●そんなこと
あり得ない。あってはいけない、ハズなんですが。。。
三菱UFJ証券管理職、全顧客148万人分の情報持ち出すうわ、ひどいなあ。。。ここでは二度(二段階で)、機密の漏洩が起きてるってことですね。最初にまず、会社のサーバからこの社員へ。それから、この社員から名簿業者へ。
ええ、かなり深刻なリークです。名簿業者に自分の情報が行かなかった場合でも、安心できるものではないですしね。
万が一、被害にあった可能性のある方がいらっしゃるなら、まずは落ち着いて。三菱UFJ証券のサイトで、「お客様情報の流出について」というプレス・リリースが出ています。まずはそこで、自分が本当に被害対象になっているかどうか、確認してくださいね。
(フリーダイヤルの相談窓口がありますので、問い合わせはそちらに。)
http://www.sc.mufg.jp/company/press/pdf/press20090408.pdfそれから、証券口座開設のときの資料や申し込み用紙のコピーを出してきて、いったいどれだけの「個人情報」が流れたかもしれないのか、冷静にチェックするといいかもしれません。
氏名、住所、生年月日・・・あたりはまず、変えようがありません。でももし、メルアドや電話番号、アカウントIDみたいなものが含まれているなら、可能ならば、すぐに変えたほうがいいですね。といっても、これも簡単にはいかない人のほうが多いんですけど。。。
あとは、証券会社のほうで、何か言ってくるのを待つしかないかも。口座の解約、補償(お詫び、慰謝料的なもの?)などについて、いずれ説明があるかもしれません。
●実際、クールな
言い方ですが、ほかにできることは限られています。
個人情報の漏洩でなにがイヤって、これから何が起きるか、何をされるか、どこの誰が自分のことを知ってるのか、何ひとつわからないこと。目に見えないこと。不安感、焦燥感、漠然とした猜疑心と、これからずっとつきあっていかなくちゃいけない、ってことだと思います。
要らないDMが増えたとか、勧誘の電話がかかってくるようになったとか・・・そういうことがあったら、いちいち、「あのとき、個人情報が漏れたせいだろうか?」って、身構えてしまう。そのたびに、気持ちの悪い思いをしなくちゃいけないのが、いちばん嫌だと思います。
※もちろん、そういうときは、証券会社に知らせるべきです。
(会社にとっては、リークはまんま、「信用の失墜」だと思います。)
で、じゃあ、誰が悪いの?
って聞かれたら、わたしは「三菱UFJ証券」って、そう答えると思います(苦笑)。
そりゃまあ、実行犯はひとりの社員みたいですよね。名簿を売るなんて、まったくもって言語道断。そいつが悪い、たしかにそうです。会社はそういう意味では、「被害者」みたいに見えるかもしれません。
でも、どんな立派な組織にも、どんなに素晴らしい会社にも、残念ながら悪い奴(英語でbad apple)はいる(存在しうる)んですよね。。。
だから一流の企業ならば、まして金融機関であればなおさら、万が一、身内に悪い奴がいても大した悪さができないように、それを防止し、あるいはすぐに察知できるように、きびしい危機管理システムをしいておくわけです。
三菱UFJ証券の顧客情報5万人分売却 社員を懲戒解雇情報へのアクセスを制限するとか、コピー防止とか、監視カメラとか・・・三菱UFJ証券だって、やってたでしょう。でも、それが機能しなかった。
機能しないどころか、この解雇された管理職は、すべての顧客情報をCD-ROMに落としてるんだから、まったくお話になりません(爆)。
非常に重要な情報をコピーして持ち帰るのが、そんなに簡単であっていいはずがない。わたしがあり得ないって思うのは、そのせいです。システム担当者だそうですが、それにしても、チェックが甘すぎるとしか思えない。
それができちゃうようなシステムしかなかった、それが問題だと思います。
●PCネタの続き
・・・昨日のネタの、続きです(苦笑)。
我が家の愛用PCは、2006年の初夏に購入した東芝dynabookの格安エントリー・モデル、当時のお値段で12万円ちょっと。スペック的には、その頃のスタンダードを踏襲してます(CPU=Celeron M370、メモリ=512MB、HDD=80GB)。
つまり、普通にウィンドウズXPを載せて、ふつうにサイトづくりをしてる限り、まったく問題なく動く程度のレベルです。正直、Photoshopをインストールして、自分でいろいろ画像をいじり始めたころから、ちょっと不自由を感じるようになってきました(苦笑)。
2台のサブマシンも同じく東芝で、1台は実家に常駐(こっちは5年前くらいのモデル)。
もう1台が、わたしが常に旅行に携帯しているモバイル・サイズ(液晶12.1インチ)です。こっちのほうがメイン・マシンよりもやや新しいですが、おうちではめったに使いません。液晶のサイズって、小さいと圧倒的に使いにくいから。。。
ふつうなら、これ以上PCを増やす必要なんて、あるわけないんですよ(苦笑)。
わたしはグラフィック・デザイナーじゃないし、基本的に字書きだし。ゲームもやらない、動画の編集もしない、ストリーミングで映画なんかも見ない(YouTubeはともかく)。こんなわたしには、ものすごい高性能のPCなんて、もったいないはずなんです。
でも、まだ買って3年目にも至ってないメインPCが、なんだか青息吐息。
ご機嫌ななめ、なんていう可愛いレベルではなくて、本気でヤバい。マジに、いつかこのまま息絶えてしまうんじゃないか、って、そう思わせる状態なんですよね。非科学的というか、うまく表現できませんが、寿命かなあ・・・って思うのですよ。
今までトラブルに見舞われたこともない、実にがんばり屋のいい子なので、余計にここ数週間のショックは大きいです(苦笑)。
で、いろいろな解決策を試してみたけれど、あんまり効果はないみたい。結局、正しいかどうかはさておき、お安いエントリー・モデルを酷使したせいで、耐用年数を超えてしまったんじゃないかって。わたしみたいなヘビー・ユーザーを想定して作られたマシンじゃないだろうから、しょうがないのかもしれないって。
・・・そんなふうに思って、諦めつつあります(笑)。
で、今回は、「浮気」しました。ええ、しましたとも。ここ数年dynabookひとすじだったわたしが、今回ばかりは、デルに走った次第です(苦笑)。
なにしろ、OSにウィンドウズXPを選べるということと、キーボードが(東芝の最新モデルみたいに)ペコペコたわまないことと、あとはお値段ですね、やっぱり(笑)。今のわたしのPCよりはるかに優れた機能を持ったノートが、今や9万円以下で買えるんだから、スゴイですよね。
ちなみに、あと一歩で買いそうだった富士通のノートは、
☆Vista搭載モデルしかない
☆USBポートの位置が、すっごく変(←これは致命的!)
という理由で、最終的に却下しました。
カッコいいデザインで、色もスタイルもおしゃれで、性能もよくって(テンキーもあるし)、けっこういいと思っていただけに、本当に残念です(苦笑)。
で、それから、「外付けストレージ」というのを買いました。これは要するに、PCの中のデータをコピー、または移動するための巨大なメモリ置き場ですね(笑)。
PCに保存した文書や画像は、PCが壊れたらそれでおしまい(復旧できなくなる)というリスクがあるので、別の保管場所を用意したわけです。バックアップ用でもあるし、倉庫を別にしておけば、PCの故障で大事なデータを失う・・・という恐怖からも、解放されるような気がして。
うう、ホントPCってお金かかるなあ。。。