●やっと
届きました♪
「きのう何食べた?」の8巻。
小鳥さんが通常版を、わたしが限定版を購入。
情報としては遅いと思いますが、とりあえず。
限定版とは何か、通常版とどこがちがうのか。
簡単にお見せしますね。
※かなり画質落としてあります。

通常版のカバーは、クリスマスを意識したグリーン。
今までわりと淡い色の表紙が多かったので、本棚に並べると目立ちます(笑)。
で、実を言うと、限定版のカバーも同じもの。
そう、同じなんです(笑)。
真っ赤なカバーの、別バージョンの表紙。
・・・だと思ったものは、これは、何ていうのかな?
コミックスのカバーではなくて、商品を守るためのパッケージ。
厚紙に印刷されてますが、これ自体は(少なくともこのままでは)コミックスのカバーにはなりません。
(付属の専用ビニールカバーには、サイズが合わないので入りません。)
・・・え?
なに?
カメラの写真が見えてる?(笑)
あは、下に敷いたのは、12月号の「カメラマン」という雑誌(とその付録)です。
毎年12月号の「カメラマン」と、1月号の「アサヒカメラ」は必見なの(笑)。
カメラマン12月号・・・その年に発売された主なカメラ機種の総決算的レビュー。
アサヒカメラ1月号・・・篠山紀信の巻頭グラビア、岩合さんのカレンダー。
数あるカメラ雑誌の中でひときわオヤジ度の高い、しょーもない雑誌です(笑)。
でも、スポンサーを恐れずに(比較的)言いたいことを書くので、異端児なりの存在価値はあるんですね。
(カメラ雑誌の広告主様はもちろん、カメラメーカーが中心。狭い業界です。それだけに、新機種をレビューする際に、歯に衣を着せず悪いところは悪いと言えるかというと、まあ・・・ビミョーなんじゃないかと想像します。専門誌の宿命でしょう。)
かつてわたしに、新製品の高倍率ズームレンズ(けっこう高級!)をくれたのも、ここ。
だから恩義を感じて宣伝してる、わけじゃないですけどね。
いや、まあ、それは置いといて(汗)。

赤いパッケージ表紙と、本来の8巻表紙を並べるとこんな感じ。
しかし、まさかシロさんがトナカイのコスプレとは・・・(笑)。
サンタさんが似合うケンジくんとは対照的に、おそろしく似合ってませんね。
天下の色男(オッサンだけど)にも、似合わないものがあるのか。
なんか、しみじみと見つめてしまいました。
(堺雅人がもしシロさんをやるなら、このコスプレは絶対に見たい!)

クリスマスバージョンのビニールカバーは、こんな感じ。
厚手でわりといい感じです。
よ~く見ると、柄にシロさんとケンジくんがいます(笑)。

で、コレ。
1巻から8巻までの、お献立シート(シール)。
限定版がほしかった理由は、まさにこれです。
各巻に収録されているお料理のリスト。
「前にシロさんがつくってたアレ、やってみよう」
と思ったとき、いつもホントに困るんですよね(笑)。
何巻にどのレシピが登場するかわからなくて、結局はじめから読み返さないといけないから。
ホント、それだけが不便で、
「なんとかならないの?」
といつも思ってました。
このお献立シールは、コミックスに貼れるようになっています。
貼らなくても、カバーに差し込んでおくだけでもちがいますよね。
ふふ、ちょっと嬉しい(笑)。
●肝心の
8巻の内容。
相変わらずのふたり、相変わらず絶好調でした(笑)。
ネタバレになるので詳しくは(まだ)書きませんが、しみじみと幸せそう。
いつもそうだけど、さりげない日常生活。
ユーモアたっぷり、というか半分はコメディみたいなノリなのに。
一冊のうちのどこかで、一度か二度は、はっとさせられる場面がありますよね。
普段クールでそっけないシロさんがたまに見せる、切ないほどの心情。
「あ、やられた!」
と毎回、ぐっときちゃいます。
思いがけない場面で見せるシロさんのいじらしさ。
愛情。
恋心。
なんて言ったらいいの?(笑)
夫婦としての覚悟。
いかにケンジくんを大事に思っているか、それがわかる言葉があって、きゅん!
(・・・死語・・・?)
なんですよね(笑)。
しかし、ホントにうまい作家さんだなあ。
いろいろうまくて、その手練手管に上手に転がされてる気がします。
そういえば>>
1巻の頃は、ゲイっぽさは控えめに、あるかないかって程度に描いていたのに。
気がつくと、わりと王道のラブコメ(ゲイだけど)になってますよね(笑)。
今回は、京都編の過剰なロマンチック攻撃と、ケンジくんの疑心暗鬼が秀逸でした。
紅葉のライトアップのシーンで、あまりの展開に恐慌に陥るケンジくん・・・!
ホントにもう、可愛すぎる(笑)。
抱腹絶倒、なのにじわ~っと来ますね。
もうひとつ、最後のエピソード(ケンジくんの実家ネタ)もよかった。
・・・どっちも、シロさんのぐっと来る台詞があるから(笑)。
(この不意打ちめろめろ展開は、やっぱり、岩城さんを連想しちゃうよなあ。)
いや、ほかの話もいちいち楽しいんですけどね。
●それでは、
また。。。