●TBのお題から
「一人旅、したことありますか?」
そりゃもちろん、ありますよ~(笑)。
というか正直、『春抱き』を通じて(ここ数年で)新たなお仲間ができるまでは、ひとりで旅行するのがいちばん好きで、いちばん回数も多かったと思います。
(友人と旅行した経験もけっこうありますが、たいがいはハワイとかグアムとか、わいわい賑やかなリゾート旅行です。同行者が男性という場合もあったけど、これに関しては賛否両論かもね。)
だから、というか。。。
むしろ今や、どこに行くにも小鳥さんが漏れなくついてくるようになり、ひとりだけで出かけるほうが珍しい・・・って事態のほうが、個人的には「奇跡的」だと思ってます(笑)。
だって、ひとりで気ままに旅をする自由さ、これはちょっと言葉では言い表せませんもの。
ロシアでもイタリアでも、東ベルリンでもスコットランドでも、好きなときに自分だけの都合で旅に出かけ、誰に気兼ねすることなく泊まりたいホテルを選び、訪れたかった場所に好きなだけ滞在し、写真を撮ろうがカフェでぼんやりしようが、自分の勝手!(笑)
解放感というか、誰も自分を知らない快楽というか。
それを寂しいとは、思わないのですよ。
(「思わないこと自体がすでに寂しいのよ」、という説もあるかと思いますが、これは価値観の相違だろうなあ。基本的にひとりが好きな人は、孤独がいちばんほっとするんですよね。)
もっともこれは、「人嫌い」とは違います(笑)。
電車で隣り合わせた人と延々とおしゃべりしたり、レストランで思いがけない他人の親切に触れたりするので、結構どこにいても、人とのつながりは生まれると思ってます。
ひとり=誰とも口をきかない、ではないんですね。
旅先ですれ違っただけの人とその後も連絡が続き、いつの間にか友だちになっちゃった・・・なんてケースも、例外的だけど、あるんですよ(笑)。
もちろん、一人旅のリスクはあるし、あとで旅の思い出を誰かと共有できないというのは、確かにマイナス点だと思います。
でも、それを補って余りある自由があると思うわけです(笑)。
※もうひとつ、とても実際的なマイナス点は、少々値の張るお洒落なレストランに、ひとりでは入りにくいことでしょうか。これもまあ、いろいろと打開策はありますけどね♪
で、それほど、一人旅を愛していたわたしですが。。。
ご存知のとおり、今では小鳥さん同伴がデフォです(笑)。
少しばかり理屈っぽくて恐縮ですが>>
「ひとり旅が好き」と、「誰かと一緒に旅行するのが嫌い」は、イコールではないとわたしは思ってます。わたしは間違いなく前者ですが、後者ではないもの(笑)。
他人と旅行するのも楽しいけど、ふだん仲のいいお友だちであっても、下手をすると24時間ずっと行動を共にするとなると、今まで知らなかった側面がお互いに見えてきて、それでケンカをしちゃったり、気まずくなったり・・・って、ありますよね。
別にどちらかが悪いわけじゃなくて、単に生活習慣が違ったり、価値観やこだわりのズレが見えてきて、一緒にいるのが辛くなっちゃう、そういうこと。
そんな「試練」を経て、何度も一緒に旅してくれたお友だちが、幸いにも数人います。彼女たちとはこれからも、機会があったら旅行に行きたいとは思います。
でも、最近は休暇のタイミングが合わなかったり、趣味がちがってきて行きたい場所が合致しなかったりして、なかなか上手く行きませんねえ(苦笑)。
わたしが長いことロンドンにいたせいもあるから、しょうがないんですけど。
だから・・・かの『春抱き』パラレル☆ツアーみたいに、参加者全員の趣味嗜好が似通っていて、同じ話題で毎日たのしく盛り上がれるって、実はものすご~く稀有なことなんですよね。
今になって、それをしみじみと実感します。
で、閑話休題>>
小鳥さんに関しては、「他者だと思ってない」に尽きるかなあ。
言うまでもなく彼女はひとりの、自分ではない人間=他者のはずなんですが、たぶんあまりにも「似ている」んだと思います(笑)。根っこの部分で繋がっている、といってもいいかも?
※もともと奇跡的に似ていたのですが、知り合ってから5年くらい経つ今では、ますますシンクロしてるような・・・(笑)。
何が似ているかというと、好きなモノの傾向。
嗜好というか、方向性というか、萌えのツボ(笑)。
趣味も萌えも思考回路も価値観も、いちいち相手の意向を確認しなくていいくらい何でもかんでも一緒なので、とにかく(他者といるとどんな場合でも少しは感じるはずの)ストレスがない!(笑)
わたしが行きたいと思う場所は、彼女も訪れてみたいところだし、彼女が食べたいものはわたしが好きなもの・・・って感じなのですよ、ホント(笑)。
いわば、自分ではない自分と一緒に旅をしているような感覚なので、一人旅と同じくらい自由で、一人旅よりも楽しい(旅先で同じものに反応し、同じように妄想を膨らませるので)。
だから、逆にときどき思いますね。
「これって、旅は道連れって言うのかしら?」
って(笑)。
彼女とわたし、人格は確実に異なっているのでOKだとは思いますが、本質的には今でも、ひとり旅・・・なのかも?(笑)
※ただし写真を撮る情熱に関しては、まったくもって合致してません(爆)。
●もうひとつのお題
「今これが壊れちゃうと困ります」
PC、それに尽きます(笑)。
この夏の酷暑を必死で生き抜いてくれた大事な相棒ですので、先立たれたりしたら、それこそショックだろうなあ。
PCや外付けHDDが壊れたら、たぶん発狂しちゃうよ・・・(苦笑)。
え、どうしてカメラはこのリストにないのか?
それはもう、カメラはどれほど大事にしていても、あくまで道具ですからね(笑)。不幸にも壊れてしまったら、もちろんがっかりはしますけど、新しいもので代用がきくのです。
でも、書きかけの小説や一度PCなどにダウンロードしてしまった画像データは、なくしたらそれでお終いでしょう?
取り返しがつかないから、怖いのだと思います。
●本日の被害(笑)
庭に曼珠沙華が美しく咲いていたので、カメラと椅子を持ち出して、しばらく撮影に没頭していました。

たった一輪ですが、きれいなもんですよね。

夢中になって撮っていた、それはいいんですが。

気づいたら、秋の蚊の総攻撃を受けていました(泣)。
肌の露出を最小限に抑え、虫よけジェルも塗っていたのに・・・!
ああ、かゆいよ~。
「血くらい吸わせてやるから、お願いだから、食事のお礼にかゆかゆクリームを塗って去るのはやめてくれ・・・!」
半ば本気で懇願したけど、ダメでした。。。