●本日の
知ってると(もしかしたら)便利なウィンドウズPCのキー操作。
※どの基本OSでも同じ操作だと思っていますが、なにしろわたしは頑迷なXPユーザーなので、もしかしてヴィスタやセヴンではやり方が変わっていたら・・・ゴメンナサイ!
☆Windowsキー+D
キーボード左下のはためく旗マーク、ご存知ですか?

ウィンドウズをつくっているマイクロソフト社のロゴマークなんですが、実はこのキーには、びっくりするくらいたくさんのショートカットが割り当てられているんですね。
そのひとつが、Windowsキー+D(同時に押す)。
これをやると瞬時に、今立ち上げているソフトの画面(=ウィンドウ)すべてを最小化できます。
見えるのはだから、デスクトップのみ。
つまり・・・たとえば、上司の目を盗んで職場で私用のメールを書いていたり、ネットを徘徊していたりして、急に背後に人の気配が!
・・・なんてときに、一瞬ですべてを隠すことができるスグレモノなんです。
※デスクトップにイケナイ画像を貼ってる人は、これって逆効果かもしれないけど(爆)。
※お仕事中に、お仕事以外のことをやってはいけませんよ、もちろん!
・・・まあ、それは冗談だけど、便利な機能なのはホントです(笑)。
☆PrntScrn
キーボード右上の端っこにある、便利なコイツ。

このキーを一度も押したことがない人は、実はけっこう多いかもしれない・・・(笑)。
「プリント・スクリーン」と読みます。
その名のとおり、今アナタの目の前にある液晶モニターに映っている画面を、そっくりそのまま画像ファイルとして保存する(印刷する)機能です。
やり方は超!簡単で、PrntScrnキーを押すだけ。
(PCの機種によっては、この「PrntScrn」キーが独立しておらず、色分けされて他の機能と一緒にひとつのキーに乗ってる場合もあるかもしれません。その場合は、その色の機能を呼び出すためのファンクション・キーを一緒に押せばオッケー♪)
たったそれだけで、今アナタが見ている画面は、とりあえずクリップボードに貼りつけられた(=仮保存された)状態になります。
そのままでは見られないので、次にその仮に保存された画面を、画像編集ソフトを使って再現します。
画像編集ソフトと聞くと、「そんなの知らないよ!」とか、「持ってないし!」とか思いがちですが、実はこれも、とってもカンタン♪
個人的には、軽くて使いやすいフリーソフトの「JTrim」あたりがおススメですが(
Vectorなどで無料で配布されています)、インターネットからソフトをダウンロードすることに抵抗がある方は、ウィンドウズに最初から入っているお絵かきツール、「ペイント」を使いましょう。
(「ペイント」は、スタートボタン>すべてのプログラム>アクセサリ>ペイント、で呼び出すことができます。)
「ペイント」を立ち上げ、「編集」メニューから「貼り付け」を選ぶと、あら不思議!(笑)
さきほど仮保存した画像が、そこに再現されるはずです。
あとは、適当な名前をつけて保存(ファイル>名前をつけて保存)するだけ。
ね、あっけないほど簡単でしょう?(笑)
※なお、名前をつけるときにファイルの種類=保存形式を選ぶことができるので、多少重たくてもよければキレイなビットマップ=BMPで、軽く扱いやすくしたければジェイペグ=JPG形式をおススメします。
(ちなみにわたしは、通常はJPG保存です。ファイルサイズが手ごろで扱いやすい=コピーやメール添付に向いているし、気になるほどの画像の劣化は感じないからです。これは、好みの問題ですけどね。)
メモ代わりとして、けっこう役に立ちますよ。
以上、よろしかったらお試しください。
●本日の
読書のススメ・・・(笑)。
ススメと書きましたが、果たしてこの本を、万人に勧めていいものかは疑問です(苦笑)。
正直この本を読んで、わたしは頭を抱えました。
「何がいいたいのか、わからんぞ~!」
面白いのか面白くないのか、それすらわからない!(笑)
一応ミステリだというのに、そしてちゃんと「謎とき」(=誰が殺人を犯したのか)自体は為されるにもかかわらず、どうにもスッキリしない読後感なのです(笑)。
「なんで、そうなっちゃうわけ~!?」
幾つも謎(というか不条理)が残されたまま、かつ救いのない非情な結末になんの説明もないまま、呆然としているうちに物語は終わるんですよ。
「で、あの人はどうなるのさ???」
伏線が拾われてないとか、当初の設定と辻褄が合わないならば、「レベルが低い小説」ってだけの話ですが、そうじゃないから、頭が痛いのです。
モヤモヤ・・・う~ん、なんて居心地が悪いの?(笑)
ミステリってのは、どれほど複雑な人間関係や驚愕のトリックが隠されていても、最終的にはすべてが明らかになり、誰もが納得できるオチがあるものだと―――そう思っている人には、この本は試練です。
試練というか、ストレスですらあるかも?(笑)
麻耶雄嵩(まやゆたか)というのは、推理小説が好きな人にとって一種のカルト的な存在・・・らしいです。
寡作、かつ不条理で難解な作風で知られているそうで、およそ一般読者に広く愛されるタイプではない。
―――それを知った上で、ためしに読んでみたわけですが、見事にわたしは撃沈しました(苦笑)。
(自分で認めるのすらイヤだけど、オチの一部が理解できず、ネタバレ解説をネットで探しましたもの。・・・そんなこと、今までしたことないのに。)
なんなんでしょうねえ、これ。
嫌いかと問われると、それもちょっと違う気がする。
しいていえば、この残酷にしてシニカルな不条理ワールドを堪能するマニアックな読者がいるというのに、自分にはその面白さがわからないのが悔しい、という感じでしょうか。
(そんなもん、わからなくても問題ないはずなんですけどね。)
まあ、喩えて言うと、ある種のフランス映画みたいなもんだと思います(笑)。
不条理で、救いがなくて、ストーリーにすとん!としたオチがなくて、因果応報とも起承転結とも縁がなく、なんとなく観念的で虚しく、誰にも感情移入しようがなく、ただ神の視点で眺めているうちに、特に意味もなく主人公が死んでしまう―――。
メッセージは、特にない。
結論も教訓も、別に見当たらない。
そのくせ、古今東西のありとあらゆる文学・芸術を下敷きにした暗喩や寓話に満ちていて、その連想ゲームに気づくかどうかで作品の理解度が違ってくる。
・・・って、なんて迷惑な小説なんでしょう(笑)。
「ばっかやろ~!」
思わず、八つ当たりみたいに本を投げ出しそうになったなんて、めったにない経験です(苦笑)。
もうひとつ!
こっちは180度、毛色がちがいます。
「衣笠監督」なぜないの? 作家の堀さんが新著で分析そうね、広島カープ。
わたしくらいの世代だと、ちょうど子供のころにその黄金時代を体験していることになると思います。
強かったですよね、赤ヘル軍団って(おまけにイイ男率も高かった、笑)。
ファンでもなかったわたしですら、今でも何人でも、当時の主力選手の名前を挙げることができますからね。
古葉監督でしょ。
山本浩二、衣笠祥雄、高橋慶彦、北別府学、江夏豊、大野豊・・・などなど。
大下とか津田とか、水谷とか、順不同・敬称略ですが、他にもいろいろ思い出せそうです。
あれだけの輝かしい過去を持った球団が、長く不振に喘いでいるとなれば、当時を知っているファンにとっては辛いでしょう。
タイガースが、まさかの(ドラゴンズきっての熱血男)星野仙一大抜擢で、どれほど効果を上げたのかを目の当たりにしていれば、なおさら歯がゆいだろうしなあ。
こういう本が出るのも、分かる気がします。