旅館の無線LANから

●福島の桜は

美しいよ~!


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三春の滝桜。

樹齢1000年を超えるという、国の天然記念物です。

花はすでに終わりかけていましたが、それでもこの威容。

ケータイで撮った写真なので画質はひどいですが・・・(笑)。



●PCを

客室で使えないので、本日はこれだけ。

後ほどあらためて、写真をご紹介しますね。

では、また。。。



【30/04/2011 15:59】 旅★たべもの | Comments (0)

移動中です

●ふたたび

旅に出ております。

東北新幹線がちゃんと動いてくれていれば、花咲く福島へ。

桜を追いかける旅、という感じでしょうか。

線量計・・・?

いやいや、そんなものは持っていませんって(不要だし)。

のん気に、ふつうに観光に行くだけですから。

そうですね、空気中にある気になるものといえば、むしろアレです。

黄色い悪魔・・・そう、花粉ね(笑)。

関東南部ではようやく、スギ花粉の飛散が収まりつつあるというのに、わざわざまだ飛んでいる場所に行くってのは・・・そこだけはちょっと、自分でもアホだと思いますけど。

(でもほら、ダンディーな某ドクターに処方してもらった薬がありますから。)

なんとも珍しく、温泉旅館に滞在します。

(半分は取材というか、ウェブ素材の撮影かも・・・?)

インターネット環境は部屋にはないそうですので、どっかで無線LANを見つけたら追記を書きますね。



●では

また。。。



【29/04/2011 14:40】 旅★たべもの | Comments (0)

写真と埴輪とセクシーショット

●そういえば

いつの間にか、このブログのカウンタも40万ヒットを超えていました。

本家サイトのほうも、地味に53万・・・でしたっけ。

細々と続けていればいつかはメカニカルに達成されるもの、かもしれませんが、それでも(今このあんまり更新もできない状態で)・・・嬉しいです。

素直に、本当に感謝しています。

ほとんど隠居?状態のわたしを見捨てずに、今でも見に来てくださる人がいるというのが。

『春抱き』を好き・・・とひと口に言っても、いろいろな愛し方があると思うし、わたし(や小鳥さん)の想いのありかたに誰もが賛同するわけじゃないと、そう自覚しているからよけいに。

ありがとうございます、いつも。

本当に本当に、感謝しています。



●さて

本日の一枚は、これ。


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いつの写真を出してるんだ?って言われそうですが、つい先日、撮ったものです。

真っ赤な紅葉・・・ですよね、どう見ても。

しばし我が目を疑ったものですが、桜や海棠が咲いている春の日だまりに、コイツもいました(笑)。

よく見ると、種子のようなものが飛び出している・・・?

ざっとネットで調べてみると、「春紅葉」(はるもみじ)という現象があるというのがわかりますが、この紅葉がそうなのかどうかは・・・わたしにはわかりません(苦笑)。

もともと葉っぱが赤い品種なのかもしれないし・・・?

近所のお庭なので、夏になったら、秋になったらどうなるのか、観察を続けてみようと思います(笑)。



●気になる

イベント、晩春~初夏編。

☆有名フォトグラファーのプリント入手も?

東北地方太平洋沖地震 被災者支援チャリティー写真展

今、人気の写真家がズラリと・・・って、この名前にフツーに反応してるわたしが変なのかも?

好きな作家さんの作品を手に入れて、それが被災者支援になるならいいですよね。

ちなみに大好きな工藤さんの作品は・・・もう、売れちゃってるんだろうな(涙)。


☆ハニワ好きにはたまらないかも(笑)

埴輪の表情にくぎづけ にじむ地域色、豊かな造形 埼玉

渋い趣味・・・でしょうか?

(本館の「写楽展」も気になるけど、ハニワのほうが断然かわいいでしょう?)


☆悶絶の太股(爆)

「シネマ歌舞伎」最新作は、仁左衛門『女殺油地獄』

いくらオジサマ(ジジイ?)趣味とはいえ、すでに60代半ばの孝夫さんのおみ足に興奮するわたしは、どんだけヘンタイ・・・って、厳しいツッコミが入りそうですが。

今さらどう罵られても構いませんが、このシネマ歌舞伎を見てから言ってほしいわ(笑)。


・・・失礼しました!



【28/04/2011 20:32】 オペラ・演劇・映画 | Comments (0)

心の祖国といえば

●本日の一枚

は、こんな感じ。


RIMG0030.jpg


白いハナミズキ、けっこう好きです。

赤い(ピンク色の)花よりも和風に見えるというか・・・瓦との相性もいいですね♪

(もともとはアメリカ原産なんですけど。)



●アメリカ原産で

和風にしっくり馴染むといえば、この人。

(おお~、なんて素晴らしい話の展開! ・・・って、単なる偶然ですが。)

ドナルド・キーン名誉教授:日本永住、米コロンビア大で最終講義

「生きていたのか!」

なんて思ったわたしは、なんてヒドイ人間なんでしょう・・・(爆)。

といっても、アレです。

言い訳にすぎませんが、わたしにとってドナルド・キーンという名前は、すでに古典的存在だったのです(笑)。

高校生だか、大学生のころから知っていた名前で、

「日本文学を世界に紹介するガイジン研究者って、キーン先生のほかにいないのか!?」

などと、思っていたくらい。

ナマイキにもそのころから、彼の著作に馴染んでおりましたので(「百代の過客」を夢中になって読むティーンエイジャーはめったにおるまい!)、勝手に故人だと思い込んでいました。

偉人=故人、という単純すぎる図式ですね。

は、恥ずかしい・・・(笑)。


百代の過客―日記にみる日本人 (上) (朝日選書 (259))百代の過客―日記にみる日本人 (上) (朝日選書 (259))
(1984/07)
ドナルド・キーン

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この有名な先生が、日本をこよなく愛しているのはもちろん、知っていましたが。

今回の震災を受けて、今ここで心の祖国=日本に帰らないでどうする、と思った・・・というのを聞き、またしてもじわりと視界が滲んでしまいました。

それぞれに事情があるでしょうから、一概に非難するわけじゃないけど、3月11日以降、日本を離れる、避ける、嫌がる人々は(外国人だけでなく日本人でも)少なくない。

そういう風潮の中で、あえて日本に永住すると決めたキーン先生。

(彼の場合は有名だから記事になりますが、おそらく他にも、周囲が何と言おうと日本に留まり、日本に向かう人たちがいることでしょう。)

その変わらない言葉が、毅然たる態度が、本当に嬉しくて。

日本にはそれだけの価値があるのだと、思い出させてくれるように思います。



●といいつつ

わたしの場合、心の半分は今でもロンドンにあります。

震災がなければ、そろそろホームシックに耐えかねて、帰っていたかもしれません(苦笑)。

イギリスは今、目前に迫ったロイヤル・ウェディングに浮かれ気分。

http://www.bbc.co.uk/news/uk-11767495

(BBCオンラインで生中継されます。日本でも、全部見られるはず!)

ミーハー的ではありますが、ダイアナ妃の息子の結婚式・・・できるものなら、間近で見たかったです(笑)。

まあ、しょうがないけど。。。


【27/04/2011 23:06】 社会・時事ニュース | Comments (0)

たおやかな藤色を愛でる

●TBのお題から

「あなたの落ち着く場所」

自分自身の回答よりも先に、岩城さんと香藤くんがどう答えるか、瞬時に浮かんでしまいました。

「そりゃー、やっぱりさー」

「そうだな、やっぱり・・・」

ってホラ、あまりにも明白なその答え。

どう考えても、顔を見合わせて微笑してるよね~。

「ちくしょー、ばかやろー!」

あたりまえの日常が幸せ、というお二人。

想像するだに腹立たしい、じゃなくてバカバカしい、じゃなくて羨ましい!(笑)



●ホリエモン

とうとう収監ですか。

ライブドア事件の堀江貴文被告、収監へ 最高裁上告棄却 懲役2年6月確定

証取法違反―――というと、なんともドライな罪状ですが。

罪は罪として、実刑判決が出るような事件かしら、というのが正直な感想ですが(彼の肩を持つわけじゃないけど)・・・社会を騒がせた責任は大きい、ってことかなあ。

もっとも、あんまり同情する気にはなれませんねえ。

彼が愚かにも、はからずも壊してしまったものは、彼自身の実業家としてのキャリアのみならず、なんというか・・・無限の可能性を秘めたインターネット時代の、「アイディアひとつでゼロからでも大成功できる」という気宇壮大なオプティミズムそのもの、だと思うので。

(あ、ちょっと大げさかも??)

まあ、このくらいでしょげるようなタマではないと思いますので、これからもさぞかし、協調・共感を良しとする日本社会で不協和音を奏で続けることでしょう(笑)。

どれだけヘンナヒト呼ばわりされても口が減らない、めげない逞しさだけは、大したものだと思います。



●街では

桜が終わり、ハナミズキと藤の花が咲いていますね。


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大好きな花ですが、藤って本当に撮るのが難しい。

縦長の房がそもそもフレームに入りきらないくせに、アップではなく、群生でとらえる必要がありますし。

おまけに、淡い紫色の濃淡が上手に出ないのです。

毎年どうも、挑戦しては撃沈している気がします(苦笑)。


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上手いとは言えないけど・・・その点、ハナミズキは撮りやすい(笑)。

存在感のある大ぶりの花といい、芸術的な曲線や色合いといい、「個」が立ってるんですね。

どう撮っても、なんとなく絵になる・・・というか?(笑)

まあ、でも・・・やっぱり、藤のほうが好きなんですけどね。



●最後に

思いがけず、たくさんの拍手をありがとうございました。

嬉しい反面、とても恥ずかしくもあり・・・(苦笑)。

「きっとみんな、同じように感じてるんだよ」

いつになくマジメに、小鳥さんがそう言ってくれました。

未曾有の天災がもたらした途方もないスケールの惨事の前に、心を揺さぶられないほうがおかしい。

・・・そう思ったら、涙を流していてもいいのだと、そんな気がしました。



【26/04/2011 22:04】 社会・時事ニュース | Comments (0)

歳をとると・・・

●なんでこう

涙もろくなるのか。。。

普段あんまり泣かないタイプの人間だと、そんなふうに偉そうにここに書いたこともあるわたしですが(は、恥ずかしい!)・・・最近どうも、涙腺が故障中です。

こらえられないというか、既にこらえようという努力すら放棄してるかも。

クールな国際派キャリアウーマンを気取っていた、あの頃が懐かしいくらいです(苦笑)。

なんといっても震災以来、おかしくなってしまった。

日常が失われ、非現実的な現実が、目の前に展開している感覚。

毎日ふつうにニュースを見たり聞いたりするだけで、じわっと泣けてしまうことが多くて・・・これ自体はたぶん、多くの人が体験しているんじゃないかと思います。

だって、そうでしょう?

奇跡的に助けられた人たち、家族を探して回る被災者、気丈にふるまう人たち。

流されてしまった家と、船と、大事なものすべて。

全校生徒の7割が亡くなった小学校、児童全員が助かった学校、帰宅途中で波に飲まれた幼稚園児。

自らの悲しみを封印して奔走するお医者さん、看護師さん、町長さん。

家を離れることを余儀なくされた大勢の人たち、残された家畜たち。

避難所で暮らして、それでも笑顔をカメラに向ける子供たち。

甘い感傷なのかもしれないけど、それでもなお、知らずと涙がこぼれてしまう。。。

・・・でも、それでも、少しずつ。

最近は少しマシに、というか冷静になってきたと自分では思っていたのですが、ダメでした。

本日、スーちゃんの告別式の報道で、またやられちゃって。

このニュースが悲しいのはあたりまえなので、覚悟はしていたはずなのにねえ。

それでも不意打ちに聞かされた、彼女が生前に録音したという肉声メッセージに・・・あああ、もう。

なんであんな・・・ねえ。

言葉自体もそうですが、なによりショックだったのは、その声でした。

朦朧とした・・・どこかふわ~っと夢の中にいるような、あるいは半覚醒状態でしゃべっているような、やや呂律の甘い子供っぽい声。

病気のせいで・・・なんでしょうけど、辛いのを耐えて、なんでしょうけど。

それにしてもなんて愛らしい、やさしい声なんだろう。

いたいけな小さい子供が病床で、治ったらあれをしよう、これをしようと、楽しい夢を見ているみたいな声。

でも、メッセージの中身は感謝や気遣いに満ちた、れっきとした大人のもので。

・・・なんて感じた途端に、またじわっと・・・。

わたしなんかがうるうるしたところで、みっともないだけなんだけどなあ。



●そんなわけで

まだあのスーちゃんの声が耳に残っています。

なんで・・・せつないなあ。



【25/04/2011 23:28】 島流し生活2008~ | Comments (0)

Sunday afternoon on the beach

●どういうわけか

今日は目覚めたら、すでに正午5分前でした・・・(苦笑)。

「え、ええ~!?」

驚く自分も情けないけど、実際、びっくりしたものなあ。

(ふだんは何しろショートスリーパーですので、合計して長く寝ることはあっても、その間に何度か目覚めるんですよね。何度も書いてるかもしれませんが、ほぼ正確に4時間サイクルで、真夜中でもちゃんと目が開きます。)

のそのそと(気まずく)起き出し、シャワー浴びたり髪の毛を乾かしたり、その他いろいろを終えて、ようやく外出できる状態になったときには、すでに午後2時を過ぎていました。

「おそよう~」

・・・なんか、学生時代に戻ったみたい。

「まあ、余震だの悪夢だの、いろいろ疲れがたまってたから」

と自分で自分に言い訳をしつつも、やっぱりため息。

朝からあれをしよう、これをしようと予定があったはずなのに、全部パアですからね・・・(苦笑)。

だらしない自分に嫌気がさして、自転車で外に出ました。


IMG_6632.jpg


カメラを首にぶら下げて「お散歩」・・・ボロ自転車で、ですけどね。

先日、もう桜は終わりだと書きましたが、それはソメイヨシノの話。

ヤマザクラは、ちょうど今が見ごろのようでした。



●そのまま

あてもなく、カロリー消化のため(笑)、たらたらと海まで。

辻堂の海浜公園のそばまで・・・と思っていたんですが、浜に出てみてびっくり。

穏やかな春の海、とはほど遠い眺めがそこにありました。


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風の強い日ではあったし、ここ数日ずっと荒れていたんだと思いますが、それにしても。

ずいぶんと波が高く、白波が幾すじも、ものすごいスピードで砂浜まで打ち寄せていました。

悪天候でもないのに、高さが1メートル、2メートルもあるような波は、あまり見ないような・・・?

(サーフィンなどがさかんな湘南ですが、基本的に相模湾のど真ん中のこの辺には、波乗りに適するような高い波は普段あんまり来ないのです。・・・そのはずです。)


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波がこれだけ来てるのに、サーファーがいない・・・ですね。

そしてよく見ると波間にも、海岸にも、無数の木材の破片。

(縮小しているので、写真ではよく見えないと思いますが、小さなウッドチップをばらまいたみたいに、あたり一面に散乱している感じでした。)

もしかして―――大津波で沖にさらわれた、家屋や家具の破片・・・なんでしょうか。

考えすぎなのかな。。。

※雑多な木材の破片というだけなら、海岸には常にある程度はあるんですけど。


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あたりでは子供たちが遊んでいて、いかにものどかな日曜の午後。

何事もなかったように。

その楽しそうな様子を眺めながら、なんだかいろいろ考え込んでしまいました。



●では、

また。。。



【24/04/2011 23:12】 写真☆カメラ | Comments (0)

これもまた、ひとつの

●TBのお題から

「今年中に行きたい場所」

それを聞かれると、答えに窮するような・・・(苦笑)。

イタリアはシチリア島・・・の予定だったんですが、震災でぶっ飛んでしまったような気がします。

いや、自粛じゃなくて、そのほかのいろいろな理由で。

吉野山と比叡山・・・というのもありましたが、こちらも当面の予定はナシ。

大宰府と熊本城は、かろうじてまだアジェンダに乗っかっています。

で、GWは福島ですね(笑)。

めでたく東北新幹線も復旧するようですので、わたしたちが行くことで地元の人たちの邪魔にならないようであれば、予定通り出かけると思います。

あ、世間で大いに顰蹙を買っているという噂の、「被災地ツーリズム」じゃないですよ。

(恥ずかしいことに、どうやらカメラを持った野次馬が、被災地に大勢出入りしているようです。・・・プロアマを問わず、そこに何らかの思い入れがあり、どうしても惨状を記録しておきたいと思う気持ちが強いケースもあるのでしょうが、心ない人たちがいるものです。)

そうではなくて、単なるのん気な観光客になるだけです。

詳細は、またいずれ。。。



●東京の桜は

とうに終わりですが。


RIMG0025.jpg


これは、「花見猫」。

先日の上野公園の思い出です(笑)。


RIMG0022.jpg


こちらも同じ場所ですが・・・「猫のなる木」でしょうか(笑)。

モチーフとしては面白いけど、でもこれはヤラセなんですよね~。

(大ぶりの桜の枝に、お花見の客?が一匹ずつ猫を乗せていました。嫌がってる子もいたけどなあ。)

それをカメラに収めたくて、周囲にはものすごい数の人がいましたから・・・たぶんこのネコちゃんたち、あっちこっちのブログに登場していたのではないかと思います。

ちなみに。。。

カメラ的には、ネコちゃんたちの体がかなりの暗色で、桜の枝と同じ色合いなので、(白い)桜の花との色のコントラスト/明暗差が激しくって、なかなか撮るのが難しいシチュエーションでした。

(デジカメ用語でいうところの「ダイナミックレンジ」の限界に挑むようなかたちになるため、花びらが白とびしたり、木の幹が黒つぶれしちゃったり・・・って、まあ、下手くその言い訳ですね!)


おまけ>>


RIMG0007.jpg


こちらは地元で撮った、夜の桜・・・です。

コンパクトデジカメのせいにはしたくないけど、これ、何を狙ったのかわかりませんね(笑)。

桜と月・・・だったら、フラッシュが必要だったと思います(苦笑)。



●こちらも

とても象徴的な、「時代の終焉」ですね。

情報誌「ぴあ」39年の歴史に幕 首都圏版、7月で休刊

インターネットもケータイもメールもなかったあの頃、遊びの情報はすべて、「ぴあ」からやって来ました(笑)。

英和中辞典なみの細かい文字を隅から隅まで、毎週、まったくよく読んだものです。

(膨大なエンターテインメント情報を処理し、中から面白そうなものを的確に拾い出す「萌えレーダー」は、もしかしたらこの時代に培われたのかもしれません。)

面白そうな映画、興味をひかれる美術展、話題の本。

来日するというあの歌手、あのバンド。

・・・いや、まあ、実際にはそれ以外のソースもあったけどさ(笑)。

でも、「ぴあ」の存在は不可欠だった。

大学時代のわたしにとっては、ある意味バイブル的だったのかも・・・?

しかし、今は時代がちがいますからねえ。

休刊はやむなし、というのもわかります。

情報が無料で、モバイルツール経由で簡単に手に入る世の中に、わざわざお金を出して、非リアルタイムの情報を買う人はあんまりいないでしょうから。

・・・ちょっと、寂しいですけどね。



【23/04/2011 04:48】 社会・時事ニュース | Comments (0)

弾けるような、あの笑顔に

●ご病気だった

そうですが、それでも、あまりにも早い。

何も知らなかったので、本当にびっくりしました。

元キャンディーズの田中好子さん死去 55歳

田中好子さん、なんて言われてもピンと来ない・・・ですよね。

だって彼女は、永遠に「スーちゃん」だもの。

(女優さんとしての彼女の活躍を、知らないわけじゃないんですが。)

ピンクレディー世代のわたしにとっては、キャンディーズは実は、「その存在を意識して見るようになった途端に、引退してしまったきれいなお姉さんたち」・・・でした。

好きだったけど、なんていうのかな。。。

あの頃は、ピンクレディーと山口百恵のインパクトがありすぎたせいか、相対的にキャンディーズはどこかおとなしめ、どぎついイメージのないよい子ちゃん・・・だったでしょうか。

印象が薄いというのは言いすぎですが、当時のわたしはどうしても、もっと強烈な個性を発揮していたアイドルのほうに目が行っていたのだと思います。

それでも彼女たちのヒットソングを何曲も、今でも簡単に歌えちゃうんだから、子供の記憶って凄い。

というか、キャンディーズって凄い。

何が好きかな・・・?

「やさしい悪魔」も、「春一番」も好きだけど、やっぱり「年下の男の子」かな。

・・・なんて。

悲しいニュースだと言うのに、どこか懐かしい思い出に浸ってしまうのですね。

だって。。。

早すぎる訃報に少なからぬショックを受けつつも、ものすごく正直にいうと、彼女の享年そのものも(別の意味で)衝撃だったかもしれません。

「そうか、あのキャンディーズも、そういう世代になっていたのか」

今さら何を、と自分でも思うんですけど・・・自分の年を考えれば当たり前なんですけど、でも。

子供のころのアイドル、それもかなり幼い頃の記憶ばかりのアイドルが、気づくとどんどん年齢を重ねているというのは、ときに不意打ちのように残酷ではないかと思います。

もちろん、自分のもう若くはない年齢を自覚させられる、という意味で。

ああ、そんなことはともかく。

・・・スーちゃん、いちばん好きだったな。

キャンディーズも、好きだったなあ。

ご冥福をお祈りします。



●ほんの一日、二日

忘れていたのに、また余震がやって来ます。

夜のうちに、何度も。

地震の規模がM5とか6とか聞かされても、驚けなくなってしまいました。

震度3や4程度じゃ、あまり動揺もしないほど。

でも、不気味なのですよね。

本当に大きな揺れが、また来るのではないか。

そのとき自分は、家族は、友人はどこで何をしているんだろうか。

無事でいられるんだろうか。

その揺れが、すでにぼろぼろの原発にどんな影響を及ぼすのか。

考えてもしょうがないけど、思考はいつの間にかそこに向かってるんですよね。

・・・いつまで続くのかなあ。


【22/04/2011 01:27】 社会・時事ニュース | Comments (0)

サーバー不具合?

●思ったように

ブログの管理画面が動いてくれません。

なんか久しぶりにトラブルが起きているようですが、詳細は不明です。

更新もしづらい状態ですので、本日はこれにて。。。

(すぐに復旧してくれれば、また書きに来ますが。)



●うぐぐ~

では、また。


【21/04/2011 21:16】 「ゆすらうめ異聞」関連 | Comments (0)

カメリア幻想

●名残りの椿

さすがにもう(とっくに)、シーズンもおしまいなんですけど。

でも、なんだかこの時期、有終の美を飾る華やかな椿が愛おしいのです(笑)。


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少しアートな写真を狙ったつもりの・・・これは、黒椿。

(なんかもうね、「黒椿」という芳しい名前を聞いただけで、萌えレーダーが反応しちゃいます。)

画像に向かって左の奥から、昼間の太陽が差し込んでいて―――つまり、半逆光の状態ですね。

意外と強い春の日差しに、黒い(実際にはボルドー色の)花びらが少し透けて、とてもキレイ。

スポットライトを浴びて悠然と咲き誇る、ヴィオレッタ姫・・・って感じ?

・・・と、まあ、自画自賛ですね(爆)。


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こちらの写真には、「泪」というタイトルをつけました(笑)。

引っ込み思案の佳人が、まるで必死で葉っぱの間に隠れようとしている・・・と。

そう思って撮ったら、あとで見てびっくり。

花弁にひと筋、まるで泪をこぼしているみたいに、水滴の伝った跡があるんですもの。

雨上がりでもなし、水をやった後でもなし・・・偶然、なんですけどね。

「あやや、この子はこわがって泣いてたのか・・・」

本気でちょっと、不躾にカメラを向けてごめんね、って思いました。


P4149943s.jpg


これはまんま、「カルメン」と呼んでもいいんじゃないかなあ(笑)。

白っぽい砂地の大地に映える、真っ赤な椿。

ちょうど1本だけ、都合良く伸びていた枝を撮ったわけですが、なんだかほら。

カルメンが枝を手折って、ドン・ホセに差し出したみたい・・・でしょ(笑)。

・・・あ、夢を見すぎ・・・?(爆)


P4149921s.jpg


最後にこれには、「マルシャリン」というタイトルを。

「ファンタジックフォーカス」という、ふんわりと色が滲んだような効果の出るフィルタをかけて撮影したら、こんなふうにアンニュイ?な椿になりました。

優美でどこか淫靡で、かつ容色の衰えを嘆く元帥夫人(=マルシャリン)・・・ふふふ。

リヒャルト・シュトラウスの名作オペラ「ばらの騎士」の、中心的キャラクターです。

(実は、年下のカワイイ坊やと浮気し、その彼の気持ちが離れていくことを嘆く中年の貴婦人・・・なんですが、不倫妻どころか、オペラの世界では彼女は「男女の機微を知り尽くした、臈長けた大人の女性」ってことになってます。)

以上、本日のタワゴトでした。

(使用カメラ=オリンパスE-PL1、レンズED14-150mm F4-5.6)



●報道によれば

先日の、例のクレーン事故の容疑者は、以前にも子供を轢いて有罪判決を受けているんですってね。

ほかにもどうやら、全損事故を起こしているとか、いないとか。

てんかんの持病があって、病院にもかかっていたというのが本当なら、ですよ。

本当なら、これは「事故」ではなくて、「未必の故意」による殺人じゃないかと思ってしまいました。

本人が病気の事実を知っていて、投薬も受けていた。

以前にも(薬を飲み忘れて?)、重大な事故を起こしている。

そこまでわかってるのに、危険な大型車を運転する仕事をしている、とか。

なにが起こり得るか知ってるのに、薬を飲み忘れた、とか。

薬を飲んでいないのに、それでもハンドルを握る、とか。

・・・それって、過失で済むことじゃないでしょう。

過失の範囲を超えているでしょう・・・?

だって、防ぎえた悲劇ですもの。

起こらずに済んだ事故ですもの。

医者は何て言ってたのか、雇用者は何をどこまで知っていたのか。

・・・疑問は山ほどありますが、でも、避けようがあった事故だってのは・・。

よけいにやりきれなくて、たまりません。



【20/04/2011 23:03】 写真☆カメラ | Comments (0)

全能が聞いて呆れる・・・

●TBのお題から

「最近、絵を描いたのはいつですか?」

そうねえ、わりとよく描いてると思います・・・(笑)。

紙とペンさえあれば、ついつい手が勝手にイタズラを・・・ってのもありますが。

いちばんは、アレです。

どっかの元気で生意気であきれるくらい陽気で、めちゃくちゃ可愛い4歳児(笑)。

「ねえね、ばすかいて? お~っきなばす!」
「・・・バス・・・」
「それからねえ、おこぜもかいて?」
「・・・オコゼ(爆)」
「あと、う~んとね、うちゅうもかいて?」
「・・・」

その昔、正統派の(=古くさい)少女マンガしか描いてなかったわたしに、男性の横顔すらまともにデッサンできなかったわたしに、よりによってなんでバスなんだろう!(笑)

オコゼはどういうわけか、彼のこのごろのブームなんですが・・・ナニソレ???(笑)

あんなキッカイな姿の生き物を、なんで気に入ってるのかは謎。

まあ、でも、乗り物や魚ならまだいいほうです。

上手くは描けないにせよ、なんとか想像の範囲内というか、それらしい落書きでごまかすことができますから。

しかし、宇宙ってのは・・・(爆)。

彼が持っているたくさんの図鑑の中で、他の何よりも宇宙の本が好きだ・・・というのは知ってますが、そうしたことに関する基礎的な教養すら、残念なことに持ち合わせていないわたしには、

「宇宙を描いて」

というリクエストがなにを意味するのか、さっぱりわからないんですね・・・(苦笑)。

(ちなみに、お月さまとお星さまを描いたくらいでは、とうてい満足してもらえませんでした。)

「く・・・っ、ど、どうすれば・・・!?」

キラキラしたお目々の4歳児くんにとって、なにしろわたしは、今のところ「全能」です(爆)。

※あくまで幼児の世界観ですので、あんまり間に受けないでね。

「ねえねにできないことはない」

「ねえねにきけばなんでもわかる」

などという嘘八百を、彼の両親から吹き込まれていますので(いいのか、それで)。

・・・ああ、可哀相な子供・・・(爆)。

まあ、そんなわけで。

今のところはまだ、絵に描けない場合はPCの画面を見せることで、ギリギリごまかせています。

「ほら、宇宙だよ~」
「わ~い!」

(それが新幹線だろうと、働く車だろうと同じプロセス。グーグルの画像検索さまさま、ですね!)

あと何年、いや何ヶ月、こんなんで他愛なく喜んでくれるかなあ。



●すみません

なんだかいきなり睡魔が襲って来ましたので、本日はこの辺で。

毎日の、そして一日の中でもかなり寒暖の差が激しいので、みなさまどうぞご自愛ください。

(昼間はブラウス1枚、夜にはフリースなんて着てるせいか、ここ二日ほどのグズグズが花粉症なのか風邪なのか、ちょっとわからない感じです。)

またね。。。



【19/04/2011 21:51】 島流し生活2008~ | Comments (0)

Shouldn't have happened

●どうにも

全身がぼや~っと鈍く、ボッテリ重たい感じです。

花粉のせいでも、花粉症の薬のせいでもないと思うんだけど・・・なんだろう。

濡れ落ち葉っぽいダルさ、というか。

寝不足で視界がふらふらと定まらないときの、あの感じ。

眠いのかと聞かれると、そんなこともないんだけどなあ、

もっとも、睡眠時間よりもむしろ、睡眠のクオリティに問題があるのかもしれませんね。

睡眠が浅くて、真夜中のうちに三度も四度も起きちゃうし、変な夢ばっかり見るし・・・(笑)。

震災と余震のせい・・・なんでしょうかねえ。

「オマエのとこはそんなに揺れてないだろ!」

って言われちゃうと、反論できませんが。

震源地からはさして近くもないけど、決して遠くもないという、中途半端な距離感がいけないのかも?

今回の震災の余波ばかりでなく、今後このあたりでも別の、非常に大きな揺れが来るかもしれない・・・というリアルな事実が脳裏にあるから・・・でしょうか。

(具体的にいつどこで、どのくらいの規模で起こるかは知らないけど、「確実に」起きる将来の地震ってのは、なんともやっかいな存在ですね。)

自分ではビビってると思ってないんだけど・・・ねえ(苦笑)。

他人を見ていると、地震のこわがり方はホント、千差万別ですよね。

「お~、来た来た~」って感じで、どこかリアリティを伴わない傍観者めいた反応を示す人もいれば、その正反対に、ちょっとの余震でもブルブル震えて涙をこぼしそうな人もいる。

わたしは前者なのですが・・・でも、夢に見ちゃうし。

(ものすごい揺れが来て、その後で友人を大声で呼びながら探す・・・なんて夢を何度か見ました。)

夢に出てくるくらいだから、たぶん自覚しているよりも強い不安があるんだろう・・・と、これもまたなんだか他人事のように思っていたりします。

あろうことか、就寝中も飛んだり跳ねたり、走ったり叫んだり・・・そりゃ、疲れますよね。

・・・早くこんなの、終わりにしたいものです。



●それでは

また。。。



●追記

栃木で、集団登校中の小学生の列にクレーン車が突っ込んだという悲惨な事故がありました。

そんな、そんな想像もつかないような事故で、6人もの子供たちが亡くなったそうです。

なんてこと・・・言葉もありません。

(小学生や幼稚園生の集団に車が突っ込む事故、多すぎやしませんか?)

決して罪のない若い命が、こうやって無残に摘み取られていくのはもう見たくないです。。。



【18/04/2011 22:14】 社会・時事ニュース | Comments (0)

似たもの同士(すぎるとコワイ)

●連絡事項 その1

複数の方、なのですが。

何ヶ月も前~先月にいただいたメールに返事を差し上げてないのに、今ごろになって気づきました。

ご、ごめんなさい・・・!!

受信箱を整理する際に、「返信済み」フォルダに誤って振り分けてしまったものと思われます。

いただいたメールはいつもとっても嬉しくて、ちゃんと大事にしてあるんですが。。。

言い訳なんかできる状態ではないので、本当に申し訳ない。

青ざめつつ、せっせとお返事のメールを出しておりますので、もう少々お待ちくださいませ。

本当に、本当にごめんなさい。



●連作事項 その2

九州はK県にお住まいのSさま。

もしも今でもこのブログを見ていらしたら、お手数ですがご連絡くださいませ。

久しぶりにご挨拶のメールを出したら宛先不明とのことで、びっくりしております。

どうか、連絡がつきますように。。。






●たま~に

無性に食べたくなる、しょうもない?食べ物ってありますよね。

どう考えてもジャンクの王者で、なくても困るようなもんじゃない。

普段はたぶん、思い出すことすらないかも?

一応の(年齢を考えた)そこそこヘルシー志向とは相容れないうえに、まともに「好きなのか」って聞かれると、ちょっと返答に困ってしまう。

(恥ずかしい云々じゃなくて、実際、それが自分の「好物」であるという認識がないのです。)

それなのに、子供のころの刷り込みなのか、どうしても年に何回か欲しくなってしまうもの(笑)。


bigmac01.jpg


順不同ですが、わたしの場合のベスト(ワースト?)3には、まちがいなくビッグマックが入ります(笑)。

何だかんだ言って、結局いちばんおいしいハンバーガーではないかと・・・信じてるかも。

・・・あ、そういえば!

ビッグマックはともかく、マックのコーヒーはいつの間にか、美味しくなりましたね~。

もしも「どこかその辺のスタバか、ファストフードに入っておしゃべりしない?」みたいなシチュエーションだったら、カフェラテの美味しさでマックを選びます(笑)。

これをいうとびっくりしたり、眉をひそめる人もいるんですが・・・ホントですって!(笑)

偏見を棄てて、一度トライしてみてください☆


cupnoodle01.jpg


同じくジャンクの古参、すでに殿堂入りを果たしていると思われるコレね(笑)。

フツーのがいちばん、だと思いますが、カレー味も捨てがたい。。。

ご飯を買おうとコンビニをうろうろして、これといった食べたいお弁当が見つからないとき、日清のカップヌードルは救世主になりますね~。

欲を言えば、今のダイスカットのお肉じゃなくて、昔ながらのゴツゴツした極小肉ダンゴ?が復活してくれたら、なお嬉しいけどなあ。

(ちなみに、これのご飯バージョンはいまだに食べたことがありません。)


kentucky01.jpg


そしてこれも、王者中の王者でしょうか(笑)。

たまにものすご~く、煩悩します。

今はどうやら売っていないらしいレッドホットチキンが、いちばんのお気に入りです。

でした。。。



●ところで

ふと思いついて、小鳥さんにも聞いてみました。

「あのさ、たまにすっごく食べたくなるジャンクフード、三つ挙げて?」

しばし考えた彼女の答えは>>

「ケンタ。マックのイモ。カップヌードルのカレー味」

・・・ひえ~(笑)。



【17/04/2011 21:15】 島流し生活2008~ | Comments (0)

似て非なる まごうかたなき

●どちらも

花海棠・・・のはずなんですが。


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でもずいぶん、印象が違うなあ(笑)。

陽光にあたっているかどうか、というのがいちばん大きい要素でしょうか。


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さくらに似ている花のひとつ・・・ってことになってますが、はて。

全然ちがうような気がするけど・・・?(笑)

そういえば、桜に似ている(ホント?)といえば、花桃も挙げられると思います。


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源平咲き分けというか、一本の木から紅白、そして桃色の花がびっしり咲いて、なんとも鮮やか。

ポッテリと存在感のある花の感じが、とても官能的です(笑)。

八重の桜と見間違うこともありますが、よく見ると、花のつき方が違いますよね。

枝に沿うようにびっしり列をつくるので、なんだか花の棒みたい。

・・・わたしの知る限り、たぶん桜の花は、こういうつき方はしないと・・・?

(そう思ってるんですが、さて、思い込みだったらどうしよう!)


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こちらは、目がくらむような濃い桃色がポイントの、「菊桃」・・・らしいです。

たしかによく見ると、ひとつひとつの花が細長い無数の花弁でできていて、菊っぽいです。

(おひたしや酢の物にする、食用の菊みたいなイメージ。)

桜とは似て非なる、そして甲乙つけがたい。

まさに春、爛漫ですね。



●それにしても

今日は暑かった!

日中の気温が25度くらいまで上がったというから、それも当然ですね。

もちろん半袖のブラウスで外出したわたしでしたが・・・ふ、不可解なことに。

世の中には、こんなに暑いのに、ダウンだのフリースだの、上着やセーターを着た人ばかり。

「・・・な、なんで?」

いや、わたしが暑がりなだけで、みなさんはさして暑くないのなら、いいんですよ(苦笑)。

でも、黒いコートを着込んだオジサンが、顔中もう汗だくだったり。

暑い暑いと、扇子を持ち出して騒いでいるオバサンたちがいたり。

・・・あれ、やっぱりみなさん、暑いんですよね?(笑)

なんで我慢するんだろう・・・?

なんで上着を脱ぐとか、もっと(今日の気温に相応しい)涼しい格好で家を出てこないんだろう?

素朴な疑問ですが、ふとそう思いました。

「4月だから、まだ真夏じゃないから・・・?」

「実際の肌感覚より、暦の上での季節とその時期の着衣という常識にとらわれているのでは・・・?」

うだうだと小難しく考えはじめたわたしですが、小鳥さんのコメントは明快でした(笑)。

「花粉つくとイヤだから、ナイロンのジャケット着て出かけるけど?」

「コート脱ぐと、荷物になるしさ~」

・・・まあ、そうですよね(笑)。

世間のみなさんが何をどう着ようと、その人の勝手よね。。。



【16/04/2011 22:59】 写真☆カメラ | Comments (0)

ポジティブな節電レースはありかも・・・

●来たるべき

夏の電力不足に備えて。

企業も個人も、いろいろ節電のアイディアを練っているようですね。


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ソニーが、夏の完全休業を2週間・・・と聞いて、「さすがグローバル企業、2週間の夏休み(=当然これは有給であるという理解です)だなんて、太っ腹!」と感心したら。

・・・あとで聞くところによると、それ以外の時期に点在する祝祭日などを代わりに稼働日にして、年間の有給日数の帳尻を合わせる、ということみたいですね。

そりゃそうだよなあ、と納得しつつも、なんだかちょっと残念にも思ってしまいました(笑)。

「お上」がいろいろ注文をつけてくる前に、という意図もあるのかもしれないけど、こういうところでまず先陣を切って方針をまとめ、一番乗りで発表するあたり、ソニーらしいなあ。


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意思決定のスピードが見事だし、ニュースを通じた宣伝効果もありますよね。

おまけに、政府やライバル企業を牽制することもできるし、まず(模範となるであろう)スタンダードを示すことで、業界のリーダー顔をしていられますもの。


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・・・もっとも、一番乗りはいつだってリスクを伴います。

ソニーの「ベータ」を、今さら持ち出すのは気の毒かもしれませんが、同じ業界のライバルたちが、ソニーの節電ビジョンを踏襲するとは限らないものねえ。

そんなところも、やっぱりソニーらしいと思います。


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一方、同じくらい印象的だったのが、ローソンやセブンイレブン。

店舗の照明をLEDに替えると、どちらも発表しましたよね。

個人の家ですら、初期コストがかかるので普及がイマイチすすんでいないLED照明ですが、震災の後の日本の救世主になりそうな勢いですね。

なにしろ、コンビニは店舗数が多いから、コストも莫大なものです。

日経新聞によれば、セブンイレブンで約100億円(東電管内の店舗数がなんと6000店)、すでにある程度はLEDを導入しているローソンでも、70億円以上かかるそうです(全国の店舗)。


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節電はエコですし、長期的にはコスト削減につながりますが・・・大変だよなあ。

設備投資額としては大きいので(コンビニ業界では他にも、低燃費の冷蔵庫などを導入するそうな)、フツーの状態ならば、なかなか株主のOKが出ない―――んだろうな。

でも、今は、フツーじゃないから。

そういえば。。。

清涼飲料などの自動販売機の使用についても、変化が起きそうですね。

昨日のNHKニュースの受け売りですが、ふつうの自販機が2台あると、平均的な家庭の1年分!に匹敵する電力を消費するんですってね。

さて、首都圏にいったいどれだけの自販機があるか・・・?

繁華街などで、幾らでもコンビニやスーパーで飲み物が買える状態ならば、「自販機とめろ」的な流れになるのは、やむを得ないだろうと思いました。


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耐震工事や地震保険の加入などもそうですが、

「必要性はわかってはいても、なかなかポンとは出せない出費」

に足踏みをしていた個人や企業が、今なら、そのお金をなんとか工面しようとしているんじゃないかしら。

今さらながら、価値観をガラリと変えた震災の影響に瞠目するばかりです。



●さて

サブリミナル映像(笑)のような変な写真は、鈴蘭水仙です。

(と、それをいろいろ加工して遊んだ画像いっぱい!)

スノーフレークとも呼ばれますが・・・雪どころか、春の花なんですけどねえ。

なんとも可憐で、いとおしくなるお花です♪

たとえば、桜の大木が青空を覆い尽くすように咲いている、その足元に。

あでやかな大輪の椿が咲き誇って衆目を楽しませる、その陰で。

ふと気づくと、そおっと咲いてるんですよ、スノーフレークが。

タンポポほどの強さもないけど、でも、そこがいじらしい。

花言葉が、「みんなを惹きつける魅力」だというのも・・・頷けますね☆



●最後に

くだらないですが、最近すごくはまってるもの(笑)。


makibadonuts.jpg

北川製菓という会社の「牧場のドーナツ」。

このあたりでは、成城石井にしか置いてませんが・・・これがもう、美味しいんだ♪

超がつくシンプルな味なんですが、しっとりもちもち感がけっこうクセになります(笑)。

震災後しばらくはお店に並んでいなかったので、ひそかに気になっていたのですが、最近ふと気づいたら、いつの間にか商品棚に復活していました。

食べすぎがコワイですけどね・・・(爆)。



【15/04/2011 22:02】 写真☆カメラ | Comments (0)

さくら妄想

●春のそよ風を

楽しめない、こんなわたしって不幸だわ。

・・・と思うのはたぶん、わたしだけではないと思います。

花粉症なんか持ってなければ、今のこの季節、どれほど穏やかな外の風を堪能していることか。

あああ、情けない。。。

国を挙げての?節電モードのせいで、電車の中でも、空調を入れていないことが多いですよね。

そこに流れる、無慈悲なアナウンス―――

「換気のため、窓あけにご協力ください」

みたいな、大昔よく耳にしたフレーズが、今また復活してるわけですが。

「・・・えっ(爆)」

そのたびに、内心ハラハラしますとも・・・(苦笑)。

1.そもそも最近は、窓が開かない(はめ殺し)タイプの車両が多くない?

2.そうやって外の空気を入れようもんなら、クシャミや鼻水その他あんまり美しくないモロモロを誘発し、花粉症の人たちがいっせいに(声にならない)悲鳴を上げるのでは?

・・・ねえ。

どんなに清々しく晴れた日でも、窓をいっぱいに開けて、春の空気を部屋に入れることができない。

もう何ヶ月も、洗濯物を外で干すなんてしてない(したくてもできない)。

お布団も同じ運命・・・(涙)。

※放射性物質の飛散レベルは、ここでは考慮してません。

ちょっとの間の我慢だよ、ってなぐさめてくれる人もいますが、実際のところ、去年12月からもう始まってるわけですし、この調子でまだあとひと月は続くのよ~?

それって、ほとんど一年の半分では・・・(爆)。

・・・こうやって考えると、花粉症(ある意味これは人災なので)の人たちは、もっと怒ってもいいんじゃないかと思ったりします。

と、まあ、本日の愚痴でした。



●さくら、さくら

先日もぼやきましたが、桜ってホント、撮るのがむずかしい。


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広角レンズで全体像をとらえようとすると、どこかに障害物(=写真に入れたくないもの)が必ずあるし。

(上の写真は地元で撮りました。全体像とは言えないけど、これ以上おおきく捉えると、家屋や電線、街灯などが入ってしまうのです。)

だいたい、遠目で見ると単なる小さな白い花の群れで(ソメイヨシノの場合ですが)、どうにも―――個性がないというか、どこかボンヤリしたイメージになっちゃう。

もこもこしてるだけ、みたいな?(笑)


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かといってアップにすると・・・ほら、なんか頼りないでしょう?

どこで撮ったのかわからない、ってのもあるし。

いや、これはこれで、儚げでいいのかもしれないけど・・・(笑)。


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じゃあ、その中間ぐらいで狙ってみると、こんな感じ。

風が吹いてピントが狂って、大失敗ですね(爆)。

・・・要するに、わたしが下手なだけか・・・(笑)。

(カメラはすべて、久しぶりのオリンパスE-PL1、レンズは超望遠の14-150mmです)


まあ、それはともかく。

桜って実はおそろしく、たくさんの種類があるんですね。

一説によれば、200種類以上。

撮った写真を眺めつつ、なんていう名前の桜だろうと調べ始めて・・・どツボにはまりました。

素人目には、とうてい区別のつきようのない花も多くて、さっさとギブアップ。

ご参考までに、関連サイトのリンクを貼っておきます>>

http://wampaq.photo-web.cc/sakura/index.htm

http://www.npd.jp/aguri/sakurasyasinkan/

http://5.pro.tok2.com/~yoshino/hana/sakura/sakura_mokuji.html

ところで、「財団法人 日本さくらの会」なんてのも見つけました。

薔薇でも紫陽花でも椿でも、世の中にはいろんな(主として個人が運営する)専門サイトがありますが、桜に関するサイトの多さは、とにかく群を抜いているようです。

さすが、という感じですね。

そして、否応なく・・・(笑)>>

西行の、「ねかはくは 花のしたにて 春しなん そのきさらきの もちつきのころ」を思い出すわけです。

(すみません、たぶん毎年、同じ歌をひいてますね。)

今年は無理でも、来年はきっと勝持寺と吉野に・・・!(笑)


【14/04/2011 23:23】 写真☆カメラ | Comments (0)

桜ハンターにはなれそうもない・・・

●決して

意図的に、自粛したいわけじゃないんですけどね。。。


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でも、どういうわけか、今年の春は出足が鈍い(苦笑)。

桜はきれいに咲いているのに、今がまさに満開~散り始めのはずなのに。

毎晩せっせとカメラを磨いてるくせに、なかなか撮りに出かけるエンジンがかかりません。

どうしてかなあ。


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(写真はどちらも、日曜日の上野公園)


思うに、毎日のように不吉な音を立てる「緊急地震速報」のストレス。

(余震の不安もさりながら、いざというとき、どこにいるか家人にわかるようにしたい、という気持ちも?)

のん気に浮かれて桜を撮ってる場合じゃない・・・という、いくばくかの躊躇い。

庭園やイベントのオープン時間や開催の有無が、いまひとつ読めないこと。

節電による、あっちこっちの小さな不便。

・・・あたりが、ぐだぐだと絡み合ってるような。


2011-4-blog2.jpg


うだうだしてるうちに、桜が終わってしまいそうです(苦笑)。



●もうひとつは

これまた、のん気な話ですが。


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コレ、読んでる最中だから・・・かも。

綾辻さんの「館」シリーズの・・・えっと何作目だっけ?

7作目にして、ここまでの全作品から少しずつモチーフをとった、集大成的な大作。

分厚い文庫本で4冊に分かれてるという、ひどくお金のかかる作品です(笑)。

まだ2冊目の半ばですので、事件の解決どころか、ひたすら深まる謎とオカルト的伏線に翻弄され、どのへんに着地するものか見当もつきませんが・・・世間の評価は非常に高いので、面白いはず!(笑)

今までの作品とガラリと雰囲気の変わった、まるで同じ作家の小説とは思えないような書き出し部分(1巻の最初の100ページほど)にはびっくりさせられたけど、そのうちそれも、慣れてきました。

相変わらず、やたらとヤニ臭いというのを除けば(登場人物の喫煙率はハンパじゃない!)、するすると読み進んでいるうちに引き込まれてしまいます。

得体のしれないアヤシイ洋館と、もっと得体のしれない登場人物。

記憶喪失の闖入者と、美貌の少女。

おまけに、地震と嵐で外の世界との連絡をいっさい断たれたという、いかにもな設定。

(そのうえ、BL的深読みが可能な?友人関係というのまで登場します。)

・・・これでもか、というほど本格ミステリのお約束的ファクターをちりばめつつ、それでも話に不思議なリアリティを持たせ、キャラクターを立たせるというのは、実はものすごい手腕なんじゃないかと思います。

てなわけで、まあ、作家の術中にはまってるよね・・・(苦笑)。

以上、途中までの感想でした。



【13/04/2011 22:17】 書籍・マンガ | Comments (0)

Japan will bounce back big time (oh yes)

●まるで

現実逃避だと言われそうですが。

福島原発事故、最悪「レベル7」 チェルノブイリ級に

福島の原発事故の評価が「レベル7」に引き上げられたと聞いて、思い出したのはコレでした。


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宮部 みゆき

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まったく違う話でありながら、でも・・・?

いずれにしても、「チェルノブイリ級」というレッテルが、今後ついて回ることになります。

放射能汚染のワースト・ケースである「チェルノブイリ」―――あの惨禍は忘れがたく、(特にヨーロッパでは)今でも悪夢、恐怖の代名詞といってもいい。

あの原発事故との違いを、いかに科学的に説明されようと(そしてそれがアカデミックな意味では正しかったとしても)、世界はそう簡単には信じてくれないでしょう。

宿泊客キャンセル56万人超 震災後、全国で

観光客が来ないなんて、まだましなほうかもしれません。

(それでももちろん、関東に限らず、すでに観光産業は虫の息なんですけど。)

福島県はもとより、日本全体にも、この「レベル7」が落とす影はあまりにも大きい。

大きすぎて、まだ誰も、把握できないんじゃないかと思います。

マクロ経済の失速を、どこまで抑えられるのか。

国内のみならず、国際的にかなり広範囲で見られる(であろう)風評被害を、いってみれば「メイド・イン・ジャパン」への信頼が根本から揺らいでいるこの現実を、どこまで食い止められるのか。

日本という国の、日本人の信用問題になっていますから、悠長にしている時間はありません。

沽券にかかわる、という覚悟で、政府には臨んでほしいものです。

(まちがっても東電の肩を持とうとは思いませんが、いち民間企業で対応できる範囲をとっくに超えているのは確かなので、やはり最終的な責任は国、ということになろうかと思います。)

・・・決して、大げさじゃないと思いますよ。

たとえば、GoogleやYahoo!などの海外サイトに行って、「Fukushima」でニュース検索してみてください。

ヒットする記事の数が半端じゃないことが、つまりどれほど世界が固唾を呑んで見守っているかが、ひと目でわかりますから。

でも、だからこそ。

甚大な事故が起きてしまったけど、日本は旧ソ連とは違うのだと。

フクシマは決して、第二のチェルノブイリにはならないのだと。

日本人を、世界の人たちを、そう納得させてほしいと思います。

これだけがもう、切なる願いですね。



●そして

これもね、いいことだと思うのです。

オリエンタルランド、4月15日から東京ディズニーランドの営業を再開

正直、賛否両論あるだろうと思います。

「自粛」ムードしかり、まして膨大な電力を消費するビジネスであるというだけでなく、液状化被害の特にひどい浦安市にありますからねえ。

でも、ディズニー・マジックが生み出すポジティブなパワーって、あると思うのですよ。

(個人的には、残念ながら、ディズニー萌えはないんですけどね・・・!)

大衆の消費を促すレジャー産業の雄、でもあるし、経済活動の起爆剤のひとつになり得る存在ですから。

お客さんが集まって、お金を遣うことで、スタッフはお給料をもらえるし、そこにモノやサービスを提供する関連業者がみんな動き出し(電気やガス、水道から、食料品、衣料品にいたるまで)、周辺のホテルや商店が息を吹き返し、交通機関の利用者が増え・・・そしてそれが、最終的には、千葉県や浦安市に税収というかたちで還元される。

(あ、もちろん、オリエンタルランドも儲けるわけですが。)

夢を売る商売なんだから、きちんと夢を売ってくれないと困りますしね。

これで、たとえば義援金を募るだけでなく、被災地の子供たちを招待でもしてくれたら、尚いいと思う。

しばらく封印の夜のパレードは・・・いずれきっと、復活するでしょう。

余震にも負けず、関東が日常を取り戻しつつあるのだから、きっと近い将来に。



【12/04/2011 21:50】 社会・時事ニュース | Comments (0)

朧月夜は去りて

●大震災から

ひと月。

世界観が変わってしまうほど、いろんなことがありました。

(と書くと、被災者でもないくせに、と非難されそうですが・・・地震酔いから放射能リスク、買い占めパニックから計画停電まで、影響を少なからず受けた身としては、どうしてもそう感じてしまいます。)

この間に起きた余震の数は、おそらく何百、何千とあるのだと思いますが・・・何も今また、こんな日に、ここまでの頻度で起きなくても良いものを。

ほぼ5分、10分ごとに起きる地震のあまりの多さに、夕方からまた、いやな地震酔いが始まりました。

「余震」と呼ぶには、あまりにも規模が大きい、というのもありますが。

(ここでそうなのだから、震源地の福島・北茨城あたりでは、どれほどの恐怖でしょう。)

それ以上に、今のわたしたちは、あの大地震の恐怖を知っている・・・というのが、一番の理由ではないかと思います。

トラウマ、ということなのかな。

あの揺れかた、あの底なしの恐ろしさ、次に何が起こるかわからない不安。

電気が消え、ケータイが繋がらない、あの肌で感じた危機感。

何をすべきなのか、どうすれば無事でいられるのか、これだけ情報が氾濫した世の中にいて、いまだによくわかっていないという、厳然たる事実。

・・・だから余震が、よけいに怖いのだろうと思います。

またか、という―――半ば諦念にも似た、妙な開き直りもあるくせに。

その反面、揺れに敏感に反応し、今度はどうしようか、窓を開けたほうがいいか、動かないほうがいいのか、非常用持ち出し袋に片手で触れつつ、冷静なふりして考えているんですよね。

自分ごときの瞬時の判断なんて、大してアテにならないのになあ。

・・・滑稽だと、笑い飛ばせるならいいんだけど。

「いやいや、よく考えてみてよ?」

わたしの場合ですが、情けないことに、自分で自分にそう語りかけたりもします(苦笑)。

歴史上の巨大地震の発生地で、その後もちろん大きな余震が来るにせよ、実際に本震よりも大きな、そしてより酷い被害をもたらした余震なんて、ないでしょう・・・?

統計学的に考えて、そのリスクは低いはず。

・・・って、ええ、根拠のない自己暗示、なんですけどね。

でもまあ、それで何とか、平常心らしきものを取り戻すわけです。

で、楽しいことを考える。

無理やり、のときもありますが、それでもいいんです。

こないだ楽天で見たあのトートバッグ、やっぱり買おうかなあ・・・とか。

次に京都に行くときは、絶対あそこで食べるぞ・・・とか。

およそのん気な、ささやかな野望?ですが、見えない脅威に震えているよりはずっとマシですから。

負けたくない、という変な気負いもありますね。

別に勝負を挑む必要性はないのですが、地震なんぞに、わたしの日常生活をこれ以上かき回されてたまるか、みたいな・・・これって、不毛かもしれないけど。

所詮は、遠くはないけど近くもない、ちょっと離れた場所にいる人間のたわごとかもしれませんが。



●上野の

写真、本日の一枚。


IMG_6557s.jpg


これは上野公園の中、五條天神社で撮影しました。

しだれ桜というのは、たった一本でさまになるのがいい。

それだけの存在感がある、ということでしょうか。

群れて咲いているのを、あんまり見たことがないだけ・・・かもしれないけど。

(あ、京都の平安神宮のお庭には、有名な紅しだれが何本もありますね。たぶん、今ごろ見頃かも?)

ゆうべ書き忘れたのですが、昨夜はね、朧月夜だったんですよ。

それがもう、とても綺麗で。

「照りもせず曇りもはてぬ春の夜の 朧月夜にしくものぞなき」

という、大江千里(おおえのちさと、平安時代の歌人よ)の歌を思い出しました。

・・・というか、この和歌、「源氏物語」に出てくるんですよね。

光源氏の君の恋人のうちでも、もっとも危険なお相手、というのもいわばジュリエット(敵方のお姫さま)のポジションにいたのが、美しくも奔放な朧月夜の君。

その名(本名ではなく、恋人どうしの愛称みたいなもの)で呼ばれるようになったのは、彼女がこの和歌を口ずさんでいたから・・・ってことになってるわけです。

春の夜、桜、朧な月影・・・と、舞台はそろった、という感じですよね。

あぐ、うっとり。。。



【11/04/2011 22:19】 旅★たべもの | Comments (0)

シンタローニモマケズ

●人ごみで

あやうく窒息するかと思うくらい。

本当にどっかのジイサンの「自粛」要請を聞いた人なんて、いないんじゃないかと思うくらい。

スリや置き引きパラダイスじゃないか、と思うくらい。


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そのくらい、上野の恩賜公園はごった返していました。

さくら満開の日曜日。

前日の雨から一転、あたたかい花曇りの行楽日和。

おまけに、動物園にはパンダもお目見えしたばかり。

(で、投票日・・・は、関係ないか。)

・・・ですから、当然かもしれませんね。


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老害シンタローのアホな発言にどうしても一矢報いたくて、ほぼそれだけの理由で?わざわざ出かけたようなものですが、いやあ、疲れました・・・(笑)。

桜の時期の上野なんて、絶対に行くもんじゃないって知っていたはずなのにね。

ええ、ン10年ぶりの愚行かもしれません(笑)。

写真はまた別途アップしようかと思っていますが、とりあえず数枚を。

大勢の花見客、一面ブルーシート、花の宴でいっぱい。

(騒いでる人も多かったけど、顰蹙を買うような愚行はなかったような。)

それを見ただけで、なんだかほっとしました。

賑わいを通り越した喧騒、それがなくちゃ上野の春じゃないよね、って感じかなあ。

あまりの混雑に、小鳥さんは途中から機嫌が悪くなりましたけど・・・(苦笑)。


RIMG0123s.jpg


この写真は、かの精養軒の4階レストランから撮影。

(桜たけなわの日曜日、午後1時すぎにふらりと入って、ほんの10分ほど待っただけでテーブルにつけるってのは・・・やっぱり、例年よりは空いているってことなのかな?)

不忍池と満開の桜が一望の下・・・本当に、きれいだったなあ。

どこを向いても、視界を埋め尽くすようなさくら、さくら、さくら。

たしかに、圧巻でした。



●で、都知事は

彼が4選ですか・・・残念!(笑)

東京は今、かなりの危機管理モードなので、現職が強いのはわかりますし。

まともな対抗馬がいなかったというのも、まあ、原因なんだろうなあ。



●それでは、

また。。。



【10/04/2011 23:08】 写真☆カメラ | Comments (0)

花の雨やるせなく

●明日の夕方は

たまたま、外出している予定なのですよ・・・あぐぐ。

http://domingo2011.jp/

熱情の人、プラシド・ドミンゴらしい日本への熱いコメントですね。

うわさによれば、「故郷」を日本語で歌うとか・・・?

あとでネットで検索して、見られることを期待します。

ちなみに、クラシック界の鬼才ズービン・メータも負けてはいません。

ズービン・メータ指揮/NHK交響楽団 特別演奏会

さすが、肝が据わっています。

地震と津波と放射能に恐れをなして、来日を取り消すアーティストが多い中(残念だとは思うけど、海外での過剰報道を見ているとやむを得ないようにも感じます)、それでもやって来る超A級のスターたちに拍手を。

すでに世界に名をはせ、もはや売名だの、営業だのする必要のまったくない人たちですので、日本が好きで何かしたい・・・というのは本音だと思います。

そう、彼らのパッションは本物だと思うのよ。

(日本国内にいるとなかなか実感できませんが、とにかく日本が大好きな外国人というのはけっこういます。変わった趣味なんかじゃなくて、けっこうメジャーな感じです。有名人に限らず、フツーの・・・そう、フツーのイギリス人にもね。)

ガイジン(とあえて書きますが)だから特に感謝するわけじゃないけど、こういう情報発信力のある人たちが来日して、実際に自分の目で見て、耳で聞いた震災の事実を、東京の今を、どんどんプレスに語ってほしいですしね。

震災はたしかに悲惨だけど、原発の脅威はまだそこにあるけれど、それでもなお、日本の大部分はきちんと機能しているのだと(海外での報道みたいに「日本沈没」なんか起きてないと)、人は逃げずに、ちゃんと復興に向けて動いているのだと―――世界に、伝えて欲しいですものね。

(言いたくないけど、日本は、特に日本の政府は、この手のポジティブかつ正確なメッセージを効果的に海外に発信することに関しては、絶望的にヘタなので。)

そういえば・・・ガイジンといえば、こんなニュースもありました>>

フランス人の有名シェフ、避難所で料理振る舞う 福島

福島県というのがポイントですね。

「ただちに健康への影響はない」などという、訳のわからないコメントを繰り返すおバカな人たちよりも何倍も、何十倍も、こうやって実際に福島に入り、堂々と活動する人たちのほうがずっと、ずっと福島県のためになると思うよ。。。

(もちろん、それを実行しているボランティアの方々は有名無名を問わず、本当に大勢いると思いますが、マスコミが注目する、そして海外でも報道されやすい有名シェフには、また別の価値があるのだと思います。)



●それでは

また。。。


【09/04/2011 22:01】 社会・時事ニュース | Comments (0)

眠い・・・

●TBのお題から

「好きな花はなんですか」

うわ~、回答不可能。絶対にムリ。

1月の花、2月の花、3月の花・・・と便宜上、月ごとに分けて、あわせて12種類の花を選べと言われたとしても、それでもなお無理だと思うなあ。

梅。福寿草。水仙。椿。

寒桜。蝋梅。木瓜。山茶花。

クリスマスローズ。冬牡丹。

・・・とりあえず、花の種類が少ないことになっている冬の花ですら、ざっと思いつくだけでもこれだけあって、しかもみんな好きなのです・・・(苦笑)。

ユスラウメじゃないのかって?(笑)

いや、いろいろと思い入れはありますが、いちばん好きな花だと即答できるかと言われると・・・(爆)。

心の底から、答えようのない質問だなあと思いました。



●ようやっと

数日間、緊急地震速報が鳴らなくて、少し安らかな気持ちでいたんですけど。

その途端に、昨夜の余震です。

まるで、ほんの少しだけ空いた心のゆとりを見透かすかのように、深夜に襲いかかったあの揺れ。

揺れが大きいわりには、ゆ~らゆ~らとのったりしたペースで左右に揺れ、しかもそれが長く続いた。

「ああ、あの地震と同じだ・・・」

感覚的に、そう思った人も多かったと思われます。

わたし自身、地震情報をネットで調べるまでもなく、3月11日以降で最も大きな地震であろうと・・・身体でそう感じていたと思います。

大きくゆれたといっても、このあたりはおそらく、せいぜい震度3程度。

なにが実害があったわけではない―――と言いたいけど、一度あの凄い地震を経験してしまったからこその、あの恐怖感というのは・・・(汗)。

早く、一刻も早く、被災地が立ち直りますように。。。



【08/04/2011 23:44】 社会・時事ニュース | Comments (0)

ユスラウメ咲いた

●予想外の展開で

どっかのちびちび台風がふたり、お母さんと一緒にやって来ました。

4歳と1歳の男の子・・・可愛いけど、めちゃくちゃかわいいけど、大変ですよ~(笑)。

仮称☆洋介くんは知恵もいろいろついて、聡いというか何というか、そろそろ片手間のごまかしが効かない年齢に突入(笑)・・・正義感が強く、容赦なくいろいろと聞いてくるので、油断がなりません。

成長が頼もしいものの、全身で対応しなくてはならないという、緊張感があります。

ちびちびころころした仮称☆洋二郎くんのほうは、ぷくぷくふにふに、のんびりした甘えんぼ。

おっとり、ま~んまるで非常に愛らしい赤ちゃんですが、こちらもそろそろ機動力?と好奇心が芽生えていますので、ちょっと目を離すとどこに行っちゃうか、何に手を伸ばしちゃうかわからない。

油断が出来ないという意味では、こっちのほうが手間がかかりますね(笑)。

まあ、どうしようもなく可愛いから、いいんですけど。

そんなわけで、翻弄されまくりの数日になりそうです(苦笑)。



●ほとんど

忘れかけていましたが・・・(爆)。


IMG_6298.jpg


今年も咲きました、庭のユスラウメ。


IMG_6294.jpg


花の咲き方のせいもあって、なかなか上手な写真が撮れません・・・って、言い訳ですね。

まだまだ、修行が足りません。。。


【07/04/2011 19:34】 写真☆カメラ | Comments (0)

sakurairo no tawagoto

★さくらいろの戯言★


IMG_6327.jpg



そういえばテレビで見たよ

東京では今日 桜の満開宣言が出たんだってね

普段はそんなの あんまり気にしないんだけど

今年は なんだか―――不思議な気持ちだった

ほら俺たち いろいろあったじゃない

それでもなお悠然と 季節はめぐって

こうやって暖かな春の日差しが ちゃんと降りそそぐんだから

不思議っていうか 凄いと思った

太陽の恵みが やって来ないことはないんだから

こんなときなのに それでも俺は

淡い桜色のあの花を見て きれいだなって思うんだから




桜って不思議だ

いつもの街角 いつもの道すがら

誰かの家の庭先 ありふれた日常

毎日なにげなく 慌ただしく通りすぎるそこに

桜の花がほころんでいると びっくりしてしまう

あれ こんなところに桜があったっけ―――

あらためて気づく 新鮮な感動

たぶん毎年 それを繰り返してるんだろうな

ふだんは見えていても 見てないんだね

見ているのに 忘れてしまうんだね




でね どうしても俺は

桜の木を見ながら 岩城さんを想像してしまう

何を見てもおまえは俺にたとえたがるって

岩城さんは笑って とりあってくれないけど

だけどさ しょうがないじゃない

凛とした日本の木であること

ほんの僅かだけ朱を差した 限りなく白に近い花びら

楚々とした シンプルな美しさ

音もなく 香りもなく

とらえどころのない 頼りなげな花なのに

春のほんの短い時間だけ

一斉にひそやかな花を咲かせて 俺の心を奪う

そっと俺の視界を埋め尽くし いつの間にか俺を支配する

あの淡い淡い 小さな花びらが

ただ音もなく咲いて はらはらと散って

そのたびに 俺は翻弄されるんだ

美しくて はかなくて 幽玄で おそろしい

そのうち吸い込まれてしまいそうな―――




馬鹿なこと言ってるね 俺

なんかさ 思うんだけど

桜の花って 恋する男を詩人にするんだよ




―――なんちゃって

ほら そうやってすぐ笑うんだから

けっこう本気で言ってるんだよ

わかってる?




2011年4月6日

藤乃めい

(失礼しました・・・脱兎!)


【06/04/2011 21:21】 春を抱いていた | Comments (0)

いつまで続くのか

●TBのお題から

「もし、珍しいペットを買うなら何がいい?」

あはは~、うちはもう間に合ってます。

ほもえろを書く薄い鳥・・・ずいぶん、珍しいモノだと思います(笑)。



●海辺に

ゴミを放置したり、ものを投げ入れたりしてはいけないと、海を汚すことはもの凄くいけないことなんだと、子供のころからそう厳しく躾けられてきました。

海岸の美化(要するにお掃除)は、かつて子供会の活動のデフォでした。

だからわたしには、考えられないことです。

事故で漏えいしてしまったのだって業腹なのに、まして意図的に、あえて放射能に汚染された水を海に流すなんて・・・暴挙だ、と思ってしまいました。

近海で漁をする漁協の人にとっては、すでにひどく痛む傷口に塩を塗るようなものでしょう。

「じゃあ他にどうしろっていうの?」

と、そう言わんばかりの東電の対応にも呆れ、憤りました。

盗っ人猛々しい・・・ってのはちょっと違うかもしれないけど、でも、開き直った傲慢さが垣間見える。

社長が出てきて頭を下げることすら、しないのね。

原子力保安院ってのも、いったい何のためにあるのか、ただ東電のやることを追認するだけ。

要するに漁師さんだけでなく、日本だけでなく、隣国に、世界中に放射能をまき散らすというのに、なんだかすでに通常の感覚がマヒしているんでしょうね。

のうのうと「いずれ拡散して薄まるから」なんて言ってのける神経が、わからない。

石油タンカーなんかの座礁事故で、原油が流出してどこかの海岸に打ち寄せ、魚だけでなく海鳥たちを油まみれにする・・・あの、悪夢の画像を思い出して、ふと思いました。

あれが自然破壊、環境に対する犯罪だとしたら、放射能を海に流すのはどうなる?

目に見えないぶん、余計に性質が悪いのでは?

・・・なんだかもう、ため息しか出ません。



●それでは、

また。。。



【05/04/2011 23:30】 島流し生活2008~ | Comments (0)

What you earn is who you are (or not)

●TBのお題から

「一番かんたんにバレたウソを教えてください」

・・・はて、なんだろう(笑)。

ウソかどうかはともかく、いちばん良く叱られるのは、小鳥さんにヘンな電話をしたときです。

「はい、もしもし」
「オレオレ、俺だよ!」
「・・・は?(爆)」
「ヤバいんだけど、俺さあ、会社の金を遣い込んじまってさあ」
「金が欲しいのは、こっち(爆)」
「・・・」

あるいは、

「はい、もしもし」
「あの、すみません、なぜなに子供相談センターですか?」
「・・・おばちゃんは取り扱っておりません(爆)」
「でも、あの、質問があるんです」
「・・・なに(爆)」
「どうしてスーパーでは、お塩とお砂糖と胡麻とはちみつが、全部バラバラ違う棚にあるんですか?」
「知るか」
「探すの大変で、困ってるんです」
「・・・」

とか、そんな感じ。

真実味にあふれるいいウソをつくのは、なかなか難しいです・・・(笑)。



●100億円!

どんな深謀遠慮があるにせよ、なかったとしても、これは凄いや。

東日本大震災:ソフトバンク孫氏 個人で義援金100億円

けた違いのスケールに、圧倒されますよね―――柳井社長(ユニクロ社長、個人で10億円の寄付)のときに、もうあれ以上の驚きはないと思ったのに。

やっかみや反発、皮肉、さまざまな憶測を呼ぶのは必至ですが、どれだけお金持ちだったとしても、簡単にポンと出せる金額ではないはずです。

それも、支援の機運のものすごく盛り上がっている今だけではなく、将来的にもずっと継続するという姿勢を明確にしたのが偉い。

いろんな意味で、「お金の遣い方を知っている人だなあ」と思いました。

で、日本の他の実業家のみなさん・企業トップは、何をなさるの?

(現金ではなく、支援物資を提供するかたちで貢献している会社もあるし、経営者といっても雇われ社長も多いとは思いますが、ここでは個人としての支援、という意味で書いてます。)

で、同じくらいお金をもらってるはずの東電の社長さんは、少しでも懐を痛めるようなことをしたのかな?

(東電の言動を見ていると、まるで「被災企業なのに叩かれている、とっても可哀相な自分たち」と思ってるみたいに見えるけど・・・気のせいよね、さすがに?)

・・・経営者としての才覚が試されてるような、そんな気すらしてきました。

しかし、100億円かあ。

それだけあったら、新しい学校や病院、住宅が幾つも建てられるかも。

一刻も早く、そういう「日常」が戻って来ますように。



●すみません

不調(花粉!)につき、またね。。。



【04/04/2011 23:35】 社会・時事ニュース | Comments (0)

一転、花冷えの日曜日

●昨日とは

正反対に、なんともまあ寒い一日でしたね。

4月にもなって冬型の気圧配置って、まったくもう。

(おまけに、天気予報がハズレて、終日うんざりするような曇り空でした。・・・当たるも八卦、の時代じゃあるまいし、最近どうもね、予報の精度が悪いような気がしちゃいます。)


RIMG0062s.jpg


写真は昨日の続き、光則寺の門前です。

・・・昨日はホント、暖かかったのになあ。


IMG_6459s.jpg


気温が低くていいことといったら・・・計画停電の際に、冷蔵庫の中身が悪くならないことくらい?

(もう1週間ほど停電がないので、ものすご~く気持ちが穏やかです。停電は思っていたよりも、心身に悪影響を及ぼすんだなあ。電気がある幸運を、今はしみじみと感じています。)



●そんなときに

こんな記事を読みました。

会津若松へ長州・萩から義援金 旧敵でも「ありがたい」

冗談だと思ったら、本当なんですね・・・過去の遺恨が、いまだに残っているという話。

義援金よりも、そっちのほうが驚いてしまいました。

そして、これ。。。

「人災だ」 風評被害に温泉地も悲鳴 福島

これを読んで、小鳥さんに電話しました。

「福島、行こう」
「うん、いいよ」

・・・話は簡単につきました(笑)。

会津若松のお城も、三春の滝桜も、もともと「行きたい」リストに入ってましたので、地元の人が嫌がっていないのであれば、この際ふらりと行ってみようかしら、と。

http://www.takizakura.com/

原発よりも、実際には、余震やJR東日本の運行状況のほうが、よほど気になりますけどね。



●もうダメ

急激に眠くなりましたので、この辺で。



【03/04/2011 22:50】 社会・時事ニュース | Comments (0)

鎌倉 春うらら

●今ごろ

ですが、非常用のランタンを買いました。


RIMG0003.jpg


隣りにあるのは、小型のデスクランプ(読書灯)です。こちらも非常用。

ランタンのハンドル(って呼ぶのかしら、持ち手の部分です)を写真のように上に持ち上げた状態でも、せいぜい高さは20センチちょっと・・・かなあ。

どちらも単三電池(それぞれ3本ずつ)で動きます。

LED照明なので、とにかく明るい!

まぶしいくらいの青白い安定した光で、熱をもたないのがいいですね。

軽~いプラスティック製の安物ですが(どちらも1000円で十分お釣りが来ます)、思ったよりも使えそうなので、これで計画停電がいつ復活しても安心・・・(笑)。

え、今さら?

そうですね、ここしばらくは停電がないので、緊急性は確かにないです(笑)。

一時はかなりランタン市場(なんてものが存在するとして)が混乱し、どこも品薄状態で、ウワサでは便乗値上げで暴利をむさぼった業者もあるようですが、今は沈静化してるみたいですね。

今のうちに、ってやつです。

(それにしては遅すぎる行動ですが、まあ、それはさておき!)

でもさ、今はともかく、いずれまた停電はやって来るでしょう。

なにしろ東電が供給できる電力は、去年の実績の70%程度らしいですから、これから少し暑くなれば、あっという間にエアコン需要で電力不足が起きるはず。

じきに、(商業活動に多大な影響が出る)計画停電ではなく、総量制限になる・・・という説もありますが、その場合、一般家庭の需要をどう抑えるのか、まだわかりませんしね。

たとえばものすごく暑がりのわたしの場合、エアコン使用を完全にやめろ、と言われても途方に暮れてしまうでしょう(苦笑)。

なるたけ控えめに使用し、設定温度を上げ、風量を減らし・・・プラス、たとえばエアコンを使ってる間は部屋の電気を消すとか、PCを充電したリチウム電池のみで動かすとか、ほかの工夫が必要になると思うのです。

そのときに、このランタンは活躍してくれるんじゃないかしら。

・・・あぐぐ、それにしても、辛い夏になりそうだ・・・。



●夏の前に、まずは

せっかくなので、春を愛でておきましょう。


kosokuji 1


(この写真は、キャノンEOS Kiss X4で撮影)

お天気がよかったので、散歩がてら鎌倉の光則寺に出かけました。

花海棠で有名なお寺ですが(って以前も書いたような?)、本日のごちそうは


kosokuji 2


(この写真は、リコーCX4で撮影)

ええ、しだれがひっそりと咲き誇っていました・・・うっとり。

鎌倉は、まだつぼみ~やっと咲き始めたところですが、ここはなぜかほぼ満開!

(たとえば、鶴岡八幡宮の段葛の並木は、来週あたりが見ごろだろうと思います。)

まるでファンタジーのように、きれいだったなあ。


kosokuji 3


こっちは、ソメイヨシノ・・・のはず。

七分咲きといったところでしょうが、素晴らしい眺めでした。

光則寺って、わたしはかなり有名なお寺だと思っていたんですが、実はそうでもないのかな?(苦笑)

ここ、長谷エリア自体は観光客でごった返していましたが、高徳院(=鎌倉の大仏さま)と長谷寺(=観音様)に挟まれて、意外と地味な存在なのかもしれません。

もちろん人がいることはいるけど、混んでいるほどではなく、山門の前で少し待っていれば、誰もいない風景を撮ることができましたから。

(実際、小さなお寺で、お庭以外に見るものはほとんどありません。)

で、お約束。


kosokuji 4


だって光則寺といえば、海棠の花なのです(笑)。

樹齢200年とも言われる花海棠の木があって、鎌倉市の天然記念物に指定されているんですね。

ものすごく可憐な、あたたかい桃色の花なのですが・・・今日はまだ、早すぎました(笑)。

数日のうちに一斉に咲きそうな、まあるく膨らんだつぼみがいっぱいありましたけど、実際に開花しているのはほんのわずか・・・せいぜい五つ、六つくらいかな。

残念ではあるけど、サクランボみたいなつぼみの古木も、なかなかステキでしたよ~。

ここは花の寺とも呼ばれ(鎌倉でそう呼ばれてる場所は幾つもあるけど)、他にもいろんな花が咲いていたのですが、それはまた、別の機会にご紹介しますね。

では、また。。。



【02/04/2011 21:49】 旅★たべもの | Comments (0)

笑う門には・・・

●四月馬鹿

それでもエイプリル・フール、ですので。

今回、日本の記事でいちばん傑作だと思ったのはこれ>>

秋葉原の万世橋警察署が「痛パトカー」導入 お披露目式

「笑い」というより、「嗤い」を誘うような気もしますが、そこがポイントなんだろうなあ。

この画像を編集したのが誰なのか知らないけど、上手い・・・いい仕事してますね。

いかにも、我が国の誇る?オタクの聖地に相応しいノリだと思いました(笑)。

もうひとつ、これもイタイ・・・>>

0歳からはじめるHTML講座

文句なし、さらっと地味に病んでいるよね・・・(爆)。

その他の講座もわけがわからないけど、ぜひともチェックしてみてください。

こっちも、クスリと笑えます>>

長崎の伝統行事「コンカツ」 ツイッターの問いかけがたまに変

こちらは、直接ネタじゃないけど>>

ギズモード・ジャパン 今日は節電モードでお送りします

ウェブデザイナーのプロの技というか、スマートなセンスに脱帽です。

今年の特殊な事情もあるとは思いますが、全般的に、エイプリル・フールのあざとさは控えめ。

ネットやデジタル関連のネタが多いのも、日本らしいかもしれませんね。



●思い出すのは

昭和の終わりのころの、あの滑稽なまでの「自粛」の嵐です。

今年の花見は自粛すべきなのか

「自粛」という言葉の意味は、あたりまえですが、自分なりに考えて、自らの意志で、なにか行動や態度を控えたり、身を慎んだりすることです。

決して、誰かに指示されてやることじゃない。

どっかのアホな老人が、花見の宴なんてとんでもない、と一蹴したそうですね。

(ただ単に、上野公園から性質の悪い酔っぱらいを追放する口実だったりして?)

服喪・・・まだ早すぎる、という気持ちはわかる。

不謹慎だ、と感じる人もかなりいるでしょう。

とても楽しめる気分じゃないとか、今年くらいは少し自重しようとか、遊興費があるなら義援金に回そうとか、そういう個人的な考えを持っていらっしゃる人は、おそらくとても多いでしょう。

それは自然な感情の流れだと思いますが、それはあくまで、自発的なものだからこそ、意味があるのです。

他人に、それも政治家なんぞに指図される謂われはないはず。

過剰な「自粛」は正しいのか?

経済活動ももちろん重要ですが、そもそも強制されたら、それは「自粛」じゃない。

大震災の傷を多少なりとも抱えつつ、それでも誰もが少しずつ、出来るところから普段の生活に戻ろうと努力しているのだから、そこは自由であるべきでしょう。

お酒に酔って、桜の下で下品に笑い、高歌放吟する・・・なんてイヤですよ、わたし(笑)。

別に震災の後の今でなくても、どんなTPOであっても、そんなのは好きじゃないし、見たくない。

でもそれは、わたしの個人的な考えですからねえ。

同僚との桜の宴を楽しみにしている人もいようし、歓送迎会の伝統だと思う人もいるだろうし、家族や恋人と桜を愛でることに特別な思い入れがある人もいるでしょう。

そういうのを全部まとめて、「けしからん」的に排除しようとするのは・・・どうなの?

勝手に決めつけて、ひとつの価値観を押しつけられることに、とても抵抗を感じます。

せめて、「日本中に悲しんでいる人が大勢いるから、節度を持ってくださいね」とお願いされるくらいだったら、ここまで気にならないのですが。

お花見特集2011

本当は、今年は東北(というか特に福島)の桜を見に行くはずでした。

凛と美しい桜がたくさんあることで、全国に知られていますからね。

行けるものなら、今でも行く気でいますが・・・どうなんでしょう。

交通事情や、その場所の被害の規模によりますので、判断がむずかしいですね。

外国人客キャンセル急増…原発事故影響、愛媛も

これはたまたま愛媛の話ですが、全国で似たようなことが起きていると思われます。

放射能汚染がこわくて気持ちが乗らない、とキャンセルする人達を一概に責められはしないけど、やるせないですよねえ。

(冷静に客観的に判断すれば、そのリスクがどれほどのものかわかるだろうけど、わくわくと旅に出かける興奮が殺がれてしまったのならば、どうしようもないと思うので。)



●どのくらい

花粉が飛んでいるんだか・・・?

今日のように晴れて風の強い日は、ホントにしんどいです。



【01/04/2011 23:39】 社会・時事ニュース | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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