●メールのお返事が
ものすご~く滞っています(爆)。
何週間分なのか、受信箱をチェックするのがコワイくらい・・・あうう。ホントにホントに、ごめんなさい。いつも頂いたメールは、その日のうちに大事に大事に読んでます。とても嬉しいと思っています。いつかきっと、必ずお返事をしますので・・・!
●曼珠沙華の庭
新しいプラグインを追加しました。とってもアヤシイ血の赤の曼珠沙華が、ふわふわと風に揺れ、きれいに咲いていきます・・・こういうの、好きだなあ。
●ちょっと古い記事ですが
子育て支援企業の恩恵「女女格差」これね、よくわかります。すご~くわかる。
わたしの(日本にいる)お友だちのほとんどが、これについてグチを言ってたりします(苦笑)。ほぼみんな独身で、いわゆるキャリア系の「均等法世代」だったりするので、「不公平だ!」っていう理不尽な思いを、ずいぶん長いこと抱えてると思います。
こどもを持って働く女性は、とにかく大変ですよね。それこそ家庭と仕事の両立に、毎日ホント必死でがんばってるし、なるべく他人に迷惑をかけないように、ずいぶん無理をしてると思います。強いと思うし、たくましいと思うし、そのヴァイタリティには頭が下がります。(数は少ないけど、そういうお友だちも少しいます。)
でも、こどものいない働く女性の感じる不平等感、これもわかるんだよねえ(苦笑)。嫉妬と言われようと、心が狭いと言われようと、「なんでアナタだけ得するわけ?」、「どうしてわたりが割を食うの?」って思ってしまうのは、時に否定できないと思います。
でも、「女と女の対立」って図式は、間違ってると思う。
理想論になってしまいますが、
「社員が恒常的に残業しないと仕事が終わらない」
「誰かが休暇でいなくなったり、病欠すると、途端にほかの人にしわ寄せがいく、仕事が回らなくなる」
ってのは本来、その職場が決定的に人不足だってことなんですよね。
ホントならあと何人か余分に、そこにいなくちゃいけないはずなんです。それを、社員みんなが少しずつ無理をして(たとえば1.5人分働いて)、補っているんだと思います。コスト削減のために、雇用をギリギリまで抑えに抑えた結果の、「無理が通れば道理が引っ込む」現場の実態・・・なんでしょう。
(せめてその分、きっちり残業代が出るならまだいいけど、それすらキビシイですよね。)
そんな(すでにパンク寸前の)現実があるのに、そしてそれを抜本的に是正しようとしてないのに、「こどもを持つ女性(男性でもいいけど)が働きやすいように、ゆとりの労働スタイルをつくろう」って言われても、ねえ。絵に描いた餅、みたいなものでしょう。
雇用者がもっと子育てを支援する、という発想は素晴らしい(というか当然?)と思います。とても理にかなってるし、そのアイディアに反対する人なんて、めったにいないと思います。今の(少子化が加速する)世の中、どれほど子育て支援しても、しすぎることなんてないって思います。
・・・でも?
今の「最低限ギリギリ雇用」ベースのままじゃ、ただでさえ厳しい職場の現実が、優遇されない人たちにとって、ますますきつくなるだけです。誰かの(さらなる)犠牲の上に成り立つ「支援」なんて、どこかで無理が出て、続かなくなると思います。そんな状態だから、不満だって恨みだって出ちゃいますよね。それで、不利になる人と有利になる人との間で、軋轢が起きるんですよね。
文句なんて、できれば言いたくない。独身の(あるいは子供がいない)女性の嫉妬・狭量・ひがみだなんて言われたくないばっかりに、必死で我慢して、「ものわかりのいい同僚」を演じてる人も、いっぱいいるんじゃないかしら。どこか前提からしておかしい、と思いながら、それをきっちり口に出せずにいる人、多いんじゃないかなあ。
問題は、特定のカテゴリーの労働者を優遇するかどうか、じゃなくて(子育て支援は絶対に正しいことだと思います)。その人たちの労働力が多少(一時的に)減っても、現場がそれほどは困らないような、適切な雇用レベルを維持すること、のはずなんですが・・・これって、見過ごされてません??
安易にストレスを煽る「こどものいる女性」対「こどものいない女性」みたいな・・・つまり「女の敵は女」みたいな、そういう下世話な捉え方はまちがってると思います。そんな簡単な構図じゃないと思います。
まあ、あれですね(苦笑)。
政府や企業にとっては、「女同士のいがみ合い」だってことにしたほうが、楽ですものね。根源的な問題に気づいてないというより、見て見ぬふりをしてるような・・・そんな気がします。