誰だっていい暮らしをしたいよね

●やや改善って(爆)

それでも、こんなレベルなんですか・・・?

母子家庭の就業状況、やや改善 年収は213万円

未婚・子供ナシで、キャリアしかとりえのないわたしは、この手の話題には、まさに「部外者」ではありますが。でもでも、この数字はちょっと衝撃でした。就労収入だけじゃなくて、児童扶養手当など行政のサポートを足しても、この金額。

・・・う~、低すぎだろ??

わたしは首都圏の生活感覚しかわかりませんが、この金額で少なくとも人間ふたりが、暮らしていけるものなんでしょうか。たしかに地方に行けば、たとえば、お家賃は安いかもしれませんが。でも地価・物価に比例して、そういうところでは賃金も低めですよね。

子供とひとくちに言っても、年齢にもよりますけど。でも、小学生もある程度になっていれば、大人と同じくらい食べるでしょうし、個室はともかく、勉強をするスペースも要りますよね。逆に子供が小さかったら、育児に手がかかって、フルタイムでお仕事できないかも。

母子家庭が大変だというのは、以前からわかっているつもりでしたけど、でも平均所得が、全世帯の平均年収のわずか3割強。こんなに歴然とした、残酷な格差があるなんて。。。

イギリスなどとは違って、日本社会はまだ、シングル・マザーへの風当たりが強いですよね(たぶんですが)。(お父さんとお母さんが同じ場所に住んでいて、婚姻関係にあって、それで子供を育てる・・・という構造は保守的ですが、それ自体はどこも悪くないと思います。)

だけど、この統計に出てくる「母子家庭」のうちで、お母さんが好んで、計画的に母子家庭をつくりあげた・・・なんてのは、稀なケースじゃないかなあ。。。

そういう人生選択もありだと、個人的には思います。周囲には、そういうライフスタイルを貫いている友人も、何人かいます。でも、ほとんどのシングル・マザーにとっては、離婚や別居で思いがけず、不本意ながら、そういう状況に追いやられたのではないか、と。

もちろん人生は(どんなにアンラッキーでも)、最後の最後は個人責任でしょう。苦しいからって、誰かに面倒を見てもらおうなんて甘い・・・って考えも、あって当然だと思います。

でも、経済的弱者を支えるために、社会福祉はあるんですよね。好き好んで、お役所のお世話になりたい人なんて、あんまりいないし。なにより人間は誰もが、いつかどこかで、誰かのお世話になって生きているんですよね。

だって、100%の自己責任なんて、ありえないもの(笑)。

【06/10/2007 01:44】 社会・時事ニュース | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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