どっちもものすごく卑劣

●自然界の掟だって

言う知人がいるんですよね。。。

いじめ・・・弱い者イジメのことです。弱肉強食、みたいな概念と混同してるんだと思いますけど。生命維持のために、強いものが弱いものを凌駕する、ってのはわかります。でも、人間(ほかの動物もね)は弱いもの(子供も老人も病人も)を、ちゃんと助けたり庇ったりする機能がついてるのに。そういう人たちを守り支える社会の仕組みが、できてるのに(不完全ではあってもね)。

なので、やりきれないですね、こういうのは。

父親、不信感にじませ「真実知りたい」 力士急死

「兆候たくさんあった」逮捕の生徒が作文

人間って時として本当に残酷になれるんだって・・・できるなら、そう思いたくはないんだけどなあ。(集団心理とか、いじめに参加しないと自分がターゲットになる恐怖とか。わかるけど、わかるんですけど、免罪符にはなり得ないと思います。)

・・・きれいごと?


●オレオレ詐欺の

電話が、実家にあったそうです(爆)。

いくら日本中で頻発してる(社会現象?になってる)と言っても、犯罪って、自分(とその周囲)には起こらないもの・・・みたいに思ってることが多いですよね。

たぶん脳みそが、無意識に、不愉快な可能性を否定したがるんでしょうけど。っていうか誰だって、自分や家族が悪質な犯罪の被害者になるなんて、想像したくもないですもの。だから、実際にその手の電話がかかってきたという知らせに、ものすご~く嫌な気分を味わいました。

幸いにも両親に実害はなかったけど、何て言うのかなあ。

領域侵犯・・・って言ったらいいのでしょうか。犯罪者が、うちに電話をかけてくるという事実。少なくても、わたしの兄弟の名前を知っているという事実。(ホントはもっと他にも、いろいろと個人情報を知ってるのかもね。)

そういうのが、とっても気持ち悪いです。両親の生活に、不要な不安感を植えつけた・・・それだけで、許せない感じ。


●それにしても

最近はずいぶん、巧妙なんですね(苦笑)。

電話はね、携帯電話から。オレオレじゃなくて、いきなり前振りもなく、うちの兄弟の名前を名乗ったそうですよ。

「××だけど!」

用件は、携帯電話をなくしたから新しい番号になった。それだけ、なんですって。今から番号を言うからメモして、って。短い電話で、あっという間に切れたらしいです。(そりゃね、会話が長くなればなるほど、ニセモノの息子だってのがバレる確率が高くなるものね。)

犯罪者は、そうやってまず、新しい番号を被害者の電話メモリにインプットさせるんだそうです。上書きしちゃえば、元の(正しい)番号は、消えてしまうことも多いし、なにより、次に(お金を無心する)電話をかけるときには、ちゃんと「息子の名前」がナンバー・ディスプレイに出るわけです。

まずは種を蒔いておいて、時間をおいてから刈り取るわけなんですねえ。いや、狡猾っていうか、何ていうか。イマドキの防犯対策(=知らない電話番号には応答しない)を逆手にとった、実に卑劣なテクですね。。。

幸いにも、うちの両親は、けっこう息子と会話のあるほうなので(笑)。結婚して遠く離れたところに住んでても、というよりむしろ、離れているからこそ、わりとコマメに連絡しあってるんですよ。孫が生まれてからは、余計にそう(笑)。っていうか、両親も兄弟も、今では仮称☆京介くんに夢中なので、電話でその話題が出てこない時点で、絶対にオカシイと思ったみたいです。

つまり孫バカのおかげで、電話に出た父はすぐに、「あ、これはニセモノだ!」ってわかったそう(笑)。で、一応言われたとおりに「新しい」番号とやらを聞いて、電話を切って。それからおもむろに、息子の(昔からの)携帯に電話したそうです。

【28/09/2007 01:01】 社会・時事ニュース | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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