●居酒屋メニュー
かつてわたしには、ひそかな夢、というか願望がありました(笑)。
それは、ロンドンで日本そのまんまの(オーセンティックな)居酒屋を経営することです。そもそも性格的に、まったく自営業者に向かないのと、お酒が好きじゃないせいで、まあ一生、「夢」で終わる確率が高いですけどね・・・(苦笑)。
でも、できることなら、(切り盛りはひとに任せて)そ~いうお店をやりたいなあ。。。なんてね、ちょっと考えてたりはします(笑)。自分はちゃんと今の仕事をキープしておいて、オーナーというか、出資者になるほうが良さそうですが。
イメージは、銀座の端っこの小奇麗な居酒屋さんです(笑)。ちょっと洒落てて、でもメニューが豊富で、お酒のセレクションも通ごのみ。好きなお料理を好きなだけ、好きな順番で食べられる・・・ってのは、欧米ではなかなかないので、貴重だと思うんですよね~。
もちろんロンドンにも、いわゆる居酒屋ふうの和食のお店は幾つもあります(笑)。でもわたしの知る限りでは、「ホントの居酒屋さん」じゃなくって、居酒屋ふうの日本食レストランのような気がします。より広い(つまり地元=ロンドンの)顧客層に訴えるためには、和食初心者向けのメニューを置かざるを得ない、って感じでしょうか?
※ロンドン在住のみなさま、わたしの認識が間違ってたら、ぜひ指摘してくださいね。っていうか、「ここはオススメ!」なんて場所があったら、こっそり教えて欲しいです(笑)。
家族や友人には、いつも笑われますね~。
お酒が飲めない(飲めるけど好きじゃない)くせに、どうして居酒屋なんだ、とか。都心で言う「隠れ家的な居酒屋」なんかにこだわるのはいいけど、ロンドンじゃ採算が取れないだろうに、とか。
・・・いや、まったくその通りなんですけど、だからこそ「願望」なんですってば(笑)。素人考えだって、わかりますけどね。。。
●見果てぬ夢かも
しれませんが、ね(笑)。
それとは全然関係ありませんが、昨夜はそういう、ロンドンの「居酒屋っぽいお店」に行きました(笑)。小雨の中、ふいに呼び出された小鳥さんはかわいそうかもしれませんが、おいしかったよ~♪
なす田楽。
子持ちししゃも。
あじとハマチのお刺身。
タコ酢。
てんぷらの盛り合わせ。
ネギトロ巻。
明太子おにぎり。
海鮮茶碗蒸し。
な~んてね、まったく居酒屋的なものを食べて、ふたりでほくほく幸せでした(笑)。煩悩するアイテムが多くて、これでも必死に取捨選択したんですよ。。。あはは;
ちなみに、いちばんの煩悩は、間違いなく!熱々の子持ちししゃもでした☆
●マル島の写真の続き!
ハイランド旅行の写真シリーズは、まだ続きます(笑)。

実際にマル島が、どんな風景なのか・・・というと、小さな村落がいくつか点在する以外は、こんな感じです。

ホントはね、これは景色のごくごく一部なんですよね。
もっとスケールの大きな、目の前のビジョンを疑うような、この世の果てかと思うような荒野も、たくさんたくさんあるんですけど。でも、そういう場所で車を停めて、写真を撮れるとは限らないんです(悔しいけど)。というか、ダイナミックな風景のほとんどは、車窓から通り過ぎて行った・・・そんな気分です。しょうがないことですが、残念だよ。。。

これは、マル島の果てから、本土(スコットランド、というかブリテン本島)を臨んだものです。たまたまフェリーが通りかかって、なかなかドラマチックな画像になりました♪

これは、マル島南部のデュアート城。中世からずっと続いた、マックリーン一族の宗主の居城だそうです。ここから眺めると、海に突き出したような断崖の上に、しっかりそびえ立つのがよくわかりますよね。映画の撮影に使われたことがある、というのも納得の、すごく絵になるロケーションでした。
・・・し、しかし!
ご覧のとおり、電線(爆)が思いっきり視界を邪魔してました。これも細~い一本の農道の途中、むりやり車を停めての撮影だったので、電線のない場所から撮り直す機会(余裕)はありませんでした。む、無念・・・!

近くで見ると、お城はこんな感じです。15世紀、こんな世界の果てみたいなさびしい、お天気の悪い場所に要塞を建てて、敵と戦った一族がいたというのが、とてもリアルに感じられました。(内部も見学しましたが、とてもとても、快適に家族が暮らせるような場所じゃありませんでした。スコットランドの人って、本当に逞しいなあ。)