●昨日の日記の
追記にあるとおりですが。
今日になっても、わたしはモリモリ☆公使さまショック(笑)の影響で、かな~りヤバイ状態が続いています。ふと油断すると、あの腰に直撃の悩殺☆低音が、オフィスにいても耳元で響いて来るんです。これはかな~り、心臓に悪いですよ(笑)。
つくづく、モリモリは罪な人です・・・。
●春抱きパラレル☆ツアーは
もう目の前です。なんだか、早いなあ。
それは楽しみなのですが、でもここへ来て、ちょっと仕事のほうがイヤ~な感じになってきてます。行けなくなるとは思いませんが、でも、コッツウォルズにいようがパリにいようが、仕事の電話が追いかけてくる可能性が・・・(爆)。
ま、誰もわたしにホリデーをキャンセルしろ、とは言ってないのが救いです(苦笑)。実際、日本からお客さまが飛んでくるから、キャンセルするわけにはいかないんですけどね。
そう、わたしはツアーコンダクター兼、通訳兼、現地ガイド兼、運転手です(笑)。超過労働と呼んでください・・・。
●いいリスクと、悪いリスク
ああこれ、わかるなあ~、と思いました。
http://number.goo.ne.jp/soccer/world/campo/20070606-1-1.html猫も杓子もハンカチ王子っていう短絡的な、皮相なトレンド迎合自体、だいっキライ!なんですけどね(笑)。・・・ええ、天邪鬼と呼んでください。清潔なイメージの好青年タイプに惹かれたことは、小学校時代以降、一度もありません(笑)。
(かつてはわたしも、母校を応援しに神宮に行ったものですが。でも今のワセダは、ミーハーすぎて寒いね~。あまりにあからさまな便乗商法ぶりは、正視に耐えません。ぐるる。)
いや、どっかのアマチュア野球選手は置いといて(笑)。
野球にもサッカーにも共通して見える、日本人のリスク回避・・・というか、安全志向についてです。責任回避傾向、といってもいいですね。何しろ、「出る杭は打たれる」ってコトワザがあるお国柄ですしね~(笑)。
これが普通の学校や、職場といったシチュエーションならともかく。そもそも本来、人に注目され、目立つところにいるはずの優秀なスポーツ選手ですら、いざというときに、よりリスクの高いオプション(=失敗したときにそれだけ非難される)を避ける・・・ようです。
そういえば、これはわたしの専門ジャンルに近いお話ですが、(ふつうの)日本人は、投資がとっても下手です。下手というか、関心がない(笑)。投資、という言葉にアレルギーというか、拒否反応というか、「危険!」「だまされる!」「不確実!」・・・って考えて、すくんで、はなから手を出そうとしない人が多いような気がします。
せっかくお金があるのに、それを(ほとんど利子もつかない)銀行預金で終わらせている人が、ものすご~く多い。「財テク」なんて言葉は、ひとつまちがえると、ギャンブルの一種(=悪いこと)みたいに考える人がいたりします。・・・すっごく、もったいないです(笑)。
でもこれも、リスク回避心理のひとつ、なのかもしれません。(意地悪な見方をすれば、投資について、ちゃんと基本的なお勉強をしてないだけ、ってことでもあるんですが。)
誰だって、リスクの高いことをあえて試みて、失敗して責められるのはイヤだよね(笑)。楽なほうがいいっていうか、自分がかわいいっていうか。それは、当然だと思います。
だけど、状況から判断して、よりいい結果を出すためには、リスクをあえて冒さないといけないことも、ままありますよね。人並みはずれた成功や名声は、あるいは富は、そういったリスクの上に成り立つ、っていうか。
リスクとひとくちに言っても、きちんと計算された上でのリスクと、損失を予測できないリスクがあります。危険を冒す、という意味では一緒だけど、それが「英断」である場合と、「無謀」である場合があるはず。それを見分けられるかどうかが、ふつうの人と、非凡な人との境い目なのかもしれません。
たとえば、「これはいける!」と思ったときの直感というか、動物的な嗅覚というか。そういうものを信じて突き進めるかどうか。周囲の思惑に関係なく、いっそ利己的になれるかどうか、だったりするかも。
・・・日本人(の多く)は、コツコツとマジメに、堅実に働いていれば、贅沢ではなくても、そこそこの生活ができた。あえて人と違うこと、リスクの高いことをしなくても、誠実であれば報われた。少なくても、今までは。そういう社会では、ひとりだけ目立った行動を取ったり、「濡れ手に粟」みたいな金儲けの方法は、眉をひそめられても仕方のないことだったのかも。日本人は特に、周囲の視線を気にする国民ですからね・・・。
そういうことなのかな~と、これは勝手な私見ですが、ちょっとそう思います。