しつこくエミリアーノ(爆)

☆このお話は、昨日の記事の続きです(爆)☆




●膨大な量の

アフタヌーン・ティですが、お菓子やスコーンだけじゃなくて、フィンガー・サンドイッチもおいしいんですよね(笑)。

afternoon tea at harrods

なんというのか、素材からして違うんですよ(笑)。

たかがハム、あるいはスモークサーモンが一切れ入っただけの、ごくごくシンプルな小ぶりのサンドイッチですが、パン生地ひとつ、バターひとつが違うって気がする(笑)。・・・イギリスってそもそも、何を食べてもおいしい国ですが、ハロッズは中でも格別です。(あたりまえ?)

そんなわけで、「おかわりはいかがですか?」と金髪の青年にすすめられて、わたしたちは「ハムとサーモンのサンドイッチを、もう少しください」と答えました。・・・ええ、そう(笑)。おかわりなんてしなくっても、充分お腹はいっぱいだったんですけどねえ。


●衝撃のハプニングは

その後に起きました(笑)。

薄切りハムのサンドイッチと、濃厚なスモークサーモンのサンドイッチ。それを数切れずつ、頼んだつもりだったのですが、金髪の青年が運んで来たのは、お皿いっぱい!山盛りのハム・サンドイッチ(爆)。

あまりのことに、わたしたちは悲鳴(のようなお上品な失笑)を上げましたね~(笑)。どうするんだ、こんなの・・・って思いが、おそらく顔に出ていたんでしょう。黒髪のマルコが、「どうかしましたか?」と心配そうに近づいて来ました(笑)。

「あの~、わたしたち、ハムとサーモンを少量、ってお願いしたんですけど?」

少々控えめにそう説明すると、彼はにっこり。すぐに「作り直させますから」と、一旦そのお皿を下げました。この辺まではまだ、よかったんですね(笑)。さすがハロッズ、と、そつのない対応に感心できる余裕がありましたから。

でも、次にしずしずと届けられたのは、大皿にいっぱいのサーモン・サンドイッチ(のみ)・・・(爆)。わたしたちは、5人揃って爆笑してしまいましたね。だってもう、こうなると、笑うしかないじゃない?(笑)

でも気の毒なのは、恐る恐るお皿を置いた途端に、日本人女性5名の大爆笑攻撃を受けてしまった、金髪の青年です。(オーダーが通ってないのは彼のせいなので、プロとしては同情の余地がないかもしれないけど、まあ、大目に見てね。)

この後、三度目の正直でようやく、ハムとサーモンが並んだわけですが。わたしたちの会話の中心は、しょげて垂れた耳が見えそうな金髪の青年でした(笑)。だってね、緊張と羞恥心で、すっかりカチコチの彼。・・・かわいそうなくらいうな垂れて、もう、笑顔を振りまいてはくれません。

「もしかしなくても、あの子、落ち込んでない?」
「うん、やっぱり、一斉に笑ったからな~」
「相当ショックだったのかも」
「だってあれ、最高に傑作だったもん」
「厨房で、すっごい怒られたとか?」
「あはは、たぶんそうだよ」
「ちょっと、かわいそうかも・・・」
「ほら、もうそばに来てもくれないよ」
「うん、さっきから一度も、こっちを見ようともしないね~」
「そうそう、お茶も注ぎに来てくれないし・・・」

ぴーちくぱーちく、おしゃべりは続きます・・・(笑)。

【20/06/2007 01:08】 旅★たべもの | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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