●ゴーイング・マイウェイ
なぜかわたしは、昔から彼のことを
「のものもくん」と呼んでまして(笑)。
野茂投手引退 大リーグ活躍の先駆者、日米201勝野茂英雄、引退を決意…現役続行を希望するも獲得球団なくhttp://ballplayers.jp/nomo/ (公式サイト・・・らしいです)
なんとなくぬぼ~っとしたあの風貌と、もさ~っと大きくて口下手な感じが、ちょうど「のものも」という語感に、ぴったりだったんじゃないかと思います。・・・え、誉めてない?(爆)
ともあれ、お疲れさまです!今の時代、投手で39歳まで現役でいたのだから、決して早い引退ではないと思うのですが、でも、そっかあ。あのトルネードなのものもくんも、もう引退なのかあ(苦笑)。近鉄バッファローズの時代から、あの不可思議な投げ方がおもしろくて。もう、見られないんですねえ。
とにかく、スゴイ選手でした(笑)。
ウィキのリンク(上記)を見ていただければ、一目瞭然ですが。あんまり圧倒的に強すぎて、賞という賞を総なめにして、ほとんど孤高の存在だったような。はっきり言うと、日本で野球しててちっとも面白そうじゃなかった、という印象でした(笑)。(といっても、わたし自身は阪神タイガースのファンでしたので、それほどよく彼を知っていたわけではないです。)
日本じゃつまんないから、アメリカに行ったんだろうな~って、素直に思ってました。実際には、契約上のゴタゴタがあって、最後は日本の球界を追い出された・・・みたいな感じだったような・・・?(うろ覚え)
彼の反骨精神というか、「長いものに巻かれない」キャラが大好きなわたしは、のものもくんの掟破りなところに、シビレましたね~(笑)。それもメジャーリーグに行くって、当時としては「無謀だろ、おい~!」なことに、真正面から挑戦する強さ。背水の陣もいいところ、でしたから。
そうやって自ら退路を断った上で、ちゃんと成功するのがスゴイ(笑)。
当時ののものもくん旋風は、最初にイチローくん旋風が吹き荒れたときにも匹敵すると思います。(ちなみにこの「旋風」は、アメリカで最初に起きたわけですが、日本ではもっとすごかったと思います。日本を捨てていった裏切り者?のはずが、メジャーで成功した途端に、日本を代表するスターに祭り上げられたもの。。。)
ともあれ、先駆者ですよね(笑)。
偉大なピッチャーだと思うし、ドラマチックな野球人生だと思うし。いろいろな意味で、現代の日本人大リーガー隆盛の礎を築き上げた人だと思います。
僕の前に 道はない
僕の後ろに 道は出来る
・・・という
高村光太郎の詩を、思い出します(笑)。野茂くんが切り開いたその道を通って、イチローくんも松井くんも、その後アメリカに渡って行ったわけですから。。。
●まるっきり
関係ないネタですが、反応しちゃったので(苦笑)。
「わが子等に」芥川龍之介の“幻”の遺書4通発見ものすご~く私事になりますが、故芥川也寸志氏(龍之介の三男ですね)から、入学祝を頂いたことがあります。テレビに出ているような有名人(彼は作曲家ですが、スマートな物腰でしゃべりが上手いので音楽番組によく出ていました)なので、コドモだったわたしは、ただひたすら恐縮して・・・何を話したのか、どんな素振りだったのか、何も覚えていません(苦笑)。
それがまあ、わたしの唯一の芥川一族との接点です(苦笑)。接点というのもおこがましい、一瞬のご挨拶ですけどね。もちろん当時は、芥川龍之介の作品ひとつ、まともに読んだことがなかったんじゃないかと思います。。。(恥)
この遺書を見て思ったのは、幸せな少年時代じゃなかったのでは?・・・という、漠然とした寂しさでした。龍之介という、非凡な作家の血を引いているというのは、息子さんにとって大変なプレッシャーだろうと、これまでも勝手に思っていましたが。でも、この遺書・・・まともな精神状態ではなかったのだと思いたいですが、よりによって自分の子供に向かって、「人生の戦いに敗れたら自殺を」って言い置く父って!?
今は文学史上貴重な「史料」かもしれないけど、こういう遺書を残された側は、葛藤したかもしれないなあ・・・と、考えるとせつなくなってしまいました。
●ブログ拍手
昨日は、半日「拍手機能」がぶっ壊れていたにもかかわらず、たくさんの拍手をありがとうございました。すべて先生への応援メッセージだと思ってますので、どんどんクリックしてやってくださいな(笑)。同じように考えるお仲間がたくさんいる気がして、本当に心強いです。
同時に、メールもたくさん頂きました。思いの丈をつづった、泣いているようなお便りです。みなさん本当に不安で、今回のことに胸を痛めていらっしゃるのがわかります。お返事は例によって遅いですが(苦笑)、ちゃんとしますので待っていてくださいね。
これは性格なんだと思いますが、わたしはネットの一部で展開されている(らしい)先生批判を、いちいちチェックしていません(苦笑)。悪意に満ちた中傷すら見ましたので、「知らない」わけじゃないと思っていますが、もういいの。気にしないの(笑)。
それで、『春抱き』を好きな気持ちが冷えるようなら、ファンサイトなんてやってられません。好きなもんは好きなんだから、それでいいじゃんか(笑)。悩んでも、自分を傷めつけるだけです。『春抱き』が大好きで、いつも岩城さんと香藤くんに、最高の幸せをもらっていた。これまでも、これからも。
・・・わたしにとっては、それが唯一の真実です。