●これ以上
優美な取り合わせは、めったにないかもしれませんね(笑)。
鎌倉文学館ふらりと、江ノ電に乗ってお出かけしました。

由比ガ浜の駅で降りて、のんびり歩いても10分としないうちに、深い緑に覆われた鎌倉文学館に到着します。

※ちなみに、江ノ電の一日自由乗車券「のりおりくん」(ネーミングのセンスについてはノーコメント!)を受付で提示すると、入館料を50円ほど割り引いてもらえます・・・(笑)。

あたりは静かで、ホトトギスの鳴き声がよく聞こえました。
もちろんここは、鎌倉にゆかりのある文学者の資料を展示している場所なんですが、本日のお目当ては、地元では有名なバラ園です(笑)。

実は、あんまり大きなお庭じゃないんですよ。
もとは(大金持ちであったにせよ)個人の邸宅のお庭ですから、それも当然かもしれませんね。でも高台からは、(晴れていれば)由比ガ浜の海岸まで一望できて、とても贅沢な環境です。

お庭には、それはもう多種多彩なバラがあでやかに咲き誇っていて・・・とにかく、美しかった!
鑑賞者が見やすいように、お花が目の位置に来るように花壇の配置を工夫しているのも、さすがという感じでした。
(バラ園だけではなく、庭園には緑の芝生もあるし、大きな木陰をつくる立派な樹もあって、お散歩には最適です。座り込んで写生をしている人も、大勢見かけました。)

そして薔薇の名前もね、いちいち詩的で、優美で、それを眺めているだけで幸せな気持ちになれました(笑)。
秋月とか、荒城の月とか、星月夜とか、朧月とか。
・・・ああ、個人的な好みが如実に現れてるわ(爆)。
全体としては、和名の薔薇はあんまり多くありませんが、あまりに印象的な言葉が並んでいるので、記憶に残っているんですよね~。

ちなみに、鎌倉文学館から徒歩10分も歩くと、今度は長谷エリアに到着します。このあたりまで来ると、お洒落なカフェやお土産屋さんもちらほら。
鎌倉という町は、たとえば京都などに比べると地味ですが、そのぶん飾り気がなくて、構えてなくてイイですよ(笑)。なんというか、素のままでいられるような気安さがあります。
質実剛健の東国武士の町だから、禅寺が多いから、というのもあるかなあ。(現在の鎌倉は、場所にもよるけど、かなりの高級住宅街というイメージですけどね。)
・・・わたしが、子供のころから来なれているから、というのもあるかもしれませんが(苦笑)。
かの有名な長谷の観音さまも、鎌倉の大仏さまもすぐそこですので、終日お散歩が楽しめると思います♪
え、そんなの知ってる?
す、すみません・・・(笑)。
(この日のカメラ=オリンパスPEN E-PL1)
●ところで
このオリンパスのカメラですが、新色が登場しました(笑)。
http://fotopus.com/style/index.html渋い赤も、万年筆のインクみたいなブルーブラックもいいですが、でも、わたしは買ったばかりのシャンパンゴールドに満足してます・・・うん(笑)。
まだ使い始めて間もないですが、気になる点はふたつ。
☆充電式電池の減りが早い!
従来のデジタル一眼レフと違って、液晶でピントを合わせる(=片目で覗くファインダーがない)ペンの場合は、電池の消耗も早いんでしょうね。
アートフィルターなどのカメラ内編集機能にも、通常の撮影以上に電池を食ってるのだと思います。
しょうがないことなのかもしれませんが、今まで(前夜に100%充電したばかりの)デジカメが、一日の撮影の途中でバッテリー切れを起こしたことなんてないので、ちょっとショックでした・・・(笑)。
予備のバッテリーなんて、キャノンでもリコーでも、必要だったことないんだけどなあ。
☆あんまり軽くて軽快なので
数日ぶりにキャノンのデジタル一眼レフを持ったら、その重さにびっくりしました(爆)。
・・・これ、苦情なんだろうか???(笑)
でも、わたしの持ってる初心者向け一眼レフ(Canon EOS Kiss X2)は、そのクラスでは(その当時)もっとも軽いカメラだったのです(笑)。
比べてもしょうがないけど、プロの使うようなでっかい黒いカメラの半分以下の重さしかないので、今だってそれが「売り」なんですよ。
でも、オリンパスのペン・シリーズと比べちゃうと、あまりの重量の違いに愕然としましたねえ。脳内ではわかってても、手首と肩が、反乱を起こしそう。
これで、キャノンを外に持ち出すのが億劫になっちゃったら、どうしてくれるんだ!
・・・って感じです(笑)。
●これには
おお、っと思いました。
講談社、iPadで京極夏彦氏の新刊発売京極さんがどうの、という話ではなくって。
講談社がなぜ先陣を切ってこんな発表をしたのか、その背景がきっちり説明されていたからです。
(紙の朝日新聞では、もっと詳しい解説があったのですが、ここにはリンクが見えませんね。)
わたしの無知を露呈するだけかもしれませんが、あんまり興味がなかったもので、iPadが非常に売れているアメリカで、出版社がどういう分岐点に立たされているのか、アップルの戦略の「革命的な点」がどこにあるのか、知らなかったのですよね。。。
こういう言い方はおこがましいですが>>
新聞記事を読んでいて、事実をさらりとなぞっただけの説明というか、「つまらないなあ」と思うことが、けっこう多くって。ちゃんと踏み込んで事実を咀嚼し、その上で全体像を見せてくれる、問題を提起している・・・と感じることが、正直あんまりなくなっていたのですよ。
(イギリスのニュース記事は、そういう意味では饒舌というか、一歩踏み込んで解釈する、むしろ説教する傾向が強いので、それに慣らされているんだと思います。・・・それもまあ、良し悪しありますけどね。)
そんなわけで、この記事には勉強させられました(笑)。
究極的には紙の本はなくならない、と固く信じているわたしですが、さて、どうでしょうね?
いつの間にか、音楽が(アルバムではなく)一曲ずつばら売りされ、好きなものだけをダウンロードする形式が定着してきて、結果的にCDが売れなくなったように。。。
そのうち書籍も、本当に好きな作家・作品ならば紙の本を買って本棚に並べるけど、それ以外ならば電子書籍(ケータイ含む)で十分・・・なんてふうに、読書スタイルが変わるのかもしれませんね。