●うひゃ~
95億円!「歩く男」最高額で落札昨日のブログでご報告したサザビーズのオークション、日本でもけっこう大きなニュースになっていたのですね。
しっかし、わたしが実際にライブで見た落札のお値段は5800万ポンド。それでも十分びっくりする金額ですが、最終的には6500万ポンド超だったって・・・いやもう(笑)。
いわゆる「諸経費」であっさり700万ポンドも跳ね上がる世界だというのに、改めてため息です。
「けた違い」って、まさにこういうことを言うんでしょうね。
●自戒をこめて
最近、読んでいちばん納得しちゃった記事です。
最悪のセリフ 「嫌なら言ってね」「迷惑なら言ってね」ああ、よくわかるよ~!(笑)
※イギリスにも似たような表現はありますが、ここでは日本の職場限定で。
上司やクライアントなど、自分よりも立場が強い人間にこれを言われると、たしかに腹が立ちますよね。
言ってる本人は、相手(取引先の担当者や部下)の大変さを思いやってるつもり、低姿勢で接するいい人のつもりで言ってると思われるだけに、よけいにむっとしちゃうかも(笑)。
だって、
「オフィスでその仕事はイヤだなんて、そんな子供みたいなワガママが言えるとでも?」
「上司に向かって、そういう雑用を振られても迷惑です、なんて正直に言えるとでも?」
っていうのがたぶん真実。
気配りをしてるように見せかけて、実際には相手の反論や拒否をあらかじめ封じているわけなので、むしろ卑怯だなあ・・・と思えるほどです。
(もちろん、その人との普段のつきあい次第だとは思います。)
相手が上司でもなんでも、ある程度は本音でつきあえるような関係ができあがっていて、
「できるものなら引き受けたいけど、でも今は・・・」
って正直に相談できる場合なら、問題ないですよね。
でもそうじゃないから、言われたほうは困惑するというか、むしろやる気をそがれてしまう。もともと嫌なことをさせられるのに、さらに気分が盛り下がるんだから、やってられないよなあ(苦笑)。
・・・で、この記事は警告でもありますね。
わたし自身、仕事でもオフでも、嫌とはいえない立場にある相手にうっかり、「迷惑ならそう言ってね」って口にしているかもしれないから。
たぶん、明確に上下関係の見えるオフィス環境では、後輩や秘書さんにこういうセリフは言ってないと思います(思いたいです)が、もっと微妙な立場でのつきあいの中では・・・?
はっきりものを言わない性格、おとなしくて気配りができるタイプの人間に、もしかしたら無理を強いていることもあるかもしれない、と思いました。
ちなみに。。。
※イギリスでのお話です
自分がやられると不愉快なので、職場でこの手のシチュエーション(後輩などに仕事を降る際)で心がけているのは、
☆希望者、時間に余裕がある人がいるかどうかまず聞く(後輩への一斉メールなど)
☆こちらが特定の人間を指名して頼む場合は、仕事内容に言及する前に、まず手が空いているか(たとえば期日までに5時間ほど割くことができるか、など)尋ねる
☆キツイようならほかの人間を探すから、と添える
カルチャーの違い、業界の特殊性もあるかもしれませんが、これだけやれば結構いいほうでは・・・(笑)。
って思うってことは、逆にこれだけ手順を踏まれたら、あとはもう文句は言えないってことでもありますね(苦笑)。
●最後に
これは、ロンドン塔のそばのホテルのお部屋の写真。

やたら広いお部屋で、とても清潔でした。モダンなバスルームもあって、しかもパブ・チェーンが経営するホテルなので1階にパブがあったりして、楽しかったです。
唯一の欠点が、どういうわけか、毎日のようにカードキーが動かなくなり、部屋に戻るたびにロックアウトされちゃったこと(苦笑)。毎回フロントに電話して代えのキーを持ってきてもらうのは、かなり不便でした。。。
で、こちらは、昨日から移動してきているパディントン駅そばのホテルです。


パディントン駅のそばって、なんというか・・・いわゆる安宿が多いのですが、ここはかなりグレードの高いブティーク・ホテルです。
お洒落でめちゃくちゃ機能的なのですが、なぜかベッドがものすご~く高い(笑)。
身長が170センチあり、足も短くはないわたしですら、よいしょ!っと腰を乗せても座れないほどの高さなのです。一応なんとかお尻を乗っけて、あとはズルズル這い上がる感じ(笑)。・・・それって、たいがいの女性にとっては、ベッドが椅子代わりにならないってことでは。。。
「脚立を用意してもらってくれ(爆)」
とは、このホテルに泊まりたがっている小鳥さんのリクエストでした・・・(笑)。