津波に呑み込まれた街々

●昨夜は

ほとんど眠れませんでした。

夜のうちに、異常な電子音とともにケータイに着信した「緊急地震速報メール」が3回、市の防災センターのスピーカーから流れる地震・津波の警告が3回。

いつ叩き起されてもダッシュで逃げ出せるように、外出できるような格好のまま布団に入り、枕元に貴重品をまとめたでかバッグを置いて、不測の事態に備えていました。

余震の揺れはそれほど酷くなかったけど、それでも何回も・・・起こされたというより、神経がやや過敏になっていて眠れないから気になる、という感じでした。

イギリスからは、ふだんめったに連絡なんてよこしてこない薄情な友人たちから、安否を気遣うメールが何通も。

その心遣いがありがたくて、筆不精なわたしには珍しく、次々と返信していました。

(返事をしなかったらおそらく、被災したのだと思われてしまうので、こればかりは後回しに出来なかったのです。)

午前4時ごろから、信越地方の大きめの地震が立て続けに報道されたときは、さすがに青くなりました。

まるで日本中のあちこちの震源エリアが地下で共鳴して、ドミノ現象のように、次々と大きな地震を引き起こしているような気がしたからです。

「これで東海大地震エリアが連鎖反応しちゃったら、どうなるんだろう?」

なんて、悪夢のようなことを考えてみたり。

眠れない、長い夜でした。



●それでも

朝ふと、思ったのは。

朝になって自分のベッドで目覚めて、顔を洗って、朝食を食べている自分たちが、そんなごく平凡な日常を暮らしていることが、どれほどありがたいことか。

被災地の、あの凄まじい津波の破壊力を繰り返し、繰り返しテレビで見た後では、よけいにそう思いました。

そして今日は、原発の事故のニュース。

放射能汚染のリスクが高まったと聞いて、暗澹たる思いがします。

誰もが予想しなかった規模の地震だというけれど、最悪の事態を想定した「万全の安全対策」を取っているはずの原子力発電所で、なぜこんなにも簡単にすべての予備発電機が壊れたり、すべての放射能計測器が使用不能になったりするんだろう。

津波の被害も甚大ですが、もしかしたら目に見えない分だけ、放射能はずっと性質が悪い。

メルトダウンという言葉に戦慄しました。



●電気にもガスにも

水にも、なんの影響も出ていない、ほとんどいつもと同じ日常を迎えたここ湘南でも、異変は起きていました。

海に近い道路の通行止めはさておき、街のスーパーもコンビニもドラッグストアも、一部の棚が空っぽ。

鮮魚や精肉、パンや乳製品、お弁当やお惣菜などが、ごっそり棚から消えていました。

ドラッグストアでは、トイレットペーパーやミネラル・ウォーターをまとめ買いする人も多かった。

「・・・買いだめモード?」

欠品の理由が、東北・北海道地方からの物資が来ないゆえなのか、あるいは高速道路の閉鎖などによる遅配なのかはわかりませんが、人間心理・・・なのかな。

スーパーに商品が豊富にあれば誰も買いだめなんかしないけど、ものによって明らかに品薄なのが見えると、途端に「なくなったらどうしよう」という、(たぶん根拠のない)不安に陥るのかもしれません。

その行為がいっそうの品薄状態をもたらすという、典型的な悪循環ですね。

こんな状態は、じきに解消すると思いますが。



●義援金はもとより

他に、被災地の人たちのために何ができるんだろう。

今はそれを模索しているところです。



【12/03/2011 21:29】 社会・時事ニュース | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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