み、見たい・・・(笑)

☆追記☆

「俳優祭」の件。

なんとなく解決しました(笑)。

お騒がせいたしました。

その後、実家の父から連絡がありました。

「電話、もらったみたいだけど?」
「あー、うん。もういいんだ・・・」
「なんだったの?」
「今日の午後2時から、NHKでね・・・」
「ああ、あれね!」
「あれ、知ってたの?」
「テレビ番組表みて面白そうだったから、予約録画してあるんだ。今晩みるつもりだった」
「あ・・・」

あはは、そっか。

父とわたしは趣味嗜好が似てるという事実を、うっかり失念していました。

気になる番組がかぶるのは、ある意味あたりまえです。

歌舞伎も詩歌もカメラも旅も、そもそもわたしに教えたのは父親ですから・・・(笑)。

(ちなみに両親は、横浜デートに出かけていたそうな。なんか、もうね・・・!)

以上、続報でした。

21:00ごろ









●歌舞伎ネタ

です。

以下、俳優協会のHPから抜粋。


+++++ +++++



3月27日(木)に開催され、皆様に大変ご好評いただいた「第37回俳優祭」の放送が下記の通り決定しました。

【番組名】
  熱演!爆笑!歌舞伎の夢舞台 第37回俳優祭

【放送日】
  2014年5月31日(土)14:00~16:25(Eテレ・全国放送)
  ※近畿ブロック(大阪・京都・兵庫・和歌山・奈良・滋賀)では、学生サッカー選手権放送のため、
  放送日が6月7日(土)12:30~14:55(Eテレ)となります。

【演 目】
  「六歌仙容彩」
  「楠公」
  「模擬店・演芸会ダイジェスト」
  「鈴ヶ森錦繍雲駕」

当日観られなかったという方はもちろん、もう一度観たい方、どんなものかちょっと観てみたいという方もぜひご覧ください。



+++++ +++++


うっそ、見たい・・・(笑)。

左團次さんのセクシーメイドコスプレだけでも、なんとかならないものか(笑)。

たった今気づいたので、あわてて実家に電話しました。

※我が家にはTV自体がない(笑)。

が、ダメでした。

両親は(だらしないわたしなんぞよりずっと)アクティブですので、外出中(笑)。

そりゃそうだよなあ。

どなたか、もし間に合ったら録画してもらえたら・・・あぐぐ。

いやいや、図々しいですね(苦笑)。

すみません。

取り乱しました。。。




●では、

またね。。。

あ、そういえば!!

孝夫ちゃんの「お祭り」、明日が初日です。

彼が無事で、元気に舞台をつとめられますように。

心から祈ってます。


【31/05/2014 13:50】 歌舞伎2013~ | Comments (0)

いい旅をつくるもの

●暑い・・・

いよいよ暑くなってきましたねえ(遠い目)。

ここまで何とか、だましだまし来たけど、もう限界なのか。

夏ですね。


w30may2014.png


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5月30日は、全国266カ所で真夏日(30度以上)を記録したとか。

あうう。

それじゃ、誤魔化しようもないですね(苦笑)。

我が家は本日から、「夏モード」に入りました。

第一ステージ。

一級遮熱カーテン+遮光・遮熱ミラーレースカーテンを、一日中閉め切る態勢です。

そのうちこれに、断熱アルミシート(はめ殺しの窓用)が加わります。

扇風機はすでに稼働中。

(もうひとつ、サーキュレーターはほぼ一年中回ってます。)

といっても、まだまだ不徹底です(笑)。

寝具の交換もまだだし、冬用ラグを夏用カーペットに替えるとか、いろいろすることがありますから。

害虫(とボカして書くけど)よけのあれこれは、だいたい設置済みかな・・・?

蚊や小さな羽虫対策は、スプレーとビーズの据え置きタイプ。

キッチンの整理と、エアコンのフィルタ掃除も待ってるし・・・ホントにもう!

めんどくさいなー。

きらいな季節を迎えるのに、いろいろしなくちゃいけないのが業腹です(笑)。

これが冬支度だと、コートを出してわくわくするんだけどなあ。

現金なものです(笑)。


あ、そういえば>>

夏のデザート、新製品シリーズ。

ひとりでラムレーズンプリン

これはヒットでした(笑)。

とろんとなめらかなプリンに、黄金色のシロップ。

言うほど濃厚かどうかはともかく、ラムレーズン風味はたっぷりです(笑)。

爽 冷凍みかん

これもけっこう好き(笑)。

MOW ダブルベリー&チーズ

これは次のターゲットです(まだ食べてない)。

美味しそうなんだよなあ・・・(笑)。

ひんやりアイスぐらい、いいことなくちゃね。


夏のお酒はこっち>>

フワフワに凍った焼酎、凍らせ梅酒…「フローズン酒」続々登場

夏向けの「凍らせる」系のお酒、流行ってますよね。

ここ数年のトレンド?

去年あたりもそう感じたけど、今年はもっと商品が増えるらしい。

そういえば、何年か前の夏。

銀座のまともな寿司屋で、凍らせた日本酒を飲んだことがあります(笑)。

両親との会食で、父の注文したシャーベット状のお酒を、ひと口もらっただけですが。

これが、ホント美味しかったんだよなあ。

日本酒は全然!まったくダメなわたしが、飲んでおいしく感じた時点でスゴイ(笑)。

味は濃厚に日本酒なのに(あたりまえ)、においがほとんどないんですよね。

半ば凍ってるんだから、そりゃそうだ。

それが、わたしには良かったんだと思います。

あのお酒の銘柄を覚えておかなかったのは、返す返すも失態だった。

(今しらべてみたけど、もしかして、みぞれ酒ってやつ・・・?)

ああいうのだったら、また試してみたいかも(笑)。




●これは

面白いランキングですね。

東京都が旅行満足度世界1位! - 5万4,000人が選んだ「行って良かった都市」

1位 東京 (日本)
2位 ニューヨーク(アメリカ合衆国)
3位 バルセロナ(スペイン)
4位 イスタンブール(トルコ)
5位 プラハ(チェコ共和国)
6位 ウィーン(オーストリア)
7位 ベルリン(ドイツ)
8位 ローマ(イタリア)
9位 パリ(フランス)
10位 ドゥブロヴニク(クロアチア)

「うっそー」

って、思いません?(笑)

東京は意外と人気があるのは知ってるけど、それにしても一番とは!?

お手盛りか!?

ふつうに考えたら、パリやロンドンが上位じゃないの???

・・・と思ったけど、中身をちゃんと読んで納得です。

わりと細かく、具体的な調査なんですね。

地元の人の親切さとか、街の清潔さとか。

公共の交通機関での移動のしやすさとか。

ホテルやレストラン、そしてタクシーなどのサービスの質とか。

なるほどなあ。

たしかに、「気持ちのよい旅」とは、そういう小さなポイントの積み重ねです。

単に「どこが一番よかった?」と聞いただけだったら、答えはかなり恣意的になりますよね。

よくも悪くも、主観的というか。

たとえば>>

最高に盛り上がった旅の果てに、たとえば同行した恋人と別れた・・・なんて体験があったら、

「あの旅はサイテーだった!」

という評価になってしまう(笑)。

だけどこういう綿密な、具体的な評価を求めれば、結果はまずまず信頼できる。

恣意的な要素が可能なかぎり排除されるから、でしょうね。

そして旅って、おもしろいものです。

超がつくほど有名な観光地に行ったら必ず感動するかというと、そうとも限らない(笑)。

「これが、あの有名なやつかー!」

写真を撮ってそれでおわり、みたいなときもある。

(かつてナイアガラの滝に行ったときのわたしがそうでした。)

その反対に、特に期待してなかった場所で、思いがけない発見をすることもある。

どこの国から来るかにもよるけど、

「蛇口をひねって出て来る水道水がフツーに飲める」

というだけで、感動する人も少なくないですしね。


京都や奈良とちがって、東京ってアレだと思ってました。

観光地として、「これ!」がない感じ。

ひと(外国人)によって抱くイメージがちがって、画一的な印象というものがない。

偏見かな・・・?

自然の美しさを求める人もいれば、アニメの聖地を訪ねる人もいる。

庭園や博物館を丹念にめぐる人もあれば、買い物三昧の人もいる。

ああ、食べ物ってのもありますね(笑)。

興味も目的も分散するので、人気ランキングの上位には来にくいのだと思ってました。

でも、ホテルや交通機関のサービスの質なら、たしかに負けないなあ(笑)。

安全に、快適に街の中ですごせるというのは、意外と大事です。

「なるほど・・・」

東京は、あなたにやさしかったんですね(笑)。

また行きたいと、思ってくれるんだから。

わたしの友人にはこういうタイプが多いけど、彼らが変わり者なんだと思ってたよ(汗)。

そうでもないのか・・・?(笑)

ちゃんといいところを見つけてくれたみたいで、なぜかちょっと嬉しい。


ついでに>>

こちらも、よかったらどうぞ。

旅に求めるものは? 日本人は世界で1位のビーチは低く、世界の3倍アレを好む

ゴージャスな海外のビーチリゾート、日本人も好きだとは思うけど。

でもたしかに、それが休暇・観光の王道だ、というイメージはないですね。

日本人にとって、「海に行く」のはさして特別なことじゃないから、かも・・・?

いや、そもそも日本人の休暇って、

「なーんにもしないで、素敵なホテルでゴロゴロ。海や山でのんびり読書でも」

・・・じゃないケースが多いものね(苦笑)。

文化の違いかあ。




●では、

またね。。。


【31/05/2014 03:10】 社会・時事ニュース | Comments (0)

まーくん (またかよ)

☆二本目の記事です☆




●今だけ

なのは、わかってますけどね。

でもこれ、ほら、すごいじゃない(笑)。

防御率、アメリカン・リーグでナンバーワン。


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マー、防御率トップ浮上 QSは全米唯一100%

ついでに、QS率100%はメジャーでただひとり。

すごいなあ。

あんまりすごすぎて、そのうち成績が下がってくるのがコワイ。

(さすがに一年を通して、防御率が2点台というのはむずかしいでしょう。)


それと同時に、あれです。

天下のヤンキーズに対して失礼かもしれないけど、「おいおい」という気も。

※以下、憶測です。

マーくんさ、楽天でそりゃあ頑張ったし。

育ててもらったチームでもあるし、去年はとうとう日本シリーズ制覇も体験した。

それは貴重な経験だったと思うけど、その一方で、

「自分頼みのチーム」

というのに、どこか限界を感じていたとも思うのよね。

絶対的エースとして信頼され、それに見合った活躍をするのはいい。

本人もそれを望んでる、というかピッチャーってそういうものでしょう。

だけどその反面、しんどくもあると思うのね。

俺が抜けたら(あるいは打たれたら)勝てないチーム。

・・・と書くとものすごい傲慢ですが(点をとるのは野手だしね)、そういう感覚がなかったとは思えない。

高校野球でもないのに、ひとりの選手への依存度が高いチーム。


あー、でもこれ、やっぱり失礼だな(汗)。

則本くんをはじめ、楽天にはほかにもいい選手がいるしなあ。

でも、まーくん頼みのチームだったというのはウソじゃないでしょう?


彼がヤンキーズに行った理由。

たくさんあると思うけど、やっぱり、

「天下の強豪チームの一員になって、ワールドシリーズとかにどんどん出たい」

「自分が本当にどこまでやれるのか、超一流の選手ばかりのチームで試したい」

という気持ちは素直にあったと思うのですよ。

無名の、というのは言い過ぎだけど、ゼロからはじめて、

「また再び、先発ローテーションにきっちり自分の居場所をつくれるかどうか?」

みたいなチャレンジ。

ヘンなたとえだけど、小学校6年生が中学校に入って、また「ピカピカの一年生」をやるみたいな・・・?(笑)

絶対やってやるぞ、という自信。

それもあったろうけど、不安も不確定要素もあったはずです。

メジャーで自分はどれだけ食い込めるのか。

チームメイトに認めてもらえるのか。


それなのに、なんてことでしょう。

蓋を開けてみたら、不運にもヤンキーズの先発陣は怪我人が続出。

投手不足が深刻な状態。

そして高齢化したチームの中で、気がついたら先発の一番手になってる。

自分がいちばん勝ち星を稼いでる。

他の人もがんばってるけど、

「今日は、まーくんが投げる日だから勝てるな!」

みたいな雰囲気になってる・・・(笑)。

※むろん誇張込みです。

え・・・?

あらら・・・?

ここは楽天じゃなくてヤンキーズだよね?

俺はせいぜい「期待の新人」だよね?

なんでこんなに早々と、俺が勝たなくちゃチームがヤバい、みたいなことになってんの・・・?


あー、うまく書けないなあ。

わたしの言わんとしてること、伝わっているでしょうか(汗)。

なんとなくだけど、まーくんの立ち位置。

思いがけないことになってる、というのが今の感想。

いいピッチャーなんだから台頭してあたりまえ・・・?

それはもちろん、わかります(笑)。

だけど天下のサバシアだの、黒田だのが好調なら、まーくんにここまでのプレッシャーはなかった。

いきなりエースの責任ですよ。

そこまでは、彼自身も考えてなかったのでは。

シーズン前は、

「メジャーにアジャストする時間も要るだろうし、今年はそこそこ勝ってくれれば」

という程度の期待値だったのが、今では

「おまえで負けたら後がない!」

みたいな状況です。

・・・いや、まあ、それは大げさか(汗)。


ともかく、とんでもないことになってる。

まーくんが素晴らしいってことでもあり、チームが今ひとつってことでもある。

故障はほんと、しょうがないけど。

(しかし本当に、平均年齢の高そうなチームだなあ。)

弱冠25歳にして、またしても背負ってしまう。

そしてその過剰な期待に、飄々と応えてしまう(今のところはね)。

そういう人なんだなあ、と。

そういう星まわりの下に生まれて来たんだなあ、と。

最近はそう思います。




●では、

またね。


【30/05/2014 01:47】 スポーツ | Comments (0)

薔薇はまだ続く・・・

●TBのお題から

「紅茶派? コーヒー派?」

これは、答えられない(笑)。

紅茶もコーヒーも、とにかくめちゃくちゃ好きなのです。

どっちにもウザいこだわりがあるし、どっちかひとつ選ぶのは無理(笑)。

どっちも生活に必要です。

もっとも、外で飲むのはほぼ99%コーヒーですね。

理由は単純で、日本ではうすーい紅茶しか出てこない(ような気がする)から。

カップの底がクリアに見えるような、色はキレイだけど薄い紅茶はダメです(笑)。

というかイヤです。

「ああ、ここもダメかあ・・・」

失敗したときの、あのガッカリ感。

あれがイヤで、無難にコーヒーを頼んでしまう。

コーヒーもうすくて美味しくないことがあるけど、紅茶よりはハズレ率が低いから。

イギリスで出て来るような、下手すると真っ黒!な濃い味わいの紅茶がほしいなあ。

(たとえばダージリンなら、そんな真っ黒にならないのもわかりますけどね。)

茶葉が高級かどうかの問題じゃないんですよね。

安物でも、それなりに美味しくいれることはできる。

たーっぷりと濃い淹れ立ての紅茶。

あの馥郁とした香りと、濃厚な味わい。

日本でもそれがあたりまえになってほしいと、切実に願います。




●背徳と薔薇

そういえば、昔むかし。

野村史子さんというJUNE作家さんがいました。

(いま、彼女がどうしてるかは知りません。小説、書いてないと思うけど。)

もちろん、ここであえて「JUNE作家」という表現を使ったのには理由があります。

まだボーイズラブ、なんて気軽な言葉がなかった時代。

「JUNE」や「やおい」と呼ばれてました。

その手の小説やマンガの専門誌も限られていて、いまだ日陰の存在だった。

やましい、イケナイ、後ろ暗い嗜好、だったのですよ(笑)。

そういう時代に、彼女はいくつか小説を書きました。

たぶん全部、読んだと思う。

「レザナンス・コネクション」

「テイク・ラブ」

「アウト・オブ・フォーカス」

・・・珠玉の作品ばかりでした。

BLの(短くはない)歴史に燦然と輝く古典、といってもいいかもしれない。

せつない、せつなすぎる愛の物語ばっかりで、いつもどこか痛かった。

ある意味、古い時代のJUNE作品なんだろうな。

森茉莉から栗本薫へと続く、「背徳感」と隣り合わせの男同士の恋愛小説。

基本的にシリアスで、お耽美で、陰があって、おおむね不幸。

そう、「ハッピーらぶらぶ♪」なんかあってはいけない、という感覚だった(笑)。

悲恋じゃなくちゃJUNEじゃない。

というのは言いすぎかもしれないけど、近いものはありました。

そういう時代でした。

で、その野村史子さん。

彼女の作品に、「薔薇はもうこない」という小説があります。

タイトルを考えるのが苦手だという彼女の、唯一の日本語のタイトルだったと思う。

内容は伏せますが、今ではよくあるテーマです。

ソフトえすえむ的で、その点でも今なら、BL的に珍しいほどでもない。

でもこれを読んだときは、本当に衝撃だったんだよなあ。

こんなん書いていいのか、と思ったほど(笑)。

主人公ふたりが痛くて(精神的にも、肉体的にも)、たまらなかったですね。

不快なのか快感なのか、読んでてそれすらわからなかった。

今のBLに慣れたひとが、これを読んだらどう感じるだろう・・・?

美しい破滅にうっとりするだろうか。

それとも、その重さに辟易するだろうか。

そのあたり、興味はありますね。


・・・え?

それと薔薇の写真と、なんの関係があるかって?

いや、別にないです(爆)。

お耽美な薔薇の画像を見るたびに、心のどこかで、

「薔薇はもう来ないんだ」

という、小説の中のセリフがぐるぐる回る、というだけで(汗)。

若いころの記憶ってすごいですね。

というか空恐ろしい。

これからも一生、薔薇を見るたびに、わたしはこの小説を思い出すのか・・・(笑)。




●薔薇の楽園

そんなわけで、薔薇はまだ続きます。

お耽美ではあるけど、そこにやましさはない・・・はず。



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今回はまず、この紫のバラから。

みなさんの液晶モニターと、わたしのPCのモニター。

同じ色彩を映し出していることを、ひたすら願うばかりです。

だって、このブルー・バユー。

ご覧のとおり、見事な紫のバラです。

「青い」薔薇の中でも、これは特にうつくしい(紫色が、ね)。

それはもう、うっとりと見惚れるほど。

異世界だよなあ。



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今回見た薔薇の中で、名前がいちばん長い!(笑)

ジュビレ・デュ・プランス・ド・モナコ。

モナコ大公に捧げられた薔薇です。

ほんのりクリーム色の花びらの外輪部分が赤い。

(株によっては、かなり全体が赤っぽく見える花もあり。)

華やかで気品があって、貴族的です。

どうやったら、こんな薔薇をつくれるんでしょうねえ。



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可憐な琴音ちゃん(笑)。

画像からはよくわからないかもしれないけど、これ、花びらの地は淡いピンクに見えるんですよ。

淡いピンクの地に、ほんのりアプリコット色の濃淡。

絶妙の色合いですね。

華やかではあるけど、くどくない感じが日本的かも・・・?



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今回の写真の中で、二番目にお気に入りなのがこれ。

マチルダという名のバラ。

(一番はもちろんブルー・バユーです。)

なんなの、これは(笑)。

ひらひらと軽やかな花びらは、オフホワイトから淡いピンク色の微妙なグラデーション。

気まぐれのような色合いが花ごとにちがって、実に美しい。

「ミルクに紅バラの花びらを浮かべたような」

という例のアレ。

「ベルばら」のあの表現を、また再び思い出してしまいました(笑)。

もしかしてマリー・アントワネットの肌の色って、こんな感じなのか。

ひええ。

つぼみがほころびる感じもたおやかで、なんとも優美です。

すごいなあ。



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エミール・ノルデ。

というのはたしか、ドイツ表現主義の画家の名前ですね。

(オスカー・ココシュカとかマックス・ベックマンとか、実は一時期はまってました。てへ。)

ぽってりと鮮やかな黄色い薔薇。

ノルデの色彩から想を得たのかなあ、と思いつつ。



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豊かな白の銀世界。

今回、意識してバラを撮って気づいたこと。

たとえば同じ「白い薔薇」でも、その白さにはヴァリエーションがあるんですね。

清純な白とか、ゴージャスな白とか(笑)。

名前からの連想で、勝手にそういう色眼鏡で見てるせいかもしれないけど、でも。

そういうのを発見するのも、楽しいと思います。



P5200601ss.jpg


こちらの「新雪」は、どちらかというと華奢な白。

同じ白バラでもいろいろです。



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最後のこれは、あんまりいい写真じゃないなあ。

赤色がハレーションを起こしてるので、できたらクリックして元の画像を見てください(汗)。

サムネイルよりは若干ましなはず、です。

ノックアウト。

その名のとおり、強烈な色彩の花でした。

真っ赤というよりは、ピンク寄りですけどね。

さて、今回はこのあたりで。




●最後に

昨日のクイズ?の答えです。


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答えはもちろん、ユキノシタ

(Mさま、正解です!)

あまりにも地味ですが、この時期、その辺の木立の下草などにまぎれて咲いています。

で、この写真。

ちょっと変わったところというのは、いちばん上の真ん中の花です。

ユキノシタはふつう、花びらが5枚。

上の3枚が小さくて赤い斑点があり、下の2枚のみひょろっと長い。

・・・はずなんですが、見てください。


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この花だけ、花弁が6枚あるのね。

にょきっと下に伸びた白い花びらが3枚あるので、気づきました。

こんなの初めてです(笑)。

「珍しい・・・のか?」

よくわからないけど、なんかちょっと嬉しい。

四つ葉のクローバー的な何か、みたいな気がして(笑)。

・・・まあ、それだけの話です。




●それでは、

またね。。。


【30/05/2014 01:06】 写真☆カメラ | Comments (0)

この花は・・・?

●本日

二本目です・・・(笑)。


P5200823ss_201405290204584be.jpg


さて、クイズです。

①この花はなんでしょう?

②この花にはちょっと変わったところがありますが、それは何でしょう?




●薔薇の花は

また明日ね。。。


【29/05/2014 03:37】 写真☆カメラ | Comments (0)

思いもかけないパワーを手に

●今晩は

この夏はじめて、扇風機を回してます・・・(笑)。

暑いかというと、そこまで暑くはないはずなんですが。

でも、少々じめ~っとね(汗)。

今の空気が妙にもやっと重くてぬるくて、こもってる感じ。

別の部屋に行くと、けっこう涼しいんだけどなあ。

人がいるせい?

(火をつかう)キッチンとつながってるせい?

PCやデスクランプや洗濯物があるせい・・・?

もしかして、自分で発熱してるのか(笑)。

微妙に不快指数が高そうで、ヤな感じです。

(おっと、不快指数ってもう死語だわね。うぐ。)




●そりゃあ

そうだろうなあ。

維新「分党」へ…旧太陽議員、石原氏に同調か

この「離婚」に驚く人なんかいないでしょう。

だってそもそも、くっついたのがびっくりだったもの。

水と油というか、なんていうの?

橋下さんと石原さん、あまりにも毛色がちがいすぎた。

見ている風景がちがいすぎた。

今まで一緒にいたこと自体、よく(お互いに)我慢したなあ、って感じです。

むしろ今回、

「きっぱりたもとを分かつ(表向きの)口実ができてよかった」

みたいな感覚なのでは・・・?

支持者はこれでまた、振り回されるよなあ。


わたしは政治家が、「数」を求めてあっちこっちと手を組もうとすること自体は、否定しない派です。

(いや、わたしが否定するかしないかなんか、どうでもいいんですけどね!)

民主主義というのは、要するに「数の多いもん勝ち」なわけですし。

意見のちがう者同士が殺し合うわけでもなく、未来永劫いがみあうわけでもない。

話し合って、なんとか妥協ラインを見つけようと模索するのは、悪いことじゃないと思うから。

政治をしようと思ったら、数がないと何も動かせないものね。

徒党を組まなくちゃなにもできない。

それをまあ、権力への欲望ということはできる。

(程度によっては)節操がないとか、所詮は私利私欲だとか批判もできる。

その気分はわかるのです(笑)。

わかるけど、政治はキレイごとじゃないよね、的な感覚。

そういう妙に冷めた部分があるのですね(苦笑)。


とはいえ、もちろん、何でもアリでは困る。

政治的な信条とか、めざす方向があまりにも違う政治家が一緒になっても、うまくいくわけがない。

素人にでもわかることです。

特に、橋下さんね・・・?

国会議員がほしかった、東京に基盤が必要だったのはわかるけど、なんで石原さんと組んだかなあ。

アンチ東京、アンチ・エスタブリッシュメント的な反骨精神が、彼の人気の理由だったはず。

破壊衝動というか、「既存のもの」をぶち壊してナンボ。

無理だと言われていたことを、強引に、力任せにやってのける。

そこが目新しくて、何か変えてくれそうで、だから支持者が大勢いたのでしょう。

それでどこまで行けたのか、わかりません。

いずれどこかで壁にぶつかっていたんだろうなあ、とは思う。

でも、石原さんとの「結婚」はダメだ。

あれは失策だったと思います。

実際にメリットがあったかどうかじゃなくて、印象の問題。

旧「太陽の党」とは毛色も世界観もちがったと思うけど、そういうことだけじゃなくて、

「ああ、結局この男も、東京のザ・エスタブリッシュメントに媚を売るのか」

的に受け止められてしまった、という点で。

彼の求心力は、ここから低下の一途をたどったように思います。

「だけど、そうしなかったら、彼は永遠に大阪ローカルの勢力で終わっていたじゃないか」

というのは、真実だと思う。

ジレンマですよね。

もしかしてこれ、大阪から出発して全国の覇権をとろうとする人間や会社すべての直面する試練なのかも・・・?

そういう側面はあるかもしれない。

それにしても、東京で手を組むパートナー次第では、ちがってきたはずでは?

(だって石原さんって、東京の傲慢を絵に描いたような人でしょう???)

石原さんでなければ、また展開はちがったかもしれない。


・・・とか、まあ。

いろいろと考えさせられますね。




●これ

どうなるんでしょう・・・?

「#すき家ストライキ」にゼンショーユニオンが呼びかけ 「違法なストはやめましょう!」

ネット風評が採用左右 すき家「スト画策」

バイト大量離脱で崖っぷちのすき家、いつまで続く「パワーアップ改装中」

「すき家」「和民」問題の向こうに見えるもの


これを「面白い」と評するのは、もしかして不適切かもしれない。

ストライキは企業のビジネスを直撃するし、これだけ悪評が広まって影響が出ていないはずがない。

一方の労働者にとっても、劣悪かもしれない条件で働かされるなんて許されることではない。

そしてもちろん、大勢の利用者にとっても、これは望ましい状況ではない。

でも、そうなんですけど。

ここ数週間の流れを見てきて、どうしても野次馬としては、

「面白い事になるものだなあ」

という感想を抱かざるを得ませんでした。

全国チェーンの大企業と、時給ナンボで働くアルバイトくんたち。

ふつうに考えたら、あまりにも「力」に差があります。

一方的な力関係。

労働環境の改善を要求しようにも、どこからどう始めればいいのかわからないレベル。

というか、こういう場合、いやなら辞めるしかないですよね。

自分を守るにはそれしかない。

それで生活してる人もいるわけだし、簡単ではないと思いますが。


だけどこのところ、いわゆる「ブラック企業」への風当たりは本当にすさまじい。

(特定の企業ではないけど、飲食店関係が多いですね。)

しかもこの風、思いがけない?ところから吹いてるんですよね。

ネット・・・まあつまり、ツイッターや匿名の掲示板ですが。

そういうところで、「ブラック企業」を糾弾する論調を見ない日はない、といってもいい。

それも、政治的な(労働闘争的な)色彩ではないのです。

ごくシンプルに、

「こんなヒドイ話ってある?」

みたいな愚痴。

「中の人」(=その企業で働く人)の書き込みの場合もあれば、客の見た光景の画像だったりもする。

それが共有され、共感され、誰かがアドバイスし、誰かが煽り、無限に拡散されていく。

そうやってバイトくんたちは、

「そうか、辛いのは自分たちだけじゃないのか」

と思う―――ばかりじゃない。

みんなが一斉にバイトを辞めたり、休んだりすれば、企業へのプレッシャーになることを知るわけです。

「みんな」といっても、お互い誰だか知ってるわけじゃない。

名前も顔も知らない、別の店舗の誰か。

共闘しよう、なんて言葉はもちろんなく、連携してるという意識すらないでしょうね。

「えー? おまえ辞めんの? いいなー、俺もやめよっかな」

「そっか、俺も休んじまおうかな・・・」

共有してるのは、「気分」ですよね。

以前なら、せいぜい同じ店につとめてるバイト同士のグチで済んだことです。

でも、今はそれがいくらでもネットで共有される。

そこで実際に働いてる人たちだけじゃない。

ツイッターなどでそういう流れを目にした人たちも、多かれ少なかれ影響を受けます。

そういうお店で働くのはやめよう、と思うかもしれない。

ストライキを応援したくて、わざとお店に行ってみたりするかもしれない。

いや、逆に、そういうお店には行かないかも。

どっちにしても、バイトくんの呟きから発展して、ものすごいネガティブ・キャンペーンになっています。

ことの深刻さに、企業側も対応し始めてる。

笑えない事態だって気づいたんですね。

「死ぬまで働け」的な社是が有名だった某社は、そのモットーを削除したし。

店名自体を変更する動きもあったり、大幅に時給を引き上げたり。

ブラック企業という悪評が、いかにインパクトがあるかの証左でしょう。

誰よりも非力に見えたバイトくんたちが、大きな会社をもゆるがす影響力を持ち得る。

ネットの威力。

どこか、「アラブの春」を彷彿とさせますね。

全然ちがうようで、どこか似ている。

「日本でも、ボトム・アップの革命かあ・・・」

下手をすると、薄利多売の外食ビジネスモデルそのものが、あやういのかもしれない。

大げさすぎますか・・・?

今後どうなるのか、とても気になります。




●では、

またね。。。


【29/05/2014 03:35】 社会・時事ニュース | Comments (0)

おいしい記憶をたどる

●最近の

食べ物。

といっても、あんまりないなあ。

近頃なぜか、料理の写真を撮ってないようです(笑)。



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酢豚、のようなもの。

甕で丹念に熟成した黒酢をつかったソース・・・だそうです(笑)。

ありあわせの野菜でつくったので、ちょっと変かも?

持て余していたヤマイモのスライスをいっぱい入れたら、これが大成功でした。

しゃきしゃきサクサク、なかなか美味。

ちなみに>>

前にもおそらく書いたと思いますが。

実は酢豚は、あんまり好きなほうではありません。

「甘い」おかずというのが、どうもねー。

(同じ理由で、パイナップルの入った炒めものやピザ、砂糖入りの出汁巻き玉子も苦手です。)

でも肉じゃがには砂糖、絶対いれますよね(笑)。

矛盾してるなあ。

でも、ほら。

たまには酢豚も悪くないかも。

(好みじゃないからといって、つくらないわけではない。これはポリシーですね。)

『春抱き』妄想のためにも、ね?(笑)



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ある日のランチ。

よくあるパウチ入りのミートソースに、茄子とミニトマトを加えました。

あと、残りものの鶏ひき肉。

たっぷりのパルメザンチーズとあらびき胡椒で、美味しかった!(笑)

即席メニューでも、おいしければいいよね。



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居酒屋さんふうサラダ、のつもり。

レタス、サニーレタス、ニンジン、大根、水菜。

パストラミハムのスライスと、最後にカツオの削り節を。

(ふつうのパックのかつお節よりも、ダシ用の大きな花かつおが香りがいい!)

盛りつけのセンス、ないです(爆)。

申し訳ないけど、見た目はこの程度でご容赦ください。

あー、今おもったけど、新玉ねぎも加えればよかったなあ(笑)。

どんなドレッシングでもいけると思います。

オーソドックスに、醤油ベースの和風ドレッシングで食べましたけどね。

ちなみに、ピーラーで剥いたニンジンと大根。

しんなりさせるために塩水につけたんだけど、それでもやっぱりボリュームがありますね。

ひらひらレタスとはわけがちがうので、けっこうお腹がふくれます(笑)。



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あれ・・・?

もしかして、前回アップしたかも(汗)。

重複してたらごめんなさい。

大きな海老とインゲンのバジルオイルのフェットチーネ。


ちなみに、小鳥さんはロングパスタ派。

わたしはショートパスタ大好き人間です(笑)。

短いのが好きな理由はカンタンです。

美味しい&ソースがからみやすいのもあるけど、食べやすいから。

お箸でもすぷーんでも食べられて楽でしょう?(笑)

ロングパスタももちろん好きだけど、気をつかうのよね。

長い麺の先っぽがピン!とはねて、洋服に染みをつくったりするのがイヤなの(笑)。

お鍋からお皿に移すのも、ショートパスタほど簡単にいかないし。


ロンドンにいたころの食事で、恋しいもの。

いろいろあるけど、まず思いつくのがパスタなんですよね。

特にトルテリーニとかラヴィオリなどの、フィリング系のショートパスタ。

一時はほぼわたしの主食?だったので、ものすごく懐かしい(笑)。


参考>>


pastapasta01.jpg


あ、いや、日本でも売ってますよ?

もちろん売ってますけど、買えるお店が限られる。

どこのスーパーにでもフツーにあるわけじゃないですよね。

そして、どういうわけか高級品あつかい・・・(笑)。

割高感もあって、しょっちゅう買えるものではありません。

「しょうがないよ、食文化がちがうもん」

言われてしまえば、その通りなんだけどね。

でも、もったいない(笑)。

なんでかなあ。

具入り(=フィリングあり)のパスタ、簡単で便利なのに。

料理をしないころのわたしは、あれを常に冷蔵庫にストックしてました。

(生パスタのわりには、そこそこ日持ちします。)

毎日とは言わないけど、一日おきくらいには食べてたかも(汗)。

けっこう種類が豊富なので、飽きる心配はなかったなあ。

他になーんにもなければ、ゆがくだけで食事になる。

(ゆがくときに、ついでにニンジンやブロッコリーも一緒に火を通してしまうとなおよい!)

ちょっと塩コショウをふるだけでも、なんとかなる(笑)。

パスタソースを各種取りそろえておけば、こわいものなしです(笑)。

あぐぐ、なつかしい。

安く大量に仕入れる方法、ないもんでしょうかね?(笑)




●お花です

薔薇シリーズはまだ終わってないんですけど、ね・・・(汗)。



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もうちらほらと、紫陽花が咲き始めてますね。

梅雨が来るのだと、この花を見ると実感します。



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その辺の薔薇たち。

薔薇園のバラとはまたちがう風情があります。



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今回はじめて見た、これはサフランモドキ。

ヒガンバナ科。

(サフラン自体はアヤメ科、だそうです。)

あざやかなピンク色で、荒れ果てたお庭の隅っこに咲いていました。

地面にはいつくばるような形で。

雑草のようにテキトーに扱われてる気がして、ちょっと心配。



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最後のこれは、ガザニア。

イングリッシュ・ガザニア、という種類のようです。

ひと様のお庭でよく見かける、プランター栽培でもよくある花。

そのわりには名前を知らなかったので、今回しらべてやっと分かりました。

ガザニアは園芸種がいっぱいあるので、ものによって色も花の見かけもちがいます。

この花はたまたま、鮮やかなオレンジと黄色。

光り輝く太陽のようです。

真夏にはさぞかし映えるだろう・・・と思っていたら、あれ。

ガーデニング情報サイトによれば、暑いのも寒いのもちょっと苦手らしい(笑)。

外見で判断してはいけませんね。




●それでは、

またね。。。


【28/05/2014 03:25】 旅★たべもの | Comments (0)

根底にあるもの

☆二本目の記事です☆

ゆうべ書きかけで放置した記事を、少し手直ししています。

ちょい古いけどご容赦。








●また雨・・・

雨がまた降ってますね。

もうじき六月だし、梅雨間近ってことかあ。

あーあ。

昨日だかおとといだか、近所の川の水位が上がっててびっくりしました。

別に危ないわけではありませんが、いかにも「たっぷんたっぷん」な感じ。

「・・・あれ、なんでこんなに?」

一瞬そう思ったけど、このところ雨が多いですものね。

あたりまえなのかも。

「雨は大事だけどさ、でも・・・」

うだうだしています(笑)。




●例の

ファンとの握手会のイベント最中に、切りつけられた女の子たち。

手術後、退院して東京に戻ったそうで、ちょっとほっとしました。

想像してみてください。

まだ10代の女の子ですよ?

(自分たちのファンだと思ってた)見知らぬ男性に、いきなり刃物を向けられて、どれだけ怖かったか。

足がすくんで動けなかったかもしれないし、目の前で起きてることが信じられなかったでしょう。

そのときの驚愕より、あとで思い返すほうは恐怖かもしれない。

本当にかわいそうだ。

(その後の報道であんまり聞かないけど、彼女たちを助けようとしたスタッフ?バイト?の男性は、大丈夫だったんだろうか。ノコギリを素手で受け止めたときいて、血の気が引きました。)


えーけーびーが好きか嫌いかとか、関係ないですよ。

いわゆるAKB商法(握手券とか投票券とか)についてどう思ってるかも、実は関係ない。

(世間のリアクションは、そっちがメインみたいに見えますが。)

ひとの大勢あつまるイベントに、凶器を持った男がまぎれ込んだ。

その男は、無差別にその凶器をふるった。

―――そういう事件です。

問題は、セキュリティでしょう。

金属探知機もなく、手荷物チェックもろくになかった。

その時点ですでに、警備に穴があった(甘かった)と言われてもしかたない。

馴れが油断を生んだ側面もあるでしょう。

本来ならばほのぼのとした?楽しいファンイベントであるはずだけど、でも。

不特定多数のファンを相手にする以上、「おかしな人」が混ざる可能性はある。

確率は低くても、絶対にある。

そういうときのために、警備会社とも契約してるでしょう。

「最悪の事態」に備えたセキュリティ態勢が、あったのか???

そこが焦点だと思います。


ファンとの距離が近いことを売りにする芸能人(をマネージする側)にとって、ガチガチの警備は不本意だ。

お金もかかるし、ファンを犯罪者予備軍みたいに扱いたくはない。

でも、タレント(および来てくれるファンたち自身)の安全が大事なのはいうまでもない。

・・・という中での、バランスの問題ですよね。

費用(=警備コスト、ファンの反発)対効果(=イベントの安全な開催)を考えた落とし所。

そう考えると、非常にビジネスライクな判断になってしまうのかも。


たまたま岩手だったけど、東京でも大阪でも起こりえた。

たまたまAKBだったけど、他のアイドルグループのイベントでも起こり得る。

いや、アイドルに限りませんよね。

歌手でも俳優でも政治家でもスポーツ選手でも、ひとが集まるイベントなら可能性はある。

コンサートでも、大きなスポーツの試合でも。

ふつうなら手荷物チェックや金属探知機、あるんじゃないでしょうか・・・?

(ロンドンではそれがあたりまえだったけど、あれ、日本はそこまでやってないのか?)

そういえば、歌舞伎座はないですね(汗)。


えーけーびー(現象)を批判したくなる心理は(ものすごく)わかるのよ。

でも個人的には、そこが争点ではないような気がしているんですよね。

あこぎな商売、うん。

総選挙だなんだって騒いでるのを、バカじゃないの、と思ってる人も多いでしょう。

(どうでもいいと、冷めた目で見てる人も少なくないけど。)

ごく一部の熱狂的なファンが、握手券ほしさに何千枚もCDを買うとか聞くと、なんかね。

それでいいのか、とは思う。

それを搾取と呼ぶ人もいるけど、される側は好きでやってるしなあ。

ある意味、悪魔的にうまい商売だもの。

眉をひそめたくなる人もいるだろうけど、でもさ。

それでも今のところ、被疑者は

「誰でもよかった。大勢の人を殺したかった」

と供述してるんですよね・・・?

(個人的には、県警が傷害事件ではなく、殺人未遂で逮捕したのは正しいと思う。)

それが本当なら、AKBが偶然そこにいたからターゲットにされた、ということでは。

そこにいたのが他のタレントなら、その人が狙われたのではないでしょうか。


報道によれば、被疑者は無職で、自宅に引きこもり気味の若い青年だ。

冷静になれば、誰でも気づくと思います。

このセリフ(動機)、聞いたことがある。

この青年の生活環境も、どこかで知ってる気がする。

秋葉原の例の事件とか。

他にも、類似の事件はいくつもありました。

「あー、そういうことか・・・」

昨今の犯罪の、ひとつの典型例ではないでしょうか。

おとなしい(というより社会的にあまり存在感のない)青年が、鬱屈した不満を抱える。

肥大化した自己承認欲求と、それが満たされない不安、不満、怒り。

社会からの孤立もありそう。

その孤独を、自分のプライドを守るために、自ら選んだ「孤高」だと思い込む。

「どこにも所属しない自分」を選択したと、自分に言い訳する。

でも、結局それでは、疎外感が増すだけ。

ふとしたきっかけで、あるいはこれといったきっかけすらなく、それが外に向かって爆発する。

暴発、か。

もとから希薄な社会との繋がりを、そうやってみずから派手にぶった切ってしまうのでしょう。

(逆にいうと、社会とのつながりが濃い=失うものが多い人は、こういう行為に出ないと思う。)

破壊と自滅の衝動みたいなもの。

そういうものを抱えている人間は多いから。

・・・そういうパターンに見えるのですが、いかがでしょうか。


これで被疑者の「ネットでの過激な書き込み」が判明したら、ますますその疑いは強まるでしょう。

彼らの鬱屈した心理をあえて言葉にすると、

「俺の人生、こんなはずじゃなかった」

で始まるのでは。


「アメリカなら銃の乱射事件になってた」

という意見もよく聞きます。

それ、秋葉原の事件のときも言われてましたね。

簡単にいうなよ、と思いつつ、どこか頷いてしまったりもする。

根っこは同じなのかもしれないなあ。


大学生に見る若者の「承認」欲求の現在

こういうのも、ちょっと思い出してしまいました。

PC遠隔操作事件の例の被疑者も、どこか似たものを感じさせる。

彼は引きこもりでも無職でもなかったけど、社会とのかかわり合い方がぎこちなかった。

ソーシャルメディアで、いかにたくさんの人と繋がっているかが「勝ち組」と「負け組」を分ける時代。

そういう社会に適応できないひとは辛い。

できないなら諦めるとか、自分なりの小さなコミュニティで生きられればいいんだけど。

それもうまくいかないと、逃げ場がなくなるのかもね。


・・・などと。

考えているうちに、「AKBは関係なくない?」と思うようになりました(汗)。

あ、もちろん。

関係ないといっても、彼女たちが人気グループである以上、リスクはある。

勝手に憧れたり、妄想の対象になったり、憎悪のターゲットになったりもしやすい。

目立つし、華やかだし、いかにも「リア充」の象徴ですものね。

それを快く思わない人間にとっては、格好の標的になるかもしれない。

警備体制の見直し。

今回、これが最重要課題でしょう。


ちなみに>>

彼女たちの熱心なファンが「オタク」と呼ばれ、特殊なイメージがあるのも原因かもなあ。

オタクと、ニートと、引きこもり。

全部まったくちがう概念なんだけど、混同する人も多いですね。

同義語として使われてるのをみると、なんか心配になります。

好ましいか否かに関係なく、アイドルおたくは引きこもりじゃないでしょう(笑)。

「会いに行けるアイドル」に会いに行くのが幸せな人は、絶対に引きこもりではない。

大量にCDを買ってアイドルを支えるオタたちが、無職=無収入のわけがない。

(親の金や遺産をつぎ込んでる人もいるかもしれないけど、例外的でしょう。)


わたしのイメージは、なぜかマーくんです(笑)。

彼が某アイドルの熱狂的なファンだというのは、有名な話だ。

彼女たちと一緒にテレビに出演したときの映像なんか、見てるこっちが恥ずかしくなるくらい。

まだ若いのに、デレデレ鼻の下のばしたオッサンみたいなんだもの(笑)。

「あのさあ・・・」

あんな美人の(しかもアイドル出身の)お嫁さんいるのに、それかい!

まあ、アイドルおたくなんだなあ、と思うしかない。

でもマーくんのどこを見ても、引きこもりやニート要素のカケラもないでしょう(笑)。

むしろ、そういう人たちの対極にある。

えーけーびーを好きなオタたちも、スケールの差こそあれ、似たようなもんじゃないでしょうか。

新聞や雑誌での取り上げられ方を見てると、

「これ絶対に、記者が彼女たちのファンだから書いてるよね・・・」

と感じるものも多いしね。


・・・あ、なんか脱線してきましたね(汗)。

この辺でやめておきます。

最後に、「会いにいけるアイドル」。

あざといとは思うけど、それを喜ぶファンがあれだけいるんだもん。

ビジネスの仕方としては、空前の成功でしょう。




●では、

またね。。。


【27/05/2014 12:15】 社会・時事ニュース | Comments (0)

仁左衛門!

●やっと!

ニコニコ笑顔の孝夫ちゃんが帰ってきました。


仁左衛門が語る松竹座「七月大歌舞伎」

<歌舞伎>「六月大歌舞伎」 70歳仁左衛門「お祭り」復帰

〈速報〉片岡仁左衛門が復帰 地元大阪で6月公演

※三本目の記事、タイトルまちがってます。六月は歌舞伎座で、七月が大阪。

(ちなみに今回は、東京新聞の記事がいちばん詳細でよかった!)


ちょっと顔がふっくらしてますね。

そのせいか、お兄ちゃんたち(特に秀太郎さん)によく似てる。

お父上の面影も見えてきました。

(しかしこの一族、本当に面差しがよく似ている。おまけにみんな、髪ふさふさ!)

折れそうなくらい細い人で、体質的に太れないのが悩み、と以前から言ってました。

手術後の休養とトレーニングで少しゆとりができたのだとしたら、何よりうれしい。

贅肉でも筋肉でもいいです(笑)。

とてもお元気そうで、しかも楽しそうだ。

舞台に戻って来られて、本気で嬉しいのが見てわかる!

本当によかった。

(でもさ、孝夫ちゃん。

一応は天下の二枚目役者なんだから、髪の毛、もうちょっとカッコよく整えてもいいと思うよ・・・?)


ニュース検索をした限りでは、孝夫ちゃんの記者会見は二度あったみたいね。

一度目が、6月の「お祭り」(歌舞伎座)で復帰するよ、というもの。

二度目がつい先日で、7月の大阪公演のPRです。

演目や見どころは、先日のわたしのブログをご参照ください(笑)。

「寺子屋」の松王丸は、久々の重厚な大役。

病んだように線が細いと似合わないので、今のこの孝夫ちゃんで見られるのは幸いですね。

「身替座禅」はぜひ、歌舞伎を見たことのない人にも見てほしい。

古いし舞踊だし、日本語なのに長唄も常磐津も聞き取れない!

・・・かもしれないけど、大丈夫です(笑)。

絶対に楽しくて、確実に100%わかります。

ケラケラ笑って楽しめますので、ぜひお試しを。


いつか・・・いつの日か、20年後くらいでいいんだけど(笑)。

愛之助の山蔭右京、(まさかの)海老蔵が山の神とか、見てみたいなあ。

と思ったけど、無理ですね(汗)。

海老蔵(その頃には團十郎だわね)がやるとは、まあ、思えないけど。




●劇評

五月の歌舞伎座の劇評です。

歌舞伎座5月公演 未来の団菊、海老蔵・菊之助に注目

渡辺保の歌舞伎劇評

もうひとつ、リンクを紛失したけど、ヒドイのがありました(笑)。

あとでもう一度さがしてみますね。

そこでは海老蔵ボロクソに言われてて、なんかね、気の毒になるほど。

いや、批判はいくらでもしていいと思う。

まだ若いし未熟だし、プロ劇評家はいろいろと言いたいこともあるでしょう。

否定的でも、それは別にいいと思う。

だけど、わたしが読んだ記事は、ほとんど個人攻撃のレベルだったんですよね。

「おまえはなぜ、亡き團十郎のようにできないんだ!」

という理不尽な非難。

それを言われたら、どんな役者も絶対に反論できない。

人生の経験値の差、まるごと無視?

60代で円熟の演技を見せていた團十郎に、まだ30代半ばの海老蔵が敵うとでも・・・?

比べる対象が間違っているでしょう(笑)。

同じ30代のころの12代目團十郎、あるいは11代目團十郎と比べてよ。

それなら、「その時点での」習熟度の比較として意味があるだろうから。

それを、

「海老蔵はダメだ」

って、ただ言うのはねえ・・・(苦笑)。

批判ではなくて、叩きたいがための叩きだと思うのです。

「成田屋」の看板をひとりで背負う海老蔵に、特にきびしくしたいのかもしれない。

でも、フェアな批評でなければ、ひとは納得しないでしょう。


なお>>

劇評を検索すると、素人歌舞伎ファンの感想もかなり出てきます。

海老蔵の弁慶に関しては、おおむね好意的ですね。

もちろん、

「團十郎亡きあと初めての団菊祭で、残されたせがれが精一杯つとめる」

という状況にうるうるするから、という要素があるのは否定できませんが。

好意は、なんていうの?

海老蔵という個人、ひとりの人間に対するものとは限らない。

(まあ、かつて素行に問題もあったり、あまり万人に好かれるタイプじゃないしね。)

そうではなくて、彼のポジション。

成田屋の御曹司。

いずれ團十郎になる人だ、という意識から来るものでしょう。

多くの歌舞伎ファンにとって、「團十郎」は特別だから。

花も実もある團十郎が舞台にいてほしい、という気持ちがあるから。

だから、海老蔵に(なんだかんだ)好意的なのだと思います。

がんばってほしい、と思ってしまうのよね。

「彼が歌舞伎にまじめに取り組んでいる限り」という、条件つきですが。

30代も半ば、まして二人の子供もいるいい大人に対してアレだけど、

「早くに親を失った気の毒な子」

的な感情は、歌舞伎の世界では、けっこう濃厚にありますものね。

単なる憐憫ではないでしょう。

師匠として、後ろ盾として。

偉大な父親がいないということは、ときに深刻なデメリットになりかねないから。

さて、海老蔵。

そういう目に見えないgoodwillがある今、今こそ踏ん張りどきでしょう。

条件つきの好意を、ちゃんと味方にできるかどうか。

「若いころは無茶もやったけど、今は落ち着いて、前向きに精進している」

と思ってもらえればいいけど、

「せっかく応援してあげたいと思ってるのに、これじゃなあ」

なんて愛想を尽かされたら、取り返しのつかないことになる。

彼にとって、むこう数年は正念場ですね。




●では、

また。。。


【27/05/2014 00:55】 歌舞伎2013~ | Comments (0)

薔薇と夕陽と路面電車

●本日の

猫です。

といっても、撮ったのはいくらか前だけど。



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お久しぶりのだいふく。

相変わらず人なつこく、そそくさと近寄って来ました。

警戒心なさすぎ。

にゃー。

かわいい声で鳴くけど、甘えてる感はゼロ(笑)。

「え、ご飯くれないの? ・・・なーんだ」

みたいな素っ気なさ。



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で、これです(笑)。

あくび。

ビビるじゃないの。

つか、なんて凶悪な顔つきなんだ。

その後、のんびり毛づくろいを始めました。

動画も撮ったので、そのうちご紹介しますね。

(動画は慣れないもので、ホントにド下手ですが。)



P5200814ss.jpg


別の公園にて。

ちょっと小柄だったので、もしかしたら大人になりかけなのかも。

物おじせずずんずん近づいてきて、さらっと股くぐり(笑)。

ポン、と尻尾で足を軽くタッチ。

で、足元でしゃがみ込む。

ただし、関心があるようには見えない。

・・・わたし、野良猫ちゃんによくこれをされるんだけど、どういう意味なんだろう(笑)。

嫌われてはいないんでしょう。

でも、特に好かれてるとも思えないなあ。




●本日の一枚

とっておき!(笑)


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はじめて撮った、都電荒川線。

東京に路面電車があるって、知らない人もいるだろうなあ。

いかにも下町らしい風情と、咲き誇る大輪の薔薇のミスマッチ感・・・(笑)。

おまけに夕陽が差して、放置自転車まであって。

なんというか、ものすごく不思議な光景でした。

昭和ノスタルジアっぽくもあり、かつ、シュールでもあり。

他の写真は、またいつか。


ところで>>

都内に残る路面電車は、実は都電荒川線だけではありません。

知る人ぞ知る、もうひとつの路線とは・・・?




●あまりにも

疲れたので、本日はこれにて。

日曜日の遠出はしんどいね(苦笑)。

※都電に乗りに行ったわけではありません。念のため。

では、また。。。


【26/05/2014 01:21】 写真☆カメラ | Comments (0)

行ってみたい場所はたくさんある

●TBのお題から

「ラーメンの頻度」

シンプルなお題だなあ。

ラーメン屋さんに食べに行くかどうか、という意味ならほとんど行きません。

年に一度とか、そのくらい。

でもラーメン、ものすごーく好きです(笑)。

どういうわけか、美味しいラーメン体験は京都が多いなあ(笑)。

ラーメン、いいですよね。

昔から大好きです。

なんだかんだ、これがB級グルメの王様じゃないかと思ってます。

だから自宅でつくる頻度なら、けっこう多いかも。

ごくごく普通の、市販の袋麺が中心ですけどね。

カップラーメンも好きだけど、割高感があって・・・(セコイ、笑)。

袋麺も、今は新製品がたくさん。

ちょっと高級路線が流行りですよね。

そういうのをチェックするのも楽しいけど、選ぶのに困ったりもします。

(5袋入りのパックで買って、味が好みじゃなかったらイヤですよね。)

で、いろいろ試した挙句、最後にはサッポロ一番の塩か、セブンプレミアムの醤油に戻ります。

それ以外だと、中華三昧シリーズ。

・・・わりとつまんないチョイスですね(苦笑)。

「これ、おいしいよ!」

というのがあったら是非、おしえてください(笑)。

特に、味噌味。

外に食べに行くなら、圧倒的に味噌を選ぶことが多いんですよ。

ええ、濃厚こってり系ですね(汗)。

理由は単純に、うちで美味しい味噌味のラーメンを食べられる気がしないから。

かつてはサッポロ一番の味噌も好きだったけど、最近どうも乗らないんだよなあ。

あは、でもまあ!

これからは暑くなるので、ラーメン頻度も控えめになると思います。

次にまた寒くなるまで・・・(笑)。




●愛ちゃん・・・

何をやってるの(笑)。

思わず笑ってしまいました。

片岡愛之助が歌舞伎風の変身ポーズで仮面ライダーに! 映画『仮面ライダー鎧武』

ナニコレ(笑)。





仕事、ホントに選んでるんでしょうか。

こんなん、見に行くわけがないでしょう・・・!

と思ったけど、あれ。

よく考えるまでもなく、わたしには甥っ子が二人もいるじゃないか・・・(笑)。

それも、仮面ライダーシリーズが大好きな。

これはもしかして、夏休みに彼らを連れて映画館に行け、ってことか(汗)。




●あざとい・・・

こういう便乗の仕方もあるのか(笑)。

トリップアドバイザー TDFK47 センター選抜総選挙

わりとベタな観光地が並んでいるので、リストに使えそうです。

「いくつ行った?」

みたいな。

それにしても、東京。

ひとつしか選べないからしょうがないけど、スカイツリーが代表なのね(笑)。

ほかにも見どころはいっぱいあるだろ、と突っ込みたくなります。

それは京都や北海道も同じですね。

「他にもあるよ!」

と言いたい自治体は、ほかにもいっぱいあるでしょう。

(神奈川もね! 少なくとも横浜と並んで、鎌倉と箱根はランクインしてもいいと思うの。)

っていうか、一ヶ所に絞るのってむずかしい。

なにを取ってなにを落としても、誰かが文句を言いそうですね。




●それでも

首都圏に住みたいのですよ・・・(笑)。

比べるのは決して、物価だけじゃないから。

世界中どこでもそうでしょう?

日本一高い横浜vs.日本一安い北九州

ここではたまたま、横浜だけど。

これが東京でも、埼玉や千葉のベッドタウン(東京への通勤圏内)でも同じこと。

ちょっとイメージがよくて、交通の便がよい街なら、物価は似たようなものです。

この記事にもあるとおり、物価は総合すると「トントン」。

野菜やお肉が安い地方では、雑貨や衣類やサービスが(競争が少ないために)割高だったりしますもんね。

都会だからこそ安いものもある、わけで。

圧倒的にちがうのは、賃金と家賃(またはマイホームの価格)。

これはもう首都圏とそれ以外の場所の宿命というか、トレードオフみたいなものでしょう。

でもなあ。

物価だけで、住む場所を決めるわけじゃないからなあ。

まさに人生というか、価値観の問題だもの(笑)。

もともとどんな場所で生まれ育ったかにもよるし、本人の性格にもよる。

どんな勉強をしてきて、どんな暮らしをしたいのかにもよる。

趣味や仕事にもよる。

家族や恋人の生活との兼ね合いもあれば、健康状態にも影響される。

そもそも自分の好きな場所に住めるとも限らない。

まあ、当然ですよね。

だからこそみんな、今実際にいる場所で、可能なかぎり好ましい生活をしようとする。

住めば都って、そういう意味なのかもね。




●では、

また。。。


【25/05/2014 03:40】 社会・時事ニュース | Comments (0)

薔薇の名前 その4

●本日

二本目の記事です。


薔薇の写真は、まだ続きます・・・(汗)。

えっと>>

先日、薔薇の写真を撮るのには、曇りの日がいいかもね、なんてことを書きました。

そのときひとつ、書き忘れたのが、

「なるべく空をフレームに入れないように撮る」

というコツです。

雲が多かったり、空がすっきりしないとき。

人間の目にはうっすら、それでも青空が見えてたりするんですよね。

たとえ分厚い雲に覆われていても、やっぱり空は単純な「白」ではない。

雲の厚みや、空の淡い濃淡。

そういうのが、ちゃんとひとの目には見えてるんです。

でも、カメラはそれを認識できないときがある。

雨の日や曇りの日にありがちな、アレです。

「空が真っ白!」

な状態。

失敗写真のサンプルは、こういうの(笑)>>


_MG_4191sss.jpg


五年も前の写真なので、ヘタクソすぎるけどご参考までに(笑)。

京都の大徳寺の塔頭のひとつ、だったと思います。

見事なお庭だった。

だったのに・・・!(笑)

曇り空にもかかわらず、きちんと露出を考えてなかったんですね。

そのせいで、空も白砂も真っ白!

色情報がすっかり飛んでしまう、いわゆる「白飛び」状態になってしまってます。

「白かったから白く写った」

わけじゃないんですね(汗)。

白い砂利のほうはかろうじて、一部ディテールが残ってるけど、空はアウト。

完全にのっぺり、すべてのデータが失われています。

こうなるとあとで補正もできません。

まさに失敗写真。

こういうときは、

①可能な限り、空を写さないように構図を考える

②ダイナミックレンジに気をつけて、空が真っ白にならないように撮る

の、どちらかしかない。

(ダイナミックレンジ=そのカメラが認識できるもっとも明るい部分ともっとも暗い部分の範囲のこと。最近のデジカメは、たいていこのダイナミックレンジを「拡張する」機能がついている。)

あーもう、ホント。

残念な写真だなあ。




●では、

薔薇です。

今回は、皇族の女性に捧げられた薔薇を。



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プリンセス・ミチコ。

皇后さまがまだ婚約中だったころに名づけられたそうです。

華やかな色合いで、今を盛りと咲いていました。



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どちらも、愛子さまに捧げられた薔薇の花。

こういうのを見ると、

あたらしい品種をつくりあげてプリンセスの名前をつけるって、どんな気分だろう?

なんてね、考えてしまいます。



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秩父宮勢津子妃に捧げられた薔薇。

(勢津子妃は、旧会津藩主松平容保の孫。秩父宮雍仁親王は昭和天皇の弟宮。)

こんな言いかたは変かもしれないけど、ちょっと和風のバラなんですよ(笑)。

赤ともピンクとも言えない色合いで、とても華やか。


これだけ、です(汗)。

雅子妃や、その他の皇族に捧げられた薔薇ももちろん存在するけど、この日は見かけなかった。

京成バラ園にはあったので、写真を探しておきます(笑)。




●他にも

たくさん(笑)。



P5200543ss.jpg


イングリット・ウェイブル。

鮮やかな朱色のバラ。

中型の花だけど、ものすごい存在感がありました。

で、誰・・・?(笑)

人名のついてる花はたいてい、命名の由来もあるんだけどなあ。

これが誰なのか、よくわかりません(汗)。



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シュネーヴァルツァー。

日本語にすると雪のワルツ。

ぼってりと重たげだけど、とてもきれいな白でした。

大ぶりの花なので、これがアーチいっぱいに咲くのは壮観。



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哀愁のチャールストン。

華やかでせつない赤と黄色。

なんかね、音楽が聴こえてきそうでした(笑)。



P5200568ss.jpg


ラヴェンダーピンクの薔薇の花。

コティヨン、って。

そうプレートには書いてあったんですよね。

「コティヨン・・・?」

でも、正確なつづりを調べると、どうもコティリオンとしか読めない(汗)。

フランス語の「-illon」(たとえばパピヨン papillon)と、この「-illion」を混同したのでは・・・?

そう推測しますが、ホントのところはわかりません。



P5200585ss.jpg


アスピリン・ローズ。

小さな小さなつぼみでした。

直径せいぜい3センチほど。

それにしても、「薬のアスピリンにちなんで」って・・・なんでやねん(笑)。

なぜそれにちなもうとしたのか、知りたいよね。



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今回のイチオシ(笑)。

「ゴルデルゼ」という名前のドイツのバラ。

(ドイツ語の発音を考えると、たぶん「ごーると・えるざ」に近いんじゃないかな?)

かわいくない響きだなあ、と思ったでしょ?

思いましたよね?(笑)

わたしもそうです。

調べてみると、ベルリンの戦勝記念塔のてっぺんにいる、黄金の勝利の女神のことらしい。

なるほど、それでこの色なのかあ。

なにしろこの薔薇、凄いんです(笑)。

最初は濃い目の、黄味かかったオレンジ色。

それが花が開くにつれて、少しずつ色合いが薄くなる。

ひとつの枝にたくさんの花がつくせいで、なんて言ったらいいの?

黄色~オレンジ~クリーム色のグラデーションがとにかく見事なんですよ。

枝を一本切るだけで、まんまブーケになるんじゃないかってくらい。

同系色をうまく選んであつめたアレンジメントのようです。

とにかく、めちゃくちゃに美しい薔薇でした。

勝利の女神の名がついてるけど、雰囲気はごつくなくて、うんとやさしい。

もしかして、いちばん好きかも・・・(笑)。




●では、

またね。。。


【24/05/2014 04:23】 写真☆カメラ | Comments (0)

無駄なモノにかける情熱こそが豊潤な文化を生む(なんちゃって)

●なんだか

奇妙なお天気ですね。

寒いって言ったらいいすぎなんだけど、思いがけずちょっと冷えてる感じ。

日本列島北は低温、南で暑い夏に 気象庁の3カ月予報

エルニーニョかあ。

涼しくなるのかと思ったけど、結局このあたりは「平年並み」らしい。

なんかがっかり・・・(笑)。

もっとも、これってほとんど意味のない予想ですよね。

「平年並み」がどのくらいなのか、正直さっぱり感覚がつかめないもの。

気象庁の「よくある質問集」によれば>>

(以下、引用)

平年並、冷夏、暖冬って何ですか?

天候に関する実況や予報について表現する時に、気温や降水量などを「低い(少ない)」「平年並」「高い(多い)」の3階級で示すことがあります。

この3つの階級に分ける区分値は、30年間の観測値(夏の平均気温など)を小さい順に並べて、小さい方から10番目まで(全体の33%)が「低い(少ない)」、11~20番目(同33%)が「平年並」、それ以上を「高い(多い)」、各階級の出現率が等しく33%(10年)となるように決めています。現在の区分値は1981年から2010年までの30年間の資料で作成した値で、区分値は10年毎に更新しています。なお、この区分の具体的な値は当然のことながら、地域により、また夏と冬でも異なります。

「冷夏」や「暖冬」は、これらの階級を用いた表現です。「冷夏」とは、夏(6~8月)の平均気温が3階級表現で「低い」場合、「暖冬」とは、冬(12~2月)の平均気温が「高い」場合を指しています。また、これらの反対は、「暑夏」と「寒冬」です。

(引用ここまで。赤字は引用者による。)

・・・だ、そうです。

わかります?(笑)

「平年並み」というのは、2010年までの30年間の気温を目安にしてる、ということ。

これじゃ、実感が湧かないのも道理ですね(笑)。

去年の夏と比べて暑いとか、暑くないとか。

そういうモノサシで言ってくれないとわからないと思うんだけど、それじゃダメなのね(笑)。


ところで、オクサマ。

気がついてらっしゃいます?

なんだかんだ言ってるうちに、もう5月も終わりですのよ?


2014年も、すでにほぼ半分が過ぎた。


この衝撃の事実の前に、呆然としてしまいますね・・・(汗)。

ついこの間、お正月じゃなかった?

桜に浮かれていたのは、ほんのちょっと前のことでは?

なんか、もうね。

過ぎる時間のあまりの速さになすすべもない、というか。

怖いくらいです。

いいことがあるとすれば、うん。

次のGOLD発売まで、あと1ヶ月ちょっとってことぐらい・・・?(笑)




●そりゃあ

紙の切符のほうが安いんじゃ、あたりまえでしょう(笑)。

関西のイコカ・ピタパ 伸び悩みの理由は

なるほど、私鉄とのサービス競争ねえ。

私鉄の強い関西らしい話です。

JR東日本の管内とは事情がちがいすぎるから、比べてもしょうがない気がしますね。

「これだから関西の人は」

まるでケチだって言わんばかりだけど、いやいや。

それは違うでしょう。

紙の回数券(のバラ売り)のほうが乗車賃が4割も安いなら、東京でも同じことが起きると思うよ(笑)。

単純に、

「昼特きっぷ」回数券を、ICカードでも買えるようにすればいいだけでは・・・?

技術的に、できないとは思えないけど。

(ふつうのチャージ分とどう区別するのか、あと何回分のこってるのか利用者が確認する方法がないと困るから、ちょっと工夫は必要でしょうけど。)

そうすれば少なくとも、レギュラーに乗る人は囲い込めるような気がします。

たまにしか乗らない人は、どっちにしても紙の回数券(のバラ売り)だろうから、それはしょうがない。

なんとかなりそうなもんだけどなあ。


(無理やり)ICカード繋がりで、もうひとつ>>

まんまる「Suica のペンギンケーキ」に「アサイーボウル味」!かわいすぎて食べられない?

かわいい・・・!

交通系ICカードのキャラクターに関しては、Suicaのペンギンのひとり勝ちだと思うの(笑)。

http://www.jreast.co.jp/suica/interoperation/

http://www.eki-net.biz/suica-goods/top/CSfTop.jsp

あ、でも、ネーミングの妙でいうなら、「はやかけん」に一票。

すばらしいセンスだと思います(笑)。




●正直

ほっとしました・・・(笑)。

ホテルオークラ東京、建て替えへ 五輪開催にらみ19年再開

いつ建て替えるのかと、ずっと思ってました。

オークラ、昔から好きなんですよ(笑)。

ベタだけどはずさない丁寧なサービスも、イマドキ珍しい?人海戦術も。

一流の味も。

古くさいけど、気持ち良くすごせる場所。

客を大事にしてくれる老舗ホテルって感じで、なんだか安心できるから。

(ちなみに、古い友人がマネジメントにいる、というのも理由かも?)

でも、いかんせん、ハードが古すぎた。

建物の老朽化は隠しようもありませんでした。

外観もそうですが、それだけじゃないのね。

古い、薄暗い、低い。

内装をどんなにがんばっても、設計の古さ、とくに天井の低さはどうしようもないものね。

(天井のみならず、ソファもテーブルも、もっというと客室のトイレに至るまで、ホント低いんだよー。)

昭和のころ、東京のホテルTOP3に入ってたと思うけど、今はどうでしょう。

外資系の高級ホテルがたくさん入って来たこともあって、順位は下がっているのではないかと思います。

でも、それはあまりにも惜しい。

オークラのクオリティならば、もっと評価されていいはずだから。

(と思ってしまうんですが、身びいきにすぎるかなあ。)

高層ビルになって、どうやってオークラらしい和のテイストを醸し出すのか。

いかに老舗らしいサービスを継承していくのか。

数年後の楽しみができた気がします。




●毎年の

ことだけど、楽しいね(笑)。

第27回サラリーマン川柳ベスト10

個人的には、

「イイネ!には、どうでもイイネ!が約5割」

という、なんとも毒のある作品を推したいと思います(笑)。




●おまけ

思わず笑いました。

なんつうか、乾いた笑い。

わたしの知る限り、もっとも意味不明のフリーソフトです(笑)。

Senpoo気 卓上扇風機をモチーフにしたかわいいデスクトップアクセサリ

おやすみタイマー機能がある?

4段階の風量調節と、3段階の高さ・・・?

首ふりON/OFF?

リモコンで操作も可能・・・?

えっと・・・デスクトップ上で動くんですよね・・・?

「なんの役に立つの?」

って、突っ込んだら負けなんだろうな(笑)。

いやもう、完全にムダ。

だけどここまで徹底してると、いっそ潔い。

いいかもね、こういうのも(投げやり)。




●では、

またね。。。


【24/05/2014 03:10】 PC・デジタル関連 | Comments (0)

薔薇の名前 その3 (ルシアンの記憶)

●TBのお題から

「まさか方言だと思っていなかったもの」

さあ、どうかなあ。

基本的に標準語をしゃべっているはずなので、あまり意識したことはありません。

周囲の人の言葉づかいに、

「それ、方言じゃない?」

と思うことはしばしば。

方言は大好きなので、いろいろと吸収するのは楽しいですね。

もっとも、郷土色はいいけど、第三者に通じないと意味がない。

そういう意味で、たまにツッコミを入れたりもします。

定番は

「投げる」 (捨てる、という意味で)

「なおす」 (元に戻す、という意味で)

「たごまる」 (これに相当する便利な標準語はない気がする)

「離合する」 (狭い道などで車がすれ違うこと、ですよね・・・?)

あたりでしょうか・・・?

「離合」なんかは特に、標準語ではないと説明してもなかなか信じてもらえません。

「じゃあ、なんて言うのよ!?」

逆ギレされても困るよ・・・(汗)。


おおむね、関西の言葉以外が多いような気がします。

なぜかというと、単純に、関西の言葉は通じることが多いから。

もっとも、わかっていても、二人称の「自分」は戸惑います(笑)。

だいたいオカシイよね?

なんで自分自身を指す言葉が、「あなた」という意味になるの(笑)。

これだけは慣れないというか、意味がとれなくてとっさに反応できないなあ。


ちなみに、神奈川県。

東京に近いせいか、インパクトのある方言は少ない気がするけど、どうだろうなあ。

語尾の「・・・じゃん」は、もとは神奈川の方言らしいですね。

芸能人などもよく使うので、地方の人にとっては「東京弁」的なイメージがあるようです。

「・・・べ」も、神奈川じゃないかな。

やるっきゃねーべ、みたいな使われかたをします。

どっちもまあ、あんまりお上品な表現じゃないですね(笑)。

カジュアルといえば聞こえはいいけど、ちょっとガラが悪いイメージかも。

ひとくちに方言といっても、これらは意図的にスイッチオン、オフできる方言。

TPOで使い分ける感じですね。

ビジネスの場でうっかり出てしまう、なんてことはまずないと思います。




●今日も

変なお天気でしたねえ。

朝こそ晴れたけど、あとはずっと冴えない空。

挙句の果てに、夕方からは派手な落雷とどしゃ降りです。

ああ、びっくりした。

お陰で涼しいから、そこはマシかなあ。




●これ!

お近くの方はぜひ(笑)。

生の愛之助と染五郎を堪能してください。

「六月博多座大歌舞伎」船乗り込みのお知らせ

いや、まあ思いっきり平日ですけどね・・・(汗)。

せめて雨が降りませんように。




●さらに

調子に乗って、薔薇ですよ・・・(笑)。


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目にしみるほど強烈なオレンジ色。

その名も「錦」です。


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この手前の薔薇も「錦」ね。

あでやかといえば、これ以上あでやかな花もめったにない。

いくら見ても見飽きない・・・と思ったけど、疲れるかもね(汗)。



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優美なピエール・ド・ロンサール。

中心がほのかなピンク色で、外側になるほど白い。

ぽってり、まあるく咲く感じも可憐です。

貴族的というか、女性的というか。

錦が仮に、勝ち気で男勝りの花魁、揚巻だとしたら。

こちらはたおやかに咲く花魁、夕霧みたいな感じかな・・・?

(歌舞伎のヒロインに例えるのが適切なのかどうか、そのへんは不明。)

古典的な美しさの薔薇だという気がしました。



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アプリコーラ。

ドイツの薔薇です。

「アプリコット」色・・・から来てると想像しますが、実際に甘いオレンジ色。

咲いているうちに褪色するらしく、最後はほとんどクリーム色になってました。



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銀世界は、真っ白の薔薇です。

うーん。

この写真だとやや黄色がかって見えますが、もっと白かったはず(汗)。



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赤と黄色の混ざったスペクトラ。

あまり株数がなくって、まともな写真がありませんでした。

もうちょっとそばで見たかったなあ。



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つるホワイト・マスターピース。

日本の薔薇らしいです。

大ぶりの華やかな薔薇でした。

「つる」というのは、どうも「climbing」の訳のようです。

それを省略して「CL」などと表記するらしい。

撮っておいてなんだけど、薔薇の世界はわからんね・・・(汗)。



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ラ・フランス。

フランスという国の名前のついたバラです。

甘いピンク色でまあるくて、なんとも愛らしい。

かつてベルばらで、マリー・アントワネットのうつくしい肌を評して、

「ミルクに赤い薔薇の花びらを浮かべたような」

・・・という表現があったような気がします。

ちがったっけ?

なにぶん最後に読んだのはン10年前なので、おぼろげな記憶ですが(汗)。

なんというかね、それをひょこっと思い出しました(笑)。

・・・え?

マリー・アントワネットはオーストリア人だろって?

いえ、知ってますけどね。

でもフランス王妃だったんだもの、いいじゃないの・・・(笑)。



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これも日本の薔薇の花です。

早春という言葉のとおり、どこか初々しい淡いピンク色。

そのわりにはゴージャスに咲き乱れていました。

とにかく花のかたちが美しい。

ホント、きれいな色だったなあ。



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名前のわからない薔薇です。

こういうのを朱色って言うんじゃないかなあ。

オレンジがかった明るい赤。

これも本当にきれいな咲きかたで、うっとり見惚れました(笑)。

品種プレートを探しに、また見に行かなくちゃ。



P5200529ss.jpg


薔薇の楽園の写真は、もう少しだけ続きます。

いましばらくおつき合いくださいませ。

コメントや拍手、ありがとうございます。

こんな写真でも楽しんでいただけると、本当にうれしい。

上にも書いたけど、わたしは単に撮ってるだけです(笑)。

バラ園芸の特殊な?世界は、さっぱりわかりません。

ものすごく奥が深いらしい、ということと。

ものすごく手間ひまとお金がかかる、ということと。

それだけに、ものすごく情熱がないとできないだろうなあ、とは思います。

なにしろ、わたしのイメージする「バラ愛好家」って、アレです。

青池保子さんの「Z(ツェット)」に登場するルシアン・ジンバリスト・・・!

(なんつう名前!)

たしかあれ、第一話じゃなかったかなあ。

青バラを育てるのに情熱を傾けるあの人が、わたしの遭遇したはじめてのバラマニアでした(笑)。

「この人おかしいよ・・・」

彼のイッちゃってる感が、ホントにヤバかった。

バラ愛好家=ものすごくアブナイ人。

そんな図式が、子供だったわたしの脳内に巣食ってしまったのです(汗)。

いや、完全に偏見ですよ・・・(汗)。

※バラ大好きなみなさま、ごめんなさい!

それだけに、エーベルバッハ少佐の最後の言葉にほっとしたもんです。

・・・うは、なつかしい(笑)。

「青薔薇は青に見えない」

「青に見えないなら、見えないと言っていい」

と学んだのもここから、かも(笑)。

なんて勉強になるマンガだったんでしょうね・・・(爆)。


Z完全版Z完全版
(2011/10/14)
青池 保子

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ちょっと、完全版って何なの・・・!?

知らないよー(笑)。




●では、

またね。。。


【23/05/2014 01:52】 写真☆カメラ | Comments (0)

薔薇の名前 その2 (追記あり)

☆追記です☆

5月23日、追記。

↓下↓の記事で、このお花のことを書きました。


P5200474ss.jpg


ひらひらきれいなピンクの薔薇。

でもなんで、「Spanish Beauty」なんでしょうね・・・?

と書いたのですが、さて。

某さまからコメントをいただきました。

「フラメンコのあのドレス。裾のひらひらのイメージなのでは?」

「・・・!!!」

わお。

言われてみれば、まさにその通りです。

というか、絶対それに決まってる(笑)。


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fl002.jpg


ああ、まさに薔薇の花です。

なんで思いつかなかったのか、わたしバカだー。

我ながら、想像力の欠如が情けない!

某さまの炯眼に敬服いたします。


以上。







●今日は

ずーっと降ってました。

どしゃ降りだもん。

いやもうね、カビが生えそうなくらい(汗)。

今晩はちょっと冷えます。

これが今シーズン最後の涼しい夜かな・・・?

などと考えつつ(笑)。




●今日の薔薇は

こんな感じです。

名前のわからないものもありますが、ランダムにご紹介しますね。



P5200409ss.jpg


真紅のニコロ・パガニーニ。

まさに正統派、という感じの真っ赤なバラです。

花のつきかたもきれいで、見栄えがいい。

うっとりするほどの存在感でした。



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打ってかわって、ひらひらと淡いピンクのつる薔薇。

なぜこれがスパニッシュ・ビューティーなのか・・・?

理由はわかりません(笑)。



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名前の通り、淡い黄色でロウソクの炎のような薔薇。

大輪でお上品な感じでしたね。

バラ園を見ていると、黄色の薔薇はとても目立ちます。

そしてなぜか、赤やピンクで疲れた目を癒してくれる感じ(笑)。



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ブルー・ボーイ。

青薔薇なのか・・・? (困惑)

青薔薇へのパッションを理解できないわたしには、わりとどうでもいいかも(汗)。

どちらかというと、ラベンダー寄りのピンク色です。

青いかどうかは気にしない。

きれいだもん、それでいいじゃない(笑)。



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名前がわからない花のひとつ。

どんなに探しても、品種のプレートが見つかりませんでした(汗)。

背が低くやや小ぶりで、赤と白のコントラストがまぶしかった。



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手前のあざやかなオレンジ色の薔薇は「錦」です。

これはあとで別途、ご紹介します。

薔薇の楽園、という雰囲気。

ひとのいない絶好のチャンスに撮りました。



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まぶしいくらい強いピンク色の「うらら」。

株数が多くて、ハンパない存在感でした。

色もあでやかだけど、ほころびかけた花びらの巻き加減が非常に美しい。

「おお・・・絵に描いたようなバラだ!」

と思ったわたしは、たぶん木原敏江さんの描くバラの絵を想像していました(笑)。

オタクってやーね。



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この写真でも、手前に咲くのがうらら。

ちなみにこれを撮っているとき、通りすがりのオッサンが、

「うらら~ うらら~ うらうらら~♪」

と変な歌をうたっていたのは、1000%実話です(爆)。

不幸なことに誇張もしてません。

やめてよオッサン。

頼むよ。

カメラ、落っことしそうになったじゃんか・・・(爆)。

(なんの歌だかわかった自分もけっこうイヤだ。)




●では、

またね。。。


【22/05/2014 01:15】 写真☆カメラ | Comments (0)

「おいしい!」のためなら

●おおー

どちらも、国家や政府の方針に真っ向から挑戦する訴訟。

それだけに驚きを持って受け止められたと思います。

意外といえば、たしかに意外なのかも。

厚木基地騒音訴訟 夜間飛行差し止め認める

大飯原発 運転再開認めない判決

画期的、かどうかはまだわからない。

どちらも一審(地裁)の判断だからね。

これから控訴、上告・・・と続く司法プロセスの中で、覆ることもあるかもしれません。

だけど、裁判所は地元住民の不安や苦情をきちんと掬いあげた。

それは評価されるべきでしょう。

今後の展開を注視したいと思います。




●羽生さん!

名人戦:羽生4連勝で4冠に 新たな「平成伝説」誕生

(動画あり。)

結果だけ見れば、破竹の4連勝です。

どうした森内。

(ってこれ、前回も書いた気がする!)

そして羽生さんは、4年ぶり8期目の名人返り咲き。

(はじめて名人になったのは、なんと20年も前。)

強いなあ。

王位、王座、棋聖と合わせて、これで羽生さんは四冠。

森内さんは竜王のみに。

そしてこの二人、来月ふたたび棋聖戦で顔を合わせるそうです。

子供のころからずっと好敵手。

文字通り、永遠のライバルなんですね。

43歳。

一般的な考え方では最盛期をすぎてるはずなんだけど、ちっともそんな感じがしない。

いつまで続く、羽生世代の黄金期。




●こういうのが

今ごろになって出て来るから、歴史は楽しい。

「池田屋」直後…桂小五郎、緊迫の手紙発見

いつも凄いと思うのは、昔の手紙がけっこう残っているという事実。

これは幕末だけど、もっともっと古い時代の手紙も。

信長の自筆の手紙とか有名ですよね。

(ふつうの仕事上の手紙は右筆=秘書官に書かせるけど、極秘の連絡やプライベートな便りは自筆。)

手紙じゃないけど、「御堂関白記(みどうかんぱくき)」。

ご存知でしょうか。

平安時代、「この世をば」の歌で知られる藤原道長の残した日記です。

摂政、太政大臣。

娘三人を三代の天皇・上皇の妃として嫁がせ、藤原氏の全盛時代を築いた人。

その彼の自筆の日記が現存するんですよね。

1028年に亡くなった人ですよ・・・?

まちがいなく、現存する日本最古の日記(オリジナル)でしょう。

戦争も火事も何度もあったのに、無事に現代まで伝わっている。

凄いことだといつも感心します。




●そうだよね

魚を食べるのには、練習が要りますよね。

経験しないとわからないし、教えてもらわないとできない。

家庭生活の中で親に教わるものだと思ってたけど、そうでない家庭も多いのか。

ならば、学校で教えるしかないよなあ。

どこに箸入れるか分からない…骨付き魚、給食に

喉に小骨が刺さった!

・・・とかで、モンスターが湧かないといいけど(汗)。

ちなみにわたしは、上手いこと親におだてられて育ちました(笑)。

特に甘い親ではなかったと思いますが、わたしの弾くピアノと魚の食べ方だけは誉めてくれた。

あ、才能があったからじゃないですよ(笑)。

魚の小骨をとる天才だった・・・わけでもありません。

単に、親なりに子供の性格を考慮して、この点に関しては

「きびしく指導するより、おだてていい気持ちにさせて継続させる」

ほうが有効だと思ったのでしょう。

たぶん、その作戦は成功したと思うし(笑)。

今でも意識して、サンマだのアジの開きだの、カレイの煮つけだの。

そういうのをわたしがつくるのは、親がそう育てたお陰だろうと思います。

めんどくさいけど、ときどきはめんどくさい魚を食べなくちゃいけない。

・・・そんな感覚があるんです(笑)。

鮭やほっけの切り身ばかりならカンタンだけど、それじゃ堕落しちゃう気がするのだね・・・(汗)。

見事に洗脳されてる、とたまに思います(笑)。




●おいしそう

ですよね・・・(笑)。

京都のおいしい「あんぱん」9種類を味わう 老舗の卵専門店や和菓子店が作る“逸品”

ありそうでなかった「食」が舌を刺激! 新感覚のスイーツ&専門店

渋谷・青山を中心としたパン屋が集結! 「青山パン祭り2014 spring」5/24・5/25に開催

【No.17】オムライス 卵は薄焼き

じゅるり。




●では、

またね。。。


【22/05/2014 00:39】 旅★たべもの | Comments (0)

マーくん

●負けちゃったね・・・

残念でした。

こんな日もあるさ。

雨は気の毒だったけど、これはまあ、相手チームも同じ悪条件だからなあ。

一生ずっと負けないってわけにもいかないし、しょうがないでしょう。

大げさな無敗hypeがひとり歩きしてたので、今のうちに摘み取ってしまえてよかった。

・・・と考えるのは、ポジティブすぎるか(汗)。

彼のことだ、淡々とまた投げるでしょう。


つか、これ。

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6回8安打4失点(自責3)、四球ひとつに7奪三振。

うーん。

素晴らしくはないけど、でもさ?

今まで「なんとか勝った」時の成績とあんまり変わらないでしょう(笑)。

敗戦投手になったとはいえ、いわゆる「QS」を達成してますよね。

(QS=クオリティ・スタートとは、先発投手が果たすべき最低限の責任を数値化したもの。

6回以上投げて、自責点が3点以内なら「ひとまず合格」と看做される。)

つまり、大崩れしてない。

(何勝目のゲームだったか忘れたけど、今日と同じくらいイマイチの出来でも、味方がなんとか点をとってカバーしてくれたこともあった。)

ご本人は「調子が悪すぎた」って悔しがってましたけど、そこまでひどい数字ではないのでは?

味方の援護運が途切れた、という気すら・・・?

(打線はそれでも必死で、マーくんを盛り立てようとしてました。)

というか、チームの調子を見れば、4点も失ったらダメなのはわかりますけどね。

わたし、甘いかな・・・(笑)。

とはいえ、88球投げて防御率はちょっと下がって2.39。

この数字は今でも、ヤンキーズ投手陣でダントツです。

悪いなりになんとかまとめる。

言い訳しない。

ジラルディ監督、今日の敗戦でマーくんのクオリティを改めて知ったと思う。

・・・と。

無理やり思ってみる。

マーくんで負けたのは痛い。

だけど、内容的に絶望するほどじゃない。

ヤンキーズのファンにも、そう思ってもらえますように。




●では、

またね。。。

なんか落ち込んでしまったましゅまろんどんでした(笑)。


【21/05/2014 14:23】 スポーツ | Comments (0)

薔薇の名前(笑)

●遅ネタで

すみません・・・(笑)。

昨日のこれ、おもしろかったですね。


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もうトップページからはなくなっちゃったけど、こちらで今でも遊べます>>

http://www.google.com/doodles/rubiks-cube

初期設定では、ちゃんとグーグルのロゴになってるのね(笑)。

クリックするとインタラクティブ版になる、というのがスゴイ。

試してみたけど、全然ダメでした。

昔これが流行ったときも、まともに全面そろったためしがない。

センスないんだなあ(苦笑)。




●雨です

なんかすでにどしゃ降り。


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こんなに煩いのは久しぶり。

バラの花が散っちゃうなあ。

暑くもなく寒くもなく、でもなんかジメジメ。

梅雨が近いのだという感じがします。




●薔薇の庭に

行って来ました。



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毎年そうなんですけど、薔薇の時期が早い。

イギリスでは薔薇は六月、というイメージが強くって(笑)。

皮膚感覚では初夏というよりも夏の花なんですよね。

その感覚でいると、首都圏では五月の半ばには満開になってしまうので、いつも焦ります。



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実際には、花期の異なる薔薇がいろいろと植えられているから、しばらくは楽しめます。

しかし、キレイだなあ。

薔薇のゴージャスさは、なんかもう異次元ですよね。



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あ、その前に。

その辺の散歩道で見かけたきれいなお花をご紹介します。

バンマツリ、もしくはニオイバンマツリの花。

(調べたけど、あまり区別がつかないので。)

ナス科。

初夏のこの時期、梅雨のちょっと前に咲くそうです。

意識して見たのはこれがはじめて、のようが気がしてます。

つぼみから咲いたときは濃い紫色。

それが徐々に色を失って、やがて白くなっていくんだって。

そのせいで、きれいな紫のグラデーションの花がいっぱい。

花の大きさはだいたい・・・直径5センチくらいかなあ。

いい匂いがするらしいけど、あまり感じなかったかも(汗)。



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さて、薔薇です(笑)。

今回は意識して、花の名前を記録してきました。

品種名はだから、正しいはずです(笑)。

マダム・バタフライ(蝶々夫人)は、大ぶりのピンク色の薔薇でした。

甘くていい匂いがしてました。



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華やかなピンクと黄色のピース。

残念ながら花は終わりかけていたので、かろうじてコレを。

しかし、薔薇の咲き終わったあとって寂しいですよね。

まさに宴のあと。

わびしいもんです。

いや、花の後はなんだってさみしいものだけどさ。

でも、たとえば桜は散る様子も、散ったあともキレイじゃない?(笑)

そして新緑が芽を出すから、なんというか、明るい希望が持てる。

(これ、ソメイヨシノの場合ですね。)

・・・などと、勝手に思ってみたり。



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真っ白で気品のあるヴァーゴ。

「ビルゴ」ってカタカナで書いてあったけど、それはあんまりだと思う(笑)。

ちなみに>>

ここで今日ご紹介した薔薇は、すべて大輪です。

少なく見積もっても直径が10センチは超えそうな、大ぶりの花ばかり。

これだけの薔薇園を管理するの、大変だろうなあ。

タダで楽しませてもらえるなんて、とても幸運だと思います。



P5200332ss.jpg


黒赤の艶っぽいジョゼフィン・ブルース。

ベルベットみたいな花弁がきれいで、でも明らかに傷がつきやすい。

比較的よい状態の花を探すのが大変でした(笑)。



P5200351ss.jpg


朱色というのか、アンズ色というのか。

とても華やかなヘレン・トローベル。

薔薇らしいあでやかさで、存在感たっぷりでした。



P5200371ss.jpg


おまけのダンボー。

薔薇のベッドに寝そべるセクシーさは・・・かけらもないなあ(笑)。


薔薇の写真。

わずか2時間弱のうちに500枚ほど撮ってました(爆)。

(今回のカメラはオリンパスPEN E-PL2だけ。)

バラ以外の花や猫をカウントすると、2時間ちょっとで568枚。

もうね、アホじゃないかと思いますね。

バラの種類はまだまだありますので、徐々にアップしていければと思います。

というか、よろしくおつきあいください(汗)。


バラ撮影のコツ。

下手の横好きの自分がいうのもアレですが、ちょっとした工夫できれいに撮れます。

上の写真を撮影した日は、たぶん画像を見ればわかると思いますが、曇り空でした。

青い空、キレイですよね。

世の中のすべてが三割増し、きれいに見えるとは思います(笑)。

でも、薔薇の撮影にあんまり強い日差しは向かない。

・・・そんな気がするんですよ。

今のこの時期、太陽の光は一年でもっとも強い(といっても差し支えない)。

晴天の、しかも昼間の日差しはきつくって、花に陰影がつきすぎるのですね。

いってみれば、強烈なスポットライトを真上から浴びせているようなもの。

でも、薔薇の花は複雑なかたちをしてるでしょう?

日陰になる部分が、日差しとのコントラストで黒く沈んでしまいがち、なのです。

おまけに、薔薇の葉っぱはたいていが黒寄りの濃い緑色。

コイツが意外とクセモノです(笑)。

黒つぶれもイヤですが、もうひとつ。

ツヤツヤした薔薇の葉っぱが、光を反射してしまうんですよ。

そうすると今度は逆に、白飛び(真っ白に写ってしまう状態)のリスクも。

人間の目って、ものすごく優秀です。

黒すぎてしまう部分も、明るすぎて真っ白の部分も、目がちゃんと補正して脳に信号を送ってくれる。

だから、(おそらく)「本来の色」が見えてるんですよね。

だけどカメラはなあ・・・(笑)。

カメラやレンズは、人間の目ほど高性能じゃないんですね。

で、曇り空です。

曇りの日って案外、撮影にいい日なんですよ。

できれば雨が降りそうな日じゃなくて、晴れてるけど太陽は雲に隠れてる、みたいなのが理想かも・・・?(笑)

わがままですね。

それは、いってみれば、全面を白い半透明の板でおおった撮影ボックスみたいなもん。

直接照明ではなくて間接照明。

上からだけでなく、横からも前からも後ろからも、光が回って入ってくる。

ふんわりとした光が、お花を360度ぐるっと包んでる状態。

そういうときのほうが綺麗に撮れる、はずです(笑)。

花びらの陰影や、花の厚みや奥行き。

そういったものが、より表現しやすくなると思います。

試してみてください。


あ、あともうひとつ。

露出補正ですが、赤い薔薇のときはマイナス補正。

黄色や白い薔薇のときは、(どちらかというと)プラス補正です。

赤って、意外と暗いでしょう?

赤は実は黒に近いんですよ。

そして薔薇は、葉もわりと暗い。

そういうときに無理に明るく撮ろうとすると、不自然な感じになります。


・・・以上、よけいなお世話でした。

薔薇は、また後日。




●では、

おやすみなさい。。。


【21/05/2014 01:04】 写真☆カメラ | Comments (0)

時の流れに身を任せない人たち・・・?

●中高年ネタ

と、呼んでいいのかな。

中高年の薬物問題

人生は50代半ばを過ぎてから? 「団塊の世代」が若い理由

リコーのコールセンター 全員が中高年男性のワケ

50歳以上の再婚者数が約20年で倍増 婚活市場は着実な広がり

電車内でエロ動画を鑑賞するおじさんも 意外と見られている携帯電話

よくも悪くも、中高年の「青春」は永遠に終わらない。

特に今の40代~60代はそういう印象ですね。

いちばん元気で数も多くて、派手な時代を知ってるひとたち。

永遠に現役を降りない(降りる気のない)世代。

(若いころカッコよかったヤンチャが、今でもカッコいいと思ってるあたりも含めて。)

・・・なんというか、そんな気がしました(汗)。


あ、リコーの記事だけは別ですね。

これはむしろ、「中年のオッサンの与える安心感」をうまく利用したサービス。

(皮肉じゃないですよ。)

OA機器やPCにトラブルが発生して、お客様サポートに電話するとき。

どういうわけか、オッサンが対応してくれるほうが安心感があります。

若い女性のオペレーターだと、「大丈夫かな」なんて思ってしまう。

日本語がどうもアヤシイ人だったりすると、尚更。

・・・うん、偏見だと思います(汗)。

ダメですよね。

先入観としか言えないけど、そういう感覚を持ってる人は多いんじゃないでしょうか。

(実際にどなたが対応してくれようと、文句は言いませんけどね。)

若い人だと、なんか不安。

それが中年のオジサンだと、経験豊富で「わかってる」気がする。

「いきなり、ちゃんとわかる人に繋がった」

という印象。

それはもしかして錯覚かもしれないけど、そういう印象を与えるのも大事だと思います。

もっとも、これはあくまで「第一印象」の話。

いくらオジサンの声でも、しどろもどろだったりしたら意味がない。

よどみない説明とか、テキパキとした指示のほうが、より大事なのは言うまでもありません。




●では、

またね。。。

本日2本目の記事でした。


【20/05/2014 03:07】 社会・時事ニュース | Comments (0)

弁慶の面影を

●TBのお題から

「手をつなぐときは前から? 後ろから?」

おもしろい質問だよね・・・(笑)。

どういう意図でこんな設問、思いつくんだろう。

前から。

それ以外したことない気がします。




●雨の日の

写真を。


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シロヤマブキ(白山吹)の花じゃないかと思います。

ヤマブキといえば黄色じゃないのか、と言いたくなりますね。

といってもこれ、ヤマブキの「色ちがい」ではありません。

実はまったく別の植物なんですって。

たまたまパッと見というか、咲きかたが似てるから、この名がついたとか。

よく見ると花弁が4枚。

ヤマブキは5枚です。

名前、そんなテキトーにつけていいのか(笑)。



IMG_9069ss.jpg


名前がわからない、可憐な白い花。

見た目はスズランとか、スノーフレークに似ています。

でも、ちょっと違うような気がする。

野草(雑草)の類かなあ。

あるいは、そうは見えない場所に咲いてたけど、園芸種なのか。

ウェブ植物図鑑をぐるぐるとめぐること、30分あまり。

・・・あきらめました(笑)。




●歌舞伎

「歌舞伎座、行ってきたよ!」

「幕見席で『勧進帳』を見たよ!」

というご報告を、これまでに三人ほどの方からいただきました。

お便り、いつもありがとうございます。

そして、楽しんでくださったようで本当にうれしい。

ここ2週間の土・日の公演。

どなたのケースも、朝7時ごろに到着して一番乗り!(笑)

・・・だったそうです。

(わたしのときはGWだったからか、7時で5番手以降でした。まあ、それでも十分すぎますけど。)

みなさまの話を総合すると、8時ごろまでに並んでいれば大丈夫そうですね。


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五月の公演は25日(今度の日曜日)まで。

ああ、もういちど見に行きたいな・・・(笑)。

海老蔵の弁慶も、きっと今じゃ磨きがかかってると思いますから。

幡随院長兵衛もホントは見たい。

あぐぐ。

ところで>>

超がつくほど今さらですが、左團次さんもブログを始めたんですね(笑)。

つい先週、偶然に発見して笑いました。

(海老蔵とちがって)ご本人が実際に書いてるかどうかはアヤシイけど、脱力系でたのしい。

ご興味がありましたら、探してみてください。




●では、

またね。。。


【20/05/2014 02:36】 歌舞伎2013~ | Comments (0)

初夏の花を少しだけ

●なんだか

たくさんの拍手とコメント、ありがとうございました。

過去のNHK大河ドラマ。

昔の記憶とリンクして、けっこう鮮明に覚えているから面白いですよね。

ン10年も前に、一度だけ見たきりなのに。

マーくん記事。

あんまり一生懸命に書いてるので、そろそろ呆れられてるかと思ってます(苦笑)。

でも、それだけに、拍手をいただけると嬉しい。

ホントにね、野球なんざとっくに卒業したつもりだったんですよ。

大好きだったのは過去の話。

・・・のはずが、ここのところ引き戻されています(笑)。

まーくん恐るべし。

古い映画のお話。

賛同してくださった方も多くて、ちょっと嬉しかった。

こちらも今はほとんど見なくなってしまったよなあ。

娯楽としての映画のポジション、今は昔ほど重要ではないのかもしれません。

いつの時代も、心魅かれる作品はあるはずなんですけど。

それから、お茶会レポート。

中途半端に書き始めて、それっきりですよね(汗)。

決して忘れてしまったわけじゃないのです。

書こう、書こうと思っているうちに、日々のあれこれに取り紛れて・・・たはは。

なんとかしなくては!

サイトの更新。

すっかり滞ってしまって、ご心配をおかけしております。

PC不調で一部のソフトがまともに動かないこともあって、なんというか、ちょっと放置気味(汗)。

なにしろ、Photoshopが起動しないんですよ。

これが使えないと、ほとんど手足をもがれたようなものです。

ホント、なんとかしないとなあ(ため息)。

あとは・・・目、ですかねえ。

岩城さんじゃないけど、近頃どうも液晶画面での細かい字がしんどい(笑)。

サイトづくりはすべて細かいHTML言語での作業なので、寄る年波との闘いです。

・・・いや、ババくさ!(笑)

だましだまし、まあ、やっていこうと思います。




●お花の

写真をいくつか。

初夏の花、鮮やかですね。



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オオムラサキツツジ。

目に痛いほどのあざやかな、紫がかったピンク色。

春から初夏のこの時期、どこでも見かけますね。

きれいだけど・・・きれいなんだけど、撮るのはとても難しい(笑)。

あんまり毒々しい蛍光色にならないように、努力はしてるのよ。



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ボタンはそろそろ終わりですね。

これは名残りの一輪。



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アヤメ、だと思います。

そう、またしてもこの時期が来てしまいましたね・・・(笑)。

アヤメ、ショウブ、カキツバタ。

(これに外来種であるジャーマンアイリスだの、ダッチアイリスだのが加わります。)

湿地に咲くのか、乾燥地に咲くのか、はたまた水の中から咲くのか。

4月に咲くのか、5月なのか、6月なのか。

どれがどれなのかわからなくなり、毎年毎年、ネットで検索する羽目に陥ります(汗)。

いい加減、覚えてもよさそうなものなのになあ。



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薔薇に関してはもう、品種名を調べるのはやめました(笑)。

おおむね不毛な作業だからです。

なにしろ種類が多すぎる上に、毎年のように新しい園芸種が登場する。

実際にその場で、品種を占めるプレートでも見ないかぎり、判別できるものじゃありません。

・・・で、これね。

真っ赤な一重の薔薇。

つる系で、花の中央が黄色~白く変わる。

このあたりの特徴から、カクテル、とかいう品種が近いと思います。

思うけど、自信はありません(笑)。

以上。




●相変わらず

微妙にくじ運がいい(ような気がする)わたし。

大物は当たらないけど、ちょくちょく小さなプレゼントの抽選に当たったりします(笑)。

絶対に欲しい、と思うほど強く願ってないのがミソ。

忘れたころに、前触れもなく届きます。

・・・くじ運の無駄づかい?(汗)

サントリーのハイボールセットとか、梅酒とか。

カメラのストラップとか。

プロ野球の観戦チケットとか。

某(スポーツ系)ブランドもののバッグが当たったこともあったなあ。

(特に欲しいってわけじゃないなら、なんで応募したんだ? というツッコミはなしで。)

先日は、とある女性向けサイトでウェブ応募したら、こんなのが当たりました。


P5160251ss.jpg


かわいいポストイット。

小物といえばまさに小物ですが、地味にうれしいかも・・・(笑)。

あ、ちなみに。

撮影のために下に敷いたのは、ハート形のぷちぷちです。

いちごのパックの下に敷かれていました。

こんなの初めて見たので、つい(笑)。




●では、

またね。。。


【19/05/2014 03:31】 写真☆カメラ | Comments (0)

これも「昔はよかった」症候群・・・?(汗)

●最近のニュースから

目に止まったものを何本か。

かなりランダムです。


公立中学教諭:のど自慢か、授業参観か…年休取り出演

あー。

またしても、もやもやです(笑)。

年休を申請して、許可が下りてるなら問題はない。

ないはずなんだけど、なんかどっか変だという気がしてしまう。

「生徒と保護者をそっちのけで、自分の趣味を優先? テレビに出たいから?」

それでいいのか先生。

(これに比べたら、息子の入学式に出たかったという前回の先生のほうがマシかも。)

そう思う一方で、ちょっと待てよ、とも思う。

有給休暇って、まさに「そのため」にあるんだよな。

本来なら仕事をすべき時間を、プライベートで費やすためのもの。

(病気や法事の場合しか有給の許可をしない会社があったら、それこそブラックだ。)

会社員が有給をとって海外旅行に行って、海辺で寝そべったり買い物に明け暮れても、何の問題もない。

でも、それと同じことを学校の先生がやったら・・・?

と想像すると、なぜかそれはダメでしょう、と感じる。

なんでだろう。

教職だから?

公務員だから・・・?

いや、でも、もし塾の講師がそうやって休みを取って遊びに行っても、さして問題にはならないような。

うむむ。


「同性愛者へのHIV啓発、必要か」兵庫県議が発言

「同性愛者」限定の啓発は、要らないかもね。

でもその理由は、HIVの感染リスクは同性愛者に限らず、男女間でも同じようにあるから。

差別発言は撤回しておいたほうがいいよ。


有能な社員の5%がLGBTの可能性 大企業の対応進む

皮肉をいうつもりはないんだけど、どんな「対応」を望んでるんだろう。

わたしの知る限り、「言わない、聞かない」でおおむね事足りるような・・・?

戸籍上の性と外見上の性が一致しない人に関しては、わかる。

たしかに理解と配慮が必要でしょう。

ただ気になったのは、こういうの:

>「『彼氏いるの?』『なんで結婚しないの?』といちいち詮索される。
>それが苦痛でランチや飲み会を避けるようになり、やがて職場での
>居心地が悪くなる。その繰り返しでした」

これはレズビアンの女性の発言だけど、ちょっと待て。

これ、性的嗜好に関係なく、独身ならほぼ誰でも聞かれますよ?

残念ながら、こういうのはどこにでもある。

言うまでもなく、男女ともに膨大な数の生涯未婚(非婚)者がいる現代です。

この手の詮索が不愉快なのは当然だけど、でもそれは普遍的なものだ。

「性的マイノリティーへの無理解」から来るものではないと思う。

本気でこれを、職場におけるLGBT対応の遅れの事例だと思ってるなら、考え直したほうがいい。

こういう、プライベートに首を突っ込むカルチャー自体をなくしていこう、という運動なら大賛成ですけどね(笑)。

ちなみに>>

わたしの見聞きした「職場におけるLGBT差別」って、皮肉やあてこすりとか。

一緒に行動する(残業、出張など)のを拒否されるとか。

(同性愛者と一緒にいたらいつ襲われるかわからない、などと暴言を吐かれる。)

外向け(お客さん相手)の業務からはずされるとか。

(外見や服装が「ふつうじゃない、恥ずかしい」と批判される。)

こういういわれのない偏見の撲滅をこそ、めざすべきでしょう。


「ラガー」捨てたキリンの賭け

ただ、面白かったので。

ビールの美味しさはよくわからないけど、最初に「一番搾り」を飲んだときの衝撃は覚えてます。

「うわ、おいし!」

って、思ったもんなあ(笑)。


子孫が語る秘話と秘宝「真田昌幸・幸村のため、徳川家に気を使い、名を幸→之に」

そういえば最近、この手の(戦国武将の末裔とか)記事が多いなあ。

歴史が今とつながっていることを実感しますね。


「コレステロール」に善玉・悪玉なんて存在しない!? 知っておきたい正しい「健康基準」

ためになる・・・かな?


「巻き戻し」が絶滅状態?と話題に

そういえば、そうだ!

言われてはじめて気づきました(笑)。

以前から「早戻し」だったのに、ずっと目が「巻き戻し」って読んでたんだろうな。

「電話をかける昔ながらのしぐさ」

(人差し指でダイヤルを右回りにまわす、アレです)

が今の子供には通じない、って話は知ってましたけど、なるほどなあ。

「ファインダーを片目で覗き込む、カメラを操作するしぐさ」

もいずれなくなるのかな・・・と思ってたけど、こっちはまだ現役のようです。

デジカメ全盛の今でも、一眼タイプのカメラは意外としぶとく残っていますからね。

「車の窓を手動で開けるしぐさ」

は、すでに絶滅したかもね・・・(汗)。

ハンドルをくるくる回すなんて、今の子供は知らないんじゃないかなあ。




●過去のNHK大河ドラマ

えっと、質問があったので・・・(笑)。

過去の大河ドラマで何がいちばん好きか、と聞かれると答えにちょっと困る。

NHK大河ドラマ 一覧

※このスペシャルサイトのコンテンツはわりと面白いですよ。

子供のころ(小~中学生)の記憶ではありますが>>

ほぼ全話を欠かさず夢中で見た最初の作品は、

「おんな太閤記」 (1981年)

ですね。

今でも、戦国時代に関する書籍を読んでいて、デフォルトで浮かぶ顔ぶれは、このドラマの役者さんたちが多い。

北の政所ねねといえば佐久間良子だし、淀殿なら池上季実子だし。

お市の方は夏目雅子、前田利家は滝田栄。

織田信長といえば藤岡弘・・・おっと、これはちがいます(爆)。

藤岡弘もよかったけど、その後、役所広司で上書きされましたから(笑、後述)。

その翌年が、

「峠の群像」

だったと思います。

正統派の忠臣蔵で、ものすごく好きでした。

おそらく、一話も欠かさずきっちり見たはず(笑)。

大石内蔵助も綱吉公も、このときのキャストで顔が浮かびます。

(ただし歌舞伎をよく見るせいか、大石=大星由良之助=仁左衛門、幸四郎、吉右衛門のイメージも。)

衝撃だったのは、隆大介の浅野内匠頭(のカッコよさ)。

(史実の)浅野のお殿様はアホだと思ってるわたしですが、あれだけカッコよかったらしょうがないかな、と(笑)。

でも、いちばんシビれたのは、何と言っても伊丹十三の吉良上野介。

悪役をいかにも悪役らしく、大げさに憎々しげに演じる。

だけど滑稽にならず、人間としてのリアリティと知性を持たせる。

・・・という離れ業をやってのけた彼のお芝居に、子供だったわたしは圧倒されました。

隆大介とはまったく別の意味で、かっこええわ(笑)。

ちなみに、どういうわけか、町子を演じた吉田日出子の、

「吉良はんは、よう気のつくお人であらしゃりますなあ」

というセリフが、いちばん印象に残ってるのはなぜだ・・・?(笑)

その次の年が、またしても戦国時代の、

「徳川家康」

・・・だったはず。

滝田栄の家康という、ちょっと意外な?キャスティングでしたね。

(家康といえばフランキー堺とか、津川雅彦じゃない?)

これも面白かったような記憶があるけど、でもあれだ。

役所広司の織田信長。

・・・これがすべてを持っていきました(笑)。

(ついでにいうと、寺田農の明智光秀。ふひひ。)

もうこれだけで、この作品の魅力を説明するのに十分じゃないかと(笑)。

その後、三年のブランク(現代ものは総スルー)のあとで、

「独眼竜政宗」

でございます(笑)。

久々のまっとうな時代劇、もう夢中で見てました。

史上もっとも人気のある大河ドラマですね。

平均視聴率が39.7%。

凄いというか、もはや絶対に誰にも抜けない記録でしょう。

過呼吸を起こして死ぬんじゃないかと思うくらい、健さんがカッコよかった。

とにかく健さん!

ほぼ無名の彼が、これで一躍スターダムにのし上がったのは有名な話です。

主題曲もめちゃくちゃによかったし、なんか映像がカッコよかった記憶があります。

(古い記憶なので、今みたらどう思うんだろう??? 今ノーカット再放送中ですよね?)

ものすごい豪華なキャストで、NHKってどれだけお金があるんだろう、と思った覚えがあります(笑)。

さて。

以上の何本か、みんな好きなのです(笑)。

ズルイけど順番はつけられないなあ。


これ以降、まともに一年ずっと見続けた大河はないような気がします。

というか、断片的な記憶しかない。

理由はおそらく、日曜の夜8時にうちにいるような生活ではなくなったから(笑)。

「武田信玄」

「太平記」

「毛利元就」

あたりは、ぼちぼち見ていたような・・・?

中井貴一と橋之助のイメージがだぶるので、どっちが何を演じていたのかいつも悩みます(笑)。

すみません。

その程度の関心だった、ということでしょう。

真田広之の足利尊氏。

正直に言ってもいいですか?

弟の足利直義を演じた高嶋政伸との絡みが、妙に濃厚じゃなかった・・・?

(むろんヘンな意味ではない。実際この兄弟は非常に近しく、仲がよかったことで有名。)

「兄上ぇ!」

とすがる大柄の弟と、困った顔の(でも甘い)兄。

あぐぐ。

なんなのこれ。

今になって思うと、俗にいう「萌え」を体験した初めての時代劇ではないか、と・・・(汗)。

(ふだんあんまり、何もないところにヤオイ妄想を繰り広げるタイプじゃないのに!)

ちなみに、孝夫ちゃん。

重要な役で出ていたはずなのに、記憶にさっぱりありません。

「なんで!?」

自分でも愕然としたけど、理由はあとでわかりました。

この年は途中から、海外に旅立ってしまってるんですね。

孝夫ちゃんを見逃したとは、一生の不覚です。

孝夫ちゃんと真田広之の共演とか、今考えても・・・ごくり・・・(笑)。


以上です。

話が長くてすみません。

これ以降の大河は、日本にいなかったので見ていません。

このあと、ふたたびNHK制作の大型ドラマを見たのは、

「白州次郎」

坂の上の雲

まで飛びますね。

どちらも非常にすぐれたドラマでした。

こんだけのクオリティのドラマをつくれるNHKが、なぜ最近の大河で不調なのか。

実に大きな謎だと思います。




●では、

またね。。。


【18/05/2014 02:17】 オペラ・演劇・映画 | Comments (0)

マーくん談義、盛り上がる(勝手に)

●TBのお題から

「あなたのチャームポイントを教えて!」

・・・え?

あるの?

ないと思うよ・・・(笑)。

ものすごく頑張って考えて、手。

指が長くてピアニスト向きだとは昔よく言われました。

ま、さして自慢にもならんわね。

ところで、小鳥さんは?

「ない」

きっぱり断言されました。

「しいていえば?」

「・・・髪の毛も肌も丈夫である」

って、ドヤ顔されてもなあ(笑)。




●マーくん再び

すみません、まだ書くことあったので(汗)。

ハイライト動画はこちら>>

5/14/14: NYM vs. NYY Highlights

Aさま。

シティー・フィールドで生マー体験、なさったんですね♪

4安打完封で堂々6勝目(初安打のオマケつき)のステージをライブで見られたなんて、いいなあ。

ものすごく羨ましいです。

マーくんはどういうわけか、応援したくなる。

スタジアムに見に行きたくなる、何かがある気がします。

(ぬぼーっとした白クマくんなのに・・・っていやいや、顔の問題じゃないけど!)


ところで>>

わたしの脳内では、MLBに渡った日本人選手の序列がはっきりしています(笑)。

1.野茂

不動のナンバーワン。

渡米の経緯をも含めて、彼を超えるひとはもう二度と現れない、と思うレベルで好き。

Piazzaとのバッテリーは見てるのが幸せでした。

2.イチロー

天才、天才アンド天才。

日本が生んだ史上最高の野球選手だと思う。

奇跡の才能を持った人間が、誰よりも努力すると前人未到の領域に達するんだなあ、と。

そう思わせてくれる人です。

偉大すぎて、誰も彼の偉大さのスケールを理解できないのでは、と思うほど。

のものもへの個人的な肩入れがなかったら、イチローくんが一番なんだけど(笑)。

ちなみに、イチメーターのおばちゃん(エイミーさん?)も好きです。

3.マーくん

真の評価はまだこれからでしょう。

ただ、この無口な25歳が、そのピッチングであっという間にチームを、ファンを味方につけてしまったのは凄い。

(無口っていうか、英語しゃべれないだけ? 彼の関西弁はいいよー。)

日本からMLBに行く選手って、特にピッチャーの場合、

「あと数年はやく渡米できていれば・・・」

というケースが多い。

ジュニア時代から肩を酷使してきて、20代も後半になると得てして「旬をすぎている」から。

マーくんの場合は、ここでも幸運の女神がついています。

ピッチャー専業になったのは、高校生になってから。

その後、高卒でプロ入りしてる=比較的はやい段階から、専門家の指導を受けている。

(まあ、MLB基準で見れば、それでも日本の野球は投手を酷使しすぎなんだとは思いますが。)

25歳と若く、まだのびしろがあるのもいい。

怪我をせず、無事にシーズンを完走してほしいと思います。




●たのしい

マーくんの打席。

練習では柵越えを何本か打って、チームを湧かせていました。

パ・リーグ(日)からア・リーグ(米)じゃ、基本バッターボックスに立たないもんなあ。

だけどご本人は、わりと打つ気でしたよね。

この日の打席はライトフライ、内野ゴロ、空振り三振、センター返し。

つまり全打席、打つ気でバットを振ってる(笑)。

「なんもしないから、いいから早く三球三振でアウトにしてよ」

と言わんばかりにバットを担ぎ、ボーっと突っ立ってるピッチャーが多い中、まーはやる気だった(笑)。

※ピッチャーのそういう態度が特にいけないとは思ってないけど。

シーズン8回目のマウンドで、いくらか精神的な余裕もあったんでしょう。

メジャーでヒット、できるものなら打ちたかったんだよね。

その辺が若くてかわいいなあと思うし、それを許したベンチの雰囲気もいいと思う。

(ヒットの後、ピッチングコーチは「マジですか!?」って顔をしてたけど。)

たしかに4-0で勝ってる9回表、それもツーアウトランナーなしから、投手が打つ必要はない。

必要ないどころか、セオリー通りなら打っちゃダメでしょう(笑)。

最後のマウンドを控え、そこで打席が回ってくることすらいまいましい、という心境のはず。

ふつうなら。

でも彼はそこで、

「ツーアウトランナーなし(=チャンスをつぶす恐れもない)なら、オレ好きに打っても許されるんじゃね?」

「ランナーがいたら代打が出されちゃうところだったから、ラッキー」

と思ったわけですよね(笑)。

ベンチで「おうおう、打って来いよ!」とか、仲間にはやし立てられて。

(マーくんが投げる日のベンチの雰囲気のよさ!)

「ここでうっかりヘンな打ち方して、腕や指がしびれたらどうしよう」

「万が一にも出塁しちゃったら、肩が冷えちゃうよなあ」

というマイナス思考にならなかった、というのが面白い。

しかも彼は後でしゃあしゃあと、

「ピッチャーに打たれたら投手はイヤな気持ちになるものだから、その効果を狙った」

的なことをインタビューで言ってます。

もっと穏やかな、謙虚な表現ではあったけど。

「大物やなあ・・・」

としか、もう言えないわ(笑)。




●えっと

客観性っていうの?

自分の調子を、チームの状態を、わりと冷静に見てますね。

たった25歳の若造が、あんなに老成してていいんだろうか。

ピンチでもチャンスでも浮足立たないクールさ。

だから大崩れしにくいんだろうな、と思います。




●マーくんとチーム

まーがヒットを打っちゃったときのジーターの様子、動画で見ました。

「おー、あいつホントにやったよ」

って感じの、素直にうれしそうな表情でしたね(笑)。

ベンチに殺伐とした雰囲気がなくて、なごやかだったのが印象的。

(まだ試合中ですよ!)

何度も書いてるけど、マーくんが投げるとチームが勝つのは偶然ではないと思います。

むろん、運もある。

だけど運はひとが引き寄せるものだ、とも思う。

投げるマーくんの背中を見ている野手たちが、いつもよりよい結果を出すのは、

「いつだってマジメに試合に臨んでるけどさ、今日はそれよりもう一歩、余計に頑張っちゃおうかな」

と思ってしまうからだ、というAさまのご指摘は正しいと思います。

ギリギリ抜けるヒットを飛んで押さえてもらえるか、壁に背中をぶつけるようなフライを取ってもらえるか。

無理かもしれないタイミングのクロスプレイに、果敢に突っ込んでもらえるか。

そういうリスクの高いシーンで、マーくんが援護をもらえるのがスゴイ。

「こいつのためなら」

と思わせるものがある、ということでしょう。


さらにいうと、ここ数試合のうちに、

「なんか立場が逆転してない・・・?」

と感じるようになりました。

勝ち気でテンポよくアウトを重ねるマーくんに、

「こんだけ好投してるんだから、俺たちが打って(守って)やらなくちゃ」

という、(平均年齢の高いヤンキーズの)お兄さん的な心境から、

「今日はマサヒロが投げるから勝てるな!」

って感じの、若きエースを信じる姿勢。

これが好循環を生んでるのはまちがいない。

このところ過剰登板が続いているリリーフ陣を休ませるために、

「球数を減らして、なるべく長いイニングを投げようと意識した」

「連敗を止めるつもりで投げた」

というマーくんの意気に感じた、という部分もあるでしょう。

なんか、いい方向に回ってますよね。

・・・ほかの先発投手が、きっと嫉妬すると思うけど。


野村監督がかつて、

「まーくん神の子、不思議な子」

と言った・・・というのは、有名な話です(笑)。

「神のようにスゴイ」

という意味ではなくて、

「どういう強運を持ってるのか、とにかく負けがつかないんだよ」

という意味。

楽天でもそうだったけど、まさかアメリカに行ってもそれが続くとはねえ。

野球の神様によほど偏愛されてるんだろうな。

・・・と、半分マジで思います。




●最後に

プロ入り(2007年)から結婚(2012年3月)するまでのマーくんの成績。

65勝31敗、勝率は6割7分7厘。

里田まいちゃんと結婚してからのマーくんの成績。

40勝4敗、勝率はなんと9割。

連勝記録は2012年8月から今のところ34勝で、いまだ継続中。

もともと神の子だったのに、さらに勝利の女神を手に入れたのか・・・?

お嫁さん、大事にしようね!(笑)




●なんかもう

終わらないので、またね(汗)。

別ネタあるんですが、あとで書きます。。。


【17/05/2014 17:17】 スポーツ | Comments (0)

映画という淫靡な悦びを

●今朝は

やっと晴れたなあ。

昨夜はご心配をおかけしました。

寝不足とか目が疲れていたり(ローガン!)とか、あとは気圧の影響?

ときどき頭痛がするんですよね(苦笑)。

頭痛持ちではないので、たまに来るとけっこうしんどい。

それにしても>>

なんだか暑かったり、冷えたり。

けっこうじめじめしてたりして、変な感じですね。

さすがに梅雨にはまだ早いだろうと思うけど、それっぽい気配がなきにしもあらず。

五月ってこんなにお天気、不安定なものだっけ?(笑)

うぐぐ。

ちなみに(どうでもいいですが)、今のところ布団は冬仕様のままです。

みなさまはいかがですか。

さすがにそろそろ羽毛布団はしまわないと、と思うのですが、ふんぎりがつかない(笑)。

夜になると微妙に寒かったりするんだもんなあ。

外の気温と、室内の温度が一致しない気もします。

そのせいでお布団、かぶったり剥いだり、一晩中わりと忙しい(笑)。


いずれにしても、そろそろ夏。

鬱陶しいシーズン到来も間近ですね。

今の時期は防虫剤だのゴキキャップだの、乾燥剤だの、虫よけスプレーだのビーズだのネットだの。

ひんやりジェルだの汗ふきシートだの、シャツクールだのデオドラントあれこれだの。

そういうのを重点的に揃えなくちゃいけないのが、超めんどくさい(笑)。

冬支度はわくわくするのに、夏への準備はホントに憂鬱です。

ああ、やだやだ。

・・・グチでした。




●あ、でも!

夏用に買ったタオルは、最近いちばんのヒット商品でした。

タオル大好きなので、夏の準備としては珍しく?楽しいお買い物だった。


P5029740ss.jpg


余り糸でランダムに織ったストライプ地のタオルマフラー。

楽天の某・泉州タオルショップのアウトレットでした(笑)。

薄地でやさしい肌触りです。

けっこう長い。

たぶんサイズは長さが170センチくらい、幅は20センチちょっとかな。

ガーゼ地マフラーなどとはちがって、これはタオルに見えるタオルです(笑)。

スポーツをやる人や山ガール(笑)はともかく、ふつう街で使うにはちょっと向かないかも。

わたしが何にするかというと、自宅用。

掃除やキッチン仕事で大汗をかくのがわかってるとき、の予定です。

フェイスタオルを首に巻いてたら、さすがにちょっと、ほら、アレでしょ?(汗)

地下足袋のオニーチャンがやればサマになるかもしれないけど、オバチャンはアウトな気がする。

でもこれなら、少しはマシじゃないかなあ、と(笑)。

実際に使ってみると、けっこう便利。

すでに、寒くても暑くてもOKな、首に巻くライナスの毛布状態になっています(笑)。


お買い物ネタついでに、もうふたつ(笑)。

これが意外なヒットでした。


P5110243ss.jpg


P5110248ss.jpg


なんのことはない、イトーヨーカドーのお寿司です(笑)。

スーパーのパック寿司というと、お手頃でいいけど、クオリティはそれなり。

・・・という認識を覆すべく、彼らがリニューアルに大奮闘したそうです。

シャリを見直し、お酢を変え、わさびの風味にこだわった。

という記事を読んだので、それなら、と試しに買ってみたのですね(笑)。

(まあ、この手の記事自体がPRなのはわかるけど、それでも気になるじゃない?)

で、食べてみた。

そしたらホントにね、美味しかったのです(笑)。

その辺の回転寿司屋さんよりは、たぶん良くできてる。

(回るお寿司屋さんもピンキリですが。)

「・・・んまい・・・」

小鳥さんもびっくりしてました。

握りセットが1000円くらい、まぐろ巻きのほうが680円だったかな?

これで二人がお腹いっぱいになる量なので、ちょっと得した気分でした。

以上、回し者ではない人の感想でした(笑)。


あと、もうひとつ。

お買い得シリーズですね、これ(笑)。


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Saint Gentleman (サンジェルマン)

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LEDライトの小型デスクランプです。

見た目はなんか、高速道路の街路灯みたい。

Amazonは毎日お値段が変わるけど、わたしが買った日は1400円ほどでした。

これもローガン化現象と関係があるんですが、夜ね、ときどき手元が暗いと感じるんですよ(汗)。

シーリングライトが少し暗いような気がして。

(単に蛍光灯の取り替え期なのかも!?)

PC作業の手元を照らしたくて、邪魔にならない小型のランプを探していました。

小さくて軽いこと、LEDであること、灯りがチラつかないこと、そこそこ広い範囲を照らすこと。

この条件をすべて満たしていて、かつ安い(笑)。

お値段がお値段なのであまり期待してなかったせいか、ものすごくお得に感じました。

いいですよー。

ヘッド部分が発熱するのは意外ですが、それ以外は必要十分。

LED照明はけっこう当たり外れがあるけど、今のところ合格です。




●時代の終わり

今さらかもしれないけど、寂しいですね。

シネマスクエアとうきゅう、今年いっぱいで閉館

懐かしい場所です。

映画フリークだった大学時代、ここでどれだけ映画を見たか。

同時に閉鎖される新宿ミラノもね。

そういうご時世なんだろうし、純粋に施設の老朽化もあるでしょう。

でも、やっぱりさびしい。

なんだか首都圏でも、シネコン主流になって行くのかなあ。

シネコンは明るく健全で小ぎれいで、ファミリー向けで、それはそれでいいんですけど。

とんがったマイナーなアート系の作品。

前衛的だったり、問題作だったり。

あるいは無名の監督や俳優による力作とか、ワールドシネマ系とか。

そういうのを主体的に選んで上映する、クセのある映画館が減っていくのはさみしい。

地方はしょうがないとしても、東京はせめて、ヘンな映画の宝庫であってほしいと思います。

ちょっと足を踏み入れるのに勇気がいる、アヤシゲな雰囲気の単館ロードショー。

マニアックな作品がずらりと並ぶ、しょぼいけど愛しい二番館、三番館。

シネマスクウェアとうきゅう(のような映画館)でしかやらない、聞いたこともないマイナーな作品群。

(もちろん、マスコミで話題になることもない。)

そういう場所で、わたしは「育って」きたからなあ(笑)。


思えば、20代前半のころがいちばん映画を見ていました。

ひそかにBL雑誌を買うのと同じ感覚で、映画とは基本ひとりでこっそり観るものだった(笑)。

恥ずかしいというより、自分の趣味嗜好が炸裂するので、ついてこれる友人が非常に限られていた。

(それでも二人、いることはいたのです。ひとりは「ゆすらうめ異聞」にエッセイを寄稿してくれてます。)

シネマスクウェアとうきゅうは、そういう人間のマイナーニーズに応えてくれていた。

いや、逆か(笑)。

シネマスクウェアとうきゅうみたいな映画館があったからこそ、わたしのような人間がつくられた。

・・・というのが正確かもしれません。


若かりし頃、ハリウッド大きらいだった。

とにかくアメリカ的なものがイヤだった。

今もわりとどうでもいいけど、別に嫌ってはいません(笑)。

まあ、今でいう「厨二病」みたいなもんでしょうね。

自分だけはちがう、自分は淫靡でほの暗い、アヤシゲな世界の住民なのだ・・・的な(笑)。

そんなわたしにとって、ヨーロッパのアートハウス系映画はまさに福音でした。

ホントに理解してたのかよおまえ、と聞かれると答えはわからない。

でも、本当に愛してましたよ(笑)。

誰も知らないチェコ映画とか、デレク・ジャーマンの意味不明な世界とか。

(日本の映画館で商業上映されてる時点で、「誰も知らない」わけないけどね!)

で、とりわけお耽美なもーほー映画に魅かれてました(笑)。

マイ・ビューティフル・ランドレット
アナザー・カントリー
モーリス

三本立てのオールナイト上映とか、いったい何度そういうのに通ったかなあ・・・(遠い目)。

ま、そういう時代でした。


そんなわけで、シネマスクウェアとうきゅう。

「映画という淫靡なヨロコビ」を教えてくれた映画館でした。

あそこ(をはじめとするアート系映画館)に通いつめていなかったら、今のわたしはなかった。

感謝です。




●最後に

これ、おもしろかった。

30 Of The Most Creative Business Cards Ever

頭いいなあ、と思いました(笑)。




●では、

またね。。。


【16/05/2014 10:18】 オペラ・演劇・映画 | Comments (0)

猫と6連勝

●なんなの

ヘンなお天気ですね。

暑かったり、寒くなったり、雨が降ったりやんだり。

どうにもすっきりしない。

梅雨みたいな湿度で、すでに髪の毛はぽわぽわです(汗)。

あう、やだやだ。




●すごい!

びっくりしました。

そして感動も。

猫が猛犬に体当たり、飼い主の子ども救う

(記事内に動画あり。)

ペットの猫ちゃんが脱兎のごとく飛び出してきて、本当に弾丸みたい。

まっしぐらに飼い主の子供(幼児)を襲った隣人の犬に体当たりして、撃退しています。

それを偶然にせよ、動画(防犯カメラ)が完璧にとらえていたのも凄い。

かわいそうなこの男の子。

怖かっただろうなあ。

怪我はいずれ治るようですが、心の傷はどうだろう。

どうか犬に対する恐怖が、ひどいトラウマになりませんように。

(一瞬のことだったので、何がなんだか・・・状態だったら不幸中の幸い。)

世の中には人を襲うバカ犬(とその飼い主)よりも、人にやさしい犬と飼い主のほうが多いはずだから。

そして、殊勲のタラちゃん(猫の名前)。

猫ちゃんってこういうことするイメージじゃなかったけど・・・ごめんなさい。

正義の味方でしたね。

母猫が子供を敵から守ろうとする感じ?

よくよく考えたら、YouTubeなんかにも、赤ちゃんの子守をする愛情たっぷりの猫動画はいっぱいあります。

人間の子供を猫がどう認識してるかは知らないけど、大事に庇護してるのはわかる。

辛抱強く面倒をみてたりしますし。

とにかく、カッコいいヒーロー猫を見せてもらいました。

男の子とタラちゃんに幸あれ。




●すげー

マーくん無双。

メジャー移籍後はじめての完封勝利で、無傷の6連勝です。

かっこよすぎ。

これでチームは連敗脱出。

田中、メジャー初完封で6連勝! 初安打も記録

本日の投球内容は投球回数9、被安打4、被本塁打ゼロ。

奪三振8、与四死球ゼロ、失点もちろんゼロ、自責点むろんゼロ、球数114。

これで防御率は、驚異の2.17だそうな。


必要ないと思いますが、マメ知識(笑)>>

防御率=投手が9イニング投げてどれだけの自責点で抑えるかを示す平均値。

・・・うまく説明できないけど、計算はカンタンです。

自責点を実際の投球回数で割って、それに9をかけるだけ。

少なければ少ないほど、あまり点をとられない良いピッチャーということになります。

目安というか、シーズン通算で3点以内ならたぶんエース級ですね。

2.17ってのはどこの国でもすごい数字だけど、MLBの強打者相手にこれはかなりスゴイと思う。

アメリカン・リーグの投手の中でも、トップ3とか5に入るんじゃないでしょうか。

(ちなみに昨シーズン、楽天マーくんの年間防御率はアリエナイ1.27でした。)

失点=自分が投げている間に敵チームにとられた得点すべて。

自責点=失点のうち、「その投手の責任」に帰すべき点のこと。

(たとえば凡打のはずだったのに、味方の内野手のエラーでランナーが出たとする。そのランナーが結果的に相手チームの得点につながっても、ピッチャーの自責点にはならない、とか。・・・面倒ですね、すみません。)


「もしかしてわたし、マーくんのファンかもしれない・・・」

と呟いたら、盛大に驚かれました。

「なに言ってんの!?」

去年からマーくんマーくん騒いでて、今さらファンもへったくれもない、らしいです(汗)。

そっかー。

勝手な話ですが、わたしの脳内では、スポーツ選手でも芸能人でも作家でもマンガ家でもいいんですけど、

「非凡な才能があると認める人」

と、

「好きな(ファンだと自覚のある)ひと」

って、別のカテゴリなんですよね(笑)。

前者が客観的な指標、後者はあくまで主観的な問題。

その両方を満たす人もいるけど、どちらかにしか属さない人も結構いるの。

たとえば堺雅人は前者で、愛ちゃんは後者だとか。

(愛ちゃんごめん。ホントにごめん。彼は上手いし研究熱心で見栄えもしますが、今のところ、同世代の役者グループから頭ひとつ抜け出すほどの異才があるかと問われると、ちょっと・・・判断に迷う感じ。いや、花形役者なんですけどね。でも人気役者のひとりで終わるか、歴史に残る存在になるか、微妙なラインだと思う。)

両方を兼ねてる代表はというと、イチローくんとか。

玉さまや勘ちゃんもそうですね。

山田ユギちゃんとか。

でも、その数は非常に限られていると思います。

単に(ある程度の)才能の有無じゃなくて、稀有の才能を基準にしてるので。

マーくんはまちがいなく前者なんだけど、後者でもあるという意識はありませんでした(笑)。

でも最近、あの白くまさんみたいな風貌が、妙にかわいく思えて来たぞ・・・?

あれはあれで愛嬌があるんでない?

あまり語らず、言い訳せず、強気でどんどん投げるところがいい。

あの投球フォームもいい。

アメリカでも「一年間勝ちっぱなし」は不可能だとは思わない、と言ってのける度胸も好き。

そのわりにはどこに行ってもチームメイトに愛されているようなので、傲慢な人ではないらしい。

・・・という感じです。

応援したくなる、成功してほしいと願いたくなるタイプ。

なるほど、これがマーくんの「持ってる」モノか、と実感しました。

ヤンキーズの野手のみなさんが彼を勝たせようと発奮するのも、偶然じゃないね。

まーくんマジックおそるべし。

(ちなみに彼の奥さんもとってもいいと思う。美人だし好感が持てるタイプ。)




●すみません

頭痛がするので、今日はこのへんで。。。

季節の変わり目、みなさまご自愛くださいね。


【15/05/2014 18:48】 スポーツ | Comments (0)

愛ちゃんで妄想・・・

●これは

本日、二本目の記事です(笑)。





●愛ちゃん

最近は売れっ子で、出演するCMの格も上がって来たなあ(笑)。

サントリーに続いて、今度はまさかの資生堂。





いいですね、これ(笑)。

歌舞伎役者という非常に肌を傷めつける仕事をしてて、もう40歳を過ぎてて。

それで、化粧品のCMの仕事が来るってスゴイ。

(まあ、岩城さんだって負けないと思うけどね!)


愛ちゃんといえば>>

こんなのにも出ますよ。

っていうか主演ですよね。

愛之助が舞台『炎立つ』出演

http://www.homuratatsu.com/ (公式サイト)

8月のシアターコクーンかあ。

キャストがスゴイ。

ものすごく好きな作品なので行きたいけど、夏の渋谷と聞いただけで心が折れそうです(汗)。

Bunkamuraは遠いよ。

(9月は地方巡業もあるようです。フィナーレはもちろん岩手で。)

そういえばエルニーニョの影響で、冷夏になるんだっけ・・・?

30度未満なら、なんとか行けるかも。


ところで>>

再来年のNHK大河ドラマに愛ちゃん、来るんじゃないかと妄想中です(笑)。

ええ、勝手な想像ですとも。

でも、こないだまで三谷さんの舞台に出てたんですよね。

三谷組に入ったと解釈すれば、あり得ない選択肢ではない(笑)。

そもそも歌舞伎役者は、時代劇によく起用されますしね。

(所作や着付の指導が要らないから使いやすい、というかお買い得?な感じらしい。)

連ドラの出演は「二年くらい先ならなんとか」スケジュールを開けられるって、前に言ってたし。

なんの役かって・・・いや、わかりませんって(笑)。

あくまで妄想を膨らませれば、いっそ秀吉なんかどうでしょう。

・・・サル、と呼ばれるキャラはダメかな(笑)。

マジメなところで、石田三成は?

あー、だめか。

それじゃ幸村とやり合うたびに、「半沢直樹」リターンズみたいになっちゃう(笑)。

ワンポイント端役で、後陽成(ごようぜい)天皇とか。

(後陽成天皇は、戦国末期~江戸初期の天皇。)

(ところで歴代天皇の名前って、全部はIMEに標準装備されてないのね。びっくり。)

マニアックな配役なら、菊亭晴季(きくていはるすえ)。

藤原氏の一門、つまりお公家さんです。

最終的に右大臣になってますから、かなりの名家です。

戦国時代って、天皇も公家も極端に影が薄いですよね。

「あら、いたの?」

みたいな(笑)。

朝廷なんかあってもなくても権力がないし、なにも機能してなかったというか。

でもこの時期、ひとつだけ。

歴史上の一大イベントに、朝廷がかかわっているのをご存知でしょうか。

それが、もちろん、秀吉の関白就任。

そして天皇から「豊臣」という姓を賜る・・・という、有名な展開です。

(そもそも太閤秀吉の「太閤」とは、引退した摂政・関白のこと。)

秀吉が天下を取るにあたって、さてどうやって権威づけをするか?

考えた挙句に、将軍になって幕府を開くんじゃなくて、関白に就くことに決めた。

(秀吉には、将軍になるのは少々むずかしい事情があったので。)

そして新姓を授けてもらった。

このあたりの入れ知恵というか、朝廷工作を担当したのが、秀吉のブレーンだった菊亭晴季。

・・・と、言われています。

朝廷での駆け引きのノウハウとか、有職故実を、秀吉が知ってるわけがない。

だから晴季がアドバイスしたわけですが、面白いことに、アレです。

公家でありながら武士の秀吉と親しくして、美味しい目を見ていた。

その一方で、なんというか、秀吉を見下していた気配もあるんですよね。

(まあ、貴族はみんなそうだったと思うけど。)

容易に本心を見せない二枚舌のベテラン公家。

そういう役もいいかもなあ、と思います。

むひひ。





●すみません

歴史オタ炸裂でしたね(爆)。

元ネタはだいたい某「逆説の日本史」です。

他にもあるけど。

では、またね。。。


【14/05/2014 02:36】 歌舞伎2013~ | Comments (0)

スポーツ関連あれこれ

●これは

数日前に書いた(書きかけの)記事です。

スポーツ関連ニュース何本か。

少し古いですが、とりあえず。








●マーくん

無傷の5連勝。

土曜日の朝(日本時間)の試合だったので、ウェブ中継を見ました。

今まででいちばん、「打たれてしまった」印象です。

ピッチャー交代の場面も、ピンチを迎えての降板だったし。

数字だけみると、悪くないですけどね。

状態はよくないけど結果はまずまずなのが、彼の凄いところ。

つか、数字だけならヤンキーズのエースだ(笑)。

データの上ではくっきり。

周囲は彼に必要以上のプレッシャーを与えたくなくて、しいて静観してる感じ?


たとえばソロホームランを打たれても、それで「打ち込まれた」とは言えない。

精神的なダメージも少ない。

いや、もちろん打たれないほうがいい。

打たれないのがベストだけど、ノーヒットノーランなんてめったにないし。

たまに失投があり、それを打者が見逃さないのが大リーグでしょう。

でも、この日の二塁打+二塁打+シングルヒットはいかんかったね(笑)。

珍しく連打を許してあっという間に二失点。

こういうのは、「打たれた」って言うんだと思う。

この試合は、だからマーくんにとって精神的に痛かったと思います。

ヒヤヒヤもの、というか。

とはいえ、相変わらず彼は崩れない。

そこで踏みとどまって、ちゃんと勝ち投手になったんだから大したものです。

彼の持ってる「何か」が打者(野手)を発奮させるというのも、もはや定説ですね。

「よっしゃ、俺が打って勝ち投手にしたる!」

と思わせる何か。

マーくんすげー。

と、改めて。


ちなみに>>

ダルビッシュ、再びノーヒットノーランを逃す。

9回2死まで行ってヒットを打たれるのは、これで二度目?

残念だけど、この調子ならまだ次があるさ。





●錦織圭くん

日本男子初のATPランキング9位に・・・!

すげー。

これは本当に凄い。

たしか今マイケル・チャンがコーチなんですよね。

いったいどんな指導をしてるのか、ものすごく気になります。

ちなみに>>

日本人としては、伊達公子のWTAランキング4位が史上最高。

彼女は別格です。





●欧州サッカー

香川くん、最後まで精彩を欠いたシーズンだった。

モイズ前監督と圧倒的にそりが合わなかったから、そこは不幸だった。

移籍のうわさも後を絶たないけど、どうなるんだろうなあ。

本田くん、なんかマズイ気がする。

ブレイクスルーを期待します。

長友くん、ひとり絶好調。

完全にクラブに馴染み、生き生きとプレイしてる。

サッカーの才能以外の部分での彼の魅力や、人間関係を構築するスキル。

それが遺憾なく発揮されている感じですね。

すげえ。


<5月14日追記>

ワールドカップの日本代表選手が発表されましたね。

選出されて嬉しそうな香川くんの記事を見て、あれれ?

・・・と思ったら、そうか、初出場なんですね。

なんか意外だけど、4年前となると彼はせいぜい20歳。

経験不足ってことだったのかも。

香川くんほどの選手。

怪我でもしない限り、ザッケローニ監督が連れて行かないはずのない選手でも、発表前はドキドキするのか。

あたりまえのようでもあり、ちょっと微笑ましくもあり(笑)。


それにしても日本のサッカー選手、層が厚くなったんだと思いました。

落選した選手をあれこれ、誰を入れるべきだったとか、そういう議論が盛んなことがいちばんの証拠。

フランス大会から見てる身には、隔世の感があります。

背の高さや図々しさ(有名外国人選手と対戦してもビビらない!)を(影の)理由に、選ばれた選手もいない(笑)。

(今これを書いて笑っていられるけど、何回か前の大会ではそんな基準が透けて見えていたと思うのよ。)

海外でプレーする選手も増えたので、

「俺は海外クラブに所属してる」

ってだけじゃ選んでもらえなくなってますしね。

そういえば帰化選手もいないみたいね。

なんというか、統一感がある。

ザッケローニ監督のビジョン。

パス回しでつなぐ攻撃的なサッカー。

彼のやりたいサッカーをするのに必要な選手を集めました、というのが見えていて潔い。

(背がもうちょいほしいとは切実に思うけど。)

マスコミがのん気にベスト16だ、ベスト8だと騒いでるけど、それはなあ。

そんな簡単に上に行けるとは思わないけど、頑張ってほしい。

現時点での日本のベスト、見せて欲しい。





●羽生さん

はぶさん、ですよ(笑)。

ほっそりした19歳の彼じゃなくて、白髪まじりのオッサンのほう。

・・・あれ、将棋ってスポーツだったっけ(汗)。

名人戦で、意外にも?森内名人を相手に三連勝。

(ちなみにどっちも43歳。)

どうした森内。

他のトーナメントではボロクソに負けても、なぜか名人戦になると羽生に勝つ人。

・・・じゃなかったのか?

ここ数年、挑戦者になっては負けている印象の羽生さん。

史上最強の棋士なのに、そのせいかわたしの脳内ではやや残念キャラと化しています。

でも今回は違うかもしれない。

あと一勝すると、久しぶりの名人タイトル奪還になる。

でも彼は、三連勝のあとで四連敗した過去があるからなあ・・・(汗)。

次の対局が楽しみです。





●では、

また後ほど。


【14/05/2014 01:34】 スポーツ | Comments (0)

いろいろと

●中途半端に

たくさんの記事を書いて、書いて(笑)。

書きかけのブログ記事がいっぱいです。

下書き保存機能、濫用してます(笑)。

加工する予定の画像ファイルもいっぱい。

(PCは相変わらず不調なので、けっこう時間がかかるの。)

で、あれもこれも中途半端。

忘れちゃうこともあれば、寝落ちもあるし(汗)。

終わらないうちに別のニュースが気になって、目移りしてしまうのですね(汗)。

他のこと調べて、別のネタを拾って。

よくあることだけど、行きすぎると大変です。

というか、収拾がつかなくなります。

そのうちタイミングを逸してしまって、載せられなくなる。

(古くなると使えなくなる時事ネタなど。)

そんな感じで、お蔵入りの書きかけ記事多数。

アホですね。

ホント、何やってるんだろうと思います(苦笑)。





●今日は

雨が降って、やんで、地震が来て。

再来年のNHK大河ドラマの主役に、堺雅人が内定したとか聞きました。

ホントなら・・・なるほど、ありかなあ。

三谷幸喜の脚本で、真田幸村なんですってね。

NHK、本気出してきたという感じ?

ここ数年、大河ドラマの不調は悲しくなるほどなので、危機感を覚えて当然か。

(スタッフとキャストには申し訳ないけど、来年の大河は始まる前からコケるの確定ではないか、と。)

若い女の子目線のイマドキ時代劇は、もういいよ。

なんちゃってファンタジー時代劇とか要らないもん。

わたしの脳内の真田幸村は、好き勝手なことをやって骨太に生きたB型人間です(笑)。

お父さんもB型だろうなあ。

ゲリラ戦術の天才で、「世の中の趨勢を見極めて長いものに巻かれる」のが大きらい。

やるべきことに全力を尽くすのではなくて、やりたいことに殉じるタイプ。

生き様としてはカッコいいかもしれないし、ドラマにはなりやすい。

徳川=戦国の最終勝者に負けたので、なんか悲劇の武将のイメージがある。

でも、一国一城の主としてはダメでしょう(笑)。

ボスとしての器には重大な疑問符がつく。

義に厚いといえば聞こえはいいけど、負けるとわかってる戦ですよ。

自分が部下だったら、そういうのはイヤだ。

そんなイメージだなあ。

嫌いじゃないけど(笑)。

ひとりなら、誰に味方してどう死のうと勝手だけど、真田家はそうじゃない。

情勢の見極めを誤ると、自分たちのみならず、家臣とその家族すべてが路頭に迷う。

迷うだけならまだいいけど、命をとられるリスクすらある。

自分がどう生きたいかじゃなくて、いかに真田家を存続させるかを常に考える。

そういう姿勢を見せたのは、お兄ちゃんの信之だった。

まあ、幸村自身は弟だし、跡継ぎじゃなかったけど。

父親はダメでしょう(笑)。

父親と弟が家康に刃向ったせいで、真田信之がどれだけ苦労したか。

上田藩(のちに国替えして松代藩)の初代藩主の彼の舐めた辛酸は、涙なしではちょっと語れない。

歴史上、レジェンドになったのは滅びた弟のほう。

だけど、幕府に「仮想敵」扱いされながら、明治まで生き残ったしぶとい真田家の礎を築いたのは兄のほうだ。

名君だったんですよ。

非常に優秀な武将であり、経営者だった。

どう考えても、お兄ちゃんはA型だよなあ。

究極の、まるで絵に描いたような理想的なA型ね。

そしてわたしは、どうしてもこの苦労性の兄上のほうに肩入れしてしまうのね(笑)。

(ちなみに、ちょっと雅彦お兄ちゃん投影してるかもしれない。ごほごほ。)


前田家や伊達家もそうですが、江戸時代初期。

豊臣家とかかわりの深かった(あるいは徳川と対立したことのある)大名家は、大変だった。

彼らを決して信用せず、改易(藩の取り潰し)のチャンスを窺っていた幕府に、いかに

「敵対する意思はない」

と納得してもらうか。

お家(自分たちと家臣、その家族)の存続のためなら何でもした。

プライドだなんだってこだわってたら、サバイバルなんかできないから。

保身に汲々としていた大名たちを、嗤うことはできないと思うのですね。

「お家大事」というのは、決して利己主義的な考え方ではないと思うから。

そういう時代を絶妙のバランス感覚で見事に生き抜いた真田信之。

(たしか90歳すぎまで長生きしたはず。)

サイコーにかっこいいと思うわけですが、さて(笑)。

彼はドラマでどう描かれるんだろうなあ。

つか、誰がやるんでしょうね。

茫洋とした、何を考えてるかわからない弟=堺雅人。

だとしたら、正反対のタイプがいいですね。

いかにも怜悧な顔立ちの、正統派二枚目を希望します。

脳内キャスティングは・・・あるけど、書かない(笑)。

「俺は好き勝手に生きるから、家のことは兄貴に任せた!」

と、父親と弟に丸投げされた信之の悲哀。

マジメなお兄ちゃんがいればお家は安心、と思われてたんだろうな。

三谷さんが、信之を信之らしく描いてくれることを希望します。

頼むよー。





●では、

またね。。。


【13/05/2014 17:35】 雑談☆日々のあれこれ | Comments (0)

母の日に、母のことをつい

●ありがとう

ございました。

コメント、メール、拍手などなど。

思いがけず?お誉めの言葉をいただき恐縮です。

ものすごく突発的に降って来てしまって、下書きもなしでダーッと行っちゃったので。

いずれ修正して、サイトに掲載しようと思います。

あ、以前の「深爪」も。

続きがあるはずなので、加筆したらサイトに載せます。

いつかね・・・(汗)。





●母の日の

我が母は、超!ごきげんでした(笑)。

後期高齢者とはとても思えないほど、ハイテンションの電話がかかってきました。

(わたしは結局うちに帰らず、プレゼントを送りました。)

「今日ね、何してきたと思うー?」

って、まるで少女のような弾んだ声で(笑)。

「なに?」

電話が来たときは、アレです。

わたしのギフトが届いたので、それで連絡が来たんだと思いました。

でも、ちがうねえ(笑)。

こんなに嬉しそうな声を出すのは、明らかに別の理由がある。

で、想像はついたけど、あえて尋ねました。

わたしが思いつかないことを、サプライズで発表したそうだったので(笑)。

「あのねえ、ジジババやってきたのー♪」

って、完全にルンルン。

(死語だよね、とほほ。)

音符マークとか、ハートマークが飛び交ってそうな声でした(笑)。

自分の親をこんなふうに言うのは変かもしれないけど、こういうところは子供みたいで可愛い。

孫のことになると、とにかくタガが外れます(笑)。

延々と続いたおしゃべりをまとめると、母の日のお祝いを兼ねて、お嫁さんが両親を招待してくれたらしい。

(常々思うけど、甥っ子ちゃんのお母さんは神様のようによくできた人だと思う。マジ。)

ちびっこ二人と久しぶりに存分に遊んで、両親はへとへと。

だけど、大満足。

ものすごーく幸せだったようです。

甥っ子ちゃんたちはもう、小学生と幼稚園児。

加減知らずのスーパーわんぱく盛りなので、そりゃね、つき合うのは大変です(笑)。

いや、かわいいですよ?

死ぬほど可愛いけど、全力勝負なのよ(笑)。

体力も気力もスタミナも、彼らといると限界まで試されるもの。

「いいなあ、わたしも甥っ子ちゃんたちに会いたいなあ」

って、たぶん10回は言ったと思います(笑)。

それはもちろん本音だけど、もうひとつ。

わかりやすく羨ましがることで、母が余計に今日の楽しさを実感するから(笑)。

しばらくは幸せの余韻に浸ってるだろうしね。

娘に対する対抗心とか、そういうのじゃないと思いますよ。

単純に、わりと近くに住んでいて会おうと思えば会えるわたしと、ちょっと離れている両親。

その差じゃないかと思ってます。

普段ふらっと会うことがないだけに、孫と会う機会は貴重ですよね。

子供たちってだいたい、意外と忙しい。

(お母さんもいちいち駆り出されるし、「ママ友」社会も大変みたいです。)

おまけに学校や幼稚園で病気をもらってきたり、結構しますよね。

そういう諸藩の事情があって、遊ぶ予定が流れることもしばしば。

冬が終わって花粉も終息して、やっと実現した・・・のかもしれません。


「・・・んで?」

しばらくしてわたしは促しました。

「え?」

しばしの沈黙ののち、

「あ!」

なんで電話して来たのか、ホントに忘れてたの・・・?(汗)

「そうよそうよ、貴女のくれたストール! あれ、すごく気に入ったわー」

たぶんお世辞じゃなくて、本気で言ってる。

と、そう思っておきましょう(笑)。

もともと天然寄りというか、ウソや気の利いたセリフを言えない性格なので。

ストールと洋書。

わたし的にはいろいろと考えた末のプレゼントだけど、まあ、平凡ではある(汗)。

(あまり岩城さんのことを笑えない!)

充実したスペシャル孫タイムの後では、色あせて見えてもしょうがない。

というか、比較するほうが間違ってますね。

それはそれで、喜んでもらえればいいや!


以上。

とある母子のある日の会話でした。





●母の日に

つらつらと思ったこと。

年齢を経るにつれ、母親の教えてくれたことが、日常生活にいかに大きな比重を占めているか。

本当に毎日のように実感します。

それも、意識して教わったことじゃないことのほうが多いのね。

不思議なもんです(笑)。

意識して教わったこと、というのは、たとえば料理。

魚の煮方、だしの取り方。

大根を下ゆでするとか、ジャガイモの面取りをするとか、そういうこまごまとしたこと。

あるいは、「女の子としての最低限のみだしなみ」的なこと。

そういう知識は、もちろん大事です。

でも今、日々ふと感じる母親の面影は、別のところで痛感しますね。

無意識の影響力、というか。

布団のたたみ方とか、洗濯ものを干すコツとか。

(それも非常に具体的に、靴下のペアをまとめるやり方とか。)

お皿を洗う/拭く順番とか、油ものをあらかじめさっと不要布でふき取っておくとか。

どんな食器をなにを乗せるのに使うかとか、エプロンのポケットの中に何を入れておくべきかとか(笑)。

具合が悪いときに食べるもの、寒いときにやること。

掃除の順番とか、頻度とか、どこをどう気にするべきかとか。

着るもののセンスも、器の選びかたも、靴やアクセサリーの趣味に至るまで。

気がつくと、無意識に、母のやりかたを真似ていることが、非常に多いのです(笑)。

地味な日常生活の中の、話題にも上らないようなひとコマ、ひとコマ。

意識して「教えてくれた」という感覚もない。

でも、見てるんですよねえ。

身体が覚えてるというか、知らず知らずのうちに吸収している。

そうしようと思ったわけでもないのに、母のやりかたを踏襲している。

ホント、つくづく、

「家庭=お母さんのやってること」

だったのだなあ、と実感します。


もちろん、真似ていないところもあります(笑)。

自分なりのやり方が身についている部分もある。

親元にいて、「自分だったらこうはしない」と思っていたことも幾つもある。

今は小鳥さんとシェア生活なので、彼女のやり方を尊重する部分もかなりある。

(で、話を聞くと、彼女のやり方というのも、母上の影響を多大に受けているのです。)

でも、母がデフォルト。

母がこうしていた、というのが基本というか、テンプレートになってるんですね(笑)。

理想像・・・?

いやいや、そういう崇め奉る気持ちはないけどなあ。

面白いもので、今になるほどそう思う。

はじめて家を出てひとり暮らしを始めてから、もう15年以上。

・・・いや、20年に近いのかな。

でも最初のころは、お母さんの真似をしてる、という意識はありませんでした。

自分で、自分だけの、自分勝手な生活ができるのが嬉しくてしょうがなかった(笑)。

むしろ親元にいたら出来なかったことを、一生懸命やってた気がします。

母の影響、もちろんあったはずですが、意識しなかったなあ。

それが結局、戻ってきてる。

原点に立ち返る、ってことなんでしょうか。

おかしいのは、わたしは母親とあまり似ていないからです(笑)。

外見じゃなくて、中身の話ね。

性格というか、精神的な部分では、母とわたしはかなり違う。

人生の価値観もちがう。

母にしてみれば、「うちの娘はなんでこうなんだ」と思うことばかりでしょう(汗)。

でも、やっぱりお手本なんだなあ。

どこかでそう感じてるんだろうと、そう思うしかない。

おもしろいものです。


普段こんなこと、めったに書きませんが。

今日は母の日だから、まあいっか。

(もう翌日だけど!)





●それでは、

またね。。。



【12/05/2014 03:05】 雑談☆日々のあれこれ | Comments (0)

母の日

●なぜか

こんなものが、突発的に(笑)。









「お待たせ!」

バタバタと香藤が階段をかけ降りてきた。

「なにもそんなに慌てなくても」

ふう、と息をついている香藤に、俺はそう声をかけた。

「だってさ」

香藤はうるさそうに前髪をかきあげる。

額には、かすかに汗。

「・・・なんか今日、暑くない?」

「ああ、そうだな」

「こないだまで桜が咲いてたのに、いきなり夏が来たみたいなんだもん」

「おまえ、またそれか」

俺はかすかに笑った。

ゴールデンウィークが開けたこの時期、晴れの日が続くと、香藤は必ずそう言う。

初夏、とある日曜日。

窓の外は五月晴れだった。

カーテン越しでも、その強い日差しの明るさがわかる。

「夏が待ち遠しいのか、暑いのがいやなのか、どっちなんだろうな」

「うーん」

香藤はのんびりとあくびをした。

「大丈夫か?」

「うん、なんとか」

京都で映画を撮っている香藤が、前触れもなく戻って来たのは早朝だった。

撮休日は一日だけ。

夕方にはあっちにとんぼ返りだ。

帰宅して、顔を見せてくれるのは嬉しいが、さすがに疲れるだろうと思う。

おまけに今日は、どうしても外出すると言ってきかない。

「疲れてるなら、無理に・・・」

「あ、忘れもの!」

同時に話し始めて、お互いあわてて口をつぐむ。

「ごめん!」

「いや、それはいいんだが」

俺は玄関に立ったまま、香藤の顔をうかがった。

「無理はするなよ?」

「うん、大丈夫!」

まぶしい笑顔で頷くと、香藤はきびすを返した。

「ちょっと待ってて」

タンタンと軽い足音を響かせて二階へ。

なんだか知らないが、忘れ物をとりに行ったのだろう。

俺はそのまま、ゆっくり靴をはいた。

「香藤は、どれかな・・・」

待ってる間に、靴を磨いておいてやろうか。

そう考えてから、ふと思いとどまった。

「あの格好じゃ、こっちか」

最近どこかで衝動買いしてきたスポーツシューズ。

先日、今はやりのゴム製シューレースをつけ替えたばかりだ。

ちらりと腕時計を確認する。

「昼までには着けるか」

急いでいるわけではないが、首都高の渋滞が気になった。

「おい、かと・・・」

「岩城さーん」

二階からのんびりした声が響いた。

またしても同じタイミング。

「なんだ?」

「お母さんに電話、しときなよー?」

はっとした。

そうだった。

母の日の日曜日。

いつの頃からか、俺たちはお互いの母親に贈りものをするようになっていた。

特にそう取り決めた記憶はない。

ただ香藤が、そのほうが母親も喜ぶから、と笑っていたのは覚えている。

俺はふと、玄関先に置いた紙袋を見下ろした。

鉢植えの花と和菓子の贈答品。

花を選んだのは俺だが、今年は香藤が京都の老舗で菓子の詰め合わせを買ってきた。

きっとお義母さんは喜んでくれるだろう。

今から会いにいくその人の笑顔を、俺は思い浮かべた。

いつも行けるわけではない。

だからこそ、チャンスがあるときは訪ねたかった。

「そうだったな・・・」

俺はのろのろとスマートフォンを取り出した。

母の日。

だが、俺の母親はすでに他界している。

香藤は仏壇の遺影でしか、母に会ったことがない。

それをひどく残念がっているのを、俺は知っている。

『岩城さんのお母さんに会いたかったな』

そう言われたこともある。

いつからか母の日には、俺の母親にもプレゼントを贈りたいと言い出した。

俺が必要ないと言っても聞かなかった。

いつの間にか義姉さんと久子さんに連絡を取り、勝手に花を送る手配をしていた。

もう何年も、欠かしたことはない。

『俺だってお義母さん孝行したいんだよ』

香藤がそう言ったときの真剣な顔は忘れられない。

「そうだな・・・」

俺には、無事に花が届いたか確認をする役目がふり当てられた。

それを決めたのも、もちろん香藤だ。

そうでもしなければ俺が億劫がって、なかなか実家に連絡をしないから。

『声、聞かせてあげなよ』

ときどきそうせっついてくれるから、俺はなんとか家族とやっていけている。

親戚づきあいの緩急、のようなもの。

人間関係の距離感や絶妙な力加減を、香藤は本当によく理解していた。

短縮番号を押す。

あっさりと繋がり、呼び出し音が鳴る。

―――本当に、簡単なことだ。

ほんの数秒で新潟のあの家につながる。

「ああ、義姉さん。俺です、京介です」

話をする前に一瞬、指先が震えるのがわかった。

嫌いなわけがない、苦手という意識もない。

義姉さんは穏やかでやさしく、いつも俺を気遣ってくれる。

それなのにどうして俺は今でも、こうやってかすかに緊張するのだろう・・・?

「ええ、はい。もう大丈夫です。ああ、はい」

そつのない受け答え。

いい歳の大人なのだから、さすがにそのくらいは出来る。

ふと、気づくと。

香藤がいつの間にかそばにいた。

俺を支えるように、そっと後ろから腕を廻してくる。

「ええ、わかりました。はい、親父と兄さんにもよろしくお伝えください。じゃあ―――」

時間にして、ほんの数分。

恒例の電話はあっさりと終わった。

「よくできました」

小さく笑って、香藤が髪の毛にキスを落とした。

「おい、香藤・・・」

「お義母さん、喜んでくれたって?」

「ああ」

香藤はいつもこんな言いかたをする。

あたかも母が、今も新潟で元気に暮らしているかのように。

「そうだな・・・」

俺はふと、実家の仏壇の間を思い浮かべた。

冬美姉さんはきっと、その正面に花を飾ったことだろう。

『今年も京介さんと香藤さんから、きれいなお花を頂きましたよ』

遺影にそう語りかけている姿を、俺はひそかに想像した。

「じゃ、行こっか」

「ああ」

香藤がさっとサングラスをかける。

俺はさきほどの紙袋に手を伸ばした。

玄関の扉を開ける。

まばゆい光が、そこには満ちていた。

「車、回してくるよ」

香藤の背中を見送りながら、俺はふと考えた。

他愛ない妄想というべきか。

もし、仮に。

本当に母が生きていたとして、香藤を紹介したらどう反応したのだろう・・・?

それを想像すると正直、胃がきゅっと掴まれるような気がする。

おそらくあまり楽しい面会にはならないだろう。

少なくとも俺は、心穏やかでいられる自信はない。

会えなくてよかったのかもしれない。

不謹慎ながら、そうも考える。

だが、その反面。

香藤ならできるかもしれないという思いも、どこかにあった。

胸の奥底に秘めた、それは願望なのかもしれない。

俺の香藤なら、母もわかってくれるのではないか。

いつか許してくれたのではないか。

お義母さんが、俺を受け入れてくれたように―――。

「岩城さん?」

「ああ、今行く」

香藤が顔をほころばせる。

俺は頷いて、香藤の後を追った。






おわり。

2014年5月11日

藤乃めい








●では、

またね。。。


【11/05/2014 16:13】 春を抱いていた | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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