●日本に帰って来るたびに
まず初日、翌日くらいは違和感を感じてしまうこと。
①いろいろ、ちっちゃい
②いろいろ、背が低い
③いろいろ、ごちゃごちゃ~
ちっちゃいも背が低いも、だいたい似たような皮膚感覚ですね(笑)。自動券売機の置いてある位置とか、椅子の低さとか、キッチンシンクの低さとか、いろんな食品のパッケージのサイズとか。油断をしていると、鴨居に頭をぶつけそうになることもしばしばあって(身長170センチあります)、自宅のベッドの狭さも問題で(笑)。
・・・ええ、そうです。要するに、気分はガリバー。
イギリスではさほど意識しない自分の図体のでかさに、目眩がしそうになります(苦笑)。(特に、やっかいな左ひざを抱えてるわたしには、椅子やトイレの低さがコワイです・・・ぐるる。)
ごちゃごちゃってのは、日本の家庭のモノの多さとか(笑)、街の美観を激しく妨げる電線とかのことですね。(すみません、余計なモノが多くて、きれいにしてるのに雑然とチープに見えるのは、自分の実家だけかもしれませんけど!)
毎年、似たようなことに似たようなリアクションをしてるって、理屈ではわかっているんですよ~(笑)。でも、自分が「ガイジンの目」を持っていると、いつも帰国直後は思います。見慣れてしまうまでの、ほんの数日間のことなんですけどね。
●これは・・・!
だいたい、こんな写真を機内で撮ってるなんて、バカっぽい観光客根性丸出し?で、恥ずかしいんですけどね。

これ、シート前についてるミニ・スクリーンに映し出されてるフライト・マップです。11時間の長いフライトの果てに、ようやくシベリアを抜け出して、日本へ。(わたしの頭とカメラを構える手が写っていますが、これは不可抗力・・・笑って流してください。)
・・・で、最初に見えてくる地名が、「新潟」「いわき」なんだもの(笑)。そりゃあ、反応するなってほうが無理です(笑)。

こっちは、雲の上から見る朝焼け。ピンクと紫のグラデーションがきれいでした。(飛行機の二重窓越しなので、どうしても画像の質は悪いですけどね。)

で、これは日本の上を飛んでるときの画像。凍てつく山脈がね、なぜか遠目だと、半透明の氷の塊みたいに見えて・・・不思議ですよね(笑)。
●ロンドンから
帰って来る飛行機の中では、いろいろハプニングがありました(笑)。
ダントツでいちばん!!恥ずかしかったのが、ボーディング・パスを落っことしたこと(爆)。それも、いざ搭乗ゲートにたどり着き、今まさに機上の人になる・・・というタイミングで、コートのポケットにボーディング・パス(搭乗券)がないことが発覚。
※今「騎乗の人」って変換されたのは・・・あたりまえ?(爆)
おまえ、いったい何十年、飛行機に乗ってるんだよ!
言いわけできないくらい初歩的な、シロート的なミスです。あんまり情けなくって、その場でへろへろと、腰が砕けそうになりましたとも・・・(爆)。
「バカ?」
ちょうどそのとき、小鳥さんと携帯電話でしゃべっていたので、彼女にもあっさりそう言われました。いやもう、弁解の余地もございませんことよ。
とはいえ、落ち込んでる場合じゃありません(笑)。あと20分かそこらで離陸予定の飛行機なので、まずはボーディング・パスを探さなくちゃ・・・というわけで。まずは搭乗口の地上スタッフに、声をかけて事情を説明しました。
(それをしておかないと、エアラインに迷惑がかかっちゃうから。チェックインしたのに搭乗口に現れない乗客なんて、下手したら、テロリストの可能性だってありますからねえ。クリスマス当日の厳戒態勢中、よけいな大騒ぎを引き起こさないために。)
と、その最中に、空港職員の背の高いお兄ちゃんが、片手にひらひらと紙切れを持って登場しました(笑)。
「あ、それ・・・?」
「搭乗券、あっちで拾った」
「座席、40Kだったら、わたしのなんですけど~」
「あ、そうだ」
・・・で、一件落着(笑)。
もちろんこういうときは、わたしが本当にそのチケットの持ち主なのかどうか、ちゃんとチェックされますけどね。拍子抜けするほど、あっさりと問題解決・・・いや、ラッキーでした(笑)。
本日の教訓>>
ボーディング・パスは無くさないようにしましょう。・・・あたりまえか(爆)。
●もうひとつの
ネタは、小さな幸せ、かな?(笑)
もともとオンライン・チェックインが上手くいかなくって(これはわたしのせいじゃなくて、航空会社のシステムエラーなんですが)、選べるはずだった希望座席を、ネットで指定できなかったんですね。
長旅の場合、わたしは必ず通路側のシートを希望するんですが、今回あてがわれたのは、いちばん奥の窓側の席。いやだけど、諸般の事情でしょうがないかなあ、って諦めてはいたんですよ。(先週の濃霧の影響で欠航したフライトに乗れなかったお客さんが山ほどいて、フライトやシートの調整が大幅に乱れていたので。)
どうせ満席で、今さら通路側に変えてくれって言っても無理だろうなあ。・・・って思ってたので、三人がけのシートのわたしの隣、真ん中席が埋まっても、ショックじゃなかったんですけどね(苦笑)。
でもその、遅れてやってきたその女性は、どうやら若いカップルの片割れだったらしく(ハネムーン??)。離陸間際になって、客室乗務員が、彼女とその彼氏を、ビジネスクラスにアップグレードしてくれたんですよね(笑)。
ふつうなら、目の前で別の乗客が優遇されてるのを見たら、ちょっとぐらいムカついてもいいかと思うけど(笑)。でもこのときばかりは、にっこり☆素直な笑顔で、彼女を送り出しましたとも。いや、もう、そのときの心境としては、「隣の席が空く」ってだけで、十分に嬉しかったんですよ・・・たはは。
・・・そんなに狭い席がイヤなら、エコノミークラスをやめればいい、って話ですけど。でも、この時期の東京行きって、プレミアム・エコノミーでもけっこう高いのよ・・・(涙)。
●食生活が
充実してます・・・あああ、実家なんだなあ(笑)。
お野菜いっぱいの煮物とか、おでんとか、煮込みうどんとか、かぼちゃとか、お魚とか、さくさくコロッケとか、おひたしとか。おいしいお豆腐とか、油揚げとか。煩悩ものの「ふつ~の家庭料理」ばっかりで、幸せです。くふ。イギリスでは、こういうものは絶対につくれないので・・・!
●仕事納めですからね(笑)
今晩は、おデートに出かけます♪
その後はもうずっと、毎年恒例、おせちづくり三昧ですからねえ(笑)。ちょっとはホリデーらしいイベントがあっても、いいんじゃないかと思いまして。(GOLDは出先で買います!)
今日が今年最後のお仕事の方も、まだもうちょっと、がんばらなくちゃいけない方も。それから、年末年始にいっちばん忙しくなる主婦のみなさまも。どうぞ、良いお年をお迎えくださいませ。