●本日の
笑えないニュースは、コレ。
ノートPCの上でスヤスヤ…危険 ほおに低温やけどわたしの場合、本当の本当にノートPCを開いた状態で、キーボードの上に突っ伏したことはありません。
・・・ええ、幸いにも、今のところ。
おまけに、ありがたいことに、わたしのへぼデルPC(←最近ちょっと愛情が薄れてきている)のリストレスト部分は、熱を発していないんです。
ゼロじゃないんでしょうけど、少なくとも一日中ずっと電源つけっぱなしでも、その部分が熱を持つことはありません。
※想像ですが、このニュースに出てくるPCは、ここ数年で普及した小型軽量の「ウルトラモバイルPC」だったんじゃないかな、と思ってます。わたしも持ってますが、あれはけっこう熱くなりますので。
でも、でもさ・・・?
笑っちゃうけど、笑えないでしょう、これ(汗)。
だって今さら言うまでもなく、「PCの前で意識を失う」というのは、決して他人事ではないからです(苦笑)。
というか、はっきり言って、日常茶飯事。
たまたま今までキーボードに頭から突っ込んでいないというだけで、たまたま今使用しているメインPCが熱くないというだけで、実際には、この
「PCとねんね→低温やけど」
リスクは、厳然として目の前にあるんじゃないか、と。
今さら気づくなんて遅すぎるかもしれませんが、それで頬っぺた火傷なんて、いやすぎる・・・!
いや、痛すぎる(苦笑)。
自分のスーパー夜型生活を、もういちど見直す必要があると、遅まきながら実感した次第です。。。
●APEC首脳会議で
横浜は、この週末すっかり「no go zone」。
買い物に行きたいけど、やめたほうがいいんだろうなあ。
おトイレのごみ箱も駅のロッカーもみんな塞がっていて、ものすごく不便だと知人がこぼしていました(苦笑)。
横浜(みなとみらいエリア)だけじゃなくて、このあたり一帯ぜんぶそんな感じです。
ロンドンではそんなのフツーだったし、不便と言ってもほんの数日のことだし!(笑)
・・・とは思うものの、なんでだろう。
イギリスと違って、この眠たいくらい平和な神奈川で、テロとかデモとかって言われても、ものものしい警備を垣間見ても、どうにも実感が湧きません(苦笑)。
この感覚がすでに甘いというか、平和ボケなんだろうなあ。
●ところで
これはグチ、というかカメラ馬鹿のひとりごとです(笑)。
先日の奈良の旅で、ランチとお茶タイムと二度、立て続けに遭遇してしまって、気になったこと。
それは、お料理写真の撮り方、です(笑)。
※そもそもレストラン等で、出されたお料理を撮影すること自体に賛否両論があると思いますが、ここではそれについては触れません。個人的には、お店からOKが出ている限り(暗黙の了解もあるけど)、その場の雰囲気を壊すような撮影でなければ、許されるんじゃないかなあと思っています。
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えっと。。。
最初は、例のならまちの絶品フレンチのお店。
隣りのテーブルの初老カップルが、運ばれてくるお料理の名前をひとつひとつ丁寧にメモして、素材についていろいろと質問していました。
そういう熱心さ、好奇心って、お店の人にとっても嬉しいことだと思います。
写真撮影担当は、奥さんのほう。
NikonのCoolPix S6000(と思われるカメラ、ちなみにボディカラーはフラッシュレッド)を構えて、パチパチと撮影に余念がなかった、のはいいんですが。
フラッシュ、焚いてるんだよ・・・(爆)。
「あぐぐぐ・・・!」
わたしは内心、歯ぎしりしちゃいましたね~(笑)。
というのも、お洒落な雰囲気の(しかも狭い)レストラン内でのフラッシュ撮影というのは、個人的に、もっとも避けたい事態だと思うからです。
マナー的な側面もあるでしょうけど、それ以上に、ごくごくシンプルに、「撮影テクとして間違っている」んじゃないかなあ、って。
たぶん、単に全自動(フルオート)モードで撮ってるんでしょうね。
同じ光景は、その日の夕方、大和西大寺駅ちかくの素敵なケーキ屋さん(後日こちらは詳しくご案内します)でも、繰り返されました。
お隣の中年ご夫婦が、たくさんの美味しそうなケーキを前に幸せそうに微笑んでいた、それは本当に楽しそうな光景だったんですよ。
だけど、そのおじさんが喜々として撮りだしたカメラ(たぶんソニーの最新ミラーレス機α55、ちくしょ~いいカメラ持ってるなあ)で写真を撮るとき、やっぱり、場違いなフラッシュがバシャバシャ焚かれて・・・(苦笑)。
「あぐぐぐ・・・!」
(=そんないいカメラ持ってるんだから、ちゃんと撮影しようよ、もったいないよ~)
って、何をひとりで悶えてるんだか・・・(汗)。
意外なことに、わたしよりも小鳥さんのほうが、心なしかイラついていたように思いました(笑)。
想像ですが、わたしがもともとほとんどフラッシュ撮影をしないので、ストロボに慣れてないのかも。
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わたしの場合。。。
どんなにうす暗い室内でも、夜景でも、フラッシュを焚くことはまずありません。
フラッシュ嫌い、といってもいいくらいかも?
これだけ毎日のように写真を撮っていても、フラッシュ撮影は、せいぜい年に1枚~5枚くらいじゃないかなあ(笑)。
なぜかって?
理由はものすご~く単純です(笑)。
「必要がないから」、それだけ。
(わたしの持ってるデジカメは、一眼レフも含めて、すべて家電量販店でも売れ筋の、ごくごく一般的なモデルです。)
イマドキのデジカメ(←フィルムカメラだと事情は違います)は、廉価なものでもケータイについてるものでも、基本的にけっこう性能がいいので、フラッシュなんか焚かなくても、ちゃんとキレイに写るんですもの。
特に、「目の前のごちそうの接写」ならば、ますますフラッシュは不要。
至近距離で強い光をバン!ってあてちゃったら、お料理の色も質感も、お店の雰囲気も、みんな吹っ飛んでしまうものね。
・・・って、勝手な持論ですね(笑)。
(最近は、フラッシュの光量を自動的に加減するカメラもありますけど。)
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じゃあ、どうすればいいのか???
というと、これも答えは簡単。
カメラの設定を、ちょっと変えるだけでOKです(笑)。
①フラッシュはオフ=「発光禁止」
②マクロ撮影モードをオン(コンパクトデジカメの場合)
③ホワイトバランスを変更(ここ重要!)
④暗いところではISO感度を高感度に(機種によってMAX値が違いますが、だいたい800~1600くらいに上げる)
・・・これだけ。
☆ポイント1
ISO感度は、上げれば上げるほど「少ない光量(=暗い場所)でも撮影ができる」という便利なモノですが、上げれば上げるほど画質が荒れる、という哀しいマイナス面もあります。
なので、明るい店内なら変更不要です。
1600や3200、6400を使うときは、実際に撮った画像を液晶モニターでチェックしてみて、ノイズ(=画面のざらつき)が許せるレベルかどうか判断してね。
(といっても、最近のモデルならば、高感度ノイズをうまく処理していることが多いし、L版サイズのプリントくらいじゃ、目立たないと思いますけど。)
☆ポイント2
ホワイトバランス(WB)とは、「白いものを白く写す」ための補正機能です。
太陽光の下では真っ白に見えるシャツが、ほの暗いキャンドルライトだけのレストランではオレンジ色というか、黄色っぽくなったりしますよね?
人間の目はものすごく優秀で、光源によって同じものが違う色に見えるのをちゃんと認識し、自動的に補正するんですが(よく考えるとスゴイ)、カメラはそこまで頭がよくないんです(笑)。
だから、その場所の光源(電球、蛍光灯など)に合わせて、WB設定を変更してあげましょうってことですね。白いものを、ちゃんと白く写すために。
液晶モニターに映る画像の色合いが、WB設定を変えるたびに面白いくらいに変わりますので(笑)、目の前のごちそう本来の色(=肉眼で見た色)がいちばん良く反映されているものを選んでね。
(あれこれいじった挙句、結局はオートWBがいちばん良かった、なんてこともあります・・・あはは~。)
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例1

これなんか、典型例ですよね~(写真は下手だけど)。
白いご飯が白く写らないと、まるっきり美味しそうに見えませんもの。
例2

こっちは、言ってみれば応用編かな?
夕暮れの隅田川ですが、同じ光景をほぼ同じ時間帯に撮っていても、WBをいじると、見た目の印象がはっきり変わってきます。
「肉眼で見たままの色合い」を求めるんじゃなくて、どれが作品としていちばん好みに合うか、あえてWBをいろいろ変えて試し撮りをしたんですね(笑)。
夕焼けのオレンジを強調したいなら、WBは曇天がいいみたい。オートよりも、ドラマティックな感じ。
でも、白色蛍光灯に設定を変えると、夕焼けじゃなくて、むしろ朝焼けみたいに見える。これはこれで、ピンクとブルーのグラデーションがキレイかも。
・・・こうなるともう好き嫌いの範疇なので、どのWBが「正しい」かなんて決められませんね(笑)。
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マクロ撮影+発光禁止+ホワイトバランス。
(ちょっと暗い場所ならISO感度の変更も)
たったこれだけのことで、目の前のお料理はもっともっと美味しそうに撮れる!
・・・と思うものだから(素人のくせに)、「どこでもフラッシュ(全自動)」が許せないというか、もったいないと感じるのだと思います。
「カメラいじるの楽しいよ! やってみようよ!」
って感じでしょうか(笑)。
以上、カメおたのたわ言でした。。。