ミステリー脳が騒ぐので

●絶不調かも

しれません。。。疲れてるのかなあ。

なんとなく微熱があってだるい感じなので、ダラダラ~と、無為に一日を過ごしてしまいました(苦笑)。はっきり具合が悪いのなら、「病人なんだ!」って思えて逆に楽なんですけど、そこまでじゃないときってタチが悪いですね~。怠惰なだけ、って我ながら思うもの。

この半年間、ず~っと担当してきた大きなプロジェクトが、やっと今週クローズしたところなので。あまりにホッとして、ちょっと気が抜けちゃってるのかもしれません。

すみません、完璧にタダの愚痴です!(苦笑)


●月並みな比喩ですが

「推理小説みたい」
「事実は小説よりも奇なり」

って、どうしても思ってしまいますよね、コレ。

Neighbour 'met Darwin in Panama'

ここ何日か、イギリスのマスコミが大騒ぎしている、ひどく奇怪なニュースなんですが、日本では報道されているのかな?

5年前、ごく平凡なミドルクラスの中年男性が、自宅近くの海岸でカヌーを楽しんでいて、行方不明になりました。その日は穏やかな海だったそうですが、おそらく水難事故だろうということで、レスキュー隊が出動。警察も捜索したけど、結局は彼のカヌーの破片が発見されたくらいで、本人(の遺体)は見つからないまま。

結局、彼は沖に流されてしまったのだろう・・・ということで、推定死亡となりました。もちろん家族は嘆き悲しんだけど、それだけならば、日常的に起こりうる小さな悲劇。特に全国ニュースになるようなことは、なかったでしょう。

それから5年、何事もなかったのですが、ある日突然、男がロンドンの警察署に出頭しました。何も持っていない、何も覚えていない・・・記憶を失ったらしいその男が、5年前にカヌー事故で死亡したはずの中年男性だったから、さあ大変。

今までどこにいたのか、何をしていたのか・・・マスコミは大騒ぎしましたけど、息子たちはもちろん大喜び。感激の再会が、ニュースにもなろうかって感じでした。

ところでその男性の奥さんは、運悪くほんの6週間ほど前に、それまでの自宅を売り払って、中米パナマに移住したばかり。この男性の出現のタイミングの悪さに、マスコミは当初、「かわいそうに、もう少し早く帰ってきていれば・・・!」って同情的でした(笑)。

しかしこのお話は、ここからものすごく奇妙な展開を見せます。

きっかけはやはり、この事件に並々ならぬ興味を持ち始めたタブロイド紙。なんと去年の夏ごろに、仲睦まじそうにパナマの不動産屋さんを訪れているその男性と奥さんの写真を、どこからか手に入れて来たのですね。(イギリスのタブロイド紙はこういうとき、特ダネにものすごい高額の報酬を払うので、誰か事情を知る人間がばらしたんだと思います。)

悲劇の事故は、実は、保険金目的の偽装だったのではないか?

Canoeist probe 'began months ago'

その後の急展開は、とにかくびっくりすることだらけです。

その男性は、詐欺容疑(自らの失踪を演出して保険会社から保険金を騙し取った疑いですね)で逮捕されるし、パナマに移住した奥さんは、「彼を愛していたばかりに、こんなことをしでかしてしまった」と、これまた謎ばかりのコメントを発表するし。男性の子供たちは、「父が生きていて最高に幸せだったのに、今は完全に裏切られた気持ちだ」って。。。


【07/12/2007 07:05】 社会・時事ニュース | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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