夜のロンドンは怖いですか?

●雪ですか・・・

ロンドンはなんだか、妙に生ぬるい日曜日でしたので(最高気温が15度くらい)。

東京方面のお天気予報を見ながら、「ひょえ~」と震えている次第です。避寒に帰ったはずの小鳥さん、かわいそうだなあ(笑)。実家の両親も、ずいぶん冷えると言っていました(けっこう温暖な地域なんですが)。

みなさん、どうぞ事故や怪我などありませんように。ご無事で、あたたかくしていてね。


●ご覧のとおり

ブログのトップ画像を替えています。(3日も前の話ですが。)

2008 january blog top 5

嵯峨野で見かけた、なんとも愛らしいお地蔵様です(笑)。

まんまるのお顔、穏やかな表情で寄り添っている姿が、とにかく可愛らしくて、ひときわ目を引きました(はい、何かを連想しましたとも)。見ているだけで、思わず微笑がこぼれる気がします。


●ちょっとばかり

古い記事ですが。。。

婚外子が初めて半数超える フランス、法制度も後押し

結婚に縛られない自由な男女関係・・・そっか、なるほど。そういう見方もあるのね~。

たしかに、そういう面もあるかもしれませんが、わたしの友人(フランス人に限定して)の多くは、ふつうに結婚しています(笑)。特にコンサバなわけでもなく、ものすごい資産家というわけでもない、平均的な?パリ在住のサラリーマンたちですけどね。

でも、結婚してないカップル・・・というか、同棲してるカップルの友だちも多いんですよね(笑)。結婚に縛られたくない、という理由もあるのかもしれませんが、見ている限りは、「好きな人と一緒に暮らしたいから」というだけ。単にまだ結婚なり、子供なり、そういう段階までいってないカップル、という気がします。

(いや、不倫カップルも知ってるけどさ・・・。)

同棲という言葉って、日本ではどうも、ネガティヴな「色」がついている感じがするのですが(と思うのはもう古いのか?)、フランスではそういう意識がないから、かもしれませんね。ある程度親しい恋人同士が一緒に暮らすのって、ごく自然・・・だと思われてるので。そこに、スゴイ主義主張は感じられません。

ちなみにこのPACS(連帯市民協約)って、どっかのお着物マダムな岩城さんと、天才ヴァイオリニスト香藤くんの「結婚」に使われたやつですね(笑)。結婚に準じる権利を与える・・・といので、「同性愛者の結婚(の代用品)」みたいに、報道されたりもしたそうですが。(実際、そういう需要はけっこうあると思いますけどね。)

でも別に、恋人同士じゃなくっても利用できるんですよ。たとえば、仲良しの親友と老後を一緒に暮らしましょう・・・とか、そういうのもアリらしいです(笑)。もちろん、「神の前で愛を誓う」というのが嫌な、いわゆる無神論者カップルの結婚にも、けっこう使われているそうです。

(ちなみに今はイギリスにも、PACSと似たような法律があります。)

昔は、結婚なんて一種類しかなかったのに(笑)。今は、個人のニーズに合わせて、「従来の結婚」じゃない方式も選択できる。いっそ結婚したくなかったら、一生同棲しててもいい。その場合でもちゃんと、生まれた子供が不利益をこうむらないように、人権が保障されている。(それだけじゃなくて、労働時間の制限や産休の確保も含めて、出産・育児体制がしっかりしてる。)

そこまで法律を整備して、お金をかけて、かつ社会がそれを受け入れて、初めて、少子化傾向に歯止めがかかった・・・というのが、このフランスの例のような気がします。

見習うところは、たぶんいっぱいあるんだろうけど。

でもその反面、伝統的な社会概念、家族関係が崩壊してしまったって、そう警鐘を鳴らす人もいます。個人の事情にやさしい、成熟した社会なのは素晴らしいけど、「お父さんとお母さんが結婚していて、一緒に住んで子供を育てている」家族像が、だんだんレアになっていくんじゃないか、って。それは、果たしていいことなんだろうか、って。。。

難しいですよね、本当に。


【21/01/2008 02:54】 社会・時事ニュース | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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