良いお年をお迎えください

●TBのお題から

「今年一年を一文字で表してください!」

・・・む、むずかしいぞ、これ(爆)。

まずは、今年の主要ニュースを思い返してみないと。あんまりたくさんのことがありすぎて、イマイチ時系列がわからなくなってるんですが。

参考>>

写真と号外で振り返る2008年

読者が選ぶ2008年10大ニュース

☆リーマン・ブラザーズ破綻と、その後の世界金融危機
☆オバマ大統領誕生
☆原油価格高騰(と、その後の急落)
☆日本人ノーベル賞受賞ラッシュ
☆ルイス・ハミルトンくん優勝
☆食の不安、偽装など
☆秋葉原の無差別殺人事件
☆麻生総理誕生(いつまでもつ?)
☆二度目の六本木島流し(わたし的には)

このリスト自体、個人的なものですが、特に最初の3つから考えて、今年を表す漢字をひとつだけ選ぶとしたら、「驚」かなあ(苦笑)。

あんまり面白みのない答えですが、「激」とか、「震」とか、いずれにしても、世界秩序(経済秩序)(の常識)を根本から覆す、従来の価値観や世界史観をゆるがす、そんな出来事がいくつも起こった一年だったかなあ、と思います。

(ちなみに上記の世界金融危機には、それが一気に悪化させた企業成績、景気、雇用情勢、いわゆる派遣切り、それから異常な円高なども含まれると解釈してます。)

あり得ないことが起きる、起きてしまった、という感覚。

いい意味でも悪い意味でも、驚天動地。既成概念の通用しない世界が、そこにはあるような気がします。混乱、迷走する暗い世相の中で、オバマ氏のような新しいリーダーが誕生したってのには、アメリカの底力を感じたりもするので、すべてが悪い方向に働いているわけじゃないと思いますが。

「忍」

と、これも実は候補でした(苦笑)。

『春抱き』ファンにとっては、天国から地獄に突き落とされたような一年でもあったと思うので。でも、今は耐えるしかないもんね。さみしいけど、でも、待っていればまた会えるもの!


●なにこれ?

ロンドンで見かけた、実にわかりやすい巨大広告です(笑)。

wow in london 1

えっと・・・これ、タワー・ヒル駅のすぐそばです。ってつまり、タワーブリッジのすぐ北側、もちろん街のど真ん中です(笑)。そこに、この巨大なビルボード・・・目立つなんてもんじゃありません。だって内容がまるで、普段わたしのメルアドにやってくるえっち系の迷惑メールそのもの。あんまり衝撃的で、うっかり噴き出してしまいました(笑)。

一緒に写っているクルマや人間のサイズを見れば一目瞭然ですが、とにかく大きな広告ですよ~(笑)。よくこんな広告に、OK出したよなあ。(景気後退で広告収入が減ってるから、どんな広告主でもありがたいのか???)

darling santa lucia 1

で、お口直しに(笑)、これはクリスマスに小鳥さんが買ってくれた新しいくまです♪

(抱っこしてる小さなくまは、わたしが彼女にお返しにプレゼントしました。)


【31/12/2008 15:01】 社会・時事ニュース | Comments (0)

年越しカウントダウン☆チャットのお知らせ

●だらだらと

一日、おうちで過ごしてしまいました。。。

朝からちょびっと熱っぽかったのはホントで、たぶんこの2週間の引越し&旅の疲れだと思います(帰りの飛行機の中で、周囲にイヤな咳をしてる人が多かったし)。でも、辛くて帰省できないほどの容態ではなかったくせに、結局おうちにいることを選んでしまったのは・・・これはもう、久々に発症した引き篭もり衝動に逆らえなかったから、としか言えませんね(苦笑)。

「具合が悪いので、たぶん今日は帰れない」

と、もっともらしい言い訳をしたわたしに、家族はなんともクールでした(笑)。

「あら、そうなの。じゃあ、仮称☆洋介くんは抱けないわよ。うつしたら大変でしょ」

・・・うむむ~。

わたしに早く帰省しろって、あんなにしつこく言ってたのに、可愛い可愛い孫が来ていると、「体調が悪いなら、そこで大人しく寝てなさい」。うぐぐ~、あっさり優先順位が変わるんだもんなあ(笑)。母の意見はまったく正論だけに、これはもう頷くしかないんですけど、少しだけがっかりしたりして(苦笑)。

「もうちょっとぐらい、残念そうに言ってくれても・・・」
「なに、聞こえないわ?」
「・・・いいです、母上・・・」

31日まで帰省しないなんて、およそこの10年くらいなかったんですけど、あっさりお許し?が出ちゃいました(笑)。いや、お許しっていうより、「帰ってくるな」に近いかも?

双方の利益が一致したんだから、喜ぶべきかとは思うんですが、ちょっと複雑です(苦笑)。


●でも、そのおかげで

少々サイトいじりの時間ができました(笑)。

といっても、内容変更や模様替えなど、本格的に手をつけるところまで行きませんが、とりあえずは画像をお正月モードに総入れ替え。気になっていた「コネコ同盟」のほうも、なんとかいじって、特大バナー広告を押し出しました(笑)。

おうちの片づけ、お洗濯、帰省準備の合間にではありますが、こうやってちょっとずつでも、自由な時間を取れるというのは貴重ですね~。このところ、本当にバタバタしていたので、よけいにありがたみを感じます。

「サイトをつくるのは簡単だけど、維持するのは大変だよ」

そういえば今から3年半ほど前、サイトづくりに関して相談していた先輩から、そんなことを言われました。とろくてもいいから、地道に更新をし続けることに意義があるって、そんなことはわかっているつもりでした(苦笑)。

でも、今になってしみじみ感じます。続けるのって、たとえどんなコトであっても、たとえそれが自分の大好きな趣味に関係することでも、それでも楽なことじゃないですよね。

わたしのやっていることと言えば、せいぜい趣味でヘボほもえろ小説を書くくらいで、お世辞にも大したこととは言えません。あとはそれを公開するツールとして、サイトを持っているくらいですが、どっちにしても素人芸だし、日記にしても、すごいこと書いてるわけじゃない(笑)。

でも、たかだか3年ちょっとという期間であっても、やっぱり続けるのは楽ではないです(笑)。楽しいからやってるわけですが、でも、その楽しさよりもしんどさが先立ってしまうときもありますよね~。たぶんこれは、どんなことをやっていても、同じだと思いますが。

なので、年の瀬にあたって、叫んでしまう(笑)。

「ちくちょ~、それでも、『春抱き』が好きだ~!!!」

好きでやってるサイトが、ときに重たく感じられたり。好きで書いてる小説の続きを創作することが、ときにプレッシャーになったりしても、それでも、原点は『春抱き』ですから(笑)。辛くなったらそこに立ち返って、来年も地道に、のろまでもいいから、「ゆすらうめ異聞」&「コネコ同盟」を続けていければいいなあと思います。

みなさま、今年も本当にありがとうございました。来年も、どうぞよろしくお願いします。


【30/12/2008 22:54】 「ゆすらうめ異聞」関連 | Comments (0)

日本人やなあ

●ごまたまごの記憶

なんとか無事に、朝10時ごろ到着のフライトで、日本に戻って参りました♪

2週間ぶりの日本(=この場合は、大雑把に東京のあたりという意味で)は、からっと晴れていました。気温の数字だけ見ていると、ロンドンとさして変わらないのですが、でも日本は、日差しの強さがちがいますね~(笑)。日照時間もそうですが、強い明るい太陽の光のパワーは絶大だなあ、なんてね、あらためて思う次第です。

そんなわけで、へろへろの小鳥さんとまったりお茶をしたあと、千葉県某所でバイバイをして、ひとり六本木に舞い戻ってきました。ロンドンのおうちを完全に引き払ってしまった今では、仮住まいとはいえ、ここが唯一の「ホーム」ということになります。

(しみじみ。。。)

(あ、そういえば今日は、東京駅で生まれて初めて小鳥さんとお会いしてから、ちょうど満3年です。あの時は、こんな摩訶不思議なおつきあいになるなんて、思いもしなかったよなあ。)

ところで東京駅は、それこそ芋を洗うようなにぎやかな混雑ぶりでした(苦笑)。

中央コンコースで「ごまたまご」や「東京ばな奈」を買うのに、ずらりと行列ができてるのなんて、そのうえ、「こちらが最後尾で~す!」って叫んでるお姉さんたちがいるのなんて、ひょっとしたら初めて見たかも?(笑)

(あ、ごまたまごはけっこう美味しいですよ~♪)

http://www.tokyobanana.jp/

http://www.tokyotamago.com/

もしかして今日あたりって、お正月の帰省ラッシュのピークですよね。だったら、あのすごい混雑もあたりまえなのかなあ(笑)。このところ、ほぼ毎日のように利用している東京駅ですが、あんなに混むのは、お盆の時期とお正月前後だけかも。

いつもと違って、整然とした人の波がないので(=出勤・通学で東京駅に慣れている人以外のお客さんが多いということでしょう)、おまけに大きな荷物を持っている人が多いので、同じ距離を歩くのに、いつもの倍近くかかっちゃいました(苦笑)。

・・・もっともそれは、わたしが疲れてふらふらしてたから、かもしれません(笑)。スーツケースは空港で宅配に預けちゃったので(当日配達してくれるので楽チンです)、大荷物を持ってたわけじゃないんですが。


●そんなわけで

帰宅後は、ノンストップでお洗濯をしています・・・(苦笑)。

眠気と戦いつつ、今現在、洗濯機が本日三度目の絶賛お仕事中。それを乾燥機に放り込んだら、やっと一息入れて、晩ご飯の支度をしようかと思います(笑)。できることなら、今日くらいはぐうたらして過ごしたいですが、明日から実家に戻るので、そうも言っていられません☆


●タイトルの

「ほんま、日本人やなあ」

というのは、こういうときに実感します(笑)>>

Japanese food in London 1  Japanese food in London 2

これはもう、説明不要ですよね~。

ロンドン市内の「りぼん」という和食レストランで食べた天丼と、「ビッグ・ベン」という名前のランチセットです(笑)。おそらく、ロンドン名物のかのビッグ・ベン(国会議事堂の時計塔)と、「大きなお弁当」という意味を掛け合わせたものだろう、と・・・(苦笑)。

この「りぼん」ってのは、なんというか、少しばかり不思議なお店でございます(笑)。

シティ(ビジネス街)の一角にありながら、いわゆる「接待に使えそうなお洒落なジャパニーズ・レストラン」とは一線を画して、独自の・・・なんだろう、食堂路線?というか、新橋の裏通りっぽい飲み屋志向というか(笑)。中年サラリーマンがひとりふらっと昼飯に立ち寄れる、気取らない雰囲気のB級グルメスポットです。

(夜はカラオケ飲み屋になるらしいですが、そっちは体験したことがないのでわかりません。地元のファンも多いし、常連の日本人駐在員もいるだろうなあ、とは思います。)

Japanese food in London 3  Japanese food in London 4

こっちは、もっと庶民系?ですね(笑)。

超☆観光地のど真ん中、ピカデリー・サーカスにあるジャパン・センター内のレストランで食べた、天ぷらうどんと、叉焼ラーメンセット(笑)。泣けるぐらい、定番チープ・メニューですよね~。(あくまでロンドンでのお値段なので、スーパー円高の昨今とは言え、日本円に換算したらそれほどチープじゃないですけどね。)

「寒い、さむい、さむ~い!!」
「わかったわかった、じゃあ、何を食べに行こうか?」
「うどん(きっぱり)」
「・・・(爆)」
「あったかい麺が食べたい」
「そ、そうですか」

で、こうなったわけです(笑)。

味噌ラーメンのお味は少々残念でしたけど(苦笑)、うどんのつゆはまあまあイケました。というか、目的を果たせたから一応は合格、という感じ?

不調のとき、疲れたとき。
ご飯は食べなくちゃいけないけど、なんとなく乗り気じゃないとき。
寝不足のとき。
ものすご~く寒いとき。

何かお腹に入れないとね、という感じのときにはやっぱり、日本食がほっとします(笑)。「恋しい」んじゃなくて、世の中のいろんな食べ物のチョイスの中で、そのときの気分に相応しいから、和食を選ぶ感覚ですね。

ああ、日本人だな~(笑)。


【29/12/2008 21:41】 旅★たべもの | Comments (0)

そろそろ帰国です(追記あり)

●お引越し休暇?

いや、休暇と呼んでいいような、そんな悠長なもんじゃなかったけど・・・?(笑)

それはともかく、2ヶ月ぶりのロンドン滞在もそろそろ終わりです。2008年も残すところあとわずかですが、お正月になんとか間に合うように、帰国できそうな感じです。

やり残したこと、やりたかったことはまだ山ほどありますが、わたしも小鳥さんも、今回はもう疲労度マックス状態で、アップアップです(苦笑)。よくばってもしんどいばかりなので、「また来ればいいさ」と言い交わして、淡々と帰途に着く準備をすすめています(笑)。


●というわけで

また後ほど、書きに来られるといいのですが・・・!





☆追記です☆

それにしても、この10日ほどのロンドンはほとんど晴れていました。

いや、厳密には曇り空だったり、雨がちらついたりするときもあったんですが、基本的にはずっとドライ(=雨が降っていない状態)な日々。この時期のイギリスとしては、まずまずではないか、と思います。(強力な雨女が同行してることを考えれば、恵まれていたのではないかと。)

だけど、でも、寒い~!(笑)

冬のロンドンにはとっくに慣れているはずのわたしですが、でもなんだか、この数日の真昼間のお散歩では、あまりの寒さにふるふるしていました(苦笑)。わたしがそうなんだから、まして寒がりの小鳥さんたるや・・・という感じです。

せっかく晴れているんだから、せめて街中の散歩ぐらい・・・と思って毎日、一応出かけてはみるものの、底冷えのする寒さにあっさり完敗して、そそくさとホテルに戻ってくる始末です。ホントにそれだけ寒いのか、単にわたしたちが軟弱なのか、そのあたりは微妙ですが。。。

でも、寒いもんは寒いんだも~ん。

今は早く日本に帰って、ぬくぬくと過ごしたいものです(笑)。・・・でも、日本でも厳しい寒波がやって来てるそうですので、安穏とはしていられないのかなあ。


●ロンドンの

クリスマスの写真を少し。

london dec 2008 8  london dec 2008 9

あやや、これは全然クリスマスじゃないですね(苦笑)。ご存知、ロンドン名物のタワー・ブリッジ(通称エレナ姫)と、ロンドン塔でございます。どちらも、シティ周辺の観光の目玉なんですが、なんだかものすご~く寒々とした写真ですね。

うちのご近所・・・だったんですが、もうそんな自慢はできないなあ。

london dec 2008 10

で、これはみなさまが何度も目にしている、わたしのフラットのバルコニーからのシティ風景です(笑)。この写真は、引越し完了の3日ほど前に撮影したもの。これが、うちから見るマグナムさまの最後の写真になりました。この眺めがもう、自分のものではなくなったって、実はけっこう寂しいです(苦笑)。

london dec 2008 11

で、これもお馴染み?の、バルコニーでタバコを吸う小鳥さんです(笑)。


【28/12/2008 04:16】 London Life | Comments (0)

極めて私的なハッピー・バースデー

●昨日の

ブログに、たくさんの拍手をありがとうございました!

サイト更新がずいぶん滞っている中で、まだまだ復帰とも言えない突発?小品(苦笑)。おまけに、言わずと知れた他人さまの連載ものの番外編ではありますが、久しぶりに岩城さんと香藤くんを書くことができて、とてもとても楽しかったです。リハビリにつきあってくださって、本当にありがとうございました。

(ニキの可愛らしさに助けられた、とも?)

※年齢設定のわりには幼い彼ですが、慣れない外国、それも(母国語ではない)英語での生活、まして家庭環境が激変した状況下・・・ということで、大目に見てくださいまし♪

もちろん、ちょっとばかりサイトの更新が遅れていようが、私生活のベースが変化しようが、わたしの『春抱き』への愛情が薄れたわけではありません(笑)。言うまでもないことですが、書きたいという欲望が減っているわけでも、ネタ切れを起こしてるわけでもありません(苦笑)。

ほんのちょっと、体力回復のために、お休みをもらっているだけ。

・・・自分では、そんな気分です(すごいえらそうですけど)。来年は岩城さんと香藤くんの復帰を願って、サイトも従前のようにがんばりたいし、せっかくの島流しライフを生かして、オフの活動?もいろいろやってみたい(笑)。

そう思っておりますので、どうぞよろしくおつきあいくださいね。


●TBのお題から

「里帰りはしますか?」

ええ、します。しますとも。

・・・こればっかりは、わたしの最大の楽しみでもあり、それなりの試練でもあり、娘・姉・伯母としての義務でもあり、といったところでしょうか(笑)。

例年と違って、わたしは東京に住んでいますのでね~(笑)。そのぶん逆に、実家での滞在期間は短くなるわけですが(フツーに1月5日から出勤のため)、うちの両親は、それがすでに不満のようです(苦笑)。しょうがないのはわかるけど、でも、ほんの数日しか滞在しない(実際は5日間も!)でさっさと六本木に逃げ帰る娘、というのがお気に召さない様子でして。。。

どうしろって言うんだ~!(笑)

ええ、これってもう、理屈じゃないんですよね。こういうとき、親を完全に満足させるのは不可能なんだよなあ、とあらためて実感する次第です(苦笑)。


●なにこれ?

マック、東京2店でもバイト行列 「盛り上げたかった」

みっともない、と思ってしまいました。。。

たかがクウォーター・パウンダーごときで(すみません、少なくともイギリスでは大昔からあると思います)、なにもこんなアホらしいやらせをしなくても(笑)。相当ぐらついてきているとは言え、マックにはマックなりのブランド・イメージがあるわけだし、そっちのほうがよほど、新製品の売り上げよりも大事だと思うんですけどねえ。

個人的には、20年くらい前ならともかく、マックの新製品発売で行列ができる、なんてこと自体がイマドキあり得ないと思っていますので、どうしてこんなすぐにバレそうなやらせを企画するかなあ・・・って思ってしまいます(苦笑)。広告代理店の提案なら、すぐに却下されるレベルだろう、と。

もっとも、リテールの世界では俗に、どんな評判であっても、たとえそれが悪評であっても、話題になったもん勝ち(=世間で注目され、結果的にそれなりに売れる)・・・という論法もあるそうな。そういう宣伝効果を狙ったのなら、まあ、これも成功なのかも???


【27/12/2008 10:37】 島流し生活2008~ | Comments (0)

White Christmas 2008

☆ ☆ ☆


「・・・泣きそうな空模様だな」
レンジローバーのドアを無造作に閉めて、岩城は空を仰いだ。
「えっ、なに?」
ニキが後部座席から降りるのに手を貸していた香藤は、岩城の言葉を聞き逃して振り返った。


「いや、空がな」
「うん?」
「なんだか、雨になりそうな感じだろう」
「そうだね」
少し笑って、香藤は肩をすくめた。
「この時期のロンドンなんて、こんなもんじゃない?」
「こんなもんって、なあに?」
精一杯に背伸びをして、ニキが大人の会話に割り込んだ。
「くもり空だから、雨が降るかなって思ったんだよ」
岩城は笑いながら、ニキのダッフル・コートの前を留めた。


「寒くないか、ニキ?」
「ううん、ぜんぜんへいき!」
無邪気な笑顔で、ニキは岩城が差し出した手をしっかりと握った。
そのまま自然に、もう一方の手を香藤に向けて伸ばす。
「あのね、あのね!」
息子とおそろいのコートを着込んだ香藤が、笑ってその手を取った。
「うん、何?」
「おばあちゃんのおうちではね、くりすますになると、ゆきがいっぱい・・・」
そこまで言いかけて、ニキははっと息を呑んだ。
きゅっと唇を噛んで、困ったように香藤を仰ぎ見る。
「・・・えっと、ニキ、それさ・・・」
ほんの少しだけ気まずそうに、香藤は頭をかいた。


―――子供特有の、動物的な勘のよさとでも言うのか。
誰が咎めたわけでも、それとなく匂わせたわけでもないのに。
ニキは岩城の前では、自分の母親の話をしない。
いつの間にかしなくなった、というべきか。
うっかりその話題になってしまうと、慌てたように口を閉ざす。
申し訳なさそうに、少し傷ついたような瞳で岩城を見上げながら。
その幼い気遣いが、ふとした拍子に香藤の胸をつく。


「オーストリアの、どの辺なんだ?」
ゆったりと歩き出しながら、岩城がニキに微笑みかけた。
「え・・・と?」
もじもじと視線を泳がせるニキの様子に、香藤が苦笑した。
岩城はそれに気づかないふりで、言葉を継いだ。
「ニキのムッターのお母さん、なんだろう?」
「う、ん」
「・・・岩城さん、あの」
何か言おうとした香藤に、岩城は素早く首を振ってみせた。

『いいから』
『でも』

黙ったまま、目線で交わされる会話。
「雪がいっぱい降るなら、山のほうなんだろうな」
「うん、しょう」
ためらいがちに頷くニキの頭を、岩城は軽く撫でた。
「寒いのかな?」
「さむくないよ。ゆきがいっぱいふって、みんなすきーをするの」
「ニキは、スキーができるのか」
岩城の言葉に、ニキはやっと白い歯を見せた。
「うん! みんなできょうそうしゅるとね、ぼく、いちばんはやいんだよ!」
「そうか」
嬉しそうなニキに、岩城が微笑み返す。
子供の手のひらを握り直して、香藤はほっと吐息をついた。


「そこの角を曲がると、ハロッズが見えるから・・・」
道筋を説明する言葉は、岩城の問いに遮られた。
「そういえば、香藤はスキーできるのか?」
「俺? いや、俺はあんまり・・・」
きまり悪そうに、香藤は首を振った。
「ほら、俺はもともと、ウォータースポーツ系だからさ」
「だでぃー、すきーしないの?」
きれいな緑色の瞳が、信じられないと言わんばかりに丸くなった。
「できないの?」
「うっ・・・だ、だから、俺はね」
「じゃあ、ニキに教えてもらわないといけないな」
香藤の弁明を封じるように、岩城がにこりと笑った。
「きゃははー!」
「今度、三人でスキーに行こう」
「うん!」
躍り上がりそうな勢いで、ニキはぶんぶんと頷いた。


「岩城さんは、滑れるわけー?」
わずかに拗ねて頬を膨らませ、香藤が聞いた。
その頬に触れながら、岩城はとびっきりの笑顔を返す。
「誰に聞いてるんだ。俺は、新潟の生まれだぞ?」
「あ・・・っ」
「こっちの警察のトレーニングでは、スキー講習もあったしな」
「そ、そうなんだ」
バツが悪そうに相槌を打つ香藤に、岩城は笑いかけた。
「まあいい。年が明けたら、スキー旅行でも計画しよう」
「うん、そうだね」


「あ、ゆき!!」
大声を上げて、ニキが走り出した。
「おい、ニキ!」
人混みをかきわけて、慌てて香藤が後を追った。
「ごめん岩城さん、俺、ちょっと先に行くから!」
「いいから、目を離すなよ」
ニキの背中を追いながら、岩城も足を早めた。
「ゆきだよ、ほら、だでぃー!」
スキップしながら、ニキが空に両手をかざした。
「わーい!」
ひらひら、ちらほらと、風花が舞い落ちる。
ロンドンの街には珍しい、今日はホワイト・クリスマス。
「こら、ニキってば!」
「こっちこっち、だでぃー!」
雪にはしゃぐ子供と、それを追いかける若きF1チャンピオン。
二人の姿を眺めて、岩城はそっと微笑した。



おわり


☆ ☆ ☆


ましゅまろんどん
2008年12月25日
ロンドンにて


【26/12/2008 08:42】 春を抱いていた | Comments (0)

萌えるロンドン☆クリスマス

●クリスマス・イヴの

朝は、早起きしてバスに乗りました(笑)。

ロンドンの場合、クリスマス当日(25日ですよ、念のため!)と翌日のボクシング・デイは、街中がお休みになってしまうので、24日のうちにお買い物をしないといけないんですよね。

25日から2日間は、それこそ東京の常識から言えば「あり得ない」レベルで、お店もレストランも閉まっちゃうし、バスも地下鉄も動かないし、ホントにど~しようもないんですよ(と、毎年書いているような気が、苦笑)。レスター・スクウェア近辺のお土産もの屋さんとか、チャイナ・タウンあたりは例外ですが、そこまで歩いて行けない場合は、たどり着くのにまず苦労しますし(笑)。

ま、だからクリスマスの2日間は、今年はホテルに篭城です(笑)。PCとたわむれて、せいぜいおしゃべりをして、あとはゴロゴロのんびり過ごすのが目的なので、むろん文句は言いません♪

さて、バスに乗って向かったのは、かのハロッズでございます。

harrods dec 2008 1

朝、少しだけ早かったせいか(といっても開店早々という程度)、道はけっこう空いてました。クリスマス時期のロンドンは、もともと人口がすごく減るので、その意味では当然なのかも。・・・それにしても、なんだかこれ、とてもロンドンに10年も住んでる地元民の写真とは思えないくらい、ものすご~く観光客モードですね(笑)。

で、撮った写真は山ほどあるんですが、今回はまず定番?の、「あ、岩城さんだ!」妄想・変換特集にいたします(笑)。

iwakisan? 2008 1  iwakisan? 2008 2

左は、バーバリーのナイツブリッジ店のディスプレイにあったポスターです。これ(とても大きいです)の前を通りかかった途端、小鳥さんとわたしは思わず足を止めて、

「あ、岩城さん!」

って、同時に叫んでました(笑)。まったく同じところに反応しちゃうので、まあ、それはしょうがないことかもしれません。岩城さんは肩幅もあるし背も高いので、ブリティッシュ・トラッドはさぞかし似合うだろう・・・というのは、わたしの昔からの妄想ではあります(笑)。

あ、もちろん、抱きついてるのは香藤くんですよ☆

で、右の写真ですが・・・あはは~、これはどうよ?(笑)

たまたま通りすがった、ハロッズのペット・グッズ売り場で見かけたディスプレイなんですが、どうしてか、「春抱き」変換レーダーが反応してしまいまして(爆)。細くてきゅっと締まった腰のせいなのか、なんとなく上品で孤独な風情のせいなのか、そのあたりはナゾです(笑)。

iwakisan? 2008 3

こちらはまあ、わりとフツーでしょうか(笑)。ハロッズのディスプレイなんですが、ぜひとも真ん中のファッションを香藤くんに、そして向かって左、黒のスーツを岩城さんに・・・♪

iwakisan? 2008 4

こちらは、スローン・ストリートのドルチェ&ガッバーナ。あんまり写りがよくないですが、このディスプレイ(スーツとインテリア両方合わせて)は、さぶ・・・もとい、F1の岩城さんを連想させました(笑)。イメージ的に、ダニエル・クレイグのジェイムズ・ボンドみたいな感じ?

で、ここから先は、かなり個人的なヤバい妄想です・・・(笑)。

※いつものことですが、たぶんちょっとばかり好き嫌いのある妄想だと思いますので、寛容な心で笑い飛ばせる人だけ見てくださいね♪


【25/12/2008 05:24】 London Life | Comments (0)

All's well that ends well

●23日をもって

お引越し完了!(笑)

・・・やれ、めでたや(笑)。

心身ともにへとへとですが、とりあえずのミッション完了でございます。無事に鍵(合鍵を含めて3セットもあった)を不動産屋さんにお返しして、最後に残った荷物をロンドン・オフィスの秘書さんに預けて(別途発送してもらう)、フラットにおいてあったシャンパンやワインをオフィスの同僚にあげちゃって(自分では消費できないので)。

クリスマス(=イギリス的にはお正月ですね)前ギリギリの時期だけに、予定通りコトが済んで、マジでほっとしています。この程度で・・・って思われるかもしれないけど、毎度のことながら、お引越しはわたしにとって試練なんです(その割には何度もやってるけど、苦笑)。

毎日このブログで、引越しの苦労ネタを読み飽きていたみなさまにも、これ以上はたぶん、グチをお聞かせしないで済むかと思います。。。あはは~、本当に今までおつきあいくださいまして、ありがとうでした♪

それからこれは、少々手前味噌?かもしれませんが、小鳥さんにあらためて感謝を(笑)。

モノを捨てられない上に優柔不断で、気が散りがちで、うだうだと古いアレコレに執着するわたしに呆れながらも、最後まで徹底した現実主義?を貫いた姿勢は、なかなか感動的でした(笑)。毎日、大きなゴミ袋を抱えてわたしの前に立ちはだかり、

「ほら、入れる!」

とクールに命令する姿は・・・いや、まさに、鬼軍曹・・・?(爆)

ちなみに今回、おうち中の整理をしていて出てきたモノのうち、びっくりアンティーク(爆)のベスト(ワースト?)は、こんな感じです(苦笑)。

①高校時代、憧れの先輩にもらった制服の第二ボタン
②今は亡き祖母にもらったお年玉が入っていた白封筒
③2001年にニューヨークに行ったときの世界貿易センターの展望台入場券

・・・なんか、歴史を感じさせるなあ・・・。


●それはともかく

ちょっとだけ、ロンドンで撮影した写真をご紹介。

といっても、お馴染みの風景でございますね(笑)。小鳥さんと一緒に、数日前、ランチを食べに行ったときの画像です。ロンドンの空、ほんと~にどんより曇ってるんですよねえ。

london dec 2008 1  london dec 2008 2

この日は雨がちらついていたので、尚更うす暗く見えますね~(苦笑)。実際に肉眼で見るとそんなに暗くないんですけど、写真ではこんな感じ。(ちなみに、この時期のロンドンとしては毎日まあまあの天気で、文句は言えないと思ってます。)

london dec 2008 3  london dec 2008 4

リバーサイド(←という住所なのよ)の行き着けのレストラン、ストラーダです。市内あちこちに店舗を展開してるチェーン店ですが、なかなか美味しいイタリアンなので、ロンドンではけっこうな人気。イタリア人の友人が「美味しい」と言ってるんだから、たぶん間違いないです(笑)。

中でもここは広々とした店内と、テムズ川沿いの風景が見渡せる全面ガラス建築で、わりと気に入ってます。上の写真は、定番のローズマリーとセイジのピザ・ブレッドと、濃厚なドレッシングのシーザーサラダ。

london dec 2008 5  london dec 2008 6

ランチのメニューはたしか、スペック(=ジュニパーを効かせたハム)とゴルゴンゾーラのリガトーニ(左)と、イタリアの松茸?とも言われるポルチーニのラヴィオリ(右)。どっちもこの店の人気メニューで、とっても美味しいです。濃いですけどね(笑)。

london dec 2008 7

で、こちらは、エレナ姫(と呼ばれている橋)を眺めながら、ぼ~っと食後のタバコを吸う小鳥さんでございます(笑)。


【24/12/2008 06:11】 旅★たべもの | Comments (0)

ロンドン★ホテル★ライフ

●えっと・・・

戦い済んで日が暮れて・・・じゃなくて、引越しが終わって、ようやくホテルに越してきました。

マジでもう、二人ともへろへろでございます。もともとさして体力のあるほうじゃないので、これはもう、しょうがないかなあ(苦笑)。気力だけは、けっこうあるんですけどね。世間ではもうクリスマスまでカウントダウンですが、ウチ的には、それどころじゃないかも?

また後ほど、追記に来られるといいのですが。。。


【23/12/2008 01:02】 London Life | Comments (0)

いよいよです

●なんだか

こんなにマジメにおうちで片づけ・掃除をしたの、生まれて初めてかも?

というくらい、毎日ホントに捨てまくりました(笑)。いわゆるゴミ捨て用の大きなポリバケツにして、少なくても、一日に6個分くらいは捨てていると思います。捨てて、まとめて、拾って、集めて、整理して、移動して・・・。

「お引越しって、大変・・・」
「あたりまえでしょ?」
「でも、こんなに準備に時間かけたこと、ないよ~」
「・・・そうなのか」

しみじみと疲れてるわたしに、小鳥さんは呆れ気味です。

お引越しに「フツー」があるなんて、思ったこともなかったけど(笑)、彼女から見るとわたしは、しょっちゅう引っ越しているわりに、超がつくほど引越しノウハウに欠けてるらしいです。。。


●ま、そんなわけで

おひっこし? (ジェッツコミックス)おひっこし? (ジェッツコミックス)
(2007/04/27)
山田 ユギ

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※BLじゃないけど、とても面白いです♪

本日は、とうとう業者さんがやってきます。荷造りして、家具を梱包して、それから日本に送るものとロンドンで倉庫に送るものを分別して・・・というのを、一日でこなす予定です。

イロイロ修羅場になると思いますが、が、がんばるぞ~。


【22/12/2008 10:52】 London Life | Comments (0)

お掃除疲れでへろへろ(笑)

●ありり・・・

裁判員候補者が実名明かし制度反対訴え、批判の声も

そうですねえ。。。

とりあえずわたしも、「悪法も法なり」だと思っているので(例外はあるかもしれないけど)、実名(=裁判員のアイデンティティを明らかにする)報道がダメというルールがあるのなら、その範囲内でも反対運動はできるんじゃないか、とは思います。

※「何がなんでも法律を遵守せよ!」というより、わざわざ相手方にツッコミところを与えることはない、という理由からですが。

まあ、それはさておき。

これは非常に個人的な意見ですが、わたし自身はイギリスという、古くから陪審制度がある国に暮らしているせいか(島流し中ですが)、日本でここまで裁判員制度に抵抗があるということに、正直びっくりしています。そうか、そんなにイヤなのか・・・という感じでしょうか。

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あ、わたしの場合、意外な反応だなあと思っているだけで、裁判員制度を嫌う人を批判する気持ちは毛頭ありません。ないよ、全然・・・!

問題点は、まず3つあるように思います。

★いつの間にか法律ができて、いつの間にか始まっている

なんというか、国民に新しい義務を課すというのに、国会や専門家の間でちゃんと長い時間をかけて練られ、導入について慎重にシステムが整えられたものなのか、少し疑問ですよね。行き当たりばったりとまでは言わないけど、どうしてそんなに急いで、まだ国民の理解もコンセンサスも十分でない段階で始めちゃうのか・・・?

「国民の義務」というと、納税の義務だとか、義務教育だとか・・・そんなイメージですよね。いずれも日本国憲法の根幹にかかわる、ものすご~く大事な決まりだと思います。

裁判、それも重大な刑事事件の審理に参加しなさい、って言われるのは、それと同じレベルの重みを持つ気がします。それだけの「大事」が、いつの間にか始まってる印象。いいのか、と思いたくもなりますね。

(実際のところ、もう何年も前から準備されているんですが、残念なことに、それでも不十分だったということじゃないかと思います。)

最高裁判所 裁判員制度

※これは、最高裁判所の公式サイト。裁判員制度について細かくいろいろと説明してあるので、とても役に立ちます。

★中途半端・・・?

もうひとつは、裁判員制度がシステムとして中途半端だということ。これは、もしかしたらイギリス的視点かもしれません(苦笑)。

裁判に国民を参加させるのならば、いったい何をしてもらうのか、どこまで責任を負ってもらうのか・・・そのあたりが、イマイチ意図不明なんですよね。たとえばイギリスの陪審制度の場合は、彼らの仕事は明確です。

「一般人から見て、被告がその犯罪を犯したと判断できるかどうか」

これだけ!

陪審の「仕事」はつまり、警察官、検察、裁判所が結託して、無実の人や証拠が不十分な人がカンタンに有罪になったりしないように、市民が目を光らせる・・・という意味があるんですよね。

だから、法律や犯罪取り締まりのプロではない、まったくのド素人、それも被告にとっても検察にとっても中立の立場にある第三者をいっぱい連れてきて、証拠を吟味してもらって、「被告が本当にやったのかどうか」を判断してもらうわけです。陪審には、高度な法律判断を求めているわけじゃなくて、「やったかやってないか」という事実認定をしてもらう・・・という理屈ですね。

言い換えれば、検察の出してきた証拠が十分かどうか、それを判断してもらうってこと。(だから、それ以外のこと・・・たとえば量刑とかには、陪審はいっさい関わりません。)

しかして日本の裁判員制度は、まったく建てつけが違うようです。

まず第一に、裁判員は「裁判官と一緒に」審理をするんですってね。プロがその場に居合わせるというだけで、陪審制度が目的とする「一般市民の判断」ではなくなるわけです。(それがイケナイという意味じゃなくて、陪審制度どはちがうねえ、というだけですが。)

で、多数決で有罪か無罪かを決める場合にも、その多数派に裁判官が含まれていることが条件。つまり、裁判員全員が「被告は有罪!」って思ったとしても、一緒にいる裁判官がひとりも同意してくれなかったら、その判断は無効ということになります。

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もうひとつ、裁判員は有罪か無罪かを決めるだけじゃなくて、量刑の判断にも参加するみたいですね。イギリスでは、「被告は有罪か無罪か」と、「有罪なら、どの程度の罪刑が適当か」はまったく別の問題だとみなされるので、感覚的に意外な気がします(苦笑)。

※イギリスの制度を模倣しなさい、と言ってるわけじゃないよ! イギリスには何百年という陪審制度の歴史があるけど、日本では市民参加型の司法ってもの自体が珍しいですから。

こちらの感覚では、「その人がやったかどうか」には、一般市民の判断基準が使われるべきだけど、「どのくらいの罰がふさわしいか」は、司法判断というか・・・法律、前例や政策全般に詳しく、更正の可能性やオプションについて明るいプロ(=裁判官)が決めるほうがいいって、そう考えられているんですよね。

そういう要素を総合的に検討した上での、その被告にもっとも適切な量刑判断が、素人にできるのかって考えると・・・これはちょっと、裁判員には荷が重いかなあ、という気がします。


【21/12/2008 14:40】 社会・時事ニュース | Comments (0)

大掃除☆レポート(ロンドン編)

●ロンドンは

夕焼けが素晴らしく美しかったです・・・ええ、到着した日は(笑)。

でもその翌朝は、どんよりとひどく曇っていて、しのつく雨もちらほら。ああ、ロンドンの12月だよなあ、という感じでしょうか(笑)。

「明日の朝は午前7時に、リビングに集合!」

と威勢のいい号令をかけて、すっかり身も心もお掃除隊長になりきっていた小鳥さんは、実はちょっと風邪気味(飛行機の中が妙に寒かったので)。寝る前にお薬を飲んだのが災い(幸い?)して、9時過ぎまで、まったく起きて来ませんでした・・・(笑)。

まあ、それはともかく!(笑)

いろいろとハプニングはあったものの、順調に引越し準備(という名の大掃除)を進めています。あ・・・順調だと思っているのはわたしだけで、小鳥さんのほうは、すでに半日のロスがあったと焦っているようですが(苦笑)。(だって性格の差だけは、如何ともしがたいですもの。・・・彼女、すっごいせっかちで捨て魔なんだよ~。)

それにしても、一日だけですでに、60リッターのゴミ袋にして5つ分の「要らないもの」を発掘しました(苦笑)。心を鬼にして捨てた(半ば強制的に捨てさせられた)お洋服やハンドバッグが中心ですが、それにしても、それだけ大量の不要品と暮らしていたのかと思うと、複雑ですね。。。

「要る? 本当に要るのか? 何年もう使ってないんだ? ほら、要らないだろう?」

って、巨大なポリ袋を抱えて仁王立ちの小鳥さんに、ニコリともせずにたたみかけるように言われたら、なんだか恐ろしくて、そうそう逆らえるものじゃないです(苦笑)。本当に、そういう点では容赦ないんですよねえ。もっとも、「捨てられないタイプ」の人間にとっては、優柔不断を許さない彼女みたいなタイプは、必要悪なのかもしれませんが。

なので、一度も手を通していないスーツやブラウスも、もう着そうにないという理由で、ずいぶん処分しちゃいました。もったいないと言えばそうですが、でもチャリティ・ショップに持っていく時間も余裕もないので、しょうがないです(苦笑)。

「え~、でも、もったいないじゃん~」
「ダメ。要らないでしょ?」
「でもほら、まだキレイだし・・・」
「要らないでしょ?」
「だけどさあ、すごい高かったんだよ~」
「へえ、それで?」
「・・・いつかまた流行って、着る機会があるかもしれないよ・・・」
「ほお、それは何時のこと?」

・・・あぐぐ~(爆)。

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あはは、こんな本があるんですねえ(笑)。

(ところでわたしは、自他共に認める捨てられない女ですが、片づけられない女ではないと、自分では思っています。とにかくモノを溜め込むタイプですが、きちんと整理整頓はできるんですよね~。それがいいのか悪いのか、よくわかりません。。。)

ガラクタを捨てて、スッキリ暮らす―もしものとき、あなたのモノは誰が片づけますかガラクタを捨てて、スッキリ暮らす―もしものとき、あなたのモノは誰が片づけますか
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飯田 久恵

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・・・わたしの場合は、すでに専属の捨て魔を見つけたってことかな・・・(笑)。


【20/12/2008 00:44】 London Life | Comments (0)

Back in London

●お引越しの

荷造り、というか下準備に追われています(苦笑)。

キッパリ捨てるもの、日本に送ってもらうもの、イギリスに置いて行くものを、地道に振り分けているんですね。けっこう時間がかかるので、なかなかネットで遊ぶヒマもありませんが、今はガマン我慢・・・!

それでは、またね♪


【19/12/2008 02:02】 London Life | Comments (0)

移動中です

●ご覧のとおり

トップ画像を入れ替えました・・・(笑)。

2008 dec blog 4

ご記憶の方もいらっしゃるかもしれませんが、この危うい雰囲気のお姉ちゃんマネキンには、去年のクリスマス・シーズン、ハロッズのショー・ウィンドウで遭遇しました。あんまりステキなので、今年も復活です(笑)。だって・・・なんとも言えない気だるげな姿勢もさることながら、何がスゴイって、おみ足の筋肉(苦笑)。

「これ、岩城さんの脚みたいだよね・・・」

えろ妄想にまみれたわたしたちの脳内では、彼女はすでに「彼」でした(爆)。

しどけなく横たわる美姫、白い長いおみ足。どう見てもBLとはほど遠い世界で、それも(実際には)某・下着ブランドの広告塔のはずが、なんでそういう妄想に発展するのか(苦笑)。

「すべての道は『春抱き』に通じるのよね」

・・・ええ、その通りですわ(爆)。


●ロンドンに着いたら

ひそかに楽しみにしてるのが、「ポンドをポンドのまま遣える」・・・という、あたりまえのシアワセを噛み締めることです(苦笑)。

って、唐突に言っても、ちょっと意味不明かしら?

なにしろ、ここ数ヶ月の激しいポンド安で、わたしのお給料は信じられないくらい目減りしていますからね~(苦笑)。たとえて言えば、為替市場の乱高下のせいで、毎月20万円もらえると思っていたお給料が、何の前触れもなくいきなり、13万円に減ってしまったようなものです。ふつう、そんなに減ったらもう、生活していけないレベルですよね。

「海外に出向して、その結果お給料30%以上カットなんて、あり得ない!」

って、まあ、文句を言いたくなりますよ・・・(苦笑)。

(もちろん、ロンドン・オフィスだって、急激な円高の被害者ではあります。だって彼らは、六本木御殿の家賃を負担していますから・・・おそらく、円では同じ数字なのに、毎月びっくりするほどポンド換算額が増えているだろうなあ。そのうち、もっと安い物件に引っ越せなんて、バカなこと言われないといいですが。)

そんな状態なので、ポンドを円に換金せず、そのまま遣えるロンドンは嬉しい(笑)。日本円で幾らになるとか、あとどれだけ残っているとか、そんなことを考えなくていいだけでホッとします。

な、情けない・・・!(苦笑)


●そういえば

ルイ・ヴィトン「銀座に世界最大級店舗」撤回

日本経済の回復を当て込み、ここ数年続いていた海外ラグジュリー・ブランドのニッポン出店攻勢は、これで終焉・・・かなあ。

やや過剰供給気味だったとはいえ、華やかなブランドの本気のジャパン戦略は見ていて楽しかったので、なんだか残念です。たしかに消費はかなり冷え込んでいるので、しょうがないとは思いますけど・・・日本円がひどく強い今こそ、ある意味、海外ブランドにとっては「仕掛け時」だとも思うんですけどね。

それができない、しようとしないのは、彼らにそれだけの余力がないのかもしれません。(銀座や丸の内の一等地のお店を維持するのに、それだけお金がかかるってことだと思いますが。)

ルイ・ヴィトンの法則―最強のブランド戦略ルイ・ヴィトンの法則―最強のブランド戦略
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天下のヴィトンも二の足を踏むほどの経済状態、ということでしょうか。


【18/12/2008 02:03】 London Life | Comments (0)

ひと足早く

●仕事納め

でした・・・(苦笑)。

自分ではもちろん、これは出向に伴う引越しのための休暇だし、当然ですが雇用者のお墨つきで今の職場を離れて(フライトの手配もロンドン・オフィスでやってもらったし)、堂々とロンドンに戻るわけですが。。。

でも、アレですよねえ。

現在の出向先のクライアントから見たら、事情はどうあれ、わたしが誰よりも早く「それでは、よいお年を~」と言いつつ去っていったわけで・・・なんだかちょっと、微妙かもしれません(苦笑)。不可抗力ですけどね、でもなんか、申し訳ない気がします。

ま、あとは来年になって、精一杯がんばるしかないですね。


●というわけで

またしても旅に出ます(笑)。

二ヶ月ぶりのロンドンは、とても懐かしいようで、反面なんだか妙に遠いようで・・・ちょっと不思議な感覚です。ホームベースに戻るくせに、でも心の中ではもう、あのフラットは「自分のおうち」ではないのだ、とも思うのよね(苦笑)。

小鳥さんにとっては、ほぼ一年ぶりのロンドンになります。前回はいきなり半年間の滞在でしたので、いろいろ準備が必要だったようですが、今回はほんの10日あまり。緊張感がないというか、どうも拍子抜けしてるようで、その辺にお買い物にでも行くような気軽さ・・・みたいです(笑)。

寒いと思うし、滞在時間のほとんどを荷造りで過ごす羽目になりそうですが。。。でも、ちょっとは楽しいこともあるといいなあ。


●たくさんのお便り

いつものことながら、たくさんの楽しいメールやEカードをありがとうございます。

このところ、まったくと言っていいほどお返事ができていませんが、すべて何度も大事に読んでいます。なにか言葉をかけてくださるだけで、本当に嬉しいです。返答が遅れてしまって、本当にごめんなさい。。。

少しまとまった時間ができたら、ちゃんと丁寧にお返事をしようってずっと思っているんですが・・・ダメですね~(苦笑)。来年の目標は、迅速にきちんと返礼をすること、かな。。。


【17/12/2008 00:01】 島流し生活2008~ | Comments (0)

月曜日のお酒

●さて

そろそろ、ロンドンに飛び立つ日が近づいて参りました。

あと2日ほどで、わたしはいち早く「仕事納め」です。一時帰国というか、まあ、そんな建前ですが、実際にはお引越しの下準備ですね~(笑)。ホリデーとはほど遠いですが、クリスマスにかけての数日間、おうちでせっせと荷造りをする予定です。

(ロンドン・オフィスが手配してくれた引越し業者が、実は荷造りもやってくれるのですが、その前に日本に運んで来るものと、トランク・ルームに預けてくるものを分けないといけないので。)

※ちなみに、同行の(自称)引越しスペシャリスト☆小鳥さんには、「捨てるべきものは捨てること!」と、今からさんざん言われてます。くう。

お気に入りのロンドンのフラットを去るのは、結局は自分で決めたこととはいえ、さすがにちょっと寂しいです(苦笑)。でも、あと10ヶ月もそこにいないのに、延々と家賃を払い続けるほどの余裕は、わたしにはありません。もったいないし無用心だし、なにしろ、ただでさえスーパー円高差損に泣いてますので。。。

ま、でも、2ヶ月ぶりのロンドンには、ちょっとした愉しみもあります♪

お友だちに会えるし、美味しいカフェラテが待ってるし、ちょっとはお買い物もできるだろうし、何よりうちのバルコニーから、再度あのマグナムさまの威容を拝めますからねえ(笑)。

gherkin 1  gherkin 7

この眺めを独り占めできた場所がなくなるのは本当に寂しいけど、しょうがないですね(笑)。

evening view 2

ご存知のとおり、世界は今、急激に悪化する経済危機の真っ只中にいます。連日ニュースになってますが、ロンドンのシティでも相当数の失業者が出ていて・・・それはつまり、シティで働く人向けの賃貸物件が市場にあふれ返っている、という意味でもあります。

うちの大家さんにも、できれば出て行って欲しくないってお願いされたけど、でもこればっかりは譲れないもんなあ(苦笑)。今回はどうしようもないけど、でも万が一タイミングが合うのなら、また来年このフラットに戻って来れるといいなあ・・・と、切に思います。


●TBのお題から

「現実は厳しいなあ、と感じた瞬間」

マジレスすると、ロンドンで就職活動をしていた2000~2001年は、結構そう思ってましたねえ(苦笑)。認めたくないけど、オンナで、ガイジンで(=労働許可証が要る)、そこそこの年齢で、シングルで(=いつ結婚して子供を産むかわからない)・・・っていうのは、かなりのハンデでした。

自分の努力で克服できる領域じゃない部分で拒絶されるって、自分という存在そのものを否定されたみたいで、落ち込むんだよねえ。。。

なまじ日本では優等生で、就職に困るという経験をしたことがなかったので、応募しても応募してもお断りを食らうってのは、ホントしんどかったなあ(苦笑)。

ちなみに、小鳥さんの回答は(笑)>>

「心当たりはない。」

でした・・・(爆)。


【16/12/2008 03:24】 島流し生活2008~ | Comments (0)

魅かれずにはいられない

●ああ、そうか

12月14日って、なんだか心に覚えがあると思っていたら、コレでしたね(笑)。

討ち入りの日、赤穂で義士祭…米国人も「武士の心わかった」

このアメリカ人の武士道理解はさておき、この秋この城址を訪れたばかりなので、なんだか懐かしい気持ちになりました(笑)。

ako joshi 1  ako joshi 2

この写真を撮ったのは10月半ばで、素晴らしく晴れた午後(夕暮れ時)でした。ほとんど人通りのない場所だったので、余計になんというか、雰囲気があったように記憶しています。先般ご紹介した大石神社から、ほんの少し歩いただけでした(笑)。

ちなみに、東京だったらもちろん、赤穂浪士が葬られている泉岳寺(こっちの義士祭は行ったことがあります)だと思いますが。。。

http://www.sengakuji.or.jp/

このサイト、まだ出来てないみたいですね・・・(苦笑)。


●義士はさておき

小鳥さんが行ってみたいというので、こんな本を買いました。

函館 (ことりっぷ)函館 (ことりっぷ)
(2008/02)
不明

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お目当てはもちろん五稜郭で・・・そう、彼女はまだ10代の頃からの、けっこう年季の入った新撰組オタクなんですね(笑)。正確に言えば、たぶん、土方歳三オタクなんだろうと思います。都内に散在する「ゆかりの地」はほとんど訪れたことがあるけど、まだ五稜郭だけは行ってないらしくて。

わたしにはそういう趣味はないですが、でもそういうモノにはまってしまうスピリットは、いくらでも理解できます(笑)。たまたまわたしには、少女時代に、新撰組に惹かれるきっかけがなかっただけ、くらいに思ってはいます(笑)。で、そこからちょっと面白い話になりました。

パッションを共有するかどうかはさておき、中学・高校時代、クラス・・・いや、学年にひとりぐらいは、いわゆる新撰組オタクがいたものです(笑)。当時、「オタク」という言葉では呼ばれていなかったと思うけど、そういうモノに敏感に反応し、大好きでとにかく夢中で、そのテーマに限っては日本史の先生よりも詳しい・・・みたいな人。いませんでした?

類似パターンには、三国志オタク(=ほぼ間違いなく諸葛孔明オタク)とか、源義経オタクとか、そういうのもあったと思います。

あくまでわたしの記憶ですが、こういう人たちの共通点は、

☆女生徒
☆地味だけど勉強はできるほう
☆ただし、不得意な科目に関してはまったく努力しない(ので成績にムラがある)
☆文学少女(とにかく本を読む!)
☆マイペースで、どちらかといえば群れるのを好まない

・・・って感じかなあ?(笑)

で、こういう少女が、ひょんなきっかけで知って惚れて、しびれるほどに感銘を受けて、はまってしまうのが、諸葛孔明だの、土方歳三だのの生き方なんですが・・・さて。彼らに共通しているのは何だろう、と考えてみました。


【15/12/2008 02:13】 書籍・マンガ | Comments (0)

お茶会リポート♪

●土曜日は

お茶会でした♪

いつもよりちょっと少ない人数でしたが(10人を切るときのほうが珍しいので)、初参加の方から皆勤賞レースをばく進中の常連さんまで、みなさんそれぞれ、夜遅くまで楽しい時間を過ごした・・・と、思いたいです(笑)。

まずはランチタイムに集まって、早速カラヤン広場のフレンチで幕開け(笑)。久しぶりのお店でしたが(かつてはお茶会待ち合わせの定番レストランでした)、相変わらず美味しくて、懐かしくて嬉しかったですね~。

みなさんの注文したお料理を、ランダムにご紹介。

lunch 001  lunch 002

左は、本日のお肉料理の豚肉ほお肉の煮込み。たっぷりのにんじんグラッセといんげんが添えてあって、いい感じでした(笑)。とろとろに煮込まれてやわらか~いお肉は、ホントに美味でした。右側は、えと・・・たしかマトダイのポワレ、赤ワインソース仕立て(野菜のリゾット添え)、だったような?(笑) こちらも、けっこうなお味だったようです♪

lunch 003

こちらは、鶏肉のポトフ。クリスマスの時期・・・というか、冬のメニューに相応しい、ほんわり美味しそうなお料理でした。こういうお料理って癒し系というか、なんというか、ほっとするあったかい味ですよね。

で、ランダムにオーダーしたデザートはこんな感じ。

cake 1  cake 2

なんだかホント、いかにもパリのカフェで出そうなタルトですよね(笑)。これは、アプリコットのタルトと、メレンゲたっぷりのレモン・タルトです。華麗さのカケラもない、そっけないほどシンプルな焼き菓子なんですが、でも、こういうのが美味しいんだよねえ。。。

cake 3  cafe au lait 1

だけど、いちばん美味しかったのはコレ。超☆定番のタルト・タタン(りんごのタルト)のクリーム添えは、リッチでこくがあって、でもまろやか~な美味仕上げでした(笑)。ついでに、ミルクのフォームで描いたハートが可愛いカプチーノも、ご紹介しておきます。

ふだん、「パリはもういいよ~」なんて贅沢なことを言ってるわたしですが、こういうのを食べちゃうと、やっぱりもう一度フランスに行きたいかなあ、なんて考え直したりしますね(笑)。・・・ま、食べ物だけなら、たしかにパラダイスですし。

いや、閑話休題。

土曜日の午後ではあったけど、でもレストランは、それほど混んでいなかったような気がするなあ。お陰で、人目・人耳(?)を気にせずに、伸び伸びといっぱい『春抱き』おしゃべりができたような・・・って、これはわたしがそう思っているだけかもしれません(爆)。


【14/12/2008 02:01】 「ゆすらうめ異聞」関連 | Comments (0)

マチネー・アイドルを飾って

●怒涛の

一週間でございました。。。

いえあの、単にね、毎晩のように忘年会・クリスマスパーティー・歓送迎会などなどがあって、それもほぼ全部「義理系」(=浮世の義理から断れない類)だったりして、なんだかすご~く疲れたなあ、って。そんな程度のお話ですが(笑)。

毎日・毎晩ひとりで、おうちに放っておかれる小鳥さんもかわいそう・・・なのかなあ(笑)。

ひとりで困るようなお人ではないので、毎日ひっそり、ちんまりと地味に棲息し、六本木御殿の中をパタパタ飛んでいたような気がします(笑)。PCと、お茶(京都から取り寄せました)と、タバコ(を吸う場所)があれば、それでシアワセだそうですので。(実際、わたしがいてもいなくても、彼女の生活は同じみたいです。)

ま、ともあれ。。。

毎晩のように、ミシュラン・ガイドに出てくるようなレストランに行ってるわけですが、でもねえ、それだけで嬉しい!ラッキー!・・・ってわけ、でもないです(笑)。

それなりに上司へのゴマスリ(おいおい)とか、お客さまへのオベンチャラ(ちょっと待て)とか、同僚へのヨイショ(はいはい)とか、上手にさりげなく散りばめて場を盛り上げるのは、社会人のつとめとは言え、楽じゃないですよね(苦笑)。

(ちなみにイギリスでは、あんまりそういう気兼ねはしません。宴席では、誰もがイコールの立場で楽しむ・・・ってのが建前なので、わりとリラックスした、いわばいい意味での無礼講に近い雰囲気です。逆に、そういう席に職場の上下関係を持ち込むほうが、野暮って感じでしょうか?)

「早くおうちに帰りたいよ~」

日本じゃ、場合によっては、それを口にすることすら躊躇われますが(苦笑)。

男はつらいよ、じゃなくって、女もけっこうつらいのさ・・・ふっ。


●本日は、ところで

クリスマスゆす茶会でございます(笑)。

オードブルとお食事のケータリングを頼んで、お取り寄せのケーキをいっぱい用意して、ちょっとしたお祭りモード。お部屋はもちろん、岩城さんと香藤くんでいっぱいです(笑)。来年は、ふたりにとってもファンにとっても、素晴らしい一年になって欲しいものね♪

あとで、ご報告しますね☆


【13/12/2008 11:48】 島流し生活2008~ | Comments (0)

カレーの王子様(笑)

●TBのお題から

「カレーの隠し味、何入れる?」

えっと。。。

りんごとかハチミツとか、そういうもんは入れませんね~(笑)。ものすご~くスタンダードだと思いますが、カレーにはじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、お肉です。本当においしいじゃがいもを使うのと、た~っぷり玉ねぎを入れるのがポイントかな?

curry 1  curry 2

凝るといえば、せいぜいルウくらいですが、日本ではいろいろ変わったカレールウがあって楽しいですね。ちょっと高級な食材を扱っているお店に行って(KINOKUNIYAとか成城石井とか)、美味しそうなルウを探して歩いたりします(笑)。(あくまで、日本風カレーのルウです。)

で、隠し味・・・ですか~。

しいていえば、たとえばゴロゴロ牛肉を入れるようなときでも(ロンドンでは豚肉や鶏肉よりも安いです)、ひき肉をちょっと入れること、かなあ(笑)。美味しい合い挽きだったりしたら、さらにいいかもしれないけど・・・これって、隠し味とは言わないかな?(苦笑)

これに限らず、種類の違うお肉を混ぜる?ことがわりと多いです、わたし(笑)。鶏肉と牛肉の両方を入れるとか・・・味にコクが出るというか、複雑になるというか、なんだかそういう気がするんですよね(笑)。ひき肉があんまり多すぎると、キーマカレーみたいになっちゃいますが、まあ、それはそれでイケるのではないか、と。

・・・つ、つまんないネタですみません(苦笑)。


●ところで

カレーつながり、ということで(笑)。

bhojan 1

これは先日、両親と一緒に食べに行ったランチです。写真に写ってはいませんが、これにライスがついてセットで1700円くらい、かな。インド風のカレーを日本で食べるのって、ときどき微妙なんですが、これは美味しかった♪

http://www.bhojan.jp/

特にナンが、絶品でございました(笑)。実はここ、ローカル・エリアでは評判のお店なんだそうで、母親のお気に入り。ネット検索してみると、いろんなグルメ系ブログなどに登場するので、知る人ぞ知るお店なのかもしれません。ごくフツーの住宅街にある、小さなレストランなんですけどね。(週末はとても混むので、予約をしてないとランチなんかは無理かもしれません。)

あれ、なんかいつの間にか、グルメ情報になってるし・・・(笑)。


【12/12/2008 11:09】 旅★たべもの | Comments (0)

好きなのは、六条御息所(笑)

●TBのお題から

「あなたの周りに双子はいますか?」

はいはい、いますよ~(笑)。

うちのイトコちゃんたちがそうです。男の子と女の子の双子ちゃんで、もう20歳を過ぎました。いちばん近くに住んでいた、とても親しいイトコちゃん一家(変な表現?)なので、まるで年の離れた兄弟のように育ちました・・・(笑)。

ま、それはどうでもいい☆

結果として、双子ちゃんってものに妙な偏見?幻想?ロマン?を抱いていない、というのは事実ですね~。ふたりはとても仲がいいけれど、でも外見も中身もかなり異なる、(あたりまえだけど)まるっきり普通のきょうだい同士に見えます(笑)。二卵性だから、かもしれませんが。

(ほぼ同時に生まれたのに、戸籍上それでも「順番」がついて姉と弟になってしまうってのが、イマイチ実態にそぐわないとは思います。ふたりも、それに関しては違和感があるようです。)

あ、ちなみに二人の見分けがつかなかったのは、生後ほんの1週間くらいでした(笑)。

彼らが赤ちゃんの頃は、双子用のバギーとか、そういう特別な(双子用の)器具?を使って街に出るのは、けっこう楽しかったです。というか、赤ちゃんを二人、両手にだっこするのがすでに嬉しかった・・・あはは、見せびらかしてる気分だったのかな(笑)。

今となってはもう、なつかしい記憶です。


●先日の

六本木のお店のお食事をご紹介しますね(笑)。

fioria 1

なんだかね、「カラオケで出てくるお食事」って感じじゃないですよね(笑)。とても美味しかったです。創作フュージョン和食、って感じなのかな・・・?

fioria 2

これは、「七面鳥のから揚げ スパイシータルタル添え」だそうです(笑)。カレー風味のソースが、案外ヒットでした。(食べてるときは、ターキーじゃなくて普通にチキンだと思ってたよ・・・本来、けっこう味がちがうはずなのに。とほほ~。)

fioria 3

これはデザートの苺のシュークリーム。あ、ちなみに3人前ですよ(笑)。


●もひとつ!

小鳥さんに、こんなものを見せてもらいました。。。

mini cats 1

小さなネコがいっぱい・・・!

(バックグラウンドに写っているのは、すでに約3年落ちのわたしのボロPCです。よく働いてくれる可愛いヤツですが、何しろ酷使しているので、そろそろ寿命かもしれません。新しいの、買いたいなあ。。。)

mini cats 2

この2匹?は特に美形だったので、こんなふうに遊ばせてみました。ええ、こんなものでも、気がついたら岩城さんと香藤くんって名前をつけてみたりして・・・(苦笑)。


【11/12/2008 07:41】 書籍・マンガ | Comments (0)

Wouldn't it be lovely?

●なんだかね(笑)

小鳥さんとお出かけしたら、大雨でした。・・・ホント、強力な雨女なんだなあ(しみじみ)。

半ばお呼ばれという雰囲気の飲み会、というか忘年会という名目ですが、オフの友人に誘われて、六本木のとってもごーじゃす☆なカラオケ店に行って来ました。初めて入る場所ですが、華やかな非日常的な空間というか(クリスマス飾りのせいかも)、

「へえ~、こんなセレブなカラオケ屋さんもあるんだねえ~」

って、なんだかわたし、おのぼりさん状態だったかも? (一応これでも、今はホントに六本木の住民なのに・・・!)

例によって、「カラオケに行った」と言っても、実際はほとんどおしゃべりばっかりです(笑)。なんとなくそそのかされて、「おまえがパラダイス」(byじゅりー)を口ずさんではみたけど、下手ですからね~。歌のほうは、配られたマラカスを振ることもなく終わりました(苦笑)。

ま、たまには、アレです(笑)。

まっとうな・・・かどうかはさておき、いわゆるオタク仲間じゃない、一般の人たちとの交流も必要かと思って(笑)。それで企画した飲み会なんですが、結局は、とっても暑苦しく『春抱き』への愛を語っていたような・・・(爆)。

「いいなあ、なにかそうやって夢中になれるものがあって・・・!」

これは実は、よく言われます(苦笑)。

自慢をしてるわけじゃ、ないですよ。だって正直なところ、「BL大好きで、とあるマンガにはまり、二次創作の世界に足を踏み入れちゃったディープなオタク」状態ってのが、世間的に見て誉められるべきことなのかどうか、わたしには判断できませんもの(笑)。

できないけど、でも、『春抱き』に出会えてとにかく幸せ。岩城さんに恋して幸せなのは、こればっかりは揺らぎようがないですよね(笑)。

そういう自分がキライじゃないって、よく考えたら、かなりいっちゃってるのかも・・・?


●眠い~

すみません、それではまた・・・!(苦笑)


【10/12/2008 02:15】 春を抱いていた | Comments (0)

トシ・・・なんだろうな(笑)

●ホント

最近、身辺がせわしなくて困ります(苦笑)。

要するに「師走」なので、いろいろと忙しいってだけですが、それにしても、週に4回の飲み会はねえ・・・とほほ~。昔(20代の頃)はそういうの、まったくフツーにこなしてたんですが、今はもう、実際に疲れる前から気持ちが萎えていたりします(苦笑)。

「タダ酒が飲めるぞ~!」

って思えるなら嬉しいのかもしれないけど、今やお酒もダメだし、なにしろおうち虫だからなあ(笑)。飲み会を楽しいと思えないってのは、案外ツライものですね。浮世の義理、世間のおつきあいはほどほど(というかミニマム)にして、さっさとおうちに帰って小鳥さんと遊ぶほうが楽しい、と常に考えるあたり・・・トシ? オタク? 両方?

「ゆっくり寝たいのよ、わたしの願いはそれだけ」

なんてね、ため息をつきながら出勤してたりします(苦笑)。いや、自分ではそんなつもりはないんだけど、これって後ろ向きな姿勢なのかしらん。。。


●そんなわけで

そろそろ出勤準備タイムです(笑)。

今週末は、お茶会。それはすごく楽しみなんですが、土曜日まで体力がもつのかどうか、微妙に心配になってきました(苦笑)。気力のほうは、十分にあるんですけどね。

あはは、情けな~い!

というわけで、なんとなくお疲れモードのわたしでした。またね♪


【09/12/2008 07:50】 島流し生活2008~ | Comments (0)

ペンギンを探して

●どうしても

探せなくて、困ってます・・・(笑)。

欲しいのは、Suicaのペンギン。知らない人はゴメンナサイ、JR東日本の発行するICカード「SUICA」のマスコットです(笑)。なんともとぼけた、可愛いヤツなんですよ~。

http://www.eki-net.biz/suica-goods/top/CSfTop.jsp

もともとキャラクターグッズに弱いわたし・・・じゃなくて、うちの可愛い仮称☆洋介くん(もうすぐ2歳!)が現在、なぜだか個人的にペンギン・ブームなんだそうで(笑)。そうなるとやっぱり、ぬいぐるみを買ってあげたくなるんですが(おばバカ全開中)、これがないんですよねえ、Suicaペンギンのぬいぐるみ(苦笑)。

「別に、Suicaのペンギンじゃなくても・・・」

家族はやや呆れ気味ですが、でも、あの子が欲しいんだも~ん(笑)。クリスマス、お正月とイベントが続く(=つまりおもちゃがよく売れる)この時期に、話題のキャラクターグッズがフル・ラインナップじゃないなんて、それって商売人としてどうよ・・・?(笑)

しばらくは理想のペンギンを求めて、ネットの海を漂う日々が続きそうです(笑)。


●読みました♪

読んだのは、実は発売直後なんですけどね(笑)。

きのう何食べた? 2 (2) (モーニングKC)きのう何食べた? 2 (2) (モーニングKC)
(2008/11/21)
よしなが ふみ

商品詳細を見る

ホントあいかわらず、上手いなあ(笑)。

いや、面白かったです(笑)。なんていうんでしょうね・・・たとえば、『春抱き』が極上の仔牛フィレステーキ、フォアグラとポルチーニ添えだとしたら、よしながふみのこの連載は、料亭で出てくる鮭茶漬け(最高級のカツオだし汁)みたいな感じ?

比較するのが可笑しいぐらい、まったく別の味わいをもった作品なんですが、でもどっちも美味しいのね。それでもって、『春抱き』病患者(重症)の場合、そんなふうにまるっきりテイストも方向性もちがう作品だっていうのに、それでも『春抱き』変換しちゃうわけですが(苦笑)。

ま、それは置いておいて。。。

前回すでに簡単なレビューを書いたので、よろしかったら、あらすじはそちらを参考にしてください(笑)。男性誌に連載されているBL・・・ってだけで、実はかなりスゴイと思いますが、あくまであっさりと、ふたりの中年ほも(おっと!)カップルの日常生活を淡々と描いているのが新鮮。地味といえば地味なんだけど、スルメみたいっていうか、かっぱえびせんみたいっていうか、けっこう後を引きますね(笑)。

っていうかこれ、本質的には、料理(レシピ)マンガなんですよねえ(笑)。要するに、「おうちでご飯を食べよう、つくろう」ってメッセージが主眼なんだと思ってますが、あるいは、そういう体裁を隠れ蓑にして上手に、さりげなく、BLやゲイへの抵抗感を拭い去っているのかな。

で、2巻を読んだわたしには、ひとつの疑問が芽生えました(笑)。

「ねえ、あのさ~」
「ほえ?」
「シロさんとケンジくんが最初にえっちしたのって、いつなんだろうね?」
「そりゃあ、決まってるじゃない・・・」

というわけで、小鳥さんの答えは単純明快でした(笑)。


【08/12/2008 07:53】 書籍・マンガ | Comments (0)

寒い一日でした

●携帯電話を

新しい機種にしようかなあ、って考えていたんですが。。。

だって、今わたしが持ってるのって、けっこう古いデザインなんですもの(笑)。別に不満というほどじゃないけど、でもカメラの位置が変で写真を撮りにくいので、いっそイマドキのキレイな薄型のやつが欲しいなあ、なんて漠然と思っていたんですが・・・はた、と気づきました。

「は、『春抱き』フォルダはどうなる・・・?」

ええ、そうです。機種変更をしてしまったら、今のケータイに入ってるたくさんのDLされた岩城さんと香藤くんの画像、それから音声ファイルは移行できなくって、そのまんま古い本体に取り残されてしまいますよね・・・(爆)。

今ごろ気づくわたしが遅いんだと思いますが、それは、絶対に困る!(苦笑)

「いやあ~!!」(絶叫)

そんなわけで、リブレさん。超☆個人的な事情でほんとうに申し訳ありませんが、一刻も早く、またあの麗しい岩城さんや香藤くんたちの待ち受け画像が、さくさくDLできるようにしてくださいませ。。。お願いだよ~、『春抱き』に会いたいよ~。

それが復活するだけで、たぶんbe-boyモバイルの会員登録数が(再び)急増すると思いますし、ケータイの買い替えをためらっている人たちが喜び勇んで新しい機種を買うので、日本経済の活性化にも貢献するんじゃないか、と・・・?

と、まあ、ひとり呟いてます(苦笑)。


●この週末は

気合を入れて、親孝行してました(笑)。

母親が成人した娘と一緒にしたいこと、全部やった気がしますね~(笑)。ふたりでぶらぶら横浜のデパートのお買い物。一度入ってみたかったあんみつ屋さんでおしゃべり。ちょっとお洒落な早めのディナー。わいわい賑やかなデパ地下でお買い物。。。

時間に縛られず、何度も試着室に出入りして、新しいお洋服をのんびり選んでひやかして買って、素敵な和食器だの、可愛らしいデザインの雑貨だのを見て・・・ってのは、なんであんなに楽しいんでしょうねえ(笑)。おかげで母上はたいそうなご機嫌で、しばらくは「娘が帰国したのに、ちっとも帰ってこない!」なんて、言われなくて済みそうです(笑)。

父親とは、一対一のPC教室でした(笑)。普段なかなか、いろいろ便利な機能を教えたり、PCの設定を整理したりってことをしてあげられないので、半日かけてじっくりと。

「アレはどうやってやるの?」
「このアイコンは何なの?」
「なんで毎回、このソフトが勝手に立ち上がるの?」

日常的な小さな疑問って、実はPCを目の前にしないと、わからないことって多いですよねえ。ふだんは国際電話でそんなやり取りをしてますが、液晶を見ずには、よく答えられないことも少なくないので。(画像のトリミングとか、セキュリティ・ソフトの起動とか、わりと初歩的なことですけどね。)

10月に島流しにあって以来、心の片隅でずっと引っかかっていたので、家族とちゃんと週末を過ごせてよかった(笑)。これで安心して、罪悪感なく、今月半ばからしばらくロンドンに戻れそうです。

ふええ。。。

とてもありがたくて、でも時にちょっと煙たくて。ありのままでいられるので気は遣わないけど、でもどこかで奇妙な遠慮もあって。実家との距離感って、そんなものかもしれません(笑)。


●丸の内の夜景

ショットを、ちょっとだけご紹介。

marunouchi xmas lights 1  marunouchi xmas lights 2

東京駅のすぐ外(皇居側)、丸の内の高層オフィス街の夜です。いや、単にオフィスっていうより、今ではちょっとしたブランド街ですよね(笑)。

なんでだろう、本当はもっと明るくて華やかなんですが、写真ではちょっと寂しい印象ですね(苦笑)。シンプルなイルミネーションですが、まっすぐの道沿いにどこまでも続いている感じで、オトナの雰囲気です。(一眼レフは持ち歩いていないので、これはいつものちびデジカメで撮影。)

さて、今週は六本木ヒルズのイルミネーションを見にいきます(笑)。ちゃんと写真が撮れるかどうかは、神のみぞ知る・・・?


【07/12/2008 20:11】 島流し生活2008~ | Comments (0)

ホンダがF1を去る日

●まさかの

ニュースでした。本当に衝撃。

Global crisis ends Honda F1 era

ホンダ・福井社長緊急会見…時にことば詰まらせ

たしかにF1って、呆れるほどお金がかかるからなあ。

そりゃあ正直に言って、ここ2年のホンダはめちゃくちゃ不振だったし。弱小とは呼べないにせよ、まったく勝てないという意味では、「その他大勢」チームっていうポジションに甘んじてはいたけれど。でも、なんとなくね、ホンダは止めないって思ってました。創業以来の夢とか伝統とかプライドとか、そんなものをたくさん抱えてるチームなので。

(もちろんこの点に関しては、他のチームだってそれぞれに、たくさんの夢や野望や情熱を山ほど積んで走ってるんですけどね。)

でも、何しろ今は、世界的な経済危機の真っ只中です。

アメリカのビッグ・スリー(GM、クライスラー、フォード)が、「今年中に資金援助をしてくれなかったら、来年早々にもつぶれちゃうよ~」って政府に泣きつくほどに、自動車業界はものすごいピンチに立たされていますよね。

日本の自動車メーカーは、ビッグ・スリーよりも成績がいいですが、でも、大幅な減収・減益は避けられない状態。これは、半分は景気の後退でクルマが売れないせいですが、残りの半分は為替差損だろうと思います。えっと、つまり、円が強すぎる(というかドルやユーロが弱すぎる)んですね。

※蛇足解説(笑)

たとえばトヨタが、北米で一年間に100ドルの利益を上げたとします。日本の親会社は、あたりまえですがこのお金を日本に送ってもらって、トヨタ・グループ全体の収益を計算するわけですね(「連結決算」ってやつです)。計算は円でやるので、ドルで送られてきたお金を日本円に替えるわけですが、そのときの外国為替レートが問題。

たとえば1ドル=120円ならば、100ドル=12000円になりますよね。でも、昨今みたいに急激なドル安が起きているときだと、去年と同じ100ドルの利益を上げても、今年は9500円とかになっちゃうかもしれない。もともとの金額が変わらないのに、ここで既に、日本円に交換しただけで2500円減ってるわけです。これが為替差損。

トヨタも日産もホンダも、というか海外でのビジネスが盛んな企業はみんな、この為替差損(もちろん実際には巨額です、億単位です)のせいで、非常に苦しい立場に置かれてるんですね。

※蛇足おわり

もともとF1って、ものすごくお金がかかるスポーツです。ホンダの場合、年間400億円とか、500億円とかいう規模の投資をしてるみたいです。もしかしたら、フェラーリやマクラーレンといったエリート集団は、もっとお金をかけているかもしれない。

テクノロジーの開発、クルマのスピードや安全性をアピールするブランディング戦略、会社にとっての歴史と意地とプライド・・・夢だけじゃなくて、いろんなものを乗っけて走るわけですが、でも、たぶん冷徹に、ビジネスライクに、費用対効果を考えると、とてもじゃないけど正当化できないレベルの出費なんだろうな(苦笑)。冷めた目で見ると、

「世界規模で減産して、工場を閉鎖して、人員削減して、株主への配当も減らさざるを得ないときに、所詮はお遊びのモータースポーツに、そんなにお金をかけていいわけ?」

従業員や下請け業者が失業して、路頭に迷っているときに?

・・・そういう目線で見たら、F1への巨額の投資は、そうそう維持できるもんじゃないですね。たとえそれが、ホンダという会社にとって夢であり憧れであり、社員の誇りであったとしても。

それでも、だけど、なお、維持してほしかったですけどね(苦笑)。わたしはホンダというチームのファンではないけど、それでもホンダ撤退はショックですもの。一度やめてしまったら、ましてチームごとごっそり第三者に売ってしまったら、もう二度と、F1の世界に戻って来られないかもしれない。

一度手放したテクノロジーを、ノウハウを、そしてファンの支持を、もう一度ゼロから出直して再構築するなんて、それでトップ・チームに追いつくようなレベルに持って行くなんて、ほとんど不可能に思えるから。失ったものはもう、帰ってこないかもしれないから。。。

あは、自分でも矛盾してますね(苦笑)。

企業にとってビジネス・ロジックが優先すること自体は、わたしは納得できるんですよね。そりゃそうでしょ、なんてあっさり思ったりして(笑)。でも、そのくせ、ホンダにはそのロジックを無視して欲しいと思うなんてねえ。

ただ、寂しいなあ、と思うばかりです。


【06/12/2008 09:44】 F1/Lewis Hamilton | Comments (0)

セピア色の記憶

●TBのお題から

「相手が遅刻! 何分まで待てる?」

あ~。。。

こういうのって、ホント性格が出ますよね~(笑)。

遅刻する相手との関係にもよるかと思いますが、一応は好きな人(恋人、友人や家族)を待っていると仮定して、そして(遅れはしても)その人が来るという確信があるならば、わたしはけっこう気長に、のんびりと、いつまでも待っているほうですねえ(笑)。30分でも、1時間でも。

それでもって、あんまりイライラしません。わりと淡々と、カッカしないでいられるタイプです。

「待てば海路の日和あり」

・・・って感じ?(笑) え、ちがう??

まあ、ものすごい炎天下ず~っと待たされたとか、苦労して手に入れたチケットがあるのに、相手の遅刻のせいでコンサートが始まっちゃった・・・なんてことがあったら、そんなにのんびりしていられないと思いますが。ありがたいことに、そこまでひどい目に遭ったことは、一度もないです(笑)。

もっともわたしは、昔からこんなに気長だったわけではありません(笑)。待ち合わせに時間通り来ない・・・つまり「時間にルーズな人」に、真剣に腹を立てなくなったのは、大学時代のイタイ記憶があるからです(苦笑)。

まあ、ひと言で言えば、1年ぶりだか、2年ぶりだかで会うことになっていた友だちが待ち合わせ場所に現れなくて、

「すっぽかされた!」

と怒り心頭のわたしは、それがきっかけでその彼女との交友を、いっさい絶ってしまったんですね。要するにアレです、「縁を切った」「疎遠になった」ってヤツです。

どっかの心理学の本で読んだのですが、女ってこういうとき、ホントいつまでも、いつまでも忘れないんだよね~(苦笑)。怒りというより、恨みというか、自分がコケにされたという感覚なのかもしれませんが、裏切られた気持ちになって、いつまでも脳裏を離れなかったりして。(わたしは自分では、あんまり女性っぽくない性格だと思っているんですが、こ~いう部分は否定できないのさ。)

「そんなに何がむかついたのか?」

いやもう、今となっては思い出せません(苦笑)。

「ケータイで連絡すればよかったのに、持ってなかったの?」

あはは~。今なら確かに、まずデフォルトで携帯電話があるから、完全に待ちぼうけを食らって、お相手がどこにいるのか、約束を覚えているのかいないのか、どっかで事故にでも巻き込まれたのか、さっぱりわからない・・・なんてあり得ないですよね(笑)。

でも、わたしが学生だった頃は、ケータイなんて存在しなかったんだってば(苦笑)。

なので待ち合わせって、前日までに相手の自宅なり下宿なりに電話をして、約束の時間と場所を決めたら、あとはお相手次第(笑)。相手が約束を忘れずに、決められた時間に決められた場所にちゃんと現れるのを、信じるしかないんです・・・(笑)。

※これは自分にも、言えることですけどね。約束した以上は、直前に変更もキャンセルもできないから、ちゃんとその場に行かなくちゃいけないのさ(笑)。・・・あたりまえなんだけど、今の感覚からすると、なんだか緊張感がありましたねえ、当時って。


●すみません

まだ書きたいことはあるんですが、というか上記のお話はまだ終わってないんですが、とりあえずは時間切れです(苦笑)。

それでは、また☆


【05/12/2008 07:47】 島流し生活2008~ | Comments (0)

あなたはプラチナ会員

●どうして

ショックを受けるのか、って言われても。。。

とは思いますが、けっこうびっくりしました(笑)。って、掲題のコトバです。楽天市場のトップページに、書かれていたメッセージ。(通常、自宅PCからはログインしたままなので、最初から「こんにちは、ましゅまろんどんさん」って個人ページに行っちゃうんですね。・・・PCセキュリティ上は、ホントはログインしたまんまってのは望ましくないのかもしれませんが。)

「えええ~、プラチナ会員~???」

なんというか、さすがに仰け反りましたね(苦笑)。だって、ついひと月半ほど前、ロンドンから島流しにあった時点では、まちがいなくフツーの平(レギュラー)会員だったはずです(笑)。それが、あっという間にシルバー、ゴールドと駆け抜けて、気がついたらプラチナ会員。

「いったいこの短期間に、どんだけ買い物したんだよ(爆)」

楽天ポイントクラブの規約によれば、「楽天スーパーポイントを2000点獲得、半年以内に15回以上利用」というのが、ぷらちな会員の条件だそうです。自分でも、六本木御殿で身の回りの小物や食品を買うのに、けっこう楽天を利用しているという自覚はあったけど、そんなに回数を重ねていたなんて・・・あうう、なんというどんぶり勘定。

「で、で、でも、そんなに高額な買い物なんて、全然してないよ~?」
「塵も積もれば、って言うでしょ?」

小鳥さんに諭されて、もうぐうの音も出ません(苦笑)。

たしかにね、ひとつひとつのお買い物は小額です。電子レンジ用の蒸し器とか、前から気になっていた神戸のお取り寄せスイーツとか、和柄のランチョンマットとか。だからホントに、塵が積もったとしか思えない・・・なんというか、実感もないのに散財するという、最悪のパターンですね(苦笑)。

「お金が貯まらないわけだよね・・・」

ただでさえ、為替差損でヒドイ目に遭ってるのに・・・そんなわけで、ちょっぴり意気消沈です。

とほほ。。。


●ちなみに

なんだかわたしが、よほどの楽天市場信者みたいですが、そうでもないですよ~。

楽天はたしかにとても便利だし、恐ろしい数の出店があって品揃えも豊富ですが、だからと言って、必ずしも安いわけじゃないですよね(笑)。あれだけ競合するお店があったら、かなり激しい価格競争があってもよさそうなものですが、モノによっては、かなりの高価格が維持されてるケースもあります。

わたしの個人的な感想ですが、たとえばPCやデジカメ、高級腕時計などに関しては、ものすごいお買い得商品って見たことがありません。もちは餅屋っていうか、そういう商品の場合は、それを得意とする別のお買い物サイトを覗いたほうがよさそうです(笑)。

お買い物するモノ次第ですが、価格比較サイトをチェックして、複数のショッピング・サイトを比較して、専門店を忘れずに覗いて、ときには(乱暴ですが)いきなりグーグルで検索して・・・そのくらいしないと、底値はなかなか見えてきませんね~。

オンライン・ショッピングは簡単、楽チンですが、その分、意外な落とし穴もあったりします。騙されるとか、そういう犯罪がらみのケースは非常にレアかもしれませんが、消費者が賢くならないと、結局は言い値で買ってる・・・なんてのは、案外あると思います。

誰にでも、お気に入りのお買い物サイトってありますから、どうしても、可能ならばそこで買おうとしちゃいますよね。たしかに使い勝手のいい、慣れてるところで買うってのも、ひとつの正しい選択肢だと思います。クレジットカード情報を登録してるところなら、なおさら便利ですしね。

でも、それでも、一度はよそに目を向けたほうがいいと・・・まあ、これはわたしの信条です(笑)。そのくらいは、手間ヒマかけてもいいんじゃないか、と。

以上、オンラインお買い物中毒患者のたわごとでした(苦笑)。


【04/12/2008 07:39】 島流し生活2008~ | Comments (0)

美術館は楽しい♪

●あはは

ダルマって、赤いのには理由があるんじゃないのか・・・?(笑)

目玉はどう入れたら… デザイナーズだるま登場

た、たしかにモノトーンってカッコいいかもしれないけど、でも、なんだか変(苦笑)。ダルマの存在感とは、イマイチそぐわないのでは・・・と思うわたしは、頭が古臭いんでしょうかね?(笑)

でも、当然だと思っていたコトを変えてしまう、そういう発想の斬新さってスゴイのかも。


●うむむ

ストーカー規制法って、恋愛感情ベースの迷惑行為しか対象になっていないのか~。

相次ぐ筋違い犯罪、一方的思い込み→理不尽な犯罪へ

考えてみれば、思い違いや逆恨みによる犯罪って、昔からあったとは思います。典型的な例が、裁判官や弁護士が、有罪になった犯罪者やその家族に恨まれて、オフィスや道端で襲われるような類の事件。あんまり話題にならない?かもしれないけど、けっこうよく聞く話です。そういう意味では、警察官やお医者さんなども、逆恨みの対象になりやすいですね。

今に始まったことではないし、加害者の年齢層を見ても「イマドキの犯罪」だとは思いませんが、でもなんというか・・・エスカレートしているというか、手が込んでいるというか、そういう感はありますよね。ひとりで思い込んで、思い詰めて、いきなり襲われて・・・それも、恨みの対象になってしまった人にとっては、まったく意外な、謂れのないようなことで。

なんとなく思うんですが、この手の犯罪を起こす人って、鬱屈する不満や不平を上手に吐き出すことができない、あるいはグチを聞いてくれる人がいない、そんな印象です。はけ口のない荒々しい、どす黒い感情が、心の中でどんどん溜まっていって、つもり積もって爆発してしまう。

女性にもこういう(悶々とひとりで溜め込む)タイプはいるので、一概に性別で判断はできないけど、でもどちらかというと、男性は恨みつらみ、苦しいことや悲しいことを、口に出して発散することが苦手ですよね。他者に「弱み」を見せることを嫌うせいかもしれないし、もしかしたら、女性みたいに吐き出すことでストレスを発散させる、そういう脳と心の構造になってないのかもしれないけど。。。

もちろん、彼らの起こす犯罪を容認するわけでは断じてありませんが、でもたぶん、彼ら加害者がもっともっと早い段階で、「自分は傷ついたんだ」ってことを認めていたら、それを誰かに言えていたら・・・って、そう思わずにはいられません。要するに、長年溜め込んでいつか爆発する前に、自分で早めにガス抜きできていたら、ってことでしょうか。

悲しいこと、辛いことがあったとき、何かが思い通りに進まないとき、それがストレスになるのは誰も同じ。プライドが傷つく、というのも同じ現象ですよね。・・・何もかもみんな上手くいって、一切なんのトラブルもストレスもない人なんて、たぶん世の中にいないんですけど(苦笑)。

でも、そういうトラブルやストレスとつき合い、消化する(あるいは転化する)のが上手な人と、下手な人がいるんじゃないでしょうか。


【03/12/2008 07:30】 社会・時事ニュース | Comments (0)

きらきら光る

●TBのお題から

「大好きな冬の曲」

あ~・・・季節感ってのは、日本の歌曲の特徴/特長ですよねえ。

四季、というか季節のうつろいへの敏感さ。季節ごとに連想するイメージの豊かさ。自然の営みに連動する鋭い感性は、日本人特有の、実にすばらしい美意識ではないかと思います(笑)。

というわけで、冬の歌です(笑)。えっと、思いつくままに、とりとめのない選択ですが、

「さよなら」(オフコース)
「飛梅」(さだまさし)
「鳥辺野」(さだまさし・・・暗いですかね?)
「津軽海峡冬景色」(・・・?)
「LOVE(抱きしめたい)」(じゅりー!)

・・・もうちょっと、新しい歌はないのかよ(爆)。

いやはや、クリスマス・ソングを除くと、あんまり知らないもんだなあ(苦笑)。


●くりすますと言えば

イルミネーションです・・・よね? あれ?(笑)

plate 1 dec 2008

今年は東京にいるので、ちょっとは派手なイルミネーションが見られるのでは、とひそかに楽しみにしていたんですよね。そしたら今晩、偶然にもタクシーで通りかかった目の前の東京タワーが、いつもとは違う照明に飾られていました。

東京タワーが開業50周年、環境テーマに省エネライトアップ

エコと、派手なクリスマスのイルミネーションって、イマイチ矛盾するような気もするんですが・・・どうやら、それでもかなり、消費電力を抑えているそうです。たしかに、限りあるエネルギー資源のムダ使いかもしれないけど、でも、この時期くらいは華やかな夜の街が見たいというのも、わかりますよね。ヨーロッパでは特に、そんな風に思います。

ちなみに、東京のイルミネーション情報はこちら(笑)>> 

ああ、買ったばかりの一眼レフと三脚を持って、写真を撮りに行きたいなあ・・・☆


●ころんぶすのタマゴ?

お国変われば色もいろいろ、瞳の色はなぜ違うの?

このR25って雑誌は、素朴な質問がけっこう面白いなあ(笑)。

そういえば先日は、「どうして女の子はお花をもらうと嬉しいのか?」なんてのもありました。なんだか、「俺はもてませ~ん」って宣言してるような質問かもしれませんが(苦笑)、でも、目からウロコみたいな感じで楽しいです。

ところで、わたしには昔から、青い目コンプレックスがありません(笑)。なぜかと言われても困るけど、「青い瞳のハンサムな彼氏」ってものに、憧れたことがないからです。どうして憧れるのか、その気持ちがさっぱりわからないんですね(笑)。ガイジン・コンプレックス(=ガイジン男性はすらっと背が高くて、脚が長くてカッコいい・・・みたいな思い込み?)の一種なのかな~?

※もともと青い目ふぇちじゃなかったわたしですが、それでも、17歳でカナダに留学した時点で、「ガイジン=白人」「ガイジン=金髪碧眼美形」というのが、如何に真実とかけ離れているかを痛感しちゃいました(笑)。それって単に、少女マンガとハリウッド映画に植えつけられた幻想なんですね。

いえもちろん、わたしの男の嗜好なんて、別にそんなのどうだっていいとは思いますが。でも、女の子はみんな金髪碧眼に憧れる(一種の王子様願望でしょうか?)・・・って思ってる人がいたら、それは違うぞ~(笑)。

たとえばわたしは、「キャンディ・キャンディ」ならアンソニー(も好きだったけど)よりも、テリーにしびれたし。「エースをねらえ!」ならば、藤堂さん(もカッコいいけど)よりも、圧倒的に宗方コーチのほうが好きだったし(根暗だけど)。・・・つうか、彼らは一応、日本人なんですが(笑)。

で、「ベルサイユのばら」ならば、もちろんフェルゼンよりも、アンドレのほうがまだいいわけです(笑)。・・・あれ、これは比較の対象として適切なのかしら??? (フェルゼン好きな人って、いまだにお目にかかったことがないので。)

まあ、別に黒髪がどうのって話じゃなくて、単に、金髪のハンサムにはあんまり強烈に惹かれたことがないって、それだけですけどね♪

※でも、なぜかこれが男装の麗人となると、オスカルさまもヴァレンティーノさまも金髪なんだよね(苦笑)。関連性があるのかどうか、不明ですが。


【02/12/2008 07:42】 島流し生活2008~ | Comments (0)
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藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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