●雨だ・・・
珍しくも、ほとんど一日中雨でした。
まあ、こんな日も休まっていいかなあ。
花粉もほぼ収まり、まだ暑くもない季節。
長く続いてほしいものです・・・(笑)。
●コメントのお礼など
拍手、メール、いつも本当にありがとうございます!!
Hさま>>
「岩城さんを探せ!」、いいですねえ(笑)。
今日さっそく、ブラックニッカリッチブレンドのCM、見てみました。
http://www.nikka.com/products/blacknikka/本当に伊勢谷の(なぜか呼び捨て!?)、うっかり岩城さんイリュージョン度はヤバい(笑)。
脳内変換、ヨユーでした♪
そういえばかつて彼は、サントリー「山崎」のCMにも出ていましたね。
大人のお酒が似合うって、いいな~。
彼のいいところは、堂々と年齢相応でいるところ、だとわたしは(勝手に)思ってます。
いつまでも無理に若づくり、というか、素敵な大人であろうとするよりも、イマドキの若い子と同じ振る舞いをする(実年齢は中年の)タレントさん、世の中に多すぎると思うの。
男でも、女でも。
ドリアン・グレイじゃないんだから、「ン10年前の美貌がそのまま!」で喜ぶなよ、ってね(笑)。
重ねた年輪の分だけ成長して、より魅力的な大人になってほしい。
岩城さんにも、香藤くんにもね、そうあってほしいと思ってます。
それから、NHKの映像、見たいです・・・うち、なんせTVがないもので(汗)。
若き日の菊五郎さんも!(笑)
TVなし生活で「困る」ことはないのですが、たま~に、見られない番組のことを知るともやもやします。
もひとつ、「陰陽師」。
このブログだけでも相当な反響があるので、人気公演になると思います。
腐女子ホイホイ、と一部では言われているとか、いないとか・・・(苦笑)。
チケット予約に関しては、判断が難しいですね~。
こけら落とし公演に関していえば、先行予約で売り切れるのはすべて安い席です。
歌舞伎会に入ってるひと = 相当な歌舞伎ファン = 何度も歌舞伎座に通うリピーター。
・・・という図式なんでしょうね、一般論ですが。
常連さんほど、S席よりも二階、三階の席を選ぶ傾向にあるのは事実。
(1万円で一度だけ観るよりも、4000円+6000円の席で二回は観たい、という感覚です。)
※ホントにお金持ちなら、こんなセコイことしないんですけどね(爆)。
つまり、高いお値段の席ならば、一般予約開始からでも買えることが多いのです。
もちろんこれは確率のお話なので、絶対に大丈夫、とは言えないのですけど。
ホント、難しいですね。
Yさま>>
やっと冬タイヤ脱却ですか、おめでとうございます♪
今ごろはきっと桜も咲いて、ほっとしていらっしゃることでしょう。
これから、いい季節になりますね。
さしも、読んでいただいてありがとうございます。
ハラハラはたぶん、まだ少しあるはず・・・?
連載でここまで、両想いになるまで引っ張ったのは自分自身、ほかに例がない気が・・・(笑)。
徹底的にメロドラマの王道を行こうと思ったら、なぜかこういう展開になりました。
夜のお愉しみはこれからしばらく続きます(笑)。
どうぞ、のんびりお待ちください。
Aさま>>
おもしろいサイトを教えてくださってありがとうございます。
写真の加工って、やればやるほどハマりますね(笑)。
工夫とテク次第でなんとでもなるというか、なりすぎるというか。
「写真は嘘をつかない」
だなんて、今では誰も信じないだろうなあ、としみじみ思います。
これは、Photoshopの超絶技巧の動画(一例)>>
http://www.youtube.com/watch?v=53m0syaPg9Aここまで行くと、「加工」というよりプロによる「創造」ですけど。
こんなのはとうてい無理でも、今はいい時代です。
特別なソフトがなくても、ウェブ上で写真を加工できるサイトがいっぱいありますものね。
(スマートフォンにも、この手のアプリは多いようですし。)
でも、ときどきふと、気づくんですよ(笑)。
デジカメ全盛で、フォトショを素人でも操れる時代ってスゴイけど。
そのぶんね、なんでしょう?
写真を撮る、という「根っこ」が軽視されている・・・ような気がするんです。
フィルムカメラとちがって、何十枚でも、何千枚でも、とりあえず撮っておけばいい。
ピントが甘くても、色合いがおかしくても、あとでPCで修正がきく。
集合写真で、後で、その場にいない人の画像を足したりなんかもできる。
そうなると緊張感がなくなって、テキトーに、流して撮ってしまう。
・・・そんな気がするんです。
その場にいる、ということ。
その瞬間を、角度や構図をきちんと考えながら、リアルタイムで記録すること。
ちゃんと、その場面を、自分の目で見ること。
その「一期一会」がね、なんつうか、蔑ろにされちゃう・・・ような。
「撮り直しがきかない、一発勝負!」
そのつもりで撮らなくちゃダメだよなあ、いい写真は撮れないよなあ。
・・・などと、最近のわたしは思っています。
●最近、読んだ本は
これ。
しばらく「積ん読」(つんどく)状態だったのですが、やっと目を通しました。
中学生のつかう歴史教科書(日本史が中心だけど世界史にも触れている)が、テーマです。
昭和のころと今とでは、どのくらい描写が変わっているのか?
どういう理由で、変わったのか?
・・・それがわかりやすく、簡潔にまとめてあります。
ホンモノの歴史オタクには食い足りないと思いますが、さらっと読めて面白い。
「聖徳太子像のあの肖像画は、ホントに聖徳太子なのか?」
「仁徳天皇陵はなぜ、今では大仙古墳と表記されるのか?」
「頼朝が鎌倉幕府をうち立てたのはいつか?」
「倭寇は本当に、日本人の海賊なのか?」
「長篠の合戦では、本当に三千丁の火縄銃が使われたのか? 武田の騎馬隊って実在したのか?」
などなど。
ひとつひとつのお題が数ページで終わるので、読みやすいですね。
(なんせ教科書を執筆するセンセが書いたので、文体はちょっと固いけど。)
「どうして教科書の表記が変わるのか?」
理由は実に、単純明快。
ここ数十年の間の研究や発見によって、歴史学会の「定説」が変わって来たから。
・・・あたりまえのことですね。
たとえば青森の三内丸山遺跡の発見で、縄文時代の暮らしに対する認識が、激変したとか。
それを教科書が反映するのは、ごく自然なことでしょう。
それからもうひとつは、「歴史観」の変化。
「天皇に逆らったから逆賊」
だとか、
「中央政府に反抗したから反乱軍」
だとか、そういうものの見方。
その当時の認識はそうでも、現代からみると、それは歴史の必然であったりしますよね。
権利を主張するものであったり、民族の存続のためであったり。
こういうのは価値観の問題なので、今の教科書ではなるべくニュートラルになってるようです。
そんなわけで、この本。
歴史のあれこれを、大雑把におさらいするのにはよいと思います。
知識量としては多くないので、きっと、もっと詳しく知りたくなると思いますけど。
ちなみに>>
個人的に、いちばん衝撃を受けた?のは、「馬」の話でした。
(そういうテーマがこの本にあるわけでなく、ついでの記載から、自分で調べました。)
馬です、馬。
武士は馬に乗っているものでしょう?(笑)
鵯越(ひよどりごえ)の源義経でもいい、元寇に対峙する鎌倉武士でもいい。
桶狭間のお館さまでも、かの伊達政宗公の銅像でも構いません。
時代劇、大河ドラマの影響もあって、カッコいい武士と馬は切っても切れない関係ですよね。
しかし・・・しかし。
こういうときにイメージする馬って、「西洋馬」(洋種馬)なんですよ。
(ドラマ撮影に使われている馬が、現代の馬=洋種馬なので当然なんですが。)
大型の西洋馬が日本に入って来たのは、実は、明治以降なのです。
つまり江戸時代までは、日本固有種の在来馬しかいなかった(はず)。
この在来馬というのが、ですね。
体高が100センチ~120センチほどの小型・中型馬。
つまり、ポニーなのです。
「ポ、ポニーなのか・・・」
いや、あれです。
昔は日本人も、たしかに小柄だった。
現在でも残っている戦国時代の鎧なんか見ると、その小ささにびっくりしますよね。
織田信長が身長165センチくらいあった、という説もありますが、それはむしろ例外。
(それだって、わたしより背が低いってことになるけどね。)
秀吉が140センチくらいだとか、家康が160センチ未満だったとか・・・そんなもんです。
「とはいえ、ポニー・・・」
小柄ながら強健で、粗食に耐え、性質も温和で辛抱強い日本の在来馬。
(調べれば調べるほど、日本の在来馬がいとおしくなります。これはホント。)
とてもけなげで逞しい、まさに日本らしい馬ですが、
「でも、やっぱりさ・・・?」
サラブレッドみたいなビジュアルとは、ほど遠い。
ずんぐり丸めで、顔は大きめ、脚はつよく太く短め。
「一の谷の合戦の義経は? 長篠の信長は? 敵は本能寺にあり、と叫んだ光秀は・・・?」
それだけじゃないですよね。
そういえば正史では、頼朝は落馬が原因で死んだ・・・ことになっています。
あるいは、ダンナが欲しがった駿馬のために、へそくりをはたいた山之内一豊の妻。
日本史で、馬の果たす役割ってのは、決して小さくない。
今までな~んの疑いもなく、見上げるような、すらりと背の高い馬をイメージしてたけど。
「ちがうのか・・・うむむ、ちがうのね・・・」
♪おんまはみんな ぱっぱかはしる~
ポニー、なのね。
小さいのに、重たい鎧を着た武士を乗せて、一生懸命戦ったんだなあ。
ものすごくいたいけで、胸が痛いけど。
でも同時に、ビジュアル的な齟齬が・・・ううう~(苦笑)。
ずいぶんイメージ、違うじゃないの(汗)。
なんかもうね、しばらく、ショックでした。。。