●10年って
長いのか、短いのか。
ふと、そんなことを考えてしまいました。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk_politics/6234048.stmhttp://news.bbc.co.uk/1/hi/uk_politics/6633989.stmそう、トニー・ブレア時代の終焉です。
本日をもって、ブレアさんは与党・労働党の党首の座を退きました。禅譲というか、何と言うか・・・ず~っとナンバー2の座にいた(かつての)盟友、同士、宿命のライバル、そしておそらく政敵でもあったゴードン・ブラウン財相が、イギリス首相になります。
ブレアさんがイギリス政府を率い、3度の総選挙に勝利したこの10年は、イギリスにとって革命的な時間でした。いいことも悪いこともあったけど、もちろん。そしてその10年はまさに、わたしにとっても、イギリスとの深い関わりを築いてきた10年なんですね(笑)。
いわばわたしは、イギリスに住むひとりのガイジンとして、首相といえばブレアさんしか知らないわけで(笑)。これからイギリスがどう変わっていくのか、楽しみでもあり、ちょっとばかり不安でもあります。
●サイトの更新を
いたしました(笑)。すっごく久しぶりです。
日曜日の朝、たまたま朝の6時過ぎに、ぱっちり目が覚めてしまったんですね。寝なおしてもよかったんですが、なぜだか脳みそが即刻、活動を開始しちゃったようで(笑)。なので、そのまんま起き上がってみました。
(この辺の行き当たりばったりな無計画さはまさに、
ひとり ふたり暮らしの気楽さ、ってやつですね~。)
そんなわけで、濃い緑茶をおっきなマグカップになみなみと淹れて、ひとり淡々と、誰もいないリビングでぱちぱち、キーボードを叩いておりました。・・・ああ、こういうのを至福って言うのよね~(もしかしなくてもオタクすぎ)。
ともあれ、これでやっと、懸案の「さしも知らじな」の続きが吐き出せた、という感じです(笑)。・・・やれやれ。
岩城さんが出てこないので、ちょっと「一回休み」的ではありますけど。でも代わりに、吉澄さんがはるばる東京まで出てきてくれました。この人が登場すると、なんだか、少しやさしい気分になれます・・・(笑)。
(そのわりには、ひどい仕打ちをしてるような気もしますけど、でも。ゆったり心の広い彼のことだから、鷹揚に許してくれると信じてます。っていうか、香藤くんはきっと昔から、こういうふうに、知らず知らず吉澄さんの大きさに甘えて、甘やかされてきたんだろうなあ。ホント、いい味のキャラですよね♪)
※ところで、わたしの書く(吉澄さんの)大阪弁はアヤシイです。きっとアヤシイと思いますので、もしも笑っちゃうほどのおバカな間違えがあったら、こっそり教えてくださいね。
●メニューのご紹介(笑)
以下、再び、チッピング・カムデンのホテルで2度目の夜のディナーに食べたものをご紹介しますね(笑)。先日は、小鳥さんとわたしの注文したお料理でしたが、今度は、他の参加者のみなさまのディッシュです。

これは、K嬢が注文したゲーム・パイです。
ゲームって、辞書で調べると「猟獣」だそうですが、それじゃ何だかわからないですよね(笑)。要するに、ハンティングに出かけてそこで得られる野性の動物・・・というような意味で、ふつうは雉だとか、鹿だとか、そういうもののお料理です。
とってもおいしそうでしたが、何しろ量が膨大でした・・・(爆)。

こちらは、H嬢のローストチキン。やわらかでジューシーで、とっても美味でした(ひと口食べさせてもらいました)。でも、やっぱり、難関は山盛りのチップス(=フライドポテト)。イギリスのおいもって、本場だけに、マジおいしいんですけどね。

これは、Mさまの注文した、ほうれん草とリコッタチーズのカネロニです。ヴェジタリアン料理なんですが、とってもそんな(淡白な)感じはしないですよね~。
(これにも、山ほどのチップスが別皿で添えてありました。かなりの迫力です。かわいそうに、Mさまはそれを見て、少々顔が引きつってました・・・。)
「ね、イギリスはおいしいでしょ?」
わたしの問いかけに、みなさまお腹を突き出して、微妙に仰け反ったまま、必死でぶんぶんと頷いてました(笑)。感想はやはり、「おいしいけど、ホントにおいしいんだけどさ~!!」。
お腹がいっぱいで苦しい夜が、いったい何日続いたのか・・・考えないほうが、いいかもしれない(爆)。