循環ロジック

たはは・・・下の記事、昨夜のうちに書いていたんですが、いつの間にか寝こけていたようです(爆)。おかげで、ニュース直後にアップしようとしてたのに、ずいぶん遅くなっちゃっいました(苦笑)。

げ、月曜日からこんなに疲れてて、いいんだろうか。。。





●Whatever next?

さすがにこのニュースには、心臓が跳び上がりました。

NYダウ下げ幅最大 777ドル安、米下院の金融安定化法案否決で

US banking bailout in chaos after shock House of Representatives vote

いや、まさに大混乱ですね。票数はギリギリだけど、それでもコトがことだけに何とかなるだろうって、マーケットも楽観?していたと思うのですが。


☆なんでアメリカの下院は、金融機関を救済する法案に反対したのか?

ひと言でいえば、「不信感」かなあ。ブッシュ大統領や財務長官が、「だってこれ以上金融機関がヤバい状況に陥ったら、世界中が大変なことになるよ~!」って言葉を尽くして説明しても、フツーの市民の間では、

「あのさ、その辺の中小企業が経営に失敗して破綻しても、政府は全然助けてくれないのに、なんでウォール・ストリートの巨大金融機関が傾きそうになったら、莫大な税金を注ぎ込むわけ?」

という、なんとも冷ややかなリアクションが少なくない。

つまり、「ワシントンの政治家は、やっぱり大企業に甘い」(同じ穴のムジナで、おこぼれの甘い汁を吸ってるから)・・・という市民感情がけっこう根強い、ということでしょうか。政治不信ですよね、これ。中央不信、(俗にいう)都会のエリート嫌い、という側面もあるでしょう。

ブッシュさんたちが、「これは特定の金融機関を助けたいからじゃなくて、実際、それがアメリカ経済にとって必要なことなんだから」と言ってるのを、てんで信じてないわけです。というか、既得権益とは関係ない世界にいる庶民にとっては、実感しようのない危機感なのかも。

そういう不信感、距離感を敏感に感じるからこそ、下院議員たちも、そうそう簡単にはこの金融安定化法案を可決できない、するのはマズイと判断したのだと思います。


☆じゃあ、ブッシュさんの説明はウソなのか?

いえいえ、とんでもない。わたしは自慢じゃないけど、ブッシュさんを応援したことは今まで一度もありませんが、今回の法案に関しては、絶対に必要な(最低限の)救済策だと思います(笑)。

下院が否決したってニュースが流れた途端に、株価が暴落したのがその証拠。そろそろ1929年の世界大恐慌にも匹敵するレベルの、本当に、かな~り深刻な事態みたいですよね。あくまでアメリカ政府が、アメリカの金融業界を救うための法案なんですが、それが世界(もちろん日本も!)に及ぼす影響は、計り知れないものがあります。


☆なんで? つうか、この法案はナニ?

えっと・・・ものすごく乱暴で大雑把な例えで申し上げると、こんな感じです。(個人的に、アメリカ至上主義みたいな?発想はイヤなんですけど、でも今回は大目に見てくださいね。)

世界経済を、ひとりの人間のカラダだと仮定してみましょう。心臓部にあたるのが、ウォール・ストリートの巨大金融機関たち。日本経済の担い手たちは・・・そうねえ、たとえば肺とか肝臓とか、そういう重要な臓器だと思ってください(苦笑)。

世界の経済は、すべて血管で繋がっています。太い血管もあれば細い血管もあるし、心臓から近い国もあれば、遠い国もある。でもすべて、心臓から送られてくる血液や、白血球や、そういったものを受け取ったり代わりに何かを渡したりして、経済は回っていると思ってやってください。

文字通り、カネは天下の回りもの。

・・・かなり使い古された表現ですが、血液(=お金)が循環しなくては、誰も商売できないんですね。大企業だろうが個人経営のお店だろうが、こればかりは同じだと思います。


【30/09/2008 16:09】 社会・時事ニュース | Comments (0)

ナビが正しいとは限らない(笑)

●るい・はみ最新ニュース(笑)

シンガポールGPは、史上初の夜レースでした。

Alonso wins as Hamilton prospers

マクラーレン 貴重なポイントを加算

アロンゾくんは、やっとこれで今シーズン初勝利。去年さんざんもめて、マクラーレンから移籍した今年、マシンに恵まれずにかなり苦戦してたので、よかったねえ、という感じです。(ルノーはほら、今年は6月にタイヤ交換しちゃいましたので、ちょびっと嬉しい。たは。)

pit stop 3  pit stop 4

うはは~、写真は以前アップしたものを再利用しました(練習マシン、笑)。2番手ドライバーのピケくんは、シンガポールでは途中でクラッシュしてリタイヤでしたけど。。。

ハミルトンくんは、堅実な3位。

2位にピッタリ追走してたんですが、無理はせずに、地道なポイント稼ぎに徹したようです。このところトラブル続きだったので、安定したレースで自信回復したのではないかと。

で、目下チャンピオンシップ・ポイントで首位のハミルトンくんに肉薄してる、フェラーリのマッサくんですが・・・ええ、絶好調だったらしいですよ。ポール・ポジションから快走して、ぶっちぎりレースを展開してたそうですが、これがなんと、ピットストップの大失敗のせいで13位。こんなことも、あるんですねえ。

というのも、BBCの写真(↓リンク)を見ていただくとわかるんですが、タイヤ交換&給油ピットストップの際、まだ給油ホースがマシンに繋がっているのに、GOのサインが誤って出ちゃったんですね。もちろんドライバーはグリーン・ライトで飛び出すから、メカニックさんが数人なぎ倒され、クルマはホースを引きちぎって、シッポをくっつけたまま走っちゃって。。。

http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/motorsport/formula_one/7640597.stm

結局、すぐにクルマを止めてホースを取り外し、再出発したそうですが、ロスした時間は取り戻せなかったそうです。天下のフェラーリ、タイヤ交換の最速記録を持ってるチームですら、こんな初歩的なミスをすることがあるんですねえ。ぐうう。

※初歩的というのは、実際わたしたちがタイヤ交換を練習したとき、まず最初に習ったのが、「作業が終わったら大声で合図する。4つのタイヤがすべて交換され、メカニックさんと取り外したタイヤがクルマの走行を妨げない位置に下がった時点で、GOを出す」だからです。そこまで確認して初めて、作業完了なんですね。命にかかわるだけに、これは何度も何度も言われました(笑)。

幸い、メカニックさんたちに大怪我はなかったそうです。それだけが救いですが、でも、こういう負け方はすごく悔しいだろうなあ。


●なんだか妙に

共感してしまいました(笑)。

「ナビが誤り」看板林立なぜ 山梨・ほったらかし温泉

なぜかというと、我が家も「ナビが誤り」な場所にあるからです(笑)。

イギリスの場合、ポストコード(郵便番号)を入力すると、ピンポイントで住所が特定されることがほとんど。なので運送業者はたいてい、ナビに頼って配達をするのですが、新しいポストコード(最近開発されたマンションなど)の場合、近いけれど別の場所に誘導されちゃう・・・なんてことが、けっこうあるんですね。わたしのフラットが、まさにそんな場所のようです(笑)。

各種デリバリーの運転手さんから、いったいこの1年半に何度、いや何十回、「××ストリートにいるんだけど、アンタのうちはどこ?」って電話をもらったことか・・・(笑)。

おかげで、自分のうちへの道順を教えることに関しては、かなり熟練の域に達したと思います。って、そんなのなんの自慢にもなりませんが。たまたま家の前の道が一方通行なので、行きすぎちゃうと大回りして戻って来なくちゃいけなくて、大変なんですよ~(笑)。

ところで、上の記事に登場する看板ですが。いくらなんでも、「カーナビが間違いです」っていきなり宣言されたら、誰でもちょっとびっくりするんじゃないかと思います(笑)。それよりも、

「この先は私道です。××温泉へのお客様は迂回してください」

のほうがわかりやすいと思うのは、わたしだけでしょうか(笑)。そう書いたほうが、「ああ、なるほど。ナビに出てきてるこの道は私道で、実際には通れない(通っちゃいけない)んだな」って、そう理解されると思うんですが。。。


【29/09/2008 06:59】 社会・時事ニュース | Comments (0)

Those piercing blue eyes

●ご冥福を

お祈りします。

Movie legend Paul Newman dies, 83

Obituary: Paul Newman

ポール・ニューマンさん死去 「明日に向って撃て!」

まさに、ハリウッドのレジェンドですね。古典的な意味での銀幕のスター。さすがというか、そのほかのすべてのニュースを蹴散らして、BBCオンラインのトップニュースでした。大往生・・・なのかな。だといいな。

「あの碧い目(の色男)」というと、英米ではフランク・シナトラを指すことが多いですが、わたしにとっては、「ブルー・アイズ」で連想するのはポール・ニューマンです(笑)。

http://jp.youtube.com/watch?v=lWrd9qLTLvs&feature=related

なぜか若い頃よりも、ずっと歳をとってからのほうが、どんどんセクシーでいい男になっていく。おじいさんと呼ばれてもいい年代になってなお、クールでカッコいいんだもん、やってられません。年齢を重ねてなお魅力的だというのは、その人の歴史が顔に反映されているとすれば、それだけ充実した、幸せな人生だったということなのかも。

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だんだんこういうスターって、いなくなっていくんだろうなあ。。。


●ありり

中山国交相が辞任へ 問題発言に批判、麻生新政権に打撃

文句を言おうと思っていたら、その前に辞任しちゃうようです(苦笑)。

罷免される前に、自分から辞めたという体裁をとり繕った・・・ということでしょうが、本当にお粗末ですね。いつも思うけど、政治家の「失言」というのは、本当は失言じゃないときが多いので、「問題発言」という表現は正しいのかもしれません。

えっと、わたしの感覚では、「失言」というのはあくまで言い間違え、表現ミスというイメージです。本人としてはそういう意味で言ったわけじゃないのに、うっかり不適切な表現をしてしまった、そのせいで誰かを不愉快にさせた・・・という感じでしょうか。

中山国交相、日教組巡る発言撤回せず「教育のがん」

今回のようなケースは、自分の立場も周囲への影響も考えずに(あるいは、それすらわかった上で故意にやってるのか?)、ほとんど偏見に近い持論を展開してるみたいなので、こういうのは「失言」とは言わないでしょう(苦笑)。信念を貫いてるつもりで、周囲に迷惑をかけちゃうオバカサンなのだと思います。(選挙前なのに有権者を呆れさせ、自分の党の首をしめてどうする、みたいな。)

※もっと皮肉な見方をすると、ある種の政治家さんにとって、「単一民族」的な発言をして叩かれて・・・というプロセスは、「ムショ帰りで箔がついたぜ」的な意味合いがあるんじゃないかと、そう思うときもあります。うがちすぎ?

そりゃあ、憲法で保障された思想の自由ってのは、大臣にもちゃんとありますからね。かなり日教組がお嫌いのようですが、それはそれで個人の意見として、持っていてもいいとは思いますよ? (誰にでも好き嫌いはある、という意味ではね。)

だけどね、戦後の教育をバッサリ否定し、一生懸命がんばってる日本全国の先生たち、生徒たちすべてをまとめて愚弄し、利益至上主義の風潮や昨今の親殺し・子殺しまでもが、教師の労働組合のせいだって・・・いやあ、本気で思ってらっしゃるのかしら。

つまり日教組さえなくなれば、世の中のトラブルはみんな解消するということでしょうか。・・・なんていうか、客観的に考えて、それってインテリジェンスに欠ける発言なのでは(苦笑)。

「はい~?」

って感じで、悪いけどバカバカしくて、まっとうに反論しようという気もしません。そういう持論を持つのは勝手ですが、そこには論理的な知性も、品位も感じられません。さしたる根拠もないようなので、なおさらアレですね、小さな子供が、

「キライ、キライ、キライ~!!」

って喚いているみたい(笑)。2歳児ならば可愛いですが、ベテラン政治家でそれはないよ~。それではさすがに、国民を説得することはできないだろうと思います。


【28/09/2008 05:39】 社会・時事ニュース | Comments (0)

ラストダンスは私に

●遅くなりました(笑)

金曜日の夜はどうも、もうしょ~もないほど眠くて、眠くて。

1週間の疲れ(勤務時間というより仕事の内容ですね)もあって、へろへろ~。即席で炊いたきのこご飯(←気持ちだけ秋の味覚?)を食べながら、すでに朦朧としていました。。。


●なぜなのかは

もはや、説明できないんですが。

土曜日の朝、ほわ~んと目覚めたらなぜか、脳内でぐるぐるかかっていたBGMが「ラストダンスは私に」(越路吹雪)でした・・・(爆)。

なんの脈絡もないこの突飛な選曲に、我ながら首を傾げましたね(苦笑)。耳にやさしい、心地よい歌声なので、目覚めが悪かったわけではないんですが。でも、びっくり。

越路吹雪(故人)というのは、わたしの母の好きなシャンソン歌手です。たしかに子供の頃、我が家ではこーちゃん(←というのが愛称だったような)のレコードがよくかかっていたので、いわば、子守唄?みたいなものなのかもしれませんね。好きだという自覚はないんですが、耳に馴染んでいるのはまちがいないかも(笑)。

でも、何年も聴いてすらいないんだけどなあ。。。

※ちなみに、小鳥さんの子供時代のBGMはエルヴィス・プレスリーだそうです。・・・ずいぶんカッコいい趣味のお母さんだなあ(笑)。

ともあれ、このブログを書くために、某動画サイトで探してみました(笑)> 

「誰もいない海」
「ろくでなし」
「愛の讃歌」

このあたりは全部いい曲なので、ものすご~くおヒマな方がいらしたら(いないって)、よろしかったらチェックしてみてくださいね(笑)。

あ、ところで「愛の讃歌」は、歌詞が女言葉ではありますが、それさえ脳内で変換すれば、あとは岩城さんの生き方まんまです、素晴らしいです(笑)。・・・というか、わたしが今年の岩城さんのお誕生日に書いたお話のタイトル、「Hymne a l'amour」は、愛の讃歌の原題をお借りしたものだったりします(苦笑)。

岩谷時子さんの訳で、

♪かたく抱(いだ)きあい 燃える指に髪を
♪からませながら  いとしみながら

なんてあたりは、まさに『春抱き』ですよね・・・くふ♪

(さらにマニアックなことに、わたしは他の歌手の歌っている歌詞も調べてみました。えっと、それぞれ訳詞がちがうと、ずいぶん雰囲気がちがいますね。個人的には、美空ひばりの歌ってる「愛の讃歌」の歌詞が、『春抱き』的にいいような気がしました。・・・意外?)

シャンソンといえば。。。

なにしろきっかけが越路吹雪だったせいで、ほとんど日本語の歌詞で記憶してるんですよね、わたし(苦笑)。あとになって、もとの歌詞の意味が知りたくなって、一生懸命にフランス語を勉強しました。(パリで学校にも行ったんですが、これはまあ、遊学だったと思ってます。)

で、ホントに本末転倒で、もうしわけないんですが。。。なにしろ先に知ったのが、越路吹雪の明朗・軽快・ハキハキした日本語の歌でしたからね~。あとで聴いたフランス語の歌の、あいまいな母音(中間音)の響きに、少し違和感を覚えたものです。

・・・あはは、こっちが原語なのに。エディット・ピアフさま、ごめんなさい(苦笑)。


●ヒールの悩み

本気で寒くなってきたので、新しいブーツが欲しくなりました。

それはいいんですが、問題はヒールの高さです(笑)。靴を買うときに、いつも考えます。わたしはもともと大きいので(身長170センチ)、ヒールのある靴をはくと、それだけで結構な大女になるんですよね。正直、気にしてるわけじゃないんですけど(イギリスでは大して目立たないし)、日本に帰ると話は別です。。。

「でっけえ女だな、こいつ」

日本の外ではそういう経験はないんですが、そういう目で見られるのは、あんまし気分のいいもんじゃないです(苦笑)。たまにですが、実際そう口にする、失礼な酔っ払いオヤジもいますしね~。にっこり笑って見下ろして、「ちっちゃいですね」って言い返したいけど、後がコワイです(苦笑)。

コンプレックスじゃないんだけど(自分の身長自体は気に入ってるので)、できればそういう「うざい」視線は浴びたくないなあ。


【27/09/2008 20:46】 音楽(全ジャンル♪) | Comments (0)

夜はマジで冷えました

●しんどいわ

1週間も、そろそろ終わりです。

なんとか週末まで持ちこたえたら、思いっきり寝てやるぞ~!(笑)


●こんなんありまっせ

実は、先日ご紹介した木札には、もうひとつ別のバージョンがあります。。。

kifuda 2

前回と同様、写真提供は小鳥さん。こっちのほうが、先週お見せしたものより、ひと回り小さいです。このサイズだと、ホントにちょうど携帯電話にぶら下げられると思う・・・けど・・・?

彫ってもらった文字は、えっと・・・今さら解説するまでもないですが、けっこうベタなので(というか濃い)、これはヤ○ザの香藤くんが持っている(つくらせた)グッズ、という設定にしました(笑)。お守りというか、肌身離さず持ってそうな感じなので。。。

うむむ・・・我ながら、マニアックな気が(爆)。


●ほんまになあ

なんとなく、野球ネタ続き?

タイムマシンに乗って イチローが作る記録

球児100セーブ「阪神に入ってよかったなと思います」

読んでいて楽しかった、というだけですけど(笑)。


【26/09/2008 15:58】 London Life | Comments (0)

バタバタしてます

●今日は会議中に

うっかり意識が遠のいたりして、なんだかもうダメダメです(苦笑)。

それにしても、ロンドンは寒いです。急に冷え込んだ感じ。昨日はしょうがなくて、渋々コートを出してきましたもの。9月いっぱいぐらいは、コートなしで過ごしたいんですけどねえ、ホント。今の心境は、

「他にはなにも要らないから、お願い、早くおうちに帰して~」

でしょうか。仕事したくない、という意味じゃないけど。

帰宅が遅いとお洗濯ができない、冷蔵庫の中のものがどんどんダメになる、郵便物に目を通す余力がない、お財布にお金がなくなる(キャッシュをおろしにいく時間がない)、約束してた電話もできない・・・と、やっかいな事態が連鎖反応で起きますからねえ。

小説を書く時間がないと嘆く以前に、ひとりの責任ある人間として、自分の生活の基盤を維持するこすらできないという、ヤバいレベルに陥るのがこわいです。がるる。・・・え、もう遅い?

また愚痴ってしまいました(苦笑)。ま、またね~。


【25/09/2008 05:25】 London Life | Comments (0)

やや現実逃避気味・・・(苦笑)

●へろへろ~

なんだか今週は、非常に一週間が長く感じます。

日曜日から仕事しちゃったからかなあ、とは思いますけど。でも、まだ火曜日が終わっただけなのに、すでにお疲れモード(苦笑)。週の半ばで息切れなんて、ああ、情けない・・・!

そういえば、ものすご~く久しぶり(3年、5年ぶりかも?)に、大学院時代の友人からメールが来てました。彼女は卒業後、ロンドン郊外のとある地方自治体に就職して、誠実で頭のいいダンナさまと早々と結婚して(式の時点で24歳だったですよ)、小さなフラットを買って・・・と実に堅実に、コツコツと着実な人生を歩んでいる人です。

わたしとはいろんな意味で正反対の性格の彼女ですが、学生時代は、なぜかとても仲が良かったのよね(笑)。やさしい、寛容な人なので、わたしみたいな人間にも親切なんだろうなあ。。。

ま、それはともかく。

その結婚式以来、たぶん一度も会ってない彼女から(どこまで不義理なんだ、わたし)、お友だち一斉メールが届きました。

「考えるのもイヤなんだけど、もうすぐ30歳になっちゃうの。ああ、トシは取りたくない~。ホントは隠しておきたかったけど、悪趣味なサプライズをされるよりはいいと思って、パーティーをすることにしました。わたしの中年の仲間入りを記念して、朝まで飲みましょう♪」

(テキトーに意訳)

わはは~(笑)。そういえばかつては、こんな感じの「大台に乗っちゃったよ!ヤケクソ飲み会」(笑)のお誘いって、けっこうもらってました。大台って別に、30歳でも40歳でもいいんですが、それにしても、サラ(=友人の名前です)はこれでやっと30代なのか・・・わ、若い~(笑)。

イギリスは日本ほど年齢の上下にこだわりがないし(英語は日本語とちがって、年齢データがなくても会話できますので)、精神的に独立するのが早い国民なので、わたしの周囲の友人・知人には、ひと回りも上や下の人がいくらでもいますし。年齢差に関係なく、気が合えばフツーにお友だちづきあいをします(笑)。

・・・人間同士のつきあいなので、あたりまえですね(笑)。

とはいえ、サラと最初に出会ったほぼ10年前、彼女はやっとティーンエイジャーを卒業したって年頃だったのか~。それでつきあってて違和感がなかったって、よくよく考えたら、自慢していいことなんでしょうか(笑)。


●読んでみたい本

もうすぐ日本に旅行に行くので、欲しいものリストが長大化しつつあります。。。

おそろし―三島屋変調百物語事始 [著]宮部みゆき

ずっと気になっているくせに、一度も読んだことのない宮部みゆき。社会派サスペンス・推理小説作家というイメージだったんですが、これはずいぶん毛色がちがうみたいですね。わたしの思い違いだったのかしらん・・・?

おそろし 三島屋変調百物語事始おそろし 三島屋変調百物語事始
(2008/07/30)
宮部 みゆき

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こういうのって、レビューに左右されるなあ、わたし(苦笑)。

これもぜひ、読んでみたいものです。本は大好き、でも時間がない・・・ので、買ってもいつ読むんだ、って疑問はあるんですけどね。

インターセックス [著]帚木蓬生

医療と倫理、ビジネスとしての医療、理想主義の医師・・・というと、白衣を着たどこかの誰かさんを、うっかり連想してしまいますが。でもこれは、話の核心自体が微妙な、めったに表に出てこない世界なんですね。

インターセックスインターセックス
(2008/08)
帚木 蓬生

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男でも女でもない性・完全版―インターセックス(半陰陽)を生きる男でも女でもない性・完全版―インターセックス(半陰陽)を生きる
(2004/01)
橋本 秀雄

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そういえば昔のJUNEでは、こういう分野に立ち入った小説やマンガがけっこうあったような。。。現実問題として捉えるというより、ある種の禁忌、いわゆる性的ファンタジーだったように思いますけど、どうなんでしょうね。


【24/09/2008 08:22】 書籍・マンガ | Comments (0)

Snowed under

●タイトルは

「雪にうもれている」・・・から転じて、お仕事がいっぱいで埋もれそうというか、忙殺されているという意味です(苦笑)。なんとなく、ニュアンスのわかりやすい表現ですよね。

「シティではこの10日ほどの間に多数の失業者が出てるのに、忙しいなんて幸せじゃないの!」

とは思うけど、頭では一応そう思うんだけど、あんまり実感できないなあ。とほほ~。


●TBのお題から

「大切にしている動物はいますか?」

あはは~、これには笑ってしまいました。わたしの場合、ペットを飼ったことがなく(幼児のころにうちに大きな犬がいたそうですが記憶にない)、飼いたいと思ったこともありません。動物がキライなのではなく、あんまり興味がないのだと思います。

でもタバコ咥えた、ちっとも可愛げのないちっこい鳥は・・・くすす♪


●えっと・・・

「タロー・アソー」首相(予定)ってのは、アレですね。

どういう人物かはさておき(いやもちろん、そっちがいちばん大事なんですが)、とりあえず外国メディアには受けそうだなあ、と思いました。前評判はイマイチですが、でもほら、名前がとにかく覚えやすい、発音しやすいもの(笑)。

(ちなみに天下のBBCのニュース・リーダーでも、「ジュンイチロー・コイズミ」をちゃんと発音できる人は、ほとんどいませんでした。ま、それはしょうがないかも・・・。)


+++++


すみません、本日はこれで。


【23/09/2008 04:02】 London Life | Comments (0)

日曜日のユ・ウ・ウ・ツ

●日曜日の

午後4時すぎ、携帯電話が鳴りました。

たまたま手が放せなかったので放置しておいたら、何度も、何度も。留守電にメッセージが入ったのが、電子音でわかるまで。・・・だいぶ、不吉です(苦笑)。イヤ~な予感がしました。

なんの予定もないぐ~たらな週末、そんな時間にケータイが鳴り出すこと自体が珍しいんですよ、わたしの場合。友人はたいていおうちの電話を知ってるし(わたしが引きこもってるのもわかってる場合が多い)、日本からかかってくるには遅すぎるし。地元の友だちのおしゃべり目的の電話なら、もっと夜になってからが普通です(笑)。

おそるおそる何度目かの電話に出たら、案の定、オフィスの同僚からでした。

ええ、緊急事態発生、ってやつですね(苦笑)。最近おわったばかりの案件のクライアントが、直ちにコンファレンス・コール(会議電話)を要求してるって。どうやら、この1週間の激動の世界金融ショックの荒波が、とうとうわたしのデスクにも訪れたようです。

そんなわけで、電話、電話、電話。メール、メール、メールの嵐。1件メールを書いてる間に、3つメールが届き、1本の電話をしてるそばから、留守電が3つ溜まっていく感じ。こうなるともう、加速度的な展開です。「きゃ~、あ~れ~」って心境ですね(苦笑)。

結局は、いろいろな書類を緊急に作成しなくちゃいけなくなって、観念して、夜の8時ごろにオフィスに出向きました。休日出勤は久しぶりなので(昔はしょっちゅうでした)、文句も言えないけど、日曜日の夜にへこへこ仕事に向かうのは、なんとも寂しいものです。

(でもオフィスに到着したら、週末ずっと家に帰ってない様子の同僚が何人も、ゾンビみたいにふらふらと廊下を徘徊してました。服はよれよれ、目の下にははっきりしたクマ。・・・そ、それよりはいいよね、わたし。)

「おっす~、生きてる~?」
「うん、なんとか~」
「がんばってね~」
「お~」

・・・会話もなんとなく、虚ろです(苦笑)。

ちなみに会話は英語ですので(あたりまえ)、原語バージョンはこんな感じ(笑)>>

"Hi there, are you surviving?"
"Yeah, just about"
"Good luck"
"Cheers"

疲れて間延びした、やる気のない英国アクセントでどうぞ。。。


●こんな遊びを

してみました。はい、先週のフラワー・ショーで撮影した写真のうちの1枚を、フォトレタッチ・ソフトを使っていじくり倒してます(笑)。

flowers 001

これが、元の写真。どうってことのない平凡な写真ですね(苦笑)。一枚の写真にいろいろな色が写っているので、選んだだけです。。。

flowers 002  flowers 003

上の2枚はネガポジ反転加工と、グレイスケール(モノトーン)加工です。ボタンひとつクリックするだけなんですが、ずいぶん画像の印象が変わりますよね。

flowers 004  flowers 005

RBG(=レッド、ブルー、グリーン)の分量(配分)を変えると、こんな風になります。なんだか寒そうな色合いになったり、ものすごく黄色味が強くなったり。これは目に見えて不自然だとわかるほど、はっきり色合いを変えてますが、たとえば自分が撮った失敗写真を補正する場合にも、このテクは使えますよ♪

flowers 006  flowers 007

これは、いろんな特殊効果を組み合わせています。明るくしたり、暗くしたり、色味を変えたり。どんな結果になるかは、自分でもやってみないとわかりませんし、二度と同じ加工ができない、「その場限り」のワザ?だったりもします(笑)。

flowers 008  flowers 009

最後の2枚は、単なるお遊びです(笑)。左のは半分、意味もなくムダにモザイクをかけてみました。この画像は縮小表示されてるので(=「サムネイル」といいます)、クリックして拡大しないとわからないかも。右側の写真は、やはりムダに半分セピア加工にしています。

・・・なにがしたかったんだ、わたし。


【22/09/2008 09:58】 写真☆カメラ | Comments (0)

ゆく河の流れは絶えずして

●日曜日に

いきなり、哲学ってのもなんですが(笑)。

でもこの記事は、おもしろかったです。今の人たちは、傷つくこと、失敗することを極端に恐れてる・・・というのは、わたしも日常的に感じていたので、その理由の一端が、ほんの少しだけ見えたような気がしました。

特集ワイド: この国はどこへ行こうとしているのか 鷲田清一さん

ひと言でいえば、心に「逞しさ」がない、ということでしょうか。(蛇足ですが、別に自分がそれがあると思って、えらそうに見下ろして言ってるわけじゃないですよ~。)

なるほど、「免疫力」ねえ。。。

世の中がすっかりきれいになって、子供に害があるものをなるたけ排除して、安全に清潔に効率よく・・・そうやって親御さんが心を砕いて、大事に大事に育てたせいで、逆に「免疫力」が低下してる。トラブルを回避して生きてくるばかりだったので、いざ問題に直面したときに、対応の仕方を知らない・・・と。一理あるかもしれませんね。

取っ組み合いのケンカをしたことのないコドモに、どのくらい力を入れて殴ったらどのくらい痛いか、わからないように。すっ転んでケガをしたことのない赤ちゃんに、どうすれば被害を最小限に食い止める転び方ができるのか、知りようがないように。それが、精神面でもいえる、ということなのかな。

傷ついたことのない人には、傷の癒しかたややり過ごし方がわからない。だから、自分の傷には敏感だけど、他人に与える傷には鈍感で・・・それゆえ、極端に攻撃的になったり、極端に恐れたりするのかしら。

(わたし的には、ほとんど心を傷つけられることなく育つ人間なんて、実際にいるんだろうかって思いますけどね。でも、論理的には、納得できなくはないです。)

人づきあいそのものが、ひどく臆病というか、あっさりしてる・・・と思うときもあります。相手の人生に深く関わり合って、お互いを知りすぎたり、言いすぎて傷つけたり、そういうドロドロというか、どっぷりの重たい人間関係はイヤだって、最初から避ける人も多いですよね。びっくりしちゃうんですが、仮にも家族や恋人同士でも、なんだか希薄な関係で済ます人もいるようです。

(いや、そういう人間関係が素晴らしいとか、推奨してるわけじゃありませんが。でも何十年も生きてたら、そういうふうになっちゃう相手のひとりや二人、いそうなものだと思うので。。。)

ちなみに、(やや昭和的な?)どっぷり重苦しい人間関係と、それに傷ついたり、抵抗したり、逞しく葛藤したり・・・というテーマのマンガは、参考になるかもしれません。だってこういうマンガって、今はもうあんまり描かれない気がするもの。時代のニーズに合ってないのかな、と思ったりもします。

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彼女の得意とするSF的なジャンルが、わたしは苦手なので・・・好きな作家か、と問われると、答えにつまる感じです(苦笑)。でも萩尾望都は、掛け値なしの天才だと思ってますよ~。

ついでに>>

ふと思い出したのは、この本(とそれを元にした映画)でした。

The Unbearable Lightness of BeingThe Unbearable Lightness of Being
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Milan Kundera

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存在の耐えられない軽さ存在の耐えられない軽さ
(2004/06/18)
ダニエル・デイ・ルイス ジュリエット・ビノシュ

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上記の記事の中で、「存在の乏しさ」というキーワードが出てきたので、「存在の耐えられない軽さ」・・・ってのは、少々短絡的な連想でしょうか(苦笑)。

チェコ出身の作家ミラン・クンデラの代表作で、出版当時(そして映画化当時)は、かなり話題になりました。世界的なベストセラーだったと思います。英訳されたものは、非常にわかりやすい単純な英文で綴られているので、洋書初心者にもおススメです。


【21/09/2008 07:46】 書籍・マンガ | Comments (0)

蠱惑の瞳がイケナイ

●TBのお題から

「ひとりごと、言いますか?」

・・・ふつう、言いませんか?(笑)

仕事中は、たぶん(同僚の前では)言ってないと思いますが、でも、絶対にそうだという自信はないかも(苦笑)。真剣に考えごとをしてるとき、特にものすご~く難しいコンセプトについて思案してるときって、けっこう口に出してみることで、頭の中が整理できたりするんです。。。

それから、『春抱き』を読んでるとき、お話を書いてるときも(笑)。

気がつくと、「うっふっふ~、ほんに愛いやつじゃのう」とか、「でへへ~、岩城さ~ん、その誘う視線はなにかな~?」とか、相当アヤシイ呟きを漏らしていると思われます。それ以外にもたぶん、「うっひょ~♪」とか、「だあ~!」とか、意味不明の奇声を発してるかも。

・・・し、幸せなんだから放っておいてよ~(笑)。だって、アレです。なんせ岩城さんの非常識な魔性の前では、常識的な理性なんて何の役にも立ちはしません。だから、不可抗力なのよ、ぐふふのふ。

っていうか、人並みの理性を持ってるかどうかもアヤシイ・・・?(爆)

もっともわたし、ひとり暮らしですし、オフィスでも半個室にいますからね。だから、ひとりで何かブツブツ言っても、それを気にする(指摘する)他者が傍にいないってのが、実際は大きいんじゃないかと思います(笑)。そういえば、帰宅したときは、誰もいなくてもちゃんと声に出して、「ただいま~」って言いますねえ。

う~ん、こう書くと、なんだかものすごく寂しい独居老人みたいですね(苦笑)。本人の感覚的には、そんなことないんだけどな~。


●今月のやっちゃった

えっと、買っちゃいました。まさに、やっちゃった、という感じ!

「沢田研二写真集 水の皮膚」

※1980年、パルコ出版。とっくに絶版なので、アマゾンのリンクもありません(苦笑)。

当時、社会現象になった?ほどの話題の(ヌード)写真集だそうです。今から考えると、じゅりーの絶頂期、でしょうかね(笑)。ウワサには聞いていて、ずっと見てみたいと思っていたんですが、もちろんとうの昔に絶版になった本です。本屋さんで売ってるわけがないのですが、偶然、某オークションサイトで見つけちゃったのが運の尽き。

(気になる方は、「水の皮膚」でググるといろいろ情報が出てきます。たぶん、当時テレビで流れたという、ヤバいCM動画も出てくると思います・・・。)

「か、買ってくれ~」

海外からは入札できませんので、小鳥さんが代理で競り落としてくれました(笑)。幾らしたのか、ちょっと冷静に考えるとコワいですが、モノがモノだけにしょうがないかなあ、と思います。思うようにしてます(笑)。


●先月のやっちゃった

こちらも小鳥さんにおねだりして、特注してもらいました。(写真提供も小鳥さん。)

iwakisan kifuda 1

ええ、「鬼柳組 岩城京介」の木札です・・・(爆)。

最初はもっとね、可愛い?コトバを彫ってもらうはずだったのに、なぜだか気がついたら、(架空の)日本最大のやーさま集団の頂点に君臨する、美貌の若頭のお名前になっていました。これ、頼まれて彫った職人さんは、さぞかし首をひねったろうなあ(笑)。

※このブログを読んでくださってる方で、鬼柳組の人々をご存知ない方がいらっしゃるとは思いませんが。。。万が一、「それなに?」と疑問に思われた方は、小鳥さんのサイトで探してくださいね。

実はもうひとつ、もっとヤバい?木札もあります(苦笑)。。。

「・・・で、さ~」
「うん?」
「つくってもらったのはいいけど、これ、どうするわけ?」
「どうするって?」
「だから、使い道あるのか?」
「そうねえ。えっと、ハンドバッグにつけるとか?」
「通勤電車とかで、みんな引くぞ(爆)」
「うむむ~。じゃあ、携帯電話につける!(笑)」
「・・・マジ?」
「いいじゃんか、お茶会の待ち合わせに、いい目印になるんじゃない?」
「・・・なりすぎだろ(爆)」

そんなわけで、「鬼柳組☆岩城京介」の木札を提げた、とってもラブリーなDoCoMoの携帯電話を持ってるのがわたしです♪ ・・・って、それ、ヤバいですかね、やっぱり(苦笑)。


【20/09/2008 05:26】 写真☆カメラ | Comments (0)

ほのかな余裕さえ漂わせて

●寒~い

です、ここのところ。

仕事の帰り、バスを待っているときなど、ひしひしと冷えを感じるようになりました。日中の最高気温がもはや20度を上回ることはなく(←これは爽やかで気持ちいい感じですが)、夜になると10度を切ります。ううう・・・いつの間にか、部屋着は上下ともフリースになってしまいました(苦笑)。まだ9月なのに、あんまりだ~。

今は意地で、まだヒーターをつけていません(笑)。10月までは、って思ってるんですが、さて、いつまで我慢できるかなあ。

※断熱というか、保温効率がいいというか、イギリスのフラットはあたたかい空気を逃がさないように建てられているので、なにもしなくてもほんわりと、床暖房みたいに暖かいのが救いです。


●再び、おめでとう♪

偉大だなあ、と素直に思います。スゴイよね、ほんと。

イチロー、8年連続200安打達成 大リーグ記録に並ぶ

イチロー宣言!「絶対に張本さん超えてやりたい」

これでまだ、ほんの34歳なんだそうです。野球選手としては、さすがに「若い」とは言えない年齢かもしれないけど、でも彼の場合は、基礎トレーニングや体のケアが半端じゃないですから。ケガをしないでくれたら、まだまだ何年も、40歳を過ぎても現役でいけそうだよね、という気がします。

天賦の才能に加えて、どこまでも努力を惜しまない精神力、集中力。コトバにすると、なんだか月並みに聞こえてしまいますが、それを今日も明日も、何年も何年も、ず~っと続けられる精神力というのは、大変なものだと思います。どれだけ孤高の世界なのか、凡人には想像もつきません。

まして、チームが低迷してる中での記録達成ですものね。モティヴェーションが上がらない中で、自分を厳しく律することができる、それだけで心から敬服します。

で、もうひとつ感じたのは、「オトナになったなあ」でした(苦笑)。

なんて書くと、ものすご~く偉そうですが、どうぞご容赦くださいね。イチローくんって、クールといえば聞こえはいいけど、どちらかというと対マスコミ営業(というかファン向けのお愛想?)が苦手で、インタビュアー泣かせの寡黙な職業人・・・って感じだったと思うんですが。

でもここ数年、どんどん変わってきてますよね。文句ない実績を持つベテラン選手の貫禄、自信の表れでしょう。笑顔には余裕すら感じさせるし、リーダーとして、チームを牽引していく自覚みたいなものが、見え隠れするようになりました。角が取れた、っていうか。

「しんどかった、恐怖との戦いだった」

なんて、もうちょっと若い頃の彼なら、絶対に口にしないんじゃないかってくらい、手放しの、実に素直なコメントですよね(笑)。自分の力、積み重ねてきたものに自信があるからこそ、こんな言葉が言えるのだと思います。今の彼のほうが、自然体でカッコいいよ。

(たとえは卑近ですが、わたしがクライアントに何か聞かれて、答えを知らなくて「マズイ!」って焦って、なんとか必死で取り繕おうとしてるとき。その隣りで、この道30年のベテラン上司が、「いやあ、それは知らないな~。困ったな、調べときますよ」って笑って受け流す・・・そんな図を連想しました。このヨユーは、経験と実績からしか生まれないと思います。)


●そういえば

カメラに関する記事のリサーチをしていたらば、こんなのにたどり着きました(笑)。

(オタク気質なので、とりあえず一眼レフを買うと決めてからというもの、しばしば口コミサイトや記事検索をして、どれにしようか考えてます。ニコンがいい、キャノンがいいって、毎日コロコロ気持ちが揺れ動いてたりして。)

http://doraku.asahi.com/kiwameru/camera/080512.html

こ、この人、なんかすごくカッコいいんですけど(笑)。岡田眞澄の息子じゃ、それもあたりまえ? (先日、某動画共有サイトで、1970年代のファンファン=岡田眞澄の美貌にのけぞったばかりなので、なおさら、そう思うのかもしれません。)

彼のカメラ話についていけないくせに(おいおい)、なんだか気になって♪


【19/09/2008 14:43】 社会・時事ニュース | Comments (0)

When you wish upon a star

●でかすぎる・・・!

って、あの、誰かさんのマ○ナムさまのことじゃないですよ?(爆)

Lloyds TSB seals merger with HBOS

英金融大手HBOS、ロイズと合併交渉 英メディア報道

ひょえ~。これ、競争法に引っかからないのかしら・・・?

なんだか毎日、メガトン級の経済ニュースが次々と飛び込んで来るので、なんだか既にぐるぐる頭が痛いくらいです(苦笑)。めまぐるしくて、本当にクラクラ。オフィスでも、みんなそわそわと仕事になりませんでした。世界中の市場が、わけがわからずにオタオタするのも、これじゃあ当然だよ。。。

☆リーマン・ブラザーズ破綻
☆アメリカ政府によるAIGの(実質的な)国有化
☆バークレイズのリーマン資産買収
☆ロイズTSBによるHBOS買収合併

これ、半分はイギリスの金融機関が絡んでるんですよね。どれひとつ取っても、「今年、金融界でいちばん話題になったディール」クラスの出来事。それがまあ、ほんの数日のうちに起きちゃうんだから・・・もう、何があっても驚かないわ(笑)。

ちなみにHBOSというのは、ハリファックス銀行(Halifax)+スコットランド銀行(Bank of Scotland)です。イギリスでは超メジャーな金融機関のひとつで、特に、ハリファックスがもともと住宅ローン専門だったので、今でも住宅ローン貸し出しが、ビジネスの主要部分を占めています。ロイズTSBと合併すると、イギリスの住宅ローン市場の三分の一を保有することになるそうな。

つまり、過日のわたしのブログでいうところの、「キリギリスさん」(それもかなり大型)ですね。今の市場では、住宅ローン資産が多い=不良債権が多い、って解釈されちゃうので、HBOSの株価が暴落したんだと思います。

はあ・・・もう、「次はどこ?」って気分ですね(爆)。


●なるほど

なんとなく、京都らしいなあ、って思ってしまったりして。

「ミシュラン京都版」に壁 「一見さんお断り」の文化

ただの外野から見たら、「ミシュラン京都ガイド」ってのには、興味はありますけどね(笑)。それを参考に遊びに(食べに)行くというより、ミシュランがどういうお店をどう評価するのか、どんな価値観をもって採点するのか、それを見てみたい・・・という意味で。ま、野次馬の好奇心ですね(苦笑)。

ikumatsu lunch 001

※写真は、昨年のお正月に食べた「幾松」のランチです。

「フランス人に、京料理の粋がわかるのか?」

そう言われちゃうのも、わかる気がします。ガイジンにはわからないって決めつけるのも、一種の人種差別だとは思いますが、でも、逆に日本人がフランスに行って、パリのレストランを評価してランクづけしたとして・・・それが仮に、「世界でも権威あるレストラン・ガイド」になったとして、フランス人はその評価を受け入れるかなあ?

「日本人に何がわかる?」

って、そう思う人もいるでしょうね。フランス料理だって、「ただ単にお皿の上に乗ってるモノだけじゃない、ワインとの相性やレストランの調度品、ウェイターのサービスもすべて含めて、フレンチという文化なのだ」って、言えると思うもの。チーズの伝統と文化なんて、その最たる例ですよね。

(もっとも日本には、フランスで修業してちゃんと評価されてきたシェフが何人もいるから、そんなにはバカにはされないと思いますけどね。)

たぶん・・・これは憶測ですが、ミシュランの☆がつくことによって、それぞれ腕自慢、歴史と伝統を誇る老舗のお店に、「上下」の順位がついてしまうこと。偏差値というか、何というか、成績がついちゃうのが、いちばん嫌なんじゃないかという気がします。

お料理の世界なんて、その人の舌次第というか、好みとそのときの同行者、腹具合にも影響されますから(笑)、順位をつける必要なんてないですよね。この店はコレが美味しい、あの店はアレが自慢・・・って、それぞれ特性があっていいと思うんですけど。

とはいえお店側も、「はいはい、やりたきゃお好きにどうぞ~」くらいの大らかさで、笑ってつきあってあげてもいいのでは、とわたしは勝手に思ってます(笑)。だってほら、ミシュランの☆を信用しない人なんて幾らでもいるし、そんなよそ者の評価なんてね、テキトーに流せばいいと思うんですよ。。。

でも、そんな京都も好き(笑)。矛盾してますね、わたし。


【18/09/2008 08:06】 社会・時事ニュース | Comments (0)

クリスタル・ボールを覗いてみても

●40歳までに

いや、目指すは不惑のはずなんだけど・・・(爆)。

40歳になるまでにしておきたいことランキング

そうですねえ。この中では、「今後の人生プランの作成」というのが、微妙なうす笑いを誘いました(苦笑)。なんというか、「40歳でそれって遅すぎないか?」、という皮肉な気持ちもあるし。でも正直、いつまでも若者気分、つまりモラトリアムなわたしたちの世代にしてみれば、40歳で先の計画がある程度できてたら上々じゃないの、って気もして(笑)。

あとはダイエットと、親孝行でしょうか?(笑)

いい子ぶりっ子をするつもりはないけど、親は、いつまでもいてくれませんものねえ。両親が元気で仲良く暮らしてくれてる、それがどれほど感謝すべきことか、それがわかる程度には、わたしもオトナ?になったようです(苦笑)。そんなの、自慢にもなりませんけどね。

「大恋愛」
「同性の友人を増やす」
「没頭できる趣味を見つける」

このあたりは、岩城さんひとりに出会ったことで、すべて楽々クリアです(笑)。めでたいことなんですが、「親孝行」とは正反対の方向性のような気がするのが、ちょっと・・・(苦笑)。


●写真をもうちょっと(笑)

先週末のフラワー・ショーの写真を、さらにご案内。

floral celebration 15  floral celebration 16

菊・・・かと思ったら、これは全部ダリアでした(笑)。

floral celebration 17

わかっていても、なんとなく菊に見えてしまうんですよねえ。なんというか、秋で、お花の展示会というと、それだけでもうね、「菊でしょう!」という先入観があるのだと思います(苦笑)。

floral celebration 18  floral celebration 19

これは、アイリス(あやめとか菖蒲とか)専門店のブース。お花の球根をね、10個でいくら、20個でいくらって感じで売っていました(モノにもよるけど、だいたい2ポンド~4ポンドくらい)。一緒に行った友人は、「オリエンタル・ビューティー」という名前のお花の球根を買いました(笑)。

それにしても、この客層を見るとおわかりかと思いますが、わたしたちは(いい加減に中年ですが)、このフラワー・ショーの見学者の中では思いっきり若者でした(笑)。

実家の両親に、こんなお花をあげたい・・・と思ったけど、植物の種や球根は持って帰れないですものね~。法律とはいえ、ちょっと残念。


●予想をはるかに

上回るみなさまの反応に、びっくりして・・・とても嬉しいです。たくさんの拍手、本当にありがとうございました。

「超オタクな二次創作字書きのやってる、しょ~もないほもえろサイトのブログなのに、みんなすごいマジメなんだなあ」

・・・などと、どっかの鳥は心から感心していました(し、失礼な)。誉められているのか、けなされているのか、イマイチ判断に迷いますが、とりあえず敬老の精神にのっとり、寛容な気持ちになろうかと思います(笑)。がるる。

わたしの仕事は、金融ビジネスと隣接していますので、今回のことはとてもとても他人事ではありません。事実、シティ(=ロンドンの「ウォール街」ですね)には、5000人もの失業者(=リーマン・ブラザーズが英国で雇用している人たちの総数)があふれようとしています。中には古い友人もいますし、狭い世の中なので、仕事上のつきあいのあるクライアントもいたりして。。。

というか、自分の仕事の心配もすべきかも(爆)。


【17/09/2008 07:27】 社会・時事ニュース | Comments (0)

たけき者も遂には滅びぬ

●金融業界的には

もうね、マグニチュード7.6くらいの激震です。

Lehman Bros files for bankruptcy

NIKKEI NET 広がる米金融不安

金融庁、リーマン証券に業務停止命令 米親会社破綻受け

でも、金融ビジネスに縁のない人にとっては、

「なに? なにが起きたの?」
「なんでみんな、大騒ぎしてるの? わたしに関係あるの?」

って感じかもしれませんね。リーマン・ブラザーズって名前自体、最近まで聞いたこともない人もいたでしょうし。それがいきなり、どのニュースを見てもトップ記事で、世界中が騒ぎしてるんですものね。

えっと・・・ご興味があるかどうか疑問ですが、というかそれ以前に、きちんとわかるようにまとめられるかどうか不明ですが。ちょっとだけ、事情を説明してみようかと思います。このブログでは、「さぶぷらいむ物語」を書いてたけど、あのシリーズ?も未完のままだったので。。。(あんな変な記事でも、続きを読みたいって言ってくださった方がいらして、嬉しかったです)。

※状況をわかりやすくするために、かなり事実を簡略化して書いてます。専門家がお読みになったら、不十分な部分が相当あるかと思いますが、笑って許してくださいね。


●さぶぷらいむ☆おさらい(笑)

「さぶぷらいむ」な人々は、こんな感じです。(舞台はアメリカ。)

Aさん=40代未婚OL。マジメで働き者だけど、派遣労働者なので雇用の安定はない。
Bさん=シングルマザー、パート勤務。両親と同居。元亭主は慰謝料・養育費不払い。
Cさん=製造業だったけど、工場閉鎖で失職。現在バイトを3つ掛け持ちしつつ、定職探し中。

そう、どこにでもいる普通の勤勉な人たち。でもちょっとだけお金に縁がなくて、生活の安定がなく、銀行がお金を貸してくれない事情がある。彼らが夢見るのは、「マイホームを持つこと」。

で、ここにキリギリスさんが登場します。キリギリスさんはAさんたちに、「よしわかった、これで憧れのマイホームを買いなさい」と、ポン!とお金を貸しちゃいます。

・・・善人だから?

いえいえ、とんでもない(笑)。ハイリスク・ハイリターンの、れっきとしたビジネスなんですよね。悪人でもないけど、別に慈悲深いわけでもないんです。彼の計算はこうです。

「みんなマジメに働いてるから、ちょっとずつでも借金は返すだろう。不動産を担保にとるから、返済ができなくなったら、彼らを追い出して家を売ればいい。不動産は今すっごい勢いで値上がりしてるから、どっちにしても俺のお金は返ってくるわけさ♪」

というわけですね。

利子はふつうの銀行より多めに払わなくちゃいけないけど、でもAさんたちにしてみれば、キリギリスさんは恩人ですね(笑)。彼らの返済能力を信じて、たくさんのお金を貸してくれるんですもの。当然、せっせと働いて借金を返すわけです。ええ、マジメですもの。。。

でも、不動産バブル景気は、永遠には続きませんでした。

バブルがはじけて、世の中は景気が悪くなっちゃった。当然、不動産の価値も下がり始めます。で、経済弱者であるAさん、Bさん、Cさんたちは、真っ先に仕事を失うんだよね。。。雇用が安定してない悲しさというのは、こういうときに如実に現れます。

ささやかながら、きちんと払っていたローンはもう払えない。彼らは泣く泣く、憧れのマイホームを手放さなくちゃいけないことになります。一方のキリギリスさんは、Aさんたちを立ち退かせたものの、不動産は思ったような値段で売れなくて、やっぱり収支はマイナス。損失を出しちゃうわけです。事情によっては、キリギリスさん自身が破産しちゃうかも。


●投資銀行って?

で、そ~いうキリギリス悲話(←アメリカ中でこんな話が山ほどあるわけです)と、ニューヨークはウォール街の巨大投資銀行と、どういう関係があるのか?

答えは簡単。リーマン・ブラザーズのような投資銀行は、キリギリスさんみたいな住宅ローンの貸し手から、「ローンを買った」からです。

ローンを買うって、おかしな表現に聞こえるかもしれませんが、キリギリスさんの「資産」はローンなんですよね(笑)。どこが資産なのかというと、貸したお金というのは、言い換えれば、「人からお金を(利子つきで)返してもらう権利」だからです。債権、ってやつですね。

「資産」というと、すぐ目に見える現金とか不動産とかをイメージするけど、実際には、債権みたいな目に見えない資産を、銀行はたくさん持ってるわけですね。(もっとも投資銀行は、ふつ~の銀行じゃないです。どちらかというと、証券会社に近いというか・・・企業相手に、企業の資金繰りやビジネス戦略を助けて、それでアドバイス料を稼ぐ感じです。)

ではなぜ投資銀行は、さぶぷらいむなローンを買ったのか?

そりゃもちろん、それで稼げると思ったからです(笑)。証券化とかヘッジとかね、ありとあらゆる錬金術・・・つうか、彼らの誇る金融テクニックのすべてを駆使して、大量に集めたさぶぷらいむローン(=要するにふつうの住宅ローンよりも返済される確率の低い債権)を、お洒落なパッケージにまとめて、世界中に売りさばいたんですね。

売りは、「だってほら、万が一のときは、不動産を売ればモトは取れるんだから」。


【16/09/2008 07:11】 社会・時事ニュース | Comments (0)

花言葉は高潔、美しい心

●TBのお題から

「ポテトチップス、好きな味は?」

う~ん、いちばん好きなのは日本で売ってる、いちばんフツーの「のりしお」味なんですが、むろんロンドンでは買えません(笑)。

ロンドンでは・・・いろんな味を試してみたけど、結局は、スタンダードな塩味に戻ってしまうような気がしますね~。パンチの効いたソルト&ペッパーも好きですが、ブランドによってはつぶ胡椒がきつくて、時々むせたりするからなあ(苦笑)。

で、イギリスでしか売ってない・・・かどうかは知らないけど、イギリス伝統のフレイバーといえば、「ソルト&ヴィネガー」ですね(笑)。これって要するに、フィッシュ&チップスの(いちばんふつう、というか庶民的な)味つけなんですよ。昔むかし、はじめてロンドンに留学して来たときは、こんな味のを食べたことがなくって、けっこう衝撃でした。

chips - salt and vinegar

袋を破ったとたんに、ぷ~んと漂う強烈なヴィネガー(=お酢)の香り。これに郷愁を感じるようになれば、アナタも立派なイギリス人・・・かも(笑)。


●お花の写真

昨日のフラワー・ショー写真、気に入ってくださったみなさま、ありがとうございました♪

調子に乗ってる・・・つもりはないのですが、まだまだご紹介したい花たちがありますので、もうちょっとだけおつきあいくださいね。佳境はこれから、なんですもの(苦笑)。

(いちど外出すると、ブログねたがたくさん生まれていいなあ、と実感してます。たはは~。)

floral celebration 10 - clematis  floral celebration 11 - clematis

で、クレマティスです(笑)。

フラワー・ショーの中心は、テンプル・ガーデンに咲きこぼれるたくさんの夏・秋の花たちだと思いますが、お庭のコンテストもあったりして。数メートル四方の箱庭っぽい空間を、さまざまな花をアレンジして植えて、その美しさを競うものです。

で、見事に金賞に選ばれたのが、この「クレマティスの亭(あずまや)」でした。(大きな白いテントの中に展示されていました。)

floral celebration 12 - clematis  floral celebration 13 - clematis

※上の2枚の写真は、フラッシュと焚いて撮影したもの(左)と、焚いてないものです。肉眼で見た印象に近いのは、やはり右側の写真ですね~。

大きく「あずまや」風に組まれたトレリス(全体像は鳥かごみたいな形)に、さまざまな種類のクレマティスを這わせて、なんとも言えない秋らしい風情。白~紫のグラデーションがキレイで、華やかさはないけどしっとりと美しくて。イングリッシュ・ガーデンなんですが、どこかしら和風ですよね。

(鉄線のお仲間だそうだから、それも当然かなあ。もともとイギリス人は、日本の草木や庭造りが大好きですしね。)

floral celebration 14 - clematis

で、これはスーパー手前味噌なんですが。。。(苦笑)。

わたしが「ゆすらうめ異聞」をはじめたばかりのとき、最初に書いた(散文詩以外の)お話が、クレマティスの丘でデートする岩城さんと香藤くんのお話でした。

(そんなお話あったっけ、と首をかしげられた方は、よろしかったら、2005年の「Autumn Romance」を読んでやってくださいな。・・・と、宣伝してみたりして。)

あのお話の舞台になったビュッフェ美術館は、ホントにわたしのお気に入りですが、実はクレマティスの丘は、行ったことがありません(苦笑)。だから、ネット上の資料と想像であのお話を書いたんですが・・・今回、フラワー・ショーのあちこちでクレマティスを堪能して、確信しちゃいましたよ。岩城さんがクレマティスを好きだ、という(わたしの勝手な妄想による)設定は、イメージ的にはまちがってなかったなあ、って(笑)。

岩城さんに似合うお花。

もちろん、真っ赤な薔薇も白い百合も、雪椿もさんさん降るさくらも、なんでも似合ってしまいますけどね。でもやはり、日本らしい、派手すぎないお花がいちばんかなあ、と思います。紫がイメージなのは、わたしの好み丸出しですけど(苦笑)。

ちなみにクレマティスの花言葉は、「美しい心」「精神的な美しさ」「高潔」などだそうです。ぴったりだと思うけど、最後の「たくらみ」って・・・さあ、これはなんだろう?(笑)


【15/09/2008 02:23】 写真☆カメラ | Comments (0)

中秋の名月なので

●こんなものを

作ってみました。

aki plate 2 - shokushi naishinno

式子内親王(しょくしないしんのう)の、やるせない恋の歌です。けっこうストレートな感情を、そのまま詠っている気がしますよね。月・・・というと、いくらでも名歌がありますが、あえて王道には程遠いお歌を選んでみたりして(苦笑)。

ところで「中秋」って、ときどき「仲秋」と表記されることもありますが、本来は「中秋」が正しいのだそうです。陰暦の8月15日ということで、今年は9月14日。四季の中でも秋がいちばん好きなわたしにとっては、その言葉を聞くだけで、意味もなく心が躍ります(笑)。

※サイトの玄関ページ、メインページも中秋イメージに差し替えました(笑)。よろしかったら、ご覧になってくださいね♪


●土曜日は

友人を誘って、Royal Horticultural Society (日本語にすると王立園芸協会・・・かな?)主催のフラワー・ショーに出かけました。

ふだん、「金曜日の夜に帰宅したら、月曜日の朝までおうちから一歩も出ない!」ポリシー(ポリシーなのか?)を貫いてるわたしにしては、なかなか画期的な?イベントです(笑)。入場無料のチケットをいただいたのも理由のひとつですが、たぶん、ホントにお花を見るのが好きなのと、お花の写真を撮るのがもっと好きなのと、それから運動不足解消・・・が主な理由でしょうか(笑)。

曇りがちではあったけど、雨が降らないどころか、途中から晴れてきたので・・・すごくラッキーだったと思ってます。野外のイベントですので、雨天でも中止になるわけないけど、雨だったら行くの自体イヤになってるかも・・・(苦笑)。

とにかく、素晴らしく楽しいイベントでした。インナー・テンプルという場所自体が美しいせいもあるけど、ちょっと贅沢な数時間を過ごしました。(すっかりカメラ小僧で、写真を150枚以上撮りましたが・・・使いものになるのは、数が少ないですね。)

floral celebration 1  floral celebration 2

ガーデンいっぱいに、色とりどりの花が咲き乱れていたんですが・・・写真になると、どうしてこう散漫な印象なんでしょう(苦笑)。そうじゃないのに、ひどく地味に見えるなあ。

floral celebration 3  floral celebration 4

書きたいことはたくさんあるんですが、とりあえずはここまで。。。あとで、追記できるようなら、また戻ってきますね(笑)。

floral celebration 5  floral celebration 6

ちなみにショーは、たくさんの人でにぎわっていました。平均年齢はやや高めだけど、ガーデニング大好きな人ばかり・・・って感じでしょうか。(自分がどう見ても若い部類に属するという経験は、最近じゃめったにないもんなあ。)

floral celebration 7  floral celebration 8

それでは、また。


【14/09/2008 14:56】 写真☆カメラ | Comments (0)

Jazzing for Blue Jean

※ブログの更新が遅くて、ご心配おかけしたようです。本当にごめんなさい~。へろへろですが、元気です(笑)。





●本日の懐メロ(笑)

えっと、なぜか昨日、急にこんな音楽が聴きたくなりまして。。。

David Bowie - Blue Jean

Duran Duran - Union of the Snake

昔むかし、少女時代のアイドルだった人たちなんですが・・・今見ると、80年代っていろいろな意味で濃かったんだなあ(苦笑)。

当時、わけのわからないプロモーション・ビデオの読解力に欠ける自分を、「まだコドモだから意味がわからないんだわ」って思っていたんですが。。。はて、どうなんでしょう(笑)。

東洋の小国のガキにはわからない、難解な、アーティスティックなコンセプトがあれこれ隠されていると、純真な?愚かな?わたしは勝手に信じていました(笑)。でも、今こうやって見ると本当に、純粋に意味不明のビデオだった・・・ような気もします(苦笑)。


●そうなのかv

と、思わずうれしくなったりして。

ビジネスパーソンの本音 職場の飲み会、2人に1人が「嫌だなぁ」

イギリスにもありますよ~、オフィシャルな飲み会(笑)。

うちの場合は強制はないけど、でも毎回毎回ずっと断り続けてると、よっぽどの偏屈だと思われちゃうだろうなあ。。。最初の数年はせっせと出ていたのですが、最近はもうね、嫌ってわけじゃないですが、しんどいんです(苦笑)。

お酒が好きじゃないのもありますが、でもおしゃべりは好きだし、同僚も面白い人が多いです。酔って醜態をさらすような人もいません。じゃあ、なんで気が乗らないかっていうと、やはり究極的には、プライベートの時間をとられてしまうからでしょうか(苦笑)。ただでさえ残業が多いのに、貴重な自由時間を(ほんの数時間でも)、『春抱き』以外のことでつぶすのが惜しいんですね。

あとはまあ、全般的にエネルギー不足なんで(笑)。

仕事のあと、飲み会で「快活で、話題豊富な楽しい仲間」を演じる気力、体力が減退してるってのもあるかも。大勢の同僚と一緒にいるときは、やはりそれだけでてんぱってるし、エネルギーを消費しますよね。楽しいけど、でもソーシャライジングって疲れる・・・って、こう思ってるわたしは、まるで人ぎらいみたいね(苦笑)。

でもまあ、そんなわけで、最近わたしの飲み会への出席率は「ギリギリ低め(これ以上はヤバい)」です。。。それで文句を言われることもないし、仕事をしていて不利益を感じることもないですが、でも。たぶんね、周囲との気のおけない仲間意識を育てるチャンスを逃してるんだろうなあ、とは思います。

「飲みニケーション」が大事なのは日本だけじゃない、というお話でした(苦笑)。


●数日前の

ニュースですが、とてもキレイだったので♪

「水の都」ベネチアでゴンドラ大行進、市民が貴族や兵士姿に

regatta storica 1  regatta storica 2

regatta storica 3  regatta storica 4

ちなみにこれは、公式サイト(笑)>> The Historical Regatta

もう何年かイタリアに行ってないなあ・・・と思ったら、猛然と旅に出たくなりました(苦笑)。岩城さんにはまるまでは、毎年のように行ってたんですけど、すっかりプライオリティが変わってしまったんですよね。それは自分のせいなのに、なんだかイタリアが遠いのが悔しいです(笑)。


【13/09/2008 17:29】 音楽(全ジャンル♪) | Comments (0)

とっても修羅場だったりして

●お知らせ

というか・・・お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが。

うちのサイトの掲示板が、ここ数日、なぜだかまったく表示されません。どういう不具合なのか、イマイチ不明なんですが・・・すごく嫌な予感がするなあ(苦笑)。プロバイダから何も連絡がないので、今はどうしようもありません。

とにかく、無事に復旧してくれることを祈るばかりです。うぐぐ~。


●ところで

お仕事のグチは言いたくないですが、上司・同僚が何かをしてくれないせいで、自分の仕事が進められないときってありますよね。

今ちょうどそんな感じで、しわ寄せ修羅場中でございます(苦笑)。こういうときって、そりゃまあ「アンタのせいだよ、ボケ~」って不機嫌になりはしますが・・・文句を言っても、何も解決しないんですよねえ。怒ってもすねても疲れるだけだし、建設的ではないので、とりあえず黙々とお仕事中(=そう、自画自賛モード)。愚痴ってムダなエネルギーを消費できるほど、わたしはタフじゃないってことでしょうか。

さて、真夜中までにおうちに帰れるといいなあ。。。


【12/09/2008 04:00】 London Life | Comments (0)

眠い・・・

●あうう・・・

ブドウ球菌のばかやろ~!

と、思わずグチを言っちゃう(苦笑)。出物腫れ物・・・と俗に申しますが、なんでまたよりによって、わき腹なんかに出来るんでしょうねえ。ちょうどスカートやズボンのベルトが乗っかる箇所、身体を二つ折りにする位置なので、こすれて痛い。。。ホント、迷惑な話です。とほほ。

せめて、お医者さんに行かないで済むことを祈ろう。。。

(それにしても、ネットでちょっと検索するだけで、多すぎて処理しきれないほどの情報が出てきます。今さらですが、ホント、すごいですねえ。)


●これは

ちょっと知っていると、便利な情報かも。

パソコンの大掃除

移動にも便利な最新マウス

PCのキーボードがキタナイ、というのは残念ながら本当です(苦笑)。オフィスでは、定期的に専門業者を入れてIT機器のクリーニングをしますが、自宅となると、おろそかになりがちですよね。中身のお掃除(不要なファイルの削除など)も、もちろん大切ですが、どちらかというと、ハードウェアを清潔に保つほうが、生活する上で大事かも。

それから、マウスですね~。これも、かなり自戒と反省を込めて書いていますが、自分の手のサイズに合わないマウスは、ヘビーユーザーにはキツイです。腱鞘炎になっても困るので、マウスには投資したほうがいいです(笑)。それも通販ではなく、実際にお店に出かけて、実物を触ってみたほうがいいと思ってます。

どっちも、楽しいPCライフの大前提ですね(笑)。


●バブルの洗礼を

若い頃に受けて、その思考回路から抜け出せないのでは?

晩嬢という生き方 [著]山本貴代

消費を牽引かあ・・・うまい言い方もあるもんですね(笑)。たしかに失速中の日本経済にとっては、いちばん頼りになる存在でしょうが、「賢い消費者」を目指すわたしにとては、微妙なレッテルかも。

晩嬢という生き方晩嬢という生き方
(2008/07/12)
博報堂生活総合研究所

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ちなみに、タイトルに悪意を感じるのは、わたしだけ・・・?(笑)


+++++


すみません、疲れてフラフラしてるので、今日はこの辺で。。。


【11/09/2008 11:10】 春を抱いていた | Comments (0)

李下に冠を正さず(って言うし)

●なあなあ、とか

チェックの目が節穴だったとか、そんなレベルじゃないですね。。。

農水省の調査、節穴 事故米点検96回、一度も見抜けず

事故米、国検査時に「倉庫移動」隠ぺい工作…従業員が証言

わたしの読み方が間違っていなければ、要するに、古典的な「conflict of interests」(=利益相反)が起きていた、ということじゃないのかな?

だって、倉庫に山積みの事故米の処理に困って、二束三文でもいいから、なんとかどっかの業者に買って欲しいのも農水省。それでもって、今回の事件を起こした三笠フーズの監督省庁として、事故米が適正に使われているかどうか、チェックするのも農水省。

・・・そんな状態で、厳正な検査なんてできたのかしら?

もちろん、理論的には可能ですけど、でも、農水省の立ち入り検査の数がすでに普通じゃない(苦笑)。これだけ何度も何度も、繰り返しチェックしてたってことは、どこかおかしい、あやしいって思っていたからじゃないかしら。実際、密告もあったほどですから、「何かある、変だ」ってうすうす分かっていたんでしょうね。

でも、いつ検査をするか、いつも事前に通告してたんですってね。

・・・はあ? って感じですよ。

都合の悪いものは上手に隠しておいてね、って言ったとは思いませんが、結果的にはそう言ったも同然。もちろん、直接的に「悪い」のは業者ですよ。消費者の生命と健康にかかわることを知りながら、安全ではないお米で金儲けをした、その罪は重い。でも、農水省の責任も、厳しく問われるべきではないかと思いました。

報道を読む限りでは、事故米って、だ~れも欲しがらないお米なんですね。あたりまえだとは思いますが、文字通り国のお荷物、負の資産って感じです。

(わたしは今回のことで初めて、「事故米」ってコトバを知りました。問題の根深さを隠蔽してる気がするので、一部の報道にあるように、はっきり「汚染米」って言ってもいいのでは、と思います。どっちにしても、今年の流行語になってしまいそうで、ひどく哀しいですね。)

そこに積んでおくだけでお金がかかるし、輸送するにも処分するにも、けっこうなお金がかかる。入札にわざわざ業者が出かけて行く、その運賃すら惜しいほどの、まったく嫌われ者のお米。それを、三笠フーズはどんどん買ってくれたそうです。そりゃもう、農水省にしてみれば、ありがたいお得意様だったわけです。。。

英語の表現に、「Justice must be seen to be done」というのがあります。ちょっと言葉を補って意訳すると、「法の裁きは、ただ正義に基づいて為されればいいのではなく、正義に基づいて為されていることを国民に見せなくてはならない」・・・ってところでしょうか。

少しシチュエーションは違いますが、今回の農水省の役割は、まさにそれだと思います。

もしかしたら農水省のお役人は、マジメに律儀にきっちり検査をしたけれど、それでも不正を見抜けなかったのかもしれない。でも、利益相反がある状態では、「マジメにやったんです」だけじゃダメですよね。厳正に、客観的に検査が行われたことが、第三者にも目に見えるカタチにしておかない限り、

「見て見ぬふりをしたのでは?」
「生ぬるい検査は、意図的だったのでは?」

と、まずは疑われると思います。それくらい、彼らの立場は微妙なのだと思います。実際、問題が発覚してからの農水省の姿勢が、いっそうそういう疑惑を呼んでいますよね。(故意じゃなかったら、今度はすごく無能ってことになるわけで、お役所にとってはどっちにしても、マズイ事態なんでしょう。)

なんだかもうね、投げやりな気分です(苦笑)。

だっていい加減、嫌になりますよね。食品偽装、どうしてこんなにあるんだろう。消費者が、お腹をこわす程度じゃ済まないほどの被害を受ける可能性があるのに、なんでこんなモラルのない経営者がいるんだろう。品質検査のチャンスが流通の過程であるのに、どうして見過ごされるんだろう。

そして、何を信じたらいいんだろう?

うちのかあいいかあいい仮称☆洋介くんに、身体にいいもの、安全なものを食べさせたいって、彼のママは毎日がんばってます。ただ家族に安全で美味しいものを、と思ってるだけなのに、それがこんなに難しいなんて。・・・仮称☆洋介くんのママは、そう嘆いていました。

その嘆きはたぶん、日本全国でがんばってるすべてのお父さん、お母さんの本音だろうと思います。やりきれないですね、本当に。


【10/09/2008 09:19】 社会・時事ニュース | Comments (0)

おいしいシアワセ

●ブログの

テンプレート、今ちょっと迷走していてすみません(苦笑)。

ご覧になるたびに、入れ替わっている状態かと思いますが・・・いや、ピンクのお月さまにしたかったのですが、どうしても「記事落ち」しちゃうんですね。我が家のPCでは何の問題もないのに、IE6、解像度800×600で見ると、記事がページの下に思いっきり落っこちていて(苦笑)。

それでホタル・ヴァージョンに替えたらば、今度はうまくタグの編集ができなくて、やっぱりイヤになってしまいました。(これはたぶん、FC2のサーバのご機嫌が悪いんじゃないか、と。)

※記事落ちってのは、要するにブログ・テンプレート全体の横幅よりも、記事の幅+プラグイン(=カウンタや自己紹介の部分)の幅が広いせいで起こる現象です。ブラウザや、PCモニタのサイズに影響されるので、わたしには分からないことが多いんですよ(苦笑)。

で、今はまた別のものに変えてます。

見え方がやっぱりヘンでしたら、「この人、センスが悪いなあ」とため息をつく前に、「テンプレの不具合かも?」と思ってくださると嬉しいです(笑)。その際は、ぜひご一報くださいませ。。。うるる。


●TBのお題から

「あなたは今、どんな髪型?」

ぜひ答えさせてくらさい(笑)。単なる目の錯覚かもしれませんが、今のわたしのヘアスタイルだけなら、(最近の)香藤くんにまあまあ似てると思います。ぐひひ。・・・他に似てるところは、一切ありませんけど。

あ、でも香藤くんは、カラーリングで白髪をごまかしてはいないだろうな(苦笑)。


●これも

どっかの砂吐き甘々ばかっぷる、みたいで(笑)。

「ありがとう」のごはん

ね、『春抱き』御殿のお食事の情景、まんまに聞こえます。岩城さんも、どこかで何気なく、「今晩は香藤が何をつくって待ってくれてるのか、家に帰るのが楽しみなんですよ」って、普通に言ってるだろうなあ(笑)。予期せずにノロケ爆弾を食らったほうは、たまったもんじゃないと思いますが。

ただし。。。

カミングアウト?すると、わたしにとってこの食卓の光景はフツーです(笑)。わたしの両親はすでに70代ですが、母の作った食事を父が誉める、誉める、誉め倒す(笑)。おいしいって、ありがとうって、本当に幸せそうに言う、それに母がにっこりを返す・・・って、我が家ではデフォルトでした。

誰しも子供は、自分のうちが普通だと思って育ちますので、わたしは長いこと、それがちょっとばかり特殊であるらしいってことに、気づきませんでしたよ(笑)。オトナになって、男の人が自分の妻のことを(謙遜とはいえ)悪く、低く言うことに、ものすご~い衝撃を受けましたもの。

※父は子供たちに、真剣な顔で、「いいか、おまえたち。うちのママのような美人で優秀な母親を持ったおまえたちは、世界でいちばん幸せな子供なんだぞ。それを忘れずに、ママを大事にするんだぞ」って、説教するような人です・・・たはは~。

そのせいでしょうが、わたしは「それが文化だから」って納得することに、心で抵抗を感じてしまうんですよね(苦笑)。人それぞれ、地域性や価値観があるでしょうから、誰が正しい、誰が間違ってるじゃないと思いますけど。でも、自分の人生のパートナーを貶める文化ってのは、どんな思想がその裏にあるにせよ、ちょっと哀しいかなあ。。。

ところで>>

この記事の中にある、「今晩の食事、何が出てくるか楽しみ」という発言に、生徒さんたちが静まり返った・・・というエピソードですが。

わたしもコレ、理由がいまひとつ想像できないのですが・・・もしかしたら単に、「そりゃアンタの奥さんは料理研究家なんだから、何が出てきても美味しいだろうさ」という、やや冷ややかな反応だったのかも、と思うのは意地悪すぎ?(苦笑)


【09/09/2008 12:30】 社会・時事ニュース | Comments (0)

「ディスコ」が死語じゃなかった頃

●明暗を分けた?

という感じがしました。

イギリスの若くて有望なスポーツマンたち、という括りで(笑)。

McLaren to fight Hamilton penalty

Murray stuns Nadal to reach final

ベルギーのF1グランプリで、ハミルトンくんは僅差で優勝・・・かと思ったんですが、どうやら反則があったらしく、降格処分(3位)になってしまいました。うぐぐ~。雨に強い彼は、望みどおりに降ってきた雨に助けられ、逆転したかと思ったんですが、世の中、甘くはないですね(苦笑)。チームは抗議するって言ってますけど、どうなることやら。

一方、イギリスのテニス界であっという間にトップになっちゃった、期待のアンディ・マリーくん。彼は、スコットランド人です・・・いや、それはともかく(笑)。全米オープンで、世界ランキング第一位のナダル選手を破って決勝進出ってのは、これはスゴイなあ。びっくり、なんて言ったら失礼なのかもしれませんが。

マリーくんにとっても、本当の意味で世界のトップに躍り出るチャンスですね。もう何年も、「今にブレイクする、彼の時代がやって来る」って言われつつ、なかなか実現せずにいたので、正念場かもしれません。優勝すれば、なんと1936年にフレッド・ペリーが優勝して以来の、イギリス人による全米オープン制覇だとか。相手はフェデラーだけど、がんばってほしいなあ。


●サイトの更新を

してます♪

今回は、桃さまにいただいた、ものすご~く美味しい岩城さんのお話です。いや、ホントに楽しいSSですので、ぜひ堪能してくださいね。(どうしても明暗をわけた壁紙を使いたかったので、途中で区切って2ページ構成にしてますが、ひとつのお話です。)

ぽよよん岩城さんの最終回は、鋭意★執筆中・・・と申し上げたいところですが、最近どうもスタミナ不足で、残業のあとで書く気力が減退気味です(苦笑)。思いだけは相変わらずいっぱい、次に書くお話のアイディアもいっぱいなんですが、なんせ限られた資源(=わたしのエネルギーと時間)がお仕事に流れちゃってるので、少々トロトロ進行中。

あ、別に体調が悪いわけではないです。

今年はなんだか不調のときが多いので、「ましゅまろんどんは病弱だ!」と思ってる方もいらっしゃるかと思いますが、それはたぶん違います(苦笑)。フツーなんですが、ちょびっとね、寄る年波ってやつに足を掬われてるだけです。。。

(できれば認めたくないけど、否定してもしょうがないしね~。)


●そういえば

スポーツねた、もうひとつあったんでした。

北の湖理事長、退任も視野 露鵬の大麻陽性確定

お相撲さんとしては、現役時代、北の湖っていえば「悪役」の代名詞みたいでしたけど(笑)。でもそういう(不本意な?)役回りだったにせよ、ご本人は、とっても温厚でいい人だって、どこかで読んだ(聞いた)ことがありました。だからわたし、勝手にそう思っていたのですが。。。


【08/09/2008 10:22】 社会・時事ニュース | Comments (0)

三日で飽きるとは限らない(笑)

●ヴェネツィア映画祭で

金の獅子賞を獲ったのが、「ザ・レスラー」だそうな。

あ、いえ、格闘技系にはわたし、まったく興味がありません(笑)。だから間違っても、見たいとは思いませんが、でも、主演がミッキー・ルーク。・・・あんまりにお懐かしい名前に、うっかり反応しちゃいました。御歳とって、51歳だそうです。

The Wrestler scoops Golden Lion

だってねえ、高校生の頃の親友が、若かりしミッキー・ルークの大ファンだったんですよ。あはは、なつかしいな~。一時は彼、けっこう人気があったんですよね。お陰でわたしは、彼が出ている映画を、一緒に見に行ったことが何回も・・・(笑)。

※当時からその彼女は、ミッキーのほかに菅原文太(爆)の超ファンだったので・・・ええ、オトコの趣味はまったく一致しません(苦笑)。

ミッキーといえば、一時はひどくもてはやされたのに、その後すっかり鳴かず飛ばず。キツイ言い方をすれば、やや「身を持ち崩した」的な感じがありました。そのせいで、ほとんど「あの人は今」的な存在だったように思うんですが、いやあ、これで復活ですねえ。

ハリウッドから消えていったスターたちは、それこそ星の数ほどいるでしょうが、こうやってどん底から這い上がり、光の当たる場所に戻ってくる人のド根性には、素直に拍手を送りたいと思います。

さて、例の彼女(高校時代からつきあいの続いている稀有な友人です)に、おめでとうってメールしてみようかなあ(笑)。


●もうひとつ

映画つながりで、こちらは美貌のキーラ・ナイトレイ嬢です♪

Knightley stars at Duchess launch

イギリスには美人女優がいないって、フランス人の友人はよくバカにするんですが、大うそだと思います(笑)。だってキーラちゃん、すっごい美人ですもの。はじめて見たとき、あんまり綺麗でびっくりしたからなあ。美は衝撃である、ってヤツですね(笑)。

(ええ、わたしは美しいものなら、なんでも好きです。・・・これは女優の話なので、岩城さんは置いときます。彼の話になると収拾がつかなくなるしね、くふふ。)

もともとはイギリス映画オタクなので(そもそもそれがロンドンに来たきっかけ!)、他にもいくらでも、イギリス出身の美人女優を挙げることができますよ♪

ケイト・ウィンズレットやヘレナ・ボナム=カーター、ヘレン・ミレンあたりは、人によっては(古典的な意味での)「美人」に見えないかもしれないけど。でもイモジェン・スタッブズとか、グレタ・スカッキとか、クリスティン・スコット=トマスとか・・・イギリスには、美しくて演技力のある俳優さんたちがいっぱい♪

・・・って、何を力説してるんだ、わたし(笑)。

それはさておき、キーラ・ナイトレイ主演の映画が、イギリスで封切りされました。またしてもコスチューム・プレイで、タイトルは「The Duchess」です。公爵夫人という意味ですが、ここではデヴォンシャー公爵夫人ジョージアナのことだそうです。

the duchess the film

http://www.theduchessmovie.co.uk/

※公式サイト。BGMが流れますので、ご注意くださいね。(余計なお世話ですが、フラッシュ動画はエンドレスなので、「終わるまで待とう」と思わないほうがいいです。。。)

この女性の人生も、かなり波乱万丈で面白いのですが、なにより映画の「主役」のひとりと言えるのが、デヴォンシャー公爵のお屋敷、チャッツワース・ハウス。

http://www.chatsworth.org/

イギリスでも有数のお金持ち、と言われてる貴族さまですので、とにかくスケールがちがいます。マジで、腰を抜かすほど豪奢です(笑)。イギリス中にある貴族のお城やお屋敷には、わたしもずいぶん行ってますが、バッキンガム宮殿に匹敵するレベルかも、と思ったのはチャッツワースだけです。

chatsworth 7  chatsworth 4

これだけ広大でも、「ハウス」って呼ばれてるんだよね。


【07/09/2008 06:52】 オペラ・演劇・映画 | Comments (0)

・・・もうダメ(笑)

●深夜残業で

へろへろなので、とりあえずベッドに直行しようかと思います。前夜、ソファに座って寝てたせいで、足もパンパン痛いです(爆)。ああ、おバカすぎる。。。

というわけで、またね♪


【06/09/2008 10:12】 London Life | Comments (0)

ねむねむ、へろへろ

●やっちゃった・・・

ソファで朝、座ったまんま覚醒。とほほ。。。学習しようよ、わたし。


●なんだか

ひどく疲れてまして・・・なんでだろう。

つい最近、「夜遅い時間にはなにも食べない」、と決めたはずなんですが、残業を終えて帰宅するのが午後11時近いときは、なかなかルールを守れませんねえ(苦笑)。どうしても、お腹が空いてへろへろなので、困ったことに夜食?つくってしまいます。

(オフィスのレストランでもディナーはありますが、忙しくて行けないときがあったり、メニューがイマイチだったりするのですね。)

これじゃあ、とまダイの意味がないよ、くすん。





●これは

ロンドンでも、始まってます。

ホンダ、「カーシェア」事業化検討 背景に販売低迷

都市部に住んでいると、まずクルマに頼らなくても便利な交通機関があるし、いろいろ維持費がかかりますからねえ。ロンドンの場合は、通常のコスト(保険、ガソリン代、駐車場代など)に加えて、1日なんと8ポンドの「混雑税」が発生します。これだけお金がかかるとなると、さすがにクルマを買おうって気にはなりません・・・欲しいんですけどね。

(混雑税はロンドンのごく中心部のみ、基本的に平日のみ。)

でも、ちょっと重たい・かさばるものを買いに行きたいとか、人を迎えに行きたいとか、郊外に出かける用があるとか。日常生活でときどき、クルマがあればいいなあ、と思うシチュはあります。だからカーシェアって、実はロジカルなシステムだと思います(笑)。クルマ=必需品ではなくて、便利グッズである人のためのアイディアですね。

クルマ=趣味(というより自己アイデンティティ?)、という人には無理でしょうが、「安全に、ときどき乗れればいい」人には合理的だし、上手くいけばとっても楽でしょうね。(クルマ=プライバシーのかたまりの自分の城、と考える人にも向かないだろうなあ。)

でも、ビジネスモデルとして成功するかは、まだ未知数じゃないかしら。


●一見殊勝な

コトバだけど。。。

「子の力信じてやれず、愚かな母だった」 大分教員汚職

心情は本心からかもしれませんが、これ、ワイロを送ったほうも受け取ったほうも、教育者、あるいは教育行政に関わるプロですよね。それも昨日今日の話じゃなくて、その道に何十年も携わってる人たち。これ以上ないくらいのインサイダーなのに、「不整合各社がいるという噂は耳にしていた」ってのは・・・ずいぶん他人事ですねえ。

親の本音として、「うちの子さえ良ければ」ってのは、正直わからないではないのですが。でも、そういう願いを抱くことと、そのために悪いとわかっていることを実際に行動に移しちゃうことの間には、深~い溝があるはずだと思います。わたしは教師=聖職者だと思ってないけれど、でも、教師だからこそやってはいけないこと、というのはあるだろうと思うのですよね。

でも・・・最初にこの事件が発覚したときから、ずっとニュースを見てますが。

個人レベルのモラルの問題だけじゃ済まない、もっと根深い、積年の闇慣習なんでしょうね。不正合格者が合格者全体の半数を占めるような状態って、どう考えても、「最近のトレンド」ではないと思います。何年か、何十年前か知らないけど、最初はひとり、ふたりだった「ゲタはかせ」合格者が、だんだん慣習化して、数も増えて、関係者の神経をマヒさせていったような気がします。


【05/09/2008 16:08】 社会・時事ニュース | Comments (0)

策士が策に溺れちゃったお話

●この書評を読んで

ふと、思い出したことがあります(笑)。

非公認 Googleの入社試験 [編]竹内薫

昔むかし、わたしがロンドンで就職活動をしていた頃のことです。とある面接で、担当のお偉いさんにこんなことを聞かれました。

「世界中の誰でもOKしてくれるとして、あなたのお誕生日パーティーに招待したい人を特に3人、挙げてください。さあ、誰を呼びますか?」

・・・えっと・・・?

いや、上の書評がホントなら、Googoleの入社試験ほどは突飛じゃないかもしれませんが、これもかな~り、意外性のある質問ですよねえ(苦笑)。にこやかで穏やかにすすんだ、とはいえ延々1時間近くも続いた面接の、最後の質問でした。

そういえば、これは別の事務所の面接ですが、「10年後のあなたはどこにいて、何をしてると思いますか?」ってのもあったなあ。

一度でも、就職の面接を受けたことのある方ならおわかりかと思いますが、当然に聞かれるであろう質問(志望動機とか、経歴とか)については、前もって頭の中でぐるぐると考え、アイディアを練り、最適であろう回答をシミュレーションしますよね(笑)。何年も大学院に通った挙句の、一生のキャリアに影響する就職なら、なおさらそうです。リキ入りまくり、です(苦笑)。

わたしの場合なら、「なんで日本人が、イギリスで就職しようと思うわけ?」とか、社会人留学だったので、「なぜ今になってキャリア・チェンジを?」とか。。。そういう質問は、十分に想定してました。ドキドキしつつも、「よし、かかってこ~い!」みたいな感じ(笑)。

でも、お誕生パーティーに招待したい人って?(爆)

意外な質問を投げかけられたとき、とっさに脳内で考えるのは、その質問の意図ですよね。なんで、そんなことを聞かれてるのか、相手はいったいわたしの何を探ろうとしてるのか。ものすごいスピードで(実際には数秒!)、脳内コンピュータが作動し始めるわけです(笑)。

もちろん、なんでそんな「計算」をするかっていうと、質問にストレートに答えることではなくて、質問者をもっとも満足させる、感心させるのはどんな答えか、そっちに意識が行っちゃってるからです(苦笑)。つまり、

「どうしよう、わたしってば誰を招待しようかしら?」

ではなくって、

「彼らが感心する、わたしを印象づけるであろう招待者は誰かしら?」

って考えてるんですよね・・・ああ、若気の至り!

今、それこそあれから10年近くも経っているので、当時のわたしの思考回路を冷静に分析できますが、これはダメです(苦笑)。失敗です。確実に、アヤマチだったと思います。


[非公認] Googleの入社試験[非公認] Googleの入社試験
(2008/07/31)
竹内 薫

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【04/09/2008 09:52】 書籍・マンガ | Comments (0)

ロンドンはすっかり秋めいて来ました

●本日のぷち懺悔

えっと・・・ものすごい膨大なページ数の書類のプリントアウトを、うっかり二度、それぞれ別の人(秘書さんと別のサポート・スタッフ)に頼んでしまったこと。です。はい。バタバタしてたので、もう頼んでいたお仕事を、別の人にさらに振っちゃったんですね。

一生懸命プリントして、ファイルして持ってきてくれたのに、もう必要ないだなんて・・・あわわ、故意ではないけど、本当に申し訳なかったです。環境にもやさしくないし、だいいちその分の労力は、ほかにもっと有効に使えたでしょうから、人件費のムダにもつながりますね(苦笑)。

めったにそういうミスはしないんですが、眠かったのかなあ。。。


●本日のぷち「シマッタ!」(笑)

そこそこ仲良しの同僚が婚約したというので、とりあえずのお祝いに、キレイなお花の写真を加工して、彼と彼女の名前を入りのプレートをつくりました(どっちも知り合い)。

まずはひと言、「おめでとう!」って言いたかったんですよね。ご報告メールにただ返信するだけじゃなくて、ひと手間かけて気持ちを伝えたかったのです。ご覧のとおり、ちょっとした気持ち以外の、何の役にも立たないシロモノですけどね(苦笑)。

でもまあ、急ごしらえではこの程度です(笑)。

congrats plate 1

※見ればわかるとは思いますが、名前は架空のものですよ~。

なにしろオフィスでのことですから、画像を加工する凝ったソフトなんてありません(笑)。PCセキュリティが厳しいので、フリーソフトをダウンロードすることもできません。なので、ウィンドウズOSにデフォルトで入ってる「ペイント」を使って、ささっと文字入れしただけの、実に初歩的なものでした。

・・・ですが、この程度のやっつけ仕事でも、こういう世界にふだん縁のない人にとっては、けっこうなテクに見えるみたいです(苦笑)。

「えええええ、これ、どうやってやったの~!?」

喜ばれたというよりは、驚かれてしまった(苦笑)。興味津々で聞かれるので、問われるままに説明をしたらば、すっかり感動・・・いやいや、どっちかっていうと、オタク認定されてしまいました。。。ええ、そうです。PCとネットがあれば、無限に広がるクリエイティヴな世界・・・(ヤケクソ)。

「こういう趣味があるって、初めて知ったわ~」

7年のつきあいの同僚に、まるで初めて見るような目でしみじみと見つめられて、微妙な居心地の悪さを体感しました。・・・じ、自意識過剰でしょうかね(苦笑)。


●いつも思うんですが

古刹、名刹と言われるお寺には、非常によくできたつくりの公式ホームページを持っているところが多いですね。意外といえば、意外・・・じゃない?

たとえばこれ、清水寺のHPです。(URL=アドレスがすでに素敵すぎ。)

http://www.kiyomizudera.or.jp/

勝手な想像ですが、もしかしたら最初はプロのウェブデザイナーに作ってもらったかもしませんが、その後の運営と更新は、お寺で自前でやってるんじゃないかなあ。手作り感というか、そんな味わいがあるように思います。僧坊にPC・・・そりゃ、あるでしょうしね。

いえ、まあ、それはさておき。。。


【03/09/2008 10:30】 London Life | Comments (0)

去るものは追わないけど

●火中の栗を拾ったようなもの

・・・だったって、言ってるみたいでしたね。

福田首相が辞任表明 公明と対立、「ねじれ」も展望なし

「なぜ、いま」…首相退陣に驚き、怒り、戸惑い

もちろん、福田首相の退陣のことです。自分で立候補して、欲しがって、ようやっと手に入れた総理の座なのにね。日本がいろいろな問題を抱えてるって、わかってて臨んだお仕事だったのにね。どうしようもない支持率の低迷も、ねじれ国会も、「積年の問題」(年金とか政治献金とか)も、「オレのせいじゃないのに」って言わんばかり。記者会見の後半は、なんだかグチと、マスコミへの逆ギレ発言まで飛び出したみたいですし。

なんか、レベル低いよ。。。

まさか、どっかのボンボン首相が「僕ちゃん、もうやだ~!」って首相の責務を放り出してからたったの一年で、その後継者がまったく同じことをするとは、さすがに思わなかったなあ。情けなすぎて、あきれ果てるしかないです。みっともないです。恥ずかしいです。

「オレの気持ちも知らないくせに」

って言われそうですが、でも、国民がそんなの知るわけないよ(苦笑)。つうか、アナタの気持ちは関係ない。首相の気持ちを斟酌するのは、国民のお仕事じゃないですから。


●イマドキの

世相を反映するコトバのひとつに、「自己責任」ってのがありますよね。

就職氷河期にものすごく苦労した、いわゆるロスト・ジェネレーション世代にも、引きこもりやニートの人たちにも、格差社会の下のほうにいる人たちにも、このコトバを容赦なく投げつける人は多い。それが妥当なときもありますが、ときに、なんというか・・・厳しすぎて、頑なすぎて空恐ろしいこともあります。社会として、弱者への優しさを失ってないかな、って気がして。

でも、福田さんには、「自己責任」ってコトバを考えてほしいよ。

望んで首相になっておいて、

「みんなが協力してくれない、応援してくれない」
「他の人がやったほうが、政権の舵取りが上手く行く」

って・・・あの、そういうのを、笑止千万って言うのだと思いますけど?

にっちもさっちも行かない政局だからこそ、政治家の手腕が試されるのでは?

国民に見放されてしまったのを、国民のせいにしてるみたいですよね、彼(苦笑)。がんばりを評価されなくて、悔しいのはわかるけど、でも、情けないったらもう。

「自分なりに精一杯やったのに!」

ってのは、要するに、結果を出してない言い訳なんですよね。わたしもたまに、そう言って(思って)しまうことがあるので、これはよ~くわかります(苦笑)。どれほど努力したとしても、最終的に当初の目的が達成されなければ、それは「失敗」なんです。どれほど悔しくても、不満でも、不本意でも。そう、「自分なりの」努力では足りなかった、及ばなかった・・・それを、認めなくちゃいけないのだと思います。辛いけどね。


●結果だけじゃなくて

そこに至るまでの「経過」や「姿勢」が評価される場合も、もちろんありますよね。

でも、首相のお仕事は、「国民の生活をよくすること」です。ご本人が、そう言ってたはずです。でも、経済の先行きも不透明だし、物価は上がるし、老後の心配はなくならないし・・・ね、目に見えるカタチの「結果」は、どこにもない。それもそのはず、ですよね。たとえどんなに素晴らしい政策を持ったスーパーマンでも、たった一年でそれを実現して、効果が現れるわけがないですもの。

それをわかってて、一年で辞めちゃうんだから・・・ねえ。

無責任だって、そしられても文句は言えないと思います。仕事が嫌になって、四面楚歌になっちゃって、しんどいから放り出してもいいなんて、ホントに恵まれた人ね(目いっぱい皮肉のにっこり)。世の中には、それでも家族を養うために、来月の家賃を払うために、歯を食いしばって我慢している人たちがたくさん、たくさん、たくさんいるのに。

甘いよ、福田さん。


●なんというか

そんなわけで、考えれば考えるほど情けないです。

続投してればよかったわけじゃないけどね、でも、もうちょっと国民のことを考えようよ。じきに自民党の総裁選があるでしょうが、そうなるとこれで、選挙による国民の信任を得ていない首相が、一年ちょっとで三人目です。

デモクラシーってコトバをご存知ですよね、首相?

国民の意志を、こわくて確かめることができない政党って、政治家って、ヤバくないですか・・・?


【02/09/2008 05:18】 社会・時事ニュース | CM (-)

48時間の葛藤(笑)

●本日のグチ(笑)

「なんで週末って、48時間しかないの???」

バカバカしい質問ですが、これって切実ですよね~。

1週間の仕事の疲れを癒して(=つまりゴロゴロのたのた生息すること)、たまっていた家事(お洗濯とか)をイヤイヤ片づけて、ちょっとばかり・・・そう、ホントにちょっとばかりネットの海を徘徊して、お友だちに電話でもすると、それでもう終わり。

あっという間に、日曜日の夜になってます(苦笑)。

やろうと思っていたアレもコレも、まったく手つかずのまま。サイトの改装だの小説の続きだの、それからもちろん副業の原稿書きだの・・・ひょええ~、何もしてないのに、もう月曜日が来ちゃうじゃありませんか。ぐうたらにもほどがあるけど、でも、ぐうたらするための週末よね?(笑)

・・・おかしいな~、昔は仕事が生きがいだったんだけどなあ(苦笑)。


●こんなものを

作ってみました・・・か、かわいいかな?

koneko plate 1

Photoshopで遊んでいるだけの、ごく他愛ないものですけどね。でもつくっていて楽しいので、そのうちコネコ同盟でシリーズ化するかも(笑)。もっとも、作品って呼べるようなレベルの代物じゃないので、う~ん・・・なんでしょう。コネコ素材・・・かな?


●そういえば

受験勉強のとき、やりましたよね~。

数えられる名詞なら「few」、数えられない名詞なら「little」ってやつです(笑)。それがまた、冠詞の「a」がつくかどうかで意味が全然変わるものだから、子供のころはずいぶん苦労したような。。。

なんてのを、この記事を読んで思い出しました。

Tesco checks out wording change

テスコってのは、イギリス最大手のスーパーマーケット・チェーンです。「チェックアウト」は、イギリス英語でレジのこと。

日本では最近どうなのか、実はわたしはよく知らないのですが。。。テスコをはじめイギリスのスーパーでは、買う商品の数が少ない、急いでいるお客さんのための「エクスプレス・チェックアウト」が設けられていることが多いです。たいていは品数が10点以下とか、8点以下とかじゃないかな?

誰にもたぶん、似たような経験がありますよね(苦笑)。自分が買うモノはほんの数個しかないのに、レジで、大きなカートいっぱいのお買い物をしてる人の後ろに並んじゃって、なかなか自分の番が回って来なくてイライラ・・・ってこと。

そ~いうのを避けるために、品数が少ない人の専用レジがあるんですね。で、そこに、はっきりくっきり書いてあるわけですよ(笑)。

「10 items or less」

品数が10点以下のカスタマーは、こちらにどうぞ。意味はもう、間違えようがないくらい明確ですが、問題はその英語なんです(笑)。ここでいう「品物」は、すべて数えられるアイテムです。たとえばミルクの場合、本質的には(液体なので)「数えられない名詞」かもしれませんが、商品としては1個のプラスチック容器に入ってますから、数えられますよね。

(わたしだったらそれよりも、たとえば量り売りのリンゴを3つ買ってひとつのビニール袋に入れた場合、それがアイテムとして1個なのか、3個にカウントされるのかで悩むかも・・・?)

ま、とにかく(笑)。

スーパーの商品は全部ひとつずつ数えられるのだから、レジの表記は「10 items or fewer」が、文法的には正しいはず。確かにそうなんですが、でも、この手のレジで「fewer」が使われてるのって、わたしはほとんど見たことないんですよ(笑)。イギリス人って文法にイマイチ弱いので、なんとなく誤用されたまま、それが一般通例化してしまった・・・のだと思います。

でも、今度ようやく、その表現を訂正するんですって。新しい表現は、「Up to 10 items」だそうで、それなら確かに正しいというか、文法上の混乱は避けられますね(笑)。


【01/09/2008 12:19】 写真☆カメラ | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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