わりと面白い

●そうね・・・

雨です。

ビミョーにぬるい夜。

もうやんだかな。

そしてあっという間に、もう一月も終わりです。

し、信じられない(苦笑)。

ついこの間お正月を迎えたところなのに、もう節分とかバレンタインとか。

そんなこと言ってるうちに、梅の花が咲いて。

木瓜が咲いて、桃の花が咲いて、桜が咲いてしまうじゃないの(驚愕)。

(その間もちろん、スギ花粉やその他の有害物質が飛散する、という季節限定のオマケつき。笑えない。)

ふえ~。

寒い寒いと毎日つぶやきつつ、でも冬は好きなのよね(笑)。

冬の風物詩とか、冬の花とか、冬の衣類とか、冬の食べ物。

みんな大好きなのです。

だんだん日が延びてるのは実感してたけど、暖かくなるのはコワイ。

というか、大好きな秋冬が去っていくのが寂しい。

・・・あぐぐ。




●これは

かわいい(笑)。

この愛、枯れません…ハート形植物の出荷ピーク

商品名のストレートさ加減に笑いました。

もうちょっとお洒落な名前でもいいような。

いや、気取るよりマシ?




●これね~

今ちょっと話題になってますよね(笑)。

「よくわかる◯◯県」地元の人が描いたざっくりすぎる地図が面白い

「だいたい合ってる」

と答えるのが(ネット上では)フツーみたいですが、さて。

ざっと見たのは神奈川県ですが、笑いました。

箱根はもうちょっと自己主張してもいいと思うけど、それ以外はあんなものかも。

(ちなみに、関東最強の水源はホントです。神奈川県民のひそかな自慢のひとつ・・・?)

湘南は、領土紛争地帯かあ。

なるほど。

といってもどっかの土地を取り合ってるんじゃなくて、その逆(笑)。

「湘南」の定義をなるべく狭くせまく、限定的に解釈したい茅ヶ崎・藤沢。

それに対して、なんとか「湘南エリア」に入れてほしい某市、某町。

まあ、不毛なせめぎ合いです。

オトナな住民の過半数は、たぶん(意見はあっても)どうでもいいと思っている。

そして、それ以外の日本のみなさまにとっては、果てしなくどうでもいいネタ(笑)。


ちなみに>>

ひと(地図)によっては鎌倉や葉山をも「湘南」に含めるようですが、ちがう気がする。

地元の人も、湘南だとは思ってないんじゃないかなあ。

理由は単純で、「鎌倉」や「葉山」自体がすでにブランドだからです。

由緒とゆとりのある高級住宅街ですよ、イメージ。

独自のブランド意識もプライドもたっぷりあるから、むしろ湘南なんぞに組み込まれたくはないでしょう。

・・・湘南よりも住みたい場所があるとしたら、鎌倉かも。




●では、

またね。。。


【31/01/2014 03:32】 社会・時事ニュース | Comments (0)

オバチャンの品格(笑)

●TBのお題から

「お父さん似? お母さん似?」

そりゃ例外もある。

もちろん、いっぱいあるとは思う。

でも、なんとなくですが、

「娘は往々にして父親に似て、息子はどこか母親に似る傾向がある」

というのはわりとホントだよなあ、と思います。

面差しが、っていう意味ですが、それだけじゃないですね。

髪の質とか肌の色とか、敏感肌だとか乾燥肌だとか。

お腹が弱いとか、方向音痴とか。

クセとか仕草とか、たとえばこたつに丸くなってテレビを見てる後ろ姿だとか。

性格もそうだけど、むしろ趣味や嗜好が似てたりする。

遺伝子の仕業ではない箇所で似てたりするから、面白いですよね。

まあ、いろいろ。

わたしの場合は、基本的に父親似です。

周囲の一致した意見なので、ホントでしょう(笑)。

単にDNAのお仕事だけでなく、趣味(カメラ、旅行、物書き)も似てる。

これはつまり、生まれも育ちも、どちらも相当に影響力があるってことですね。

トシをとってからは、母親に似てきた部分も多いなあ。

両親のブレンド。

まあ、当然そうなりますね。


そういえば、うちの甥っ子ちゃんたち。

小学生の仮称☆洋介くんは、わりとお母さん似です。

やさしい顔立ちも穏やかな気性も、周囲の人間の気持ちを汲むところも。

どう考えてもものすごく優秀な遺伝子を、お母さん方からもらったとしか思えない。

だけど下のワンパク坊主は、明らかに父親似。

本当によ~く似ているので、コワイくらいです(笑)。

なんといっても、あの三歳児を見ているとヤツ(二児の父)の子供のころを思い出す。

何十年も思い出したことすらなかった昔の記憶が、あの顔を見てると蘇ります。

DNAってスゴイ。


歌舞伎役者を見てると、息子が父親にものすごく似ていてびっくりすることも多い。

もちろん伝統パワーというか、濃い遺伝子のせいもある。

でも実際にあの人たちは、非常に濃密な父子関係を築くんですよね。

父親が師匠であり、先輩でも上司でもあり、仲間/同志/共演者でもある。

幼児期はともかく、母親よりも父親とすごす時間のほうがはるかに長い・・・のだと思います。

そういう意味では、やはり特殊だよなあ。

ただでさえ(生物学的に)似るものなのに、そのうえ更に芸を真似る、受け継ぐわけだから。

似る、そして似せるんだろうなあ、と思います。

かといってコピーを目指してるわけじゃないので、独自色も出せないといけない。

踏襲する部分と、自分で創り出す部分。

大変な世界ですね。

こういう父子関係は、サラリーマン家庭しか知らないわたしには想像するしかないけど。


もひとつ思うのが、女の立場です。

歌舞伎の家に生まれた娘。

特殊な環境なので、いろいろと難しいことを考える人生になりそうだなあ、と思います。

芝居にまったく興味がなければ、もしかしたら楽かもしれないけど、どうなんだろうなあ。

なまじ才能も野心もあった場合には、そして歌舞伎が好きだったら、苦しいかもしれない。

だって生まれも育ちも、歌舞伎役者とまったく同じなんだもの。

父親や兄弟と似てれば似てるほど、葛藤も生まれそうです。


あ・・・でも、そうか。

歌舞伎の家に生まれて、しかも男だった場合。

これはこれで、ものすごい葛藤を抱えそうですね。

息子なら絶対に役者にならなくちゃいけないわけじゃないけど、大きな家であればあるほど、

「俺、やりたくない」

と自由意思で考え、許されるものなのか。

歩けるようになると同時に稽古を始め、物心がつく頃には舞台に上がってるからなあ。

反抗期が来るころには、すでに10年くらい芝居をやってる計算になります。

後援会もあって、ファンもいて、すでに役者として世間に認知されてる。

そんな状態で、普通のティーンエイジャーに戻れるものなのか・・・?

職業選択の自由が、本当にあるかどうかは微妙かも。

それはそれでしんどいだろうなあ。

偉大な先祖の名前を背負う、そのプレッシャーもあるでしょう。

実際にはもちろん、役者にならずに普通に就職する人もいるし。

役者になってはみたものの、イヤなのか適性がないのか、途中で廃業する人もいます。

それなりの名跡の家に生まれながら、父親が跡を継がせなかった息子、なんてのもいる。

(実の息子ではなく、養子や芸養子を後継者として育てるなど。)


あれ・・・(汗)。

なんかまた完全に、話が脱線していますね。

失礼しました。


ちなみに岩城さん。

頑固で自分にも他人にも厳しい父親、兄の血も感じるけど、あれはお母さん似だろうなあ。

繊細なところ、自分を犠牲にしても他者を優先してしまうところ。

我慢強いところと、あたたかな包容力。

お母さんの気質をそっと受け継いでいるんだと思います。

香藤くんは見たまんま、お父さんそっくりね(笑)。

多分ああいうカッコいいオヤジになると思うし、そうであってほしい。

だいたい、異性(おやあ?)の好みまで同じだしなあ。。。




●ちょっと

ドキドキしつつ(笑)。

モテテクのつもりがオバサン認定されちゃうあの行為【飲み会編】

彼氏・夫に「オバサン」と思われる瞬間…オナラよりヤバい行為があった

あはは、ありがちですね。

でもね、いちばんマズイのはね、

「自分がオバチャンだと自覚してない(いつまでも若い女子だと思っている)こと」

だと思うんだよなあ。

これはもちろん、

「オバチャンならオバチャンらしく、大人しくひっこんでろ!」

・・・という意味ではありません。

ええ、もちろん、んなわけない(笑)。

卑屈になることはない。

好きなように、キャピキャピ楽しくお洒落に生きていいのよ、もちろん。

ただし、オトナの女性の良識というか知性というか、そういうもの。

若さと引き換えにわたしたちが手に入れたはずの、知恵。

それを忘れないようにしたい。

って、なんかエラそうですね(汗)。

要するにアレです。

おばちゃんはおばちゃんでも、イタイおばちゃんになりたくない。

それだけ、だと思います・・・(汗)。


きれいなオバチャンを目指そう(笑)。

好かれるオバチャンになろう(笑)。

頼れるオバチャンでいようよ(笑)。

※自分をいつまでも可愛い仔猫ちゃんだと信じる、脅威の恋愛フィルタがかかった相手に対しては別よ。ふふ。

いや、もうね、自戒を込めて。




●では、

また。。。


【30/01/2014 02:54】 社会・時事ニュース | Comments (0)

うだうだ

●ぬくいと

なんか、落ち着かないですね(笑)。

絶妙なぬるさで、ちょっと変な気分です。


WS000180.jpg


天気図だと十分に寒そうなんだけどなあ。

雨が降るのかと思うけど、そうでもないみたいだし。

うむむ。

いくら何でも、まだ春の気分になるのは早い・・・よね?

(あ、でも先日、近所で咲き始めた梅の花を見たなあ。)

またぎゅ~っと寒くなるんだよね・・・?

期待してるんだか、恐れてるんだか(笑)。




●どうも

眠いので、本日はこれにて。

拍手たくさんありがとうございました。

コメントも嬉しく拝見してます。

なかなかお返事できてなくてごめんなさい。

では、また。。。


【29/01/2014 02:39】 雑談☆日々のあれこれ | Comments (0)

妄想ネット・・・

●真冬の

散歩でも、けっこう猫には遭遇しますね。

最近ずいぶんと、猫を見つけるのが上手くなってきました(笑)。


P1268668.jpg


たぶん野良猫なんだろうと思います。

このエリア、野良猫というか、地域猫というか、そういうのが多いから。


P1268669.jpg


何度か見かけたことのある子だと思うけど、この猫は怖がりです。

人間が近づくと逃げ出す、そのリミットになる距離がものすごく遠い(苦笑)。

「え、もうだめ?」

ってくらいの間隔で、みゃあと鳴かれて後ずさり。

そこから一歩でも踏み出そうものなら、あっという間に逃げられてしまいます(汗)。

睨み返すでもなく、怯えているように見えました。

どことなく緊張というか、強張ってわたしの動きに注視してる感じが、写真からもわかるかな・・・?

「こわがらないでね~」

ニコニコしながらカメラを構え、じっと相手が弛緩するのを待つ。

・・・のですが、この子はダメでした。

好かれないときは、ホント好かれないよなあ。

野良猫(推定)でも、けっこう好奇心の旺盛なタイプもいますよね。

強気なのか無邪気なのか、自分から近づいて来たり。

わりとそばまで寄れる猫もいるけど、個性なんでしょう。

飼われていた過去があるとか、いじめられた経験があるとか・・・いろいろ。

キレイな子だったなあ。

もうちょっと写真を撮りたかった・・・うぐぐ。




●怪我の功名

的な、ある日のご飯(笑)。


P1278675.jpg


茄子とひき肉のカレーと作ろうと思ってたのですが、さて。

すでに野菜の下ごしらえが済んだところで、カレールウが不足してることに気づきました。

「こ、こくまろ辛口が3カケラ・・・(汗)」

カレーは22センチの両手鍋いっぱいに、最低でも二日分つくるのがデフォです(笑)。

3カケラじゃ、絶対に足りない(笑)。

「どうしよう?」

急遽、予定変更です。

ジャガイモはひと口大に切って、湯がいてしまう。

茄子とタマネギは鶏モモスライスと一緒に炒めて、即興トマトソースあえの刑に。

で、写真のように出来上がりです(笑)。

パスタの代わりに茹でたジャガイモ、という感じ。

「こんなはずじゃ・・・(笑)」

ブツブツ言いつつ、意外と美味しかったのでした。

d=(´▽`)=b


ところで>>

質問です。

一般的な固形カレールウの「○皿分」という、あの目安。


WS000176.jpg

WS000177.jpg


あれ、どういう根拠で計算してるでしょうね・・・?

お玉ひとすくい分とか?

ひとり分のお皿にどれだけ盛る前提なのか知らないけど、絶対的に量が少なくありませんか?

標準的なルウひとパック(だいたい8皿分~12皿分の表示)で、ホントに8~12人もお腹いっぱいになるんか(笑)。

いったい直径何センチのお皿を使ってるんだろう。

具の量や濃さ(粘度)の好みにもよると思うけど、せいぜい4~6人分にしかならなくない・・・?

ひょっとして、うちが大食いなの?(汗)

あるいは(メーカーのイメージする)標準的なカレーは、うちのよりずっと薄いとか・・・?

んなわけ、ないよなあ。

カレーは好きなので、外食でもたびたび食べるし。

よそ様のルウの濃度(辛さではない)は、少々知ってるつもりなんだけど。

うむむ~。

一度ほんとうに、カレーの箱の裏の指示通りにつくってみないとダメかしらん。



P1028437.jpg


こちらはたしか、超テキトーな塩ラーメン。

「冷蔵庫のお掃除!」

とばかりに、ありとあらゆる野菜(の残り)を次々と投入。

麺が足りなかったので、不足分を冷や麦でごまかす(笑)。

ダシ代わりに、豚バラ肉(の残り)を大盤振る舞い!

・・・したらば、ものすごく豪華で美味なタンメンになりました。

ランダムな野菜と肉の取り合わせ。

フリーダムな(目分量の)味つけもあって、二度と同じものはつくれません(笑)。

「一期一会だからね!」
「はあ?」
「一生に一度しかつくれない究極の味だから。存分に味わって食べてね」
「・・・」

ありあわせ。

残りもの。

世間でなんと言われようと、誰にも真似できない味には違いない(笑)。

ものはいいよう♪

ε=(o;´ρ`)o-3




●拍手コメントなど

ありがとうございました。

あのネタは・・・好ききらいがあるだろうなあ、と思っておりました(汗)。

なので、予想以上に?気に入っていただけたようで、とても嬉しいです。

激励のコメント、いつも以上に熱かった!(笑)

そうね、岩城さんの恥じらいとか。

いつまで経っても慣れない、馴れ合わないところ。

そういう乙女要素に弱いんですよね・・・(苦笑)。

わたしがむしろヘタレで、色っぽい展開未遂に終わったのが心残り。

「で、結局あの後、どうなったんですか?」

ふふふ。

一応ね、続きの設定(プロット)はある、といえばあるのです。

あるんですが、書く時間があるかどうか・・・(汗)。

あんまり拍手もらっちゃうと、書かなくちゃという気持ちになるかも!?

(などと、ちょっと思ってはいます。うん。)


そういえば>>

先日、ひとつ質問がありました。

「岩城さんちのネット環境、どうなってるんでしょうね?」

答えは・・・ええ、もうね~。

真実のところは新田先生にお答えいただくしかないのですが、それはともかく。

わたしの勝手な脳内設定では、こんな感じです(笑)>>

二階の岩城さんの部屋に、ノートPCが1台。

無線LANアリ。

家の中にはおそらくタブレットがひとつ。

リビングあたりに置きっぱなし、かもしれないけど。

ふだんの生活はそれぞれ、スマートフォンで済むと思いますけどね。

二人の仕事柄、そして岩城さんが社長業もやってることを考えると、スマートフォン画面じゃ足りないと思うの。

画像、映像、原稿などをチェックしたり、役づくりの資料を読み込んだり。

そういうときに、タブレットくらいの液晶サイズじゃないと困るだろうなあ、と思って。

二階のPCに行ってもいいけど、それは多分どっちかが不在か、よほど集中したいときでしょう。

ちなみに、SNS利用状況。

ふたりとも、Facebookに公式ページあり。

もちろん、事務所が管理する公式HPもあり(有料会員限定コンテンツあり)。

それぞれブログもあり。

岩城さんのほうは、主にスタッフが公式アナウンスなどをする感じ。

香藤くんのほうは、自分でもけっこう他愛ないネタを上げてるんじゃないかなあ。

個人的には、香藤くんはツイッターありでもいいと思ってますが、どうだろう?

事務所にどこまで信頼されてるか、によるでしょうね。

ツイッターで思わぬ舌禍事件を起こして騒がれたり、炎上したり。

(仮になにも悪いこと言ってなくても、言葉足らずで誤解されるとか、ありますからね。)

執拗なファンやアンチに絡まれて、ついキツイことを言っちゃったり。

・・・その辺のリスクを考えると、ビミョーですね。

過保護すぎるきらいはあるけど、あの社長が許可するかと考えると・・・(汗)。

※以上、すべてわたしの妄想です。

※以下も、すべてわたしの妄想です。

もっとも香藤くん、バカではないので(笑)。

仮にブログやツイッターで(比較的自由に)呟くとしても、岩城さんネタはめったにないと思います。

ありそうでない、と思う(笑)。

(とはいうものの、岩城さん情報を求めて、岩城さんファンがいっぱい香藤くんのSNSに張りついてるでしょう。)

岩城さんがどこで何をしてるか、わかってしまうようなこと。

岩城さんの無防備なプライベートショット。

・・・いやいや、そんなことするわけないよ(笑)。

岩城さんを守るダンナとしてあり得ないし、だいいち今の岩城さんは他社の社長さんでもある。

勝手に個人情報、流すわけにもいかないでしょう。

まあ、とはいうものの。

「デートしちゃった」

「買った!」

さりげないネタで、実はそこに岩城さんが一緒にいた・・・なんてのはあるかも(笑)。

後になって(たとえば番組放送後)、そのとき岩城さんのロケ地にいたんだ、ってわかるような。

あぐぐ。

どう考えても、香藤くんのフォロワーになりたい(笑)。




●それでは、

またね。。。


【28/01/2014 02:13】 春を抱いていた | Comments (0)

岩城さんの44歳の誕生日

●さて

1月27日です。

ふたたびこの日がやって来ました(笑)。

この日をお祝いするの、はたして何度目だろうなあ。

1970年生まれというと、どう計算しても44歳。

なんか、すごい・・・(笑)。

大変おいしい岩城さんが、いつまでも美しくしなやかでいますように。

いつまでも香藤くんと仲睦まじく、幸せでいますように。

そして『春抱き』が末永く、わたしたちと共にあってほしい。

そのすべての願いを込めて、


岩城さん、お誕生日おめでとう!


ヾ(〃^∇^)ノ♪♪♪

大好きだよ、ホント。

これからもずっとずっと、応援するからね!




●サイト

更新しました。

「君がもとにぞ」の後篇です。

・・・こ、こんなんでごめんなさい(汗)。




●チャットは

なぜか、12時をずいぶん回ってから盛況になりました。

来てくださったみなさまに、心から感謝です。

「チャットには行けないけど」

とコメントを寄せてくださったみなさま、ありがとうございました。

次の機会に、ぜひいらして下さいね。



なお、チャットで話題になったマンガ作品。

とりあえず、ご紹介しておきますね。

※いずれもこのブログで以前、扱ったことのあるもの・・・だと思います。

※ご説明したとおり、森川作品以外は、ほとんど年下攻め(笑)。



蘇州夜曲 (花とゆめCOMICS)蘇州夜曲 (花とゆめCOMICS)
(1981/02/25)
森川 久美

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南京路(ロード)に花吹雪 (第1巻) (白泉社文庫)南京路(ロード)に花吹雪 (第1巻) (白泉社文庫)
(1996/09)
森川 久美

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森川久美さんの、いわゆる「黄(ワン)くん」あるいは「本郷さん」シリーズ。

最初が「蘇州夜曲」で、その後が長編の「南京路(ロード)に花吹雪」です。

昭和初期の「東洋の魔都」上海が舞台の、華麗にして耽美、そしてアクション満載のせつない少女マンガ。

BLという呼称がなかった頃の、そこはかとなくBL傾向のある作品。

国際陰謀都市・上海に流れて来た本郷という若い新聞記者。

彼と運命的な出会いをする、黄子満(ワンツーマン)という謎の美少年/美青年。

訳ありの黒髪、です。

「・・・この街には、不幸な夢が多すぎる」

ふっ。

・・・って、これじゃ説明になってないですね(汗)。

お耽美な雰囲気をまとったスパイ大活劇、とでも言ったらいいでしょうか。

(なんじゃそりゃ。)

古いといえば古い(絵柄的にも)けど、ものすごく面白いですよ。




きのう何食べた?(8) (モーニングKC)きのう何食べた?(8) (モーニングKC)
(2013/12/03)
よしなが ふみ

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言わずと知れた、よしながさんの代表作のひとつ。

説明不要でしょう。

『春抱き』変換がいとも簡単にできてしまうところが・・・コワイ。




P.B.B. 1 (新装版) (ビーボーイコミックス)P.B.B. 1 (新装版) (ビーボーイコミックス)
(2007/12/01)
鹿乃 しうこ

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P.B.B. 2 (新装版) (ビーボーイコミックス)P.B.B. 2 (新装版) (ビーボーイコミックス)
(2007/12/01)
鹿乃 しうこ

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鹿乃しうこさんは好きですが、正直、作品にあたりはずれがあると思ってます。

わたし好みのものと、そうでないものが混在してる感じ。

その中で、忍くん(ホスト兼ガテン)と純佑(ホスト、年下バリタチ)の話はとっても好き(笑)。

若者同士が元気にサカッてる(笑)・・・わりにはときどき痛いですが、いいですよ。




最後のドアを閉めろ! 1 (新装版) (ビーボーイコミックス)最後のドアを閉めろ! 1 (新装版) (ビーボーイコミックス)
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最後のドアを閉めろ! 2 (新装版) (ビーボーイコミックス)最後のドアを閉めろ! 2 (新装版) (ビーボーイコミックス)
(2007/11/01)
山田 ユギ

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誰がおまえを好きだと言った (バンブー・コミックス 麗人セレクション)誰がおまえを好きだと言った (バンブー・コミックス 麗人セレクション)
(2005/07/07)
山田 ユギ

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我らの水はどこにある (花音コミックス)我らの水はどこにある (花音コミックス)
(2002/05/29)
山田 ユギ

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水温む (花音コミックス)水温む (花音コミックス)
(2001/05)
山田 ユギ

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大好きな、大好きな山田ユギちゃん。

キャリアが長く作品数も多く、かつ長編(シリーズもの)がほとんどない。

どれを選ぶか悩みますが、とりあえずこの5冊を。

読み切りが多いので例外もあるけど、マジョリティが年下攻めのはずです(笑)。

山田ユギちゃんの偉大なところ。

なんだろう、キャラ設定と言葉の巧さ・・・かなあ。

話づくりがうまい。

よくある設定のマンガを描いて、決して平凡にならない。

どうでもいい作品、要するに駄作がない。

コミカルな描写がものすごく上手い。

しょうもない笑いを織り交ぜつつ、シリアスや、せつない恋愛を描きだせるのね。

BLじゃないものも普通に描けるし、それでもちゃんと面白い。

一流のストーリーテラーなんだなあ、と思います。

(そのくせ、えっちシーンは結構エロい。そこもツボ。)




●それでは、

またね。。。



【27/01/2014 03:31】 春を抱いていた | Comments (0)

岩城さんBDチャットは

●ひとまず、

午後10時半~11時ごろから開催する予定です。

といっても、参加予定の方がどのくらいいらっしゃるのか(汗)。

日曜日の夜は微妙ですね。

あまり長くはできませんが、カウントダウンで愛を叫ぶくらいはできるかな・・・?

とりあえず、ご連絡まで。




●では、

またね。。。


【26/01/2014 21:30】 「ゆすらうめ異聞」関連 | Comments (0)

想像力のワイルドピッチ

●ああ

微妙に・・・生ぬるい。

寒いんですけど、あんまり寒くないという中途半端な感じです。


WS000171.jpg


でも、どうやらこの微妙なぬるさも日曜日まで。

月曜日、岩城さんの誕生日には寒さが戻って来るようです。

きりっとした冬の寒さ。

彼のイメージには合ってますけどね・・・(笑)。

あ、でも、そうか。

日本海側の冬は、きっと(わたしの知ってる)冬とは全然ちがうんだろうなあ。

関東の南、太平洋側の冬は、毎日まいにちカラッと晴天。

朝晩きゅ~っと冷え込む厳しさはあるけど、湿度も降水量も極端に低い。

もちろん、積もるほどの降ることはめったにない。

新潟は・・・ちがうだろうな。

こればかりは、体験しないとわからないかもしれません。




●サイト

再び、更新しました。

いつぞやの、『バイオレンス・リリック』の隙間を埋めるお話。

岩城さんの退院後の、自宅でのご夫婦ね。

ブログにサワリとちょっと書いたあの続きを載せています。

(といっても前半部分。変なところで終わってます。)

自分自身ではめろめろ☆らぶらぶ☆メロドラマ、シリアスで甘ったるい・・・つもり、なんですが。

なんかね、方向性がアヤシイ(汗)。

なだれ込みそうでなだれ込まない、からかうようなビミョーな展開です。

いや、いちゃいちゃしてるんですよ(笑)。

いちゃいちゃしかしてない、と言っても過言じゃない。

でも、なんで、ああいう風になるかなあ。

脳内妄想機能がほんのりコメディ路線なので、どうなるのかは謎。

色っぽい岩城さんが見られるかどうか・・・?

あんまり期待しないでくださいませ(汗)。




●チャットは・・・

すみません、ちょっと未定。

平日にかかってしまうけど、せっかくの1月27日。

日曜日の夜からカウントダウンするかなあ、などと考えてはいます。

でも、参加者いるかなあ。

興味あるよ、という方が何人かいらしたら検討します。

優柔不断でごめんなさい。




●ほっと

しました。

やっと逮捕かあ。

農薬混入、49歳契約社員を逮捕 偽計業務妨害容疑

49歳でしょ、いったい何をしてるんだよ・・・?

仮にこれがブラック企業で、待遇が法律違反レベルに酷かったとか。

工場内で上司や同僚にいじめられていたとか、そういう事情が明るみに出たとしても。

それでもまったく同情の余地はない、と思ってしまいます。

情状酌量にもならないでしょう。

だって要するにこれ、無差別殺人(未遂)ですよね。

(年齢こそ高いけど、秋葉原で暴れたあの馬鹿と同じ臭いがする。)

幸いにも死人こそ出なかったけど、もしかしたら見知らぬ誰かを殺していたかもしれない。

そして会社に、同僚に、どんだけの損害を与えたのか。

商品の回収と、返金と、工場ストップと、企業イメージへの計りしれないダメージ。

しばらく操業していなかった間、この工場で働いていた人たちはどうしてたんだろう?

賃金がフルに補償されていればいいけど、どうかなあ。

ものすごい被害総額になりますね。

ホント、どうする気だったんだろう。

おまけにこの被疑者は、地元の人らしいですね。

家があって、家族がいるとも聞きました。

こんなことをして、発覚したら家族や親戚はどうなるのか。

その辺、少しは考えなかったのかなあ。

(もっとも、最初から自分の行為の結果が想像できる人なら、こんなことやるはずないけどね。)

農薬の混入について、発表の遅れなど、会社にも問題点はあったと思う。

容疑者逮捕の報を受けて、親会社の社長が引責辞任ってのもわかる。

幕引きですよね。

でも今回は、どこか会社に同情してしまう。

後先を考えないテロみたいな犯罪を想定して、完全に対処するのは難しいだろうなと思うから。

ともあれ、詳細はこれからです。

この容疑者がなぜこんな愚行をおかしたのか。

そこが知りたい。

(でも、永遠にわからないかも。)




●では、

またね。。。


【26/01/2014 02:30】 「ゆすらうめ異聞」関連 | Comments (0)

『春抱き』コミックス 新刊情報 (追記あり)

●タレコミ速報

数名からご連絡をいただきました。

いつも、ありがとうございます。

『春抱き』コミックス、三月に発売予定のようです。

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refBook=978-4-7997-1456-0&Rec_id=1010

タイトル、変わるんですね(笑)。

うふふ、なんでもいいわ。

新刊が出てくれるなら、いっそ「京介と洋二のインフィニット・ラブ」でもいいと思ってたし(爆)。

※うそ。

※妙にストレートなこの仮タイトル?に受けてしまったのは、わたしだけじゃないはず。

花粉が降ろうとPM2.5が降ろうと、春は『春抱き』。

ま、負けないわ。

三月の楽しみが出来ました。

ふふふのふ。




●以上、

速報でした。

【24/01/2014 20:44】







☆追記☆



●お通しのお話

ああ、なるほど。

わかりやすくしてほしいってのは、ありますね。

お通し 分かりやすい表示義務づけを

まあ、基本的にはカバーチャージだと思っています。

・・・そうよね?

高級店ならいざ知らず、庶民的なお店だと、日本じゃ席料を取る習慣がないし、チップもふつう置かない。

お店によっては、

「最低でもひとり頭ひと皿は注文してね」

ってところもあるけど、それがルールってわけでもない(気がする)。

だから代わりにお通しがあると、まあ、そんなふうに思っています。

それはいい。

このニュースの記事みたいに、若い学生さんならともかく、いい歳のオジチャンオバチャンともなると、

「あ、お通し要りません!」

って言いにくい・・・ってのもあるしね。

数百円のことで雰囲気を悪くしなくても、という気持ちもないではない。

自分では注文しないであろう、珍しいお料理が出てきて楽しめる、なんてときもある。

だが、しかし(笑)。

ハズレの場合もあるからなあ。

美味しくもない、いかにもチープなお通しにガッカリするケース。

アレルギーや好き嫌いがあって、手をつけることもできないお料理が出た場合。

(これはまあ、単にアンラッキーなのかもしれないけど。)

他の方法でカバーチャージをとってると思われるのに、その上さらにお通し強制の場合。

「たかが数百円のことで、目くじらを・・・」

とはとても言えず、心がささくれることもあったりします。

ぼったくりじゃんか、と思ってしまうわけですね。

ま、それなら二度と行かなければいいんだけど、そうじゃなくってさ?

せっかく友人と楽しく集まったのに、残念なお店に当たってしまった・・・というのがイヤ(苦笑)。

水を差された気分。

それだけでなんかもうね、その夜にケチがついた気がしちゃうから。

たかがお通しで、テンションが下がる。

つまんないですよね。


あ、でも。

「たかが」お通しなんて呼べないような、ものすごく凝ったお料理が出ることもありますね。

お通しひとつで、板さんのレベルがわかる!

・・・みたいな感じ。

今まででいちばん嬉しかったのは、お通しを選べるケース。

勝手に運ばれて来るのは同じでも、ずいぶん印象がちがいます。

数種類の小鉢から好きなのをどうぞ、って。

どれも美味しそうで、

「きゃあ、どうしよ~?」

なんて、いきなり席が盛り上がった記憶があります(笑)。

お通しのおかわりをしたくなったくらい。


まあ、要するにお店次第だからなあ。

せいぜい下調べをして、サービスのよいお店を選ぶしかないですね。

以上、(ほとんど)飲めないくせに居酒屋好きなわたしの感想でした。

あ、ついでにタバコの煙もダメなんだ(笑)。

(タバコ耐性は加齢とともに下がっていくようです。昔は我慢できたけど今はできない、というかしない!)

それなのに居酒屋が好きって、変かもしれません(汗)。




●ふたたび

書籍の話題いろいろ。


電子書籍、Kindleストア利用者が半数超 日本業者の対抗策はネットで酷評

ローソンの電子書籍サービス「エルパカBOOKS」終了 購入代金相当のポイント返金

絶版本など、国会図書館から各地の図書館へ配信、18都道府県23館で始まる

売れる本と売れない本、二極化が顕著に


電子書籍が、日本でいまいち(予想されたほどは)普及していない理由。

わかってたことですが、バラバラなんですよね。

電子書籍サービスにいろんな会社が新規参入するのは、本来ならばいいことのはず。

競争してもらうことでサービスが向上し、価格は下がるはず・・・だから。

本来なら、ね。

でも、なんかそうなってないみたい。

フォーマットがちがったり、使用できる端末がちがったり。

扱ってる本も違ったりして、とにかく消費者にはめんどくさいことこの上ない。

結局、安定のアマゾンのひとり勝ち・・・なんでしょうね。

上のニュースみたいに、電子図書サービスって、場合によっては終わってしまったりもする。

お金を出して買ったはずの「読む権利」が、消え失せてしまうこともあるんだなあ。

ローソンはポイントで「返金」があるからまだいいけど、倒産されたらパア・・・だもん。

(電子書籍って、むろん著作権の種類にもよりますが、単に「閲覧する権利」を買うだけってこと、多いですよね。)

そこを考えると、大手に利用者が集中するのはしょうがないと思います。

そして、正直、高い(苦笑)。

印刷されて製本されてカバーがついて帯の巻かれた本を一冊、もらえるわけでもないのに。

リアルな紙の本と、あんまり変わらない価格設定が少なくない。

その理由は・・・あるんでしょうけど、でもなあ。

感覚的に、高いと感じちゃうのはどうしようもない。

楽天koboはその辺、がんばってるけどねえ。

それなら、あとで(売りたければ)古本屋さんに売れる紙の本のほうがいいなあ。

と、思ってしまうわたしは、要するに古いんでしょう(苦笑)。

(もっとも最近は、電子図書の古本・・・なんてものもあるらしい。よね?)

ひとつの電子端末に、何百冊でも「蔵書」を仕込める電子図書は、たしかに魅力的なんですけどね。

たぶん、本の読み方によるんだと思います。

乱読、多読、話題の本はもちろん、手当たり次第なんでも読んでみたい、見ておきたい。

そういうタイプにはたしかに、電子書籍は便利だと思います。

(わたしも欲しいと思うときはある。ええ、ありますよ~。)

でも最近のわたしは、そういうエネルギーがありません(苦笑)。

好きな本、好きな作家、好きなジャンルがはっきり。

トシのせいか、読書量自体は落ちてます(汗)。

そのぶん本当に読みたいと思える、気に入った本をじっくり探し、のんびり読むのが好きだったりする。

好きなものしか読まないせいか、紙の本のほうがいい。

単に読むだけでなく、自分の本棚=コレクションに加える悦び、ってのがありますから(笑)。

結局いつも、そこに帰るんですよね。

所有する楽しみ。

そこに執着する人間は、なかなか電子に移行できないのかも。




●そういえば

岩城さんのお誕生日チャット。

・・・よ、44歳!!

*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

日時未定ですが、できればなんとか開催したいです。

です。。。




●それでは、

またね。。。


【25/01/2014 04:25】 春を抱いていた | Comments (0)

へろりん、と。

●へろへろで・・・

ダメですね。

ホントにもう。

うぐぐ~。




●サイト

とりあえず更新してます。

季節的にものすごくずれちゃってますが、6月のお話。

前回も桜だったから、季節おかしいのは同じですね・・・(汗)。

相変わらず甘々ですが、読んでいただければ幸いです。

感想やその他コメント、いつもありがとうございます。

本当に、本当にうれしいです。




●それでは、

またね。。。


【24/01/2014 03:25】 「ゆすらうめ異聞」関連 | Comments (0)

江戸歌舞伎の灯を

●ヤンキーズ!

やっぱりなあ。

田中将大、ヤンキースと契約合意…米メディア

なんとなくマーくんのキャラ的に、西海岸をイメージしてました(笑)。

でもビッグマネーとなると、やっぱりNYなのね。

驚かないけど、ちょっと意外にも感じてます。

日本人の先輩もいるし、受け入れ態勢なんかも整ってるだろうし、やりやすいんだろうな。

マーくんのMLBでの活躍を期待します。




●あ~あ

これはダメかもね・・・?

偽ブランド品 160点以上販売か

なんつうか、去年の食材偽装のときも思ったけど。

一流ホテルやレストラン、(ほぼ定価販売の)高級デパートをあえて利用する理由。

それって一重に信頼感、じゃないでしょうか。

並行輸入品を買うとか、アウトレットで買うとか、海外で買うとか。

オークションで落とすとか、安く手に入れる方法はいくらでもある。

だけど、雰囲気のいい場所で丁寧に接客してもらって、安心してお買い物をしたい。

そういう人が、ブランド直営店やデパートに行く・・・んじゃないの?

それっぽいパチモンでいいなら、もっと安く買える場所はいくらでもあるんだから。

それなのに、これはヒドイ。

信頼できない、安心できないデパートで、誰がわざわざ高い買い物をするんでしょう。

ただでさえ経営の苦しいデパート業界なのに、さらに悪影響が出るのは避けられない気がします。

(まあ、経営がきびしいからこそ、こんなアヤシゲな業者の介入を許してしまうんだろうけど。)

これは結構、収支にひびくと思うなあ。




●本当に

こんなのありなのか・・・(汗)。

一番危険なパスワードは「123456」! 2013年度版 最もダメなパスワードTOP20が発表

パスワードに関しては、わたしもちょっとテキトーなところがありますが。

(何十個もあるパスワードをすべて違うものに設定し、それを定期的に変更する・・・なんて神業、そうそうできるもんじゃないとは思います。わかってても、現実にはむずかしい。)

でも、これはないわ~。

さすがにここまで安易にはできない。

もう少しオリジナルなものじゃないと、さすがに不安になります。

最近はパスワードを管理・保護するソフトも多いけど、それがハッキングされたらどうするのよ・・・?

ウィルスも怖いし、PCがぶっ壊れたらオシマイでは・・・?

なんてね、考えるとキリがないかも。

最低限の、せめてもの知恵で、

☆自分や家族の姓名や誕生日、電話番号、住所は使わない

☆なるべく大文字と小文字、記号、数字を混ぜる

くらいのことはしてるつもり、ではあります(苦笑)。

そういえば知人に、子供ふたりの誕生日と時間をパスワードにしてる人がいます。

「子供の誕生日なんてダメじゃん!」

と思ったけど、その人の場合は、誕生日+誕生時間(何時何分まで)を組み合わせてるのね。

記号も交えて、かなり複雑な数字の羅列になるので、それならありなのかなあ、と思っています。

『春抱き』マニアの定番は、岩城さんたちの名前や誕生日ですよね(笑)。

単純といえば単純ですが、自分の個人情報がどれだけ漏れたとしても、彼らの情報は出て来ない。

そういう意味では、悪くないのかも。

(ファン同士なら、ある程度ゲスできてしまうってのは、逆にデメリット・・・?)

かつて同僚に、ものすご~く複雑なパスワードを自慢してる子がいました。

「これなら絶対に、だれにもわからないでしょ~!?」

(昔の住所だの、学籍番号だの、元カレの名前だのを華麗に組み合わせ、それを定期的に変えていた。凄い。)

だけどあんまり長すぎて、なかなか覚えられなくて。

結局それをポストイットに書いて、デスクのPCに貼りつけてました(爆)。

「あの、それ・・・?」

意味ないよ、それ。

「なんでよ!? この事務所の人間が何か悪いことするっていうの!?」

「いや、その・・・」

リスクを指摘されてもやめなかった彼女、今はどうしてるんだろう。

セキュリティ意識って人それぞれなのね、と実感した出来事でした。




●これは

面白い。

「かつら迄も焼失ひ」七代目団十郎、必死の金策

七代目團十郎といえば、市川宗家の「歌舞伎十八番」を定めた人。

あるいは、かの「勧進帳」を初演した人。

ウィキ先生によれば、「色悪」というジャンルを確立した人でもあるらしい。

(色悪とは、二枚目なんだけど悪い奴。悪役だけど色男。・・・孝夫ちゃんの得意分野だよ。)

要するに、歴代の團十郎のうちでもかなり存在感のある役者です。

その人がこんな苦労をしてたんだなあ。

無事に顔見世興行、できたんでしょうか・・・?


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火事で芝居小屋が消失し、芝居道具や衣裳をすべて失ったその翌年。

七代目團十郎はなんと、江戸南町奉行所によって手鎖の刑を受け、謹慎処分を食らいます。

(のちに、江戸追放処分。)

あれです、天保の改革。

倹約を奨励し、奢侈を戒める政策の一環として、江戸庶民の娯楽がターゲットになったのですね。

風紀を乱すとかなんとか、そういうやつじゃない?

人気役者の團十郎を厳しく処罰したのは、「見せしめ」効果を狙ったのではないかと思います。

どうも資料を読むと、歌舞伎は相当な迫害を受けたらしい。

(芝居小屋の移築・建設禁止、役者の追放や居住地の限定など。)

一説によれば、歌舞伎そのものを廃止しようという動きがあったとか、なかったとか。

歌舞伎の廃絶に異を唱え、かろうじて存続させたのが北町奉行、かの遠山の金さんだったとか。

大変な逆風の吹いた時代だったようです。

もっとも、團十郎のほうもけっこう逞しい(笑)。

弾圧にもめげずに京や大坂、駿府など各地で芝居を打ち、旅回りの舞台をつとめ続けたそうです。

(途中で何度も芸名を変えているのは、ご公儀の追及を逃れるためか?)

やがて赦されて江戸に戻った後も、精力的に旅芝居に出ていたとか。

歌舞伎の歴史は、ほんと面白いですね。


なお、跡を継いだ八代目は天下の二枚目。

その絶世の美貌で、江戸中を熱狂させたことで有名。

その悲劇的な死でも、大変に有名。

萌え要素が多分にあるのはこっちなのですが、それはまた別の機会に。




●では、

またね。。。



【23/01/2014 02:22】 歌舞伎2013~ | Comments (0)

望まれるのは嬉しいけど

●TBのお題から

「あなたの肩こり解消法、教えてください!」

えっと・・・どうだろう。

解消できてるかどうかは謎ですが、定期的にやってる体操?ストレッチ?はあります。

両手を掲げて天に向かって伸ばして、座っててもいいから伸び。

(上から、誰かに引っ張りあげられているイメージで。)

意図的にゆっくりと首を回す。

肩をぐるんぐるん、こっちもゆ~っくり回す。

身体がカチコチになってるのを、ほんのちょっとでもほぐそうという気持ちで。

それだけで、ちょっと気分がリラックスします(笑)。

眠気が襲ってきたときにも、いいですよ。

だってヘタするとデスクに向かって、PCの前で何時間もじ~っと。

ひたすらじ~っと・・・してるじゃない?

ホント、ほぼ微動だにしないで半日、一日ってこともありますよね。

腰にも目にも、もちろん肩にも血のめぐりにも、すごく悪そう(汗)。

わかってるけど、現代人の宿命というか。

デスクワークをやってる以上、避けようがありません。

なら、できることをするしかない。

ロンドンにいたときは、オフィスの専属ナースさんに、

「できれば一時間に一度は、立ち上がって」

「ストレッチしろとまでは言わないけど、首を回して、とにかく全身を伸ばして」

と、さんざん言われてました。

毎時、トイレまで往復するだけでもいいから。

最寄りのトイレじゃなくて、わざわざ遠い(他のフロアの)トイレに行くとか。

コーヒーを淹れに行くなら、わざと遠回りしてキッチンに行くとか。

他のフロアに用があるなら、途中まででもいいから階段を使って。

・・・などなど。

ささやかだけど、しないよりは圧倒的にしたほうがいいから、って。

あ、別の医者には、

「人間の体は、長時間じっと座ってデスクワークするようにできていない」

とも言われました。

足腰に負担がかかるのはあたりまえ、なんだそうな。

「歩け!」

せめて歩け、と。

常々言われていたのを思い出します。




●雨が

降ってますね、また。

今のところ雪にはなりそうにないけど。


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お湿りは正直、ほっとします。

きーんととんがったキツイ寒さが、若干やわらぐような気がするから。


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気持ち、気温が高めの数日になりそうです。

それだけで気分的に楽かも。




●愛ちゃん・・・

もう少し、お仕事を選んでもいいと思うけどなあ(笑)。

細切れのバラエティ番組やCMへの出演を見るたびに、少しビミョーな気分になります。

便利に使われてない・・・?





それにしても、『半沢直樹』ネタはいつまで続くんだろう(笑)。

天下の?サントリーが便乗CMやるとは、ちょっと思わなかったなあ。

いや、まあ。

CM出演が人気のバロメータっていうなら、悪くないのかもしれないけどね。

そういえば今年の愛ちゃんは、歌舞伎を四ヶ月しかやらないとか。

(林真理子とのインタビューで言ってた。)

歌舞伎ではないお芝居が二本あって、あとは映画やドラマのようです。

相変わらず休みなしで働き続けてるので、大変だとは思うけど。

歌舞伎が少ないのはちょっと寂しいですね。





ちなみに、これは好き(笑)。

どうやら最新バージョンも近々、お目見えするそうです。

今年はきっと中村隼人がブレイクする・・・!

(五人の真ん中。中村錦之助の息子です。もちろん歌舞伎役者。ハタチ。)

と、無責任に予言しておきます(笑)。




●わかるかな・・・?

今さら感はありますが、とあるパン屋さんの店先に飾ってありました。


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けっこう立派な枝ぶり。

松飾りの代わりの黒松の盆栽。

・・・だと思ってスルーしそうになったけど、ちょっと待て。

盆栽なら、ふつうはガラスケースに入れないような気がしません?

よくよく見るとこれ、お菓子でした。

一級和菓子技能士・・・だったかな???

要するに、熟練のプロがつくった、ものすごく精巧な和菓子の黒松なのです。

「すごい!」

パッと見、どうしても本物だとしか思えません。

「食べられるのか、これ・・・」

いろいろ凄いワザを持った職人さんがいるんだなあ、と。

しみじみ感動してしまいました。




●もひとつ!

浅草のひとコマ。

言問橋(ことといばし)のふもとのお店です。


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文字通り、大小いろいろのブラシや箒を取り扱うお店。

「ぼでーぶらし・・・」

わお。


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「ちょっとおじいちゃん、あれ、あの看板さあ。あれ、間違ってるよ!」

「なにがだい?」

「新しい看板だよ! ぼでーぶらしじゃなくて、ボディーブラシ!」

「だからちゃ~んと書いたじゃないか。ぼでぃーぶらしって」

「書いてないよ~。あれ、ちっちゃなイが抜けてるもん」

・・・とかなんとか、脳内には店主のおじいちゃんと孫娘の会話が・・・(笑)。

※妄想です。

小さな赤い「イ」は、そういう事情で書き足されたんだろう、と。

勝手に想像して微笑ましく感じたりして。


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浅草散歩はこの後、言問橋を渡って東京スカイツリーに向かいます。

つづく。




●では、

またね。。。


【22/01/2014 01:19】 旅★たべもの | Comments (0)

どうでもいいようで、どうでもよくない

●そうか

80歳だったのですね。

そうかあ。

Claudio Abbado, renowned Italian conductor, dies at 80

指揮者のクラウディオ・アバド氏死去 80歳

クラウディオ・アッバード。

端正な音楽を聴かせてくれる指揮者だったと思います。

正攻法できれいに澄んでいて、癖らしい癖を感じなかった。

研ぎ澄まされた知性。

とても好きでした。

コンサートに行ったことも何度か。

ご本人自身は個性的というか、芸術家らしいアクの強さがあるように見えましたけどね。

でもそれは、音楽の世界では普通だと思っていたからなあ。

病気になってからはあまり姿を見なかったので、最晩年の映像には驚いてしまいました。

若いころの面影、なくって。

カルロス・クライバーが亡くなったときよりもショックかもしれない。

おかしいな。。。

心からご冥福をお祈りします。



なお>>

一応、念のために申し上げておきますと、某小説のクラウディオ様とは何の関係もありません(汗)。

あれは、あのキャラの名前をどうするか、旧サイトでネット募集したのですよ。

(もちろん登場する前の話なので、どういう設定であるかなどは伏せたまま。)

その結果、人気の集中した名前三つほどの中からわたしが選びました。

他の候補はここでは言いませんが、どれも素敵でした。

リッカルド?

マウリッツィオ?

・・・いや、違います(汗)。




●拍手とコメント

メールも、本当にありがとうございます。

大変にありがたく、嬉しく拝見しています。

「桜色のたわ言」を気に入ってくださった方もいらして、本当によかった。

・・・自由詩っぽい短文はイマイチ、評価が分かれるところですが(汗)。

短文も長編もみんな、書いてる方は大まじめに書いています。

なけなしの知識だの知恵だのひらめいたアイディアだの、振り絞ってるんですよね(笑)。

だから、単純な話だけど、そこを見てくれる人には弱いです。

がんばったねって言われて喜ぶコドモみたいなものですね。

こればっかりは、サイト始めたころから変わらないな・・・(汗)。




●飲み会トラップ

この手のネタは尽きませんね。

飲み会に“残業代”は、つけるべき?

ビジネスマンの飲み会処世術!飲み会の取捨選択、イマドキの判断基準とは?

飲めなくても割り勘?「飲み会」が嫌いな理由

まず、大前提として。

自分から行きたいと思う(思える)飲み会なら、まあ、問題ない。

それでも割り勘云々のもやもやが噴出する可能性はあるけど、それは置いときます。

好きで行くなら、しょうがないじゃん(笑)。


この手の記事で問題になるのは、おつき合いの飲み会。

職場だとか趣味のサークルだとか、まあ、「浮世の義理」で参加を断りづらいケースだと仮定します。

ほぼ公式行事扱いの、忘年会や新年会なら、まだあきらめもつきます(笑)。

それでもお金は取られるし残業代は出ないし、よく考えると収支マイナスだけど、

「ヘタにガチガチに抵抗して、オフィスで扱いにくいヤツだって敬遠されるのもなあ」

・・・って計算ができるから。

飲みニケーションなんか信じてなくとも、いわば保身のための投資(汗)。

長い物には巻かれろ、ともいう?

いざというとき保険金をもらうために、コツコツ保険料を払うようなものだ、と考えるしかない。


問題なのは、もうちょっと中途半端な飲み会ですね。

見せかけの自主参加、といってもいいかな。

仮に一見、「有志のみ」参加することになっていても、

○周囲の同僚の前で参加・不参加を聞かれる

○部署内の一斉メールなどでお知らせが回ってくる

○「ほら行くぞ」なんて、職場からゾロゾロみんなで行く

・・・みたいな、とっても断りにくい状況の場合。

「仕事が終わらなくて・・・」

「ちょっと熱があって・・・」

「子供が風邪で寝込んでいて・・・」

「夫の両親が滞在中で・・・」

口実のローテーションにも限界があるので(笑)、何回かに一回は出なくちゃいけない。

まあ、たまになら浮世の義理におつき合い、できるんですけど。

頻度によっては苦痛ですねえ。


断りにくい理由はもうひとつあって、それが実は、

「絶対に行きたくないってほどじゃないけど、気分が乗らない。できれば遠慮したい」

くらいの感覚で、自分自身にも迷いがあるケース。

行けなくはないんだけど、行きたくないの。

行きたくないくせに、行かないことのデメリットが気になる(笑)。

「つきあいの悪いやつ」

「あいつ、空気読めなすぎだろ」

嫌われるってほどじゃないけど、そう思われてしまうかもしれない。

そういうのって、毎日そばにいる同僚との関係に少しずつ、目に見えない亀裂を生んでしまう。

上司が積極的に参加する場合は、さらにそう。

わかりやすいイジメやえこひいきがなくても、やっぱりそこは人間ですから。

ノリのいいかわいい部下と、愛想のないちょっとかわいくない部下。

―――そういう認定をされて、まあ、有利になるわけはないわね。

飲み会の常連メンバーは、着々と連帯感を強めてる。

何年もかけて、そういう関係が築き上げられる。

そういう人たちは、だいたいその場の盛り上げ役だから、ふつうに人気もあるだろうしね。

自然と仲良しグループができあがり、自分がそこから外される。

・・・すべてビミョーな、人間関係の濃淡。

イジメでも差別でもない、無視でも仲間はずれでもない。

ちゃんと普通にコミュニケーションはあるけど、でも、だからこそけっこう根が深い。

身に覚え、ありません???


職場でも学校でも、こういうことあると思うんだよなあ。

ひとが複数いれば、あたりまえのこと。

真ん中にいるひと、周辺にいる人。

わいわい集まるのが好きな人、苦手な人。

お酒やタバコの臭いが好き/気にならないひと、いやでたまらない人。

人間関係には必ずつきまとうものだと思いますが、飲み会の参加・不参加はそれを「見える化」しますよね。

それも、飲み会の功罪だよなあ。

参加したほうがいいんだろうけど、あんまり好きじゃないんだよなあ。

ときどき参加しておかないと、よけいに行きづらくなるかなあ。

これ以上、「いつも不参加の人」扱いもヤバいよなあ。

たまには協調性があるってのも、示しておかないとなあ。

でも珍しく「行く」って言ったら、びっくりされたりして。

変に注目されるのもなあ。

行ってもなんか、端っこのほうでおとなしくしてるだけかもしれないし。

話題についていけなくて、みじめになるかもしれないし。

・・・って(笑)。

たかが飲み会で、こんなにぐるぐる悩むアホがいるのかって?

いや、結構いると思いますよ。。。




●それでは、

またね。。。



【21/01/2014 02:47】 音楽(全ジャンル♪) | Comments (0)

終わりのはじまり・・・ (これで何度目?)

●名前が

あったのね、という感じです。

実はあなたの鼻水「寒暖差アレルギー」かも?

寒暖差アレルギーねえ。

これ、たぶん20代の頃から自覚があります。

寒~い冬の朝、お布団から出てしばらくの間とか。

真冬の通勤路を歩いて、駅ホームで凍えて、それからあったかい(というか満員の)電車に乗ったときとか。


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もうね、涙とくしゃみとハナミズの一斉攻撃!

「な、何が起きているの!?」

とパニックを起こすほど、ヒドイ症状のときもあります(苦笑)。

温度差が原因だよなあ、とは思ってました。

風邪なんかとは関係ないし、しばらくすると収まるのもわかってる。

でも正直、あんまり手の打ちようがないと思っていました。


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マスクひとつで改善できるのかあ。

あんまり好きではないけど、効果があるなら試してみよう。

(普段、マスクはどちらかというと自衛のために携行しています。)

うぐぐ。




●これは

何を意味するんでしょうね・・・?

MicrosoftがXP向けの「Microsoft Security Essentials」のサポートを延長

限界ギリギリまでXPで行こうと思ってる人には朗報・・・なのかな???

正直、これだけじゃわかりません。

ただマイクロソフト社が、4月以降も膨大な数のPCがXPを載せているだろう、と想定してるってこと。

それだけは間違いないようですね。




●すごく

面白いですよね。

脳内の女性ホルモン、雄の攻撃性を左右 ウズラで実験

ウズラと人間は同じじゃないかもしれないけど、でも興味深い。

だってこれ、なんというか、わたしたちの実体験を裏づけるような気がしません?


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男はこうあるべき、女はこうあるべき、みたいな。

そういうのはあんまり好きじゃないけど、なんだろう?

「男らしくないなあ・・・」

と感じてしまう人って、ときどきいますよね。

※女性には気前よく奢るべきとか、スマートにエスコートすべきとか、そういう意味じゃないよ。

そうじゃなくて、性質的なもの。

弱い犬ほどキャンキャン吠える、とか。

こまか~いミスをチクチクいつまでも指摘する人、とか。

「バカにしてんのか」が口癖の人も、たぶん要注意かも。

ムダに(瑣末なことで)突っかかって来る男性は、逆にどこか女々しい、って印象。

一見ちっとも「女性的」ではない男性なのに、どこかしつこいところ、陰湿なところがあったりさ・・・?

いや、これもジェンダーバイアスですね、申し訳ない(汗)。

ともかく!

この研究の続き、知りたいと思ってしまいました。




●ひとまず

サイト、更新しました。

例のシリーズではなくってごめんなさい。

過日の件でイヤなことを思い出してしまうので、今ちょっと書ける気がしない。

というか書きたいと思えない心境なのです。

・・・困った。

続きを待ってくださってる方には、本当に申し訳ないです。




●では、

またね。。。

【20/01/2014 02:04】 「ゆすらうめ異聞」関連 | Comments (0)

若者がテレビを見ないと困るのは・・・?

●雪は

ひらひらとはかなく・・・降ったような、降らなかったような。

よくわかりません。

予報では、日曜日は雪だとか。


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このあたりで、どのくらい降るかなあ。

ネットスーパー各社からは、予報の段階でさっさとメールが来ます。

これはここ一年~二年ほどの傾向。

天候によっては時間通りの配送が難しいかも、というディスクレイマーですね。

「重要なお知らせ」なんて書いてあるから、何かと思えば・・・という感じ(汗)。

実際にオーダーしてる会社からも、してない会社からも一斉に連絡が来るので、一瞬ちょっと慌てます。


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それにしても、いかにも寒そうな天気図だなあ。

受験シーズンが真冬に重なるのは日本の(悪しき)伝統というか、ジョーシキ・・・的な感覚ですが、たまに思うわ。

「そういうもんだ」

「俺たちのときもそうだった」

で思考停止しないで、改善方法を考えることはできないのかな・・・?

お天気次第では交通機関が止まり、インフルエンザやノロなんかの流行も怖い。

人生をかけた?戦いに挑むにあたって、不安要素は減らせるなら減らしたほうがいい。

真夏の炎天下の甲子園と同じ。

ハートに響く風物詩かもしれないけど、そこに合理性はあんまりない(ように思える)。

大胆な発想の転換をしてもいいんじゃないか、ってね。


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みなさま、どうぞご自愛ください。




●みんな

いろんなこと言うなあ。

若者がテレビを見ないのはコミュニケーションの問題?

なぜ、若者の間でノー“テレビ”ライフが広がるのか?テレビを捨てた人たちの本音

若者の「テレビ不要論」は本当?


これからの日本を背負う人たちが、あんまりテレビを見ない。

―――このことを気にする人、多いようですね。

なんで若者がテレビを見ないと困るのか。

①テレビ局=マスコミの影響力が(今以上に)低下することへの危機感。

②スポンサーが離れていくことへの危機感。

・・・が、まず思いつきます。


①は今さら、説明するまでもないでしょう。

既存マスコミは、今なお重要な情報発信源です。

だけどインターネット時代になって、彼らの影響力は相対的に低下しつつある。

彼らの報道や情報発信にバイアスがかかっているとか、いないとか。

世論に影響を与えるパワーを握っているのが、ごく一部の人間や組織であるとか。

エライ人にとって都合の悪い情報は伏せられる、だとか。

今の若者はそういうのに気づき、懐疑的な目を向けるようになった。

行きすぎるとそれはそれで面倒くさいけど、なにもかも鵜呑みにしない姿勢自体は、責められることじゃない。

マスコミにとっては、まあ、やりにくいってことですね(笑)。


②は、単純に経営モデルの問題。

民放が、なぜ(高額の製作費のかかる)番組を無料で視聴者に提供できるのか。

彼らの収入源はいろいろあるけど、コアになるのはスポンサー料。

スポンサー企業はテレビ局にお金を払って、CMを放送してもらう。

もちろん、それが企業にとって宣伝になる=知名度や好感度が上がり、商品が売れるからです。

だからどれだけCMが煩くても、これだけは絶対になくならない(笑)。

でも、それは大勢の視聴者がその番組を見てくれている、という前提あってのこと。

いっぺんに100万人とか、200万人とかにメッセージを届けられるツールは、他にないものね。

(ネット広告がどれほど盛んでも、ここまでのオーディエンスはないでしょう。今のところ。)

でも、テレビの前に人がいなかったら・・・?

いたとしても、つましい生活の高齢者と猫ばっかりだったら・・・?

(高齢者を馬鹿にしてるわけではないですよ。旺盛な購買欲と購買能力があるかどうか、という意味。)

あんまり見てる人がいないなら、多額のスポンサー料はムダになりかねない。

それではテレビ局が、スポンサーに逃げられてしまいます。

つまり大げさにいうと、民放存続の危機。


若い人たちがテレビを見ないと、なぜ困るのか。

テレビ局は確実に困りますが、それ以外の理由はあるかな・・・?

そもそもテレビって、いろんな機能があるんですよね。

①エンターテイメント

②暇つぶし

③共有体験のベース

④災害時などの情報伝達

あたり、でしょうか。

こういう機能をごっちゃにしてひと口に「テレビ」といっても、話はすれ違うと思うなあ。


エンターテイメントとしてのテレビ。

積極的に、面白いから、楽しみだから見る番組というやつです。

昨今のテレビの凋落は、この部分=コンテンツのクオリティ問題が多いですよね。

「つまんない」

「似たような番組ばっかり、同じタレントばっかり」

という苦情はだいたい、コンテンツへの不満でしょう。

これ、特効薬があるとは思えない。

制作サイドががんばるしかないよなあ。


暇つぶしとしてのテレビ。

お目当てもなく、なんとなくダラダラと見るアレです(笑)。

この機能は今では、ほぼインターネットに乗っ取られたと言っていいんじゃない?

特に若い世代にとっては、ぼーっとする時間があったらまずスマートフォン。

LINEとか、ツイッターとか、ゲームとか、まとめサイトとか。

「テレビを見る時間がもったいない」

と言ってる人たちは、ヒマがあればネット・・・かもね。


共有体験のベース。

なんのことかというと、昔流にいうと、「翌朝の話題になる」ことです。

「ねえねえ、昨日のあれ見た~?」

からはじまるコミュニケーション。

学校でも職場でも、ある意味、基本中の基本ではないでしょうか(笑)。

テレビには今でもこの機能は十分あると思うけど、さて。

それを共有する方法は、今はだいぶ違いますよね。

「実況」というネット用語があるとおり、今ではリアルタイムがあたりまえ。

スポーツ中継でも、ドラマでも、映画の放映でもいいけど、今はみんなバーチャルに共有してますね。

テレビの前にはひとりしかいないかもしれないけど、ネットでライブで繋がって、

「おお! やった!」

なんて、同じ番組をどっかで見てる大勢の人たちと、感動だの、憤りだのを共有してる。

あるいはスポーツバーで実際に一緒に中継を見る、なんてのもありますね。

どっちにしても、リアルタイム。

テレビのいい意味での発展という気がします。


災害など、緊急時の情報伝達。

こういう非常時となると、テレビはたぶん今でも強い。

ふだんNHKが嫌いな人も、いざとなればやっぱりNHKを見るのでは。

・・・とは言うものの、それはあくまで電源と回線が繋がっていれば、のお話。

東日本大震災でも、本当にひどい被害を受けた土地では、テレビなんか見られなかったと聞いています。

ライフラインが寸断されて、それどころじゃなかった。

被災地のど真ん中であればあるほど、情報がなかなか入って来なかった、と。

わずかなラジオやケータイ、スマートフォンに頼るしかなかったと。

乾電池や充電の続くかぎり。

情報のブラックアウトは、途轍もなく恐ろしい。

助かる命も助からないかもしれない。

災害に強いテレビ、災害時に頼りになるテレビ。

そういうコンセプトがもっともっと発展することを期待します。


テレビがなくても・・・わたしは困ってないけど。

でもわたしは若者じゃないからなあ。

ときどき見たいなあ、と思う番組はあるけど、

「じゃあテレビを買おう!」

ってところまでは行かない。

ネットで見れたりもするし、テレビの優先順位がそこまで高くないんですね。

で、なくても生活に支障がないとわかると、余計にお金を惜しむようになる(笑)。

(たまに)あるといいな、程度の家電。

わたし的には、ホットサンドメイカーとか、電動大根おろし器くらいの感覚・・・?

この意識はもしかして、世代に関係ないかも。

つまり、今テレビを見ない若者たちは、将来もずっと

「テレビはあってもいいし、なくてもいい」

という感覚で暮らしていく可能性があるわけです。

・・・そりゃ、たしかにテレビ局は困るね。

テレビ局、今が正念場かもしれない。




●それでは、

また。。。


【19/01/2014 02:17】 社会・時事ニュース | Comments (0)

春の歌舞伎と聖天守り

●拍手たくさん

と激励コメント、ありがとうございます。

ほんのひと言でもとても嬉しいです。

昨夜の記事はムダに?ものすごい時間がかかったので(自分のせいですが)、報われた気分。

感謝しております。

寒くてホント、危ないくらいカラカラの毎日。

風邪もノロも怖いですね。

食中毒も怖い。

毎日、子供みたいに一生懸命、うがいと手洗いに精を出しています。

あたりまえのことしかやってないけど、でもそれが基本ですよね・・・?

ピ!

・・・と最近、音のない音をたてて唇が切れるときが増えました。

手荒れも水際で防ごうと必死です。

だっていやすぎる。

食後など、油断するとホントにダメですね(汗)。

あ、やっちゃった、と思ったときはもう遅い。

水分と油分、たっぷり補給しておかないと大変です。

(あ、なんかものすごいオバアチャンっぽい発言かも。)

みなさまもどうぞしっとりとあたたかくお過ごしください。




●昨日の続き

肝心の池波さんの顕彰碑がよく見えない、とのことなので(汗)。


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何しろ黒い上に、ピカピカに光るのです(汗)。

背景も自分も周囲の人も、角度によって全部写ってしまうので困った。

これが限界でした。


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こんな感じでいかがでしょう。

それから、待乳山聖天の読み方ですね。


まっちやましょうでん。


・・・というのが正しいようですよ。

「まつちやま」(つ=大きい字)ではなくて、「まっちやま」(っ=小さい字)。

「しょうてん」ではなくて、「しょうでん」。

地元ではこう発音されるわけですが、肝心の公式サイトには

「まつちやま」

って書いてあるよね・・・(汗)。

元々は「まつちやま」だったとして、発音しやすいように転化したんでしょう。

促音便ってやつ、かな(自信はない)。

なんで「しょうでん」と濁るのかは・・・知らない(笑)。


その聖天さまのお守りね。

大根と巾着、こんな感じでございます。


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P1178653.jpg

P1178654.jpg


色はこの紫色と、オレンジ色の二色でした。

(カメラではリアルな色が再現できず、あとで編集してなんとか色を調整しています。)


そうそう、浅草の七福神めぐり。

詳細はこちらでどうぞ>>

浅草名所七福神

知らなかったけど、近年はパワースポット云々で人気があるそうです。

(小鳥さんが全部見てみたいというので、ぼんやりと計画中。)


オマケ>>

ホントにどうでもいいこと、かもしれませんが。

いつもそんなにたくさん画像をアップロードしていて、ファイル容量は大丈夫なのか?

―――的な質問をいただきました。

そうですね、当分は問題ないと思います(笑)。


WS000139.jpg


FC2ブログに移って来てから、アップした画像がおよそ一万枚以上。

(あとで削除したものも結構あるので、ホントはもっと多いかも。)

それでも今のところ、あてがわれたファイル容量の約3.5%しか使ってないらしい・・・(笑)。

このペースで行くと、あと数百年は更新を続けないといっぱいにならない!

生きてるつもりか!?

誰がやるんだ!?

とか、そういう些細なことは置いておきますが、まずアレです。

その頃には、サーバの容量なんざ無制限になってるに決まってる。

いや、それ以前に、FC2がどれだけ存続するのか?

いやいや、それよりもっと前に、ブログなんてもの自体いつまであるのか。

ね?

わりと意味のない疑問なのです。

SFすぎて不毛。

だから考えない。

と、いうことにしよう(笑)。




●三津五郎さん

四月の歌舞伎座で復帰だそうです。

様子見で、昼の部に一本、舞踊があるだけですけどね。

でも、ひとまずほっとしました。


鳳凰祭三月大歌舞伎

鳳凰祭四月大歌舞伎


さて、もともとは福助の歌右衛門襲名披露のはず、だった三月と四月。

ようやく演目が決まったようです。

まあ、今をときめくジーサマ方が総出演の華やかさ(笑)。

※誉めてます。本当に誉めてます。

お馴染みの、超がつく定番のお芝居ばっかりなのは・・・えっと。

それで観客が喜ぶからってのと、もしかして、急ごしらえでも出来るレパートリーだから・・・?

なんて。

うがった見方をしてしまいますが、それでもとっても面白そう。

もちろん、あれですよ。

いない人たちの顔ぶれを思い出すと、少々せつないのは事実です。

勘三郎と團十郎がいない、ってのはもちろんのこと。

怪我・病気でお休み中の仁左衛門、福助、三津五郎(四月に復活)。

主役級の役者がこれだけいないと、どうしても、残ってる顔ぶれで回す状態になります。

そのせいか、心配なのはやっぱり高齢の人たち。

藤十郎さん、菊五郎さん、幸四郎さん、吉右衛門さん、左團次さん、秀太郎さんあたりね。

この辺の方々は年齢に触れたら失礼なくらい、本当に元気ですし。

今の歌舞伎界を文字通り背負って立つ人たちですけど、でもなあ。

こけら落とし公演から一年、ほとんど働きっぱなしです。

いくら何でも、お疲れでしょう。

少しは休養を取っていただきたいと・・・本当はね、そう願わずにはいられない。

(我當さんもそうですが、彼はもともとあんまり東京に出て来ない。今年もう二度も引っ張り出されてるのは、彼の膝の調子が良いからなのか、あるいは人出不足で駆りだされてるのか・・・?)

でも、難しいんだろうなあ。

彼らの獅子奮迅の活躍を喜びつつ、でもはらはらしながら見続ける一年になりそうです。


さて>>

演目を見て、思ったこと。

三月。

歌舞伎の初心者で、まず楽しくわかりやすく、かつ歌舞伎らしい華やかなお芝居を見たい方は、三月の昼の部へ。

派手でめでたい「壽曽我対面」。

話がよく見えなくても、なんとなく盛り上がれます(笑)。

あはは! と思いっきり笑ってOKの「身替座禅」。

手を打って大爆笑できる古典舞踊のひとつ。

近松門左衛門の名作中の名作、笑って泣ける「封印切」。

上方歌舞伎の真髄を、現在のぞみ得る最高のキャストで堪能できます。

これは言葉、わからない心配はないよ。

そして最後に、玉三郎&七之助の「藤娘」。

この世のものとは思えない美しさに、完全にノックアウト食らいますよ。

いなせでカッコいい江戸の粋なら、「加賀鳶」。

人間国宝が三人も! 最高に贅沢な「勧進帳」。

80歳になって弁慶をやってそれで死にたい、なんて言ってる吉右衛門が主演です。

最後に再び、玉さまの踊りなのね。

個人的に大プッシュ中の米吉が出るのが嬉しいかな・・・(笑)。


四月。

ちょっと待て。

「曽根崎心中」、藤十郎の一世一代って書いてありますよね!?

本当なの、これ。

一世一代と銘打つってことは、この役を演じ納める(もう二度とやらない)という意味です。

彼の当たり役なんだけど・・・あやや。

夜の部の「一條大蔵譚」は、なかなかよくできた狂言。

吉右衛門のバカ殿は見たいですね。

そして、江戸の世話物の名作「髪結新三」。

勘三郎でこの間DVDで見たけど、幸四郎さんだとまた雰囲気が変わるんだろうなあ。

これがきっちりできる役者さんは何人もいません。




●では、

また。。。



【18/01/2014 01:53】 歌舞伎2013~ | Comments (0)

江戸とTOKYOを繋ぐもの

●19年

なのですね。

そうか。

「そんなに」と「もう」と両方あるなあ、と思いました。

あの日のことは比較的はっきりと記憶しているので、そんなに経ったのか、という気持ちのほうが強いかも。

震災の教訓、どう次世代へ継承 阪神大震災から19年

たとえば今年の新成人は、もはや自分自身のリアルな記憶としては、震災を覚えていないってことですね。

今の大学生以下、若い世代はほとんど体験して/覚えていないわけだ。

(三歳だったら、いくらか記憶にあるかもしれないけど。)

2011年の東日本大震災ですら、風化なんて言葉が聞かれるくらいです。

阪神・淡路の場合は、それよりはるかに記憶の継承が急務でしょう。

忘れたいという人もいるかもしれないけど、残しておくべき教訓も多々あるはず。

地震は単なる過去の悲劇ではなく、現在と未来の世代を守る手がかりになるから。

個々にできることは微々たるものだけど、ゼロではないと信じたい。

そうでなければ悲しすぎる。

そう思いました。




●先日の

浅草ぶらり散歩。

・・・の写真を載せてから、ずいぶん日が経ってしまいました。



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正月二日に浅草寺に初詣に行こうとしたけど、あまりの混雑ぶりに断念。

代わりに?その界隈を散歩したら、いろんな発見があった。

という話です。

今さらですが、そのつづきを。


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人混みのひどい雷門通りを避けて、少し北へ。

ちょっと歩いたところに花川戸公園がありました。


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Aというピンのあるところね。

浅草寺の東側すぐです。

ここがなんと、かの有名な怪談「浅茅ヶ原(あさぢがはら)の鬼婆」の舞台になった場所。

まったく予備知識なく、偶然にたどり着いたので驚きました。


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あたりにな~んにもない、浅茅ヶ原という名の荒れ地。

ぽつんと佇む粗末な一軒家。

そこに暮らすのは老女と若い娘。

たまに通りかかる旅人が、一夜の宿を求めて戸を叩く。

「貧しい我々にはろくなおもてなしも出来ませぬが・・・」

と言いつつ、快く旅人を招き入れる老女。

その晩―――。

・・・と、この後の詳しいお話はこちらで>>

Wikipedia 浅茅ヶ原の鬼婆

台東区ホームページ 姥ヶ池碑


なんというか、あれですね。

今この公園のある場所を見渡して、ここがかつて人も棲まない寂びれた荒野だったなんて。

とうてい信じられなくて、くらくらしました。

今では商店もマンションも建ち並ぶ、ごく普通の市街地ですからねえ。


この手のお話には豊富なバリエーションがあり、各地に類似の話が伝わっています。

ルーツは違うけど、歌舞伎の「黒塚」の素ネタも似たお話で、そこが面白い。

※こちらは「安達ヶ原の鬼婆」です。奥州のお話。


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で、姥ヶ池ね。

前述の鬼婆が、お話の最後に身を投げた池・・・は、今はありません。

かつては非常に大きな池だったみたいですが、明治の頃に埋め立てられたとか。

今はその代わりに、上の写真のとおり小さな人工池が造られています。

(中央の石碑ですが、たしかお稲荷さんだったと思う。)


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もうひとつ。

これが助六歌碑です。

察しのよい方は、「花川戸」という地名でピンと来たと思います。

花川戸といえば助六!

そう、あの歌舞伎十八番の「助六由縁江戸桜」の助六。

彼の有名な名乗りは

「・・・大江戸八百八町に隠れのねえ、
杏葉牡丹の紋付も、桜に匂う仲ノ町、
花川戸の助六とも、また揚巻の助六ともいう若え者・・・」

なんですよね。

花川戸ってのは苗字ではなく、あくまで地名だけど、まあ通称みたいなものかしら。


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写真にある通りですが、この歌碑を揮毫(きごう)したのは九世市川團十郎。

明治時代に活躍した「超」のつく名優です。

「助六にゆかりの雲の紫を 弥陀の利剣で鬼は外なり」

というのが彼の歌。

名歌かと言われると・・・悩ましいけど・・・大らかで威勢のいい縁起物、という感じがしますね。


九代目ということは、先だって亡くなった團十郎(十二世)の曽祖父。

・・・ってことになりますが、十世も十一世も実は養子なんですよね。

(十一世は十二世の実父。十二世と今の海老蔵も、もちろん実の父子です。)

だから九代目と、(わたしたちの知ってる)團十郎ー海老蔵親子とは血は繋がっていない。

そのはずなんですが、不思議なものです。

九代目のウィキなどを見ていただくとわかりますが、どういうわけか似て見える。

おもざしなのか、雰囲気なのか。

それとも単に気のせい?

(幸四郎家から養子に入った)十一代目とも似通っている気がして・・・面白いものです。

梨園は世襲の世界だけど、それよりも芸を大事にする。

脈々と受け継がれていくものがあるんだなあ、と実感します。




●花川戸公園を

後にして、もうちょっとだけ北へ。


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隅田公園をちょっとふらふらして、浅草七丁目へ。

これもまったく偶然に、公園の地図を眺めていたら、とあるものに気づきました。

「池波正太郎 生誕地」

に、記念碑があるらしい。

なにしろ池波さんは、小鳥さんの最も敬愛する作家です。

その所縁の場所がすぐそばにあるとなれば、そりゃあ見てみたいですよね。

「で、それはどこ・・・?」

というわけで。


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これが、池波正太郎の顕彰碑です。

台東区浅草聖天町、というのが住所。

さすが人気作家というべきか、周囲にはけっこう人がいました。

(といっても、浅草寺の混雑に比べたら・・・いや、比べられないか。)


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思わぬ発見に、小鳥さんもご機嫌でした。

珍しく前をむいて写真撮影(笑)。


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で、この生誕地碑。

待乳山聖天(まっちやましょうでん)の敷地の隣り、というかほとんど敷地内にあります。

「あれ、どこかで聞いたことが・・・?」


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そんなわけで、やや副産物的に訪れたのが、待乳山聖天。

本龍院というのが正式名称で、浅草寺の子院のひとつ。

ご本尊は歓喜天(聖天)という・・・これは密教の仏様か。


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浅草の七福神のひとつ。

ひと目見てわかるのですが、地元の参詣客がほとんど。

全国区(というか全世界?)に知られた浅草寺の目と鼻の先なのに、ここはものすごく・・・なんだろう。

地域に根づいた民間伝承。

非常に濃い、ローカルな信仰。

地元の人たちに長年、愛され敬われてきたご本尊なんだと悟りました。

同じ浅草でも、観光地ではない浅草。

同じ賑わいでも、観光客ばかりではない賑わい。

まるで別世界でしたよ。


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うまく言えないけど、とても素敵だった。

寺社仏閣に素敵ってのは違うと思うけど、生き生きした民間信仰。

住民の生活に密着したお寺の良さというものを実感しました。


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ちなみに、境内にはあっちこっちに大根のモチーフ。

本物の大根も売られていました。

夫婦和合、ひいては子孫繁栄のシンボルなのだそうです。


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巾着のモチーフもあっちこっちに。

これはわかりやすい、財宝=商売繁盛の願いをこめたものですね。

特別なお守りを頂きましたが、これも巾着型で、大根の刺繍がしてありました。

・・・かわいい(笑)。


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オマケは、これ。

この古~い塀、「築地(ついじ)塀」といいます。

これを見て、

「歌舞伎のあれだ! 三人吉三の!」

と気づいた人は、けっこうな歌舞伎通・・・かもしれません。

「三人吉三廓初買(さんにんきちざくるわのはつがい)」というお芝居の、有名なシーン。


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大川(=隅田川)端で、吉三郎と名乗る三人の盗賊がはじめて出会う場面。

お嬢吉三(きちざ)、お坊吉三と和尚吉三。

「こいつぁ春から 縁起がいいわえ」

という、例のアレです。

この場面に欠かせないのが、背景にある築地塀なんですよね。


「そうかあ・・・!」

実際に目の前に、隅田川がある。

で、そのすぐ脇の待乳山聖天には、本物の築地塀がある。

歌舞伎が単なるエンターテイメントではなくて、江戸の風俗を今に伝える生きた遺産なんだと。

なんかね、今さらながらそれを実感しました。

三人吉三の世界と現在は繋がってるんだなあ、って。

あたりまえのことかもしれないけど、ね(苦笑)。




●それでは

えらく長くなりました(汗)。

またね。。。


【17/01/2014 04:03】 旅★たべもの | Comments (0)

カムバックがこんなに嬉しいなんて

●結局

雪になりませんでしたね。

寒かったけど、それだけ。

ほっとしたような、少しがっかりしたような。

いや、交通だのなんだのが混乱したら困るから、降らなくていいんだけど。

でも、なんでしょう。

珍しいからなのか、雪と聞くと、なにか期待してしまう(苦笑)。

特別感があるってのは、否定できないなあ。


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こういうの、一部ネットでは「東京の降る降る詐欺」などと言われてるそうです。

北国の人から見たら、わずかな雪が降るか降らないかなのに、ニュースなんかで大騒ぎするから(笑)。

(で、降ったら降ったで、うっすら積もるぐらいで交通がマヒしたりするから。)

まあ・・・そうだよなあ。

雪が冬の日常の人と、年に一度のイベントレベルの人とでは、感覚がちがうのは仕方ない。


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ニュースで騒ぎすぎ、ってのは本当かもしれません。

関東ローカルに雪が降るかどうかという情報を、何も延々と全国ニュースで扱うことはない。

東京から発信するニュースであるせいか、首都圏バイアスはあるでしょうね。


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そういえば昔、BBCでそういう議論をしてるのを見たことがあります。

ニュース報道において、(ロンドン以外の)地方が不当に軽視されているのではないか?

・・・という投書があったらしくて。

ディベートをいくらしても、結論は出ませんでしたねえ。

ロンドンは只でさえ首都で人口が最も多く、政治経済や文化活動の中心地。

他の地方と平等の扱いにする(ニュースで同じだけの時間を割く)ってのは、それは無理じゃない?

という意見もあれば、それでもウェールズやスコットランドと同じ扱いにすべきだ、という人もいて。

喧々諤々、どっちも引かない、引かない。

これは主にニュース発信に関する議論だったけど、ドラマの舞台なんかでも同じ。

ロンドンばかりでなく、地方もまんべんなく設定に取り入れるべきだ、という話もあったと記憶しています。

「同じ扱い」と「フェアな扱い」。

どこまでが正当で、どこからが首都圏バイアスなのか。

たぶん結論は出ないと思います。




●わお!

もう彼は歌わないんだと、なんとなく思ってました。

ド派手なデビューと、今から思えばはっちゃけ過ぎた全盛期。

やりたい放題、だったもんなあ。

その後の転落と挫折と、山ほどのスキャンダル。

ドラッグやエイズで死ななかったのが奇跡みたいなものだった。

で、いつの間にか、たまに彼の噂を聞くとすれば、円盤を回してるってことくらい。

ちょっとした「あの人は今」状態だった。

・・・と、思ってました。

ボーイ・ジョージ華麗なる復活、名盤誕生

それが、まあ!

(って、この一文がすでにオバチャンくさい!)





わお、本当に驚いた。

すげ~。

鳥肌が立ちましたよ、もう(笑)。

ボーイ・ジョージ、その才能を疑ったことはない。

(子供のころのわたしが生まれて初めて手にしたレコードが、カルチャー・クラブのLPでした。)

声も曲も好きだったけど、でもなあ。

もう終わりなんだろうと思っていました。

燃え尽きちゃったんだろうなって。

いや、でもコレなんなの。

すごいよ~。





彼らしい、どこか懐かしい甘めのサウンドが、丁度いい感じにレトロ今風になってて。

で、この声!

低くて深くてきれいで、かつ昔らしいざらっとハスキーな甘さも残ってて。

まさかボーイ・ジョージの

「男らしくセクシーな声」

に、ノックアウト食らう日が来るとは、思いもしませんでした(笑)。

つか、久しぶりのお姿にもびっくり。

まあ十分キワモノに見えるかもしれないけど、それは昔からなので気にしない。

(基本、SM趣味のあるかわいいオカマちゃん、だと思ってました。)

絞りに絞って、なんかキレイになりましたよね。

あの過剰な、狂乱の80年代を経て、なぜか無事に現在に蘇ったサバイバーみたいだ。

デトックスにデトックスを重ねて、どっか神々しくさえ見える(笑)。

うひゃあ・・・(汗)。

もう20年くらい、ロクに音楽シーンなんか見てなかったわたしですが、これは気になる。

華麗なる復活かあ。

売れてほしいと、切に願います。




●では、

また。。。


【16/01/2014 02:46】 音楽(全ジャンル♪) | Comments (0)

へろへろ

●明日は

(あ、もう今日か)

雪になるのか・・・?


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そういえば去年もちょうど今ごろ、ドカ雪が降ったような。

爆弾低気圧って呼んでましたよね。

そうはならないことを祈ろう。




●風邪と

貧血気味でへろへろです。

情けない。

もうちょっと体力と気力がほしい・・・!(笑)

少しでも早く寝ればいいのに、PCの前にいちゃダメですね。

アホだあ。




●これって

凄いですよね。

NHK大河ドラマしのぐ「くまモン」の経済効果

とんでもないなあ、くまモン。

史上もっとも成功したゆるキャラ、ダントツですね。

ひこにゃんとかせんとくんとか、知名度の高いゆるキャラはほかにもいるけど、くまモン人気は世界規模。

凄いと思うのは、マーチャンダイジングの幅広さです。

たとえばひこにゃんも可愛いけど、なんていうの?

個人的なイメージだけど、ひこにゃんグッズ(ストラップでもミニタオルでもお菓子でも)って、

「ああ、ご当地のお土産ね」

という受け止め方をすると思うのね。

でもこれがくまモンとなると、すでに熊本というローカル色を超越している(笑)。

たとえばくまモンのストラップをつけていても、必ずしも

「あら、熊本に行ったの?」

って発想にはならない・・・気がしません?

ご当地キャラの限定性をはるかに超えて、単なるキャラものとしての位置を確立しちゃってる。

(歴史やスケールは違いますが、キティちゃんやミッキーと同じカテゴリー、というか。)

そこがスゴイ(笑)。

くまモン自身も、なんでもありというか、特に「熊本のPR!」だけを目的に活動してないですよね。

つか、熊本に関係ないお仕事のほうが多いんじゃ・・・?(笑)

http://kumamon-official.jp/

そのゆるさ、自由さがいいのかも。

普遍性。

ここまでの普遍性を持ったご当地キャラは、これが初めてなんだろうと思います。

そういえばわたしも、カメラやリュックにくまモンがついてるな・・・(汗)。

(熊本の某さまからのお土産です。ありがとう!)

※歳を考えろ、というお叱りのお声はもっともですが、そこは大目に見てやってください。

くまモン快進撃。

今後もがんばってほしいです(笑)。




●それでは、

またね。


【15/01/2014 03:24】 雑談☆日々のあれこれ | Comments (0)

ロジックとトリックだけでは物語にならない、と

●寒い!

なんかもうね、芯から冷える気がしました。

一日ずっと寒かった。


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雲の様子を見るだけで寒そう・・・(笑)。

成人式、そういえば雪のところも多かったみたいですよね。


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で、いよいよこの辺も雪・・・?

いやな予感がします(苦笑)。




●本田くん

ACミラン、デビュー。

試合には負けたわけだし、彼も途中からの出場。

・・・のわりには、評価が高いですね(笑)。

本田圭佑のミラン・デビュー戦にイタリア5紙がチーム最高点「不運なシュートはオスカー賞もの」

(御祝儀相場、ではないでしょう。今のACミランにそんな余裕はないから。)

惜しいシュートは凄かったけど、あんまり誉められすぎてこわいよ~。

期待がいい意味でプレッシャーになるタイプの選手だとは思うけど、でもさ。

まだまだ始まったばかりなんだから、アジャストするまでちょっと待ってほしい(笑)。

でも、待ってくれないんだろうなあ。

救世主扱いされて、今すぐに結果を出すことを求められる。

大騒ぎされたぶん、その後のパフォーマンス次第ではあっという間に叩かれかねない。

きびしいプロの世界だと思いますが、頑張ってほしいなあ。

(彼、そういうの好きそうですよね?)

それにしても、ミラノは寒そうだった。

東京とあんまり変わらない気温のようですが、あ、そっか。

今までモスクワにいた本田くんにとっては、楽勝かもね(笑)。




●感想など

「凶鳥(まがとり)の如き忌むもの」、読みました。


凶鳥の如き忌むもの (講談社文庫)凶鳥の如き忌むもの (講談社文庫)
(2012/10/16)
三津田 信三

商品詳細を見る



三津田信三の「刀城言耶」シリーズ、第二弾。

カバー絵を見てもわかるとおり、ホラー寄りの本格ミステリーです。


三津田さんの作品は、まずほとんどがホラー系。

でも、わたし自身はホラー好きではありません(笑)。

好きではないので(信じてもらえないけど)、同じ三津田さんの作品でも、ミステリーではない純然たる?ホラー作品はほとんど手をつけていません。

でも、このあたりが微妙なのですが、

「怪奇・幻想・ホラー風味の本格ミステリー」

は、好きなんですよね・・・(笑)。

わたしにとっては、

★怖がらせることが主眼の超常現象(科学的にあり得ない出来事)を描くのがホラー。

★怖~い超常現象を描きながらも、そこに最終的には科学的な、論理的な落とし前がつくのが怪奇ミステリー。

(伝説の魔物が跋扈して村人を次々と襲う! ・・・と思ったら、実際には伝説を隠れ蓑に巧妙な殺人計画を企てた犯人の仕業だった、とかね。)

という理解なのです。

つまり、まったくの別物!(笑)

・・・なんだけど、怖い話が嫌いな人にとっては、どっちも同じことかも(汗)。



ともあれ>>

三津田さんのこのシリーズ。

刀城言耶(とうじょうげんや)というのは、探偵役をつとめる怪奇・幻想作家です。

戦後まもなく(昭和30年代くらい)の日本各地を渡り歩き、民俗採訪(というよりも怪異譚蒐集)に明け暮れる放浪の作家・・・という設定。

比較的若く(20代後半)、生活に困っていない(実家がまあまあの名家、父親が高名な私立探偵)。

そしてジーンズをはいている他は、イメージ的には金田一耕助じゃないかと思います。

さて、この『凶鳥』。

文庫になった順番でいうと五冊目なんですよね。

シリーズ前作は古いほうから、

『厭魅(まじもの)の如き憑くもの』

『首無(くびなし)の如き祟るもの』

『山魔(やまんま)の如き嗤うもの』

『密室(ひめむろ)の如き籠るもの』

で、本作品よりも新しいのが、

『水魑(みづち)の如き沈むもの』

あとはまだ文庫化されてないものが二本、かな。

でもこの『凶鳥』、刀城言耶シリーズの長編としては、実際には『厭魅』のすぐ後に書かれているんだそうです。

シリーズ2作目、ってことですね。

ややこしい。

なんで古い順に文庫化してくれないのか・・・(笑)。



この作品の特徴>>

※若干のネタバレあり。

刀城言耶シリーズ作品はいずれも、タイトルどおり、おどろおどろしい伝奇ホラーテイストたっぷり。

秘境の村に昔から伝わる恐ろしい化け物だとか、決して足を踏み入れてはいけない忌み山だとか。

奇怪な因習や、謎めいた言い伝え。

つまり、コワイ。

横溝正史の世界的なこわさですね。

・・・ですが、『凶鳥』はシリーズ中では最もあっさりしてる、と思いました。

それが第一印象。

おそらくそれは、作品中の被害者たちが謎の消失を遂げるからであろうと思います。

影も形もなく、忽然といなくなってしまう。

要するに、凄惨な死体の描写などが少ない。

それがあるかないかで、「おどろおどろ度」はずいぶん違いますね(苦笑)。

そして第二印象が、

「え、本当にこれでおわり?」

・・・っていう、微妙な消化不良感。

密室で人間が次々と消えていった理由は、むろん最終的には説明されるわけですが、それらはすべて刀城言耶の推理。

明晰な論理による推理なんだけど、でもなあ。

死体がない以上、それは絶対に証明されることがない。

なんせカンペキな消失、ですからね。

犯人(と目される人物)も消えてしまった後のことなので、自白も望めない。

警察が捜査を始めて、主人公の推理が正しいことを裏づける客観的な物証を見つける・・・でもない。

それ以上ホント、どうしようもないのですね。

ここが、非常に気になりました。

「証明は以上。ほかに脱出方法はない。だからこれが正しいのだ」

という小説の流れに、納得が行くかどうか。

そこが、本作品を評価するかしないかに繋がると思います。



あらすじ>>

瀬戸内海に浮かぶ鳥坏島(とりつきじま)。

そこには、兜離の浦(とりのうら)=その周辺の漁場一帯の地名=の民の信仰を集める鵺敷(ぬえじき)神社の拝殿が設けられていた。

その拝殿の中の「大鳥様の間」に立つのは、巫女である朱音。

彼女は、鵺敷神社に伝わる特別な神事、「鳥人の儀」を18年ぶりに執り行うことにしていた。

刀城言耶は伝手を頼りに特別に許可を取りつけ、その秘儀に立ち会うことになった。

兜離の浦の青年団の代表者など、他に立会人は6名。

言耶は秘儀自体への興味もさりながら、別の目的があった。

それは、18年前の「鳥人の儀」で起きた、不可解な人間消失事件の謎を解き明かすことだった。

荒天の中、日没とともに始まった「鳥人の儀」。

そこで言耶ら一行は、想像を絶する奇怪な体験をすることになる―――。



さらに感想>>

「この世界はどこか物足りない」

とね、まず思ってしまいました。

面白い話だし、本格ミステリとしての要件も揃っている。

最後にはあっと驚かされた箇所もある。

大きな謎と小さな謎が絡み合って流れていくプロットは悪くないと思う。

でも、なんだろう?

『厭魅』や『首無』は、これでもか!という謎と、伝説と、怪奇現象のてんこ盛り状態。

いい加減お腹いっぱいだったのに(笑)、それでも一気に最後まで読ませる勢いがあった。

「こんなコテコテの妖しげな世界がどこにあるんだよ!」

と思いながらも、丁寧に描写された濃厚な世界に引き込まれ、その中で恐怖もカタルシスも味わえた。

そんな気がします。

だけど『凶鳥』には、そこまでのパワーが感じられない。

引力がやや弱いというか、世界が薄いというか。

どうしてだろうなあ。

文章中の細かいミス(編集者が手を入れて直すべき表現のダブり、もたつき、タイポなど)が目について冷めた気持ちになる・・・なんてのも、これまでは体験したことがなかった。

ミステリなんて、いったん話に夢中になってしまえば、続きを知るのが最優先。

多少のムチャ展開も誤植も、類型的な人物描写も、まあ許せちゃうものなのにね・・・?

それが今回なかった。

途中、そういえば思いがけない?冒険譚があります。

あるんだけど、そこにもイマイチ盛り上がれなかった。

言耶の発見が、どこか取ってつけたみたいで。

う~ん。

わたしの気分が乗らなかったから?

(ミステリ世界=虚構で遊ぶ気分でないとき、というのはある。)

『厭魅』や『首無』クラスの小説に慣れて、さらに大きな驚きを求めてしまったから?

それとも本当に、この作品はイマイチどまりなのか。

そのあたり自分でも判断がつきません。

うぐぐ。

そのうち、もう一度じっくり読み返さないとダメかなあ。




●それでは、

またね。。。


【14/01/2014 01:13】 書籍・マンガ | Comments (0)

石橋を叩いてるヒマがあったら進め!(笑)

●ある日の

小鳥さんとの会話。

「ケーキ食べたい・・・」
「へ?」

唐突に、猛烈にそう思ったけど、そう都合よく冷蔵庫にケーキの在庫なんかありません(笑)。

「どうしよう・・・」
「諦めたら?」
「やだ」
「・・・」

しょうがないので、自分でつくることにしました。

といっても、わたしにお菓子づくりの趣味はない(笑)。

ゆえに材料になりそうなものも、非常に限られています。

ホットケーキミックス。

りんご。

キャラメルシナモンシュガー。

・・・以上。

(あとはふつうに卵、砂糖、牛乳など。)

で、レシピ検索をしてみるでしょう?

するとこれが、結構あるものなんですね~。

「やるぜ!」

というわけで、勢いだけでつくりはじめました。

りんごは洗ってざっくりくし切り。

鍋に入れてレモン汁と砂糖をふりかけて、ごく弱火でそ~っと煮る。

煮すぎるととろとろに融けてしまうので、適当なところで火を止める。

簡単すぎる。

これだけで美味しい煮りんご♪

(冷してそのまま食べてもおいしいし、アップルパイのフィリングにもなるし、ジャムにしても、ソースにしてヨーグルトやアイスクリームにかけてもいけます。)

フライパンに煮リンゴを並べ、バターを溶かしこんでおく。

そこに、ホットケーキミックス(卵と牛乳と砂糖を加えて混ぜたもの)を注ぎ込む。

蓋をして、ごくごく弱火で10分~15分ほど焼く。

様子をみて火が通ってるようなら、そのあと5分~10分ほど火をとめて蒸らす。

で、あとは慎重にお皿にあけてできあがり。

お好みで、シナモンシュガーなどをふりかけます。



P1128640.jpg



というわけで、林檎とシナモンシュガーのケーキ。

・・・って書くとカッコいいけど、実際は煮リンゴをたっぷり乗せた巨大ホットケーキです(笑)。

見た目は・・・どうなんでしょう?

きれいに焼けたけど、写真で見るとなんか変かも。

りんごの並べ方が雑だよなあ。

そのせいで、ちょっとコショウをふったポテトとベーコンみたいね・・・(汗)。



P1128639.jpg



でも、ものすごく甘くていい匂い・・・!

誘惑に負けて熱々のうちに試食したけど、おいしかったです(笑)。

甘く煮たりんごのスライスが、蒸しパンに乗ってる感じですね。


反省点>>

タルトタタンみたいにきれいにりんごが並んでたら、だいぶ見た目がちがったと思います。

そのあたり、手抜きだった自覚はある(汗)。

フライパンじゃなくて、パウンドケーキ型を使ってたら、また雰囲気が全然かわったことでしょう。

パウンド型を使うと焼くのに時間がかかるので、躊躇してしまったのです。

最後にもひとつ、砂糖の量。

目分量だとどうしても少なめに、少なめになってしまいますね。

それでもいいんだけど、シロさんの言う通り、お菓子づくりに限っては砂糖の量にビビってはいけない(笑)。

カロリーがどうだろうと、砂糖を減らすと美味しさにテキメンにひびきます。

・・・うぐ。

でもまあ、今回はこれでいいや(笑)。

思い立ってから30分~40分くらいでできる気軽さは、それだけで十分なメリットです。

たまにはいいか、ってことで。

作りたいお菓子別!ホットケーキミックスで作る簡単スイーツレシピ100選




●寒い日の

煮込みハンバーグ。

サイコーですよね♪



P1058440.jpg



母が持たせてくれた、自家製の牛100%ハンバーグ。

どうやって食べようかと考えた末に、煮込みソースに放り込むことにしました。

目指すのは、浅草の「ヨシカミ」とか日本橋の「たいめいけん」とか、ああいう雰囲気ね(笑)。

といっても、美味しいソースをゼロからつくるのは大変です。

(というか、そんな面倒くさいことは無理。)

時間もあまりなかったので、レトルトのハヤシライス(ソース)をベースに使いました。

それをスープでのばして、タマネギなどを入れて。

パウダータイプのビーフシチューの素とか、ケチャップとかソースとかを適宜、味を見ながら投入。

あやしげな魔薬でもつくりだす気分で、けっこう楽しかったです(笑)。

盛りつけてから、インゲンとシュレッドチーズを添えて。

・・・手抜き料理とは思えない、わりとお洒落な見た目になりました。

(少しキャベツが見えているのは、前日の残りの野菜スープを流用したからです。てへ。)

浅草で一度は行ってみたいと思う老舗飲食店ランキング


ちなみに、レトルトパウチのカレーやビーフシチュー。

ハヤシでも牛丼でも、何でもいいんですけど。

特売のときに買いだめしておくと、いろいろ使えて便利ですよね。

そのまま食べてもいいけど、別の料理のベースに結構つかえます。

ひと手間加えるだけで、加工品っぽさが消えて「家庭料理」になるのがミソ(笑)。

いざというときの非常食にもなるしね。

おススメです。




●そうかなあ・・・

独身男子に「生涯未婚」危機 結婚の競争激化と条件高騰化の現実

※有料記事。無料で読めるのはサワリだけです。

個人的な感覚では、この逆。

むしろ女性のほうが、「生涯未婚」危機に怯えて東奔西走してる気がするんですけど。

ちがいます・・・?

婚活ブームって、主に女性が、数少ない好条件の男性を探してひしめいてるイメージ。

(ちまたでよく言われる年収600万円の壁とか、そういうの。)

結婚に積極的な女性と、消極的な男性。

って構図だと思ってたけど、どうなんでしょうね。

自分が女だから、そして周囲に独身女性が多いから(笑)、そう思うのか?

女性の婚活のほうが何かとニュースになる、目に触れる機会が多いから、そう感じるのかも?

【5】婚活 条件にこだわらず

むずかしいねえ。

結婚に踏み込むには、条件に囚われてはいけない。

その一方で、婚活(お見合い)はどうあっても条件から入るもの。

どう考えても矛盾していますよね。

「好きなら行け!」

というアドバイスはたしかに、結婚に迷う男女にはよいアドバイスかもしれない。

でも、でも・・・ですよ?

他方で、そもそもその根底にある、

「お互いを思う気持ちがすべて」

「恋愛がなにより大事」

という考え方。

それ自体がすでに、今の婚活中の人たちを縛ってもいるんですよね。

「希望条件はクリアし、会っていても好感度が高く、やさしい。でも、私はこの人を愛しているの・・・?」

みたいな、恋愛モードの欠如を理由に、結婚に踏み切れない人のなんと多いことか。

(そりゃ誰だって、理想をいえば、『春抱き』みたいな大恋愛を夢に見ますもの。)

「恋愛至上主義」

「恋愛脳」

なんて揶揄する人もいるけど、イマドキの人間で、この考え方をしない人のほうが少ないと思う。

それがマンガのせいなのか、ドラマの見すぎなのか、欧米の影響なのか。

・・・そんなのはどうでもいい(笑)。

「個人的な思い=恋愛感情はどうでもいい!」

と本当に、本気で思ってる人なんか、あんまりいないだろうと思います。

(ゆえに、イマドキの結婚はほぼすべて、出会いが見合いであろうと、恋愛結婚だと思っています。)

実は、だからこそ。

ここを何とかしないと、婚活の成功率は上がらないんじゃないかしら。

だって、普通に恋愛する/できる人ならおそらく、婚活市場には行かないでしょう?

恋愛がヘタだったり、臆病だったり、チャンスがなかったり。

(主として)そういう人が婚活をしてるわけです、男でも、女でも。

そういうオクテな人同士が条件ありきで出会って、それで情熱的な恋が芽生える確率って・・・?

なかなかむずかしいような気がしますよね。

「いい人だと思うけど、恋愛感情があるかって聞かれると・・・」

って、悩んじゃう人は多い。

それを(無意識でも)条件にしてしまう人、多いと思うんだ。

それが悪いとも思わない。

だけどそれって実は、ハードルを自分で上げすぎているのかもね・・・?

などと考えてしまうわけです。

もっとも、そこは男女のケミストリー。

いつ、どこでどう反応するかは、わかりませんけどね。

ひとつだけ、言えるのは>>

若いうちに行っちゃえ!

後悔なら歳をとってからでもできるから。

と、それだけ(笑)。




●それでは、

またね。。。


【13/01/2014 04:27】 社会・時事ニュース | Comments (0)

しまった・・・

●すみません

なんだかバタバタいろいろ、ありまして。

取り紛れてすっかりブログのことを忘れていました(汗)。

いや、忘れてたってことはないかなあ。

どこか気にかけてたのですが、手が回りませんでした。

心配してくださった方々、申し訳ありません。

寒くてカラカラに乾燥しておりますが、元気です。




●ちょっとした

英語(たぶん)ネタ。

ありがちな記事ですが、面白かったので。

日本人が使いがちな「NG英語」

日本語で言ってくれれば意味がわかるのに…と思うカタカナ語ランキング

ああ、わかるな~。

カッコいいとカン違いして、やたらカタカナ英語を多用する人。

ギョーカイ用語を知ってる俺ってクール!

・・・って感覚なんでしょうかね?

もちろん、たとえカタカナ連発でも、周囲がわかるなら問題はありません。

通じるのであれば、他人がどう思おうと良い(はず)。

日本語にしにくい(カタカナ英語で普及してしまっている)専門用語もあるしね。

ガバナンスとか、アカウンタビリティとか、そういうの。

(それにしても、この手の言葉は基本まんまローマ字読みなのに、なんで「conference」は「カンファレンス」で、「コンファレンス」じゃないんでしょうかね・・・? いや、どっちでもいいけど。)

でも、話し相手のことを考えずに、むやみにカタカナ多用はダメだと思うなあ。

コミュニケーションなんだもん、わかってもらえてナンボです。

「やたら熱心にしゃべってるけど、何がなんだか・・・」

と思われたら負け。

・・・だと思ってしまいます。

話がうまい人、頭のいい人ほど、平易な言葉で伝える、伝えられるものだから。

まあ、それって簡単じゃないですけどね。


ちなみに、日本人が間違いやすい英語のお話。

純粋に英単語で、という意味なら、前にも書いたこともあるアレです。

「たぶん」

という表現。

日本人の好きな、断定を避ける言い回しなのですが、「maybe」という人の多いこと、多いこと。

(やたら聞くのは、日本人にとって発音しやすいからでしょうね。)

これ、たいてい間違って使用されています。

似たような単語を、あえて大雑把に可能性の高い順に並べてみると>>

Probably
おそらく、十中八九。
可能性がかなり高いことについて、断定を避けるときに使う。

Perhaps
そういうことがあるかも、でもないかも。
どっちに転ぶかわからない、可能性という意味では半々な感じ?

Maybe
ナシとは言えないけど、可能性としてはけっこう低い。
心情的には否定に近い。

こんな感じでしょうか。

ものすごくありがちな例で恐縮ですが、

「Are you coming to the party tomorrow?」 (明日のあのパーティ、出席するの?)

と聞かれたとします。

※こういうとき「going」とは言いません。

(しいて理由を説明すると、同じパーティに招待された者同士の会話だと推察されるから。)

出席する気満々なら、「of course」とか、「you bet」。

もちろん、イエス! で十分なのですが(笑)。

たぶんそう、その予定だよ、って感じなら「I think so」、「I'm planning on it」とか、「probably」。

「うーん、わかんない(行く可能性もある)」なら、「not sure」。

「うーん、わかんない(たぶん行かない)」なら、「maybe」。

一例にすぎませんし、個人差も多少はあるけど、こんな感じかなあ。

なにが言いたいかというと、「maybe」は遠回しの「no」に近いってことなのですね。

悪いニュアンスがあるんじゃなくて、単に物事の発生する確率が低い、ってことなんだけど。

こういうのって、むずかしいですよね。

日本人には「perhaps」も「probably」も発音しにくい/咄嗟に出ないから、よけい「maybe」がクセになっちゃうんだろうなあ。

メイビーは、ノーと言わずにノーというテクニック。

にっこり笑って「maybe」なんて言われると、相手は混乱してしまう。

・・・と覚えていただければ。




●それでは、

またね。。。


【12/01/2014 20:24】 雑談☆日々のあれこれ | Comments (0)

源氏とか平氏とか

●寒い!

ですね・・・(苦笑)。

いやもう、今朝は震えが来るほど寒かった。

空気がピリピリ、そしてカラッカラ。

みなさまお元気でいらっしゃるでしょうか。

いや、でもなあ。

Niagara Falls freezes over as mercury hits -37C

Niagara Falls frozen solid? Not so fast

ナイアガラの滝すら(部分的に)凍ったという北米や、北の大地に比べたらのん気なものです。

そのはずです。

うん。


WS000107.jpg


たったのマイナス3度・・・!

まだ雪にもなってない!

と、強がりを言ってみる。

南関東、太平洋側の穏やかな冬に慣れた身には、これでも十分に寒いですけどね(汗)。




●たくさんの

励まし、慰めのお言葉ありがとうございます。

本当にほんとうに感謝しております。

個々にお返事できなくてごめんなさい。

袈裟がけにひとを傷つけるのも、守り癒し浮上させるのも言葉なんだなあ。

お会いしたことのある方も、ない方も。

ありたがく思っています。

がんばるよ~。




●またも

将棋ネタですみません。

(将棋も囲碁もわりと好きなのです。ド素人というかド下手ですけど。)

谷川九段がA級陥落 在籍連続32期

地味にショックというか、さみしくなったこのニュース。

永世名人、なんですよ。

谷川浩司九段といえば、なんというか、巨人みたいな感じ。

常勝棋士の代名詞なのです。

(羽生さんとどっちがスゴイとか、そういうのは説明できません。どっちも天才、としか。)

それがとうとうA級陥落とは・・・時代の流れなのか。

一見じっと座って考えるだけのお仕事ですが、棋士の世界って過酷です。

相当な体力や気力、集中力や記憶力などを求められるせいか、若い世代が有利であることが多い。

40代に入ると、キャリアが下降線をたどる人が多いのです。

(もっとも今もおそらく頂点に立っている羽生さんは、すでに40代半ばですが。)

谷川九段は50代に入ったばかり。

そういう意味ではピークを過ぎてるかもしれないけど、これで終わるお人じゃないでしょう。

また巻き返したらカッコいいな。

頑張ってほしいと思います。




●これ

わりと面白かったので。

日本人の姓名に関する調査です。

「東京」という名字の人は実在 4つの都道府県名の人は不在

日本に多い同姓同名3位は「鈴木実」2位「鈴木茂」 1位は?

日本で一番長い名字は漢字5文字のもの 一番短い名は1文字

「あ」という名字の人と「ん」で始まる名字の人は存在するか

http://myoji-yurai.net/

http://www2s.biglobe.ne.jp/~suzakihp/index40.html

こういうのって、ものすごく面白いですよね。

いろいろと興味は尽きないものです。


本日のマメ知識(笑)>>

鎌倉時代の武士、北条氏。

あの源頼朝を旗揚げからずっと支えてきた北条時政や、頼朝の妻の政子。

源氏直系の将軍が三代で途絶えた後、執権として幕府を支えた北条義時。

「御成敗式目」を制定した北条泰時。

二度にわたる元寇を撃退した北条時宗。

・・・などなど、優秀な人物を次々と輩出した伊豆出身の豪族。

この一族が、実は「平氏」だったというのはご存知でしょうか。

異説もありますが、一般的には桓武平氏の流れを汲むと言われています。

「え、源氏の嫡流の旗揚げを助けたのが平氏の一族なわけ?」

と思われるかもしれませんが、そうなんですよね。

当時、源氏も平氏も、ひとつ(一族)じゃなかった。

全国各地に、ルーツのちがう源氏や平氏がたくさんいて、羽振りの良い一族もそうでない一族もいたのですね。

もともと「平氏」や「源氏」というのは、天皇から賜った姓。

天皇が自分の子供や孫のうちで、将来的に天皇になる見込みの少ない者たち(母親の身分が低かったり、後ろ盾になる外祖父がいなかったり、上にたくさん兄弟がいたりね)に、「源」や「平」の姓を与えて、臣下の身分に降ろしたのが始まりです。

いわゆる「賜姓源氏」や「賜姓平氏」。

臣籍降下、というやつです。

(天皇家を脇から支える家臣にした=貴族の身分にした、というところ。)


つまり源氏も平氏も、元をただせば皇族なんですよね。

「天皇の血を引く元皇族」という、高貴な身分であったはずなんだけど、不思議ですよねえ。

時代が下がり、代を重ねるごとに地位が地盤沈下というか、なんというか。

全国各地に散って土着するうちに、武士という新たな階級のもとになった。

地方貴族になり、気づいたら天皇家や貴族に仕えるようになり、身分はフリーフォール。

いつの間にか、中央からは蔑まれる存在になってしまうんだもの。

わからないものです。

武士がいかに平安貴族にバカにされていたかは、平家物語なんかにも出て来ますよね。

よく考えてみると、皇族の末裔なのにあんまりだ(笑)。


貴族にコケにされて、いい加減にしろ!と反旗を翻したのが、平将門。

桓武天皇の五世の孫だというのが、将門のプライドの根源にあったと言われています。

いわば革命を志したわけですが、失敗しました。

貴族にバカにされて、なにくそ!と発奮して彼らのポジションを奪取したのが、平清盛。

ご存知の通り、清盛は娘を天皇に嫁がせ、孫を皇位につけ・・・というのをひと通りやりました。

これはもちろん、藤原氏のやりかたの真似っこ。

武家出身なのに武士のプライドを忘れ、貴族になっちゃった平家に「NO!」を突きつけたのが源頼朝。

頼朝は清盛の失敗に学び、「武士の、武士による、武士のための新政府」づくりに専念した。

そのココロは、貴族にコケにされることのない「実力本位」の社会の実現でした。

(この時代の実力ってつまりは、武力のことなんですけどね。)

今度は、革命の成功です。


・・・って、あれ。

しまった、また脱線してしまったわ(汗)。

なにが言いたかったのかというと、そうそう。

北条氏とか、三浦氏とか、千葉氏とか。

そういう板東の有力武士団の半分は、元をただせば平氏なんですよ。

(一方の源氏サイドは、新田氏、足利氏、武田氏などなど。)

※源氏でも平氏でもない武士ももちろんいます。

要するに同じ姓ばっかりで、それじゃ区別がつかないから、土着した領地の地名を名乗っていたりする。

つまり「名字」じゃなくて「苗字」なんです。

おもしろいですよね。

・・・ね???




●では、

また。。。


【11/01/2014 05:29】 社会・時事ニュース | Comments (0)

誰も呟いてはならぬ (なんちゃって)

●はじめて

見た、ふしぎな野菜・・・(笑)。

なんだと思います?


P1098628.jpg


けっこう大きい。

大きいほうは直径たぶん40センチくらい。

葉っぱの見た目は、寸詰まりの小松菜かほうれん草みたいな感じ。

わりと肉厚でやわらかい。

ああ、チンゲンサイにも似てるかな。

色の濃さはブロッコリー並。

なにより変わってるのが、株から生えてる葉っぱの方向です。

本来なら上へ上へと延びるはずの葉っぱが、代わりに横に広がっちゃった・・・みたいな感じ。

要はぺっちゃんこ(笑)。


P1098634.jpg


裏返すとこんな感じね。

葉っぱの広がり方は、たとえていうとタンポポの葉っぱみたいな感じ。

360度まんべんなく、横にひたすら延びている。

「変なの・・・」

ターサイ、という名前だそうです。

調べてみると、そこまで珍しい野菜ではないのかも・・・?

今週の野菜お届けセットに入っていました。

(毎週ランダムに、だいたい7~8種類の旬の野菜が届きます。中身は選べないので、まあ福袋みたいなもの。)

選べないとはいえ、普段はアレです。

ニンジンとか里芋とか、ほうれん草とかしめじとか。

要するに、ごくごく一般的なお野菜が来るんですよ(笑)。

だけどたま~に、変わり種がやって来る。

今回はこのターサイがそうでした。

「で、これ、ナニ? どうやって食べるのさ・・・?」

今の世の中、こういうときはホントに便利ですよね~。

ネットで検索すれば一瞬で、いくらでも情報が手に入りますもの。

調べたところ、案外つかいやすい野菜らしいとわかりました。

小松菜やチンゲンサイみたいな感覚で、炒めものやスープにすればいいらしい(笑)。

「よし!」

葉っぱをひとつひとつ、根っこからもいで水洗い。

ほうれん草のように根元に泥がついているので、けっこう時間がかかりました。

だけどあとは、フツーにフライパンに放り込んだだけ。

ニンジン、ひらたけと一緒にかるく塩コショウして、ざっと野菜炒めね。

そのままじゃ寂しいので、上からとろ~んと豚肉そぼろあんかけ。

ボリュームが増えてメインになってくれるのがいい(笑)。

美味しかったです。

あくもえぐみもないターサイは、食べやすい味でした。

味と食感も、まあ、小松菜とチンゲンサイの中間みたいな感じ。

「またひとつ、勉強になったわ・・・」

見慣れない野菜、わりと楽しいです。




●えっと・・・

ゴールデン・ボンバーのあれは、お気の毒でしたね。

ボーカルの何とかさんのお引越を、よりによって業者がばらしてしまった事件。

縁もゆかりもない方ですが、さすがに腹が立ちました。

何が怖いって、そりゃもちろん。

よりによって引越業者が、有名人の個人情報をいとも簡単にツイッターで晒してしまうこと。

しかもその本人に、個人情報を漏洩したという自覚がないこと。

(それもハタチのアルバイトくんじゃなくて正社員、管理職なんですって?)

「何を考えているんだ・・・」

ホント、ゆるい脳みそってこわい。

特定の人物が、特定の日に引っ越しをするってこと。

それ自体が個人情報だということが、わからないだなんて。

それが漏れたら、仮に住所をばらさなくても同じこと。

芸能レポーターもストーカーも、彼を追いまわして新居を見つけることができてしまう。

冗談じゃない、ってところでしょう。

というか、それ以前に。

引っ越すってこと自体、ひとに知られたくないものでしょうに。

(たとえばですが、マスコミの張り込みや偏執的なファンの待ち伏せがイヤで、あるいは恋人と一緒に暮らしたくて、それで引越するのかもしれないのに。)


引越業者や宅配便、郵便、電気、ガスや水道などの業者さん。

ピザのデリバリーのお兄さんだってそうですね。

こういう人たちは当然のことながら、個人の家に出入りする。

もちろん、芸能人の家にも。

名前も住所も電話番号もみんな知ってるわけで、だから余計に、情報の取り扱いに敏感になるはず。

それなのに、なんでまた。

こんな愚かしいことが起きるんだろうなあ。

かわいそうに、その歌手はあわてて引越をキャンセルしたらしいですね。

本当なら今日いまごろは、新居に足を踏み入れてたかもしれないのに。

荷造り終わっちゃってたら、今のうちも暮らしづらいかもなあ。

というか、賃貸なら契約上、もう出て行く日とか決まってるんじゃ・・・?

新居のほうだって、入居日とか決まってるかもしれないし。

いや、それよりも今回こんな事があった以上、その新居に移るのも嫌になるかもしれない。

(ツイッターでばらしたアホ社員は当然、その住所を知ってるわけだから。)

ケチがついた、っていうか。

もしかして、新たに引っ越し先探し・・・?

まあたしかに、お金のある有名人のことですけど。

でもこれ、お金の問題じゃないよなあ。

「有名税」だからといって、何でも受け入れられることじゃないでしょう。

ほんと、可哀相だ。


で、そのアホ社員。

まっとうな会社なら、懲戒解雇されてもおかしくないと思います。

ただでさえ、利用者のプライベートに深くかかわる引っ越し業。

信用が失墜したらやっていけないでしょう。

役員クラスが血相変えてお詫びに飛びまわってると思うけど、どうなることやら。


最後にもうひとつ。

今回のこのツイッター(バカッター、とも)事件。

ニュースへのリアクションを見ていると、本当にわからない人も多いのね。

「住所ばらしたわけでもないのに、なんで大騒ぎになってんの?」

的な感想も少なくないらしい。

皮肉で言ってるならいいけど、どうもホントに、本気でわからない人もいるようです。

ああ、なるほど。

プライバシー尊重だとか、個人情報の保護だとか。

イマドキみんな簡単に口にするけど、それが具体的に何を意味するのか。

「Aさんが今日お引越するって~」

というのがなぜ、さらなる個人情報の漏洩リスクに結びつくのか。

それを理解しない人、納得できない人は結構いるのね。

想像力(の欠如)・・・の問題、なのかもしれません。

こういうことがあるかもしれない、ああいうことに繋がるかもしれない。

それを、リアルなリスクと捉える人と、考えすぎだと一蹴する人。

誰もが納得する説明は、できないのかもしれないね。。。




●これは

えっと・・・(汗)。

神社ガール増加中 参拝ツアー、ご朱印帳…

すみません、わたしも好きです。

昔からずっと、寺社仏閣だの仏像だの好きですよ(汗)。

ご朱印こそ集めてないけど、神社はけっこうめぐってるしなあ。

ここんとこずっと出雲とか、行きたくてしかたないしなあ。

ブームの存在すら知らない頃からやってても、ブームに乗ってることになるのか(笑)。

あるいは、わたしみたいな変なのが(実は)多いからこそ、ブームが形成されるのか(笑)。

自分でもわかりませんね・・・(苦笑)。


「わたしは違う! 流行とか関係ない! 昔からずっと好きだった!」

喚いてみても、ときどきあれっと思います。

「歴女」ブームに、カメラ女子。

おまけに今度は神社ガール・・・?

(ガール!?)

なんかもうね、結局わりとみーはーなんじゃないの?

・・・などと、呟いてみる。

自虐ネタですね。




●それでは、

また。。。


【10/01/2014 03:00】 社会・時事ニュース | Comments (0)

辞書とか歴史とか

●全国的に

とても寒くなるそうですね。

9日夜から全国的に厳しい寒さ

今ふってる雨も、冷たいもんなあ。

予報では、早朝にはみぞれに変わるという説も。

ひええ。

米 20年ぶり寒波で各地に被害

北米の凄まじい寒波も、他人事ではありません。

昔、アメリカ中西部に暮らしたとき。

マイナス15度ってのを体験したけど・・・今、NYがそんな状態なのですね(汗)。

(イリノイのド田舎ではまあ、そこまで珍しい事態でもなかったらしい。)

寒いというより、痛かったのを覚えています。

指の感覚はあっという間になくなるし、睫毛も鼻の中もパキパキに凍りますよね。

どうぞみなさま、あたたかくお過ごしください。




●泣き言に

激励コメントと拍手をたくさん、ありがとうございました。

構ってちゃん丸出しで申し訳ない。

めげて小説を書く気(書きたいという気持ち)を失ってますが、がんばります。

もうちょっと・・・!




●癒しの

食べ物、かなあ。

前にも書いたかもしれませんが、高原牛乳100%ドーナツ。


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なんというか、これ以上なくシンプルな味。

とにかく美味しい(笑)。

ふんわりしっとり、じゅわり、でもしっかり歯ごたえもある。

素朴でパッケージも簡素ですが、そこがいいなあ。

難点があるとすれば、気がつくと食べすぎてるところでしょうかね(汗)。


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最近なぜか復活したブームが、オートミール。

(日食ブランドがお気に入りね。)

イギリスでは朝ときどき食べていました。

ミルクと水を適当に混ぜて、さらさらのオーツにかけてレンジでチン!

※ラップ必須。それでもたまに吹きこぼすけど。

あっつあつのボウルから漂うあの香りが、たまりません(笑)。

ふわ~んと、癒し系の匂いですね。

レーズンでもナッツでもシナモンシュガーでも、添えるのは何でもいいけど。

わたしは実を言うと、単に塩をふって食べるのが好きです。

つまんないといえば、つまんないですね(汗)。

お粥を食べるのとまったく同じ感覚。

量が多いと飽きるかもしれませんが、おススメです。

冬はシリアル+冷たい牛乳が辛いという方には、もしかしていい変化球かも。




●辞書って

本当におもしろいですよね。

三省堂国語辞典:用例の「7美人」消え…6年ぶり改訂

子供のころは、辞書ごとの「個性」なんか知らなかった。

気づかないし、考えもしないし、そもそも辞書にそこまでの思い入れがありませんでした(笑)。

辞書は好きなんですよ。

国語辞典、英和辞典、漢和辞典。

昔も今も好きで、ヒマさえあれば眺めてましたけど、でもなあ。

子供にとって、辞書はなんというか、生活必需品なんですよね。

そこにあってあたりまえ。

そのわりには無頓着で、与えられたもの/あてがわれたものに疑問も持たなかったと思います。

収録語数くらいは気にするけど、それ以上は比較するという発想すらなかったかも。

(英語の辞書の場合、「学習用」かそうでないかで、えっち系の単語が載っていたりいなかったりする・・・ってのは、どこかの時点で気づきましたけど。てへ。)

大人になるとそのあたり、辞書にも随分こだわりができますね。

紙の辞書でも、電子辞書でも。

英語の原典がイギリス系か、アメリカ系かも気にするし。

法曹、金融、証券、IT関連、医学用語などが入っているかどうかは、大問題だったりします。

※あ、みんな英和&英英辞典の話ですね。


この、三省堂の国語辞典のニュース。

「用例を現代の生活にかかわりがあるものにアップデートする」

という発想は、いいと思うの。

やたらとPC(=politically correct)に走る必要があるかどうかは、別問題ですけどね。

それから、新語。

ネット用語を中心に、新しい言葉を収録するのはいいと思う。

それを怠ったら、辞書はいずれ生活に「関係ない」ものになってしまうから。

でも、何をどのくらい扱うかは、難しい判断だろうなあと思います。

だって、辞書に採録されるされるってことは、「お墨付きを与える」ことに近い。

編集者にそこまでの意図がなくても、そう思う人は少なくないでしょう?

たとえば、ほら、「w」。

笑いを表現するネットスラングで、今じゃかなり浸透してる(と思う)。

それを収録した辞書も存在するわけですが、さて。

「ほら、辞書に載ってるもん! 辞書を編集したおエライ先生が認めたんだもん!」

だから日本語としてアリ。

使うことに問題はナシ。

公式な文書にも、論文にも稟議書にも使っていいと・・・思う人がいたら?(笑)

「んなアホな」

と思うかもしれませんが、実際そのうち、こういう問題は出て来ると思うなあ。

(今でもすでに、大学の論文やレポートに顔文字を使う学生がいるって話題になってますもの。)

あ、もちろん!

わたしは別に、「w」を辞書に載せるなと暗に言いたいわけじゃないですよ。

ネットスラングを知らない世代のためにも、ある程度は載せたほうがいいと思ってます。

でも、「辞書にある」ことが何を意味するか。

それを考えると、新語の収録には慎重であるべきだとは思う。

辞書を編む作業って大変だろうなあ、と思います。




●こっちは

歴史の授業のお話。

日本史、高校での必修化を検討…中教審諮問へ

いやあ、知らなかったわ。

日本史が選択科目だったのは、わたしの高校の頃も同じ。

でも今って、世界史が必修科目なのね・・・(汗)。

※ちなみにわたしは世界史選択。大好きな科目でしたが、世界史受験はちょっと大変だった。

日本史ではなく世界史が必修ってのはちょっと、意味がわかりません。

「海外で活躍する日本人が増える中」

「国際化への対応を」

っていうのが目的なら、まずは自分の国の歴史を学ぶべきでは?

なんか本末転倒のような気がする。

(そしてとっても日本っぽい。)

世界史もやるべきだと(個人的には強く)思うけど、それはまず先に、日本史の知識あってこそでしょう。

時間的にどっちかしか必修にできないというなら、日本史・・・じゃないかなあ。


さらにいうと、日本史はちゃんと現代までやるべきだと思います。

古代史~中世史とか、そりゃあたしかに面白いですよ(笑)。

でも、たいてい日本史って、江戸時代とか明治維新あたりでタイムアウト。

授業のコマ数が切れてしまって、近現代がおそろかになる傾向がありません・・・?

それとも、それは昔の話かしら。

せっかく辿って来たなが~い歴史の道筋が、結局いまの日本に繋がらないまま、高校を卒業してしまう。

それは本当にもったいない。

聖徳太子や織田信長も大事だけど、きな臭い現代政治の理解は社会人に必要だと思うのよね。

と、まあ。

これはオバチャンの繰り言です(苦笑)。




●それでは、

またね。

【09/01/2014 01:50】 社会・時事ニュース | Comments (0)

一回おやすみ。

●なんか

いろいろとあってぐったり。

なのです。

少なからず気力減退中。

サイトやブログやってると、常にいいことばかりじゃないよなあ。

(良いことのほうがはるかに多いけど。)

・・・ううう。

最近めったにこういうこと、なかったのですが。

たまたま重なってしまったせいか、どうも棘が痛いわ。

言葉のつぶてと距離の感覚。

もう。




●そんなわけで

おやすみなさい。。。


【08/01/2014 03:38】 雑談☆日々のあれこれ | Comments (0)

松の内をすぎて・・・

●TBのお題から

「お米をつかった料理ナンバーワンは?」

えー。

それって普通に、おいしく炊いたあっつあつの白飯じゃないの?

サイコーでしょ?

どう考えてもそれが究極のような気がします(笑)。

(ただし個人的に、卵かけごはんだけはダメなのです。生の卵はちょっと苦手。)

白いご飯を「料理」と呼ぶのが適当かどうか、それはわからないけど。

それ以外なら、わたしはお赤飯ですね~。

いろいろ炊き込むご飯は何でも好きだけど、お赤飯は特に好きかも。

もち米ブレンドして、もっちりおこわ風に。

あああ、書いてるだけで食べたくなります(笑)。

それ以外・・・?

おむすび、かな(笑)。

具はなんでも好きですが、超!定番の鮭、梅干、昆布、明太子あたりで。

塩だけってのもシブいですね。

なんか、あまりにもスタンダードですね(汗)。

今日は正月七日。

本来ならば、七草がゆの日ですね。

お粥もそういえば好きだなあ。




●ACミランに

移籍した本田くんのミラノ到着の様子。

ニュース動画で見ました。

なんなの、あれ(笑)。

どこの大スター様のお通りなのかと、空港のパニックぶりを見て驚きました。

すげえな~。

あんなにビッグな人だったの?

話題性は十分だし、ああいう派手な演出の似合う人なので良いとしましょう。

あとは、期待値に見合う活躍をするだけ!(笑)

がんばってほしいと思います。




●そういえば

NHK紅白歌合戦の視聴率。

今ごろ知ったのですが、あれ、ちょっとずるい気がしますね。

昨年の最後の最後で、(それまで年間視聴率最高だった)『半沢直樹』を抜いた!

・・・って話題になってたけど。

でも紅白全体の視聴率は、40%ちょっとだそうな。

ニュースを間に挟むことで第一部、第二部とわけて、(視聴率の伸びがちな)後半部分を別番組扱い・・・?

第一部の視聴率が36.9%で、第二部が44.5%なので、平均すると40.7%。

『半沢直樹』の最終回が、42.2%だっけ。

「あれ、『半沢直樹』抜いてないじゃん・・・(笑)」

うまく工作したなあ、と思うし。

やられたなあ、とも思う(苦笑)。

(昨今の)紅白大っきらいで、『半沢直樹』を熱心に見てたわたしからすると、もやもやしますね。

だって、本音をいうと、視聴率なんかどうでもいい(笑)。

普段そんなの気にもしないし、算出方法の瑕疵も知ってるつもりです。

ネタにはなるよねって、その程度。

でも、『半沢直樹』よりも優秀なコンテンツがここにある、みたいな言い方をされるとさ・・・?

それは違うでしょう、と思ってしまうのですね(汗)。

す、スルーすればいいのに・・・(苦笑)。

まあ、じり貧の紅白にしてみれば、

「年間最高視聴率を、民放のドラマに譲るわけにはいかない!」

って意気込みがあったんだろな、と思いますが。

まあ、いいさ。

2013年のテレビ番組で、長く記憶に残るのはどっちか。

言うまでもないことでしょうから。


ところで>>

視聴率つながりで、これ。

「軍師官兵衛」初回視聴率、20%割れ

ありゃりゃ、意外にも?低いスタートですね。

「鉄板」の戦国時代だし、ジャニ主演だし、そこそこ数字を取れるのかと思ってました。

中身を見てないので、なにもコメントできないけど。

どうしてこんなイマイチの数字になったのか、興味はあります(笑)。

黒田官兵衛(わたしにとっては黒田如水)という人、どのくらい一般的な知名度があるんだろう?

歴史オタクならともかく、フツーの人は知ってるかな?

(歴史にちょっと詳しい人にとっては、たまらなく魅力的な存在だと思います。)

八重よりはマシだけど、清盛ほどの有名人ではないような。

信長、秀吉、家康クラスは別格としても、思ったほど知られてないのかも?

NHKはそのあたり、彼がどんな人だったのか、事前に十分に説明してたのかしら?

それとももしかして、今回もファンタジー路線なのか・・・?

(ふわふわファンタジー時代劇は、「江」でさんざん酷評されたんだけどね。)

あるいは、ここ数年の大河ドラマ不振で、コア視聴者層が離れちゃったのか・・・?


重厚な昔ながらの大河ドラマ。

高齢者の懐古趣味と言われようと、それが王道だと思うんだけどね。

でも、次の大河(吉田松陰の妹!?)を見る限り、

「こりゃダメだ・・・」

としか思えない。

(番組が始まる一年も前から、失敗すると確信できる作品ってのも珍しい。)

NHKはいったい、何を目指しているんでしょうね?

大河ドラマのブランド=信頼感を何年もかけてぶち壊して、何を成し遂げたいのかなあ。

それがよくわからない。

実験的な取組みはいいけど、コア視聴者層を落胆させ、新しい視聴者層の確保にも失敗してる。

映像の超リアリズムは、「清盛」や「龍馬」で批判された。

(日曜の夜8時に、迫真のリアリズムなんか求められてない、という現実。)

若い女の子を主演に据えて、激動の時代をけなげに生きる・・・ってのなら、

「それ、朝の連続テレビ小説でよくない?」

って思うしね。

骨太の原作を元にした、一年間きちんと主役を張れる主人公を選ぶ。

(時代劇=過去の出来事である以上、その主人公はたいてい男性になりますね。歴史の必然というか。)

・・・それが、なぜ出来ないの(笑)。

日本史上、ホントに第一線で歴史の流れに直接かかわって来た女性って、非常に限られると思う。

卑弥呼。

推古天皇。

持統天皇。

北条政子。

・・・とか、そのくらい・・・?

北の政所おねね(秀吉の奥さん)や春日の局ですら、歴史の表舞台で活躍した、とは言えない。

藤原薬子とか東三条院(藤原道長のお姉さん)、丹後局あたりじゃ、まあ、一年もたない(笑)。

静御前や健礼門院、お市の方は、悲劇のヒロインってだけ。

巴御前はカッコいいけど、やっぱり一年は無理。

要するに、女性を真ん中に据えようとするのに無理がある。

「江」がまさにそうだったように。

歴史の中で、女性の役割はどうしたって限定されてたんだから、それをなかったことにはできない。

イマドキの男女平等意識に沿うように、今の感覚で描こうとするのが間違ってると思うのね。

・・・もっとも、なあ。

最近ちらほらと、モダン感覚というか、ポップな時代ものが増えてますよね(汗)。

時代劇とトレンディドラマを混ぜたような、歴史改変モノというか、SFっぽい時代劇というか。

ああいう路線、もしかして狙ってるんだろうか?

だったらイヤだなあ・・・(汗)。




●では、

また。。。


【07/01/2014 03:52】 オペラ・演劇・映画 | Comments (0)

帰って来ました

●ひとまず

実家から戻って来ました。

あふ、たのしかったけど疲れた・・・(笑)。



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お雑煮のおすましの味、なんか特にそうだけど。

実家の味にはホント、かなうものはありません。

キャリアがちがうし、素材がちがう。

そしてもちろん、母の味に舌が、体が慣れているってことでしょうけど。

とっても月並みですが、うちの味。

サイコーにおいしいです。

おふくろの味にはいつも完全降伏(幸福)です・・・(笑)。

「おいしいよ~」

なんかもうね、涙が出ます(苦笑)。



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あ、ところで>>



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どっかネットで拾ってきたのですが、これ、面白いですね。

丸餅+白味噌エリアくらいは知ってましたけど、全国でこれだけバラエティがあるとは。

小豆汁とか、あんこ入りのお餅とかになると、

「ホント!?」

見たことも聞いたこともなくってびっくり。

わたしには想像もできない、ゆたかな世界が広がってる気がします。

これに、家庭それぞれの好みのアレンジがあることを考えると、お雑煮の可能性って無限大ですね(笑)。

全国のバラエティ、みんな制覇してみたくなります。



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ちなみに、我が家。

ごく一般的な関東風・・・だと思います。

おすまし汁に、焼いた角餅。

出汁は昆布+かつお、小さめに切った鶏肉。

あとはなると巻、三つ葉、柚子の皮を細かく削ったもの。

(ああ、もう、書いてるだけであのふわ~んといい匂いが・・・!)

ここ数年はこれに、紅白の小さな・・・あれは、なんだろう(笑)。

出雲のとある蒲鉾屋さんがつくる、ひと口サイズのお団子のようなもの。

かまぼこ的な、要するに魚のすり身をつみれのように丸めたものです。

完全に無添加のものすごく美味しいモノで、何年か前に気まぐれで買った母がはまりました。

ただでさえボリュームのあるお雑煮が、この紅白ボールのせいでよけいにたっぷりと・・・(笑)。

美味しいから、いいけどね。


ついでに>>

ありがちな話ですが、帰りがけに山ほど荷物を持たされました。

これもきっと、帰省あるあるですね。

黒豆や昆布巻きはまあ、予想はしてましたけど。

それ以外にもジャムから、和牛ハンバーグから、柚子やレモンなどなど。

なんの脈絡もない、ランダムな余剰物(笑)がいっぱい。

里芋と夏みかん(うちの庭になっている)は、重くて持てないのでお断りしました。

(きっと、あとで段ボール箱で送ってくると予想。)

ものすごくありがたいことだと自覚してはいますが、大変でもありますね(苦笑)。



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両親はところで、日光でお正月を過ごしたそうです。

素敵なホテルでのんびり。

いいなあ、と思いますね(笑)。

どうやら日光という場所は、お正月(というか厳寒期)はオフシーズンらしい。

にぎわってはいたけど、春や秋に比べると人は少なかったとか。

(もっとも今は、東照宮など大がかりな修理中だから、それで人が少ないのかも・・・?)

栃木のお雑煮は、けんちん汁風だったそうです。




●もうひとつ

実家ネタ。

どういうわけか昔から、両親はわたしが(というか子供は)

「イマドキのことなら何でも知ってる」

・・・と思っているんですよね(笑)。

流行だとか、今ブレイクしてるタレントとか、何でも。

(親よりは)情報に敏感であるという意味では、間違ってはいないかもしれないけど、あれってなんでだろうなあ。

新聞や雑誌で、あるいはテレビなどで、知らないことが出てきた場合。

それがウィンドウズ8であろうが、流行語大賞であろうが、

「○○(わたし)に聞いてみよう!」

と、とりあえず思う傾向があります(笑)。

まあ、それはいい。

実際に話題になってることであれば、詳しくないにせよ、知ってる可能性は高いから(笑)。


「そういえば、あの人」
「どの人?」
「片岡孝夫のところの、ほら」
「あー、愛之助ね。片岡愛之助」
「そうそう、その愛之助よ」
「愛ちゃんは孝夫ちゃんのお兄さんの息子だよ。養子だけど。孝夫ちゃんから見ると甥っ子」
「あら、そうなの。でも、そっくりじゃない」
「うん、まあ、それは・・・(笑)」

(どうやら母は最近、週刊誌で愛之助のインタビュー記事を読んだらしい。)

「で、愛ちゃんがどうしたの?」
「今ものすごく人気なんですって?」
「そうだよ。去年ほら、前に言った『半沢直樹』ってドラマに出てさ、すっごいブレイクしたの」
「へえ、そうなのー」
「他に石丸くんとかも出てたけどね、舞台での彼らを今まで知らなかった層に、すごく受けたんだよ」
「石丸くんを知らない人なんているの? あんなに有名なのに?」

(両親は昔から劇団四季の会員です。ミュージカル大好き。)

「あ、思い出した。そのドラマってあれよね?」
「なに?」
「今でしょ、って流行したんでしょ?」
「あー。それは別(笑)。今でしょはなんか、塾の先生の台詞だったと思うけど・・・」
「そのドラマとは関係ない?」
「ないない」
「じゃあ、なんだっけ・・・」
「『半沢直樹』は、主演の堺雅人の台詞で、やられたらやり返す、倍返しだ! ってのが流行ったの」
「反返し???」
「・・・反返し(爆)。いや、お香典じゃないから」

(母、ちょっと耳が遠いかも。わたし、『半沢直樹』のあらすじを説明する。)

「あら、ふふふ! それじゃ反返しじゃダメね」
「うん。復讐にならないよ・・・」
「でも銀行マンが倍返しって、言っちゃいけないでしょう」
「うん?」
「お金を貸して、それで倍返しを請求したら・・・」

(最後のは、すべったけど冗談のつもりだったらしい。)

・・・などなど。

お香典やお祝を律義に反返しする半沢直樹。

それはそれで、まあ、堺雅人っぽくていいかもね(爆)。

で、こんな会話に終始したので、結局ドラマで愛ちゃんが何の役をやってたのか。

なんでそんなに受けたのか。

説明しないままに、話が流れてしまいました(苦笑)。

もっとも金融庁の検査とか、オネエ言葉とか。

効率よくきちんと、親に説明できるという自信はないです・・・(汗)。




●最後に

そういえば、1月3日の夜だったかな?

海老蔵を追いかけるドキュメンタリー、放送してましたよね。

http://www.ntv.co.jp/ebizo-kabuki/

運よく父に録画しておいてもらったので、実家で見ることができました。

いやあ、おもしろかった。

好きや嫌いを超越したところで、あの人はすごいや。

ものすごい運命を背負って生まれてしまった人間の生き方。

梨園の中枢に生まれるということの特殊性。

そして海老蔵の持つ、隠しようのない天性のスター性。

・・・そんなもんを堪能しました。

團十郎とのエピソードもよかったし、「親友」愛之助の扱い方も面白い。

海老蔵のような孤高のポジションに生まれると、同世代の御曹司仲間とどれだけ親しくても。

(染五郎とか、菊之助とかね。生まれた頃からのつきあい。)

いや親しいだけに、逆に友だちづきあいなんかそうそう出来ない気がするのね。

その点、愛之助はちょうどいいんだと思う。

包容力のあるちょっと年上の同業者で、だけどライバルにはなり得ないし、必ず海老蔵をたててくれるから。

(相性がいいのは事実だし、個人的にホントに好きなんだと思ってますが。)

そして奥さんと子供たちのカワイイこと(笑)。

あんだけ美形の子供たちってのもめったにないよなあ、と思いました。

奥さん、ぽよよんと可愛い上に、あれは凄いね。

実は傑物なのではないかと、映像を見ていて思いました。




●それでは、

またね。。。


【06/01/2014 04:51】 歌舞伎2013~ | Comments (0)

ぷち帰省中

●両親に

新年の挨拶に。

今さらですが、ちょいと実家に出かけております。

久しぶりの帰省。

緊急召喚、とも・・・(笑)。

「アナタが来ないから、いつまで経ってもおせちが減らないわ!」

栗きんとん、アナタがつくってくれないからないのよ。

年末に買い込んだお刺身も、とんかつも、ウナギもあるのに、どうしてくれるの?

・・・という、母のありがたい電話(意味不明、苦笑)。

なんというか、波状攻撃のようです。

「いつ来るの? もう、ホントに遅いわね」

昔からホント、とろい子なんだから。

・・・いや、あの、お母さま。

わたしは帰省を自粛したんですよ(苦笑)。

今年のお正月は、お二人でどこぞの高級ホテルに出かけるから、

「アナタが来ても誰もいないし、な~んにもないわよ?」

ってわざわざ念を押したのを、覚えていらっしゃらない・・・?(汗)

三日の午後三時ごろに電話を寄越して、

「で、いつ来るの? 今来れないの? どこにいるの?」

って、なんてワガママ(笑)。

そんなにすぐには行けないって。

「あれもこれも、それも、いっぱい話したいことがあるのよ~」

まあ、元気なことはよいことです。

二ヶ月ほど会ってないので、ちょっと親孝行して来ますね。




●ところで

センスの問題。

これ、どれがいちばん収まりがよいと思いますか?


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なんか、みんな変かも(汗)。




●では、

また。。。


【05/01/2014 01:46】 雑談☆日々のあれこれ | Comments (0)

もやもやの行方

●有楽町の

火事は、見ていてぞわぞわしました。

うすら寒い感じね。

よ~く知っている場所だけに、なんというか、あの燃えっぷりが怖かった。

報道を見る限り、死傷者がないのが不幸中の幸いでした。

(でも、となると、火元は・・・?)

それにしても、ネット上にあふれる(素人の撮った)画像の多いこと、多いこと。

駅のホームからも見えたようだし、ある意味あんな都心じゃ避けようもないけど、すごいですね。

ケータイ(というかスマートフォン)時代ならではだよなあ。

昭和っぽい表現でいうと、国民総レポーター時代。

(それ自体は、もう何年も前からとっくにそうだと思いますが。)

野次馬、なんて言う人もいるけど、ふと思ってしまうのよね。

プロの報道機関と素人レポーターの境目は、どんどん曖昧になってるんじゃないかなあ、と。

※もちろん野次馬が、たとえば消火活動の邪魔になったりしたらダメだと思うけど。

(でもそれは、われ先にと駆けつけて可能な限り最前線でレポートしたがる記者さんだって、基本的には同じだよなあ・・・って気もします。)

即時性と、(多分)バイアスなき視点。

そこだけはもう、専門家も敵わない領域だという気がしました。


そういえば>>

【炎上】新幹線乗客「年寄りをグリーン車に乗せて」ツイートし炎上

火災の余波のひとつが、これ。

なんというか、まあ、よくある話ではあるけどね。

本当にこういう炎上騒ぎって、毎日どっかしらで起きるんだなあ。

このツイートをした人は、まあ、いい人だ(笑)。

いい人の振りをした人かもしれないけど、そこまで深読みはせずにおこう。

少なくとも悪人じゃない。

同時に、おせっかい。

そして、ちょっと冷静になればわかるけど、はた迷惑な正義感の持ち主でもある。

自分が正しいと思い込むと、とにかくダーッと突進しちゃうタイプかもね。

彼女のコメント、心情的にはわかる(笑)。

わかるけど、でもあんまり賢い行動をとったとは思えないよなあ。

彼女のツイートに噛みつき、炎上させる方も大人げないけど。

(赤の他人の失言に飛びつき、過剰なまでに攻撃する心理は理解できないよ。)

わたしだったらどうするか、ちょっと考えてしまいましたけど、実は単純です。

基本的には、何もしない(笑)。

お年寄りでも子連れでも、ふつうの状態ならば、わざわざ手を差し伸べる理由がないと思うからです。

新幹線の立ち往生は災難ですが、つらいのはみんな同じ。

通常の社会通念と良識をもったオトナであるなら、自分の面倒は自分で見るはずでしょう。

そもそも立っている=自由席。

年末年始のこの時期に指定席を取ってないんだもん、座れないリスクは覚悟の上だろう、と推察します。

もしも立っているのが辛いなら、グリーン席に移動すればいい。

多少のお金を払えば、ホントに空いてるなら席にありつけます。

それもしないで自由席に留まっているなら、何もいうことはない・・・よなあ。

冷たいですかね(苦笑)。

あ、もちろん、何時間もの遅延のせいで、具合が悪くなった人がいるなら話は別ですよ。

「自分で自分の面倒をみる」ことができない状態の乗客がいるなら、もちろん手助けはします。

そういう状況なら、

「病人をどこか空いてる席に座らせてもらえないか」

と車掌さんにお願いする、ってのも頷ける。

それ以外ならば、特になにもしないような気がします。


だってこういうの、キリがないんですよ(汗)。

車掌さんにしてみれば、よほどの事情がない限り例外はつくれない、と思うことでしょう。

お年寄りだから、子連れだから。

睡眠不足だから、貧血だから、手や足が痛いから。

・・・確かめようがないし、個々の事情すべてに配慮するのは不可能だろうなあ。


たとえば>>

少し事情がちがいますが、こんな例。

満員の通勤列車で、自分が座っているとする。

そこに、マタニティマークをつけた女性が乗りこんで来るとします。

席、譲りますか・・・?

気持ち良くスパッと立って、どうぞってにこやかに言えればいいんですけどね。

たまのことなら快く譲るけど、もしもその女性が、毎日おなじ電車に乗り込んで来たとしたら?

毎朝アナタを見つけて、アナタの前に立つとしたら・・・?

昔、そういう体験をしたことがあります。

自分は座って通勤するために、早い時間からホームに並び、やっとの思いで席を確保してるのに。

それを赤の他人に、当然のように譲らないといけないの・・・?

・・・とか、まあ。

こういう類の経験をすると、心がササクレます(苦笑)。

世の中の見方が冷めてしまうかもしれません。

親切にしたいという気持ちはあっても、それを利用されるともやもやする。

断ったり無視したりすると、今度は自分がヘタな罪悪感に悩まされる。

いや~なもんです。

これ、状況は違うけど、冒頭のツイート女性の発言と重なります。

うむむ。

それでも常にニコニコ、他者にやさしい自分でいられるか・・・?

正直、自信はありません。




●これは

ちょっと面白いネタ。

外国人が日本に来てびっくりしたものとは?1位「トイレ擬音装置」2位「自動販売機の種類が豊富」

あるある、ですね(笑)。

自販機ネタは多いなあ。

ちょっと前までは、

「子供でも、いとも簡単にタバコやお酒を自販機で買えるなんて!」

ってね、よく外国人に驚かれたものです。

今はそこまでゆるくないけど、それでも欧米よりは易しいのかな・・・?

(逆に海外で日本人はよく、若く見えるせいでお酒を売ってもらえない、なんて話がありますね。)

トイレはもう、十分にネタですし。

ネイルアートとか、女性の茶髪に関するコメントもよく聞くなあ。

さらさらストレートの黒髪美人、に憧れるガイジンさんは、日本のカワイイ女の子が髪の毛を明るく染めちゃうのも、くるくる巻き毛にしちゃうのも残念がりますね(笑)。

「なんで白人の真似なんかするんだ~!」

そういう嘆きを聞いたことも数知れず。

まあ、これは実を言うと、案外と根深い白人コンプレックスにも繋がっていく。

無意識のコンプレックスも含めて、ね。

・・・なのですが、ここでは割愛します。

もっとも、彼ら(決して誰も、というわけじゃないよ)の妄想もたいがいです(笑)。

「なんで西洋風の服を着てるの? 無理にそんなことしなくていいのに」

なんて言われて、絶句したこともありますから。

いや、なにも欧米人のアナタのために、あえて洋装をしてるわけじゃないよ(笑)。

和装はたしかに素敵だし、日本が世界に誇る文化だと思うけど。

でも、現代日本で、日常的に着物を着ている人はあんまり多くないよ・・・?

「ウソだ! だって、歌舞伎座ではあんなに・・・!」

※実話です。

いや、あの、歌舞伎役者は別だと思うよ(汗)。

観客席には和装の方も結構いるけど、それでも少数派でしょう・・・?

なんてね。

こういうのって、外国人に指摘されてはじめて気づくことが多いですね。

日本人は、そういうもんだってはなから思ってるので、意識しないから。

とっても面白いと思います。




●では、

またね。。。


【04/01/2014 04:46】 社会・時事ニュース | Comments (0)

浅草へ行ってはみたものの

☆追記☆



●大したことは

ないのですが、書き忘れていたので(笑)。

意外に知らない! 初夢はいつ見る夢のことなのか?

意外に知らないの・・・かなあ?

元日の夜~二日の朝の間に見た夢を初夢という。

・・・って、子供のころから言われていたのですが。

もしかして、諸説あるのかもしれませんね。

さて、その初夢。

ほとんど意識しないというか、覚えてないことが多いのですが、今年は見ました。

というか、記憶にありました(笑)。


小鳥さん>>

どういうわけか職場の同僚を巻き込んで、必死でネット検索をする夢を見た、そうです。

何をぐぐっていたのかというと、彼女と同姓同名の女優さんの旦那さんの名前。

・・・なんじゃそりゃ(笑)。

(ちなみにわたしは聞いたことのない女優さんです。有名なのかどうか、判断不能。当然ながら、その配偶者の名前にも聞き覚えはありませんでした。)

仮にその男性を、(例)田村さんだとすると、

「これがさあ、どんなに調べても出て来ないのよ。田崎とか田山とか言われて、ちがうちがう、それじゃない~!って思うんだけど、どんなにぐぐっても出て来なくて、ホントにイライラした~!」

・・・だそうな(笑)。

夢とは理不尽なものですが、それにしてもわからん。

その女優さんを話題にしたこともないし、特に好きとかキライとかいうわけでもない。

ましてその人のダンナなど、それこそどうでもいい話です(笑)。

わけがわかりませんね。

そんなわけで小鳥さん、朝おきて真っ先に、その旦那の名前を実際にぐぐってました。

わからないままでは気持ちが悪いから、だそうです。

しかし、アレですよね。

よりによって初夢に、職場が登場する時点でダメだと思うよ・・・(苦笑)。


わたし>>

かく言うわたしの初夢は、さらに奇怪でした。

ほとんどホラー。

あまりに不条理、意味不明すぎて、起きてから頭痛がしたほどです。

だって、ふなっしー。

あの、例の、しょうもない船橋市非公認ゆるキャラの、黄色いあいつだよ(爆)。

※去年めちゃくちゃブレイクしたのは知ってますが、わたしは好きではありません。

(くまモンのほうが100万倍くらい好き。)

好きだとも可愛いとも思ったことのないヤツが、なんでわたしの夢の中に乱入してきて、

「梨汁ぶっしゃー!」

・・・とか言ってんだよ(爆)。

ぴょんぴょん跳ねるんじゃねえよ。

ああ、脱力。

わたしの初夢をどうしてくれるんだ~。

※作り話ではありません。残念ながら。

船橋出身で、なんかバカにテンション高くて、体力自慢で、やたら変な汁をぶっかけるヒワイな存在。

・・・って言ったら、香藤洋二しかいないでしょう。

つか、香藤洋二だからかろうじて許せるレベル。

ふなっしー、何をしてくれるんだ・・・(笑)。


(追記、2014年1月3日午前4時)






●穏やかに

晴れた正月二日。

ほぼ気まぐれで、初詣に行こうと思い立ちました。

「お天気もいいし・・・引きこもりもアレだし・・・」

どこに行こうか?

考えた末に、超メジャーな浅草寺(せんそうじ)に決定。

「浅草、混んでるだろうねえ」

そりゃもう、あそこは一年中いつも混んでるもの。

初詣スポットの人出ランキング

毎年ランキング上位・・・ですね。

だから一応はね、覚悟して行ったんですよ(笑)。

延々と並ぶだろうし、身動き取れないだろうし、スリなんかも多いだろうし。

でもそんなの、あたりまえだよなあ。

体験的に、ある程度は知ってるし。

成田山新勝寺とか、鶴岡八幡宮とか、何度も行ってますもの。

・・・でも、しかし。

現実は、予想をはるかに上回っていました(苦笑)。


P1028269ss.jpg


駒形橋のあたりから、ぶらぶらと東武デパート方面へ。

人は多いけど、驚くほどじゃない。

実際、散歩にはとてもよいお天気でした。


P1028274ss.jpg


でも、ここから先。

雷門までがすでに、大変なにぎわいでした。

歩行者天国になってるし、交通整理にあたってるお巡りさんの数がハンパない。

「すごいねえ、さすが」

とかなんとか。

笑っていられたのは、このあたりまででした(笑)。


P1028284ss.jpg


まず、仲見世(なかみせ)に入れない。

(雷門から浅草寺への参道のこと。両側に延々とお店が並ぶ、浅草きっての観光名所です。)

というか、仲見世を通ってお参りするために、長蛇の列が出来ていました。

最後尾がどこにあるのか、わからないくらい。

「ひええ~!」

この写真ではわかりにくいけど、向かって左。

行列が見切れてますが、これがず~っと続いています。

右手から中央に向かってる行列は、参拝しない人たちの行列ね。

(仲見世&浅草寺をスルーして、雷門通りを西へ向かう人たち。)


WS000098.jpg


本来なら、もちろん。

仲見世もフツーの「通り」ですから、いくらでもタテヨコの抜け道があります。

つまり、どっか途中の脇道から、仲見世に入ることもできる。

でもこの日はダメでした(笑)。

脇道からの横入り禁止。

300万人の人出があるんじゃ、そりゃそうだよなあ。

そのくらい知らなかったんかい!

・・・と叱られそうですが、来たことなかったんですよ(汗)。

初詣、まして三が日中のお参りなんて。

「どうしよう?」

一時間、二時間は並ばないといけないかもなあ、と覚悟したのですが。

小鳥さんは即断即決でした(笑)。

「無理。行こう」

あ・・・そ、そう?

「こんなん三時間とかかかるでしょ。ヤダ」

はい・・・(汗)。

根性が足りないと言われればそのとおりですが、あっさりと初詣は断念。

「また、くればいいよね」

というわけで、情けないことに撤退を決めました(苦笑)。

メジャーな初詣に失敗。

うう・・・(汗)。


P1028288ss.jpg


これは、有名な神谷バーのあたりから眺めた、通称「輝く黄金のう×こ」。

※ウソ。お下劣ですみません。

(誰もがソレを連想すると思いますが、実際はコレ、アサヒビールの本社ビルです。)

http://www.asahibeer.co.jp/aboutus/summary/

お正月の光を存分に浴びて、きらきらと輝いていました。

うむむ・・・(笑)。

あ、オブジェの好みはともかく、ここ。

わりと使えるレストランやバーが揃っています(笑)。


P1028304ss.jpg


さて、浅草寺に行けなかったわたしたち。

それで退散するのもしゃくなので、ランチを食べて仕切り直し。

周辺はなにしろ、江戸情緒ただよう浅草の下町です。

ふらふらと散歩するには絶好の場所ですもの(笑)。

歴史が好きな方、時代小説やドラマが好きな方。

それからもちろん、歌舞伎が好きな方。

いくらでも、興味を惹かれる場所があって楽しいですよ。

花川戸とか、向島とかね。

駒形橋、吾妻橋、言問橋、業平橋などなど。

だいたい住所表示だけでも楽しめる場所なんか、めったにありません(笑)。


P1028304sxp01.jpg


まずは隅田公園から、大川(隅田川)を望む。

その向こうにはもちろん、東京スカイツリー。

春になると、このあたりは桜が咲き乱れます。

で、てくてくと散歩へ。

以下、つづきます。。。




●それでは、

またね。


【03/01/2014 02:50】 旅★たべもの | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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