●思い出すのは
2003年の夏、ヨーロッパを襲った熱波です。
大変な異常気象で、(自宅にエアコンなどないのが普通の)北ヨーロッパでは、熱中症などで何千人、いや何万人もの人が亡くなりました。
とりあえず生き延びたわたしですら、ロンドンで連日35度を超える暑すぎる夏に、半ば発狂しそうになったものでした。秋からブリュッセル勤務だったけど、ベルギーはもっと暑くて、本当にしんどかった・・・!
今年の首都圏の猛暑は、それ以来の体験です。
世界の気象が変だ ロシアで熱波・南米では寒波…うちではここ数日、もはや雨戸を開けなくなりました。
というか、風通しとあかり取りのために半分くらいは開けますが、残りは日よけ代わりにしています(特に2階)。
お日さま信仰というか、「こんなに晴れているのに、雨戸を全開にして日差しを部屋に入れないなんて!」という思考回路は、とりあえず今は止めました(笑)。
各部屋やトイレ、クローゼットや押し入れは、邪魔にならない限り、ドアを開けておきます。
そもそも熱を家の中に入れない、ためない(こもらせない)工夫が大事だと、熱中症対策のサイトで読んだので、できるところから実行してる感じ(笑)。
ささやかな対策ですが、これだけでもずいぶん違いますね~。
あとは、「自分だけは大丈夫」だと思わないことかなあ。
連日、これでもかってくらい熱中症のニュースを聞いても、やはり他人事というか、身近に起きる危険であるという認識はしにくいですよね。激しい運動をするわけじゃないし、畑仕事もしないから、よけいに実感しづらい。
でも、誰にでも起こり得るわけだし、家の中でじっとしていてもあり得るんだから、油断禁物!
・・・せいぜい自分には、ケチらずにエアコンを入れるとか、こまめに(喉が渇いてなくても)水分を取るとか、昼間はお買いものに行かないとか、そのくらいしかできませんけどね。
みなさまどうぞ、どうぞご自愛ください。
●ココロガセマイ
と、自分でも思いますが。。。
白鵬46連勝、大鵬抜き単独3位 15度目Vも決める「誰か、止める人いないの~?」
興味がない、どうでもいいと言いながら、ひそかに意地悪なことを思ってしまう自分の狭量さがイヤ(苦笑)。
理由はもちろん、賭博疑惑でも、彼の国籍でもありません。
勝ちっぱなしで3場所連続優勝、それはスゴイ。立派だね、おめでとう・・・って、そこは素直に思うんだけど、問題は彼の「連勝記録」のほうなのです(笑)。
だってさあ。。。
大鵬の記録を抜いたあと、次のターゲットは千代の富士の「53」。
「いや~ん、千代ちゃんを追い抜いちゃダメ~!」
(ワガママな心の叫び)
遠いうら若き日、お相撲さんで唯一「カッコいい」と思った千代の富士の全盛時代、この連勝記録が達成されるのを固唾をのんで見守っていたわたしとしては、無性にさびしいんですよね。
この記録くらいはせめて、破られてほしくないと思っちゃうの。
「記録は破られるためにある」
わかってるけどね、でもね~(笑)。
何位であろうと、千代の富士が偉大な、「小さな大横綱」であった(おまけにすごく人気もあった)という事実は揺るがない。
そんなの知ってるけど・・・うぐぐ。
●真夏の
やっちまったぜ・・・(爆)。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6(交換レンズ。高倍率の望遠ズームです。)
発売される前から欲しかったので、いずれ買ってしまうだろうと思ってはいたんですが、これがねえ。
今朝たまたま覗いたら、某ショッピング・サイト(←常連で、すでにクレジットカード情報を登録してあるところ)で最安値をつけていたので、うっかりぽっちり、クリックしちゃいました。
あ~あ。。。
暑さにやられて、早朝あぶり出されるように目覚めてしまったので、冷静な判断力を失っていたのかも?
嬉しいけど、ものすごく楽しみなんだけど、カメラ道楽ってホントにキリがありませんね(苦笑)。どれだけお金があっても、あっても欲しいものが増えていく感じ。

このカメラを買った時点ですでに、勝負(勝負なのか?)は決していたのかもしれません(苦笑)。
なんというか。。。
だってね、今まであくまでカメラ=道具としての性能、機能にしか興味がなかったんですよ、わたし。
きれいな写真、おもしろい写真を撮るのが好きなんであって、カメラ=機械が好きなわけじゃないのよって、ずっと思っていましたから。たしかに日常生活に欠かせないものだけど、それってケータイや自転車、扇子やPCと同じですものね(笑)。
それが、この可愛いオリンパスPENシリーズに出会って、変わっちゃったんだなあ。
純粋にモノとしての出来の良さ、見た目の可愛さ、持ったときの触感、手軽なサイズ、アクセサリーをそろえる楽しさみたいなものを、はじめて知った感じ。
「かわいい、いとしい♪」
という感覚を、カメラに対して抱くなんてねえ(苦笑)。
・・・もちろん基本的に、カメラとしての性能の良さが前提にあるんですけど(笑)。
昨年からブームを巻き起こしている超人気商品で、オリンパスが強気でどんどん販促攻勢をかけているカメラですので、
「ああ、企業の策略に乗せられてるなあ」
って、自覚はあるんですけどね・・・(苦笑)。

でもまあ、買っちゃったものはしょうがない!(笑)
せめて大切に扱って、よりよい写真が撮れるように、日々精進したいと思っています。
●その陰で
我ながらヒドイなあ、と思うのが、わたしのキヤノン EOS Kiss X2 への愛情の薄さ・・・(苦笑)。

いやいや、愛情がないってわけじゃないんです。
はじめてのデジタル一眼レフだし、とっても大事なのはホント!(笑)
(京都旅行には欠かせないし、たとえば先日の浜降祭や鎌倉の蓮の写真も、キヤノンがなかったら撮れていません。)
今でこそ2年前の「旧モデル」ですが、買った当時は最新&もっとも売れているカメラだったし、それなりの投資をして買ったわけですし、大事じゃないわけがない(笑)。
(ちなみに、すでに「Kiss X4」が発売されている今日でも、このカメラはお店で売れ続けてます。安くなってるのももちろんだけど、進化スピードの極端に早いデジカメ業界で、今でもマーケットで勝負できるだけの性能を誇る、ものすごく優秀な初心者向けデジイチだと思います。)
だけど。。。
何なんだろうね、いまだに何処か馴染まない、なんとも形容しがたいビミョーな「距離感」があるんですよ(笑)。
単に使いこなせていないのかもしれませんが、なんというか、自分のモノとしての愛着というか、執着というか、そういうオーナーとしての所有感に欠けるというか・・・?
「尊敬はするけど、惚れてない」
ってことじゃないかと、ひそかに思ってます(苦笑)。
いわば、お見合い結婚の落とし穴・・・?
「アナタのことはキライじゃないわ。ひと(カメラ)として立派だと思うし、今までこんなわたしに親切にしてくれて、感謝もしているの。でも、でも・・・!」
※カメラ相手になにをアホな、というツッコミ大歓迎!(爆)
つうか。。。
この自分の気持ち(笑)に気づいたのも、上のオリンパス E-PL1 を購入してからです。頬ずりしたくなるくらい可愛い相棒を得てはじめて、「愛機」キヤノンとの関係がクールなものだったことに気づきました(笑)。
えっと。。。
なんかわたし、かなり酔ってますね(爆)。
でもここまで来たら、擬人化を続けます。。。
相性が良くなかったのか?
イマイチ容姿が好みじゃなかったからなのか?
はたまた、わたしが恋愛向きじゃなかったからなのか?
原因は永遠にわからないような気がしますが、ともあれ蜜月もないままに、わたしとキヤノンとの関係は「冷却期間」に突入しそうな気配です(苦笑)。
いずれ別居か、離婚なのか・・・?
それは、神のみぞ知る。