●素晴らしく晴れた
土曜日、ロンドン観光の目玉のひとつ、
ウェストミンスター寺院に出かけました。
小鳥さんと一緒に行こうねって、ずっと前から言ってたくせに、なかなか実現しなかったんです(笑)。自宅から、たかがバスで15分の距離にあるのに、とにかく腰が重くって。。。あはは(汗)。『春抱き』パラレル☆ツアーのみなさんは、ちゃんと6月にご訪問なさってるんですけどねえ。
なんたって世界遺産だし。
そんな肩書きがなくたって、ものすご~く有名な「国王の教会」です。歴代のイングランドの王様の戴冠式は、みんなここ。国王や総理大臣の、お葬式もたいていここで。ダイアナ妃のお葬式も、もちろんここでした。みなさんきっと、どこかでご覧になったことがあるかと思います。

壮麗なゴシック建築の最高峰です。11世紀にはもう、礎があったそうです。ホントに綺麗な教会ですよね。

びっくりしたのは、コレ(笑)。
ウェストミンスター寺院の建っている場所には、「サンクチュアリ」という地名がついていました。・・・いや、意味を考えれば、まったく不思議のないネーミングなんですけど(笑)。でも、ものすご~く手前味噌ですが、(いつもどおり)岩城さんのえろえろ妄想を語りながら礼拝に来たわたしたちは、ひどく納得。
「そっか、やっぱりね~」
「岩城さんってば、マリア様だもんねえ」
「うむむ」

大変恐縮ですが、自分たちの発行した同人誌との関連性を(むりやり)見つけて、悦に入っておりました(バカ)。そうなると、こんな彫像(北翼廊の入口にありました)ひとつを見ても、岩城さんに見えてきたりして。。。
「じゃあ、抱っこしてるのは?」
「洋介くんだろ。産んでるんだから」
「そだね~」
あああ。。。不敬罪で捕まらなくて、本当によかった(笑)。
教会の中は、当然ながら撮影できません。ので、よろしかったら、公式サイトを覗いてみてくださいね。歴史や文化遺産について、とても丁寧に紹介されています。イングランドの歴史の舞台として、まさに主役であった。。。ということが、おわかりいただけると思います。
http://www.westminster-abbey.org/
これは、クロイスター(回廊、中庭のようになってます)から撮った一枚。ホント、空が青いってだけで、写真が3割り増し?良く見えるから不思議ですね(自己満足、笑)。

これは、ディーンズ・ヤードという、寺院の裏側の別の建物の写真。見事に秋色に染まった蔦が、ほんとうに鮮やかでした。
●ちなみに
タイトルは、ウェストミンスター寺院でもらった無料のパンフレット(日本語版)から抜粋しました。
申し訳ないのですが、この手の刊行物の和訳って、場所によってかなり「質」にばらつきがあります(苦笑)。それでも最近はね、どこに行っても、けっこうまともな日本語(つまり意味不明の直訳じゃなくて日本語として正確かつ整然としてるってこと)が、増えてきてはいるんですが。
ですが、ここのパンフは哀しい(苦笑)。エラソウに聞こえてしまったら、ごめんなさい。一種の揚げ足とりかもしれませんが、でもでも、天下のウェストミンスター寺院がそれじゃ、いけない気がするんですもの。・・・ホントです。
ウェストミンスター寺院が、単なる歴史的建造物、過去の遺物ではなく、現在も英国国教会の礼拝の場として、信者の集いの場としての機能を果たしている・・・という意味で使われる「practising church」という言葉の和訳だと思いますが、「実践する教会」って・・・。(何を実践するんだ、ってツッコミたくもなります。)
ま、それはさておき☆
イギリス歴史オタクにとっては、ここは本当に楽しいですよ~。何度行っても、新しい発見をしてます。これでもう少しだけ拝観料が安かったら、言うことないんですけどね・・・(贅沢?)。
●ヤケ花火!
土曜日の夜、ロンドンのあっちこっちで、盛大な花火の打ち上げがありました。すっごく寒かったけど(最低気温5度だし)、でもよく晴れていたので、たしかに花火にはいい晩でしたが。。。
でもこれって、ヤケ花火だと思います(苦笑)。
そう、イングランドは、ラグビーのワールド・カップの決勝に出場していました。何しろ、ディフェンディング・チャンピオンの2連覇がかかっています(笑)。強豪オーストラリア、そしてフランスを下して、下馬評を裏切る大活躍のイングランド勢。このまんまの流れで、まさかの連勝が予想されていました(主にイングランドでの話)。
対するは、南アフリカ。こちらも優勝候補でしたけど、「ラッキーなドロー(抽選)だった」という皮肉も、ちらほら(言ってるのはイングランドのサポーターですけど)。。。
そんなわけで、本日の決勝はイングランドの快進撃で押し切る。。。予定でした。少なくても、イングランドの人はそう思っていたんじゃないかなあ。あんまり言いたくはないけど、楽勝ムードが漂っていたのは、否定できないかも。
で、結果ですが、イングランドは負けました。
それも、15-6の大差。どっちのチームもトライがなくて、流れるような連携プレーにも乏しかったので、地味な印象。正直に言って、あんまりスゴイと思えるような決勝戦ではなかったですね。
それでも南アフリカは、終始タイトな試合運びをしていたし、ミスがほとんどなかった。弱みがない、という感じはしました。イングランドにとっては、微妙な判定でトライを認めてもらえなかったのが痛かったけど、でも、負けは負けですね。一度も、「優勝をしそうなチーム」に見えなかったのは事実ですし。。。
そんなわけで、話題はヤケ花火に戻ります(笑)。
おそらく各地で、優勝☆2連覇を想定した祝賀パーティーが、大々的に企画されていたんだと思います。たとえばトラファルガー広場でも、巨大スクリーンでの試合鑑賞があるってことでしたし。
彼らにしてみれば、「そんなはずじゃなかった」決勝戦での敗退。準備したイベントを今さらキャンセルできなくって、結局そのまま、残念パーティーになったんじゃないかなあ。
ちなみに>>
わたしがマジメに観戦するとひいきのチームが負ける、というアホくさいジンクスは健在でした(爆)。明日のブラジルGP(F1です)、見るのをやめようかと、真剣に検討中。。。