支離滅裂な6月が終わり

●へろへろの

うちに、怒涛の6月が終わります。

今日はスコールみたいな夕立が派手に降って、ちょっと度肝を抜かれました。

まだ梅雨・・・だもんなあ。

あ、そういえば明日は、故ダイアナ妃の誕生日だそうです。

・・・生きていれば、50歳ですね。

う~ん、時が経つのは早い。



●このところ

こんな、愚にもつかないものを作ってますが。

(趣味というより、ビーズ遊びですね。きれいなビーズを集めるのが楽しいというか。)


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なかなか、涼しげで軽やかな?夏のアクセサリーになりません(苦笑)。

ジャラジャラ系ばかり作ってますが、実際のわたしは、ほとんどアクセサリーをつけないからなあ。

※ちなみに、右下の『春抱き』ブルーのとんぼ玉は、「ほたる玉」と呼ばれる手作りのガラスビーズです。ちょっと和風で、深いブルーの輝きがとってもキレイです。夏の合宿の『春抱き』検定クイズの記念品・・・になる、かもしれない(笑)。

もっともすでに、ストラップにもブレスレットにもネックレスにも、飽きているかも・・・(爆)。



●あらゆる関係は

SMである、ってのは本当だと思う・・・(笑)。

※ここでいうSMというのは、性的嗜好とは関係ないです。念のため!

「虚構」は「現実」である

このセンセの解釈とは違うかもしれませんが、「SM」という言葉に抵抗があるならば、「攻め&受け」とか、「ボケ&ツッコミ」と言い換えてもいいですね。

人との関係性には必ず、自然と振り分けられた自分の役(役割、役柄)があると思います。

なんででしょうね、おのずと自分の立ち位置が決まって来るという感じ。

で、これは、相手との距離や力関係(上下関係とは限らない)によるので、たとえば

「ワタシはAさんに対してはM(受け、ボケ)だけど、BさんといるとS(攻め、ツッコミ)になるんだよなあ」

・・・ってのが、たぶん普通だと思います(笑)。

つまりSやMってのは、個人の属性じゃないんですね。

もっと複雑なケースになると(これはよほど仲のいい夫婦や家族に限るかもしれないけど)、特定のふたりの関係性が時と場合によって、SになったりMになったりするときもあるんじゃないかな。

そう、岩城さんと香藤くんは、この例にあたるんじゃないかしら。

※しつこいけど、ベッドの中で、という狭い意味じゃないですよ。

運とか運勢とか、あんまりそういうことを信じるタチじゃないわたしですけどね。

でもこのふたりの場合、それぞれがそのとき乗っている気流というか、機運というか、要するに「気分」でもいいんですが(笑)、そういうものに影響されて、そのとき順調な上昇モードにあるほうがS(攻め)にまわり、もう一方を支えたり励ましたり、高みに引き上げたり・・・するでしょう?

役割が、固定してないんです(笑)。

どっちかが常にリードする、助けられる・・・じゃなくて、そのときそのときで、柔軟に自然に、お互いがそのときベストのポジションに立つ、みたいな。

ああいうのは、いいよなあ・・・(うふふ)。

・・・あれ???

なんか、話題が逸れてますね。

べ、別に、『春抱き』の話をするつもりじゃなかったのに・・・(苦笑)。



【30/06/2011 22:12】 春を抱いていた | Comments (0)

今日もお天道様は元気いっぱい

●先日の

銀座で見かけた、岩城さんと香藤くん(笑)。


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どれが誰かは・・・まあ、一目瞭然でしょう。

これがねえ、またしてもバーバリーのウィンドウ・ディスプレイなんですよ。

なんだろう、英国バーバリーの雰囲気に魅かれてしまうのは、個人的な嗜好のせいかも(苦笑)。

(ちなみに、真夏のディスプレイとも思えませんので、すでに秋冬ファッションなのかもね?)

別にね、彼らが本編で着ているイタリアン・ブランドが嫌いなわけじゃないです(笑)。

シンプルでしなやかなアルマーニはたしかに、岩城さんに似合うし♪

だけど、今の彼らの年齢や嗜好に沿うのは、バーバリーやポール・スミスのような気がするんですよね。

うっふっふ・・・(意味不明)。



●もうひとつ

銀座で行きつけの和食、なんてステキじゃない?(笑)

・・・というのは単なる、昭和的な見栄なんだろうなあ。


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大人の隠れ家、というのはこういうお店を言うんだろうと思います。

祇園の和食のお店の銀座店。

・・・なんですが、なにしろ銀座と言っても地味な、東銀座・新橋寄りの細い路地にあるので、ふらりと偶然に通りかかったお客さんが見つけられるような場所じゃ、ないと思うのです。

でも、そこがいいんでしょうね。

落ち着いた店内で、とってもいい雰囲気なんです。

日曜日の昼すぎに予約なしで行っても、入れてもらえるのも貴重です(笑)。

(あんまり隠れ家すぎて、つぶれてしまったら悲しいけど。)

前に一度ここに行って以来、すっかり気に入ってしまいました(笑)。


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これはお昼のメニュー、花かご弁当。

写真にはないけど、これに大椀のお味噌汁がつきます。

こうやって見るとボリューム控えめですが、食べるとけっこうお腹いっぱいになります(笑)。

ちっちゃな豆皿ひとつひとつに、けっこう凝ったお料理が乗っていて楽しいですよ~。

贅沢ですが、まあ、たまにはね。。。



●今日も

容赦なく、暑かったですねえ。

「あちいよ~(泣)」

どうしても、やめようと思っていても、口をついて出てしまうのが情けない。

「あつくない、あつくない、あつくない、このくらいヨユー、ヨユー、へいき、へいき・・・!」

ときどき呪文のように、自分に言って聞かせてはいるんですが。

「夏至はもう過ぎた、あとは日が短くなる、短くなる、短くなる・・・」

とも(苦笑)。

アホな気休めにすぎませんが、いつか終わりが来る、と思い出すだけで一日、耐えようと思える・・・かも。

もうひとつ、ホントにしょうもないですが、

「あと3回、3回、うん、がんばれ・・・」

ってのもあります。

何の話かって、いやでも毎月やってくるあれです、あの、非常に不快で不愉快なアレ(爆)。

夏の暑さもキライですが、それより嫌いなものが世の中にあるとしたら、夏の時期のあれでしょう。

痛いしツライし、もうねえ。

汗っかきならなおさら、あの気持ちの悪さは・・・サイアクよね(苦笑)。

リッチな高級ホテルでもない限り、お手洗いまで涼しくエアコンが聞いてることって、あんまりないもんなあ。

ああ、まだ6月末なのに、これを書いてる自分がイヤ。。。



【29/06/2011 21:47】 旅★たべもの | Comments (0)

それでも被害者ヅラに見えるのはなぜだろう

●TBのお題から

「一日の中でいちばん好きな時間は?」

マジレスすると、「夜」です。

その理由は、めちゃくちゃ利己的かつ刹那的ですが、「エアコンが使えるから」。

東電の発表する推定電気使用率を見ながら、

「そろそろもう大丈夫かな・・・?」

と、おそるおそる?エアコンの電源を入れるときが、いちばん幸せかも・・・(爆)。

家の中で、本来ならば身体への負担なんか最低限にしてのんびり、ゆっくり寛ぎたい時間に、暑くて汗をかく・・・というのは、わたしにとってはサイテーです。

最低最悪、髪の毛をかきむしりかねないレベルのイヤさ、なんですね。

なんのために生きてるかわからない、と思っちゃうくらい(苦笑)。

「暑くて不快なのは、だからね、死活問題なんだってば~」
「なにをそんな、大げさなこと言ってるの」

・・・うぐぐ(苦笑)。

この辛さは、ほとんど汗をかかない我が母上には、理解してもらえません。

我慢のきかない我が侭な娘、くらいの感覚みたいです。

(父はけっこう暑がりですが、母娘のしょうもないグチ合戦は見て見ぬふり。心情的にわたしの気持ちはわかるものの、母の味方をしないわけにはいかないので・・・たぶん。)

でもほら、夜はね、電気需要が逼迫するわけじゃないから。

せめて寝るまでの間くらいは、心地よく・・・というよりもむしろ、自分の好きなように自由に過ごしたい、ということです。

ささやかな望みだと、思うけどなあ。



●その東電の

AGM(定時株主総会)は、今日だったようですね。

予想通りというべきか、出席した株主からは、きびしい経営陣批判が相次いだそうです。

※大勢の株主が出席した・・・かのように報道されていますが、それは実際そうなんでしょうが、実際に会社を動かすだけの力を持つ大口株主(企業や機関投資家など)が反・経営陣サイドに回らない限り、総会はいわば「ショー」にすぎません。個人の株主が何を言おうが、提案しようが、経営陣の方針は変わらないと思います。

しかし・・・大口小口にかかわらず、投資家は本当に怒り心頭だろうなあ。

どこの国でも、エネルギー株というのは、優良株の典型ですもの。

好況でも不況でも、人間は必ずエネルギーを必要とするので、というか社会インフラの基礎中の基礎、必要不可欠な要素ですものね。

それだけに景気の影響を受けにくい業界ですし、なにしろ寡占・独占ビジネスであることがほとんど。

「需要が安定している」
「競合相手がいない/少ない」

つまり投資家にとっては、極めてリスクの低いブルーチップなんですね。

(想像ですが、リスクが低い=わりと低配当であった、と思います。)

それが・・・こんなことになるなんて。

今日のNHKニュースでは、これまでに約4700万円を投資して、コツコツと東電株を買い続けてきた個人株主が取材を受けていました。

震災後、(当然ですが)どうしようもないくらい暴落した東電株。

今では、所有する株の価値はわずか300万円!くらいしかないそうです。

東電の株を持っている人の中には、似たような話がいくつもあることでしょう。

(老後の生活のあてにするお金を、株で持っているほうがリスキーだ、という指摘もあると思いますが、少なくとも震災前の「投資家の常識」では、東電株は金券みたいなものだったと思いますよ。)

世の中ほんとうに、なにが起こるかわかりません。

早めに売り抜けたラッキーな人もいるかもしれないけど、ほとんどの人は、もはや紙くずレベルかもしれない東電株を処分することもできず、呆然としていることだろうと思います。

(もちろんその反面、ジャンク=ハイリスク株となった東電株をあえて買いあさり、政府がいずれ東電救済に乗り出す→株価が上昇する→配当が再開するのを期待する向きも、あるでしょうけどね。)

福島第一原発の惨事は、もちろん一義的には、地震と津波が引き起こしたものです。

でも、その天災を人災に悪化させてしまったのは、東電の危機管理体制の甘さだった。

(政府や自民党など、ほかにも「戦犯」はいると思いますが。)

その結果、どれほど大勢の人が苦しんでいるか。

自宅を追われ、仕事を失い、言われのない差別を受け、そのうえ放射線の影に怯える福島の人たちとは、比べるべくもありませんが、その東電の「罪」がめぐり巡って、間接的に、投資家のロスにつながっていることになります。

単なる経済的損失、と言うなかれ。

そこに生活が、将来がかかっている人も多いのですから、考えてみれば当然ですよね。

(さらにいうと、被災者ではないけれど、東電管区に暮らし、計画停電や来たるべき値上げから逃げることもできない人たちも、二次的、三次的な影響を受けているわけです。)

東電の過ちの波紋は、どこまでも広がっていくように思います。


【28/06/2011 23:35】 社会・時事ニュース | Comments (0)

一回おやすみ。。。

●なんだか

非常に疲れておりまして・・・たはは~。

変だなあ、昨日ほどではないにせよ、今日もわりと涼しかったのに。

いろいろ書きたいことがあるのですが(九州旅行編はまだ終わってないし、爆)本日はこれにて。



●みなさま

またね。。。



【27/06/2011 21:36】 島流し生活2008~ | Comments (0)

一世一代と言うだけのことはある

●じいさんの魔性の太腿

・・・(爆)。

いや、それは、あの。


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幸いにも、曇り空で(比較的)涼しかった今日の都心。

(たぶん、気温はせいぜい25度くらいじゃないかな?)

満を持して(なんの?)、築地の東劇に行って参りました。

日曜日の朝から、よりによって「女殺油地獄」・・・って、スゴイ題ですよね(苦笑)。

オンナゴロシアブラノジゴク、ものすごく濃いというか、おどろおどろしいというか(笑)。

※近松門左衛門のつけたタイトルだよ~。


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当然?ながら、孝夫さん目当ての女性たちが大挙して押し寄せて・・・は、いませんでした(爆)。

東劇、もっと混んでると思ってたのに。

(あ、念願のチャリティ・ポスターは、無事に手に入れました♪)


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これは・・・なんだろう(笑)。

東劇の入口で吉右衛門さんのポスターを見かけ、思わず見入っている小鳥さんです。

なにも、こんなウツクシイ姿でしゃがみこまなくても・・・ねえ。

おまけ>


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これは、かつて歌舞伎座があった場所です。

今は、新歌舞伎座の建設予定地ですね。



●実を言うと

シネマ歌舞伎はこれがはじめて。

もともと舞台で上演されたものを映像で見ることに、あんまり積極的ではないのです、わたし。

批判的、ってわけじゃないけど、でも・・・退屈しません?(爆)

NHKなどで放映される歌舞伎(舞台を録画したもの)って、中途半端な気がするんですよ。

舞台の上でのお芝居なのに、その臨場感は(液晶スクリーン越しでは)感じられない。

かといって、「映像作品」としてはワンパターンで面白くない。

(舞台を基本的にそのまま録画してるので、映画やテレビのような見せる工夫はないわけですので。)

だから・・・つまんない、と思ってしまうときもあって(苦笑)。

もちろんファンとして、「記録」として残しておきたい、というのはわかるんです。

自分の手元に(DVDなどのかたちで)あれば、何度も見られる、所有する喜びはあると思う。

でも、わざわざお金を払って映画館で見たいかというと・・・?

と、思ってたんですね。

そんなわけで、孝夫さんのポスターに魅かれて、はじめてのシネマ歌舞伎へ。

ライブで2年前に実際、自分で見た舞台なので、なつかしい気分もありました。

・・・で、結論をいうと、けっこう良かったのです(笑)。

上にわたしが挙げた問題点、

「臨場感に乏しい」
「映像作品としてのクオリティ」

が、完全に払拭されたわけじゃないけど、随所に工夫が見られました。

客席の最後列から眺めているような、「定点観測」みたいな視点から始まるんですけど、お話がすすむにつれて、カメラがじわじわと舞台に近づき、主要な登場人物の表情をアップで捉えていく。

クライマックスのとても凄惨な殺人シーンに突入するころには、しっかり感情移入して、ハラハラ見ていました(ハラハラというのは、着物がはだけてほとんど半裸に見える孝夫さんに関してです、爆)。

世話物で、登場人物の数も限られているせいか、「映画」としてのリアリティがあるんでしょうね。

万人受けするとは思いませんが、孝夫さんがお好きなら、逃す手はありません(笑)。

役者さんが、どれだけ細やかな表情で、目つきひとつで演技をするものか・・・たとえ、舞台の細部まで観客が見ていなくても、どれほど全身全霊で芝居をするものか、それが見られるという意味でも貴重です。



●それでは、

へろへろにつき、この辺で。。。


【26/06/2011 22:57】 オペラ・演劇・映画 | Comments (0)

正確には「警部補」だったらしい

●夕方になって

少し、涼しい風が吹いていました。

それだけで救われたというか、ちょっとホッとしてしまいました(笑)。

「そうそう、この調子♪」

などと、意味不明の発言をしていたら。

ゴロゴロ・・・と遠雷。

「あらら、菅公のお出まし?」

不気味な色の空とともに、さあっと雨が降ってきました。

「おお、いいぞいいぞ、ちょっとこの大地を冷やしてくれ~」

・・・でも、あっという間に、雨は去って行ってしまいました。

今ならまだ、冷やせば冷えるような気がしてたのに(苦笑)。

せめて今夜は昨日ほど、寝苦しくないことを祈ります。



●節電と

いっても、エアコンなしは無理。

暑さの感じ方は個人差があるので、そこは勘弁してほしい。

とはいえ、節電に協力できる部分はぜひともしたい。

・・・で、昼間は暑くても雨が降っていても、必死で外出するようになりました(苦笑)。

妥協策のつもり、です。

要するに、需要が逼迫するのは昼間なんですよね。

午後のいちばん暑い時間帯に、エアコン(をはじめ電力を消費するもの)をできるだけ使わなければいい、ということですよね。

(逆にいえば、夜遅くの自室でエアコンを使っていても、それは東電のクライシスにはならないどころか、彼らの収入にも繋がる・・・はずですよね? 別に彼らのためじゃないけど、めぐりめぐって、それは被災者に還元されるはず。)

そんなわけで、どこか涼しい商業施設に避難するようになりました(笑)。

お店もカフェも節電はしていますが、それでもお客さんのために、当然ながらエアコンは入れてるわけなので、それを利用させてもらったほうがいいなあ、ということで。

同じ発想の人は多いらしく、駅前のスタバやドトールはいつにも増して盛況です(笑)。

本やPCを持ちこんでいる人が通常よりも多いと思うのは、気のせいでしょうか。

・・・まあ、度をすぎた長居は嫌われると思うので、いられる時間は限られていますけどね。

「ホントなら、おうちでまったり引きこもっていたいけど・・・」

それはわたしにとって、わざわざ書く必要もないような、ささやかな日常だったのですが、今こうなってみると、贅沢な幸せだったんだなあ、と思います。

できるものなら天の神様が、今年ばかりはお手柔らかに・・・やさしい夏をくれるといいんですが。

(でも、そこまで甘くはないらしい・・・!)



●コロンボ警部

聞いただけで、あの声(日本語で!)が聞こえてきますよね。

それと同時に、あの素晴らしいテーマ音楽の旋律も。

(ヘンリー・マンシーニの名曲!)

ピーター・フォークが亡くなったと聞いて、そのふたつを同時に思い出しました。

若い世代はわかりませんが、およそわたしくらいの年代(以上)ならば、コロンボ警部を知らない人なんて世界中どこを探してもいないのでは・・・?

と思っちゃうくらいの有名人でしたよね。

一時はホント、毎週の放送を心待ちにして見たものです・・・(笑)。

最近たまたま、テレビでやっているのをちらりと見たのですが、

☆今の感覚ではあり得ないくらい杜撰な捜査!

(殺人の現場でタバコ吸ってるとか、そこにあった食べ物をいただいちゃうとか)

☆今の世の中では成立しないアリバイ!

(ケータイもインターネットもメールもデジカメも、全部ない時代のお話ですからね)

☆今の価値観では羨ましい&カッコいいとは思えない当時のLA住宅・ファッション事情!

(これみよがしのファッションや金ピカ贅沢な暮らしに、冷たい視線を送ってしまう)

・・・と、まあ、いろいろね(笑)。

ひとことで言っちゃうと、「昔のアメリカのドラマ」なんだなあ・・・ってことですが、でも、しかし。

しかし、それでもなお、面白いんですよ。

コロンボさんのときに天然ボケの入った、ときに意図的な、無遠慮で田舎くさい言動に呆れたり、笑ったり、イライラさせられたり・・・面白いのは、ここね。

「犯人を追いつめる心理戦」ですからね、なにしろ。

基本的には、謎ときの主役であるコロンボさんに感情移入してドラマを見ているはずなのに、視聴者はいつの間にか、犯人の心境にもシンクロするんですよ。

コロンボさんに失笑したり、むかついたりするってのは、そういうことですものね(笑)。

だから、一粒で二度おいしいのだと思いました。

逃げるほうと捕まえるほうそれぞれの醍醐味を、知らずに味わっているんですもの。

・・・巧いなあ、と今さらながら唸りました。

キャストもさることながら、もちろんこれは、脚本の素晴らしさということでしょう。

そこがしっかりしてるから、今でもなお通用するんですね。

で、コロンボさん=ピーター・フォーク。

この手の息の長いシリーズだと、主役が世代交代するパターンもありますが(007シリーズなど)、彼は彼でしかありえませんね。

寅さんを演じる役者が、ひとりしかいないのと同じですね。

心から、ご冥福をお祈りします。



【25/06/2011 22:04】 オペラ・演劇・映画 | Comments (0)

暑いとみんな、機嫌が悪いしね

●TBのお題から

「とっておきの空の写真、ください!」

・・・わお(笑)。

「わたしにそれを言うのね!?」

と、不敵な笑いをこぼしたのもつかの間。

「あ、でも、この時期のお題ってことは、夏の空のイメージ?」

空がきれいに撮れるのは、空気が澄んだ秋から冬。

春から夏は、晴れても霞がかかったような状態の空が多いものです。

つまり、よく考えるまでもなく、夏の空ってなかなか難しい。

で、一生懸命、過去ファイルを探してみると(笑)>>

※写真の数は本当にめちゃくちゃ多いので、全部ちゃんとチェックするのは不可能なんですけどね(苦笑)。

夏の空・・・かあ。


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これは先日、羽田空港で撮影したものです。

梅雨の晴れ間の夕焼け、きれいだったけど・・・どうだろう(笑)。


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これは、いかにも!・・・かな(笑)。

空の写真というより、富士山の写真ですね。

茅ヶ崎の海岸で去年の7月、浜降祭のときに撮影したものです。

夏、これだけくっきりと富士山が見えることは珍しいので、貴重ではあるけど、空はまあ・・・ふつう?


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これも去年の7月、でも梅雨の明けたあとです。

すっか~んと晴れた青空は、たしかに鎌倉の大仏様によく似合います(笑)。

ところで>>

いろいろ探したんだけど、とりあえず、入道雲の写真は見つけられませんでした。

わたしが暑いの苦手なので、もくもく入道雲が出るような場所には、行ってないのかも・・・(爆)。

さて、今年はどうなるでしょうね。

あ・・でも。

まだ蝉の声すら聞こえないのに、今日は北関東が大変なことになってましたね(汗)。

いきなり、埼玉や群馬で39度って・・・(爆)。

去年の猛暑のさなかですら、それだけの温度はなかったと記憶しています。

ホント、先が思いやられますね。

生命維持の危機を感じる暑さだと思いますので、どうぞみなさま、ご自愛ください。

都心は、関東南部は、それに比べるとまだマシでした。

でも、やっぱり、暑い。。。



●そんなわけで

体調は今ひとつ。

冷たいもの、どうしても飲みすぎてしまうし、エアコンなしはキツイし。

一日に何度もシャワーを浴びるのも、そのときは気持ちいいけど、けっこう体力を消耗しますね(苦笑)。

髪の毛にとっても、洗ってばかりは良くないんだろうなあ・・・ふう。

ほどほどの夏、であって欲しいのになあ。

きゅるる。。。



【24/06/2011 22:01】 島流し生活2008~ | Comments (0)

Lonely at the top

●TBのお題から

「雨は好き? 嫌い?」

ほどよい雨なら嫌いじゃないけど・・・雨に濡れる緑とか、花とか、きれいですもの。

でも日本の梅雨は、やっぱりつらいですね。

雨が降ってもちっとも気温が下がらず、単に不快指数が上がるだけだしなあ。

さて。。。

東北の被災地ではところにより、かなり雨が降っているようです。

梅雨前線が停滞してるせいか、まだ予断を許さないそうです。

せっかく仮設住宅に入れたというのに、雨漏りするおうちすらあると聞いて、胸が痛みました。

(ほかにも、問題のある仮設住宅は少なくないようですが。)

地盤が沈下したり緩んでいる土地も多く、これから雨量が増えれば心配ですよね。

体育館などの避難所も蒸し暑そうですし、お年寄りが多いので、ますます健康管理が大変になるでしょう。

大きな余震もあったみたいだし、さぞかし不安な思いだろうと・・・ねえ。

せめて早く、一刻も早く、みなさんがくつろげる家を確保できるように、祈らずにはいられません。

義援金も早く、どんどん渡してほしいなあ。



●クルム伊達公子さん

本当に、本当にすごい。

かつて(第一期)現役だったころから、凄い人だと思っていたけど、今は偉大だとすら思います。

まさか第二のマルチナ・ナブラチロワが、日本から出るなんてね。

そして、若い世代は何をしてるんだろう、とも。

彼女がそもそも現役復帰をしたのだって、うんと年下の世代を発奮させようとして・・・ですものね。

偉大な彼女はおそらく、若い世代にコテンパンにやられて、「やっぱりもう無理(笑)」と笑顔で引退し、あとを引き継いでもらう日を心待ちにしてるんじゃないかと思いますが。

彼女の孤高は、まだしばらく続きそうですね。



●今ひそかに

はまっているのは、コレ。


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ドトールのカフェラテプリンです・・・(笑)。

ドトールのお菓子って、無難にすぎるというか、悪くないけど特に美味という感動もない・・・ものが多いと思っていましたが(汗)、これはイケます。

ほろ苦いコーヒーゼリーがポイントですね。

お試しあれ・・・♪



●では、

また。。。


【23/06/2011 22:57】 旅★たべもの | Comments (0)

来た来た、来ちゃった・・・

●言いたかないけど

言わずにはいられない!


あっついよ~!


一気に30度を超えたってことで、いよいよかあ、と落ち込んでいます(苦笑)。

あぐぐ、夏も暑いのも汗をかくのもキライ・・・(涙)。

もっとも、北関東では35度、36度になったそうですから、この程度で泣きごとをいうのは甘いですね。

わかってる、わかってるんですけど。。。

夏の苦手な人には、つらいシーズンに突入ですねえ。

スダレもクール敷きパッドもミラーカーテンも準備したけど、だから楽になるわけじゃないですし。

ふう。



●そんなわけで

ただ今、暑さのあまり思考停止中です。

夏はどうしても行動が遅く、脳みその回転が鈍くなり、やりたいことの半分もできないジレンマに陥ります。

要は、まっとうに機能していないワタシ。

(今年はなにしろ節電一色、エアコン控えめモード全開なので、よけいにキビシイでしょう。)

「夏だっていうのに、相変わらず湿っぽい、冴えないお天気でね~」

・・・と、よりによって今日、イングランドの友人からメールが来て、目眩がしました。

うう、涼しくてさらりとしたイギリスが、とってもとっても恋しいです。

「お洗濯ものがどんどん乾いて、ホントうれしいわ~♪」

・・・とは、満足そうな我が母の言葉です。

見習うべきでしょうね、こういうpositive thinkingって。

ほにょ~。



●グチが

止まらなくなりそうなので、今日はこの辺で。

みなさま、ぜひぜひご自愛くださいませ。

節電もエコも大事ですが、命と健康はもっと大事です。。。



●追伸

夏のお茶会、もといスパルタ!『春抱き』強化合宿について。

だいたいこんな感じで開催されます(笑)>>

日時は、たぶん8月6日~8日のうちの2日間(要するに1泊2日)。

場所は、ちょっとは涼しい(はずの)高原リゾートホテル(未定)。

東京から電車で1時間~2時間圏内の、長野県・山梨県・群馬県あたりが有力候補です。

現地では、「勝手に!『春抱き』検定試験」と「もっと勝手な!『春抱き』トリビア・クイズ」などを計画中。

宿題(課題)もありますが、絵や文章を描く/書く必要は特にありません(笑)。

今のところ参加者4名で、いろいろアイディアを練っているところ。

ホテル予約の都合がありますので、参加をご希望の方は、お早めにご連絡くださいね。

お問い合わせも、もちろんお気軽にどうぞ。

※日帰り参加もアリですが、その場合はご自分で足を確保してくださいまし。。。



【22/06/2011 17:55】 「ゆすらうめ異聞」関連 | Comments (0)

飛梅を追いかけて

●さて

九州旅行レポートは、まだ続きます・・・(汗)。

つい先週の話なのに、なんだかすでに遠い昔のことみたい(苦笑)。

旅の目的は、実は三つありました。

博多座の歌舞伎と、熊本城と、それから大宰府。


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そうです、かの太宰府天満宮にお参りしたいと、かねがね思っていたんですね。

※わたしの場合、高校のときに修学旅行で行ってるのですが、なんせ前世紀の出来事なので、ほとんど記憶に残っていないんですよ(爆)。

そうです、菅原道真公。

「菅公」とも呼ばれますが、どうにもわたしたちは、彼に非常に執着しているのです・・・(苦笑)。

でなかったら、はるばる大宰府も、毎年のように訪ねている京都の北野天満宮も、あるいは東京の亀戸天神も、そんなに足しげく通うわけがありませんよねえ。

でもそれは、宗教的関心とはちがうものです。

天神様とも言うし、学問の神様でもある。


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そしてなにより、平安の昔、日本でもっとも恐れられた怨霊でもあります。



●あまりにも有名な

お話ですので、ご存知かとは思いますが、簡単にまとめると>>

☆宇多天皇、醍醐天皇の時代の貴族・政治家

☆宮廷きっての博覧強記、歌人

☆政治を牛耳る藤原氏への対抗勢力として頭角を現し、右大臣にまで登りつめる

☆要するに、藤原氏にとっては非常に煙たい存在

☆藤原氏の陰謀により、無実の罪で失職、大宰府に左遷される

☆かの地で亡くなる(903年)

・・・で、遺体が葬られたのが、現在の大宰府天満宮のある場所だということですね。

菅公が有名なのは、

ひとつ、彼の死後、藤原氏と京の都に不幸と天変地異が続いたこと。

彼を遠い九州に追いやった首謀者と思われる面々(天皇と藤原氏)が次々と病死し、御所に雷が落ちて大変な被害を出したことで、朝廷は大パニックを起こしたんですね。

怨霊の祟りをおそれて罪を許し、連座していた一族を復位させ、菅公に官位を追贈し・・・これがやがて、北野天満宮など、菅公の霊を祀る天神信仰へと発展していきます。

そしてもうひとつ、かの「飛梅伝説」ですね。

「東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな(春な忘れそ)」

都を去る菅公が詠んだこの歌は、特に説明の必要などないくらい有名ですものね。

その梅の木が、失意の主を慕って一晩のうちに九州まで飛んで行った・・・という話がやがて、飛梅のものがたりになり、めぐり巡って、さだまさしの名曲「飛梅」のテーマにもなったわけです(笑)。

そしてもうひとつ、彼の悲劇が語り継がれ、現在に至ること。

たとえば文楽や歌舞伎にも、菅公を主人公に据えたお芝居が幾つもあります。

特に有名なのが、「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」ですね。

・・・と、そんなわけで。



●さださんの

もの悲しいメロディを思い浮かべつつ、行ってきました、太宰府天満宮。

(「飛梅」は別れた恋人との大宰府詣を振り返る内容ですが、ここではそれは不問にしてください。)


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参道からの入口は、一見ちょっと地味・・・でした。

が、中に入ると、もちろん心字池です。

♪心字池にかかる 三つの赤い橋は~


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これはとりあえず、最初の橋、つまり「過去」の橋に立つ小鳥さんです・・・(笑)。

次が「現在」、そして三つ目が「未来」の橋ということになります。


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最後の太鼓橋を渡ると、堂々たる楼門が現れます。

それをくぐると、ようやく本殿が。


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ここで胸に迫る感動をじわじわと・・・味わいたいところでしたが、残念ながら。

そこは修学旅行の生徒さんたちで溢れ、いやもう、実に、賑やかでした(笑)。

(自分だってかつて、そういう五月蝿い集団のひとりだったので、文句を言ってるわけじゃないけど!)


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♪東風吹かば君は 思い起こしてくれるだろうか

・・・というわけで、これが飛梅です。

本殿のすぐ前に、堂々とした枝ぶりを見せていました。

九州はじめての小鳥さんにとっては、もちろんこれを見るのも初めてというころになります。


P6130710.jpg


本殿は、京の貴族の館のようなあでやかな、贅沢なつくり。

なにしろ(死後の追贈ですが)菅公は正一位、太政大臣・・・です。

この上の位はない、まさに位人臣を極めた天神様に相応しいお住まいだなあ、という気がしました。


P6130714.jpg


これ、ひそかに気に入っている1枚です(笑)。

小鳥さんがうろうろ何をしてるのかというと、御守りを買おうとしているのですが、修学旅行生が文字通りひしめいていて、いっこうに近付けないんですね。

※ちなみに、これとその前の2枚の写真に写っている青葉は、飛梅の葉っぱです。


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♪手を合わせたあとで 君は神籤をひいて~

・・・これも、さださんの歌に触発されて、おみくじを引いてみました(笑)。

小鳥さんが末吉、わたしが吉。

まあまあの結果なので、わたしはそのままおみくじをお財布に入れちゃいましたが、小鳥さんは占いの内容が今ひとつだと感じたのか、境内に結んで置いて来ました。

末吉って、いい卦だと思うけどな~。



●などと

言ってるうちに、えらく長くなってしまいました(苦笑)。

まだ続きがあるのですが、それは別の機会に。。。



【21/06/2011 22:08】 旅★たべもの | Comments (0)

暗澹たる面々

●TBのお題から

「ずっと続けていることは?」

うむむ、「ずっと」の基準(というか程度)にもよりますが・・・(笑)。

①毎日ブログを更新する

なんかもう、5年くらいやってない・・・?

(日記もおこづかい帳も今まで一度たりとも続いたことがなく、典型的なぐうたら三日坊主のわたしとしては、これは画期的かも。)

②毎日、岩城さん愛してるよ、と言う

本当なんですが・・・さ、寒いかしら(爆)。

③毎日、小鳥さんに電話をする

これも、よく考えると自慢にはならないような・・・?

ロンドンにいた頃からいつの間にか、そういう奇習が出来あがっていたように思いますが、そういえば大震災のあの日だけは、電話が繋がらなくて、メールとウィンドウズ・ライブのメッセンジャーで会話してました。

・・・わりと、平凡ですね。



●九州では

ずいぶんと雨が降っているようです。

みなさま、ご無事でいらっしゃるでしょうか。

長崎などのひどい土砂災害が、福島第一を抑えて、NHKニュースのトップで扱われていました。

首都圏では・・・かなり蒸し暑く、そろそろ本格的な暑さを気にする時期ですが、それだけ。

雨そのものは大したことないから、文句を言うのは贅沢というものかもしれません。

東北地方も、これから激しい雨になるとか、ならないとか。

大きな被害が出ないことを祈るばかりです。



●恒例の・・・

悪口シリーズ(苦笑)。


菅首相>>

やる、やらない、する、しない、できる、できない。

アナタはいったい、なにをやりたくて首相になったんでしょう???

首相のお仕事ってのは、①国民の生命と財産を守る、②対外的に日本を代表する・・・ですよね?

それ以上に大事なことなんて、ないはずですよね。

アナタはそのどっちにも、さして興味がないように見えるんですが、わたしの目が悪いせい?

多くの国民はとうにアナタの力量のなさに失望してるけど、それでも毎年リーダーを変える国ってのもなんだし、震災復興でみんなが一致団結すべきときだし、ほかにめぼしい代打もいないし・・・ってことで、しかたなく我慢して、アナタに今しばしの時間をあげているんですが、わかってるのかなあ。

誰も自分を好いてくれないと嘆くのではなく、なぜ好かれないのか、考えようよ。


岡田幹事長>>

この間まで、民主党で唯一、国民の絶望と怒りが見えている人だと・・・思っていたわたしがバカでした。

みんな、同じ穴のムジナかあ。


ファントム小沢氏>>

チキン。風見鶏。無責任。

・・・としか、言いようがない。

菅さんを引きずり降ろせそうに思うと穴から出てくるけど、ダメだとわかるとさっさと逃げる。

一部の急進的な子分よりも、日和見だけに性質が悪いね。

さて今は、どこで何をしてるやら・・・?

故郷の岩手で、がれきの片づけを手伝っているならいいんですけど。


鳩山元首相>>

宇宙人の論理も正義も、地球人には通じません。

アナタが出てくるとややこしくなるので、元いた星で静かに薔薇の花でも愛でていてください。

奥さまとお幸せに~。


労害都知事の息子>>

ああ神様、お願いです。

この人がこれ以上、自民党でのさばりませんように。。。


・・・まあ、文句を言うだけなら、簡単ですね(爆)。



【20/06/2011 22:15】 社会・時事ニュース | Comments (0)

カメラのようなもの

●サーバー障害

・・・のようです、えっと、裏ブログ「夢と知りせば」のほう。

NINJA TOOLSのブログの多くが、現在どうも閲覧できず、管理画面にも行けない状態みたい。

え、そんなブログ、そもそも見てない?(爆)

・・・そうですよねえ・・・ほとんど更新、してないものね(苦笑)。

別に見て欲しいとか、そういうわけじゃないのですが(言い訳)、万が一だれかが、

「このブログ、とうとう閉鎖されたのね」

って誤解したら困る・・・かな・・・う~ん。

困る人、あんまりいないかもしれません(爆)。



●福岡の空港で

あったことを、もうひとつ。

荷物チェックで二度、ちょっとイヤな体験をしました。

まず、スーツケースに入っているちびPCを見せろと、手荷物チェックインで言われたこと。

「はあ!?」

バカバカしいですが、暑かったせいもあって、わたしは危うくキレそうになったよ・・・(爆)。

ロンドンでも成田でも羽田でも、今まで100回、200回、どんなにあっちこっち飛び回っても、そんなアホな理由で(必死できれいに詰め込んだ)パンパンのスーツケースを開けてみせろ、なんて言われたことなかったのに。

理由はどうやら、貴重品かつ精密機器のはずのノートPCを機内持ち込みではなく、預けるほうの荷物に詰めたのがヘンだ・・・ということ、みたいです。

な、ナニ言ってるの・・・?(笑)

3万円で買ったちびPCはたしかにわたしの愛用品ですが、それは所詮、生活必需品にすぎません。

家電、消耗品・・・くるくるドライヤーと、同じですね(笑)。

でもまあ、わたしがどれほどバカらしいと思おうと、相手は空港のセキュリティスタッフです。

文句をいっても、拒否しても、いいことなんかないですよねえ。

PCに対する感覚がちがうのだから、しょうがない。

・・・必死で、自分に言って聞かせました(笑)。

でも、こういうのって、不愉快な気分になるもんですね~。

「はい、結構です。ご協力ありがとうございました~」

あっさり言われても、なんかね、妙に腹が立っていました(苦笑)。

※わたしがこの一件で相当むかついたのがわかったのでしょう、小鳥さんは心配そうに、でも何も言わず、わたしの周りをパタパタ飛んでいました・・・(苦笑)。

ま、ホントいうと、自分でもガキだなあ、と思ってます。

「はいはい、なんでも好きに見てくださいね~」

って大らかに構えて、余裕で対応するべきだったよなあ、と反省しきり。

相手のお姉さん、単に経験不足なだけだって・・・そう思えれば、よかったのになあ。

小さいぜ、わたし!(笑)


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さて、二度目のストップは、搭乗ゲートに向かう際のセキュリティ・チェックです。

え、立て続けに引っかかったのなら、悪いのはわたしの人相ですって?(爆)

・・・いや、そんなはずは・・・(汗)。

ボーディング・パスを見せて、荷物や身体のチェックをしますよね?

今度は、わたしの重たくて大きなトートバッグが原因でした。

X線を通したらば、中身を開けて見せてほしいと、今度は若いお兄ちゃん。

「あの~、すみません」
「はい?」
「バッグの中身を、確認させていただいてよろしいでしょうか?」
「いいけど・・・なんでしょう?」

次の台詞に、思わず噴き出してしまいました・・・(笑)。

「ええ、その、中にカメラのようなものが複数、見受けられるようなんですが」
「・・・ようなものって(爆)」

いや、それ、ホントにカメラだし(爆)。

「いいですか、これね、オリンパスのマイクロ一眼レフに小型の標準レンズ。こっちに、超望遠ズームレンズ。それから、サブのリコー製のコンパクト・デジカメ。こっちはレンズ清掃用のクロスと、埃を吹き飛ばすブロアー・・・わかります?」

ちなみに、持っていたのは、上の写真のとおりです。

たったこれっぽっちしか持ってなかったのに、何かおかしいと思われたって、なぜ・・・?

「オバチャンが凄いカメラ持ってたのが、意外だったんじゃない?」
「え~、こんな初心者向けカメラ、凄いってほどのもんじゃないよ~」
「・・・だから、一般的に言って、ってこと」
「だから、一般的に、イマドキはカメラ女子とか言って、流行ってるじゃない?」
「・・・いや、だからそれ、一般的かどうかは・・・」

小鳥さんとは残念ながら、意見の一致をみませんでした・・・(苦笑)。

まあ、いいや。

カメラはもちろん何の問題もなく、すぐに解放されましたが、変な気分だったなあ。

「まったく同じ機材を担いでいて、羽田では完全スルーだったのにね・・・」
「しょうがないって、そういうこともあるよ」
「オバチャンがカメラいっぱい持ってちゃ、いけないっていうの?」
「・・・誰も、そんなこと言ってないって(爆)」

笑って流せない自分の心の狭さに、ちょっとため息でした・・・(笑)。

彼らだって、真面目にお仕事をしてるだけなのにね。

うぐぐ。。。


【19/06/2011 22:14】 旅★たべもの | Comments (0)

魔性のじいさん・・・(爆)

●朝から

ショックな出来事があって、落ち込み中です(苦笑)。

というのも、アレです、孝夫さんのポスター。

・・・正確には、シネマ歌舞伎「女殺油地獄」の封切を記念した、篠山紀信が撮り下ろした片岡仁左衛門(「女殺~」の主人公、与兵衛に扮している)の震災チャリティ・ポスター。

(な、長いなあ~。)

そのポスターの大きいほうを、通販で買いそこなったからです・・・(涙)。


onnnakoroshi_postermini01.jpg


(ρ_;)。。。


(デザインはまったく同じ、サイズちがいで2種類、発売されました。)

「ほんまにアホか、わたし!? どんだけとろいわけ!?」

あぐぐ、地団駄を踏んで悔しがっても、まさに後の祭り。


。・゚゚ '゜(*/□\*) '゜゚゚・。


これがねえ、ホントにもうバカみたいな話で・・・(爆)。

だって、発売日をまちがえたわけでも、寝坊をしたわけでもないんですよ(苦笑)。

ちゃんと起きてたし、自室でこまごまと片づけなんかしちゃってて、無為に時間を過ごしていたのです。

で、そろそろいいかなあ、と思ってのんびりと通販サイトに行ってみたら、

B1サイズポスター 在庫わずか
B2サイズポスター 在庫あり

だったので、慌てて購入の手続きをしたんです。

しかし哀れ、遅かりし由良之助・・・(爆)。

購入の手続きが終わらないうちに、残念ながら大きなポスターは売りきれてしまいました。

販売開始から、わずか・・・2時間くらい?

もっと短いかも?

「白塗りの厚化粧をした、67歳のじいさんのどアップポスターなんて、そんなに売れるもん?」

(冗談ですよ、もちろん!)

・・・なんて、心にもない悪態をついていたから、バチがあったんだなあ・・・(遠い目)。

孝夫さんの人気を、過小評価していたつもりはないけど、甘かったですねえ。

これが実際の、お芝居のチケットなら、こんなアホな余裕をかますことなんかなく、必死で入手しようとするんですが・・・うぬぬ、油断したわい。


☆:・.*・.ヽ(T-T )ノ ヽ( T-T)ノ .・*.・:☆


そもそもこのポスター、実際の歌舞伎座さよなら公演のときから、相当な話題でした。

劇場に飾ってあるこれを、幕間にデジカメで撮影している女性たちの、なんと多かったことか・・・(笑)。

だから、チャリティという名目であっても、なくっても、どっちにしても売れただろうと思います。

・・・ええ、そこまで知ってたのに。

競争率を甘く見てたなあ、と反省しきりです(苦笑)。


:・。・゜゜・(≧◯≦)・゜゜・。・


※今回、めずらしくも顔文字いっぱいでお届けしております(爆)。

(使い方が変ですが、そこはほら、慣れてないってことでスルーしてくださいな。。。)


「えーんえーん、わたしのアホ~ ぐず~ まぬけ~!」
「はいはい、よしよし」
「・・・バカすぎる~、ちくしょ~」
「はい、どうどう」

あまりに落ち込んでいるわたしを、さすがに哀れに思ったんでしょうが、小鳥さんは自分が注文した分をあげると言ってくれました。

いや、なんか・・・嬉しいけど、でもさ~。

「まあ、魔性のじいさんには、かなわないってことだよ」
「うう・・・」
「還暦だろうが古希だろうが、いつまでも女を虜にするから(笑)」
「・・・う・・・」

なんだかさらに、自己嫌悪に陥りそうです(苦笑)。



●震災から

今日で100日が過ぎたそうです。

100日・・・周囲では、言いたくないけど、「のど元すぎれば」的な気分も生まれてきています。

正直、まだ復興はその姿すら見えて来ないというのに、ある意味、甚大な被害がそこにあるという状態そのものに、どこか神経が麻痺してしまっているというか、「慣れて」しまっているのかもしれません。

人も暮らしも、まだ復旧にはほど遠いというのに。

原発もいまだ、毎日やすむことなく、不安を世界中にまき散らしているのにね。。。

でも、それに「慣れて」はいけないと、まるで警鐘を鳴らすかのように、今日はこの辺でも感じるくらいの余震が何度かありました。

むろん、被災地では今でも、大小の(最近はニュースにならないことも多い)地震が続いていることでしょう。

ボランティアも義援金も、まだまだ必要でしょう。

なにか出来ることをしたい、役に立ちたいという焦燥感は、忘れないようにしたいと思います。

それだけは、何があっても。。。



【18/06/2011 21:28】 オペラ・演劇・映画 | Comments (0)

どこまでも続く石垣を見ながら

●小学生だったよ~

そういえば巷で話題の、けっこう売れている音楽CD・・・らしいですね(笑)。


YMOYMO
(2011/06/15)
YELLOW MAGIC ORCHESTRA

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GOLDEN☆BEST キャンディーズ コンプリート・シングルコレクションGOLDEN☆BEST キャンディーズ コンプリート・シングルコレクション
(2011/06/08)
キャンディーズ

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う~ん、なんだかね~。

キャンディーズは、なぜ今ふたたび注目が集まっているかわかるけど、YMOもそうなのか・・・(笑)。

ちなみに>>

なぜか小学生のときの運動会で、当時めちゃくちゃ流行っていた「ライディーン」に先生がオリジナルの振りをつけ、集団でフォークダンス!を踊った記憶があります・・・(爆)。

あれはいったい、なんだったんだろう(笑)。



●九州のお土産

半分は、いただきものですが。

(Kさま、本当にありがとうございました!)


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旅の楽しみのひとつが、お土産・・・というか、地元の特産物を食べたり買ったりすることだろうと思います。

熊本にせよ、博多にせよ、「これ!」という名産品がいっぱいあるのが、いいですよね。

(神奈川とか湘南とか、考えてみると、そういうメジャーな特産物なんてないもんなあ。)

馬刺しとかまるきんつばとかいきなり団子とか、明太子とかラーメンとかひよことか。

・・・と、偉そうに言うわりには、実際に買ったのはチープなものばっかり(苦笑)。

でもほら、新幹線の靴下は、どっかの4歳児が大喜びするんです(笑)。

それから、熊本のゆるキャラ?らしき「くまモン」は、かわいいんだよ・・・くふv


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こちらは、福岡空港で売っていた「ひよ子のピィナンシェ」。

見た目も可愛いけど、味のほうもいけました。


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ところで、1枚目の写真にある(さるぼぼみたいな)みかんのストラップね。

Kさまからお土産にいただいたものですが、よ~く見てください(笑)。

せっかくとってもキュートなのに、配色がイマイチだと思いませんか?

オレンジ色のチャームをぶら下げてるのに、なんでストラップ部分のビーズがピンク系なの・・・?

「・・・そんなの、気になるほうがヘン」

って、小鳥さんはいうけど、でもさあ・・・(苦笑)。

いただいたものにケチをつけるつもりは毛頭ありませんが、なにせ可愛いから余計に残念なのね。

・・・というわけで、はい、自分でストラップを作り直しました(笑)。

それが、3枚目左下の写真です。

都合良くオレンジ色のビーズを持っていた・・・はずがないので、買って来ました。

「ほら、どうよ!」
「・・・そこまでこだわらなくてもいいと思うけど・・・」
「そうかなあ」
「めんどくさいよ・・・」
「・・・」

最近ちまちまと、チェコビーズをつなげてアクセサリーもどきを作っているから、こんなことを思いつくんですけどね(苦笑)。



●フォトショのチカラ(笑)

さて、熊本城の写真のつづきです。


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どこまでもどこまでも、延々と続く長塀。

終わりが見えない、どこから入るのかわからない・・・(笑)。

すでに何度も書きましたが、こういうのを見るだけで、攻め入ろうとする敵の戦意を殺ぐ効果は抜群だろうなあと、しみじみそう思います。

ちなみに目の前には、大雨のせいか不気味な色の濁流。

何に驚いたって、どう見ても立派な「お堀」なのに、その水が轟然と音をたてて、ものすごいスピードで流れてるんですよ・・・!

「えええ~っ!?」

言うまでもなく、豪雨だろうが何だろうが、フツーお堀の水は「流れません」。

そこに水を貯めてるんだから、絶対に流れるはずがない(笑)。

「な、なんで!?」

清正公がどんなトリックを使ったのかと、真剣に考えましたが・・・あはは、答えはシンプル。

もちろん、これは川なんですねえ。

自然の地形を生かし、そこに流れる河川をうまく内堀として利用してるんだそうです。

(ホントの意味でのお堀=水堀は、1か所しかないんだそうな。)

本物の川なので、水が流れてあたりまえですね・・・(笑)。


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天守閣の裏あたりで、ちょうど小雨になってきたときの写真。

コンビニで買った大きな傘越しに、小鳥さんを撮ってみました。

・・・といっても、カメラのレンズも保護フィルムも雨で曇りがちだったし、おまけにビニール傘ごしです(笑)。

こんなふうに色あせて見えるのは、まあ、しょうがないですね。


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でも、Photoshopは(それなりに)偉大でした・・・(笑)。

かなり古いバージョンの画像編集ソフトですが(セキュリティソフトとは違うので、常に最新である必要もないかなあと思って)、それでもいろいろと画質を調整すると、こんなふうにずいぶんクリアになりました♪

ビニール傘特有のもや~っとした白いかすみが、ずいぶん減ってますよね。


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これも同じく、石の質感を出すのにフォトショが貢献しています。

(本丸御殿近く、ここの石垣は特に乱積みというか、芸術的に不揃いな感じでした。)

※ブログにあげるために写真を縮小してるので、あんまり効果が見えないかも・・・?


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まあ、鮮明な画像にしてくれるとはいっても、「くもり」が全部なくなるわけじゃないですね・・・(苦笑)。

それにしても石垣、いいなあ。



【17/06/2011 22:24】 旅★たべもの | Comments (0)

絶品! 身替座禅考

●欲しい欲しいと

思っていたら、こんなことに。。。

シネマ歌舞伎『女殺油地獄』 チャリティーポスター販売のお知らせ

孝夫さんの強い希望に、松竹と紀信さんが応えた・・・って感じでしょうか。

チャリティでなくても絶対に購入すると思いますが、それが被災地の役に立つのなら、なおさら。

・・・え?

実際、67歳のオッサンのどアップ写真が売れるのかって・・・?(爆)

いや、そりゃ、イケるでしょう(笑)。



●何をしに

九州に行ったのか、うっかり忘れそうになっていますが。


hakataza201106poster01.jpg


そうです、博多座の歌舞伎を見に行ったんでした・・・(笑)。


☆現地集合で

いきなり、プチお茶会までしちゃった(笑)。

それについては、また後日触れる機会があろうと思います。


☆博多座は

ものすご~く立派できれいな、利用者にやさしい良い劇場でした。

(というか、そのエリア一帯がたいへんモダンでキレイな、都会的な場所でした。大雨でなければ、もっと周りをいろいろと見られたのになあ。)

大阪の松竹座でも感じたことですが、地方公演のほうが、ふだん歌舞伎がかからないぶん「ハレの場」意識が強いのか、素晴らしく贅沢な和装の女性が多かったなあ。

・・・そもそも観劇って、そういう華やかな装いが似合う場所であって、普段着でフラフラと出かけちゃうこっちのほうが、どこかオカシイのかも(汗)。

いろんな意味で、歌舞伎座が新しくなったらきっと、こんなふうになるんだろうなあ・・・って思いました。


☆昼の部を

見ました、今回。

「矢の根」・・・

正月のお祝い芝居のようなものだそうで、単純で若干コミカルな一幕もの。

「生ける五月人形」のようないでたちの松緑が、仇討ちを願う曽我五郎を演じます。

面白かったけど、なんというか、そもそもストーリーに深み(真剣味)がないせいか、「うん、それで?」って思ってしまった・・・(爆)。

「加賀鳶」・・・

すみません、これに関しては(有名なお芝居にもかかわらず)、予備知識ゼロでした・・・(苦笑)。

なので、一幕目でずらりと勢ぞろいする、ケンカ上等!の加賀鳶のシーン(血気にはやる若い鳶たちを親分が冷静に諭す)と、それ以降の芝居とがまったく!関係ない、つながりがないとは、ああびっくり。

要するに、鳶の話じゃないのね、これって(笑)。

メインの物語は、道玄というケチな小悪党(幸四郎)が、傍若無人をした挙句に悪事がばれて、最後に捕まってしまう・・・という展開。

悪党というより、DV加害者の小悪党を演じる幸四郎が、下司ながらどこかおかしみのある主人公を熱演。ふだんはどちらかというと、重々しい侍や大悪党のイメージが強い人なので、目が見えないふりをしてセコくしぶとく生きる貧乏人の役ってのは、新鮮でした。

彼の愛人の役を、これまた珍しくも秀太郎さんがやってたんですが、よかったよ~。

(なぜ珍しいかというと、秀太郎さんは関西の人で、バリバリ江戸の庶民の女の役なんて、めったに回って来ないからです。おまけに、ふだんは大店のおかみさんや武家の貴婦人など、お上品な役が多いから。)

孝夫さんのお兄さんなんだから、70がらみだと思うんですが、とてもそうとは見えないほどの洒脱な(そしてこっちも小悪人の)女を、色気たっぷりに演じてました。

やや地味なお芝居かもしれないけど、面白かったです。

「身替座禅」・・・

これを見たくて、はるばる博多まで行ったんですよ(笑)。

ひと晩でいいから夜遊びしたい、浮気性のお殿様(はんなり可愛く上品でしょうもないキャラ、菊五郎)と、そうはさせじとがっちりマークして、遊びに出かける隙を与えないコワイ(というかコワモテの)奥さま(史上最高の山の神、左團次)。

浮気の片棒を担がされて大変な目に遭う、従者の太郎冠者(とっても忙しい松緑)。

単純明快なお芝居ですが、とにかく面白い。

三者三様の喜怒哀楽が楽しくて、楽しくて、大爆笑します(笑)。

ドタバタ喜劇といってもいい内容ながら、このお芝居のキモは、誰が奥方の役を演じるかに尽きます。

小柄で女顔の(実際しばしば女性を演じる)菊五郎に対して、左團次はもちろん、本来ならば女形にはもっとも遠いはずの逞しい大男。

二人が舞台に登場するだけで、そのミスマッチぶりに、すでにクスクス笑いが起きるほどです(笑)。

で、最初は楚々とした気品をまとっていた奥方が、殿様のウソと浮気がばれるにつれて、だんだん形相が変わっていき、大変な剣幕で怒り始め・・・!

ええ、もちろん修羅場です(笑)。

涙が出るほど笑いながら、でもどこかで、奥方(山の神)が哀れになったりするから、よけいに面白い。

だって彼女は結局、旦那さんが好きなんですよ。

惚れてるから、自分に嘘をついて、他の女のところに忍んで行った旦那が許せない。

拘束して、自由を奪って、自分の元に縛りつけようと必死になるわけですが、もちろんこれは逆効果ですよね。

「北風と太陽」の、北風になってしまっているわけだから。

女性心理としては理解できるけど、もし本当に旦那をひきつけておきたいのなら、奥方自身が女性として、よりいっそう魅力的にならないといけないわけです。

・・・でもそれは、彼女にはできないんですよねえ。

正妻のプライドが許さないのか、男性経験が少なくてやり方がわからないのか(大名の奥方だもんね、経験があるほうがびっくりかも)、女性としての自信のなさが原因なのか。

彼女のほうがずっと年上なのかもしれないし、親の意向で見ず知らずの相手に嫁いで、その相手に本気で惚れちゃってしんどいのかも・・・?

なんて、いろいろと考えながら、見ていました。

(以上の考察はすべて、わたしの勝手な憶測です。お芝居自体には、そういう心理描写はいっさいありません。)


以上、観劇レポートでした(笑)。


【16/06/2011 23:55】 オペラ・演劇・映画 | Comments (0)

石垣に萌えたりしちゃって

●コメントのお礼など

(順不同、というかコメントをいただいた順番です)

Rさま、Sさま>>

往年の名作マンガの件、同じ思いでいらして嬉しいです♪

今から見るとたしかに、作者が(もともと好きな/得意な分野であったにせよ)相当まじめにリサーチし、きっちり理解しなくては描けない世界を、能力とパッション全開で披露していた・・・と、そんな気がします。

単に知識というよりも、知的欲求を刺激するマンガ、というか世界観ですね。

広い世の中を、もっと広い世界を、少女たちに見せてくれた。

たとえば木原敏江さんの場合は、北欧の伝説から能や歌舞伎、シルクロード関連のあれこれ、ヨーロッパ中世史から幕末ロマンまで、およそ当時コドモだったわたしからすると、把握しきれないほど多岐にわたって、何でも興味があり、なんでも素材にしてしまっていた。

その圧倒的な教養と、それをわかりやすく伝える手段(美しい絵)、そしてそれらをあくまで下地として、彼女らしい物語をつくるというマルチな才能に、わたしは惚れ込んでいたのだと思います。

※彼女だけでなく、他にもいっぱい!そういう人がいたわけですが。

もちろん読んでるほうは、ストーリーテリングの面白さに魅せられているわけで、決して「マンガを読んでお勉強しよう」という意識があったわけじゃないんですけど・・・(笑)。

(たとえば「あさきゆめみし」あたりになると、単純なファン心理ばかりでなく、「古典の勉強になる」というヨコシマな?動機で手にとる人もいたような、そんな気がしますが。)

そういうマンガは今でもある(製作されている)のか・・・?

さて、わたしにはわかりません(苦笑)。

別のRさま>>

石垣ですか、やっぱり~(笑)。

お恥ずかしいことに予習不足で、熊本城といえば・・・という予備知識があったわけじゃないんです(苦笑)。

でも、あのスケールには腰を抜かしました。

言い訳じみていますが、予備知識がなかったことが、逆に感動につながったかも?(笑)

別のSさま>>

いつもお声をかけていただいて、本当にありがとうございます。

雨は・・・今回は本当に、冗談じゃないレベルでした(涙)。

怠け者で根性ナシのわたしたちが、よくぞあの雨の中、黙々と石垣を登ったものだと・・・(笑)。

コメント、大歓迎です♪



●お城の話

さて、世はここ数年、「お城ブーム」なんだそうです。

歌舞伎俳優のあの人とか、落語家のあの人などが、「城マニア」ということでマスコミに知られ、旅行や歴史番組・雑誌に取り上げられているのを、ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。


三津五郎城めぐり三津五郎城めぐり
(2010/11)
坂東 三津五郎

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城あるきのススメ城あるきのススメ
(2011/03/10)
春風亭 昇太

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※これらの本をわたしは読んでいないので、内容について保証しません、というかできません(苦笑)。


なぜ今、そういうブームが来ているのか、わたしは知りません。

歴史を題材にしたゲームが人気を博し、いわゆる(わたしのキライな)「歴女」なる俗語が生まれたのと、もしかしたら広義では同じ理由なのかもしれません。

・・・ま、どうでもいいです(笑)。

昔から歴史が好きで、イングランドやウェールズ、スコットランドのお城を歴訪し、フランスやドイツのお城もけっこう訪ねたけど・・・まあ、いいや~。

お城というより、わたしは古い建物が好きなんです(笑)。

城だろうと、教会だろうと、お寺だろうと、市場だろうと、邸宅だろうと、何百年の歴史を見て来たであろう建物たちに、どこか惹かれるんでしょうね。

はたから見たら、「お城ブーム」と「カメラ女子ブーム」に乗ってるだけのみーはーオバチャンだけど、それすらもうね、どうでもいいじゃないの(笑)。

とまあ、そんなわけで。。。



●行って来ました

天下の名城、熊本城。

大雨警報にも負けず、ええ、行きましたとも。


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築城したのは、この人。

加藤清正、という名前を聞くだけで、ドキドキしてきませんか・・・?(笑)

築城・・・といっても、お城の歴史は(どこもそうですが)単純ではなく、ひとりの人が全部をつくったわけじゃないし、壊されたり改築されたり、後に復元したりといろいろ。

でも、やっぱり最初のお殿様、加藤清正公は特別だと思います。

彼の武将としての華々しい経歴はウィキペディアでも見ていただくとして、ここでは「石垣」のことを。


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石垣づくりの天才、だったそうです。

知らなかったわたしは、無知のそしりを免れないとは思いますが、でも。

仮にそういった予備知識がなくても、このお城の「石垣」には、誰だって圧倒されると思います。


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長く、高く、強く、どこまでも威圧的な黒い石の壁。

外堀でまず、敵に畏怖の念を抱かせるでしょうね、これじゃ。


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雨に濡れてよけいに黒々と見える・・・ってのもありますが、それにしても!

おそろしく堅固な石の壁、いやほとんど峰ですね、それが延々と続きます。


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悪天候のため、誰もいない石垣の道。

どういうわけか、わたしたちはよりによって、いちばんキツイ登り道をたどる(おまけに人影もない)「石垣コース」を歩いていました・・・(爆)。

すべって足を取られそうになるわ、視界は悪いわ(防衛のために見通しは極端に悪くなっているし)、不揃いの石段がきついわ、大変な目に遭ったもんです。

「天守閣が見えたり、見えなくなったり・・・」
「石垣の角を曲がるたびに、何が向こうに待っているのかって身構えちゃうよね」
「あ、なんか変な声がした・・・?」
「ひえ~」

そう、こわいんですよ。

不気味というか、さっきも書いたけど、威圧的なんですね。


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ゼエゼエ言いながら半分ほど登ると、やっと遠くに天守閣が・・・(笑)。

「げっ、まだあんなに遠いの!?」
「ぐえ~」

雨はそれでも激しく、容赦なく降っておりました。。。


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ただね、もう本当に、芸術的なのです。

コンピュータも大型クレーンもない時代に、よくぞこれだけの建築物がつくれたものだと、あらためてじっくり見て感動してしまうほど、石垣はこわく、高く、美しいのですね。

「美術品」なんかじゃない、まさに実戦のための、実利本位の建築物のはずなのに。

そこには怖いほどの意志、つまり戦闘意欲であるとか、何があっても絶対に敵につけ入らせまいとする厳しい決意・覚悟が、はっきりと見えるんですね。

物言わぬ黒い壁に、そこまでの強固な意志を感じるなんて、生まれてはじめての体験です。

・・・これを「石垣萌え」と称したら、やっぱりマズイかな・・・(笑)。


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これはようやく石垣と石段を登りきって、天守閣を裏から見たところ。

妙に無防備にも見えますが、もちろん敵は、ここまで来ることなど出来ないはずです・・・(笑)。



●さて、

ご覧の通り、今回は画像が悪いですよね(苦笑)。

雨の激しさに大きなビニール傘を手放せず、片手しか使えない状態だったため、やむなく(せっかく準備していった)オリンパスE-PL1と超望遠レンズの使用をあきらめました(泣)。

片手でも操作できる/構えられるリコーCX4が、唯一の頼り。

健闘してはくれたけど、やっぱり、コンパクトデジカメでは限界がありまして・・・うぐぐ。

今回いちばんの後悔は、だから、思うような写真が撮れなかったことです。

ああ、無念なり。。。


【15/06/2011 23:22】 旅★たべもの | Comments (0)

へろへろなんです・・・

●昨夜おそく

無事に、実家に戻って来ました。

同じくらいの時間に、小鳥さんもようよう自宅に帰りついたようです。

よく、度の疲れは「移動距離」に比例する―――といいますが、本当かもなあ。

たっぷり時間はとったつもりですし、そもそも無理に予定を詰め込むことを嫌うタイプなので(好きだったとしても体力に自信ないけど)、のんびりした旅だったと・・・思うんですが。

でも、かなり、よれよれです(苦笑)。

週末2泊3日で、はるばる九州まで行ったんだから、しょうがないのかも。

ブログコメント、拍手コメント、メールをくださった大勢のみなさま、ありがとうございます。

楽しいお便りに、とても感謝しています。

(お城の石垣ネタも、昔の名作少女マンガについても、まだ書きたいこといっぱい!)

お礼を・・・きっと書きますので、もうちょっとお待ちください(汗)。



●福岡の空港には

岩城さんがいました・・・(笑)。


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ガラスの壁いっぱいに張られた、超☆特大のポスター。

ターミナルビルの利用客を見おろすその視線に、思わず足が止まりました。

「う、わあ・・・!」

最初に、声にならない声をあげたのは小鳥さんです(笑)。

白磁の頬に、ほんのり目元を染めたたおやかな、はかなげな伏せがちの瞳。

(いやいや、だから、これは博多人形のPRなんだけど!)

にじみ出るようなその色気に、うっかり反応したわたしたちって・・・(爆)。



●もうひとつ

これも、岩城さん繋がり・・・(笑)。


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博多では、JR博多駅近くの素敵なホテルに泊まりました。

誘惑に負けて、上層階の部屋にアップグレードをしたら、ついてきた特典のひとつがコレ。

いや、コレって、要するに「専用クラブ・ラウンジでの(タダの)朝ごはん」でした(笑)。

よくありますよね、エグゼキュティブ・フロアなんかの専用ラウンジ。

そこに行けば朝食とか、軽食とか、カクテル・ドリンクなんかが無料でサービスされるという、あれです。

で、ビュッフェ形式の朝ごはんのメニューに、これを発見したわけです。

「おおっ・・・!」
「どうしたの?」
「こ、これ・・・!」
「・・・うぐっ・・・!」

って、フルーツの盛り合わせの前で。

たぶん、ものすごくおかしな言動だっただろうなあ・・・(苦笑)。


P6120623.jpg


あは、もちろん、ライチー(茘枝)です。

朝っぱらから、果物を前に異様な興奮状態に陥るわたしたちって、さぞかしアヤシイ客だったであろうと思いますが(おもむろに真剣に撮影を始めちゃったし)、だってライチーですもの(笑)。

あの絵、あの顔、あの眼差し、あの舌。

・・・あああ、なんてヒワイ・・・じゃなくて(爆)、妖艶なんでしょう。

『春抱き』マニアにとって、特に岩城さんフリークにとっては、かなり特別な食べ物ですよね・・・(笑)。

もともと(笑)>>

わたしにとって、ライチーってのは「そういう意味」のある果物でした。

というのも、玄宗皇帝と楊貴妃の逸話の中に、ライチーが登場するからです。

熱烈な、というよりも常軌を逸した愛の証としての、ライチー。

・・・そのイメージが、どこかダブるのかもしれません。



【14/06/2011 22:16】 島流し生活2008~ | Comments (0)

再び移動中です

●洒落にならない

ぐらいの大雨が、九州を襲っているようです。

(いや、九州だけじゃないけど。)

いくら梅雨のさなかとはいえ、これほどの事態になろうとは・・・(汗)。

大雨警報が出ている、新幹線が止まった、空の便が軒並み欠航などなど。

ニュースを見て、わざわざ心配してくださったみなさま、お心遣いありがとうございます。

びしょぬれで、カバンやガイドブックを半分ダメにしたことを除けば、わたしたちは極めてラッキーです。

飛行機も予定通りに飛んでいますし、予約した新幹線もちゃんと定刻どおりに発着。

旅行中って、ニュースを追いかけなくなるせいか、

「え、そんなに大変な事態になっていたの?」

と、後になって驚いているほどです。

このままつつがなく、最後まで行ってほしいものですね。



●熊本グルメ

・・・かな?(笑)


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あまりの大雨で舗装道路がほとんど川になっていたころ、ちょうどランチタイムだったこともあって、一目散に逃げ込んだのが、熊本市役所のそばのラーメン屋さんでした。

「桂花」というお店です。

でっかい三枚肉の煮込みが入ってるラーメン・・・見た目は濃いけど、味はけっこうマイルド。

美味しかったですよ~。

乱切りのキャベツが生のまま入ってるのが、変わってるといえば変わってるかな?


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小鳥さんが食べたのはコレ。

太平燕(タイピーエン)という、熊本のご当地グルメ・・・らしいです。

春雨と野菜がたっぷりで、やさしい味でした。

B級グルメ・・・と呼ぶのがもったいない・・・(笑)。



●では

またね。。。



【13/06/2011 02:05】 旅★たべもの | Comments (0)

豪雨と名城

●土曜日は

朝から、本降りの雨でした。

そもそも週末だというのに、朝5時前に起こされた時点で機嫌が悪かった小鳥さんは、

「もう! びしょびしょ! なんで!」

ホテルを出た途端にコートの袖を濡らして、スーツケースを濡らして、珍しくもピリピリ切れかけていました・・・(笑)。

「いやまあ・・・だって梅雨だし。わたしに八つ当たりされても・・・」

たしかにまあ、旅行の朝にこれじゃ、盛り上がりようがないけどね(苦笑)。



●それでも

羽田空港では、ピカピカのターミナルと簡便なチェックイン・システムに気を良くして、やや機嫌を直した小鳥さん。


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偶然に見つけたフォートナム&メイスンのカフェで、優雅な朝ごはんを食べる頃には、すっかりニコニコしてました(笑)。

・・・どうも彼女、眠い上にお腹が空いてぐずっていたんですね(赤ちゃんかよ、爆)。

おまけに、大好きなF&Mのクイーン・アン(という種類の紅茶)を発見して大喜び。

同行者としては、救われた感じでしょうか。



●それにしても

雨女の威力、なんてもの以上の、ものすごい雨に見舞われました。

東京もそうだけど、梅雨前線の影響で、九州はもっと大変だったようですね。

大雨、強風、乱気流。

「天候が悪すぎて熊本には降りられないかもしれない」

なんて説明を受けて飛行機に搭乗したのは、長いフライト歴(あはは)の中でも始めてのことです。

「熊本に着陸できない場合は、福岡に行きます」

と機長が言う以上、実際どうしようもないけどね~。

幸い、雲のきれた隙になんとか着陸しましたが、この後が悲惨でした。

折りたたみの傘なんかいっさい役に立たない、まさにバケツを天からひっくり返したような土砂降りの雨に見舞われ、熊本市内で濡れ鼠。

全身はおろか、リュックもゴアテックスの靴もびしょびしょ・・・!

「ずぶ濡れ」ってのは、まさにこういうのを言うのだと思いました。

ふだんなら、遊びになんか絶対に行かない天気だと思うし、仕事すら休もうかと思ってしまうレベルだったけど、観光客って不思議ですよね(笑)。

コンビニでビニ傘を買って、それでも黙々と、目的地を目指すわけです。


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それも、こんな凄い石垣ばかりの道を、ゼイゼイ言いながら登っちゃうから驚き。

(これについては、後日レポートします。)

そうです、熊本城。

憧れのお城のある街まで、はるばる飛行機に乗って来ておいて、目前で断念なんて冗談じゃない(笑)。


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城づくりの天才、かの加藤清正公が建てた天下の名城は・・・なんていうのかなあ。

本気で戦う(勝つ)ための強烈な意思を感じさせる、見る者を圧倒する迫力のお城でした。

今までいろいろなお城を見てきたけれど、これは別格。

そう思わせる何かがあるんですね。



●すみません

あまりに眠いので、続きはまたあとで。。。



【12/06/2011 09:20】 旅★たべもの | Comments (0)

移動中です

●たぶん

空を飛んでいるはず・・・(笑)。


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いや、こんな青空じゃないと思いますが。

むしろ連想するのは>>


♪雨は降る降る 人馬は濡れる 越すに越されぬ・・・


って、実は一度も聞いたことがないのですが、歌詞だけは昔から知っていました。

この謡曲を、高校生で知ってた・・・?(笑)

というのも、そうです、「摩利と新吾」に出てくるんですよね。

柴乃先輩が口ずさむこの詩がまた、意味深と言うか、なんというか。



●今になって思うと

子供のころ読んでいたマンガって、けっこうまっとうな知識が詰まっていたんだなあ。

骨太というか、作家さんの幅広い知識や教養を反映した、ずっしりしたものが多かったように思います。

(そういうのを、好き好んで読んでいたってことですが。)

「エースをねらえ!」で高村光太郎を知り、

「ベルばら」でフランス革命史にやたらと詳しくなり、

「エロイカ」でヨーロッパの現代政治と芸術に親しみ、

「日出づる処の天子」で古代史の謎に挑み、

「摩利と新吾」では、古今東西の古典文学や伝統芸能に(知らず)いざなわれ・・・

って、凄いなあ(笑)。

なんていうか、ヘヴィーウェイトですよね・・・(笑)。

あらためて見るとこのリスト、見事なまでにわたしの趣味を反映しています。

もちろん、単に好きだったから夢中になって読んだだけで、それでお勉強しようと思ったわけじゃないのですが、それでも文学、歴史、政治、音楽、美術、ヨーロッパと・・・ねえ。

あまりに志向がはっきりしてるので、笑っちゃうくらいです。

そういうジャンルが好きだったから、こうしたマンガに特に惹かれたのか?

それとも、これらのマンガに触発されて、文学や政治に興味を持つことになったのか?

まさに「卵かニワトリか」ですが、自分でもわかりません(苦笑)。



●では

またね。



【11/06/2011 13:43】 旅★たべもの | Comments (1)

この週末は・・・

●久しぶりに

この週末は、遠出します。

遠征・・・といってもいい距離かもしれません。

え、どこが久しぶりだって?

だって・・・ゴールデンウィークの初っ端に福島に行って以来、どこにも行ってませんもの(爆)。

それにしても、梅雨ですねえ。

あたりまえなんですが、降ってなくてもじめじめと鬱陶しい。

週末もずっと雨の予報で、少し落ち込んでいたりして。

暑くて湿度の高い日々・・・あぐぐ、やだなあ。

(これまでまあまあ、なんとかエアコンなしで生活してますが、いつまでもつやら?)

旅先でお天気が悪いというのは、小鳥さんという強力な雨女が同行する以上デフォかもしれませんが、それでもやっぱり憂鬱です(苦笑)。

カメラが濡れる!

レンズがくもる!

髪の毛がもさもさ、ぐるぐる!

メイクなんか、1時間ともちません!(涙)

じっとり、なにもしなくても汗ばんで、キモチワルイ。

・・・ひい~。

(自分で言って、勝手に想像して気分を盛り下げるわたしって。。。)



●新しいトップ画像は

小田原城の紫陽花です。


2011-6-blog2.jpg


といっても、これは昨年6月20日ごろの写真。

真っ白な天守閣をバックに、あざやかな紫陽花と菖蒲が咲き誇る美しい公園ですが、今年はまだ早いだろうなあ。

(見ごたえがありますので、けっこうお勧めです。・・・咲いてればね!)



●たくさんの

拍手、ありがとうございます。

(あ、拍手コメントもすごく嬉しいです、ありがとうございます!)

もっとちゃんとした長編を、じっくり書きたいのですが・・・じ、時間が(苦笑)。

エネルギーが、お金が・・・あれ?

ともあれ、いろいろと足りません(爆)。

・・・ま、負けないぞ。



●それでは

また。。。



【10/06/2011 20:28】 旅★たべもの | Comments (0)

お誕生日おめでとう(その3) スペシャル版

●本日の一枚は

もちろん、これ。

時期的に、まだちょっと向日葵には早いけどね~。


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小鳥さんの意訳によれば(笑)>>

「36歳のお誕生日おめでとう くそったれ!」

・・・だそうです(爆)。



●ぐるぐるぐるぐる

以下、数日前に降りて来た香藤くんです(笑)。



☆ ☆ ☆



そういえば この時期になるとさ

岩城さんは目に見えて そわそわするんだよね

うん だいたい5月の後半くらいから

俺に気づかれないように なるべく自然に

何気なく 振る舞ってるつもりみたいだけど

もう バレバレだって!

ホント 可愛くってたまんないよ





普段は読まない ファッション誌を買ってきたり

珍しくも 二階のPCの前に座り込んで

眉間にしわを寄せて カタカタ検索をしてたりね

そうそう たぶん俺じゃなくても

絶対に気づいちゃうレベルだと思う

―――うん そう

もちろん俺は 何をしてるかなんてわかってるんだ

わかってるから 気づかないふりをするんだけど

でも ね―――

そういうのって けっこう難しい

6月9日へのカウントダウン

思案顔でため息をつく 岩城さんを見ながら

心の底で ものすごーく葛藤するわけ

言おうか 言うまいか

岩城さんが内心 ほっとするだろうひと言

だって実際 どうってことないからさ

俺も岩城さんも そんなことはとっくにわかってるんだ

言っても全然 オッケーなんだよ



『プレゼントはもういいよ やめよう』



時計だったり Tシャツだったり

花束だったり ワインだったり

岩城さんが 俺のために選んでくれたものなら

なんだってホントに 最高に嬉しいけど

プレゼント探しが プレッシャーになってるのがわかるから

ちょっとだけ 気が咎めるんだよね・・・

仕事が忙しすぎて なにも用意できなくって

ごめんなって すまなそうに謝ってくれる

一緒にいられなくて 電話をくれる

それだけでも俺には 最高の誕生日プレゼントなんだけど





だから だからさ

余計にすっごく思うんだよね

毎年あれこれ 岩城さんが真剣に悩んでるのを見ると

もういいよって

俺たちもう そういうの必要ないよねって

笑ってさ 普通に言えばいいと思うんだ



『岩城さんがそばにいてくれるだけで 俺は幸せだから』



それは本心だし 本当に真実だし

岩城さんだってきっと 同じように思ってるはず

せめて誕生日と 結婚記念日は一緒にいようと

必死でスケジュールを調整してくれる

それがいちばん 嬉しいから

岩城さんがいてくれる

それが俺には 最高のプレゼントだから



『今さら何か 欲しいわけじゃないしね』



喉まで出かかった その言葉

言おうとして毎年 思いとどまるのにも

もちろん 理由があるんだよね・・・

バカみたいだって 自分でも思うけど

だって だって だってさ?

考えてもみてよ

それを言ってしまったら 俺は―――





そう 俺が困るんだよ!

だって俺が岩城さんに プレゼントをあげられなくなるじゃない!

誕生日に 結婚記念日

バレンタインにも クリスマスにも

毎年 なにを贈ろうか

どうやってびっくりさせようか

いっぱいいっぱい考えて わくわくしながら

驚いたり 喜んだりする岩城さんの顔を想像して

あれこれ楽しい妄想にふける

―――それをやめるなんて 無理!

絶対無理!



『やめようと言ったのはおまえだろう?』



・・・だよねえ・・・

俺は相変わらず いろいろあげたいけど

岩城さんからの贈り物はいらない なんて

通用するわけがない 納得してもらえるはずがない

だいいち そんなこと言ったら

岩城さん 落ち込んじゃうよ―――

無理 無理

だから絶対に言えない





だから俺は 今年もなにも言わない

言えない 言わない 言いたくない

・・・どれだろうね?

なにも気づいてないふりをして 笑って

悩みに悩んだ末に

岩城さんが なにをくれるのか

ドキドキしながら

ちょっとだけ ごめんねって思いながら

今日を迎えるんだ・・・





☆ ☆ ☆



2011年6月9日

藤乃めい

36歳かあ・・・まさに男ざかりっていうか、美味しい年代ですね。

岩城さんはきっと 年々ますます光り輝く香藤くんから 目が離せないだろうと思います。

生意気なチャラいガキ(笑)から、日本一のいい男へ。

・・・う~ん、大したもんだ。

お幸せに、なんて別にわたしが言わなくても、勝手にいつもハッピーな二人ですね(笑)。

ちくしょ~、羨ましいぜ!



【09/06/2011 21:26】 春を抱いていた | Comments (0)

お誕生日おめでとう(その2)

●TBのお題から

「お財布にいくらないと不安?」

えっと・・・幾らだろう、1万円(本来は2万円)を切ると・・・かな?

昔むか~し、わたしが大学生になって、東京に毎日通うようになったときのお話です。

小学校からずっと地元の公立校しか通っておらず(高校へは自転車で20分)、電車に乗って行くような塾やお稽古にも縁のなかったわたしにとって、まあ、生まれて初めての長距離通学の日々が始まったわけですね(笑)。

父がわたしを目の前に座らせて、いくつかの注意事項を挙げました。

いわく、お酒は乾杯につきあえる程度に飲めたほうがいいけど、自力できちんと、夜道に注意しながら帰宅できるぐらいの理性は絶対に残しておけ。

いわく、酒で醜態をさらすな。女性がそれをやって評判が上がることは決してない。

いわく、終電には乗るな。

いわく、お財布の中には必ず、いざというときタクシーで帰宅できるぐらいの現金は入れておけ。

・・・などなど。

いわゆる、オトナになりかけていた娘への教訓ですね。

(我が父はこの手の、「あらたまってじっくり子供と話し合う」のが好きなタイプです。)

価値観は人それぞれなので、このリストを見て反感を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが(ちょっと古風かもね)・・・わたしは個人的に、ごくごくまっとうな、標準的なアドバイスだと思っています(笑)。

で、実はいちばん困ったのが、この「タクシー代」でしたね~。

だって都内から湘南のど真ん中まで、真夜中タクシーを飛ばしたら幾らになるか・・・?

っていうか、そもそもそんなの、18歳のコムスメには見当もつきません(苦笑)。

※インターネットもケータイもない時代のお話ですよ、念のため!

「い、1万円・・・くらい?」

おそるおそる父に聞くと、それじゃ足りないって言うんですよ。

※大学に入ってようやくバイトを始めた人間に、1万円は大金です。

だいたい15000円~20000円くらいじゃないかと、そんなふうに思った記憶があります。

それがまあ、ン10年前のお話ね(笑)。

その後、人並みに社会人になって、実際タクシーで帰宅(=残業で終電を逃してしまった)したりも結構しましたが、どういうわけか、父の言葉は忘れてないんですよね。

お財布に2万円、いやそれが無理なら、せめて1万円。

(ロンドンでは、それを大雑把にポンド換算した金額でした。)

家を出る前に、お財布を覗いて「タクシー代」をチェックするクセは、今でも抜けていません(笑)。



●本日の一枚は

これ。。。


happyflowers02.jpg


ええ、お誕生日パート2(笑)。

今日は小鳥さんの、えっと・・・還暦・・・じゃなくて(爆)。

何度目かは今さら書きませんが、ともかく彼女のお誕生日なんですね。

香藤くんになりたいのに、なりそこねた腐女子に相応しい日取りではないかと思います(笑)。

彼女との出会いも、『春抱き』との正面衝突と同じくらい劇的だったと、そう言えないこともないなあ。

友人というより、むしろ家族のような存在ですが、

「それをあたりまえだと思ったことはない」

・・・のは、今でも変わりません(笑)。

お誕生日、おめでとうね~。



●最後に

将棋、名人戦。

羽生名人、まさかの三連敗のあとに三連勝しました。

いやもう、なんかね・・・こうハラハラさせられると、イヤになっちゃいます(笑)。

七番勝負ですので、次が本当の最終局。

ドラマティックな展開に、ちょっと目が離せません。



【08/06/2011 23:09】 「ゆすらうめ異聞」関連 | Comments (0)

お誕生日おめでとう(その1)

●本日の

一枚・・・というか。

本日のメッセージ、ですね。

※すみません、自分が撮った写真じゃないんですけど・・・(苦笑)。


happyflowers01.jpg


遅ればせながら、Mちゃん、お誕生日おめでとうございます。

しょうもない腐ったオバチャンたちと、いつもニコニコ、辛抱強く遊んでくれてありがとうね。

貴女の人生がこれからいっそう豊かな、実り多いものでありますように。

もう少し貪欲に、もう少し自信を持って、堂々と前を向いて歩いていきましょう。

(うわあ、なんかすっごいエラソー!)

幸運は自分で掴むものだって、岩城さんも・・・あれ?

そんなことを言ってたと思うけど、イマイチ、記憶があいまい・・・(爆)。

(いま手元に『春抱き』がないので、ひらにご容赦!)



●言っちゃ悪いけど

全然わからない、共有しようのない感覚って、あるんですねえ・・・(笑)。

過ぎ去った「チェリー」の時代

言わんとしてることは理解できるのですが、それでも「へえ」としか、思えませんでした。

冷たく言っちゃえば、「だからナニ?」に近いかも。

タバコを吸わない(吸ったことがない)、興味もない、人生においてタバコとの縁がきわめて薄い人間にとって、「ハイライト」だの「キャスター」だのが持つイメージとか、連想させる時代って・・・あるのかなあ?

わたしが知らないだけなんですけど、「ハイライトを吸う若者」と言われても、そこからイメージを膨らませることができないんですよ(苦笑)。

その銘柄から想起される背景も、時代性もわからないから。

もっとも>>

お酒やクルマ、もっと直接的には、ファッション(ブランド)なども同じかもしれませんね。

「ポルシェに乗ってる」

「ジミー・チュウしか履かない」

「香水はいつもシャネルNo.5」

などなど。

つまりそのジャンルの知識がないと、その情報が意味を持たない・・・んだよねえ(笑)。

まあ、すべてのことについて知ってるというのは不可能なので、タバコに疎くてもしょうがないかも・・・?



【07/06/2011 23:29】 「ゆすらうめ異聞」関連 | Comments (0)

ともだちって

●梅雨の晴れ間に

しみじみ思うのは、

「ああ、夏いちばん暑いのが、今日くらいならいいのに・・・!」

ですねえ。

暑がりのわたしには、この程度でも「エアコンなしで頑張ってる」状態(笑)。

(小型の卓上扇風機は、それでも必需品ですけど。)

このぐらいで済むわけないでしょ、って頭ではわかってるんですけど、ダメですね。

・・・ほら、これがロンドンならば、最高気温24度ってのは、「いやもう暑い、暑い、暑くて寝られない!」レベルなんですもの(苦笑)。

まあ、所詮は夢ですけど。

(あ、ちょっとなげやり?)



●またしても

小町ネタですが、ちょっと気になったので。

良い人なのに誰からも好かれない・・・

(このトピックの主さんは、やや特殊な気もしますけど。)

「友達がいない、できない」

という、シンプルにして深遠な悩みを抱えた大人の女性がこれほど多いというのは、実を言うと、こうした掲示板や質問サイトの存在を知って、初めて気づきました。

ネット特有の傾向(ネット人口=日本人の平均値じゃないですから)を差し引いて考えても、けっこうな問題であるような気がします。

それに驚いたのは、わたし自身が今まで、この手の問題を特に意識したことがなかったからでしょうか。

(友人関係で悩んだことがない、という意味じゃないですよ。)

※友だちはできるもので、つくるものじゃない、という説もあると思いますが、ここでは割愛。

要するにわたしがテキトー、鈍感なんだろうなあ・・・(苦笑)。

もちろん、制服をまだ着ていたころの、クラス替えや席替えのたびに味わう緊張感や、お弁当タイム、修学旅行や自由研究のグループをつくる際の不安感といったものは、たぶん人並みに?体験していると思います。

ドキドキすることもあるけど、いつも結局なんとかなる・・・というのもお馴染み(笑)。

大学では、そこまでの「仲間はずれ不安」はなかったような気がしますが、それはまあ、極端に女性の少ない学部(男子率が90%!)にいたからかもしれません。

社会人になってからは、あんまり気にしたことないなあ。。。

なんだかんだ言っても、常に友だちがいたということだと思います。

あまり万人受けするタイプではないので(自覚があるならもっと好かれる努力をしろよ)、「常に」わたしのようなワガママな人間を許容してくれる人がいた(いる)ということには、心から感謝しています。

はっきり言って、奇跡みたいなものですもの(爆)。

・・・で、えっと。

前置きが長くなりましたが、「友だちがいない、できない」ね。

もしかしたら中には、本当に性格に問題アリで友だちがいないケースもあるんでしょうけど、たいていの人はちょっと臆病なだけ・・・のようが気がします。

嫌われるのがこわくて、本心をさらけ出せないとか、文句を言えずに我慢しちゃうとか。

マイナスになることをしないように、しないように心を砕くものの、プラスになること(自分から声をかけるとか)を自分からするのが怖いのだろうと推察します。

痛々しいほど慎重で、自信がない・・・のかも。

(積極的に動くタイプ=自信たっぷり、じゃないんですけどね。)

たしかに、本音をもらすタイミングって難しいけど、無難な言動で個性を押し殺しているままでは、なかなか人は興味を持ってくれないよなあ、という気がします。

それから、たまにですが、「友だち」の定義というか、ハードルがものすごく高い人もいますよね。

マンガや小説のイメージ先行なのか、

「自分をすべてさらけ出せる、何でもわかってくれる、許してくれる、絶対に裏切らない親友」

のファンタジーというか、理想像が・・・夢を見すぎのような・・・?

そういう友だちがいたら最高だと思うし、あり得ないとは言いませんけど、ローマは一日にしてならず。

友だちは万能の神ではないので、あんまり求めすぎると逃げ出してしまうだろうし、仮にそういう関係を築くことができたとしても、それには長い、長~い時間がかかるだろうと思います。

・・・なんで、こんなことを言うかというと。

「友だちがいない」と嘆きながらも、ちゃんとランチに誘ってくれる人がいたり、メル友や、一緒にお買い物をする相手がいたりと、けっこう恵まれている人も多いように見えるからです。

「なんだ、友だちちゃんといるじゃん・・・」

そこに青い鳥がいるのに、気づかないだけなのかも・・・?

そうだとしたら、もったいないですよね。

(どっちにしても、えらそうなことを言えた義理じゃないけど!)

なんかごちゃごちゃしてきたので、この辺で強制終了します(笑)。



【06/06/2011 23:09】 島流し生活2008~ | Comments (0)

かわいい、かわいくない、でもやっぱりかわいい

●本日の一枚は

コレ。


RIMG0273_20110605225258.jpg


さて、これは何でしょう?(笑)

ヒントは・・・こんな感じです。


RIMG0275.jpg


えっと・・・作戦会議(なんの?)のために訪れた千葉で、小鳥さんと食べた豪勢なランチ。

江戸前の天ぷらとせいろのセットで、お蕎麦もお魚(キス、メゴチ、アナゴ)も非常に美味でした♪

実はこのお店は二度目で、美味しいお蕎麦と店内のしつらえの良さが気に入ってます。

で、サイドで注文したブツが、上の一枚目の写真ね(笑)。

このお店の自慢料理なんだそうですが・・・いやあ、見てびっくりでした。



●作戦会議ってのは

こんな感じです・・・(苦笑)。


RIMG0305.jpg


(モデル=小鳥さん)

優雅でレトロな雰囲気の喫茶店で、和栗のモンブランとカプチーノ。

テーブルにはどっさりと、夏の旅行のパンフレットが・・・(笑)。

夏休みの『春抱き』合宿を企画するために、いろいろと案を練っている・・・はずなんですが・・・うむむ~。

要はそれをだしに、遊んでるだけですね(爆)。

「うむ~、温泉もいいけど、高原リゾートも捨てがたい~」
「和室に布団か、優雅なベッドルームか・・・」
「暑いところと、涼しいところと、どっちがいいかねえ」
「日常と隔絶した自然の中とか?」
「どうせ真夜中までおしゃべりするだけなら、近場でもいいんだけどね~」

こんな感じで、鋭意検討中ですので(ホントかよ)、しばしお待ちを。



●このあいだは

萌えに反応しない、なんて書いちゃったけど。

さっさと前言撤回します(笑)。


恋と刑事 (花音コミックス)恋と刑事 (花音コミックス)
(2011/05/28)
西田東

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だってコレは、いいんですよ(笑)。

西田さんの、まあ(いい意味での)黄金のワンパターン・・・かもしれないけど、でも、面白い!

これだけ魅力的なキャラクターたちを、あっさり(連載の回数にしてわずか1.5回で)生みだしてしまうあたりに、彼女のレアな才能を感じます。

(なぜ1.5回かというと、第2話の最初の数ページで、わたしは萌えを自覚したからです。てへv)

※ネタバレはものすごくがっかりすると思うので、内容については書きません。

ちゃんと仕事を持ってる(ただやってるだけじゃなくて、それなりの自負と情熱をもってあたっている)大人の男の不器用な恋・・・って、ある意味、BLの普遍のテーマですよね。

出会いも、意外な展開も、そういう意味では全部「お約束」の範囲内かもしれないけど、でもこのふたりは、ホントに(帯にあるとおり)可愛いです(笑)。

「恋に不器用」ってのは、実はけっこう、描写が難しいと思うんですよね。

初心なところ、意外な一面を描くのはいいけど、「可愛い」部分を強調しようとするあまり、

「いい歳の大人の男が、実際そんなアホなことするかよ?」

・・・になっちゃったら、元も子もないわけです。

つまり、リアリティのブレンド具合というか、さじ加減ですね(笑)。

たぶん西田さんは、少女マンガ的ロマンス(フィクション)と現実の混ぜ方が、とても上手いんだろうなあ。

「もどかしさ」で長々と引っ張るタイプじゃないってのも、オバチャンには向いてるのかも(爆)。

『春抱き』変換は・・・できそうでできないというか、できなそうでできちゃうというか(笑)。

好みはあるかもしれないけど、岩城さんのカケラ、香藤くんのカケラを拾い集めることはできますね。

ともあれ、続きが楽しみなふたりです。



【05/06/2011 23:31】 書籍・マンガ | Comments (0)

哀しいファン心理

●本日の一枚は

コレ。


IMG_7087.jpg


鎌倉は建長寺で撮った、ユキノシタの写真です。

日当たりの悪そうなじめっとした石垣に、可憐に咲いていました。

花の大きさは、せいぜい3センチくらい。

名前は耳になじみ深いですが(鎌倉には雪の下という地名もあります)、もしかしたら、まともに見たのはこれが初めてかもしれません。

きれいな色合いもそうですが、なにしろ非常に特徴的な花なので(五つの花弁のうち下の2枚だけがうんと大きく長い)、一度見たら忘れそうにないものねえ。


IMG_7066.jpg


ちなみに、紫陽花はまだこんな感じです。

(色のグラデーションがきれいだったので、珍しくも真上から撮ってみました。これも建長寺。)

※色の鮮やかさを強調するために、派手めの色彩に加工してあります。

ざっと歩いた限りでは、北鎌倉の紫陽花の名所はまだまだ、緑色のつぼみがやっとあるくらいでした。

そもそも紫陽花のシーズンは6月後半~7月初旬だと思いますが、今年はこれまで桜も牡丹も遅れ気味だから、たぶん紫陽花も遅いんだろうなあ、と思ってます。

ところで、昨年もさんざん書いたと思いますが。。。

紫陽花の時期、鎌倉はとにかくめちゃくちゃに混雑します(苦笑)。

千年の都・きらびやかな京都と違って、鎌倉はそもそも質素な武士の町。

禅宗の町、でもありますね。

そのせいもあって町の規模が小さく、切り立った山間にあることもあって、どこも道が狭いのです。

加えて、有名なお寺や神社でも、ごく一部の例外を除けば(鶴岡八幡宮、建長寺、円覚寺、長谷寺など)、びっくりするくらい小規模。

・・・だから、観光客が多くなるこれからの時期、ホント大変なんですよ~。

首都圏からの日帰り客がマジョリティだと思いますが、可能な限り、とにかく早起きして朝のうちに到着することをお勧めします。

6月の週末、11時すぎたらもう身動きが取れなくなる、バスも渋滞で動かなくなる・・・と思ったほうがいいです(苦笑)。

美味しいランチが目的なら、早めの予約は必須です。

これもまた京都との違いですが、気のきいたお店の数もロケーションも限られています。

「ぶらぶら歩いて、よさそうなお店を見かけたら入ろう」

ってのは、無理とまでは言いませんが、けっこうリスキーな賭けかもしれません。

穴場としては、西口界隈のお店を探すとか・・・まあ、方策はあることはありますけど。

・・・って書くと、まるで来るなって言ってるみたいですね(苦笑)。

でも、決してそんなことはないんです。

地味ではあるけど、鎌倉はとても面白いし、奥が深くて飽きません。

なにも紫陽花にこだわらなくても、他にも花ならいっぱい咲いていますしね。

日傘とタオルと、それからぜひ!虫よけの薬を塗って/携帯してどうぞ(笑)。



●玉さまはもう

なんかね、庶民には手の届かないところに行っちゃった感じだなあ(苦笑)。

平安神宮 坂東玉三郎 京の七夕歌舞伎

八千代座公演ご案内

公演の日数が少なく、場所も限定されていて、どう考えてもレアなことこの上ないイベント。

おまけに、というか当然の帰結として、チケットがバカ高い!(笑)

いや、「バカ」じゃないかもしれないけど、玉さまをこよなく愛するリッチなおばあさま、もとい、後援会のお姉さま方にとっては、何でもない出費かもしれないけど、でも~。

無理。・・・もうね、そこまでは出せないって感じ。

わたしたちが諦めつつも、やたら焦燥感を感じてしまうのには、もちろん理由があります。

そう、玉さまの年齢。

化け物のような現実離れした美貌を誇る彼も、今年でたしか60歳。

芸を磨き、心身ともに衰えないために彼がどれほど努力をしているか、知らないわけではありませんが、それでもはやり「お歳」・・・なんですよね、うん。

もともと(才能だけでなく)実際に(女性のように)「美しいこと」、あるいは「美しくあること」が、彼のレゾン・デートルであっただけに、玉さまはたぶん、体力的な限界を感じたら、つまり最高の演技・舞踊がもうできないと感じたら、その役をやらなくなってしまうでしょう。

(実際すでに、そうやってほぼ封印されてしまった演目があるんですよね。)

だから、彼のファンは「怖い」んだと思います。

少なくとも、わたしたちはそうです・・・(苦笑)。

「今このお芝居を見に行かなかったら、もしかしたら玉さまは、もうこの役をやらないかもしれない」

という、「最後のチャンス」を逸してしまう恐怖。

「今しかないのよ、今見なかったら、あとで永遠に後悔するわ!」

・・・って、自分で自分を追い詰めたりするわけです(爆)。

こういうのを、踊らされてるって言うのかしら・・・うぐぐ。



【04/06/2011 23:41】 オペラ・演劇・映画 | Comments (0)

一回お休み

●なんだか

やたらと疲れてしまうことがあって、結構へろへろです。

嫌なことって、ホント、なくならないよなあ。

生きていく気力を奪われるような感覚で、うんざりしちゃう(苦笑)。



●そんなわけで

(まっとうな理由になってないですが)

本日は、これにて失礼します。

またね。。。


【03/06/2011 21:06】 島流し生活2008~ | Comments (0)

こういうのを「醜態」って言うんだなあ

●明日は

暑くなるって・・・ホント?

毎日こうも鬱陶しい天気が続くと、滅入りますよねえ。

(本日の政治ニュースもかなり鬱陶しく、腹立たしく、しみじみと恥ずかしい気がしたんですが、それについてはもう何も言うまい・・・!)

寒いし、洗濯物が乾かないし、着るものにホント困るし。

・・・あぐ、毎日おなじようなことを書いてる自分もイヤ・・・(笑)。



●地味なニュースですが

ひとりひそかに、輝かしいキャリアの終焉を惜しんでみたりして。

スコールズが現役引退を発表

ポール・スコールズ。

・・・え、知らない?(笑)

デイヴィッド・ベッカムだの、ライアン・ギグズだのといった、まあ言ってみれば華やかなスターと同期のわりには、イマイチ目立たなかったような気もしますが、彼は天才なんですよ。

(目立たないというのは、あくまで世間一般での知名度という意味。フットボールの世界では、まず彼を知らない人はいないと思いますので。)

え、顔・・・?

いやいやいや、ルックスで選んだわけじゃないから(爆)。

ええ、だってもうね、いぶし銀みたいな天才ミッドフィールダーなんです。

もう本当に長いこと、ユナイテッドに、そしてイングランドにとって、なくてはならない存在でした。

※ユナイテッドといえば、そりゃもちろん、マンチェスター・ユナイテッドに決まってます(笑)。

あの厳しいファーガソン監督が、彼だけは(他のどのスター選手を売り払おうが)絶対に手放さなかったという、それがすべてを物語っていると思います。

彼の芸術的なボレーシュートや、「どっから湧いて来たんだ!?」なゴール前でのプレイ。

天性のサッカー・センスにあふれた、稀有なプレイヤーでした。

いつも惚れ惚れと見とれていたわたしからすると、

「これで本当に、ひとつの時代が終わったなあ」

・・・って感じです。

悲しいといえばそうですが、なにしろユナイテッドひと筋に17年。

まずはお疲れさま、たくさんの夢をありがとう・・・ですね。



●いろいろと

陰で取り引きがあったんでしょうが・・・やれやれ。

不信任決議は(一見まともな大差で)否決されたものの、民主党はぼろぼろですね。

政党としての機能をとっくの昔に失っているし、みんなあまりにも内向きにすぎる。

結局チキンな重鎮のAさんとか、Bさんとか・・・みみみ、みっともない~。

もちろん、ここまで深刻に、どこまでも人望のない菅さんだって、喜んでる場合じゃないですけどね。

で、大騒ぎしたけど負けちゃった自民党その他の議員も、恥ずかしくないのかしら。

みっともなくて、被災地のみなさんに申し訳なくて、見ていられない。

これが、日本の国会議員なのねえ・・・はあ。



【02/06/2011 22:17】 社会・時事ニュース | Comments (0)

なにが壊れるんだろう?

●今日は

わたしまだ、フリースのジャケットを着てますよ・・・(苦笑)。

いやもうホント、びっくりするほど寒く感じた一日でした。

地元の最高気温が、やっと16度・・・って、そりゃ、寒いわけです。

暑がりのわたしの場合、汗をかかずに一日を過ごせるのはストレスがなくて幸いなんですが、それにしてもねえ。

「まあ、すぐに暑くなってさ、今日の涼しさを懐かしむことになるよ~」

と言われました・・・うん、きっとそうですね。

体調も崩しがちですので、みなさま、どうぞお大事に。



●本日の一枚は

先日撮った、晴れの合い間の羽衣ジャスミン。


IMG_6942.jpg


ご近所で何気なく、よく見かけるけれど、名前を知らない花・・・の典型じゃないかと思います。

つぼみはキレイなピンク色、でも咲くと花は真っ白。

わりとはっきりと甘いいい匂いがするので、存在感がありますね。

モクセイ科ジャスミン属・・・だそうですので、いかにも香りがありそう(笑)。

これは鎌倉の山の中で撮りましたが、平地ではもうとうに終わっていると思います。


RIMG0295.jpg


香るといえば、こちらはフレンチ・ラヴェンダー。

初夏のこの時期、この匂いがするととってもほっとします(笑)。

ぴょんと飛び出したウサギの耳みたいな花が特徴で、とっても可愛いですよね。

(個人的には、ラヴェンダーというとイギリスのイメージが強いので、最近あたりで「フレンチ」ばっかり見かけるのがちょっと残念・・・あはは~。)

※イングリッシュ・ラヴェンダーは、ハエとり棒みたいな(爆)そっけない風貌をしてます。


オマケ>>


RIMG0281.jpg


どこにでもあるツツジ・・・ですが、花の色がツートン!(笑)

全体的に淡いピンク色なんですが、花弁の外周だけが濃いピンク色に縁どられていました。

ちょっと珍しいと思ったんですが―――ちがうかな?



●読みました

いつもどおり、面白かったです。

・・・としか言えないのが、ちょっと悲しいなあ(笑)。


好きになるとこわれる  (バンブーコミックス 麗人セレクション)好きになるとこわれる  (バンブーコミックス 麗人セレクション)
(2011/02/26)
西田 東

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というのも、アレです。

ここのところずっと、わたしのBL中枢神経が開店休業状態で、萌えに感応しなくなってるからです(笑)。

(正確にいうと、「新たな」萌え、ですかね?)

西田東さんは相変わらず上手いし、面白いし、ハズレはないです(笑)。

短編ばかりなので、ストーリーの掘り下げ方にも、キャラの性格描写にも(ページ数の)制約があるのに、それでもきっりち読ませる、物語を見せる。

ホロリとギャハハが混在する独特の世界は、さすがだなあ、と感心します(笑)。

ラグビーの先輩と後輩のお話は、中でも秀逸で、ホント楽しかった。

この、ほんの数10ページで終わってしまってはもったいない(続編が読みたい)、と心から思いました。

でも・・・このお話を読んだ人はたぶん、わたしがどうしてこの二人に特に反応したのか、なんとなくわかるんじゃないかと思います・・・(苦笑)。


あ、ついでに>>

バンブーコミックスの編集部には、なかなか英語ができる人がいるらしく(笑)、ここから出るコミックス(といっても西田さんとユギちゃんしか持ってないけど)には、けっこうドンピシャ!な英題がついています。

西田さんのデビュー作(だっけ?)、「奪う男」の英訳なんて、本気でシビれたもの・・・(笑)。

「うむむ、やるな、おぬし!」

とかね、訳のわからないことを、こっそり思うくらい。

※一般論ですが、ときどきコミックスについてる英語っぽい不思議なヨコモジが、英語として正しいのをあまり見たことがないので、バンブーさんのやってることは快挙じゃないかと思います。

しかし、今回のタイトルの英訳は・・・あれれ~?

間違ってるわけじゃないけど、というか文法的にどうこうじゃなくって、苦し紛れになんとなく、無難なコトバでお茶を濁したような感じでした。

理由は実は・・・なんとなく、わかるような気がします。

原題が抽象的なので、うまく英語にならなかったんだろうなあ。

「好きになると」は、まあ、いいですよね、とりあえず意味はわかるから(個人的には、「if I love you」よりも、「everytime I fall in love」のほうがイメージに近いと思いますが)。

問題は、「こわれる」のほうです・・・(笑)。

何が壊れるんだろう―――自分がおかしくなるってこと? 失敗しちゃう(失恋する)って意味?

相手とのそれまでの関係性が、もろくて美しかった何かが、変わってしまうってこと?

それとも、相手が壊れちゃう、相手の持つどこか近寄りがたい、硬質な部分が壊れるのか?

・・・理屈っぽいですが、英語って、そういう言語なんですよね(苦笑)。

日本語では、すぅっと心に入ってくる「好きになるとこわれる」が、英語では何ていうのかな、「因果関係」を説明しないといけなくなってしまう感じ。

「センセイ、好きになると、いったい何がこわれるんですか?」
「・・・(編集者だろ、そのくらい読んでわかんないのか)」

・・・という事情があったんじゃないかと、勝手に想像するわたしでした(苦笑)。



【01/06/2011 22:13】 書籍・マンガ | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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