●昼間
暑いことよりも、夜になって気温が下がらないことのほうが、辛いですねえ。
最近しみじみ、そう思います。
たとえ日中ギラギラした日差しに焼きつけられても、夜はそこそこ涼しく寝られるなら、こんなにしんどい思いをしないのになあ。
・・・愚痴でした(笑)。
●さても
なかなか気力がなくって、一日中へたれまくり、食欲も減退気味ですが。
先日の夏の『春抱き』強化合宿のレポート、ここから始まりです(笑)。

「あさま」(長野新幹線)と、その向こうに「はやぶさ」(東北新幹線)ですね、コレ。
※どっかの4歳児のおかげで、最近すっかり新幹線に詳しいわたしです(笑)。
土曜日の朝、(関西から長距離バスで駆けつけたお嬢さんを除く)参加者みんな、東京駅に集合しました。
「ほら、新潟での同窓会からとんぼ返りした岩城さんを、香藤くんが嬉しそうに出迎えたあそこ、あの乗り換え口で待ち合わせね~♪」
そんな言い方すると、フツー『春抱き』ファンなら喜びそうなものですが、なぜかわたしの周囲の岩城さんフリークは反応が違う(笑)。
「・・・っ」
みんな一様に、むっとするんですよ・・・(爆)。
まあ、機会さえあるなら岩城さんを全力で押し倒したいだなんて、不埒な妄想を抱えている危険な人たちばかりですからねえ(笑)。
あの甘~い照れ顔の岩城さんと、幸せに伸びきった香藤くんの笑顔を思い返すだけで―――ああ、ムカつく!(笑)
・・・ホント、しょうもないですね。
そんなわけで、短すぎる車内の1時間10分を経て、あっさり軽井沢に到着しました。

ふふ、見えますか?(笑)
これは改札口で、わたしたちを待っていたタクシーの運転手さん(の掲げる名前プレート)です。
6人みんなで一緒に観光できるように、あらかじめジャンボタクシーを予約しておいたんですが(台数が少ないので夏シーズンは早めの予約が必須)、こういうとき、
「岩城です~」
と名乗るの、今では当然になってますね・・・(笑)。
何も考えずに、するりと出てくる名前なんです―――いいんだか、悪いんだか。
あ、ここで宣伝?になりますが、今回の旅では何度も何度も、松葉タクシーさんにお世話になりました。
どのドライバーさんも感じがよくて、気分良く過ごすことができました♪
●軽井沢って
わたし以外のメンバーにとっては、ほとんど初めてに近い場所でした。
「初心者ばかりだったら、とりあえず」
という感じで、まずはざっと観光。
標高1000メートルの避暑地だけに、このシーズンはとにかく混みますけど、土曜日の朝ならまだなんとか、スムーズに動けるんですね。

まずは、市街地を抜けて白糸の滝へ。
JR軽井沢駅から、クルマでわずか20分ほど。
つまり東京からだいたい1時間半くらいで、細い山道をのぼり、あたり一面すっぽり緑に覆われます。
降り立つと、空気がひんやり。

清々しくて、本当に気持ち良かったです。
あ、ちなみに、まるで深山幽玄というか・・・誰もいなかったみたいな写真ですが、実際には観光客はけっこういました(笑)。
うんざりするほど、ではなかったけどね。

で、これが、カメおたとしては一度やってみたかった撮影(笑)。
シャッタースピードを変えることによって、滝(というか水の流れ)がまったく違って見える・・・というやつですね(笑)。
上の写真は、シャッター速度が1/4秒、絞り値が13。
下の写真は、シャッター速度が1/1600秒、絞り値が4.5。
(Tvモード=シャッター速度優先オートで撮影してるので、わたしがシャッター速度を選ぶと、カメラがそれに適した絞り値を勝手に設定します。)
・・・って、すみません!
カメラ好きのごく一部の人以外には、意味不明ですよね・・・(汗)。
わかりやすく言うと、カメラのシャッター=まばたき、なんです。
上の写真は、目を開けて滝を見ている時間がわりと長めで、下の写真では、ものすごく素早くあっという間の瞬きで、すぐに目を閉じてしまった感じ。
じ~っと見てると、もちろんその時間が長いほど水が流れて行きますので、その「水の動線」をカメラが捉え、上の写真のような流れを表現できる。
パッと一瞬しか見ないと、下の写真みたいに、その瞬間にたまたま見えた水のしぶきや岩肌の光りかたが、そのままカメラに記憶される。
(一瞬しか目を開けない=わずかな光しか取り入れないので、シャッター速度の速い写真ほど暗くなります。)
・・・まあ、ともかく。
カメラを手持ちしての撮影だったので、低速シャッターだとぶれるのはご愛嬌(苦笑)。
白糸の滝、ホント涼しくておススメです。
●その後は
軽井沢の鹿鳴館とも呼ばれた、旧三笠ホテルへ。

明治39年創業、1970年に廃業。
今では国の重要文化財―――ご覧のとおり、実に優美な、華やかな西洋風の建物です。

明治の末に、日本人が設計したというのだから驚きですが、たしかに「純洋風」でありながら、どこか懐かしい、まるで古~い木造の校舎みたいな趣きがありました。

ベッドも猫足のバスタブも、暖炉も水洗トイレも。
創業当時は相当モダンで、欧米の最新テクノロジーを取り入れたラグジュリー空間だったんだと思いますが―――やっぱり、今の目で見ると、アレですよね(笑)。
1970年(おっと、岩城さんの生まれた年だ)にホテルとしての営業を止めたというのも、歴史の必然だったんだろうなあ、という気がしました。

でも、ホントに雰囲気がある。
・・・いろいろと、妄想が湧いてきます(笑)。

オマケのこれは、もちろん桔梗。
旧三笠ホテルの内庭に咲いていたんですが・・・ねえ、これ、花びらがヘンですよね。
ふつうは風船型のつぼみが裂けて花開くとき、花びらは5弁になるはずなんだけど・・・?
たまたまの変態なんだと思いますが、面白いものですね。
●ざっと観光の後は
中軽井沢のハルニレテラスへ。
タクシーの運転手さんには、ここで降ろしてもらいました。

今なにかと話題の星野エリアだけに、とってもお洒落な雰囲気。

ずいぶん混んではいましたが、まあ、それが煩わしいほどではなかったからいいことにしましょう(笑)。
(ちなみにお天気は曇り、気温はたぶん26度くらい・・・だったんじゃないかと思います。)

なにしろ早起きだったし、おしゃべりしっぱなしなので、すぐにお腹が空きました(笑)。
川上庵(せきれい橋、ハルニレテラス店)という、軽井沢の有名なお蕎麦屋さんです。
6人という大人数ですので、すんなりとテラス脇のテーブルに案内されて、それだけで(幹事としては)ほっとしちゃった・・・(笑)。
あ、もちろん、美味でしたよ~。
十割そばと、すっごい濃い目の蕎麦つゆ。
小皿にはサーモンの南蛮漬け、鴨のロースト、のり豆(鞍掛豆)とひとり娘、季節の野菜てんぷらなどなど。
特筆すべきは、(川上庵自慢の)自家製のお豆腐。
塩で食べるんですが、これがまあ、ねっとりとろり、まろやかで濃厚な味わいがあって、ものすご~く美味しかった!(笑)
「うわあ、お菓子みたい~」
「蜂蜜とかブルーベリーソースとか、かけてもいいよね~」
って、妙にスイーツな会話も・・・(爆)。
あ、ちなみにこのお昼の御膳は2200円でした。
その後は別のお店で、自家製ジェラートもいっぱい・・・あぐぐ~、ホントに食い倒れツアーかも。
と、さて。
ここまででやっと、初日のお昼(苦笑)。
合宿レポートは、まだまだ続きます。。。
●蛇足
どういうわけか、わたしは「白糸の滝」が言えません(苦笑)。
言えないというか、間違えて覚えてしまった音から逃れられない、というか。
「シラタキの・・・あれ、シライトの・・・あれれ?」
何度やっても、こんな感じ(爆)。
「山からシラタキが流れてきてどうする」
小鳥さんには突っ込まれまくりですが、どうすることもできまへん・・・(汗)。