ダンスが・・・?

●台風一過

・・・なのでしょうか。

朝方の雨脚の強さを除けば、あんまり実感がなかったかも。


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東京直撃の予測が、実際はコースずれたんですね。

そのせいなのか、おそれていた(?)日中の高温もやって来ませんでした。

・・・ほっとして、いいのかな(笑)。


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ああ、でも明日(今日)は暑くなるのかあ。

からりと晴れてくれれば、それで文句は言わないようにします。




●これは

知らなかった。

というか、あんまりまともに考えたことがなかった。

クラブでダンス、性風俗乱す? 初公判「オアシス」響く

いわゆるクラブって、風俗営業法の対象なんですね。

(キャバクラの「クラブ」じゃなくて、昔のディスコのことね。)

ダンスとお酒と暗い場所と刺激的な音楽。

そのコンボがダメ、ってことか。

(ウィキペディア先生によれば、もともと「ダンスホール」全般がいかん、ということだったので、社交ダンスの教室なんかも規制の対象だったそうな。そっちはやがて、規制対象から外れたそうですが。)

風営法というと、一般的なイメージは:

☆思いっきり性を扱う場所(ソープとか)や、

☆色っぽいお姉さんのいるところ(キャバレーとか)

関連、という感じ。

お酒もお姉ちゃんも関係ないけど、ゲーセンや雀荘も規制対象。

そっちはまあ、わからないでもない。

でも、踊るほうのクラブね・・・(笑)。

麻薬の密売とか売春とか、そういった犯罪の温床になったりは、あるんでしょう。

だけど、

「若い男女が身体を寄せ合って踊ること自体が、風紀の紊乱(びんらん)を招く」

という発想は、たしかにちょっと古いかもしれない。

古い=間違ってるとは限らないけど、昭和23年にできた法律だけあって、コンセプトが古いかも。

※改正は何度もされてます。

麻薬や売春云々ってのは、言ってみればどこでも(駅の構内でも、公園でも)起こるわけだから。

取り締まる警察にしてみれば、許認可制のビジネスにしておきたいでしょうね。

そのほうが何かあったとき、踏み込みやすいもの。

うむむ。

一方的にどちらが、とは言えませんが、ものすごく面白い訴訟だと思います。

どうなるのか、気になります。




●トヨタだけど

ときどき、おもしろいことやりますよね(笑)。

(個人的には日産派なのですが、トヨタの今の社長は好き。車、ホントに好きなんだなあって思う。)

トヨタ、ピンクの「クラウン」特別仕様車の受注結果を発表 - 約650台を受注

ピンクのクラウン、最初に写真を見たときはぶっ飛びました。

「誰が買うんだよ・・・?」

というか、そもそもマジでつくろうって思ってるの?(笑)

採算は度外視ってこと?

だいたいこのピンクは何なの?

(ピンクにもいろいろあるけど、真っ向勝負のどピンク、というか。)

・・・と呆れていたのですが、参りました。

一ヶ月で650台の受注かあ。

個人ならまだしも、企業で買うとなると・・・?

レンタカーとか、ブライダル業界とか、観光ビジネスとかでしょうか。

美容業界とか、芸能界とか・・・?

ピンクのクラウンがふさわしいお仕事。

わりと知りたいと思ってしまうのは、なぜなんでしょうね(笑)。




●これはまた

いかにもan.an、という感じの特集。

ここでいう「ネットのリアクション」というのも、さもありなん。

(小町とか2ちゃんで存分に叩かれる・・・って構図ね。)

「授かり婚」推奨のan・anにネットで疑問の声 プロポーズから出産まで一気に叶えられる?

できちゃった婚、いいじゃないの(笑)。

それを「推奨する」かと聞かれると、ちょっと困るけど。

正直、社会通念でいうところの

「ものごとには正しい順序があるでしょ?」

は、当面はなくならないと思うのね。

(なくなる必要がない、とつけ加えておこう。)

でも、できちゃったんでしょ?

(ちなみに「授かり婚」と言い換えたところで、真実は変わらないと思うの。)

できちゃったのなら、それから順番が違う云々といっても始まらない。

そこに新しい生命が宿った以上、できることなら、生かしてあげてほしい。

そこに命があることを前提で、先を考えてほしい。

なかったことにするよりは、ずっとましだという気がするのです。

(妊娠の継続が無理な理由はいろいろあると思うので、これは一般論にすぎないけど。)

非難してもしょうがないもの。

(よろしくない、とお説教する人はまず間違いなく、部外者なのです。)

たぶん当人たちがいちばん驚き、悩み、気恥ずかしい思いをするでしょう。

陰口だっていう人もいるかもしれない。

頭に描いていた人生設計、狂っちゃうかもね。

でもまあ、できちゃったんだもの。

もうその時点で、お父さんとお母さんになっちゃったんだもの。

頑張って乗り越えるしかない・・・そう思ってほしい、と。

ゆるいかもしれないけど、最近はそう思います。




●では、

また。。。


【03/10/2013 03:29】 社会・時事ニュース | Comments (0)

コトコト煮込む

●あう・・・

TBのお題から。

「携帯やスマホ、機種変更のタイミングは?」

意外としぶとく、ずっとガラケーなのです(笑)。


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いい加減もう何年も経ってるし、新しくしたいとも思うけど、でもさ~。

これで用は済んでるし、というのがいちばんの理由。

ないと困るけど実際にはあんまり使ってないし、なんせ壊れてない(笑)。

ランニングコストが、異様に安い。

スマートフォンも気にはなるし、使ってみたいときもあるけど、

「要らないよね・・・」

なんて、テンションの低い反応しかできないのです(苦笑)。

電話とメール機器としては、今のガラケーで事足りる。

家に帰ればほぼ24時間、ノートPC立ちあげっぱなし。

・・・だから、スマートフォンの出番がないのですね(笑)。

PCのライトユーザーは軒並みスマートフォンやタブレットに流れた、と聞いています。

(このところ、低価格帯のPCは全然売れてないのです。)

メールやインターネット検索などは、たいがい小さい携帯端末で用が足りるから。

でもわたしの場合、長い文章を書くこと。

そして画像編集&お絵かきと、個人サイト作成が、PCをいじる主な理由です(笑)。

どの作業も、小さなタブレットやもっと小さなスマートフォンでは、代用がきかないのですね。

まあ、そういうわけで。

今のガラケーが壊れたら、買い替えます。

もうしばらくは、頑張ってほしいなあ。




●台風が

また、来てるんですね。

そのせいか、明日は雨のようです。

っていうか今、バタバタと降ってきました(汗)。


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予想ルートが、なんとも不気味。

台風の接近に伴って、どういうわけか気温が上がるというのも不吉です。

あんまり暴れないでほしい、と切に。




●最近のごはん(笑)

涼しくなったおかげで、キッチンが苦痛ではなくなりつつあります。

特に、煮込み料理。

火をつかうのがイヤじゃなくなると、こんなに楽しい。


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見た目では判別不能ですが、いちおう、信太巻きです(汗)。

いや・・・巻いてないから、お稲荷さんに近いですね。

ちょうどお稲荷さんをつくるときのように、油あげを半分に切って開きました。

(ネットスーパーの代替商品で、大量の油あげが冷蔵庫にありました。)

でも、よく考えたら、鶏ひき肉がなかった(爆)。

仕方がないので、鶏ささみをボウルに入れて、お酒とショウガを少々。

あとは潰すというか、練るというか・・・即席ミンチ状態に(汗)。

こねて丸くして油あげに入れ、大根と里芋と一緒に煮ました。

味つけはいつもの、浄水(昆布+煮干し)、酒、みりん少々、濃縮つゆ。

めちゃくちゃ、美味だった・・・(笑)。


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これはフツーのクリームシチュー。

箱の裏のレシピ、ほぼまんまです(笑)。

煮崩れしにくい「とうや」という種類のジャガイモを選んだのが、実は成功のヒミツかも。


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即席といえば、お雑炊(笑)。

カニ雑炊(冷凍、カニ肉多め)に、卵を落としてみました。

超・定番ですね。

はふはふ言いながら雑炊を食べられる季節になったのが、いちばん嬉しい。


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最後のこれは・・・なんだろう(汗)。

(おまけに、似たような素材ばっかり!)

鶏肉とありあわせ野菜のスープ、とでも言うべきか。

つくりかた自体は、ポトフとまったく同じです。

常温に戻した鶏肉に塩を揉み込み、寝かしておいてから、水から火にかける。

ぶわ~っと大量に出て来るアクをきれいにすくう。

あとは大ぶりに切った野菜を投入し、コトコト煮るだけ。

(このジャガイモは早く煮えて崩れやすいので、時間差で、食べる10~15分ほど前に入れました。)

ポトフに大根、じつはけっこう合いますよ♪

蕪はとけちゃうので、あんまり入れないかも。

味つけは基本、塩と胡椒だけです(味見して適宜足す)。

スープストックもうまみ調味料もいっさい不要の、谷シェフのレシピ(笑)。

お肉と野菜だけで十分、おいしいですよ♪

・・・これたぶん、今までに何度も書いてますね(汗)。


今度>>

トライしてみたいのは、これ。

豆腐とエビのアヒージョ

美味しそうだよ・・・(笑)。


ところで>>

お野菜、ホント高いですよねえ。

天候不順でナス、キャベツ…高騰し、野菜セールが集客目玉に

地元ダイエーの野菜大放出を見ても、あんまり安くないよ・・・?

先週かな、大根が一本225円だったときは、さすがに笑いました。

野菜がたっぷりないと、なんともさびしい食卓になるのが困りものです。

早く、なんとかして~。




●それでは、

また。。。


【02/10/2013 02:29】 旅★たべもの | Comments (0)

九月花形歌舞伎 「陰陽師」を観て (その4)

●10月だ!

ヤバい・・・(汗)。

母の誕生日を、すっかり失念しておりました。

月の変わり目のすぐあと。

やばいやばいやばい。

まずいまずいまずい。

|||(-_-;)||||||

まあ仲の良い親子だと思うのですが(当社比、って何と比べて?)、なぜか毎年これを忘れる(苦笑)。

うっかり、なんですけど。

父の誕生日は、いつも忘れないんだけどなあ。

甥っ子ちゃんや彼らのお母さんの誕生日も、絶対に忘れないのに。

ナゾです(苦笑)。

今からではおそらく、あす楽対応のギフトを送ってもギリギリか。

遅れちゃうけど、と言っておきますか・・・?

それとも、優秀な花キューピットさんにお願いするか。

(うんちく: 天使cupidの綴りはDで終わりますが、このサービスは「キューピット」なのよ。)

お花・・・いや、好きなんですけどね(笑)。

たぶん、喜んでもらえるとは思うけど。

でも、なんというか、ほら。

岩城さんじゃないけど、

「お祝いに何か贈ろうと思ったのですが、気の利いたプレゼント、考えつかなくって(てへv)」

・・・って雰囲気、ありません・・・?(汗)


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(参考画像: 何年か前に母に贈ったミニアレンジメント。)

デフォルトの、でもしかブーケ(アレンジ)。

ああ、ぐるぐる考えすぎなんだろうな。

お花って自分ではあまり買わないから、もらって嬉しいですよね。

ですよね・・・?




●びびび、

ビボーズ・・・(笑)。

女人禁制も今は昔、「美坊主」が女性癒やす寺

41人の美しいお坊さんが登場、書籍『美坊主図鑑』が話題

世の中、そんなことになっていたの(汗)。

知らなかったなあ。

このところの座禅ブームとか、写経ブームの裏には、こんなことがあったのか(笑)。

美坊主と言われて、連想したのが

☆桂コーチ(エースをねらえ!)

☆ファンシィダンス(岡野玲子)

だったわたしは、ええ、旧世代ですとも(笑)。




●さて

いい加減に、しんどくなってきました(汗)。

何ってもちろん、「陰陽師」のダラダラ感想です。

ホント、失敗だったなあ。

「芝居を見に行きたいけど、行けない!」

というお便りをたくさんもらっていたので、つい、張り切ってしまったのよ。

詳しく書いて、舞台の雰囲気を少しでも伝えられれば・・・って。

でも、無謀だった(苦笑)。

筋書きを読みながら、思い出しながら、ストーリーをなぞってるだけ。

コメントしたい箇所はたしかにあるけど、全部の場面にあるわけでもないのに。

そのせいかテンションだだ下がりですよね・・・うぐぐ。


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しかし、とはいえ。

ここまで来ると、ヤケクソです(苦笑)。

意地でも最後まで、描かずにはいられない(ような気がする)。

そういうわけで、申し訳ないけど、今しばしおつきあいくださいませ。



三幕目

第一場 東国>>

回想シーン。

暗い中、ピンライトが少女を照らす。

幼い滝夜叉姫が、暗闇の中で泣いている。

父を失い、母を失った孤独な少女を、周囲にいるうごめく異形の者たちが慰める。

魑魅魍魎と、シュールな鞠つき。

その様子を、後ろから興世王が眺めているのだった。


第二場 雲居寺>>

貞盛の供養が執り行われていた。

(平貞盛は、瘡=かさから育った怪物・将門にいわば身体を乗っ取られ、その首を刎ねられていた。)

そこにいるのは晴明、博雅、秀郷。

やがて小野好古、賀茂保憲も加わり、興世王の「大望」とは何なのかを論じる。

20年もの年月を費やして将門の首を育てる執念。

(20年というのは、妖刀・黄金丸で斬られた傷がふさがるのを待たねばならないから。)

滝夜叉姫に盗賊の真似事をさせて将門の五体を集めさせる、その意図とは・・・?

いったい彼は将門に何をしたのか。

ふと晴明は気づく。

「もしや、蠱毒では・・・?」

蠱毒(こどく)とは、蛇や蛙、蝮などを壺の中に閉じ込める呪術。

虫どもが争い、食い合った末に最後に生き残ったものを式神として使い、呪詛を行う方法である。

興世王はなんと、関八州そのものを壺に見立てたのではないか。

そこで勝ち上がった将門を式神として使い、日本中を支配する野望を抱いているのではないか。

そのための将門蘇生なのか。

一刻の猶予もないと悟った晴明は、貞盛の遺骸に呪をかける。

自分の(=将門の)首を探すために、ふらふらと立ち上がる貞盛(の遺体)。

一行はそれを追いかける。


第三場 貴船山中にて>>

あやしげな洞窟に、呪文が延々と響き渡る。

薄暗い中で、赤い火が燃えていた。

全国各地から集めた将門の四肢を揃えて横たえ、興世王が最後の仕上げにかかっていた。

これでいよいよ、将門の蘇生が成る。

現れた滝夜叉姫に、「これで大望成就も近い」と告げる興世王。

実は彼は、藤原純友であったのだ。

朝廷に反旗を翻し、東国の武将を集めて蜂起し、帝を排して全国を支配する。

戦う鬼神となった将門に敵う者はいない。

高らかにそう告げる興世王に、滝夜叉姫は激しくあらがう。

「嫌でございます」

自分はそのような大それた企てのために、力を貸したわけではない。

ひたすら父の復活を願い、親子むつまじく暮らしたいだけなのだ、と。

笑止!

・・・とばかり、興世王は滝夜叉姫をあざ笑う。

彼女を騙して利用したこと、そして、彼女の母親を殺したのも自分であること。

今となっては邪魔な彼女を、興世王は斬り捨てようとする。

配下の者が滝夜叉に襲いかかった、その瞬間。

ひゅう、と蝶が飛び、蘆屋道満が現れた。

間一髪、滝夜叉は難を逃れる。

そのとき雷鳴、地響きと共に、地を這うような低い声がした。

カッと稲妻が光ったそのとき、将門の亡きがらが動き始める。

「お父上!」

「おお、将門!」

まぶしい閃光の中、平将門がのっそりと立っていた。

幽鬼のような目をして辺りを見回し、積年の恨みを晴らさん、とゆらゆら歩き出す。

そのとき丁度、晴明や秀郷たちが駆け込んで来た。

「うぬ、将門か!」

「おお、秀郷よ」

「行け、将門よ! 今こそ恨みを晴らすのだ!」

「お父上!」

鬼気迫る表情で睨みつける将門と、対峙する秀郷。

晴明が呪を唱えると、幾多もの白い狐が現れた。

狐は将門と興世王に飛びかかり、二人はそれぞれ見動き出来なくなる。

それもつかの間、やがて激しい戦いが始まった。

ギラギラした目を剥き出し、怒りに燃える将門。

―――に見えたが、どうも様子がおかしい。

興世王の思ったとおりに動かず、振り返って滝夜叉姫を見つめる。

「娘か・・・」

涙ながらに滝夜叉姫は、もう戦はいやだと訴える。

心を動かされる将門、その表情が和らぐ。

長年、彼の怒りと悲しみにつけ込み、彼を操っていた興世王の妖術が解けていった。

「ぬおう!」

紅蓮の炎の中で、興世王は無念の最期を迎えた。

再会した父と娘は、ただじっと見つめ合う。

やがて―――。

白々と夜が明けた。

いつの間にか、凶星は天から消えていた。

晴明はじっと虚空を見つめる。

博雅は笛を取り出し、妙なる調べを響かせるのだった。

(完)




●そう、おわり(笑)

なんて長い道のりだったのか、という感じですね。

読んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。

新作歌舞伎の「陰陽師」。

細かいところでウダウダ言いましたが、全体としてはよく出来ていました。

すでに書いたこととかぶりますが、

☆配役が素晴らしい(脇役に至るまで)

☆音楽、舞台美術、照明がすばらしい

☆「陰陽師」の時代、雰囲気の表現にすぐれている

☆レーザー照射などを使った演出が効果的

これは、まず認めて良いのではないかと思います。

役者さんたちのパッションと、ハイテクと、舞台美術担当者の美的センス。

一流のエンターテイメントとして、良くできているのは間違いない。

堪能したし、また見たいと思います。

今、旬の役者さんたちが勢ぞろいしてること。

今、歌舞伎座のこけら落としとして、この公演を成功させたこと。

いずれも、役者さんにとっても観客にとっても、一生の記憶となるでしょうね。

その上で、気になる点がいくつか。

どれも、すでに書いていることばかりですが(汗)。

何度も書いたとおり、原作を知らない人にもっとわかりやすく出来ないものか・・・?

最初の小一時間を、「世界観の構築」に使っていること。

丁寧に「陰陽師」の世界に誘導し、登場人物の性格や関係を見せること自体は、もちろん良いことです。

だけどそのぶん、中盤以降、やや急いでいる感がある。

バランスでいえば、原作もまあ、前半部分にずいぶんページを割いてはいる。

だから、芝居ゆえの問題とは言えませんけどね(汗)。

ものすごく大雑把にいうと、

①都で次々と怪異が起きる → 

②晴明が調べ始める → 

③原因が20年も前の将門の死まで遡ることに気づく → 

④なぜか考える → 

⑤興世王の企みに気づく → 

⑥対決

というのが、話の筋(時系列で)。

だけど実際には、今のネタがありーの、過去の因縁話がありーの、なんですよね(笑)。

本ならページを戻って読み返せば済むけど、お芝居だとそうもいかない。

だから脚本では、ほぼ③のエピソードから始まるわけです。

それはそれでいいけど、将門の怨念の恐ろしさよりも、将門の悲劇が強調されている点。

滝夜叉姫が、単なる良い子ちゃんに見える点。

(原作ではそれなりに怖いというか、薄気味の悪い存在でもあるのです。)

そのあたり、もうちょっとスパイスが効いててもよかったかなあ、と。

それからやっぱり、興世王ね(笑)。

諸悪の根源、なにせ何よりも、ずば抜けて悪いヤツなのです。

(というか、今回の出来事はすべて彼の仕業なのだから。)

もっともっとその邪悪さ、残忍さをむき出しにしてもよかったんじゃないかと思います。

悪魔として世の中に君臨しようとする、そういう迫力が欲しかった。

(迫力に関しては、海老蔵についても同じことが言えますね。)

以上、なんというか。

ホントにグダグダでしたが、「陰陽師」の感想でした。




●それでは、

またね。。。



【01/10/2013 02:08】 「ゆすらうめ異聞」関連 | Comments (0)
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藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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