某様によれば、香藤くんのイタリア名は「ヨウジ・クラウディオ・カトー」で、岩城さんの名前は「エレナ・キョウスケ・イワキ」なんだそうです。岩城さんの場合、ファーストネームが姫なんですって(爆)。
と、いきなり飛ばしてますが。
『Cosi Fan Tutte』(ご存知だと思いますが、モーツァルトの名作オペラでございます)、相変わらず迷走を続けております。第三章を終えた時点で、海賊の首領・クラウディオ香藤くんと岩城エレナ姫が、ようやくちょっと近づいたところ。いや、やることやってるんですけどね・・・でもそれはほら、ファンサービスっていうかキリリクっていうか(笑)。
いつになったら、いちゃいちゃらぶらぶ砂吐きご夫婦が復活するのか、自分でも見当がつきません(笑)。ちゃんと細かいプロット立てて書き始めたはずなのに・・・(遠い目)。(ちなみによく聞かれますが、このお話はわたしの完全なオリジナルです。)
わたしが海賊・香藤くんにうっかり夢中になってるせいで、ちょっと放置プレイの続いている黒川さんと保坂さん(苦笑)。いい加減なんとか、本懐を遂げさせてあげないと、苦労の人・條一郎があまりにもかわいそうですよね。(でもわたし、このカップルに関してはけっこう意地悪です。あはは!)
クラウディオさまとエレナ姫のすれ違い気味の恋物語に関しては。・・・お気づきになった方もあるかと思いますが、少々ヤバイ方向に走ってるような気がします。
やばいっていうか・・・ほんのちょっとだけSM嗜好?
自分ではまったく意図してなかったのですが(ホントだってば!)。クラウディオさまってけっこう乱暴です。いや、強引・手荒って程度ならまだしも(いいのか?)、しっかり乳首責めに、言葉責め。おまけに、わざとではないけど、岩城さんの大事な大事なパラダイス(←こういう表現って?)を傷つけてしまいました。(あそこを怪我するとどうなるか、なんて、乙女は考えてはいけません。)
・・・案外、鬼畜?? 香藤くんがそんなわけ、ないのに~・・・と、小説を読み返してひそかにドキドキしました(ばか)。(ちなみにわたしはキチクではありません、ええ、断じて!)
(もっともわたしは、原作にヒントのないことは書きません。原作者の意図している世界観、原作の精神・・・を無視したら、それはもう二次創作ではないと思ってますから。岩城さんを傷つける香藤くんも、岩城さんに自分の激しい感情を一方的に押しつける香藤くんも・・・ね、たしかにかつて存在したでしょう?)
本当のところ。
わたしは岩城さんは真性ネコ、それもかなりM寄りだと思ってますので(笑)、『Cosi Fan Tutte』の展開はさほどびっくり!ではないんです。春抱きご夫婦の場合、香藤くんにまったくSの気がないから、そっち方面に転がっていかないだけだと。
・・・Mってのはなかなか捕らえにくいっていうか、案外ファジーな概念です(笑)。岩城さんについて言えば、それは「香藤に虐められたい」衝動ではなくて、「香藤になら何をされてもいい(何をされても感じちゃう)」っていう、非常にオトメな感性だと思ってます。一途な恋心のなせるワザです(だからね、やっぱり春抱きは愛なのよ♪)。
そんなあやうい嗜好を抱えた(本人は無自覚でしょうけど)岩城さんが、ちょっとばかり「好きな子をいじめたい」衝動のあるクラウディオさまに、出会ってしまったものだから。・・・ね? ヤバイんだ、これ・・・。
いまや幻となってしまった小野塚くんの台詞、「さあ、行くとこまで行けや」・・・ってのは、この場合、危険でしょうね(苦笑)。
そんなわけで。性愛の深遠探求の旅は、まだまだ続きます。