)。

現代の価値観であるフェミニズムや男女平等、職業選択の自由や厭戦思想。

それをヘタに盛り込んで、「史実軽視」だとひどく批判されました。

いや、批判よりも、視聴者が見放したほうがNHKには痛かったかも。

そこから、何も学ばなかったのか・・・(汗)。


そして、今。

吉田松陰の妹って言われてもなあ。

「(無名のヒロインのほうが)史実に縛られずに、自由に描ける」

と言われれば言われるほど、心が冷えていくわ(笑)。

少女マンガみたいにキラキラしたヒロイン・・・?

恋愛を丁寧に描くライト感覚時代劇・・・?

ホントかしら。

現代風の軽い味つけの大河ドラマを、誰が望んでいるのか。

イケメン大量投入に魅かれる人も、そりゃいるでしょう。

今まで大河ドラマを敬遠していた若い世代(20~30代)、特に女性視聴者ね。

そういう人たちを呼び込む効果がない、とは思いません。

でも、その代償は?

それが固定ファン層(50代~)の大量流出なら、元も子もない。

数字のプラスマイナスだけで論じるなら、マイナスのほうが大きいと思うけどなあ。

NHKはそれを承知で、あえて視聴者層の若返りを狙っている・・・?

それならまあ、一応の理屈は通ります。

(ネットでは、安倍総理のいう「女性が輝く社会」を大河で描いて政権におもねっているとか、会津のヒロインを取り上げた後は長州でバランスを取るとか、それ自体が総理の地元だし・・・などなど、さまざまな噂が飛び交っています。真偽のほどは不明ですが、大河ドラマの主題がどう決まるのかは知りたいですね。)


今後、『花燃ゆ』はどうなるのか。

テコ入れがあるのかないのか、方向転換が起こるのか。

いろいろと、今後も気になると思います(笑)。


ところで>>

なぜ?「軍師官兵衛」平凡から高満足へ 光った岡田准一の演技

岡田准一、アカデミー賞を辞退せず受賞

官兵衛は、よかったと思います。

後半チラチラと見てたけど、基本的に大河らしい大河だという気がしました。

主人公補正はキツめだったけど、大河ドラマの主役ならしょうがない(笑)。

岡田くんはまっとうに時代劇ができる貴重なアイドル(?)なので、今後もがんばってほしいですね。


というわけで>>

素敵女子ががんばる!キラキラ☆大河ドラマは要りません。

幕末~明治維新も飽きました。

なんか多すぎて、もうお腹いっぱい。

もうちょっとこう、新鮮に思える人物を取り上げられないものですかね・・・?

そして、視聴者が求めているのは時代劇だ。

イマドキの価値観なんか不要です。

本格的な、まじめにつくった時代劇。

それがNHK大河ドラマの金看板であるべきじゃないかしら。

このところ不評の作品が多いけど、それでも大河はブランドでしょう。

何十年もかけて築き上げてきたブランド。

それを自ら打っ棄るような真似は、やめてほしいと思います。






●本日の

大ニュースはこれ。

大規模な石敷き遺構を発見 舒明天皇墓か

古代史好きには、たまらないですね(笑)。

こういう発見があるたびに、古代史の「常識」もどんどん変わっていく。

歴史ってライブの学問だなあ、としみじみ思います。

しかし、舒明(じょめい)天皇かあ。

案外と印象の薄い天皇のように思います。

(奥さんがのちの皇極・斉明天皇で、彼女のほうが知名度が高いかも?)

日出処の天子』を知ってる方なら、押坂彦人皇子の息子、といえばおわかりでしょうか。

推古天皇の死後。

かの山背大兄皇子(やましろのおおえのおうじ)との皇位継承争いに勝って、即位した天皇です。

山背大兄皇子といえば、言わずと知れた厩戸皇子(聖徳太子)の息子で、用明天皇の孫。

舒明天皇は、敏達天皇の孫。

要するに次の天皇の座をめぐって、用明天皇系と敏達天皇系が争ったってことね。

ときの権力者=蘇我蝦夷(そがのえみし)は、舒明天皇のバックについた。

山背大兄皇子の一族は敗れ去り、やがて非業の死を遂げる。

―――というくだりは有名です。

日出処の天子』ファンはもちろん、蘇我蝦夷がなぜ山背大兄皇子に冷たく、彼の即位を望まなかったのかをご存知でしょう。

あれはもちろん、フィクションです。

だけど、ああいうタブーを盛り込んで、歴史のつじつまを合わせてしまう想像力ってスゴイ。

鬼才の面目躍如ってことでしょうか。

・・・と書いてたら、読み返したくなりました(笑)。






●それでは、

またね。。。


【16/01/2015 03:33】 オペラ・演劇・映画 | Comments (0)
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藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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