☆追記☆(午後3時40分)
拍手をたくさん、本当にありがとうございます。現在FC2ブログでは、ブログ拍手の表示・閲覧障害が起きているそうです。管理ページには記録がありますので、お気持ちは頂戴しています。本当に嬉しい。それだけ、お伝えしますね。
さて。。。
何をどう、申し上げたらいいのでしょう。
実をいうと、ここ何日か、笑えないくらい多忙にしていまして、ほとんど寝ていない状態でした。連夜(本当に毎晩なのです)、ブログの記事を書きながらPCの前で前後不覚に陥り、そのまま午前2時、3時、4時までデスクで意識不明・・・というほどの状態で、意識が朦朧としておりました。
おかげで何を書いていたのか、書こうとしていたのか忘れるし、脈絡のない文章を綴るし、とんでもない失態を犯しているかと思います(苦笑)。
そんなわけで、本当に今さらなのですが。。。
実は、カウンタの数字が尋常ではないのを見て、「何かが起きたのだ」と気づいた次第です。(ほんとうは第一報をいただいていたのですが、それすら脳内で、正しくプロセスされていませんでした。)
で、遅くなりましたが、わたし個人の感じていることを。
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※ご存知のとおり、ここは重症の「春抱き」病患者の運営するファンサイトですので、どうしてもどうしても、気持ちは先生に寄り添ってしまいます。そういうふうにしか、今は考えられないから。ある程度の主観が入るのは、わたしにとっては不可避なので、ゆえに甘いかもしれない。甘いんだろうな(苦笑)。でも、中立ではありえない心境なので、どうぞ寛容な気持ちで読んでくださいね。
※そのせいで、どなたかを不快な気持ちにさせてしまったらごめんなさい。
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新田先生のお言葉を読みながら、感じたのは痛みでした。
事実関係のアウトラインは、すでに先生自身が公式サイトで、そしてリブレさんのサイトにもきっちり書かれているので、今さら繰り返しません。それについて、擁護するような発言もするつもりはありません。この考えは、これからも変わりません。
当事者のみなさんがあやまちを認め、反省していることについて、わたしが何をどう言っても何も変わりませんから。あとはいわば事務処理的というか、ひとつずつ誠意を持って、先生や周囲の方々が対応していくのでしょう。
でも、ファンとしては、先生の「痛み」が伝わってくるようで辛いね。
わたしは新田先生個人を存じ上げないので、もちろん、実際の人となりを知りません。もしかしたら、実際に同僚とかクラスメートだったとしたら、お互いに相当我が強い気がするので、ソリが合わなくてケンカするかもしれない(笑)。
でも、作品を読んでいて、わかることはたくさんあります。
たとえば、彼女がどれほど心血を注いで、精魂を込めてひとつひとつのコマを描いているか。お仕事に、どれほどのパッションを注いでいるのか。どれほど深く深く、キャラクターたちを愛しているのか。
そう、適当とか手抜きとか、「楽をしよう」という発想は、彼女の作品には皆無です。ここまでするか、と驚嘆するほど、丁寧にコマの隅々にまでこだわって、あのきれいな絵を描いている。それはもう、「才能」や「技術」を超えた「美意識」の領域ですよね。ほんとうに完璧主義なのだと、そうとしか言いようがないです(笑)。
そういう新田先生にとって、「他人の作品を真似した」という事実(←先生自身が認めていらっしゃるので)は、これ以上ないほど、痛い糾弾であろうと思います。
もちろんこれは、わたしが勝手にそう思ってるだけですけど。でも、万引きしたとか、誰かを殴ったとか言われるほうが、彼女にとってはきっとよっぽどましでしょうね。誰よりも誇り高い、完璧主義の作家にとって今の状況は、自分で犯したあやまちを自分がいちばん許せない・・・というほどの屈辱ではないかな、と。
こう思うのは、甘いでしょうか?
でもわたしは、「侵害行為だとは認識していなかった」という先生の言葉を、ほんとうに、文字通りそうなのだと信じられます。理由は上に書いたとおりです。彼女のエベレストよりも高い誇りと、作品への愛情を垣間見るかぎり、「わかっていて誰かの作品を真似る」行為とは相容れない・・・ロジカルに考えて、矛盾していると思うので。
(繰り返しますが、「だから容赦されるべきだ」とは言ってません。「知らなかった」「そんなつもりではなかった」で済む事態ではないのは、ご本人や出版社がすでに認めておられるので、それについてくどくど書かないだけです。)
じゃあ今から、何をすればいいんだろう?
ええ、正直なところ、ただのファンには何もできませんよね(苦笑)。いちファンとしては、しばらく岩城さんと香藤くんに会えないのは、そりゃあ不本意ですとも。でも、先生の失ったものに比べたら、それは微々たるものです。ファンが辛い、哀しいと言葉にするたびに、先生をさらに傷つける気がするので、あんまり言いたくない。
だからね、もう何も言わないで、ただじっと待つことにします。
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香藤くんが芸能界から干され、自分で蒔いた種とはいえ、何ヶ月もずっとず~っと苦しみ、葛藤している間、岩城さんは黙って、全身で恋人を支えていましたよね。批判もしない(したかったときもあるだろうけど)、下手に励ますこともしない(プレッシャーになるだけなので)。ただひたすら愛し、信じて待っていましたよね。・・・自分ではなにもできない、何もしない、それがどれほど辛くても。
もちろん、岩城さんと香藤くんの愛情と信頼に基づいた強固な関係を、わたしみたいなおバカが再現できるとは思っていません(苦笑)。
でも、ただ黙って、信じて待っている。今はそれだけで、いいんじゃないのかしら。先生がやがて「禊」を終えて、満を持して帰っていらっしゃるのを、わくわくしながら待ちたいな、と思います。明けない夜はないし、冬はいつか去って春がやって来ますから。
そのときに岩城さんと香藤くんに、「おかえり!」って笑顔で言ってあげたいな。
いっそう大きく、まぶしく逞しくなって、華々しく帰還する岩城さんと香藤くんを、大人しくよい子で待っていたいと思います。大丈夫、彼らは絶対にまた、あの麗しい姿を現してくれます。それに関しては、不安はありません。だってほら、「春抱き」は不滅ですから(笑)。
「一緒にいるよ、ずっとね」
あえて口に出して言ってみると、ほんとうにそうなるような気がするから不思議です。言霊って、すごいものですね。それまでは、小鳥さんと同じく、せっせと自家発電に勤しみたいと・・・えっと・・・うう(苦笑)。が、がんばります・・・!
以上、甘め?の私見を長々と展開しました。最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。この件で居ても立ってもいられなくなって、メールをくださったたくさんのみなさまにも、重ねてお礼を申し上げます。
新田先生も(って、読んでくださってるわけないけど)、このサイトを訪れてくださるみなさまも、どうぞいっそうご自愛くださいね。この世の中に、もしも「春抱き」よりも大事なものが存在するとしたら、それは自分の健康ですから。
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蛇足ながら、「Embracing love」というのはもちろん、『春抱き』英語訳のタイトルです。包み込むような愛・・・という意味なので、今の心境にはぴったりだと思いました。