●愚痴
へとへとです・・・(汗)。
眠い。
喉が痛い。
おまけに今日は朝から精神的ジェットコースターに乗っていたので、もうバテバテ。
まーくんが順当に勝ってくれないと、心臓に悪いよー。
ぐだぐだ、悩む悩む。
なかなか思考が、『春抱き』に戻っていきません(汗)。
困ったもんです。
そして、梅雨。
今日は昼間ずっと晴れていたけど、やっぱり夕方から来ました。
どしゃ降りの雨。
運悪く、洗濯物を干すタイミングと重なりました(汗)。
我が家に湿度計はないけど、たぶん一時は90%を超えただろうなあ。
そのくらい、息苦しい重たい空気でした。
本当にベッタベタ(笑)。
28度設定のエアコンと、扇風機と、サーキュレーターの三段構えで、なんとかしのぎます。
(その他、2ヶ所にちび扇風機。)
そろそろ梅雨明けかなあ。
毎日そう思うけど、でもそれって猛暑の到来でもあるからね・・・(汗)。
悩ましいところです。
明日から11月でもいいけど。
8月(本音は6月)から10月なんかいらん。
(錯乱気味。)
もうね。。。
●さて
なんとか、頭を切り替えなくては(笑)。
『春抱き』です。
テンダー・グリーン、連載2回目。
※以下、ネタバレを含みます。
※いつものことですが、レビューは個人の主観的な、勝手な、自由な感想です。
※時と場合にもよりますが、愛にあふれるボケやツッコミ、矛盾や疑問点の指摘など、なんでもあり。
※そういうのが苦手な方は、この辺で読むのをやめたほうがいいかも・・・(汗)。
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カラー表紙についてのコメントは、一昨日?のものをご覧ください。
お茶会ではなぜか、
「これはどこの湖か!?」
というアホなネタで盛り上がりました。
「さすがに琵琶湖はないわー」
「じゃあ、浜名湖?」
「ウナギでも食いに行くのか(笑)」
「阿寒湖だったりして?」
「いやいや、いくらなんでもそれは寒い(笑)。・・・芦ノ湖じゃね?」
「海賊船に乗るのか・・・」
「岩城さんがいやがりそう」
「それじゃ宍道湖とか」
「香藤くん、どこにあるかわからないんじゃ・・・」
などなど。
湖ネタから離れるのが大変でした。
※冗談です。
※本当に冗談です。
本気にしないでくださいね♪
なんとなく、船の上がいいかなあ、という感じ(笑)。
贅を尽くした海外の高級リゾートもいいけど、そうじゃない気がしますね。
つかの間の休日を、たとえば沖縄あたりで過ごすイメージ。
それから>>
香藤くんのちょうど右胸のあたりの印字ね。
なんであの位置に印刷したんだろう(笑)。
位置が微妙なせいで、「服の模様(エンブレム)」とカン違いした人がチラホラ。
「どこのブランドかって、必死で見ちゃったー(笑)」
まあ、ほら。
シニアリーディンググラスのお世話になってる人、多いから・・・(爆)。
●今回のお話
第2話。
起承転結でいえば、「承」ですね。
つまり初回で提示したテーマ(=岩城さんの隠し子疑惑)を引き継ぎ、掘り下げる回。
ある意味、セオリー通りの展開だったと思います。
今回の内容を、わたしなりにひと言でまとめると、
香藤洋二、顔芸スペシャル。・・・かなあ(笑)。
香川照之もびっくりの、香藤くんの喜怒哀楽が百面相展開してました。
どちらかというと苦悩の表情が多いのは、流れからいってあたりまえか。
まずは前回のつづき。
京都のカラオケルームで、紫衣くんの爆弾発言が飛び出します。
母親に芸能界入りを反対されている。
理由は、「困る人がいるから」。
それが岩城さん=彼の実の父だ、と聞かされた。
彼としては、真実を確かめずにはいられない。
そこで香藤くん、煩悶します。
だって時間をさかのぼって考えると、時期的に、あり得ない話じゃないから。
※このストーリー内では、岩城さんはおそらく41歳くらいの設定。
香藤くん、かなり動揺しています。
でもわたし、ここの香藤くんの思考回路がものすごく好き。
というか、超なっとくできる。
これだけ衝撃的な話を聞かされてグラついても、
☆母親はAV女優だったのか、と紫衣くんにさすがに聞けないと思う
☆紫衣くんが「敵」である可能性を排除しない(が、その可能性は低いと判断する)
(母親の「托卵」疑惑が公になったら、紫衣くんのキャリアも、家族も無事ではいられないから)
頭いい、というか本当に回転が早いと思う。
岩城さんに、本当に隠し子がいたとしたら・・・?
いや、それが真実であるかどうかは二の次なんですね。
デマでも噂でも、仮にそんなことをマスコミに嗅ぎつけられたら、大変なスキャンダルになる。
そんなことを言いだした紫衣くんも、タダでは済まない。
とんでもない爆弾だ。
とっさにそう考え、冷静になろうとする香藤くんカッコいい。
自分自身の感じた衝撃や不安は、ここでひとまず封印されます。
ものすごくカッコいいと思います。
危機感を覚えつつ、岩城さんに会わせることを承知する香藤くん。
当の岩城さんに相談できないのが辛いね。
ひとりで抱えるには、あまりにも大きな秘密です。
撮影所にて。
『婆娑羅』の撮影中ですね。
香藤くんの脳内の葛藤は、紫衣くんの母親のこと。
・・・気に食わないんだよね。
本能的な嫌悪感というか、まあ「敵」認定したんだろうな。
もちろん嫉妬も大いにあるだろうけど、ポイントはそこじゃない。
他の男の子供を身ごもりながら、別の男と結婚した(あるいは婚姻中だった)女。
不実というだけでなく、露見すれば家庭が崩壊するリスクのあるタブー。
それを当人である息子に、なぜ今になって暴露する・・・?
今まで隠し通して来たんだったら、死ぬまで口を割るなよ。
それが裏切った女ができる唯一の罪滅ぼしだろうに。
香藤くんがそう憤慨するのは当然でしょうね。
「おまえはお父さんの子供じゃないの。おまえの本当の父親は、××さんなのよ」
こんなことを子供にいう母親、どう考えても普通じゃない。
なぜなのか。
わたしも考えたけど・・・わからないんだよなあ。
それを言って、息子の芸能界入りを阻止できるとなぜ思うのか。
それを聞いた息子が、どれだけショックを受けるか想像できないのか。
本当に秘密にしておきたいのなら、告白はまさに地雷。
秘密の共有を通じて、息子を共犯者にしたいんだとしたら、とんでもない毒親だ。
あるいは、恋心なのか。
露見して息子や夫を傷つける危険よりも、それによって家庭が崩壊する恐怖よりも、岩城さんが大事なのか。
「ダメダメ、芸能界なんか絶対にダメ!!」
「どうして!?」
さんざん母子で言い争った挙句、とうとう本音をぶちまけたのか。
「だって・・・だって万が一にもあんたのことがばれて、岩城くんに迷惑がかかったらどうするの!!」
「え・・・?????」
「あんたのせいで岩城くんに・・・スキャンダルなんて起きたら私、岩城くんに会わせる顔がないわ・・・!」
みたいな展開なのかな。
妻であり、母でありながら、心の中ではずっと岩城さんひと筋だったのか。
それがどれだけ手ひどい裏切りなのか、自己中心的すぎて気づかないのかな。
いずれにしても、後先を考えられないバカ。
・・・と、ここまで。
憶測はすべて、岩城さんが本当に紫衣くんの父親だとして、というのが前提です。
でもわたしは、紫衣くんが岩城さんの息子だとは思ってないんだよね。
理由はまさに、香藤くんが後のページで考えている通りです。
隠し子がいた、というだけならともかく。
実は息子がいたというなら、それを生んだ女がいることになる。
岩城さんはその人に、いっさいかかわらずにいられる???
無理でしょうね。
その女性は今後、一生涯にわたって岩城さんと香藤くんの人生に陰を落とし続けることになる。
・・・それはないでしょ。
『春抱き』的に、それは重すぎる。
(マンガなので)都合よく死んでもらうとか、二度と触れないとか、できなくはないけど。
それはないよなあ、というのがわたしの感覚です。
でも、じゃあ、ということは・・・?
「岩城くんに迷惑がかかるから絶対にダメ!」
というのは、母親の一方的な思い込みということになる。
岩城さんの後のほうのセリフ、
「昔お世話になった人」
「その類の話じゃない」
は、たしかに荒れる香藤くんを宥めるための言葉だけど、嘘ではないでしょう。
言葉を濁すとかはぐらかすならともかく、岩城さんが香藤くんに嘘をつくとは思えない。
(言わなくてもいいことを、照れながらわざわざ口にしてますしね。)
ってことは、そこに恋愛関係すら存在しなかったんだろうな。
岩城さんにとっては、決まりの悪い(でも不快ではない)過去。
彼女にとってそれは、疑似恋愛を妄想するに十分だった、ってか。
・・・はて(笑)。
若くてビンボーだった頃に、自称役者仲間で酔っ払ってザコ寝でもした・・・?
金銭的に、あるいはキャリア的に助けてもらった・・・?
岩城さんの「世話になった人」と、「みっともない過去」。
それがここでリンクするのだと思いますが、さてさて。
これ以上は憶測というより妄想、いや、小説ネタか(笑)。
ここで、ひとつ。
私ごとですが、今回の話を読んでいると、昔のプロットを思い出します(笑)。
8年くらい前に書き始めて、周りにさんざん言いふらして、未完のままのお話。
岩城さんの昔の彼女(兼恩人)と、彼女の子供が登場するんですよ。
だから前回は、本気でびっくりしたのね。
「テンダー・グリーン」がどうもちがう方向に行きそうなので、正直ほっとしています(笑)。
わたしが考えていたのは、要約するとこんな感じ>>
岩城さんにはかつて売れる前、食えなかった頃、面倒をみてくれた女性がいた。
AV女優かお風呂屋か、そういう業種の年上の女性。
岩城さんのほうに恋愛感情はないと承知で、自分のマンションに住まわせていた。
まあ、ツバメというかヒモというか、そういう感じですね・・・(汗)。
疑似的な、緊急避難的な恋人同士。
寂しい者同士が身寄りのいない東京でいっとき、お互いの孤独を埋めていたわけだ。
彼女のツテで岩城さんはAVの仕事を始めたりして、やがて関係は終了。
それっきり消息も知らない。
時は流れて、現在。
岩城さんは今や人気役者となり、香藤くんと幸せに暮らしている。
そこに降ってわいた悪い知らせ。
とある雑誌記者が、「岩城京介の隠し子疑惑!?」なるスクープを取ったという。
(雑誌掲載前に、インタープロに「こういう記事を出すよ」と一報があった状態。)
内容は、例の恩人の彼女(世間から見ると岩城さんの元カノ)とその息子。
小さな男の子が岩城さんに似てる、という「疑惑」だった。
彼女は今では業界から足を洗い、過去を隠して普通のサラリーマンと家庭を築いていた。
子供は(年齢から言っても)自分の子ではない。
証明するためなら検査でも何でもするけど、問題はそこじゃない。
自分が芸能人であるせいで、今は無関係の彼女の秘密の過去が暴かれてしまう。
そんなことになったら、彼女がせっかく掴んだ幸せが瓦解してしまう。
彼女をそんな目に遭わせるわけにいかない。
意を決して岩城さんは、このことを香藤くんに打ち明ける―――。
・・・という感じです(笑)。
描きたかったのは、カッコいい岩城さんと香藤くん(笑)。
昔の彼女(恩人)を守ろうとする岩城さん。
今さら元カノ云々でもめるのではなく、冷静に、協力してトラブル対策に当たる香藤くん。
かっこいいじゃん!
・・・と自惚れていましたが、結局これは書きかけで終わりました(汗)。
当時はなんというか、ファンの雰囲気が今とちがってね・・・?
うまく言えないけど、うむむ。
わたしの思い込みかもしれないけど、岩城さんや香藤くんの過去の恋人って、なんとなくタブーっぽい感じでした。
まして隠し子なんて、ギャグならともかく。
リアルにそれがあり得る関係はまずいんじゃないの、って雰囲気。
それでちょっと気おくれしたのもある・・・かな・・・うん。
個人的には過去ネタ、好きなんですけどね(笑)。
以上。
「テンダー・グリーン」から逸れてしまってごめんなさい。
●話を
戻しましょう(笑)。
撮影所で、お仕事中の香藤くん。
洋介くんを連れた岩城さんも、それを見学しています。
インタープロの社長と事務所所属の新人子役なのか。
“親戚のおじさん”に連れられた香藤くんの甥っ子なのか。
微妙な感じがします(笑)。
このシーン、見どころがいっぱいで読むのが大変。
舐めるように、丁寧にコマひとつづつ楽しみました(笑)。
☆天然爆発の持宗監督
「隠し子ですか」って、いいねえ(笑)。
それをしれっと口にするあたり、悪意はないらしいのがコワイ。
どうせなら、いっそのこと、
「岩城くんが生んだんですか。香藤くんの遺伝子ばかりに見えますね」
くらいぶっ飛んだこと、言ってほしかった(笑)。
冗談のつもりで言ったのに、まわりが一気に硬直するのが目に浮かびます。
岩城さんをまた撮りたいとか、食事をしようとか、驚異の積極性も見せるもっちー。
こんなに面白い人だっけ・・・(笑)。
☆初登場のカバ
芸能界にはカケラも縁がないのに、なんというか、
「あーいるいる、こういうタイプいるよねー!!」
って思わず叫んでしまった(笑)。
自意識過剰のKABAさん、意外と普遍性があるのかも。
「顔のトーンがキモチワルイ」
という理不尽なコメント多数で、なんか笑ってしまった。
「あー、うんうん。日焼けした肌と真っ白なマフラー。カッコいいと思ってるんだろうね・・・(白目)」
美形じゃないけど、権力があってチャーミングな俺、的な。
ギョーカイの勝ち組、だもんなあ。
昨日も書いたけど、ブオトコって『春抱き』ワールドにはいないと思ってました。
それがいきなりコレです。
インパクトは絶大でした。
お茶会では、彼の容貌を正視できない人が続出。
「(顔を見なくて済むように)シールでも貼ろうか」という声すら聞かれました(汗)。
批判ではなく、もちろん貶してもいないんですよ。
異常な反応かもしれないけど、ホントのことだ。
「たかが」マンガの中のキャラにここまで不快感を覚えたことって、どのくらいあります?
めったにないですよね?
そういう、生理的な嫌悪感を抱かせるような人物を描けるって、ものすごくない?
ほんの数コマで、その人の性格や趣味嗜好まで想像させてしまうんだもの。
正直、仰天してしまうって。
『春抱き』にきらいなキャラはいないと、この10年思ってたけど、さあどうする?(笑)
今後の展開で、一発大逆転があるのか・・・?
そういう意味ではとてもたのしみです。
☆「洋二くん」と洋介くんのバトル
洋介くん、香藤くんを「洋二くん」って呼んでるのね。
「おじちゃん」がイヤだってのはわかるけど、なぜか違和感が・・・(笑)。
実はわたしも、香藤くんの洋介くん評に同意します。
この子はけっこうしたたかで、周りが見えていて、意図的にいろいろやってると思う(笑)。
別の言い方をすると、香藤くんの血統なんだね、ってこと!
いわゆるおバカタレントは、ホンモノの馬鹿にはつとまらないのと同じ理屈です。
そのせいか岩城さんも甘い、甘い。
洋子ちゃんの読みはまったくもって正しかったね。
「大きい香藤」と「小さい香藤」に囲まれて、ものすごく幸せそうだ。
この子をめぐって、香藤くんの顔芸が炸裂するのもおもしろい(笑)。
「隠し子ですか?」
のコマの香藤くんの顔!(笑)
「香藤史上、もっとも短い時間で描かれた顔」
だと、お茶会ではもっぱらの評判でした。
※手抜きとか言ってないよ!
※そんなことホントに言ってないってば!
わたしの超テキトーな試算では、この顔を描くのにかかった時間はおよそ18秒!
・・・あ、髪の毛まで含めるともうちょっとかかるかな?(笑)
※テキトーです。
※本当にテキトーなので、いい加減なことを言うな! というお叱りはご容赦。
「どさくさにまぎれて抱きついてんじゃねえよ」
の顔も、同じくらいスピード仕上げだったと想像します(笑)。
かわいい・・・!
☆⌒└( ̄・  ̄*)♪
香藤くん、顔に何でも出るタイプだからなあ。
同じくカワイイのは、洋介くんのお尻。
それから、吹き出しの中のにっこり岩城さん。
なお>>
カバさんの登場に、ひそかにため息をつく香藤くん。
あんまりいい話をきかない、ほう、なるほど。
それで心配するのは洋介くんじゃなくて、100%岩城さんなのが泣かせますね。
香藤くんらしい。
☆紫衣くんの思いがけないリアクション
嫉妬かあ。
前回のあの新人くんも嫉妬してたけど、意味合いがちがいますね。
実の父ってのがどんなやつか見てやろう、ではなくて。
余裕のなさが哀れだ。
もっと甘やかな何かを、無意識に期待していたんですね。
母親のこと、「痛い女だ」なんて言ったくせに。
ここからいろいろと想像する香藤くん(後述)、鋭いなあ。
☆岩城さんのム・・・
はいはい、そーですかー(笑)。
ハリウッドでも、香藤くんの仲間たち相手にやらかしてましたね。
おそらく無意識、無自覚なんだろうなあ。
んもう。
●なんか
ものすごく長くなってしまったので、本日はこれにて。
またね。。。