●あらためて感謝!
えっと・・・わたしってふだんあんまり、日記のエントリーに関して、いただいたコメントやメールへの個別のお返しをしてないですが(苦笑)。
したくないとか、読んでないとか、受け取ったお言葉をありがたく思ってないとか、そういうわけではありません。そんなこと、あるわけないです。いつも本当に嬉しく、ほくほくと拝見させていただいてます。
どなたかがそうやって、この広い世界のどこかで、わたしの日記をわざわざチェックして反応してくださるのが、とっても嬉しいです(ごく稀に、悪意に満ちた、落ち込んじゃうようなメッセージも来ますけど)。いつも本当に、ありがとうございます!
今は特に、さびしい夜の(ネットレス)生活を強いられているので、余計にみなさまのご好意が身に沁みます。なんだか、5月2日のネット復帰予定も危ういのですが(爆)、今週中には、なんとかなるといいなあと・・・切実に願ってます。
●そういえば
BLの嗜好(←そう、嗜好に過ぎないとは思います)については、いろいろなご意見をいただきました。自分の言動に責任を持てるオトナの恋愛が好き・・・という嗜好に、賛同してくださる方がいらして、ホントうれしかったです♪
わたし自身はずいぶん若いころから、基本的にオトナ趣味だったので、学園ものになぜ人気があるのか・・・と点については、正直よくわかりません(理解できないっていうか)。
BLのファン世代ってけっこう低年齢化が進んでるので、中高生(小学生はできれば読まないでほしいと思うのは、わたしの願望でしょうか)にとって身近で、感情移入しやすいってのが最大の理由なのかなあ、と愚考いたします。あくまで、私見です。
また、「初恋」「幼なじみ」「転校生」といった、いわばBL定番のモチーフを使うには、やっぱり学校がいちばん都合がいいんだろうな、とも思います(笑)。あと、「生徒会」「寮生活」「保健室」「先生と生徒」ネタも、多いですよね。・・・好きじゃないって言うわりには詳しいじゃん、というツッコミはご容赦☆
・・・何がイヤって、学生が学生らしくないのがイヤなんですよ、わたし(オバサンの小言だという気もするけど)。
ありえない設定に夢を見られずに、むしろ冷めてしまう・・・のかもしれません。相手がセンセーだろうと初心な後輩だろうと、現実離れしたえっちテクで篭絡して、めろめろにしちゃう高校生とかね。・・・あるわけね~じゃん!(爆)
ライト・エンターテイメントとして、そのあり得ない設定を楽しめば、あるいは笑い飛ばせばいいんでしょうが、そうもいかないのがツライところです。(たとえば山田ユギちゃん♪の描く学生は、すごく学生らしくって微笑ましいんですけどねえ。)
・・・心が狭いのか??
●あとはね~
たぶん、「なぜ男性同士の恋愛なのか」という、ある程度の必然性がほしいのね(笑)。ドラマの根底にそれがないと、BLの存在意義が失われるっていうか。
これは学園ものに限りませんけど、けっこうありますよね、「この受けキャラ、実質的には女の子じゃん」「この受けキャラが女性であっても、このお話は破綻なく成立するじゃん」・・・ってやつ。
物陰で聞いた会話の切れっぱしにショックを受けて、うるうる涙で走り去る男の子とかね・・・う~。世の中にはたぶん、そういう行動が許容されるシチュエーションもあるかもしれないけど、でも、なんかさ~(笑)。
・・・そういうのに、男性としての魅力を感じられないのは、わたしだけじゃないと・・・。
男性としてのリアリティの感じられない男性キャラ(特に受けキャラね)・・・BLは(というか少女マンガは)ファンタジーですから、それはある意味、当然なのかもしれません。読み手も書き(描き)手も女性だから、と言ってしまえばそれまでなのかも。
・・・岩城さんですら、「こういう男性が、ホントにいると思うの!?」と問われたら、ちょっと反論に窮するかもしれないし。
※香藤くんには、この手の疑問は湧きませんよね☆ どれほど(少女マンガ的に)理想化されていても、彼は男だもん。壮絶にかっこいいもん。理想の旦那サマだも~んvvv
(ヘンなノリだなあ・・・。)
●でも
モノホンの男性として、現代の日本に存在し得るかどうかはさておき(香藤くんが奇跡を呼び寄せたと思ってるけどね♪)。岩城さんには、(少女マンガの中の)男性としてのリアリティが、それこそ山ほどありますよね~。
彼のプライドのありかたや、仕事に対する姿勢や、家族観や、香藤くんに対する立ち位置には、わたしたちが「これは女性ではありえない」と思える要素がいっぱい、つまってる(笑)。
岩城さんと香藤くんの関係は、男同士じゃないと始まらない。男と女では、はなから成り立たない・・・って思える限りは、い~んです。いいんですとも☆
(あまりに脱線したので、この辺で逃げます!)
●さすがイギリス
地上の楽園、ほものパラダイス・・・じゃないか(爆)。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/business/6612703.stmhttp://www.asahi.com/culture/update/0502/JJT200705010016.htmlネタとしてはもちろん、BP(世界有数の石油会社)トップのスキャンダルがらみの辞任のほうがはるかに格が上。イギリス中のメディアで、そりゃもう大騒ぎです。
たしかに、すでに後継者が決まっていて、この夏には降板が予定されていたCEOではありますけど。
それでも、(ゲイとしての)私生活を暴露されたくなくて裁判所に差し止め請求をした、その肝心の法廷で嘘をついた(=偽証罪)・・・ってのが理由での退陣です。身から出た錆とは言え、そりゃ不本意でしょう。BPだってびっくりだよ、きっと。
・・・錆ってのは、もちろん偽証のことですが。それ以前にそもそも、心持ちのよくない彼氏と4年もつきあったこと自体、身を滅ぼした遠因だよねえ。(出会い系のサイトで出会った元「彼氏」が、タブロイド紙にあることないことネタを売ったのが、差し止め請求の原因らしいです。)
41年間勤続し、トップまで上りつめた会社を、こんな形で辞めるなんてね。棒に振った退職金の額もものすごいですが、こういう人にとってはたぶん、傷ついた名誉のほうが痛いのかもしれません。