そして弥生も尽き

●気がついたら

なんとな~く、ぬくい(という言葉がぴったりの)一日でした。

めちゃくちゃ風が強くて、駅前で前に進めない!・・・状態になりましたけど(汗)。

(わたしはかなり大柄なので、押し戻されるほどの風って相当なものですよ~。)

でも、もうさすがに、冬の風の持つ刺すような痛さはありません。

ぬる~い、多分に花粉を含んでいるであろう風ね(笑)。

やっとこれで、分厚いダウンコートは封印でしょうか。

そうであって欲しいです。

暑いよりは寒いのほうがはるかに好ましいわたしですが、さすがにもう、春になってほしい!(笑)

(夏は要らないけど!)

そういえば>>

近所の桜の木を見上げると、いつの間にか、蕾がちょっぴりピンク色に膨らんでいました。

数日前まで、まだ枯れ木の如き佇まいだったのに。

まだまだ固い蕾ですが、あの様子では、あと数日で開花するかも?

となると、都内のお花見は次の週末あたりでしょうか(笑)。

(例年と比べると、これって相当に遅いですね。)

ゲリラお茶会にもしも都合が合えば参加するよ、という方がいらしたら、お知らせくださいね。

※必ずお茶会がある、というわけではありません(汗)。

交換レンズを磨きつつ、わくわくしているわたしです・・・てへ☆



●政局のあれこれ

書こうと思ったのですが、どうにもエネルギー不足です(苦笑)。

税制改正とか、民主党の分裂とか・・・いろいろと、もう、食傷気味。

どうでもいいことじゃないんですけど、要は深刻なうんざりモードに陥っています(汗)。

また別の機会があれば、書きたいと思います。

では、また。。。


【31/03/2012 01:57】 島流し生活2008~ | Comments (0)

だから面白いんですけど

●TBのお題から

「好きな野菜は何ですか?」

さあ、困った(笑)。

考えたこと、ないんじゃないでしょうか・・・?

調理される前の、食材としての野菜そのものに、好みで優劣をつけたことはないなあ。

大根、長ネギ、玉ねぎ、キャベツ、トマト、ごぼう、お芋類、きのこ類。

白菜も、ほうれん草も、コマツナも、春菊も、水菜も、レタスも。

ブロッコリーも、カリフラワーも、かぼちゃも、アスパラガスも、芽キャベツも。

・・・およそ何でも、基本的に好きだけどなあ。

え、ニンジンが抜けてる?(笑)

いやいやいや、ナスもニンジンも好きですよ、もちろん。

たとえば昨日は、たっぷりもらった里芋を、大根やさつま揚げと一緒に煮込みました。

おでん・・・ですね、ほぼ。

今日はゴボウとコンニャクを、ごま油で炒りつけて七味唐辛子を少々。

きんぴら風ですね。

美味しいんですよ、ホント。

自分では揚げものはしませんが、玉ねぎや舞茸、ニンジンは天ぷらが美味しいですよねえ。

ほくほくジャガイモ(最近はキタアカリばっかり)は、肉じゃががサイコーです(笑)。

―――どうも高齢者向き?メニューばかりですが、そこはスルーで(爆)。

要するに、何をどう組み合わせて、どう調理するか。

というより、今ここにある、手持ちの野菜をどう使うか。

そこが問題なんであって、野菜そのものに順位はつけられません(笑)。

栄養価とか、ビタミンなどは特に気にしてないけど、いろんな野菜をあれこれ(そのとき旬のもの、スーパーで安かったもの)順番に食べていれば、だいたいのバランスは摂れているのでは?

ちなみに>>

和食が多いのは、単なるわたしの好みです(笑)。

ヘルシーかどうかは二の次で、簡単に美味しくつくれるから好きなだけ・・・(汗)。

だし汁と、酒と、みりんと、醤油。

(ときと場合によってめんつゆ、うすくち醤油、砂糖、塩。)

基本これだけあれば、あとは何でも自由にできちゃうでしょう?

数年前のわたしには無理だったと思うけど、実家生活でかな~り鍛えられました(笑)。

メカジキの照り焼きも、きんぴらごぼうも、おでんも、肉じゃがも。

ぜ~んぶ同じ、基本の調味料の組み合わせで味つけすると知ってからは、すっかり和食党です。

・・・これもまあ、トシのなせるわざ、ですけどね(爆)。



●これは

まあ、気になる話題なので。

原油はなぜ高騰しているのか――原油投機が成り立つストーリー

本当にめちゃくちゃ、値上がりしてるもんなあ。

それがこの記事のように、実際の需要とコストに見合った価格ではなく、投機による(つまりマーケットによる人工的な、意図的な)高騰だとしたら・・・ねえ。

その「被害者」は、ただでさえ経済的な不安を抱えている消費者でしょう?

本当なら、とんでもねえなあ。



●もうひとつ

女の「かわいい」の“真意”とは?

この記事の主張には、正直あんまり説得力を感じないけど。

でも、

「女のいうカワイイが、男のいうカワイイと違う」

には、100%同感します(笑)。

たしかに、女性のいう「カワイイ」は、本当にアバウト。

アバウトというか、時にあまりにもいろんな意味を含みすぎて、かえって意味をなさないですよね。

若い女性が、雑誌の読者モデルなどに憧れ、「あの子、超カワイイ!」って言うのはわかる(笑)。

小さなこどもを見て、「いや~ん、かわいすぎ!」というのもわかる。

だけどその同じ女性が、(たとえば)70代の政治家を指して「カワイイ!」は・・・ねえ。

※今はちょっと該当人物が思い当たらないけど、数年前はありましたよね。

「カワイイ」のツボは、かくも不可解なもの・・・(笑)。

要は、非常に主観的、感覚的だと思います。

対して男性のいうカワイイは、ほぼ確実に、「外見」への評価だという気がします。

そりゃ相手を知っていれば、性格がかわいい、も当然あるでしょうけど、まずは容姿。

ビジュアルの重要度は、男性のほうが女性よりも大きいから。

(と、心理学の先生に言われたことがあります。)

さて、ところで(笑)>>

ふと今、思ったんですけど。

女性が男性に、自分の友人を紹介するときって、まず大前提がありますよね。

その女性が、その男性を異性として意識してる場合と、そうじゃない場合。

(恋愛感情とまではいかないかもしれないし、女性には恋人がいたりするかもしれませんが。)

その男性を、まったく異性として意識していない(だけど友人・知人として好き/信頼している)場合は、いいんですよ(笑)。

「ホントに、可愛い子だから!」

って、(もしかしたら自分よりも)可愛い子を紹介することだって、可能性としてはあります。

わりと真摯に、両者のマッチングを考えて引き合わせる・・・かもしれない。

だけどその女性が、その男性のことを何らかの形で意識してると、めんどくさいですね~。

(もちろん、明確に好きならば他の女性なんか紹介しないだろうから、自覚してない場合かも。)

そういう場合の、「可愛い子だよ!」は、

―――まあワタシほどじゃ、ないけどね。

という隠れた心理があるものね・・・(汗)。

隣りに並んだら自分が見劣りしちゃうような子を、紹介することはないだろうなあ。

・・・って、まあ、それはいいや(爆)。

たぶんわたしの発想は、どこか皮肉めいていると思いますので。

実は、このネタを取り上げたのは、逆も真なり、だと思うからです(笑)。

男性が自分の友人を、女性に紹介する場合を想像してみてください。

「いや、ホント、あいつイイ奴なんだよ~」

女性にとって、この「イイ奴」評価ほど、あてにならないものはない気が・・・(汗)。

女性について、あくまで視覚的な(ゆえにおおむね客観的な)「カワイイ」評価をする男性が、自分の友人・知人を評価する際には、どういうわけか非常に主観的になります。

友人のルックスは、そもそもチェックの対象外・・・みたいな感じ?(笑)

信頼関係に、たしかにそれは関係ないけどね。

だけど、

「いいとこに勤めてるし、イイ奴だよ!」

とすすめられて会ってみたら、びっくり・・・ということもなきにしもあらず(爆)。

好みの容姿かどうか、なんていうレベルじゃなくて、美醜の問題ですらなくて。

―――どうしよう、これをどう穏便に乗り切れば・・・?

途方に暮れるケースも、まあ、知っています。

ええ?

わたしの知ってる不幸なサンプルが偏りすぎてる?

あはは、そうかもしれません(苦笑)。

ふつうに紹介されて、魅力的なお相手に巡り合う人も、そりゃあいっぱいいるでしょう。

確率的に、そりゃそうだ(笑)。

でも、同性による同性の評価の微妙さは、誰にでも経験があるはず・・・?


【30/03/2012 01:22】 社会・時事ニュース | Comments (0)

へろへろ・・・

●昨夜は

どういうわけか、またも寝損ねまして・・・(汗)。

睡眠にとろけ込むタイミングをうっかり逸してしまったら、あとから眠れない眠れない~。

こんなことは珍しいんですよ・・・するっと寝るの、得意ですもの(笑)。

なんだったんでしょう、ホント!

しょうがなくて真夜中、ひっそりとPCを眺めていました。

でもねえ、こういうのってまさに、小人閑居して不善を為す(笑)。

判断力の落ちた、眠りたがっている脳みそで楽天なんか見ちゃうと、けっこうヤバいです。

ハマってよけいな買い物、しちゃうもんなあ・・・(汗)。



●うっそ~

いくらなんでも、それは・・・(笑)。

http://jp.wsj.com/Life-Style/node_415162?reflink=Goo&gooid=nttr

ちなみにチョコレートって、欲しくなる周期があるような気がします。

食べないときは何日も、何週間もほしいと思わないくせに、一度チョコ・サイクルがはじまるとヤバい(汗)。

毎日のようにどこかで摂取しないと、おさまらない気がするんです。

あれはいったい、何故なんでしょうね(苦笑)。



●そういうわけで

本日は、早めにリタイアします。

けっこうまた冷えてきてるので、暖かくしなくちゃ。

ベッドで読む本は、もちろん面白いけど小難しい歴史の本です(笑)。

邪馬台国東遷説とか、そういうの。

これでばっちり眠れるはず・・・(笑)。

(小説は、特に推理小説は、後が気になると眠れないのでベッドサイドには置かない・・・一応ね。)



【29/03/2012 00:03】 島流し生活2008~ | Comments (0)

ところで、今年の花粉は目にキます(苦笑)

●TBのお題から

「あなたのよく訪れる場所は?」

あう・・・(笑)。

年々なんというか、徘徊コースの固定化が見られますね。

好きなところ、気に入ったところに落ち着くといえば聞こえはいいけど、冒険心というか、進取の精神(?)に欠けてると言えないこともない。

これもまあ、加齢のなせるワザかもしれません。

都内のここ、あそこ、実家エリアのここ、あそこ。

☆富士山(の見える海岸)
☆鎌倉
☆駅の周辺(のお店)

というのが、まずは実家編(笑)。

ワンパターンになりつつ・・・ある気がしてヤだな~。

日本国内に目を向けると、

☆京都・大阪・奈良
☆長野・群馬
☆山梨・静岡

あたり、かなあ。

(東北は昨年以来、意識して行ってますが、それ以前にはあまりご縁がなかったので。)

ちなみに「京都」とひとくちに言っても、やはり好きなエリア、毎回行ってしまうお店というのはあります(それがなぜか北大路のコーヒー屋さんだったり、笑)。

しつこい性格・・・なのかも。

都内ならば、

☆銀座・有楽町エリア
☆六本木・赤坂エリア
☆丸の内・大手町・八重洲・日本橋エリア

というわけですが、こっちは非常に平凡な気がします。

今年は新規開拓というか、下町散策を企画中。

(都内じゃないけど、番外編で、横浜もね。神奈川県民的には、やっぱり。)

都内の巨大ターミナル駅のうち、たとえば渋谷や池袋などは、これまで人生であまりご縁がなかったせいもあって、ほとんど知りません。

年に一度、足を運ぶことがあるかどうか程度。

地方の小さな町の出身で、東京に土地勘のない知人からは、この感覚が理解できない、とよく言われます。

「この感覚」というのはおそらく、

「東京の××エリアは知ってるけど、△△エリアは知らない(ほとんど行ったこともない)」

―――ってことじゃないかな?

たまたまその駅(周辺エリア)が、わたしの生活圏の外にあるってだけですが・・・想像だけど、(ほとんど)来たことのない人に、東京のスケールは想像できないのかもしれない、と思います。

巨大な、そしてキャラクターの異なる商業エリアが、たくさんありますものね。

「ええっ、都内に住んでる(住んでた)のに、新宿を知らないの!?」

とか、言われたことありますよ~。

「知らないよ・・・3年に一度くらいしか、そもそも通らないもん(笑)」

ってね、なんだかチグハグな会話。

いい悪いじゃなくて、東京、実際めちゃくちゃに広いですからねえ。

「ねえ、東京のどのへんが住みやすい?」

と聞かれて、簡単には答えられないのと同じじゃないか、という気がします。



●梅は

咲いたか、桜はまだかいな~。


IMG_1270.jpg


まだこのあたりは、開花の気配もないもんなあ。

散りきっていない蝋梅と、まだまだ咲き続ける梅と、満開の桃の咲くお庭。

椿も木瓜も、元気げんき。

・・・なんてのを見かけると、どうも不思議な気がします(笑)。



●先日の

お茶会で、某さまにいただいたのがコレ。


DSCF0564_20120327002727.jpg


「おお、不室屋さんだ!」

たぶん小鳥さんもわたしも、同時に叫んだと思います(笑)。

(その節はどうも、ありがとうございました!)

大好きなんですよ~。

お味噌汁もおすましも、絶品ですよね。

おやつ麩にも、特に一時期ハマりました(笑)。

http://www.fumuroya.co.jp/

数年前の金沢旅行で、(別の)某さまに教えていただいて初めて知った不室屋さん。

それまで知らなかったのが恥ずかしいほど、有名なお店なんですよね・・・(汗)。

今では東京ミッドタウンにカフェも出来て、すっかりお馴染み。

美味しいんですよね、ホント。

―――書いてたら、買いに行きたくなりました(笑)。



●それでは、

また。。。



【28/03/2012 00:48】 旅★たべもの | Comments (0)

中車あれこれ

●あはは!

JR四国、がんばりすぎ・・・(笑)。

高松駅:愛称を「さぬきうどん駅」に 「うどん県」と連動

どういうわけか、わたしはこのキャンペーンが気に入っているようです。

ついに、バナーをお持ち帰り(爆)>>


bn_udonken.jpg


(この副知事がわりと気になっている、というのは秘密。)

こんぴら歌舞伎、いつか行きたいなあ。

http://www.konpirakabuki.jp/index.html

遠いけど。。。



●歌舞伎といえば

この、ビミョーな記事。

海老蔵、勘三郎に鼻であしらわれた香川照之

さて、どう受け止めていいものやら・・・?

この記事を書いた芸能記者が、そもそもどのくらい歌舞伎の世界を知っているのか。

特に、かつて猿之助一門が、メインストリームの役者さんたちと袂を分かった経緯を。

・・・それによっても評価が変わって来るかもしれません。

※以下、単なるシロート歌舞伎おたくの私見。

「鼻であしらう」「突き放す」なんて表現は多分に主観が入ってるけど、この記事にあるようなことは、おそらくホントにあったんだろうなあ、と思います。

この記事の見出しだけ見ると、海老蔵たちがイジワルだって言いたげだけど、ちがうでしょ~。

無視・拒絶するというより、冷ややかに静観する、というのが正しいんじゃないかな。

「そちらのお家のことは、こちらは関係ないですから、どうぞご勝手に」

―――まあ、これも、冷たいといえば冷たいわね(苦笑)。

ここには、何重もの意味合いがあります。


まず、中車(香川照之)個人に対する反発。

歌舞伎役者(それも天才)の血を引いていようが、当代きっての実力派俳優だろうが、あの世界では関係ない。

歌舞伎の家に育ち、息を吸うように自然に古典芸能の世界に生き、祖父や父から受け継いだ伝統の技能を吸収しながら舞台に立ち、大人になっていく・・・のがあたりまえの歌舞伎の世界では、彼は完全なるよそ者です。

(養成所出身者など、一般家庭から歌舞伎の世界に飛び込む人もいますが、そういう人が幹部俳優となり、大きな名跡を継ぐことはほとんどありません。)

「ン十年のハンデを、どうやって乗り越えるというのか」

(=自分には出来ると思っているのか、それは驕りではないのか。)

―――そういう意識は、歌舞伎役者なら誰しも抱くだろうなあ。


次に、中車の今回の決断にひそむもの。

本当に歌舞伎が好きで好きで、晒しものになってもいいから、イチから学びたい。

歌舞伎のためなら何でもする、100%を捧げる。

・・・そういう覚悟があるのなら、おそらくこれほど冷たいリアクションはなかったと思うのね。

でも彼には、歌舞伎を愛している、という姿勢がないでしょう?

両親の離婚が原因で、ファーザー・コンプレックスを極端にこじらせている。

お父さんに認められたい一心で、お父さんに誉めてもらいたくて必死になっている。

それは彼の生い立ちゆえで、彼の責任ではないかもしれない。

むしろ彼には、同情すべきなのかもしれない。

でも、いいトシの男として、一人前の役者として、もうちょっと冷静な判断ができないものか。

たぶんね、外野で見てるわたしがそう思うくらいですから。

彼のそばにいる人間ならば余計に、その「不純な動機」が気になると思います。

香川照之が好きなのは(現実には存在しない理想の)お父さんであって、歌舞伎じゃないものね。


それから、猿之助一門の過去。

派手な演出とスピード感が斬新なスーパー歌舞伎(1980年代~)・・・を、ご存知でしょうか(笑)。

当時まさに絶頂期にあった猿之助がはじめた新しい歌舞伎は、(今よりもずっと)保守的だった歌舞伎メインストリームからは異端視されていました。

というか、「伝統を無視している」と非難され、かなりの確執があったんじゃないかなあ。

(詳細はわたしもよく知りません。そのころ大幹部だった役者さんの顔ぶれを見ると、猿之助とはまったく相容れない人たちだったろう、とは思います。)

どのくらい異質だったかというと(笑)>>

いってみれば、「精霊流し」や「青葉城恋唄」が流行っていた時代に、ジュリーが電飾ギラギラのド派手衣装で「TOKIO」を歌った・・・みたいな感じ?(爆)

喩えがすでにあり得ないほど古いし・・・(汗)。

まあ、そんなわけで、猿之助一門は「イロモノ」扱いされ、主流派(守旧派?)から締め出しを食らったような格好だったんですね。

それでも猿之助は天才で、人気も才能もあったからいい。

ケレン味いっぱいの芝居もする一方で、正統派の伝統歌舞伎もこなせたからね。

(性格というか、私生活はわけわからない人だけど。)

だけど、彼に魅かれて入門してきた若い役者たちには、そこまでの才能や器用さはなかった。

おまけに彼が、わりと若いうちに倒れ、舞台から姿を消してしまった。

―――お弟子さんたちにとっては、そこからが受難の時代?であったろうと思います。

これについては、まだ書きたいことがいっぱいあるけど、ここでは割愛します。

ともかく、そういう時代を経て、一度は干された(に近い状態だった)猿之助一門の役者さんたちも、ようやく徐々にメインストリームの役者さんたちに呼ばれ、一緒に芝居をするようになっていた。

(思いがけず)亀治郎という新しいスターが台頭した、なんて明るいニュースもありますし。

過去は過去として、確執は消えつつあったと思います。

そこにこの、中車襲名のごり押しでしょう・・・?

※亀ちゃんが猿之助を襲名するだけだったら、おそらくフツーに祝福されていたでしょう。

「やっぱり、澤瀉屋(おもだかや)さんのお家は、ねえ(ため息)」

(澤瀉屋=猿之助一門の屋号)

こんな強引なことを、ボスの一存で無理強いするなんて。

もちろんうちでは、こんなワガママはとうてい許しませんから。

―――みたいな思いを抱いた歌舞伎役者さんは、多かったんじゃないかと思います。

(もひとつ、余計なことをいうと、猿之助が倒れた後の一門を引っ張り、リーダー格で頑張っていた市川右近がスルーされ、亀治郎が後継者に選ばれたことへの複雑な思いもあるかも?)


まあ、そんなわけで。

少なくとも、中車に対して、

「香川さん、ようこそ! 一緒にがんばって行きましょう!」

・・・みたいな雰囲気じゃないってことは、容易に想像がつきます(苦笑)。

それを知らない(想定もしなかった)とすれば、中車はあまりにもあの世界に疎すぎる。

おそろしく、世間が見えてなさすぎる。

いきなり、なんの前振りもなしで挨拶に行ったんだとすれば、彼(あるいは周囲の)段取りが悪すぎる。

シロートの中車のために、亀ちゃん周辺がガイド役、調整役を務めるべきでしょう。

忙しすぎてそれが満足に出来ないのか、そこまで手取り足とり面倒をみる気はないのか。

故意に、恥をかかせようとする・・・理由があるのか・・・?

むろん、中車がいま必死で歌舞伎の稽古中だ、というのなら、風当たりは違ったでしょうね。

もしそうなら、応援する人もいたかもしれない。

でも、どうやら、全然やってないみたいでしょう?

そのせいか、彼の出る月の演目は、かなり制限されているように見えます。

重要だけどほとんど台詞のない役か、現代劇(に近い芝居)の役。

「猿之助の襲名披露公演なのに、ひょっとして亀治郎は、自分のやりたい演目を好きに選ぶわけに行かなかったかも・・・?」

(中車にもできる役柄がある芝居を、優先的に選ばざるを得なかったかも。)

こっそり、そんな心配すらしてしまいます。

杞憂だといいけど、もしそうだったら、一世一代の襲名披露公演で、それは気の毒だ。

―――もう、やめたほうがいいですね(汗)。

個人的に、香川照之は、いい役者だと思うんですよ。

だから余計に、今回のこと、喜べないんですよね。

傷ついても傷つけられても、それでも父親を求めてしまう彼が、どうにも哀れで見ていられない。

呪縛・・・だなあ、と思います。


【27/03/2012 02:46】 オペラ・演劇・映画 | Comments (0)

天神様の梅 その2

●これは

マジでわからな~い!(笑)

首相「TPPはビートルズ」=参加の意義、独自解釈で説明

TPPはビートルズで、日本はポール・マッカートニー・・・???

うわ、まったく、意味不明。

TPPを推進するのは勝手ですが、ものすごく訳のわからない喩えですね。

(ポールがこのニュースを耳にする可能性は高いと思うけど、野田さんはそこまで考えたのかしら。)

「ビートルズがなくても、ポールはソロで十分にやっていけてるよね?」

って反論されたら、どうするつもりなんだろう。

野田さんってもうちょっと、頭のいい人だと思ってたけどな~。



●さてさて

先日の、亀戸天神の梅のつづきです。


IMG_1033.jpg


本殿の前の白梅の木に、小鳥を発見しました。


IMG_1045.jpg


ぴょんぴょん飛びながら移動するのを、カメラで必死に追いかけました。

奇跡的に、ちゃんと目にピントが合ってるんですが・・・わかるかなあ(汗)。

ブログにあげるために画像を(画質の劣化を伴う)縮小しちゃうので、見えないかもしれません。


IMG_1070.jpg


ツピー、と小さな声で鳴くこの鳥。

梅の花のサイズと比べて、小さめなのがわかりますよね。

メジロでもない、ウグイスでもない、もちろんスズメでもない。

頭にキャップのような茶色の毛。

―――野鳥図鑑を、ずいぶん探しましたよ~(笑)。

東京の街中で見られるんだから、そんなに珍しい鳥のわけはないし。

で、たぶん、コガラだろうと思います。

スズメ目、シジュウカラ科。

画像検索をするとわかりますが、基本的にコガラって、モノトーンらしいんですね。

だけどわたしの写真では、白黒というよりむしろ、茶色の濃淡に見える。

(実際に撮影した枚数は30枚ほどですが、どれも白黒には見えません。)

日の当たり方・・・なのかなあ。


IMG_1091.jpg


写真を撮るようになって、花や鳥も好きになりました(笑)。

あくまで付随的な興味だけど、調べるのはキライじゃないです。


IMG_1120.jpg


さて、天神様の池には、こんな大きな鳥もいました。

アオサギ、だそうです。

人に慣れていてちっとも逃げないので、ずいぶん追いかけて撮りました(笑)。


IMG_1125.jpg


伸びあがって、太鼓橋の上の誰かを探してるみたい・・・?


IMG_1134.jpg


よくよく後姿を見ると、なんか、バーコード○ゲに見えてきました(爆)。

風にたなびく残り少ない髪が、どこか哀愁を・・・(汗)。


IMG_1186.jpg


どこからでも、スカイツリー。

そういえば個人予約の受付が始まったそうですが、高いですよね~。

http://www.tokyo-skytree.jp/

展望デッキに行くのに、ひとり2500円。

そのさらに100メートル上の天望回廊まで上るには、さらに1000円だとか。

大枚はたいて予約して、それで当日、雨だったりしたら・・・笑えないかも(汗)。

行く予定はありませんが、万が一でかけるなら、小鳥さんは置いて行こうかなあ。

―――だって彼女、ものすごい雨女なんだもん(涙)。


IMG_1223a.jpg


さてこれは、わかりやすい失敗ショットです(笑)。

素人にありがちな、まあ、しょうもないミスですね。

失敗の部分を隠したのが、下の写真。


IMG_1223b.jpg


どっちも大して上手くない、という指摘はスルー・・・!(笑)

違いはもちろん、右下にうっかり写り込んでしまった他人のカメラです。

この手の観光地には、真剣に写真を撮ってるカメラーが、大勢いますからねえ。

これは実は、カメラにもよるんですが、一眼レフで片目で覗き込んだ視野=フレームって、実際に撮影されるデータのフレームよりも狭いことが多いんです。

人気の観光地で写真を撮る場合、だ~れもいない隙なんて、そうそうありません。

早朝とか雨天とか、コツはありますけど、なかなか独り占めできるもんじゃない(笑)。

カメラを構えて狙って、じっと人通りが途絶えるのを待つわけですが・・・それにも、限界があります。

完全に人がいなくならないときもあるし、自分にも時間の制約があるし。

だから、なるべく他人をよけて(フレームからカットして)、アングルを工夫して写真を撮るんですが。

失敗すると、上の写真みたいになります(苦笑)。

自分では、そこに別のカメラーがいるのはもちろん承知。

「お兄ちゃん、あと一歩でいいから下がってくれないかなあ」

などと思いつつ、ギリギリ彼をはずしたフレームで、シャッターを押したつもり、だったんですよ。

(いなくなるまで待つ、下がってほしいとお願いする、という方法も、ケースバイケースで使います。)

なんとか、彼と彼のカメラをフレームアウトした気でいたんですが、入っちゃったんですね。

デジタル画像はいくらでも加工できますので、トリミングしたのが下の写真。

「結局、処理できるんだからいいじゃない」

って言われそうですが、やっぱりね、失敗ショットはがっかりしますって(苦笑)。

知らずに(気づかずに)余計なものを写しちゃったときよりも、なぜかショックです。

いわば、行く先に障害物があると認識したのに、よけようとしたのにクルマをぶつけちゃった・・・みたいな。


IMG_1191.jpg


日々、精進あるのみですね・・・(笑)。



●では

また☆


【26/03/2012 01:17】 写真☆カメラ | Comments (0)

気配りというマジック

●さてさて

もう3月も終わりに近いのに、寒いですね。

噂によれば、数日前から気温がぐんぐん高くなる・・・はずが、今のところその気配なし。

気象庁の予報によれば、3月の気温は平年並み~やや高め、じゃなかったっけ(笑)。

この暑がりのわたしが、いまだにロング丈のダウンコートを着てますからねえ。

さて、桜の花はどうなるんでしょう。

わたしの近辺では、まだ開花の兆しすらありません・・・(汗)。



●最近

買って、気に入ったもの。


200-tok005_ft1.jpg


やや厚み(高さ)のある、ビーズ仕様のリストレストです。

サンワダイレクト限定商品。

かなり前からリストレストは必需品ですが、ふだん使っているのはスムーズな低反発のもの。

ジェルパッドのときもあったかなあ。

それに比べると、この商品は(真っ黒でそっけないですが)大ぶりで、まさに手首の枕みたい(笑)。

最近デスクとチェアが変わったので、PCに向かう姿勢も連動して変わり、これが必要になりました。

ぐったりと手の重さを預けてしまえるし、高さを調節できるので、なかなかいい感じです。

腱鞘炎、なると辛いですものねえ。

見た目があまりにも可愛くないけど、お気に入りのハンカチやてぬぐいを巻けばいいし・・・というわけで。

今のところ、かなり気に入ってます。



●今さらネタだけど

ちょっと面白かったので、貼っておきますね。

スーパー「世界ビッグ3」はなぜ日本で勝てないのか

この話題については、Tesco撤退の際に触れたので、もう詳しくは書きませんけど。

簡単にいうと、スーパーとして日本で成功するためには、「完全なる土着化」が必要になるってこと。

完全に土着化するということは、その外資系スーパーが持つ強み=グローバルな視点、経営理念やノウハウを白紙に戻し、心の底から「日本人のためのスーパー」になりきるということ。

・・・それじゃ、世界的スケールも経験も生かせない、ってこと。

となると、これはお馴染みの話です(笑)。

スーパーマーケットに限らず、どんなグローバル企業でも、一度はぶつかる壁じゃないかしらね。

マクドナルドに、てりやきバーガーがある理由。

スタバに、抹茶オレがある理由。

それと同じことではないかと思います。

いや、スーパーの成功のカギを握っているのは日本の主婦ですから、ファストフードよりもハードルは高いかも。

もっともわたしとしては、

「つまり、ガイジン脳では日本のスーパー経営はムリ」

と言いたいわけじゃなくて、いずれは成功例を見たいと、ホントにそう思ってますが。



●これはまあ

お暇なときに、どうぞ(笑)。

http://gigazine.net/news/20110320_biggest_box_office_bomb/

某ディズニーの新作映画が、どうやら派手にコケているらしい(興行収益が思わしくなく大赤字の予感)・・・と聞いて(下記URL参照)、その流れでこんな記事を見つけました。

恐ろしいことに、というか当然というべきか。

ここにリストアップされている映画の過半数を、わたしは知りません。

見てないんじゃなくて、本当に知らない(聞いたことがない)・・・(苦笑)。

さすがフロップ・・・ってことでしょうか。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/movie/2012/03/post-2483.php

それにしても映画ビジネスって、大変ですねえ。

ショービズ全体がそうかもしれませんが、当たるかどうか分かる前に、膨大なお金がかかる。

モノをつくるのは何でもそうだ、と言いたいところですが。

これがファッションや家電、クルマの話なら、まずは試験的・限定的に販売して、売れ行きが良さそうなら生産拡大・・・なんてことも可能ですよね。

(あ、もちろん市場に出す前に、R&Dコストはかかってますけど。)

でも映画やドラマの場合は、そうもいかないもんなあ。

制作と公開前のマーケティングに、膨大なお金がかかりますもの。

それでこけたら、あとでリカバーするのは難しいですしね。

ほんと、大変な世界だと思います。

エンタメ業界、というかコンテンツビジネスは、わたしには無理だなあ。



●この手の記事って

なんか定期的に、使い回されているのでは・・・?(笑)

日本人女性客はここが変!ゲンキンな女にご注意! 海外旅行時に覚えておきたい買物マナーを徹底調査

書かれていることが誤りだ、とまでは言いません。

海外でそういう人を見かけること自体は、よくあることでしょう。

(ところで、同邦人の言動に妙に敏感になり、どうも点が辛くなりがち・・・というのは、長期の海外在住者の特徴でもあります。一種の同族嫌悪、優越感・・・?)

でもこれって、女の子同士の「あるある」的なおしゃべりと、どこが違うんだろう(笑)。

なんていうのかな、この感覚。

ジャーナリズムじゃなくて、これは単なるエッセイだよなあ、という感じです。

だって、海外でのアンケート調査がどの程度の精度を持ったものなのか、いっさい書いてない。

(ホントにやったのかすら、見極めようがない。)

アドバイスをしてる元ベテランCAのクレデンシャルもまあ、ね~。

要するに、「恥ずかしい日本人にならないように」って、言いたいだけなんでしょう(笑)。

啓蒙のつもりだろうけど、どこか、バカにしてる気がしなくもない。

・・・実はよくあるんですよ、こういうのって。

たとえばイギリスでも、

「海外でイギリス人観光客はこんな行動をとりがちで、こんなヒンシュクを買っている」

的な、警告とも自虐ギャグとも言えるネタって、よく目にします。

マナー、マナーって言いすぎて、いちばん大事なことを忘れてる、というか。

「せっかくの旅行なんだから、楽しんできてね!」

というのが、いちばんのアドバイスであってほしい。

その次に、「他人に迷惑をかけない」というあたりまえの気づかいを忘れないでね、って。

他人というのは、現地の人でもあるし、他のツアー客でもあるし、同行者でもある。

添乗員さんや、バスの運転手さん、ホテルの従業員さんも含まれますよね。

そういう人たちをろくに見もせずに、非礼を働きヒンシュクを買う輩って、アレですよ。

そもそも自分さえ良ければいい、思いやりのない奴ら。

―――海外かどうかなんて関係なく、もともと失礼な奴らなんだと思います。

たしかに「恥ずかしい日本人」ですが、たぶん常に、彼らは恥ずかしい言動をするんだと思う。

(そういうアホは海外に出すな!・・・とは、ときどき思いますけどね。)

で、だから。

それさえ気をつければ、あとはマナーなんかどうとでもなると思います(笑)。

その国の文化とか、特有の習慣とか。

知らないことは、教えてもらえばいい・・・んじゃないかなあ。

かりに固まって行動してても、現地の言葉を話せなくても。

基本的にその国やそこにいる人たちへの配慮が見えるなら、誰も非難はしないと思います。。。


【25/03/2012 02:10】 社会・時事ニュース | Comments (0)

すみません・・・

●へろへろにつき

本日は、このまま寝ます(苦笑)。

書きたいこといろいろあるのですが、またの機会に。

おやすみなさい~。


【24/03/2012 02:45】 「ゆすらうめ異聞」関連 | Comments (0)

修羅の餅

●まさに

偶然もいいところ・・・(笑)。

「サトウの切り餅」に賠償命令…知財高裁判決

“サトウの切り餅”に製造停止命令

今日ちょうどコレを買ったところだったので、びっくりしました。


mochi01.jpg


(もしかしてイトーヨーカドーでセール商品になってたのは、判決の影響・・・!?)

さて、それにしても大きく報道されていますねえ。

知財(知的財産権)・特許に関する裁判は得てしてテクニカルで、なかなか平易に説明しにくいからか、センセーショナルな報道はあんまり見ないんですけど。

でも、なにしろサトウの切り餅だもんなあ。

切り込みの入ったパック餅という、誰でも知ってる商品。

おまけに「特許侵害」、「仮執行」・「廃棄」、巨額の「損害賠償」。

―――わかりやすい、強い言葉が並んだので、よけいに衝撃的だったのかもしれません。

「販売の差し止め? 在庫も、切り込みを入れる機械も廃棄? ええ、サトウのお餅が食べられなくなるの!?」

と、おどろいた消費者も少なくないと思います。

(なんといっても、包装餅の業界でナンバーワンのシェアですし。)

でも、ちょっと待って。

ちょっとばかり、注釈が必要みたいです。

今回、マスコミ各社の記事をたぶん10本以上、きっと20本くらい比較・検討してみたんですけど、その報道内容にはかなり精度のバラつきがありました(どんだけヒマ人なんだよ、というツッコミはご容赦)。

精度というか、読者への情報提供の親切度、かな。

(英語でいうと、「just how full and complete the information is」です。)

以下、今回の判決にかかかわる報道をまとめてみますね(笑)。

※わたし自身、あくまで報道を総合的に咀嚼しての解釈ですけど。

☆今回の判決は控訴審

☆越後製菓の主張は、「お餅の脇にスリットを入れるのはうちの特許。上面と底にスリット入れるのも、そのバリエーションにすぎない(だから特許侵害)」

☆佐藤食品工業の主張は、「うちの餅は脇と上面・底面にスリット。越後製菓の特許とは異なる(だから特許侵害はしてない)」

☆判決は、「上面と底のスリットも、越後製菓の特許の範囲に含まれる(だから特許侵害)」

☆ゆえに裁判所は、「(特許を侵害する)製品の製造・販売の差し止め、在庫・機械の廃棄、約8億円の損害賠償金の支払い」を命じた。

☆ついでに仮執行も認めた

(これから始まるであろう上告審の結果を待たずに、敗訴した側は製造を差し止められ、賠償金を支払わなくちゃいけないってこと。)

・・・と、簡単ですが。

大雑把に、ここまではほぼすべての記事に書いてありました。

でも、ここから先は、記事によって触れていたり、いなかったり。

こういう付加情報があるかどうかで、今回の判決の印象はずいぶん違って来ると思います。

☆第一審では、今回と正反対の判決が出ている

☆佐藤食品工業は、「判決には非常に不満で上告する」とすぐにコメント

☆同じく佐藤側は、「すでに商品には必要な改良を施しているので、今日の判決の影響はあまり大きくないだろう」と、大げさな報道を牽制している

☆越後製菓は、「判決は嬉しいけど、和解できなかったのが残念」とコメント

・・・さて。

もちろんわたしには、佐藤さんの自信のほどはわかりません。

勝った側のコメントはテンプレート的というか、どこまで本音かも読めません。

(とはいえ、ともに新潟の優良企業。同族内の骨肉の争い・・・的な感覚はあるのかも。)

たとえば佐藤さんは、スリットの形状を(仮に越後製菓の勝訴が決まっても困らないように)工夫してるっていうけど、どうなんでしょう?

お餅の上下の十字スリットだけでも、特許侵害になるって判決は言ってるよね?

つまり、今売ってる状態のお餅も、製造できなくなるのでは・・・?

というかその前に、今日わたしが買ったサトウの切り餅には、思いっきり脇にスリットがありますし・・・(汗)。

などとまあ、外野は思うわけですが。

でも、一審の判決を見ると、やっぱり控訴審の「逆転」はショックだろうな。

「ちょっと待ってよ、なんでそうなるわけ!?」

この状況ならば、わたしだって上告審で全面戦争すると思います。

仮執行が出てるなら余計に、背水の陣・・・ですね。

あ、別に、どっちかの肩を持つわけではありません(苦笑)。

でもなんというか、限られた資料を読む限りでは、そんな明白に侵害が認められるとは思えないんですよ。

特許訴訟ってもともと、本当に細かい、こまか~い部分を突っついて、こねくり回すものですけど。

だからこそ、上告したら、どっちに転ぶかわからない。

―――着地点が見えないから、結果が気になるんだと思います。



●ちなみに

「そんなに夢中になるようなこと? パック餅って、そんなに美味しいわけじゃないし」

という、冷静な声もあるかも・・・(笑)。

それに関しては、まあ、そうだよなあ。

たしかに、もっと美味しいお餅は世の中にあります。

でもさ、ふつうの生活してたら、なかなか贅沢なつきたて餅にはありつけないわけで。

・・・で、思い出すのがコレ(笑)>>

つきたてに変身!パックもちで至福の正月を

この「ためしてガッテン」は、我が実家では殿堂入りしています(笑)。

(その他の「殿堂」アイテムは、鶏のから揚げの揚げ方や、美味しいカレーのつくり方など。)

ぜひ、お試しあれ~。


【23/03/2012 00:38】 社会・時事ニュース | Comments (0)

天神様の梅 その1

●去年は

たしかほぼ1ヶ月前、つまり菅原道真公のお命日の2月25日ごろ。

京都は北野天満宮で、咲き誇る梅を堪能しました。

あれから、1年と1ヶ月。


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遅れていた梅がようやく、天神様で満開です。

―――といっても、これは京都ではなくて、江戸のお話。


2012-3-blog4.jpg


つい先日、亀戸天神(かめいどてんじん)の梅苑です。

(カメラはすべてキヤノンEOS Kiss X4、レンズはほとんどTamron 18-270mm F3.5-6.3 Di II VC PZD)


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ピッカピカに晴れていたので、気持ちのいい空が撮れました。

あ、亀戸天神というと、(梅よりもむしろ)藤棚で有名ですよね。

たしか去年あたり、わたしも撮りに行ったような・・・(笑)。

梅苑といっても、梅ばかりのお庭があるわけではなく、境内のあちこちに植わっている感じです。

本数もめちゃくちゃ多いわけじゃないけど、でも、なにしろ菅公ですからね。


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「匂ひおこせよ梅の花」

・・・だけに、梅花は天神様のシンボルです。

(天神、天満宮と名のつく神社で、梅の花がない場所はないはず!)


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境内の全体像は、こんな感じです。

肝心の梅はみごとに咲いているんですが、それより多くの面積を占める藤棚が枯れ木状態なので、どうにも・・・なんかちょっと地味というか、寂しく見えますね。

そして、どこに行っても見えるのが、東京スカイツリー。

あまりに大きいので、いやもう、目立つなんてもんじゃありません(笑)。


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でも、ほら、キレイでしょ~。

割合でいけばたぶん白梅がいちばん多いと思いますが、ピンクや真っ赤な梅もたくさんありました。

お天気にもよりますが、週末くらいまでは見頃だと思います。

(散り始めている木もあれば、まだまだ固いつぼみだけの木もありました。)


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さくら大好きだけど、梅も好き・・・すごく(笑)。

梅のいいところは、その静かな強さというか、逞しさではないかと思います。

あくまで花や枝ぶりから受けるイメージですけど、「ひ弱」じゃないところがいいの。

まだ寒い早春にキリリと咲き、気品と香華がいっぱい。

でも、ヤワじゃないんですよね。

(桜は逆に、その捉えどころのないはかなさ、か弱さが魅力なんですけど。)


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こんなに華やかなのに、どういうわけか、イメージ的に桜よりも地味なんだなあ。

一般的に、冬から咲き始めるからかもしれませんね。


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おまけに、撮るのがめっぽう難しい・・・(汗)。

一本の枝に一列にびっしり、まるで串団子みたいに花をつけますからね。

観賞する分にはいいのですが、いざカメラを向けると、枝と花がフレームに数多く入り込みすぎて、漫然とした写真になってしまうのです(苦笑)。

「で、アナタはなにを撮りたかったの?」

と言われちゃうような、単なる場面の切り取りになるんですよ。


IMG_1163.jpg


こんなふうに、全体像を見せるならいいんですけどね。

・・・まだ写真はいろいろあるので、次回に続きます・・・(汗)。



●うっわ~

これ、すっごい嫌かも(爆)。

花見に使える新アイテム iPadカラオケ

新しいiPad自体は、気になってるんですけどね(笑)。

でも、でも、これは・・・!

「花見といえば酒だ! 宴席だ! 桜の木の下にゴザを敷いて、飲めや歌えや騒ぐのが正しい!」

という、昭和的な?ノスタルジックな価値観を持ってる人には、申し訳ありませんけど。

わたしはあの、桜の咲く公園でのどんちゃん酒宴が、何よりキライです。

単に桜を口実に飲みたい、騒ぎたいだけなんだとは思いますが、ダメなんですよねえ。

(職場の事情でいやいや参加してる方もいらっしゃるかもしれませんが。)

あの臭いも騒音も、ホントに耐えがたいほどの苦痛です。

(たぶんお酒そのものが嫌なんじゃなくて、節度を失い、人前で醜態をさらす人たちの傍若無人ぶりが、迷惑なんだと思います。静かに話し、静かに飲んでいるなら、誰にも顰蹙を買わないのに。)

あれがなければ、夜桜は楽しいのに・・・と、毎年こころから思います。

※ただし、去年の某都知事のように、お上がそれを禁じようとするのは論外。公共の場でのマナー、他者への配慮を要請するならまだしも、都民の自由な行動を制限しようとするなんて、憲法違反にも匹敵する傲慢さだと思いますので。

(もっとも新宿御苑みたいに、はなから飲酒禁止の公園もありますけどね。)

えっと、だから、そうそう(笑)。

傍若無人に高歌放吟する花見客が今でもはた迷惑なのに、さらにiPadで助長されるなんて・・・?

そりゃあないよ、って感じですね~。



●わからないなあ

ご存知ですが、「パーソナル・カラー」。

http://www.colornavi.net/web/

知人にすすめられて、面白半分で、無料でできるネット診断をしてみました(いまさら、笑)。

ちなみに上記リンクは、中でもいちばんめんどくさかった!自己診断サイトです。

けっこう、時間かかりますよ~(笑)。

もっと簡易なもののほうが多いので、いろいろ見てみると面白いですよ。

で、その結果・・・?

チェックテストごとに設問がちがうので、当然といえば当然ですが、

「ウィンターが3つ、オータムが2つ、スプリングとサマーがひとつずつ」

―――という、意味不明な結果になりました(笑)。

自分なりに正直に回答したつもりなのに、なんでこんなにバラつきがあるんだろう・・・?

いや、まあ、それはいいです(笑)。

色みの薄いナチュラルトーンや、やさしい小花模様のプリント生地などが似合わないのはホントなので、おそらく「ウィンター」系で、まあまあ正しいんでしょう。

それ以上に当惑したのは、自分って自分のことがわからないんだなあ、ということ。

(逆にいうと、世の中のオンナノコは、こういうのにちゃんと答えられるのか、という驚き。)

単にわたしが、ファッションやメイクにさほど興味がないからかもしれませんが、どう答えていいのかわからない設問が、けっこうあったんですよね。

顔の輪郭や眉毛のカタチなら、もちろん答えられます。

でも、たとえば、「ローズ系の口紅のほうが、オレンジ系の口紅よりも似合う」とかって・・・(汗)。

(20代のころを除いては)口紅など使ったことのないわたしには、どうにも回答できませんでした。

瞳の色だとか、爪の色だとかを聞かれても、やはり知らない、分からないと思ってしまう。

自分で自分のことがわからないのだから、マジメにやったつもりでも、回答は不正確だったのかも。

それでは、カラー診断がバラバラなのも当然かもしれません(苦笑)。

「そうだ! むしろ誰か、わたしをよく知る他人がやればいいんじゃ・・・?」

って、他力本願すぎるでしょうか。


【22/03/2012 01:23】 旅★たべもの | Comments (0)

なんとなく真ん中のような

●へとへとなので

本日はちょっとだけ。

そういえばニュースでは、今年は「春一番」がなかったと言っていました。

12年ぶり、なんですって。

どうやら気象庁によれば、立春から春分の日の間に、(一定の条件を満たした)強い南風が吹いたら、それを「春一番」認定するらしいんですね。

その条件をクリアする風が吹かないうちに、春分の日は過ぎてしまったんですって。

花粉症持ちにとって、決してうれしい便りとは言えない春一番ですが、なかったとなると・・・寂しいですね。

もっとも今年は、とにかく寒い冬でした(と過去形で言ってみる)。


http://www.rurubu.com/season/winter/ume/


関東地方の梅だって、今ごろやっと!見頃ですものねえ。

場所にもよりますけど、例年より1ヶ月以上遅いのかな。

ほとんどの観光地では、梅祭りはとっくに終わってしまってますものね。


http://hanami.enjoytokyo.jp/


「これだけ梅が遅いってことは、もしかして桜も遅いのか・・・?」

気になるのはそれですが、さて。

聞くところによれば、たしかに各地で、桜のつぼみはまだまだ固いままです。

(今のこの時期、ものすごく早い年なら、そろそろ咲き始めても驚かないのにね。)

でも梅とちがって、桜は気温が高い日が何日か続くと、一斉にぱあっと咲き始めるんですって。

だから少々遅くなるとしても、たとえば1ヶ月も開花が遅れるようなことはない・・・ようです(笑)。

それに、期待しましょう♪

子供たちにとっては、(最近の傾向の)「卒業に桜」じゃなくて、(より伝統的な?)「入学に桜」・・・の年になるのかも。

・・・っていうか、わたしは今年、まだ梅もまともに撮ってません(爆)。

梅を見ずにして桜を撮るなんて、なんだかヘン。

なんだか、オカシイ。

―――順番にこだわるわけじゃないけど、どうにも間違えているというか、違う気がする(苦笑)。

だから、早く、梅見に行こうっと。



●昨日の

この写真ね。

ネガポジ反転で、透明人間みたいな小鳥さんです(笑)。


DSCF0558.jpg


場所は、市ヶ谷駅でした。

より正確にいうと、東京メトロの市ヶ谷駅構内にある、「江戸歴史散歩コーナー」。

http://www.asahi-mullion.com/column/edojyou/80929edojyou.html

たったひとりの正答者は、どういうわけか、最後に東京を訪れたのが28年前だという大阪のオカーサンでした(笑)。

オカーサン、凄い!

なんで知ってるんだろう、びっくりしましたよ~(笑)。

これまで市ヶ谷にはあまり縁がなくて、わたし自身、はじめて見たのに。

あ、ところで、市ヶ谷といえば、「山手線ぐるりのど真ん中」。

・・・だと、思いませんか(笑)。


centraltokyo01.jpg


え、どこが真ん中って???

まあ、もともと、全然まあるくないエリアですけどね。

でも感覚的にですが、市ヶ谷とか四谷あたりが山手線内側の中心部じゃないかと、ふと思って。

それで調べてみたら、そういうのを数式で計算した個人ブログなど、けっこう発見しました・・・(汗)。

わたしには真偽を検証することはできませんが、だいたい市ヶ谷であってるようです。

だからナニって言われると・・・えっと、答えに窮します(汗)。

どうってことないですけどね。。。


【21/03/2012 00:33】 社会・時事ニュース | Comments (0)

You are not always right

●最近どうも

トシだなあ、と思うこと。

いろいろあるんですけど、ここ数日でいや~な予感がしてるのが、目ですね。

「も・・・もしかして、もしかしてローガン?(爆)」

というやつです(苦笑)。

もともと非常に目が悪くて、小学生のころからメガネをかけているわたしです。

それも一般的な?近眼とは違い、極度の乱視と遠視の掛け合わされためんどくさ~い目。

(いちばん困るのは、その辺のお安いメガネ屋さんを利用できないことです。特殊なレンズが必要なので、メガネを買うのにひと財産、失う感じ・・・?)

おまけに高校時代、失明を覚悟するほどのケガをしたので、余計にね~。

(PCに向かう時間の長さ、万年読書に手作りサイトなど、ずっと長いこと目を酷使しているのは事実だし。)

いやいや、まあ、それはともかく(笑)。

メガネにお金がかかるのだって、まあ、必要経費ですからね。

なんだかんだ言っても、矯正すればちゃんと運転免許をもらえる程度の視力はあるんですから、感謝しなくちゃいけません。

でも、そんなわたしですが、ここ数日、ちょっと様子がヘン・・・(笑)。

薄暗い場所で、たまたま小さな小さな文字を読まなくちゃいけない事態に遭遇して、それに気づきました。

「あれ・・・あれれ~?」

いつもなら、メガネをかければ問題は解決するはずなのに、あれ、なんで・・・?

「うぐ、寝てないからかな、それとも目が腫れてるせい・・・?」

そんなことは今までなかったので、メガネをはずしたほうがよく見える、という事実に気づくのに時間がかかりました。

(寝不足や花粉アレルギーのせいで、あるいはお天気によって、目が見えにくくなるのはホントですけど。)

「・・・わたしなんか、とっくにそうだけど」

―――という小鳥さんの指摘で、やっと気づきましたとも。


rogan01.jpg


「こ、こ、これがローガン氏なのか・・・!?」

とうとう奴が、やって来たのか。

そらもう、愕然としましたね・・・(汗)。

何がいやって、不便でしょ~?

メガネが合わなくなりつつあるってことなので、新調しなくちゃいけないでしょう?

というか、やっぱり医者に診てもらうべきだろうか?

だあ、めんどくさい~(笑)。

今まで、意地でも標準サイズを維持していたPCの液晶モニタ、フォント拡大しなくちゃいけないですし。

いろいろと、なんか、イヤかも。

ローガン氏、招かれざる客。

・・・居座るつもり、なんだよねえ・・・(ため息)。



●さても

気を取り直して、本日の一枚。


DSCF0558.jpg


ちょっぴり不思議な画像ですが、さて、これはどこでしょうか?(笑)



●面白いことも

あるものだなあ、と。

カシオの不人気デジカメが台湾や中国で大ブレイクした理由

失礼を承知でホントのことをいうと、

「カシオのカメラなんて、誰が買うんだ・・・?」

というのが、おそらく一般的なカメラマニア?の雑感ではないかと思います。

いつも我が道を行く路線というか、一社だけ、飛び抜けてヘンなカメラをつくるんですよ(笑)。

面白いんだけど、特徴的なんだけど、どこか異端児のデジカメ。

「発想は新しいよね」

などと言いつつ、レンズの明るさがどうの、画像処理エンジンがどうの・・・という、いわゆるスペックにこだわる、(保守的な)カメラ好きにとっては、カシオは最初から数のうちに入ってない・・・というか。

(カシオファンの方、ごめんなさい!)

考えてみれば、彼らの独自路線は、よくよく計画されたことかもしれないのにね。

(主流派のキャノンやソニーや富士フイルムを追いかけて、彼らの商品と似たようなフツーのデジカメをつくっても、「ブランド力」では敵いませんから。)

※ここでデジイチの雄=ニコンを挙げていない理由は、コンパクトデジカメの世界では、ニコンの存在感はイマイチ希薄だからです。

とまあ、そういうわけで。

この記事は本当に、面白かったです。

カメオタがおそらく見向きもしないカメラが、カメオタとは対極にいる人たちがクチコミで宣伝し、バカ売れしてるだなんて。

まさかの大ヒットに、カシオもびっくりしてるだろうなあ。

実際ネットで検索してみるとわかりますけど、たしかにこのカメラ、中古でもめったに手に入らないらしい・・・(汗)。

だって、自分撮り機能、ですよ?

ケータイならともかく、いわゆる「いいカメラ」に、そんなものは(めったに)ついてません(笑)。

カメオタはそんな機能、必要としていないから。

(わたしはド素人だけど、自分で自分を撮りたいと思ったことは一度もありません。)

プロやアマチュア写真家向けのハイエンド・カメラであればあるほど、そういう機能はつかないという気がします。

だから、面白いなあって思うんですよ(笑)。

そういう、いわゆるギョーカイの人が意識する客層とはまったく違う場所に、これほどのポテンシャルがあるってことに。

カメラの価値に、こういう斬新な切り口があるってことに。

クチコミひとつから、これほどまでに火がつくということに。

それも、キレイにお化粧してネイルしてお洒落して、うっとり自画撮りしてブログにアップするキラキラ系のオンナノコが、偶然とはいえ、これだけのムーブメントをつくったなんて。

(事実カシオすら、ここまでオンナノコに受けるとは思ってなかったんじゃないかな。このカメラのボディカラーが白と黒しかないみたいなので、なんとなくそう思います。)

で、最後に。

申し訳のように言い添えますが、カシオのデジカメは悪くないです(笑)。

やたらバッテリーの持ちのいい機種や、やたら連写スピードの速い機種もあって、特徴はあります。

けど、なんというか・・・やっぱり、その他大勢の一角である、というイメージが抜けません(汗)。

あえて選ぶ理由がない、というか。

飛び抜けてここがスゴイ!ってところが、見つからないというか。

(たとえば)価格コムのランキングなんかで、ベスト10には入りそうにないというか。

(価格が全体的に安めなので、量販店ではそこそこ売れてると思うけど。)

―――でも、でも。

わたしの↑この↑評はすでに、「いわゆるカメオタの価値観」というバイアスがかかってるんですね。

それがすべてじゃない。

ということを、この記事で学んだような気がします。


【20/03/2012 01:58】 写真☆カメラ | Comments (0)

ゲリラお茶会レポート (夜の部)

●TBのお題から

「最近、控えていること」

う~、なんだろう。

なるべくカメラを買わない、旅に出ない、歌舞伎を見に行かない・・・くらいかな?(笑)

想定外の出費が続いているので、自分では今かなり節約モードです。

基本的に浪費家のわたし(汗)なので、これはいい傾向・・・だと思います、が。

どうにもムズムズしてお茶会やっちゃったから、それも長くは続かないのかも(苦笑)。

「お風呂は何分くらい入ってる?」

必要最低限なので、たぶん20分~25分ほど。

もちろんわたしの場合、「お風呂に入る」=「汚れを落とすためにシャワーを浴びる」です。

湯船につかる時間はゼロだから、本当に「(髪と身体を洗うという)作業にかかる時間」だけですね。

そういえば、ちょっと前に書いたわたしの「お風呂観」?は、賛否両論でした。

まあ、当然ですね(笑)。

日本人としてはマイノリティだろうと思っていたのですが、賛同者もいらして嬉しかったです。

「そうそう! どうしてガソリンスタンドのクルマ洗浄みたいに、人間も機械で自動的に洗えないのかって、思いますよね~!」

ああ、ホントに同じ感覚だ~。

・・・お風呂に癒しや愉しみなんかこれっぽちも求めてない、という人は他にもいるようです・・・(笑)。



●そういえば

次号GOLD発売~の、今のプランについて。

あくまで現時点での想定ですが、

4月27日・・・チャットなし

4月28日・・・チャットあり

4月29日・・・東京ゆす茶会

という感じで、今のところ考えています。

チャットもお茶会も、いやもうね、悲鳴と興奮のるつぼで、大変なことになるだろうなあ。

(お茶会出席者で、4月28日のうちにGOLDを読まない人はいないだろう、という目算です。わたし自身はおそらく、27日のうちに早売りを求めて、夜の都心をうろついているでしょう。)

ただしお茶会に関しては、5月の連休後半(5日、6日あたり?)にずれ込む可能性もあり。

参加をご希望のみなさまは、ぜひお早めに、ご連絡くださるようお願いします。

※こちらからのご招待メールはないかもしれませんので、ぜひ自己主張してくださいね(笑)。



●さてさて

ゲリラお茶会、夜の部編です。


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実は今回の集まり、きっかけの半分はコレでした。


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「赤坂のあのとり屋さんの、鶏鍋が食べたい・・・!」

とまあ、肉食女子の渇望。

せっかく、といっては何ですが、3月半ばでこの冷え込みですから、まだまだ鍋が恋しいんですね(笑)。

そう、ここはゆす茶会=別名、東京ぐるめ倶楽部(笑)のお気に入り店舗。

これまでもう何度も、ここに集まっているのです。

(あ、でも、お店の回し者じゃないですよ~。)

本店は麻布、そのせいかひとくちに「焼き鳥屋」さんと言っても、なかなか高級志向です。


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ですから酒宴も、いきなりレバーから始まります・・・(笑)。

(といっても、お酒を飲めるメンバーはふたりだけなんですけど。)

このレバー、ホントに絶品なんですよ。

レバー嫌いな人でもいける、そんな美味しさ。


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鶏のから揚げだって、特別な感じがします(笑)。

ひとカケラなくなってるのは、撮影する前にわたしが食べちゃったからです・・・(爆)。


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これはたしか、希少部位のひとつ、「あか」です。


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で、こっちが「ちょうちん」だったかな。

はじめて見るのでちょっとおっかなびっくりでしたが、味はまろやか~でした。

それにしても、相当に薄暗い個室だったけど、デジカメが健闘していますね(笑)。

(ちなみに今回は、おまかせフルオートで撮れるフジフィルムFinePix F600EXR。)


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で、↑これ↑がたしか、同じく希少部位の「そり」だったと思います。


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狭くてほの暗い個室に、ベテラン腐女子・・・もとい熟成肉食女子が5人。

欲望のおもむくままに、高級やきとりを食べる、食べる!(笑)

この写真に写っているのは、「タタキつくね」ですね。

・・・これからメインのお鍋料理なのに、こんな勢いで食べていいのか・・・(笑)。

案の定、テーブル担当のお兄さん(仮にマルコ・ディ・トサカーナと呼んでおきましょう)は、

「あのう・・・これからお鍋をお持ちしますが、当店の鶏鍋はお肉の量がかなり多めなので―――」

翻訳すると、

「てめえら、後先考えずにバクバクやってるけど、これで鍋を5人分用意したら絶対に食えねえだろ?」

ってことでしょうか(汗)。

仰る通りなので、謹んでアドバイスに従い、お鍋は3人前ほどをシェアすることになりました。


DSCF0551.jpg


でもさ、これで3人前なんですよね~。

写真ではろくに見えませんが、手羽先やつくねの他にも、ササミやムネ肉もたっぷり入っていて、相当なボリュームです。

「たしかにさっきからずっと、肉ばかり食べてるよね・・・」

反省、遅いし(笑)。


DSCF0554.jpg


「美味しい! でも、多すぎ!」

・・・何度も来ていると豪語するわりには、学習してないんですよね。

まあ、今さらですけど。

それでも、たらふく食べた上にさらに、〆の鶏塩ラーメンは外せないという・・・(爆)。

「・・・じゃあ、そうですね、2人前ほどをご用意いたします」

わたしたちの飽くなき要求に、マルコも苦笑気味でした(というのは妄想かも)。

あ、ちなみに>>

仮称マルコの名前の由来は、第一回『春抱き』パラレル☆ツアーの際のエピソードまでさかのぼります。

ひとよんで、爆笑のエミリアーノ・サーガ。

ものすごくヒマで探究心にあふれる方は(いないと思いますが)、4年前のブログをご参照ください・・・(汗)。

あ・・・ここまで書いて、気づきました。

このお店の隠れた逸品、鶏塩ラーメンの写真がありません(爆)。

・・・夢中になって食べたので、撮り忘れたのだと思います。

あ~あ。

そのぐらい美味しい、と思ってくだされば幸いです。



●お茶会の

話題はもちろん、まもなく会える岩城さんたちのこと。

元通りの、あの傍若無人でin-your-faceならぶらぶバカップルが帰って来てくれなくちゃね、ってそれだけ。

アホらしいまでの過剰な愛情、それがなくちゃ『春抱き』じゃないものね(笑)。

あと、1ヶ月とちょっとで、会えますね。


【19/03/2012 01:28】 「ゆすらうめ異聞」関連 | Comments (0)

ゲリラお茶会をしました

●よりによって

なにも、こんな日に雨でなくとも・・・(苦笑)。


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(写真は岩城さんの仕事場。たぶん。)

というのはさておき、今日は突発的なミニお茶会でした。

いきなりのご招待でも時間を割いてくださったみなさまに、まずは感謝です。

それから、「わたしは呼ばれてない!」と憤慨した方々。

ごめんなさい―――本当に思いつきだったので、都内にお住まいの方ばかりに声をかけました(汗)。

ゲリラ招待リストに載せてよろしければ、どうぞお知らせください。

お願いします・・・!

さて、それにしても。

ホントに小鳥さんってば、笑えないくらいの雨女なんだもんなあ。

・・・などと呟きつつ、いそいそとお台場に向かいました。

せっかくゆりかもめに乗っても、レインボーブリッジすらかすんで見えない日でしたけどね。


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小ぎれいな某ホテルのアプローチ。

本来ならばここで、お洒落なガーデン・ウェディングが催されるはずの場所です。

今日は一日ずっと雨だったから、花嫁さんはがっかりしたかも。

(このホテルでは、今日だけで約15組の挙式があったようです。すごいなあ。)


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最近は、昭和の頃のような派手な、フォーマルなホテル挙式は減っていると聞いてましたけど。

お台場の盛況ぶり?を見るかぎり、そうでもないんだろうと思いました。

・・・はて、最後にパーティーウェアを着なくちゃいけないほどの結婚式って、いつ出席したっけ・・・?

思い出せない時点ですでに、なんか、哀しいものがありますね(苦笑)。



●まあ

それはさておき。

本日のお目当ては、このホテルのバーラウンジでのアフタヌーン・ティーでした(笑)。


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優雅なお茶、久しぶりに楽しんでみたかったのです。


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で、これが、ホテル自慢の「さくらアフタヌーン・ティー」。

これが期待以上に、ホントに美味でした(笑)。


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いちばん上のお皿は、こんな感じ。

さくらのシャンパンゼリー、さくらのムース、抹茶ロールケーキなどなど。

ほんのりと淡いピンク色のジュレは、たしかに絶品でした。


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真ん中のお皿は、こんなふうです。

チェリーや抹茶をつかった凝った味のビスケットなど。

でもいちばんは、このヒワイな・・・もとい、ヤラシイ・・・じゃなくて、愛らしい桜餅(笑)。


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いい加減に腐った我々はこれを見て、つついて、撫でて、舐めて・・・イケナイ妄想に浸ってました(爆)。

「あう~もっちもち~」

「んっふっふっ・・・いい感じ~」

って、ヘンタイかい(爆)。

言うまでもなく、イケナイあやしい妄想の対象は、あの人です・・・(汗)。


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いちばん下の段は、こんな感じ。

桜スコーンもよもぎのサンドイッチも、なかなか美味でした。


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大きな窓の外には、雨にけぶるレインボーブリッジ。

ロケーションはいうことなしで、おしゃべりはいやが上にも盛り上がりました。

もちろん、話題は岩城さんとの再会です。

あとひと月と10日ですので、そりゃもうね~。

岩城さんが大河ドラマでやる役は何か。

(その他、やってほしい歴史上の人物のあれこれなど。)

誰よりも早く次号のGOLDをゲットするには、どこに行ったらいいのか。

その日の晩のチャットをどうするか。

『春抱き』復活後の初お茶会の日程調整・・・などなど(笑)。

以前なら、あと5週間、6週間が拷問のように感じられたものですが、今はちがうのよね~。

会えるんだもん、贅沢はいいません♪

るんるん妙にテンションが高く、あくまで上機嫌で、溌剌と待っていられる感じ(笑)。

オトナになったもんだ、って。

―――まあ、浮かれてるだけなので、聞き流してください(汗)。



●お茶会は

この後、スタバを経由して夜の部に流れ込みます。

お馴染み、誘惑の鶏鍋については、また後ほど・・・!



【18/03/2012 01:22】 「ゆすらうめ異聞」関連 | Comments (0)

線引きが難しいとは思うけれど

●いや、もう

真夜中の地震って、いやですねえ・・・(苦笑)。

こればっかりは慣れることなど、永遠にないと思います。

昨夜はなぜか寝つきが悪く、雑誌をぼ~っと読みながら午前3時くらいまで。

(ふだんは寝ることを意識せずとも、いつの間にか意識を失ってるので、こういうことは珍しい。)

「ああ、もう寝ないとマズイだろ~」

ぼんやり思いつつ、ようやく眠りについた(と思われる)ころに、ぐらりと揺れました。

「あ・・・地震だ!」

ほぼ、飛び起きた感じです。

最初は小刻みにカタカタ揺れて、それからドン!と大きな突き上げ。

けっこう大きな揺れに感じたのは、午前4時すぎという時間帯のせいかもしれません。

(実際にはたぶん、せいぜい震度3くらい?)

このところ毎日なんだもん、ちょっと過敏にもなろうというものです。

結局このときは、それ以上ゆれることはなかったのですが、その後が大変でした。

おかしなたとえですが、やっとのことで寝かしつけた神経質な赤ちゃんが、ちょっとの刺激で起きちゃってまた延々とぐずり始めた・・・そんな感じでしょうか(笑)。

(ちなみに直後は、ケータイのYahoo!災害情報が繋がりにくくて困りました。この程度の揺れでアクセスが集中して情報を得られないなんて、本当に大きな地震が来たら、どうなるんでしょう。)

ともあれ、あとがしんどかった。

ふだんは騒音も振動もあまり気にならない、いわば都市生活向き?のはずのわたしが、眠れない眠れない~。

緊張・・・なのか??

今まで意識すらしたことなかった壁の時計のチクタクすら、聞こえてしまう始末です(汗)。

「なんで・・・やばいんじゃ・・・」

焦れば焦るほど、よけいに睡魔は遠ざかります。

いつの間にか、うっすらと窓の外が明るく―――ひええ。

いやあ、こういう夜もあるんですねえ(ため息)。

鈍感ではないにせよ(希望)、わたしってそんな繊細なタイプじゃないのに。

おそらく、細切れで少しは寝たと思いますが、充実感にはほど遠い。

どんよりした気分で、朝を迎えた恨めしさ(苦笑)。

誰のせいでもないだけに、なんともいや~な感じでした。

わたしはたまたま(だと思いたい)ですが、睡眠障害がある人って、いつもこうなのか・・・?

フツーに、素直に眠りにつけないというのがどれほどしんどいか、ちょっとわかった気がします。



●これは

たぶん、理性的な判断であろうと思います。

厳しいけれど、そうあってしかるべきケースだと思っていたので。

2児放置死、母親に懲役30年 大阪地裁判決

たしかにこれは、衝撃的な事件だった。

そのころの自分は、いや今でも、ニュースを読むだけで胸が苦しくなったことを思い出します。

これは一般論というか、わたしの個人的な印象ですが、親による子殺しのうちでも、とくに母親が幼い子供をあやめた場合、それが「殺人罪」にならないことが少なくありません。

出産後のホルモンバランスの崩れや、育児ストレス(産後鬱なども含む)。

生活が一変したことに適応できなかったり、夫との関係が変化したり、金銭的な不安に苛まれたり。

さらに、母親の生い立ちや家族関係(自身が虐待の被害者であったとか)。

―――そうしたさまざまな要因が影響して、心の安定を失い、何かのはずみで我が子に手をかける。

そういうケースは枚挙にいとまがなく、実際に判例でも、この種の特殊な事情を最大限に考慮してきました。

つまりそういう母親を、なるべく「殺人者」として扱わないようにしてきた。

殺人罪を適用することには非常に慎重で、かりに適用するにせよ、情状酌量が前提でした。

それ自体は、概して正当なことだと思っています。

だいたい「殺人」の罪に問うからには、「殺意」を証明しないといけないですからね。

よほど酷い虐待のケースですら、「殺す意志があった」とまでは、なかなか立証できないものです。

(ちなみに児童虐待事件の被告が、みんな判で押したように「躾けのつもりだった」と主張するのはこれが理由です。躾けでやった=殺そうとしたわけではない、になりますから。)

もうひとつ、これはややテクニカルな話になりますが>>

「殺意」には、明らかに、確実に相手を殺そうとする・・・というわかりやすいケースだけではなく、「こういうことをしたら相手は死んでしまう(自分が殺してしまう)かもしれないけど、それでもいいや(そうなってもしょうがない)」と思っているケースも含みます。

いわゆる未必の故意、ってやつで、今回の事件ではこれが問題になったと思われます。

で、話を戻しますと。

お母さんの子供殺しという「犯罪」は、いろいろと情状を酌量されるケースが多い。

殺人ではなく、致死罪(=殺す気はなかったけど、結果的に死んでしまった)になることもしばしばです。

―――それはいいのですが、それが行きすぎるのも問題ですよね。

炎天下、小さな子供を駐車場の車の中に残して、パチンコに何時間も熱中するお母さん。

・・・なんてのが典型例ですが、

「いやいや、それは過失じゃなくて、もはや殺人(未必の故意アリ)だろう」

と感じることって、あると思うのです。

その究極のケースが、今回の事件であると思っています。

どれほど状況を被告に有利に解釈したとしても、お腹を空かせた小さな子供ふたりを放置して省みず、遊び呆けていた罪は消えようがない。

自分で自分を生かす方法すら知らない小さな子供たちが、どれほどひどい目に遭おうと、それでも最後に母親を目にしたときにママを求めて泣いただろう、必死で助けを求めただろうと思うと、もうね。

それを振り切って、子供をなかったことにする心の闇は、情状酌量の範囲を超えていると思うのです。

相当に病んでいたのだろうとは思うけど、だからといって、殺人の罪を免れてはいけないと。

懲役30年というのは、この手の犯罪としては長い。

司法は踏ん張ったほうだという気がします。

(有期の判決としては最長。検察側の求刑は、このさらに上の無期懲役でした。)

最近の(裁判員)裁判では、ときおり「厳罰化」が問題になっていますけど、これは違うんじゃないかな。

市井の感覚が活かされたリアルな結論・・・しいていえば、そんな感じ。

まだ一審ですので、今後この判決がどう変わるのか、まだわかりませんけどね。


【17/03/2012 00:54】 社会・時事ニュース | Comments (0)

柔軟な思考(じゃないかと思うのよ)

●東京の

ひと世帯あたりの人数が、初めて2人を下回ったとか。

東京都 1世帯当たり人数2人割る

(動画クリップに登場するのは、お気に入りの武田くんです。オッサンだけどキュート!)

そりゃまあ、そうだろうなあ。

―――感覚的にまったく驚きはありませんが、減少のスピードは早いですね。

東京都が調査をはじめた1957年には、4人強。

それが10年も経たないうちに、3人を下回ってしまっていたんだから(1966年)。

むしろ、そこから今年1月1日に2人を切るまで、よく40年以上がんばった?なあ、と思います(笑)。

※ちなみに、全国平均はいち世帯あたり2.36人だそうな。

高齢者のひとり暮らしが増えていること自体は、特に都会に限ったことじゃない。

(イメージとしてはむしろ都会よりも、過疎の農村だったりしますけどね。)

それは日本中どこでも見られる現象だろうけど、たしかに東京は、数が多いのだろうと思います。

そして、若い世代はもちろん、いわゆる中高年でも、今はひとり暮らしが多いからなあ。

そこに仕事がある、という強力な理由もさりながら、ひとりもんにとっての暮らしやすさもありますよね。

正直、わたしの知人・友人を見てみても、

「とにかく独身が多すぎ! 既婚でも、こどもいない率が非常に高い」

・・・ですもの。

※自分も例外ではナイ。

(知り合いだけのサンプリングで平均値を出したら、間違いなく1.99人を下回るでしょう。)

あまりに広範囲に及びすぎて、

「データが偏りすぎ。単に、類を呼んでる=モテないひとばかり固まってるのでは?」

とすら、もはや言えないレベルですよ・・・(汗)。



●いってみれば

スーパー高齢化と、ハイパー非婚化のダブル・ワミー。

これだけ深刻化してるとなると、よほど政府が過激な政策を打ち出さないと、トレンドは変わらないだろうなあ。

いっそ結婚したら、ご褒美もらえるとか。

(極端な配偶者控除などの税制優遇とか?)

子供を(たくさん)産んで育てれば育てるほど、トクするとか。

(奨励金、高校~大学の学費免除、生活費の補助、税制優遇など?)

二世代以上の同居をしたら、オイシイことがあるとか。

(同上)

あ、子育て世代に関しては、産休・育休の普及、健診無料化、保育園の確保なんてのも必要ですね。

―――ね、テキトーに思いつくことを書いたけど、アレでしょう?

「・・・どこにそんな金があるんだよ・・・」

「そのシステムの恩恵を受けられない国民に、差別だと非難されるのでは?」

って、そう思いますよね。

だから多分、常識的に考えたらそんな極端なこと、できないだろうと思うんです。

なかなかできないだろうし、わたしたちのように不利益をこうむる人間も多いだろうけど、でも。

そのくらいしなくちゃ、人口は増えないだろう。

―――などと、まったくの素人ですが、そう思います。



●ついでに

「世帯あたり人数」を増やす、もうひとつのオプション。

それはもちろん、いわゆる「シェアハウス」的なあり方を活用すること。

大々的に、政策の上から応援することだと思います(笑)。

ここのところ、ちょっとばかりブームみたいでしょう。

それが恋人どうしの同棲でも、兄弟や友人との共同生活でも。

今の仕組みでは、そういうのはカウントされてないというか、想定されてないですよね?

でも、どういう形であれ、「独り暮らし」よりも、ほかの誰かと住むスタイルを選ぶ人が増えれば、あたりまえですが「ひと世帯あたりの人数」は増える・・・かも、しれない。

(今は、他人が一緒に住むケースでは、「世帯」として認識されないような気がするけど。)

ほら、たとえば、岩城さんと香藤くんとか。

あるいは、また、『春抱き』大好きな独身オバチャン・・・もとい、永遠のオネーサマたちが数人集まって一緒に暮らすとか・・・(笑)。

それで税制面で、奨励されたりしたらいいのに。

だって共同生活は、独り暮らし×人数より家賃も光熱費も浮くので、エコですよね。

防犯や健康管理の意味でも、メリットがあるはず。

(仮に事件・事故で行方不明になったらすぐに同居人が気づくし、急病にも対応できる。さらに、孤独死リスクは確実に減るでしょう?)

え、腐女子の巣窟・・・?

いやいや、我田引水で言うんじゃなくて、わりとまともな提案だと思うんですけど(笑)。

荒唐無稽ではないと、固く信じています♪


【16/03/2012 01:17】 社会・時事ニュース | Comments (0)

へろへろにつき

●地震が

何度も・・・今日は、よく揺れた・・・(汗)。

夜の地震は苦手です。

なんとなく、どうしていいかわからなくて、部屋の中でおたおたしちゃったりするから。

お風呂に入ってる最中だったりすると、余計に・・・脳みそがオートパイロットになってるので、さくさく動けない(苦笑)。

M6クラスの地震が一日に何度も起きると、さすがにちょっと心配になりますし。

これ以上もう、何もないといいのですが。



●今日は

あまりにも眠いので、このへんで。

いやもう、疲れました・・・(笑)。


【15/03/2012 00:56】 島流し生活2008~ | Comments (0)

いつまでも肌寒い・・・

●肌寒いというより

単に、寒いですよね・・・(苦笑)。

いやいや、先週とちがって、晴れてくれるだけマシですけど。

それでもホント、まさか3月も半ばになって、分厚いダウンコートをまだ着てるとは思わなかったなあ。

「まだ梅も桃も、桜も撮ってない~!」

軽くパニックになってるわたしですが、気分はいまだ冬モード。

「春のおさんぽ♪」

「花紀行」

みたいな、楽しそうな雑誌や旅行会社のコピーが、むなしく感じられてしまいます。

気分を盛り上げようにも、どうもイマイチ・・・(汗)。



●この記事には

ちょっと、ぐっと来ました。

亡き父の船、大槌に帰る 津波で漂流9カ月「また海へ」

ほぼ一年も漂流していたのに、津波にも台風にも沈まなかった。

強風も高波も吹雪も、いろいろあっただろうに。

それは凄いことだなあ、と純粋に感動する反面、

「近海をずっと漂っていたのに、なんで今まで誰も通報しなかったんだろう?」

という、素朴な疑問を感じもしました。

(この船が無人で漂っているのを見かけた人がこれまでひとりもいないとは、思えないような・・・?)

それでもなお、こんな小さな船が無事であった(修理すれば乗れる状態である)って、奇跡ですよね。

ほかにもきっと、どこかにこんな船があることでしょう。

見つかるといいなあ、と思います。



●あ~

たしかに、好き嫌いの別れる食べ物かも(笑)。

てりやきバーガーについて

さて、わたしはてりやきバーガーが好きではありません(笑)。

甘くてベタベタしたあのソースが我慢ならない、と(あえて説明すれば)そんな感じ。

(でも、好きな人がいても変だとは思わないし、そうなんだ、でおわり。批判も避難もしないよ~。)

マックのハンバーガーに限っていえば、そうだな~。

いちばん甘みのない(気がする)チキンのソルト&ペッパーとレモンだっけ?

(あるいは朝マックの、ソーセージマフィンのやつ。)

ああいう味が、たぶんいちばん好きです(笑)。

だいたいの傾向として、わたしの場合、

「お食事なのに甘い」

・・・というのが、おしなべて苦手のようです。

だからてりやき系というか、英語でいう「sweet & sour」系は自分では選ばないですねえ。

(岩城さん&香藤くんには申し訳ないけど、だから酢豚もあんまり得意ではありません。・・・ごめんよ!)

甘めのソースのハンバーグステーキも、砂糖の多すぎるすき焼きも避ける傾向にあります。

「嫌い」じゃないけど、好みでもないのね(苦笑)。

(でもなぜか、ウナギやアナゴのかば焼きのあの甘さは大丈夫なんだから・・・勝手よね。)

やはり「甘い」という理由で、

パイナップルの乗ってるピザや、パイナップルの入ってる酢豚(ホントにごめん)。

※パイナップル自体は好きです・・・そのままフルーツとして、あるいはジュースとして。

桜でんぶ。

ココナツ系の辛いのに甘い(主として)東南アジアのお料理。

―――なども、あんまり得意じゃない。

でも、もともと自然に甘いものならば、あんまり抵抗を感じません。

煮ると甘くなるニンジンや、玉ねぎ、かぼちゃ。

火を通すと甘みが強くなる長ネギ。

同じく、もともと甘いサツマイモなど。

(あ、でも、大学イモになると苦手です。)

砂糖を(少しは)入れないと美味しくならない、肉じゃが。

・・・で、どの辺に境界線があるのか?

というと、わかりませんね(爆)。

だって今さら言うまでもないけど、わたし甘いお菓子は大好きなんですもの・・・(汗)。

甘いデザートはいいけど、甘いお食事は苦手。

てりやきバーガーは嫌だけど、みたらし団子は大好き(笑)。

(ちなみに、甘いお煎餅も苦手です。なんでお砂糖をまぶすのか、理解できな~い。)

「じゃあ、てりやきバーガーを、おやつだと思えばいいのでは?」

・・・って突っ込まれそうですが、それは無理だなあ。

お肉やお野菜が使われている食べ物を、おやつ/お菓子だとは認識できません(苦笑)。

(同じ理由で、コナモンをおやつだとは思えないわたしです。)

まあ、味覚というか、ひとの好みはいろいろですよね・・・(汗)。


【14/03/2012 00:40】 島流し生活2008~ | Comments (0)

長風呂の謎

●TBのお題から

「何かを調べるときはケータイ?それともパソコン?」

完全なオバチャンなので、これはもう100%うちのPCです(まだ生きてるから、笑)。

手元のケータイ=ガラケーでちまちま文字を打ってウェブ検索とか・・・しないしない、できな~い。

どう考えても無理です、無駄に時間がかかりすぎます。

スマートフォンを持ってたら、少しは違ってくるのかな?

でも、タッチパネル液晶で文字を打つというのも、やっぱり難しい気がします(汗)。

我がメインPCは・・・今のところ、まだ動いています。

Thank goodness!

先日のあのパニックがウソのようですが、油断は禁物ですね。

(とりあえず12.1インチのサブPCと、10.1インチのウルトラモバイルPCが万が一に備えて待機していますが、どちらも「代車」として数日ならともかく、それ以上となると大した仕事はできません。)

いざ新しいPCを買うとなると、それなりのお金が要りますねえ・・・ため息。

昔に比べるとはるかに安くなってますけど、それでも5万円はするでしょう。

2014年のサポート終了まで、しぶとくウィンドウズXPで行く予定なんですけどねえ。

※ご存知ない方のために申し上げると、PCを動かす基本ソフト=OSが「ウィンドウズXP」のPCをお使いの方は、2014年春まで、マイクロソフト社のサポート=ウィルス対策のアップデートなどを受けることができます。

(マイクロソフト社にとって、「XP」はとうに生産を終了した製品なのですが、あまりにも普及していて今でも世界中にユーザーがいるため、アフターサービスを異例の長期間、行っている状態です。)



●しかし・・・

5万円、なんですよ。

イマドキわたしの必要な機能を持ったPCは、たったの5万円で買えちゃうの(笑)。

特にブランドや見た目、機能にこだわりがなければ、4万円くらいでもあります。

かつて―――わたしの若い頃、ノートPCはン10万円もしたので(一般ユーザー向けの普及品でも)、買い替えるというのは大変な決断でした。

何年も計画を練るというか、ボーナスを待つというか。

それ以前に、自宅にPCを持つのがあたりまえ、ではなかったんですよね。

それが今では、5万円くらいで結構いいのが買える。

※ゲーム関連のグラフィックス性能や有料ソフトにこだわれば、もちろんもっと高価になりますが。

下手をしたら、衝動買いができちゃうレベルの価格なんですもの、笑っちゃいますね。

完全に家電感覚、あるいはデジカメみたいな趣味家電感覚かな。

これを、安価で手に入るようになったと喜ぶべきか、深刻なデフレと捉えるべきか。

・・・はさておき、わたしにとっては朗報ではあります(笑)。

今はたまたまDELLを使ってますが、次は多分もう、DELLでは買わないだろうなあ。

通販のBTO自体は好きなんですけど、前回このPCを注文したときに、日本語(と英語)をまともに話せないサポート担当者しか電話応対に出て来ず、非常に不愉快な思いを何度もしたから。

あれは、しんどかったもの。

(カスタマーサポートが日本人である必要はありませんが、仕事の出来ないオペレーターは、直販メーカーにとって致命的でしょう。)

次は・・・となると、月並みですが、東芝が本命です(笑)。

過去わたしのPC7台のうち、5台までがdynabook(東芝)なので、これはしょうがない。

ちなみに旅行用のちびPC(10.1インチ)は、台湾のAcer製です。

数年前、3万円くらいから買える格安ミニPCが流行った時期に、お試し感覚で購入しました。

その頃はまだ、日本製じゃないPCなんてあり得ないと思ってたんですけど、あんまり安かったのでつい・・・ね(笑)。

重さわずか1キロ弱の、ピンク色のPC。

(その当時は)聞いたこともないメーカーだと思ってたほどですが、これが意外なヒットでした。

余計なものは載っていないシンプルなつくりで、まさに必要十分。

「なるほど、旅先での用事なんてこれで足りるんだなあ」

と、実感したものです。

(今ならこのサイズとスペックならタブレットでしょうけど、その頃はまだミニPCが主流でした。)

これ以降、AcerやASUSなどの台湾メーカーのPCも、候補に入れるようになりました。

それもまた、価格破壊の賜物です。

20万円も出すなら国産にこだわるかもしれないけど、5万円ならブランドより機能優先・・・という感じ。

そういう合理的な(?)考えをしちゃうくらい、PCは今や家電なんだと思います。

・・・ああ、当分カメラは買えないかも・・・(苦笑)。



●わからないけど

うらやましい。

感覚って、人それぞれですよねえ。

とふと思ったのは、この記事を読んだからです。

本を読むなら風呂場にかぎる

ええ、知識としては、知ってるんですよ(笑)。

日本人はもともと、ものすごくお風呂が好きだし。

世の中には、長風呂をしてのんびり本を読む人がいる、ということも。

でも―――自分はしない、できない、やろうと思わないので、なぜそれが可能なのかがわからない(笑)。

※批判じゃないよ!(笑)

そんな長いこと湯船につかってたら、体の皮膚という皮膚がしわくちゃにふやけちゃわない?

そのうちお湯が冷えて、寒くならない?

熱いお湯だったら、のぼせちゃうよね?

大事な本をお風呂に持ち込んで、しわしわくちゃくちゃにならない?

万が一そこで寝ちゃったりしたら、やばくない?

つうか、それ以前に、なぜそこで本を読むのが快感なんでしょう・・・?(笑)

ハダカでお湯にずっとつかってるのって、一体ぜんたい楽しいの・・・?

―――とまあ、こんな具合です。

「お湯が冷える」に関しては、我が実家に追い炊き機能がないから、だと後に知りました。

それから、わたし個人はお風呂に入る(=シャワーを浴びると同義語)のは汚れを落とすためで、いわば単純に、自分自身のお洗濯のためです。

きれいにしなくちゃ(社会生活上)いけないから、いわば義務的にやってるんですね。

人間が入れる全自動洗濯機があるのなら、それに入って毎日ポン!っとボタンを押したいくらい(笑)。

さっさと済ませられるなら、それに越したことはないという感覚です。

でも、日本人の多くは、そうじゃないですよね。

温泉好きが山ほどいるように、日本人には、

「お風呂はリラックスする場所、癒しの場所。浴室=個室でのんびり、まったりできるのが幸せ」

という意識の人が多く、わたしはどちらかといえば異端者だろうと思います。

この「お風呂は癒しの場所、憩いの空間」という価値観が共有できないから、「お風呂で読書」もわからないのではないか・・・と、わたしは思っています。

(ちなみに、イギリスにもお風呂で読書派はわりといます。・・・やっぱり、わたしには謎です。)

と、まあ、そんなわけで。

いろいろ考察してはみますけど、やっぱりわかりません(笑)。

本が湯気でダメになっちゃうのでは?

肌がふやけて、大変なことになるのでは?

―――この疑問の答えは、いまだに分からずじまいです。


【13/03/2012 01:49】 社会・時事ニュース | Comments (0)

他人事ではないと

●どこかの

追悼式典に行こうかと、一度は思ったのですが。

近所の神社に詣でるくらいはしようかと、思わないではなかったのですが。

でも結局、どこか・・・なんだろう、シアトリカルな気がしてしまって。

そういうのはちょっと違うという居心地の悪さもあって、いつもどおり(に近い状態で)過ごしました。

(ところで、天皇陛下が公式の追悼行事に出席されたのには、なぜか安堵しました。ふだんあまり話題にしないことなのですが、この一年はさすがに、皇室の存在意義を痛感させられたからです。心臓のバイパス手術すらこの日から逆算して決められたようで、なおさらその強い意志に感銘を受けました。)

久しぶりの晴れということもあって、街は賑やか。

―――自分もその雑踏にいるくせに、それなのにひっかかるんですよ。

普通の週末があるということに。

それはおかしいことじゃないのに、どこか後ろめたいんだから、身勝手なものです。

で、かの2時46分が近づくにつれて、そわそわ。

たまたま入ったお店でコーヒーを飲んでいたのですが、どうしても無視できなくて、その場で黙祷しました。

時間をたしかめて、そっと目をつぶるだけですけど。

滑稽だったかも?

いえいえ、その時間はおそらく、世界中でそうやっていた人も多かったと思います。

自己満足では?

そうかもしれないけど、悪いことではないですよね。

お店の雑踏はそのまま・・・でも、他にも、黙って祈りをささげてる人はいたんですよ。

あとで(小鳥さんに聞かされて)知ったことですが、隣りの席の女子高生ふたり。

その時間まではきゃあきゃあ楽しそうに、勉強道具一式を広げて、賑やかにじゃれていたんですけど。

「あ、時間!」

と小さく言ったかと思うと、こくりと頷いて黙祷したそうです。

一年前のその頃、ちょうど卒業式の最中だったんですって。

(すみません、聞き耳を立てていたわけじゃないけど、狭い店内のこと、隣りの会話はまる聞こえでした。)

おそらく、中学校の卒業式だったんだろうな。

このあたりは震度5強の揺れでしたから、それはそれは怖かったことでしょう。

彼女たちの10数年の人生で最も恐ろしい経験・・・だったかもしれません。

あのときを思い返して、あらためて死を悼む。

あらためて、生き残った人たちの今後に思いを馳せる。

その時間にあわせて黙祷した人も、そうでないひとも、思いはひとつであったと信じたいです。



●それにしても

今、何をすればいいのか。

自分になにができるのか。

おりにふれ問いかけるたびに、心が苦しくなります。

http://shinsai.yahoo.co.jp/311/

http://shinsai.yahoo.co.jp/bokin/

できることを、できる範囲で、息長く。

募金も、旅行も買い物も、チャリティ・イベントも、そういう気持ちでやっているつもりですが、どういうんだろう。

汗水たらしてボランティア活動をしていないというのが、ネックなんでしょうね。

どこか甘いというか、ぬるいというか、ラクなことをしてるだけだという罪悪感があります。

もっと、できること、あるよね。。。



●すでにもう

支離滅裂になりつつありますので、本日はこの辺で。

まとまらなくってごめんなさい。

おやすみなさい。


【12/03/2012 01:16】 社会・時事ニュース | Comments (0)

震災から一年。

●この一年で

何が、どう変わったのか。

何が、変わらずにあるのか。

特集 東日本大震災(朝日)

特集 東日本大震災(読売)

http://www.asahi.com/shimbun/release/20110315.html

そんなことを少しばかり考えていました。

亡くなった方が、15854人。

行方不明者が、いまだに3167人。

そして何より、避難生活を強いられている人たちが、34万人以上もいます。

(これは復興庁のデータですが、実際には集計から漏れている避難者もあるでしょう。)

これだけですでに、気の遠くなるような数字です。

遅々として進まない復旧・復興に、やりきれない思いを抱く日々。

さらに・・・折にふれて、考えてしまいますよね。

両親、または片親を失った子供の数。

転校や進路変更を余儀なくされた子供たちの数。

大事な人の行方がわからない大勢の人たち。

仕事を失った人たちの数。

家や職場、財産や大事な宝ものを奪われた人たちは、数限りないでしょう。

それを見ていたわたしたちも、家族や友人との関係を見つめ直すことになりました。

・・・「絆」と言う言葉が、陳腐化するほどに使われた一年。

軽薄な使われ方もあるかもしれませんが、悪意のある人は多くはないと信じたいです。

ひとの思いの力を、あらゆるところで実感した一年でもありました。



●この一年

ありがちな表現ですが、どれだけ泣いたことでしょう。

(当事者ではないにせよ、これほど心を揺さぶられたことは今までありません。)

日本中が、世界中が、東北のために動いた(動かされた)のは事実。

できることをしなくちゃ、いや、したい。

可能な限り、し続けたい。

―――心からそう思っている人は、少なくないはずです。

そして、東京の反応。

あれだけの強震(とその後の帰宅難民パニック)に見舞われただけに、首都圏の反応も敏感でした。

多分に利己的でしょうが、わたしたちの意識も、確かに変わった。

それは否定できないと思います。

これだけ地震が来れば(この一年でM5を超える余震が600回!)、それはねえ・・・?

計画停電も、それはそれは不自由なものでした。

被災地とは比べものになりませんが、それでもあれは「あたりまえの日常」が奪われる経験でした。

喉元すぎれば・・・になってはいけないと思います。



●そして

被爆リスク。

現在進行形の災害です。

地震と津波の衝撃は、いつの間にか原発事故の恐怖にとって代わられました。

目に見えるリスクよりも、目に見えないリスクのほうがよほど恐ろしい。

恐怖はときに、人間の理性を奪ってしまう。

―――嫌というほど、それを痛感させられた一年でもありました。

セシウムとかストロンチウムとか、ベクレルとかマイクロシーベルトとか。

できるならずっと、知らずに済ませたかった言葉が、毎日のように飛び交いました。

どこの街角でもガイガーカウンターって、一年前なら誰も信じなかった光景でしょう。

TVニュースやお天気コーナーの片隅に、今ではあたりまえになった「各地の放射線量」。

それに慣れてしまった自分もこわいです。

そして同じ日本人なのに、目に見えない放射能に怯え、必要以上に被災地の人やものを忌避する人もいます。

それは確かに偏見とか、差別とか呼ばれるものですが、その一方で。

その過剰な不安、極度の不信が、震災後の政府や東電の対応に端を発したものであることも、忘れてはならないでしょう。

心情的には、わからないでもない。

例のがれき処理に関する悶着は、典型例でしょう。

「地元で処理しきれない部分を、他の自治体で処分してほしい」

に対して、

「放射能を拡散させるな」

というのが、反対する人たちの言い分です。

「いや、だから、線量はちゃんと計ってるてば。問題ないってば」

というそのお役所の、その言葉を信じられない人は、何を見せられても決して信じない。

あたりまえですが、信頼関係が完全に損なわれているから。

がれきは福島からではなくて、宮城や岩手からなのですが、それでも「大丈夫」を信じない人は信じない。

(というか遠い地方の人にとっては、被災地はすべて同じエリアでひとくくり、なのかも。)

政治家がなんと言おうが、決して信じてもらえない。

・・・溝はかくも深いのか、と思わされます。

あくまで個人的には、それでも。

声高に反対を表明し、地方自治体に抗議のメールや電話をする人たちというのは、実際それほど多くはないと思っています。

何もリアクションをしないひと、が過半数でしょう。

(特に関東の人間は、非常に複雑な思いでいると思います。)

彼らは何も考えてない、知らないわけではなくて。

どうでもいいわけでも、子供たちの将来を考えてないわけでもなくて。

不安も迷いもあるけれど、それでも今回のような震災の後ではしょうがない、というか。

自治体が何度も線量を測定して、大丈夫だっていうのを最終的には信じるよりほかない、というか。

他に送るあてがないのなら、あるいは受け入れざるを得ないと。

被災地の窮状を知っていてなお強硬に反対することもできないと、そう感じてるんじゃないかなあ。

黙っているのは決して、ただぼ~っと受け身でいるからじゃない。

消極的ですが、「反対しない」という意思表示もあるのだと。

悩めるサイレント・マジョリティがそこにいるのだと、そう思っています。



●そしてなぜか

ぼんやりと一年前のことを思い返していたら。

この曲が、心に浮かんで来ました。

愛よその日まで

※YouTube動画です、音声が出ます。

今はいつか未来につながっていく。

―――そんなシンプルなメッセージが、とても励みになる気がして。

(たかがアニメの挿入歌というなかれ、これは歴史に残る名曲のひとつです。)

がんばれ、東北。

がんばれ、福島。

でも、がんばるのに疲れちゃったら、どうぞ休んでください。

堂々と、もういやだ、と言える状況であってほしいと思います。

遊んだりふざけたり、バカなことをしたり。

ぐうたらと無為な休日をすごしたり、萌え話に夢中になったり。

そういう日常が早く、日本に帰って来ますように。


【11/03/2012 00:23】 社会・時事ニュース | Comments (0)

すみません・・・

●ちょっとばかり

体調が思わしくないため、本日は書き逃げします。

ヤバい、というかすかな危機感に煽られ、睡眠を優先させることにします。

花粉症に関するアドバイス、みなさま本当にありがとうございました!

Rさま、わたしも同じです・・・鼻セレブ、身近にないととても不安です(苦笑)。

今は家じゅうがホコリだらけで、片づけが後手に回っているので余計に、朝晩がヒドイ・・・!

去年くらいまでは、その手の「高級ティッシュ」、ひそかにバカにしてすらいたのに。

Kさま、たしかにわたし、グチを言って現状に甘んじるばかりで、積極的に体質を変えていこうと思ったことがありませんでした。

いわゆる民間療法というか、健康法というか、そういうものを信じにくいタチなのだと思います。

でも、このアレルギーはホントに辛い!(笑)

できることから、とにかくやってみようと思います。

ちなみに今日は一日中の雨のおかげで、くしゃみとはなみずは小休止。

・・・ですが、どういうわけか、両目がビンビン反応しています。

かゆい、いたい、もさもさする、腫れぼったい・・・なんだかねえ(苦笑)。

皮膚炎もいたるところに飛び地してるので、ちょっと気分は満身創痍です。

(花粉とは別に、こっちは隔年くらいのペースで、主に春先に登場します。いらないのに~。)

このくらい、たいしたことないはず!

愚痴はこのくらいにして、もうちょっと楽しく暮らしたいですね。



●それでは

みなさま、最近ちっとも面白いこと書いていませんが、本日はこの辺で。

いつもお立ち寄りいただき、ありがとうございます。


【10/03/2012 01:38】 島流し生活2008~ | Comments (0)

花粉症はつらいよ

●アレルギーに

本来かっこいいも、悪いもありませんが。

それでもいつも、この時期になるとしみじみ思います。

「ああ、花粉症ってなんでこう、どこまでもカッコ悪いんだろう・・・?」

って、やや、絶望的な気分で(苦笑)。

ええ、もちろん今年も、うちの花粉症はフルスロットルで暴走しています(爆)。

(ゼロでない限り、飛散量が多いとか少ないとか、まるで関係なし!)

最初に症状が出たのはもう数ヶ月も前ですが、ここ数日で、早くも(自分的には)バリバリ全開です。

お目々はいたいし、かゆいし、何が哀しいのかもうね、一日中うるうるた~っぷり涙目。

洪水のような鼻は・・・ううう、あまり美しくないので、あからさまな描写は自主規制(苦笑)。

それでも、溺れそうだ、とときどき思うレベルです。

それからね、何と言ってもくしゃみです。

くしゃみ、くしゃみ、くしゃみ、くしゃみ、くしゃみ、くしゃみ・・・!

くしゅん、すん、はっく、はあ・・・くっ、くしゅん! くしょん! はくしょ! はくしょん! くす、すん、はっく、はあ・・・っく・・・!

(以下、永遠にリピート。)

1分間に何回くしゃみできるかを競うコンテストがもしも存在したら、わたしは優勝候補のひとりに違いない!

・・・などと、可笑しなことを考えてしまうほどです・・・(汗)。

これがどれほど体力を消耗するのか、推して知るべし。

あああ、本当に情けない姿です。

みっともないけど、アレルギー症状は自分ではどうしようもないんですよね。

不可抗力だけに、たちが悪い。

顔面大洪水で賑やかに苦しむわたし(爆)を、小鳥さんは、まるで異星人でも見るみたいな目つきで眺めるのよねえ。

彼女だって花粉症持ちなんですが、症状がずっと軽いのです。

あぐぐ、世の中って不公平だわ。

もちろん、ちゃんと医者にかかって、抗アレルギー薬を処方してもらってるんですよ?(笑)

タリオンが効いている間は、わたしも大人しいもんです。

それでもどうやら、特に朝起きぬけと夜、発作めいたものが始まります。

クスリが切れる合図・・・なのかもしれません。

これが始まっちゃうと、動作がほぼすべてストップしてしまう・・・(苦笑)。

(真夜中の場合、眠ることすらできなくなります。)

・・・って、ああ、いけない。

またしても、詮無い愚痴になってしまいました。

みなさま、どうぞ、お大事に。



●涙で

液晶画面はもう、よく見えません・・・(苦笑)。

昨夜は発作がひどく寝そこなってしまったので、今晩はちゃんと睡眠を取らなくちゃ。

それでは、また。。。


【09/03/2012 00:46】 島流し生活2008~ | Comments (0)

Long road ahead

●TBのお題から

あいたたた、なお題ですね・・・(汗)。

「なおそうと意識している自分の欠点」

あまりにも多すぎて、どこから手をつけていいものやら。

大きいところでは、「規則性のない日常生活」の改善かなあ。

わたしは起きる時間、寝る時間、食べる時間、遊ぶ時間のすべてが毎日、ちがってるんですよね。

子供のころのように、規則性を強制する環境(要するに親の存在)があるうちはよかったけど、大人になってからはさっぱりです。

パターン化した行動の繰り返しを苦痛に感じてしまう・・・という性質なので、改善は難しいかも。

次に、メール不精の改善・・・でしょうか。

こんなに長いこと毎日かかさずブログを書いているので、よほど文字を書くのが好きな人間だと思われているのですが(それは事実)、どういうわけかメールは非常に苦手です。

正確には、メールをいただくのは嬉しいくせに、お返事を出すのが本当に不得手。

怖い・・・んだと思います。

自分でもうまく説明のできない、底知れない怖さですね。

それが大事な相手であればあるほど、そして内容がマジメなものであればあるだけ。

丁寧に書こうと思えば思うほど、とにかく途方もないプレッシャーに身動きが取れなくなり、どう言葉をつづったら相手にとって最も心地よい文面になるか考え、また考え、考え直し、やがて考えすぎて、そのうちわけがわからなくなってしまう。

・・・で、そうこうするうちにその日が暮れ、3日が過ぎ、あっという間に1週間。

アホみたいですが、そうやってるうちに恐怖が増して、さらに日が経ってしまうのです。

ホントにずっと、考えているんですけどね。

1ヶ月を過ぎるころにはもう、今さらお返事を出しても逆に失礼だろうと思い始め―――まあ、後は、推して知るべしかと思います。

仕事のメールは、大丈夫なんですよ。

ビジネスの世界では、正確な情報を迅速に、かつ丁寧に伝えることのみに集中していればいいので、慣れてしまえばどんどん作成できる。

相手の感情を斟酌する余地が、ないとは申しませんが、あまりそこはポイントではないからでしょう。

たとえば不都合な事実であっても、告げなくてはいけないのなら、そこは淡々とこなせるので。

それから、親しい家族や友人相手のメールは、あまり苦になりません。

人となりをお互い、すでに理解しているケースでは、あまり悩まず文章をつづれるからです。

単刀直入の意見も、舌足らずな説明も、それなりに通じるし、受け入れてもらえるということでしょう。

(わたしのメール不精を知っていて、かつ許してくれる人たちだと思っています。)

あ・・・こういうのも全部、言い訳ですね。

どれほど葛藤していようとも、メール送信者から見たら、わたしは単にお返事を差し上げない失礼な人です。

いつかお便りをするといいながら、結局ずっとご無沙汰してしまう。

言い訳せず、直さないといけない悪癖だと思います。



●それにしても

そろそろ、また3月11日がやって来ますね。

あれから一年・・・あっという間でもあり、長いトンネルのようでもあり。

復興は・・・まだ、見えて来ませんよね。

「何も」変わってないわけじゃないと思いたいですが、進んでいないこと、改善していないことが余りにも多すぎる。

がれきの処理で揉めにもめている現状は、本当に嘆かわしいと思います。

(その「がれき」だって、もちろんあの日が来るまでは、誰かの自慢の家だったり、職場だったり、大事な宝物だったりしたのに。)

決して被災者ではないけど、それでもあの恐ろしい揺れを体験した者としては、よけいに。

何かせずにはいられない、その焦燥感を忘れたくない。

とても他人事ではない、そのリアルな恐怖を忘れてはいけない。

まずは自分に、あらためて言い聞かせています。


【08/03/2012 02:18】 社会・時事ニュース | Comments (0)

データ保存とメディアの風化(なんちゃって)

●さて

心配してくださったみなさま、本当にありがとうございました。

見ず知らずの方にまで励まされて、とても嬉しかったです。

真夜中、ぐちゃぐちゃ愚痴を並べてしまってごめんなさい・・・(涙)。



●夜を徹しての

バックアップ作業は、なんとか無事に終了しました。

気が遠くなりましたよ、実際・・・(苦笑)。

昨夜はかなり悲観的だったわたしですが、本日はやや心が持ち直しています(苦笑)。

※現在は、自分のPCから投稿しています。

心中おだやかでないときに、ブログなんて書くものじゃないですね。

さて、実際に何をしていたのか、というと。

PC丸ごとのバックアップではなく(そういうことをしてくれるソフトウェアも世の中にはあります)、大事だと思うデータを自分で選び、地道にマニュアルで保存しました。

つまり、ひたすらコピーして外付けHDDに移すという、あまりにも単純な作業です。

・・・単純すぎて、しばしば集中力がぷっつり途切れ、ときどき何をどこまで移したのか、わからなくなったりもしましたが(汗)。

(ソフトウェアはそのままではコピーできないものが多いので、ほぼ放置してあります。もともと無料ソフトを必要に応じてダウンロードすることが多く、有料ソフトはあまり使っていませんし。)

それでもまあ、サイトを構成するファイル群とか、書きかけの小説とか。

途方もなく膨大な量のカメラ画像とか。

お宝画像あれこれとか、カワイイ可愛い甥っ子たちの写真とか。

そのあたりはだいたい、レスキューできたと思います。

(そうじゃなかったら、困る!・・・なんて程度では済みません。)

不幸中の幸いなのは、

☆メールソフトを使用しておらず、普段からウェブメール主体であること。

☆カメラ画像があまりに多いため、撮った画像のダウンロードはPC本体(Cドライブなど)に行わず、最初からストレートに外付けHDDにしていること。

・・・でしょうか。

メールアイテムやアドレス帳などのデータはクラウド状態なので(=もともと自分のPCにデータがない)、バックアップの必要がない―――というのは、今回に限っては幸運でした。

(とりあえずはね。厳密には、仮に外のサーバが壊れたりしたら、預けていたデータすべてパア!になるんですけど、それは自分ではどうしようもないので。)

また、この何年間かに自分で撮った画像はバカバカしいくらいの大容量なので、もしこれをいちいち手動でバックアップしなくちゃいけなかったら・・・と考えるとぞっとします(苦笑)。

(とりあえずはね。外付けHDDだって壊れるときは壊れますが、まあ一般的には、PC本体よりは安全なデータ置き場じゃないかと思います。)



●それにしても

ああ、データ保存。

完全な、永遠に安全な方法というのは、存在しないと認識しています。

大事な(デジタル)画像や書類は、

「とにかくあっちこっちに、しつこいくらいコピーしておく」

・・・しかない、と思います(笑)。

PC本体に。

外付けHDDに。

その他の外部メモリ(DVDやCD-ROM、USBフラッシュメモリなど)。

インターネット上のストレージに。

(ものによっては)印刷して、紙の状態で。

PC雑誌なんかを見る限りでは、

「どんなメディアに保存したにせよ、数年ごとにコピーし直せ」

だものねえ。

いちど記録させても、5年、10年はもたないからって。

※5年で消えるというわけじゃないけど、永遠に無事とは決して言えない・・・って意味。

長期保存向きのメディアは? 大事なデータの上手な保存法

企業がデータ保存に、膨大な費用をかけているのも納得です。



●個人の場合

たとえば子供の成長記録。

ン十年も経つころには、赤ちゃんのころのデータが読みとれなくなっているかも・・・というのは、リアルな問題ですよね。

実際わたしたちだって、すでにそれを体験してますもの。

わたしの場合は・・・そうねえ、子供のころのピアノ演奏でしょうか。

毎年の発表会のみならず、コンクールや学校の合唱大会の伴奏まで、いろいろとやりましたけど、これがねえ。

なにしろ時代が時代ですので、カセットテープに入ってるのよね(笑)。

古いテープが無事なのかどうか、もはや誰にも分からない。

ためしに聴いてみようにも、我が実家にはすでに、カセットテープを再生できる器械がないのです(苦笑)。

イマドキ、わざわざラジカセを買うのか・・・?

(今まだそういう商品があるかどうかも、よくわからないかも。)

あるいはどこかお店に持っていって、CDなどにコピーしてもらうのか?

(自分でやる方法もありますが、そのためにはやはり、専用の機械を買わないといけません。)

同じことは、VHSビデオについても言えますねえ。

最早うちでは見られない―――これが、メディアが時代遅れになるってこと、なんでしょう(苦笑)。

ああ、そういえば。

実家のデスクにはいまだに、わたしの書きかけの小説があります。

大学生~20代の社会人の頃に書いた、あまり腐っていないぬるいお話・・・(苦笑)。

こわいもの見たさで、見直してみたい気もしますけど、無理なの。

だってねえ、「フロッピーディスク」に入ってるのよ(爆)。

それも、当時ポピュラーだったワープロ、シャープの「書院」用にフォーマットされたフロッピー。

んなの今さら、いったい誰が持ってるっていうのさ・・・(汗)。

古いメディアの悲哀すら、感じてしまいますね。

そう、もちろん、知識としては。

どうしてもと望むなら、どこかでフロッピーディスクの内容を、今のPCで読めるフォーマットに直してもらうことは可能でしょう。

そこまでやる気があれば、ですけどねえ。

よほどの事情がない限り、そこまでするほどでもないなあ、と思ってしまいます。

例外的に、昔テレビで放送された映画などを録画したVHSビデオの中には、DVDに焼き直してほしい作品がいくつかありますけどね。

たとえば、幻の映画「夜叉ヶ池」とか。

(ほぼ封印作品状態で、ビデオにもDVDにもなってないどころか、再放送も再上映もナシ。たった1回だけTV放映されたのを、奇跡的にもビデオに撮ったわたしです。)

あるいは、新派公演「日本橋」(のTV中継)とか。

(新橋の粋な芸者・稲葉屋お孝に玉三郎、彼女の恋人・葛木晋三に片岡孝夫。偉大な淡島千景先生には申し訳ないですが、玉さまのお孝は史上もっとも強く美しくいなせだと思います。)

・・・え、どっちも玉さま?

まあ、それは・・・ねえ(苦笑)。

当時の自分の(若すぎる)年齢を考えると、この↑趣味↑は渋すぎる、とは思いますけどね(爆)。

DVDに焼いてもらって、みんなで観ようかなあ・・・?



●最後に

今日はずいぶんのん気に書いていますが、PCトラブルはホンモノです。

システムの復元にとりあえず成功したものの、またいつ変になるかわかりません。

HDDのどこかに異常があるのは、たぶん本当なので。

今日これで電源を切って、明日また起動してくれるかどうかも、正直わからない。

しばらくは、ハラハラすることになりそうです(苦笑)。


【07/03/2012 01:45】 PC・デジタル関連 | Comments (0)

本当の本当に怖いこと・・・

●本日は

よそ様のPCをお借りして、このブログを書いています。

非常事態発生、なのです(苦笑)。

わたしのPCがどうやら本格的に危機的な状況にあるようだと、今晩になって認識しました。

詳細は省きますが(というか専門家ではないので自分でも上手に説明できない)、要するにHDDに異常があるらしく、数多くの破損ファイルが発見されて、まともにPCが起動できない状態に陥ったのです・・・(汗)。

「あ~・・・そういうことか・・・」

そっけない青いスクリーンに白い英文字が走る、かの不気味なBIOS画面を眺めながら、暗澹たる気持ちになりました。

ああ、そうだったのかあ。

ここ数ヶ月、断続的に続いていた不具合。

いや、少なくとも意識の上ではもう、半年以上になりますね。

(ここのところのネット接続の不調とは別。)

やたらとフリーズの回数が増え、一部ソフトの起動がスムーズに行かなくなり。

スクリーンセイバーが動かなくなったり、まあ、いろいろ。

おかしい、おかしいと首をひねりつつ、電源長押しの強制終了をする回数が増えてました。

・・・これだけあれば、気がつきそうなものです。

「このPCはおかしい。4年目だけど、もしかしてそろそろHDDの寿命かも?」

ってね。

でも、でも、わかりませんでしたね・・・(苦笑)。

それぞれ個々の問題の解決を見つけることに精一杯で、全体像を見る余裕がなかった。

木を見て森を見ず、ってやつです。

今になって泡を食ってセーフモードで起動し、必死でデータのバックアップをしてますけど、どこまでできるものか?

故障の程度は不明ですが、もしかしたら間に合わないかも。

しばらくまともなバックアップをしていなかった、アホな自分の不明を恥じるばかりです。

危機管理が出来てなかった、と言うしかない。

昨日まで普通に(だと思っていた状態で)動いていたPCが、ある日いきなり動かなくなる・・・というのを、過去に経験しているくせに。

後悔先に立たず、です(苦笑)。

甘かったよなあ、ホント。



●そういうわけで

今夜は徹夜モードかもしれません。

サイト関連のデータをすべて、それから膨大なカメラ画像たちを、PCが本当に「死んで」しまう前に、できるだけ多くレスキューしておかないといけないので。

自業自得なので、泣くになけないよ~。

それではみなさま、またね。

このブログを読んでドキッとした方は、ぜひ今日こそバックアップ作業を!(笑)

忙しい、疲れている、めんどくさい、時間がない、今度やるから。

うちのPCもいろいろあるけど、それでも毎日なんとか動いているから。

・・・そう思うのは、今日が最後かもしれません。

重い腰を上げて、どうぞその大事な書類、大事な写真を保護してやってください。。。


【06/03/2012 01:04】 PC・デジタル関連 | Comments (0)

永遠のバブル・メンタリティ

●本当に毎日

春らしくないお天気が続いていますね。

三月の気温は平年並みか高め・・・って言われてますけど、まだ実感に乏しい気がします。

つめた~い曇りの一日で、昼から震えてました。

暑いよりはマシ、と自分に言い聞かせるしかないです(笑)。

で・・・ね、眠い・・・!

昨日もうだうだとどうでもいいことを書きましたが、それにしても疲労困憊です(苦笑)。

トシのせいか、バテるのが本当に早い!

体力がないのもあるけど、気力を維持する力が弱ってる感じです(苦笑)。

ストレスはアレルギー性皮膚炎にもよくないので、なるべく気楽に行きたいんですけどねえ。

・・・って、いやいや。

愚痴ばっかりですみません。

楽しいこと、考えなくちゃ!



●こういうのって

ときに「イタイ女」扱いというか、失笑の対象になりますけど。

(わたしも、そんなニュアンスで言及することがありますけど。)

40代女性誌 GLOW

http://news.walkerplus.com/2010/1130/14/

でも、思いますよね。

本当に「いつまでも若くキレイ」かどうかは、はっきり言って、ビミョーですけど(笑)。

(非常に美しい、お洒落な40代女性は大勢いますけど、20代や30代に見間違えられるような「若さ」を持った40代女性というのは、実際にはまずいないと思ってます。)

それでも、いつまでも若くキレイであろうとする、つまり(世間に、特に男性にもてはやされる)女性として「現役」である(あろうとする)ことにこだわり続ける姿勢ってのは、エライと思います。

だって、それってめちゃくちゃ大変でしょう?

若いころは徹夜で遊んでも翌日、ぴっかぴかのお肌でいられたかもしれないけど。

40代でそのコンディションを維持しようとすると、たっぷり睡眠時間を確保して、お金をいっぱい美容にかけて、食べ物に気をつけて―――つまり、相当ストイックに「美」を目指さない限り、達成できないんじゃないかしらん。

それだけの犠牲を払う覚悟があること自体、すごいと思ってしまいます。

(かつてセックス&ドラッグ&ロックンロール、つまり「不良」の代名詞だったストーンズのメンバーたちが、今では現役活動維持のために禁煙し、ジョギングに明け暮れ、早寝早起きに徹して健康管理に最善を尽くすのと、同じに見えます。)

わたしなんてまあ、この手の話題で比較の対象にすらならないかもしれませんが、

「ああ、おばちゃんになって良かった。なんて気がラクなんだろう!」

・・・って感覚ですもの(爆)。

若い女性として目指すべき(だと信じ込まされていた)ゴール(若く美しくあって男性の賛辞を得ること)からようやっと解放されて、むしろ清々しいくらい。

今さらリングに上がって戦う気持ちはないのよ、って・・・ねえ。

やっとそう言っても許される年齢になったと思っているのに、なんてことでしょう(笑)。

いわゆる「40代女性」の出現で、いつまでもいつまでも、現役たることを余儀なくされちゃうなんて。

「女子」で居続けることは果たして福音なのか、それとも呪縛なのか。

そんなことすら、考えてしまいます。

・・・こういうのって、屁理屈なんでしょうね~。

さて、もうひとつ思うのは、やはり「バブルの余波」です。

40代女子とか、美魔女とか。

どういう(揶揄まじりの)呼称であれ、どうも結局のところ、マスコミは―――そして企業は、昭和のあのバブルの味を知っている世代を永遠に、主要ターゲットにしてるんだなあ、ということ。

いちばん享楽的で、お金を遣うことに躊躇いのない世代・・・なんでしょうねえ。

それより下の世代ははるかに堅実で、消費することにクールだから。

アナログな物欲を爆発させることに喜びを感じる世代。

「がんばった自分にごほうび♪」をヘンだとも思わない世代。

そして同時に、壮絶な受験戦争を知っている世代。

言い換えれば、生きていくこと=戦うことだと、刷り込まれている世代です。

女性雑誌のターゲットとしては、最高級でしょう。

・・・永遠に、バブルを背負い続けるのかもなあ。



●それでは

なんだか支離滅裂になって来たので、この辺で。


【05/03/2012 00:29】 社会・時事ニュース | Comments (0)

こういう読書もありってことで

●何日かもう

ろくに寝ていないような気が・・・(笑)。

で、人間の脳って不思議ですね。

貴重な睡眠時間をやっと確保して、やれやれ・・・と崩れ落ちるように、ベッドにへたり込むわけですよ。

「よし、寝るぞ~!」

それこそPCに触れるのを放棄して、あえてお布団を選ぶと言うのに。

(もともと寝ることがあまり「好き」ではないわたしにとっては、これはかなり?犠牲を払っている感覚です。・・・まあつまり、身体が休息を欲してるってだけですが。)

でも―――これがまずもって、すとんと眠れないんですよね(苦笑)。

「眠いのに・・・寝たいのに・・・なんで?」

神経の緊張状態が続いてるんだと思いますが、寝つくのにとっても時間がかかります。

(ふだんの生活で、寝つきで困ることはないのに。)

寝ようとしてるのに、うだうだとどうでもいいことを妄想し、なかなか眠気が来ない。

羊を数えてもダメ。

このあいだ読んだつまらない小説を思い返してみても、ダメ(笑)。

疲れてるんだから、さっさと寝ればいいのに!(笑)

ああ、ホントにアホらしいですね~。

慣れないことをすると、こうなっちゃうんだなあ。

ふだんは「寝るつもりがないのに、いつの間にか寝ちゃってる」わたしが、意識的に、寝よう寝ようとしてる・・・のが、いけないんだと思います。

もともとわたしは、決まった時間にライトを消して、

「さあ、寝ましょうね」

―――が出来ない人間です。

そんなの、子供のころ以来、ほとんどしてないと思います(汗)。

いつもならPC電源をオフにしたあと、お布団の中でのんびり、本や雑誌を読んでるんですよ。

(ご存知のとおり、典型的な活字中毒です。)

※良い子は真似をしてはいけません。お目々が悪くなりますよ~。

ベッドのお伴は、その日の気分で変わります。

お堅い本のときもあるし、通販カタログのことも(笑)。

わたしのLED読書灯はタイマー設定ができるので、1時間後に自動的に消えますが、たいがいはその前にふわ~っと意識が遠くなって、知らないうちに夢の中。

もちろん、読んでいる本が面白すぎて、途中でふっと消えたランプに憤慨し、再びタイマーをセットし直すこともあります(笑)。

でもまあ、気にしないの。

読みたいもんは、起きていられる限りは読む。

無理に灯りを消して、無理に寝ようとしない。

・・・というのが基本です。

(昔はともかく、それでもいつかは眠りに落ちちゃいますね。若いころみたいな完徹は、もう今はないです。皮肉にもそれがわかってるから、夜更かしできるんですけど。)

そんなわたしが、いくら修羅場モードとはいえ、

「よし、寝るぞ! いざ寝るぞ! いっぱい寝ちゃうぞ!」

と勢い込んだところで、そうそう眠気は襲って来ないんですね・・・(苦笑)。

脳ってホント、不思議です。

先日のようなめちゃくちゃ破天荒な夢も、疲れているときのほうが見ますし。

さあ、果たして今晩は、無事に眠れるのか。

・・・なんて、つまんないこと書いてないで寝ろ!(爆)



●ちなみに

夜の読書のお勧めは、「大して役に立たない」情報です(笑)。

※無駄、という意味ではナイ。

自分にとって意義のあるもの、大事なものは、こういうときはあまり選びません。

とろりと寝ようとしてるのに、あえて脳を刺激してどうする!

・・・って感じなので(笑)。

わたしがよく選ぶのは、コマ切れ情報の多い雑誌。

(オヤジ系週刊誌とか、IT雑誌とか、カード発行会社の月刊誌とか、旅行のパンフレットなど。)

真剣に記憶するほど大事なことは書いてないけど、もしかしたら知ってると得なこと、雑学的なこと、面白いゴシップが書いてあるかもしれない・・・ので。

自分に興味のないことでも、別にいいんです(笑)。

たとえば>>

スマートフォンに興味のないわたしが、とある機種のレビューを読んでなんの意味があるのか?

聞いたこともない俳優さんのゴシップ記事を読んで、いいことがあるのか?

・・・とか、考えないの。

有用性をまともに考えていたら、世界が狭くなってしまいます(笑)。

それから、古典。

万葉集とか、古今和歌集とか、平家物語とか、そういうのです。

意味が全部とれなくてもいいから、敢然と?原文のまま読んでみます。

お勉強ではないので、わからなかったらテキトーに飛ばします(笑)。

勝手な解釈に妄想を加味して、ヘンな喜びを感じたりも・・・?

あとは、一度読んだミステリも、けっこう読み返しますね。

一度すでに読んでいる=結末を知っている。

犯人やトリックをすでに知ってる小説を読んで、はたして面白いのか?

これはねえ、断言してもいいです。

すごく面白いですよ、実際(笑)。

ミステリを最初から、種明かしを知って読んだら意味がないとは思いますが、これは違いますよね。

いわば、作家の伏線テクをチェックする作業・・・とでもいいましょうか。

「ああ、これかあ。まさかこれが、ああいう意味を含んでるとはねえ」

「この台詞、××だと思い込まされていたけど、たしかに、××だと断定はしてないのね」

などと、巧妙に張りめぐらされた伏線に、あらためて感動してみたり。

「・・・このミスリードは反則だろう~」

と、質のあまりよくない叙述トリックに憤慨してみたり。

一言一句が緻密に、厳密に計算されているということに、驚嘆するわけです。

読み直して、登場人物の評価がガラリと変わることもあって、興味は尽きません。

先が知りたくて丁寧に読んでいなかった初回よりも、新たな発見が多かったりしますしね。

どちらにしても、あれです。

ベッドでの読書は、「ほどほど」が肝要。

あまり好きすぎる本、あまりに面白すぎる傑作は、睡眠の友になりませんから(笑)。

・・・ああ、もう寝なくちゃ・・・(汗)。

ではみなさま、またね。



【04/03/2012 02:35】 島流し生活2008~ | Comments (0)

修羅場モードにつき

●本日は

一回おやすみします。

ちょっと慣れない野暮用に翻弄されて、PCに触る時間が…(泣)。

ああ…せっかくの雛祭りなのに、画像アップできないのが残念!

どうぞ皆様、よい週末を!

【03/03/2012 00:59】 島流し生活2008~ | Comments (0)

春浅しと思へど

●なんだか毎日

暖かかったり寒かったり、お天気に振り回されてますねえ。

この時期、降ったりやんだり、目まぐるしく変わる空模様に迷い、何を着ていくか頭を悩ませるのはしょうがないけど。

そういえば>>

桜の開花予想

これは・・・去年よりちょっと遅めなのかな。

桜地図のとなりの春メーターも、ちょっと気になりますね(笑)。

今のところ、それほど春らしさを感じないけど・・・それどころか、大雪が降ったばかりだし。

それでも三月だから、やっぱり日は長いし、梅もそろそろ咲き始めました。

(今になってやっと「咲き始める」こと自体、かなり遅いんですけどね。)

さらに花粉が加わって、春の訪れを感じます・・・(汗)。

今ちょっと時期的にバタバタしてるんですけど、そろそろ春のお出かけもしたいなあ。

去年は福島の桜を見に行きました。

今年は・・・どこに行こうかな。

4月中旬、日帰りの花見旅を計画中です(笑)。



●引き続き

たくさんのお便り、ありがとうございます!

久しぶりにコメントをくださる方もいらして、嬉しいなあ。

そうです、昔は隔月刊のGOLDが待ち遠しくて、長すぎる2ヶ月に身悶え?していました(笑)。

連載中の2ヶ月インターバルはホント、酷ですよねえ。

今回ももちろん、早く読みたい気持ちは山ほどありますけど、でもねえ、なんていうの?

今は単純に、わくわくしながら待っていられます(笑)。

トシのせい・・・なの?(爆)。

せっかくのとびっきりのご褒美、すぐに入手して味わってしまうのはもったいない。

めったにないことなんだから、じんわりのんびり、その日を待つのも悪くないなあ・・・(笑)。


【02/03/2012 02:53】 島流し生活2008~ | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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