●TBのお題から
「どんなお魚料理がお好き?」
お魚、ほぼ何でも好きです♪
昔からずっと好きですが、大好き、って思えるようになったのは、少々オトナ(おばちゃん?)になってからかなあ(苦笑)。トシをとってよかった、と思えることのひとつかもしれません(笑)。
ふだんイギリスに住んでいると、その辺で手に入るお魚のバラエティがとにかく少ないので(サーモンもドーバー・ソウルも美味ですけどね)、日本のシーフードの豊かさに、今更ながら感動したりもします。島流しのヨロコビ、ですね(笑)。
何が好きかって、特に意識したことはないけど。。。

地元☆湘南海岸で獲れる、ものすご~く新鮮なシラスも好きだし、お寿司(お刺身より好きかも)ならば何でも食べるし。子持ちししゃもも、鯖の味噌煮も、秋刀魚の塩焼きも、アジの開きも大好き(笑)。家庭料理中心というか、庶民派・・・?

鮭なら・・・どう食べても美味しいので、調理方法を決められないです(笑)。
北陸旅行ではほんとに、日本海の海の幸をしみじみと堪能しましたし(甘エビ大好きなので余計に!)、関西方面に行けば、瀬戸内の海産物(アナゴ、タコ、カキなど)がおいしくって幸せ。
・・・要するに、何でもいいのね(苦笑)。
地のもの、旬のものが美味しいのはあたりまえだけど、でもそのあたりまえを楽しめることが、幸せだと思っています。(あ、あと、イワシのつみれとか、ちくわや蒲鉾など、加工されたお魚たちも好きです。日本人だなあ、って思います。)
そういえば。。。
仮称☆洋介くんのメロメロとーしゃん(笑)は子供のころ、熱を出して寝込んだり、お誕生日だったりと「特別な日」には、なぜか決まって、母に子持ちカレイの煮付けをおねだりしてました(笑)。
「何か食べたいものある?」
「ポテトチップ!」
「・・・」
「子持ちカレイ!」
「・・・」
(ホントに病気なのかよ、と幼いわたしは疑問に思ったものです。)
考えてみれば、ずいぶん渋いテイストの小学生もいたもんですが、病気はともかく、問題は彼がおとめ座生まれであることでした(笑)。ええ、だってその時期って、子持ちカレイは旬ではないので、魚屋さんに行ってもないんですもの。
(今はどうなのか不明ですが、少なくとも当時は、時期はずれのお魚を探すのは楽ではなかったですよね?)
彼はそれでお誕生日に好物が食べられず、何度もがっかりしてきましたけど、でもそういう経験を通じて、野菜や果物と同じく、お魚にも季節がある・・・ってことを学んだように思います(笑)。
あは、なんだかちょっと、懐かしい(笑)。
●優先席のおはなし
この掲示板を見て、少し考えてしまいました。。。
電車の優先席@東京妊婦@優先席匿名で発言できるサイトだから、冷たいのかもしれない。気配りする必要もなければ、周囲に好かれる努力も要らないから。いや、冷たいというより、絶対に口にはしないけど、これが正直な気持ちなんだろうなあ。掛け値なしの本音だとしたら、むしろ知ってたほうがいいのかも・・・?
と思いつつ、なんとなく殺伐とした、自己中心的なコメントが予想外に多くて、一抹の寂しさを覚えました。誰が悪いわけじゃないけど、それだけ余裕がない、ギリギリいっぱいで疲れ果てている労働者が多い、ということなのかもしれません。
(東京だけだとは思わないけど、地価の高い過密都市特有の現象ですよね。)
もちろん、自分ひとりがよい子ちゃんぶってるつもりはないです。というか、むしろ、
☆優先席は空いてればふつー、座るでしょ
☆本当の本当に疲れてるとき、見知らぬ他人への心遣いなんてできないかも
☆レジャー帰り風の子供連れファミリーが前に立っても、席を譲らないかも
☆妊婦さんなら譲るけど、できればそういう人はラッシュの通勤電車にいないで欲しい
・・・という気持ち、わかるというか、経験があるんですもの(苦笑)。
ワガママかもしれないけど、「優しくない」のもわかってるけど、ものすご~く共感できてしまう。わたしもかつて、めちゃくちゃに混み合う朝の東海道線で、通学・通勤していましたから。
まっとうな常識、いや良識を持った社会人として、常にお互いをいたわり合う姿勢でありたいし、本来はそれが当然であるべきだって知ってるけど、でも、そういう「正しい姿勢」(by 岩城しゃん)を貫くのは容易じゃないですよね。
・・・自分のことだけ考えて、よい子をやめちゃうほうが、ずっと楽だから。
そうやって、もしかしたら譲るべき席を譲らなかった場合には、罪悪感がチクリとあると思いますが、都会の雑踏で毎日サバイバル・バトルをしてると、その感覚すら、いずれ鈍ってしまうのではないかと思います。
(あるいは、見知らぬ他人に親切にしたら、お礼を言われるどころか文句を言われたり、動機を変に勘ぐられたりして、嫌な思いをする人も多いと思います。そんなことがあると、自分から何かしてあげよう、という気持ちも失せますよね。。。)
遊びに来てる人も、お仕事の人も、同じように運賃を払っているのだから、本来は両者とも、座席に座る権利は同じだけあると思います。働いている人のほうがエライ、みたいな発想は、働きバチ日本人の価値観を反映してるみたいで、ちょびっと切ないのです(苦笑)。
(幼児はお金を払っていませんが、でもそれは、誰もが交代で享受する恩恵ですよね。)
でもその一方で、「子供は無料で乗ってる上に、周りの誰よりも若いんだから、電車で座ろうなんて思わないこと」という、古風な?しつけ方針の親に育てられたわたしは、当然のように子供に席を譲ることに、ためらいを感じたりもします(苦笑)。
(わが親の教育が唯一無二だとも思ってないし、ゆれる電車でちゃんと踏ん張れないような年齢の子供は、フラフラして危ないから座るべきだって、わかってはいるんですけどね。)
妊婦さんの場合は、ちょっと別かなあ。。。
この場合は、何があっても優先されるべきだと思います。少なくともわたしは、そう思うよ~。だって万が一アクシデントがあったら、取り返しがつかないもの。ひと目見てすぐわからない場合は、もっと怖い。自分が(電車の揺れなどが原因で)よろめき、加害者になったりしたら・・・と考えると、恐怖で身体が竦みます。
「お願いだから、ラッシュの電車には乗らないでくれ~」
というのは、切実な思いかも。
邪魔だからではなく、妊婦さん自身の心と身体の平安のために、そう思います。
(かつて同僚に、始業時間より2時間も早く出勤していた妊婦さんがいて、ご本人のdeterminationに驚嘆した記憶があります。実際、大変なことだったろうと思います。。。)
●ちなみに、イギリス人なら
乗客が正規の運賃を払っているのに、それぞれに座席を提供できない鉄道会社が悪い、という発想になったりします(笑)。
サービスを根本的に見直し、場合によっては車両を長くするとか、運行本数を増やすとか、みんなが座れるようにもっと改善すべきだって、「そもそも論」を展開するのですね。(ロンドンにももちろん、ラッシュの大混雑はありますので。)
あるいは、電車がぎゅうぎゅう詰めになるのは、道路網が不十分だからだ、という考えもアリです。クルマですいすい出勤できて、職場に駐車場がちゃんとあるなら、電車に乗らない人が増えるだろうから、みんな快適になるじゃないか・・・という理屈ですね。
日本の場合、一部の大都市の人口密度と交通インフラが、完全にミスマッチを起こしている。需要と供給が、明らかにつりあっていない。だからどこも大渋滞、大ラッシュになって、人間が人間らしいゆとりを失っていくのかもしれません。やさしい、やわらかい感情をスイッチオフしないとやってられない、そんな気分になっちゃうんですね。
それを指摘しても、何も(すぐには)変わりませんが。でも、殺人的なラッシュがあたりまえだと考えずに、根本的におかしいって、そういう感覚は失いたくないなあ、と思いました。