●雪ですか・・・
ロンドンはなんだか、妙に生ぬるい日曜日でしたので(最高気温が15度くらい)。
東京方面のお天気予報を見ながら、「ひょえ~」と震えている次第です。避寒に帰ったはずの小鳥さん、かわいそうだなあ(笑)。実家の両親も、ずいぶん冷えると言っていました(けっこう温暖な地域なんですが)。
みなさん、どうぞ事故や怪我などありませんように。ご無事で、あたたかくしていてね。
●ご覧のとおり
ブログのトップ画像を替えています。(3日も前の話ですが。)

嵯峨野で見かけた、なんとも愛らしいお地蔵様です(笑)。
まんまるのお顔、穏やかな表情で寄り添っている姿が、とにかく可愛らしくて、ひときわ目を引きました(はい、何かを連想しましたとも)。見ているだけで、思わず微笑がこぼれる気がします。
●ちょっとばかり
古い記事ですが。。。
婚外子が初めて半数超える フランス、法制度も後押し結婚に縛られない自由な男女関係・・・そっか、なるほど。そういう見方もあるのね~。
たしかに、そういう面もあるかもしれませんが、わたしの友人(フランス人に限定して)の多くは、ふつうに結婚しています(笑)。特にコンサバなわけでもなく、ものすごい資産家というわけでもない、平均的な?パリ在住のサラリーマンたちですけどね。
でも、結婚してないカップル・・・というか、同棲してるカップルの友だちも多いんですよね(笑)。結婚に縛られたくない、という理由もあるのかもしれませんが、見ている限りは、「好きな人と一緒に暮らしたいから」というだけ。単にまだ結婚なり、子供なり、そういう段階までいってないカップル、という気がします。
(いや、不倫カップルも知ってるけどさ・・・。)
同棲という言葉って、日本ではどうも、ネガティヴな「色」がついている感じがするのですが(と思うのはもう古いのか?)、フランスではそういう意識がないから、かもしれませんね。ある程度親しい恋人同士が一緒に暮らすのって、ごく自然・・・だと思われてるので。そこに、スゴイ主義主張は感じられません。
ちなみにこのPACS(連帯市民協約)って、どっかのお着物マダムな岩城さんと、天才ヴァイオリニスト香藤くんの「結婚」に使われたやつですね(笑)。結婚に準じる権利を与える・・・といので、「同性愛者の結婚(の代用品)」みたいに、報道されたりもしたそうですが。(実際、そういう需要はけっこうあると思いますけどね。)
でも別に、恋人同士じゃなくっても利用できるんですよ。たとえば、仲良しの親友と老後を一緒に暮らしましょう・・・とか、そういうのもアリらしいです(笑)。もちろん、「神の前で愛を誓う」というのが嫌な、いわゆる無神論者カップルの結婚にも、けっこう使われているそうです。
(ちなみに今はイギリスにも、PACSと似たような法律があります。)
昔は、結婚なんて一種類しかなかったのに(笑)。今は、個人のニーズに合わせて、「従来の結婚」じゃない方式も選択できる。いっそ結婚したくなかったら、一生同棲しててもいい。その場合でもちゃんと、生まれた子供が不利益をこうむらないように、人権が保障されている。(それだけじゃなくて、労働時間の制限や産休の確保も含めて、出産・育児体制がしっかりしてる。)
そこまで法律を整備して、お金をかけて、かつ社会がそれを受け入れて、初めて、少子化傾向に歯止めがかかった・・・というのが、このフランスの例のような気がします。
見習うところは、たぶんいっぱいあるんだろうけど。
でもその反面、伝統的な社会概念、家族関係が崩壊してしまったって、そう警鐘を鳴らす人もいます。個人の事情にやさしい、成熟した社会なのは素晴らしいけど、「お父さんとお母さんが結婚していて、一緒に住んで子供を育てている」家族像が、だんだんレアになっていくんじゃないか、って。それは、果たしていいことなんだろうか、って。。。
難しいですよね、本当に。
●あらら・・・
これはやっぱり、マズイでしょう(苦笑)。
夜のロンドンは「怖い」=治安責任者の内相ポロリ―英まあ、気持ちはわかります。ハックニー(東ロンドンの中でも、低所得者層や移民が多く住み着いているエリア)と、天下の高級住宅街チェルシーやケンジントンを比べるなんて、質問者もイジワルだよなあ、って思いますしね(笑)。・・・そういうときは、「貴女はどうなの?」って、質問者に切り替えしてほしかったかな(笑)。
まあ、本当を言うと、ハックニーの中に、もいろいろなエリアがあります(笑)。決して、貧困世帯ばっかりじゃありません。わたしの同僚にも、好きでハックニーに住んでる人もいます(高級マンションだけど)。けっこうヒップなお店も多くて、おいしいレストランもあって、今後どんどん開発されていくだろう、とも思います。
ある意味、でっかいおうちがまばらに建っていて、夜になると人通りのすっかり絶えてしまうチェルシーよりも、小さなレストランやコンビニが多くて、深夜までざわめいているハックニーのほうが、「安心して歩ける」と思う人もいるでしょうし。
そもそも、ロンドンに限らずどこの都市だって、危ないエリアってあると思いますしね。。。 (たとえばわたしにとっては、勝手知ったるロンドンよりも、イギリスの地方工業都市の夜のほうがコワイです。)
東京でもパリでもブリュッセルでも、コワイ(近づかないほうがいい)エリアなんて、あってあたりまえ・・・じゃないのかな? (できれば、ないほうがいいですけど!)
あやや・・・まあ、それはともかく(笑)。
この内務大臣、今けっこう、マスコミのターゲットになっています。なんて言ったらいいのかしら、「次に失言・失態をしでかしてやめるのはこの人かも」って感じで、彼女ウォッチャーが虎視眈々と、彼女の言動を追いかけているんじゃないかなあ。
そんなときに、治安担当者なのにこういう発言は、ホント不用意ですよねえ。
もしかしたら、根は飾らない、いい人なのかもしれません(笑)。でも、政治家としてサバイバルするスキルに、ちょっとばかり問題がありそう。あとでフォローにやっきになって、わざわざ「ペッカム(Peckham)のケバブ」を持ち出すに及んでは、もはやイタイ領域です・・・(苦笑)。
次の内閣改造で、ひっそりと別ポストに格下げになるような、そんな気が。。。