●うつらうつらと
日曜日を過ごしてました。。。
ソファでも、PCの前でも、ベッドでも、怠惰に寝たり起きたり・・・う~ん。単に、ぐうたら気質なんですが、寝不足みたいです(苦笑)。こんなに晴れた気持ちいい週末に、ホントにもったいないなあ。
●今ごろなぜか
はまっているのが、こんなジャンク菓子(笑)。

いや別に、こんなに山盛りにして常備してるわけじゃないですよ~。
ミルクとヘーゼルナッツクリームを、パリパリのウェハースで包んで、それをミルクチョコレートでコーティングしてあるお菓子です。チョコレートの部分が少ないせいか、軽くてさくさく、って感じでしょうか。オイシイんですよ~。(ひょっとして、日本にとっくにあったらごめんなさい。)
●本日の一枚(笑)

しずくに濡れた、朝のピンク・ローズ・・・ですが、この程度じゃダメかなあ。
●コメントお返事
Sさま、拍手ありがとうございました。逆に、ご心配おかけしてしまって。。。ほとんどのみなさまは、わたしの言わんとしていることを、ちゃんと汲んでくださったと思っています。本当に、ありがたいことです。
●コソボ独立へ
ヨーロッパに、またひとつ新しい国が生まれるわけですが。
コソボ独立宣言へIn pictures: Kosovo independence欧米も日本も、
コソボを国家承認する見通しみたいですね。国際的には、ずいぶん多くの国が、コソボを独立国家として認める用意があるそうです。でも、
セルビアやロシアをはじめとして、絶対に反対している国もあるわけで・・・スムーズには、いかないだろうなあ。
街はすでに、独立を祝うお祭りムードでいっぱい、だそうです。コソボに住むアルバニア系住民にしてみれば、セルビアの圧制からようやく逃れられるという意味で、大変なマイルストーンなんでしょうね。
でも、少数とはいえセルビア人の住民もいるわけだし。。。実際、さっきBBCのニュースでは、独立宣言に反対する人たちの示威行動もあるって言ってました。当分は、緊張状態が続くだろうけど、とにかく、再び武力衝突が起きないことを祈るばかりです。
ところで(笑)>>
★ワケが分からない人のための、大雑把なバルカン半島物語★
①民族・宗教・言語・政治思想が入り乱れ、ものすご~く複雑なローカル事情を抱えたエリアがあった。みんないつも小競り合いしつつ、戦ったり仲良くしたりしてた。(小さな集落で暮らしてる分にはいいんだけど、ひとつの民族がまとまって国家をつくりたいと思うたびに、他の民族とケンカしてたのね。)
②中でも、いっちばんめんどくさい民族のモザイク国家が、ユーゴスラビアだった。ここ、第二次世界大戦後に、一気に飛んでます(笑)。英明な指導者がいたお陰で、なんとか国家がまとまっていた時代もありました。
③民主主義が広まったり、ソビエト連邦の影響力が薄れたりして、バルカン半島にも「民族ごとに集まって一緒に暮らしたい」(=民族自決)という発想が流行った。やたら抑圧的なミロシェビッチ大統領(セルビア人だ)も、反発を招きやすい奴だった。
④血みどろの戦争したり、交渉をしたりしつつ、スロヴェニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、マケドニア・・・とまあ、かつてのユーゴスラビア連邦を構成していたエリアが、次々と独立していった。
⑤そして誰もいなくなった・・・じゃなくて(爆)。最後に残ったのは、セルビアのみ。いや、セルビアと、その中にあるちっちゃな自治州コソボのみ。
・・・で、現在に至るわけですね。
ここ数十年の紛争で、すっかり悪者あつかいのセルビアですが。考えてみれば、哀れなポジションではありますね。(決して、セルビア軍の極悪非道な行為の数々を、容認するものではありません。ただ、それで国民全部を悪者にしちゃうのは、違うだろうと思って。)
わたしには、セルビア人の友人が何人もいます。
パリで知り合った彼らは、みんな祖国(この場合はユーゴスラビアです)を憂い、国際的に孤立するセルビアのことを、とても心配していました。彼らの語るユーゴという国は、決してニュースに出てくるような非道な、残虐な国なんかじゃなくて・・・う~ん。かなり、イメージのギャップがありました。
そりゃあ、思い出は美化されてるでしょうし、身びいきもあったでしょう。当時フランスで大学に通う彼らは、言ってしまえばユーゴでは特権階級。一般的なセルビア人の意見とは、言えないかもしれませんけどね。
(ひとりだけ、悠々と安全な場所で暮らすのが耐えられないって、セルビアに帰って徴兵に応じた友人がいます。いつの間にか、ベオグラードから手紙が来なくなってしまって。彼がどうなったのか、今も不明です。)
だからセルビアに甘いつもりはないですが、でも。
自分が生まれ育った国が、次々と内戦を起こして炎上し、崩壊していく・・・ってのは、どんなに異常な体験だろう。って、そう思うのよね。
めちゃくちゃなたとえですが、仮に日本がそうなったとしたら? 沖縄と北海道がまず独立を宣言し、それから九州が離れてゆき、四国がそれに続き、内戦に内戦を重ねて、親戚同士が殺し合い、国際的に非難され、最後に本州だけ残ったとしたら・・・?
・・・はは、あり得なさすぎて、想像もできませんね(苦笑)。
で、ここで思うわけです(笑)。そういう日本分裂のシナリオを、「まずあり得ない」と即答できる国に暮らす人は、幸せなんだろうなあ、と。あんまりに自然なことなので、それをありがたいって認識できないくらい・・・なんですよね。
●ところで
※ここから先は、だいぶ脱線です。
日本とセルビア・・・というと、どうしても思い出してしまうのが、裸足のワールキューレ。じゃなくって、黒髪のドリナです(笑)。
最初に読んだときは、わたしはホントに子供だったので(笑)。
ドリナとの初恋に夢中になり、摩利くんを死ぬほど傷つけた新吾くんが、何としても許せなくてねえ(苦笑)。作者がどうして、こんな残酷なストーリーを描くのかわからなくて、ものすご~く憤りました。木原さんに怒り、バカで鈍感な新吾くんに怒り、堂々とヒロイン面(笑)してるドリナに怒り・・・いやあ、若気の至りってやつです(汗)。
今だって、決してこれは楽しい展開じゃないんですけどね(笑)。でもいつの間にか、これは人生の教訓になりました(苦笑)。世の中、とくに恋愛では、思うように行かないことなんて、いくらでもあるよね、みたいな(笑)。だって摩利くんほど、麗しくて賢くて男気があって、お金も身分もみ~んな持ってるスーパー美青年ですら、恋に破れてしまうというこの不条理・・・!
嗚呼、愛ってなんて残酷なの?とばかり、さめざめと泣いたものでした・・・(爆)。
ま、摩利くんにぞっこんだった若い日々の、結構せつない記憶です。ほほほ。
ちなみに>>
今じゃ全然可愛げがないので、信じてもらえないかもしれませんが。当時のわたしはとても初心だったので、「摩利と新吾」を愛読していても、それが隠れBL(というかJUNE)である、という認識は全然ありませんでした(笑)。同人的な世界とは、まったく縁がなかったので、「腐女子レンズでキャラを眺めて、おいしいカップルを作り出して遊ぶ」というワザも、持ち合わせていませんでした(笑)。
ましてや、摩利くんに長年あこがれてはいても、彼をどうしたいとか、どうされたいとか、そ~いう妄想もいっさい抱いたことがありません(苦笑)。もっと言えば、摩利くんが受けなのか、攻めなのかとか・・・そういう認識すら、してませんでした。
ただ純粋に、木原マジックに捉まっていたのだね(笑)。
ああ、そんなカワイイ、ふつ~の少女マンガ読者だった頃が、わたしにもあるなんて。。。いやはや、昭和は遠くなりにけり。
蛇足>>
しいて言えば、摩利くんは総受け。ただし新吾くんに対してだけは攻めかも、と思っています。ちなみに最強の攻めキャラは、柴乃さんでしょう(ヘテロだけど、笑)。いや、ホントに蛇足ですね、これ。