●昨夜は
(というか時間的には早朝か)
ブログを書こうとしたら、 “全サーバーメンテ中につき管理ページには入れません” 状態でした。
お便りをいただいたみなさま、ご心配をおかけしました。
夏バテ?でぼんやりしてる以外は、まあまあ元気です。
(υ´Д`)アツー
毎日、わりと本気で暑いですね。
日中の最高気温が32度の予報を見ても、もはや驚かない(絶望もしない)自分がコワイ。
「あー、またか・・・」
くらいのふかーい諦念しか感じません(汗)。
慣れってイヤですね。
ときには、
「昔はさ・・・夏休みに25度を超えるとさ、プールで大はしゃぎしてさ・・・」
「うん、うん。夏休みは学校のプールに通ったよねー」
「うちは低学年の日と、高学年の日が交互にあった。毎日プール行けないのがイヤだった・・・」
「そうだったねえ」
「ときどき昼間に30度とか超えるとさ、カーッと日差しが強くてさ・・・」
「そうそう。クラクラして、今日はあっちいなーって思うんだよね」
「うん・・・(遠い目)」
「そうだったねえ・・・(白目)」
「蝉の声がうるさくて・・・」
「そうそう、蝉しぐれ・・・」
などという、ノスタルジックな会話も。
どこのババアだよ(笑)。
(ちなみに脳内の音はわたし=ミンミンゼミ、小鳥さん=クマゼミです。)
ところで>>
老化現象?
・・・とでもいうのか。
最近のわたしはヤバいです(汗)。
なにがヤバいのかというと、寝ちゃうのよ。
夕食後など、ふと気づくと、眠さに負けて昏睡?爆睡?してるのです(汗)。
Zzz… (´~`) 。oOO
のんびりして気が緩んで、スイッチOFF!
みたいな感じですね(汗)。
ふっと風が吹いて、ロウソクの火が消える感じ。
じんわりエアコンが効いてきて、お腹いっぱいで、気持ちいいんですよね(笑)。
ほや~っと油断、もとい弛緩してる。
Zzz… (´~`) 。oOO
睡眠不足の身体がいきなり、スリープモードに入るような感じです。
食後に眠くなるってだけなら、まあ、特に珍しいことでもないけど。
困るのはなんというか、唐突なんですよ。
「ふわあ、眠いなあ・・・」
という認識すらロクになかったりするので(いつもじゃないけど)、タチが悪い。
三分どころか、一秒で睡眠ですね(汗)。
・・・ガッ!
気づくとオデコを、あろうことかテーブルの端/PCのキーボードにぶつけてたりして。
「・・・ってえ!」
これがけっこう痛い。
(ρ_;)。。。
かなりの衝撃音がする(気がする)。
(ρ_;)。。。
痛くてびっくりして飛び起きると、小鳥さんがへらへら笑っています。
「おもっきり、ぶつけたねえ」
おい、こら(涙)。
なにマジに笑ってんの。
目の前でわたしが墜落睡眠したんだったら、声をかけてよ(笑)。
「こらー、ちゃんと自分の部屋で寝なさいー」
って言ってくれればいいのに、意地悪ですね。
「いい大人なんだから」
自分の面倒は自分で見なさいって。
いや、まあ、そうだけど。
正論だけど、なんかモヤモヤするわ(笑)。
●そういえば
つい先日、はじめて見ました。
NHK大河ドラマ、軍師官兵衛。
「本能寺の変」の回だと聞いていたので、ちょっと気になってました。
ダメ元でウェブ動画で探したら、偶然にもあったので。
早回ししつつザッと見ただけですが、よかったですね。
しっかりした、いかにも(わたしの知ってる)大河らしい大河だった。
素直に、ああこれは結構いいかも、と思いました(笑)。
(いつかの「江」のときの本能寺と来たら、もう・・・。)
小鳥さんも同意見。
視聴率、一時は低迷してたけど、最近また上昇してるそうですね。
(この回は17.5%だとか。)
わかる気がします。
「青春時代の爽やかな官兵衛はウソ臭かったけど、今のブラック官兵衛はいい!」
という評があるそうですが、なるほど(笑)。
あの人、爽やかだったのかあ。
「本能寺の変」の回の官兵衛からは想像もつかないですね。
内容的には、アレです。
ディープな歴史オタクのわたしには、細かい点、ちょい気になった箇所はあります(後述)。
でもそれは、文句ではないのよ。
史実はこうだとか、最近の学説はどうだとか。
それは微妙に違うのでは、と思うところはあっても、ドラマなんだもん。
ストーリーをよりわかりやすくするために、あるいは視聴者の混乱を避けるために。
見せる側が、いろんな工夫をしてるんだなあって。
そう思うだけですね。
ところで>>
いま『婆娑羅』で信長をやってるのは香藤くんだけど、やっぱり心では、岩城さん変換してたなあ・・・(汗)。
というわけで、ひとことコメントを。
「官兵衛」ビギナーですので、あくまでこの回(28回)のみを見て感じたこと。
キャスト>>
小朝さんの明智光秀。
びっくりしたけど、芝居うまいのねー。
光秀のイメージにぴったりで、二度びっくりって感じでした。
この配役を考えた人はものすごいセンスがあると思う。
江口洋介の信長。
かっこよかったと思う。
主に、白い寝間着(と呼ぶにはあまりにも絢爛豪華な着物だけど)の立ち姿が。
背が高いんでしょうね、すらっと腰から下がめちゃくちゃカッコいい。
正直あまり好みの顔ではないのですが、なんの違和感も覚えなかったから合格(笑)。
濃姫。
知らない女優さん。
ものすごい美人でびびった。
(大河ドラマの奥さんはどうしていつも、旦那とひと世代ちがうんじゃないの? ってくらい若いんでしょうね。)
華麗に刀を振り回してバッタバッタと敵をなぎ倒すのは・・・あの・・・えっと・・・うむ・・・(苦笑)。
蘭丸(乱丸)。
真っ赤な装束にびびった(笑)。
竹中直人の秀吉。
この人、これで何回目の秀吉?(笑)
と思うくらいハマっているので、今さらコメント不要かも。
好きな役者ではないのです、実をいうと(笑)。
でも上手い。
本当に上手いし、声もいいし、なんというかひとりレベルがちがう感じでした。
辰蔵(長谷川宗仁の使者)を演じた、須賀貴匡(すがたかまさ)。
え、誰って思った?(笑)
信長の討死を官兵衛に伝えに来た、若い使者がいたでしょう?
ボロボロの衣装とボサボサ髪の、あの人です。
今回、小鳥さんとわたしの目をいっちばん引いた役者さん。
クレジットにもどこにも名前すら載ってなくて、探すのにものすごーく苦労しました(笑)。
おそらく、この回オンリーの出演なんでしょう。
ほぼ無名の役だけど、セリフ多いし、なにしろ主役の官兵衛と一対一で対峙する。
誰だろう、と思って調べたら、どうやら仮面ライダー俳優のようです。
そら、知らないわ(笑)。
居姿がきれいだし、目も声もいい。
「誰だか知らんけど、凄味があるな。その他大勢の足軽A、なんぞとはわけが違うな」
と思わせるに足る存在感でした。
で、岡田准一の官兵衛。
正直にいうと、はじめて見たんですよ(笑)。
写真ぐらいは見たことあったけど、動いてるのもしゃべってるのも今回が初体験。
思いがけずよくって、びっくりしました。
※ごめんなさい。ジャニーズにはそもそも偏見があるので・・・(汗)。
・・・つか、あれ?
彼、ジャニなんだよね・・・?
あんだけバタ臭い(という昭和っぽい言い方!)顔で、よく時代劇やるよなあ。
と、観るまえは思ってたけど、見たら何の違和感もありませんでした。
(というかそれ以前に、ジャニーズ主役の大河かよ、と思ってました。これも偏見ね。)
たいへん失礼しました。
本当に力演でございました(笑)。
ギラリと光る目もいいけど、声もいい。
とくに横顔がきれいで、角度によってジョニー・デップにも、真田広之にも見える(笑)。
※あくまで主観です。
「この顔で信長、やってくれないかな・・・」
という妄想すら湧きました。
美形には悪役が良く似合う。
というのは、モッチーが岩城さんに教えたところですね。
惜しむらくは、時代劇らしいしゃべりがイマイチで、ときどき現代劇っぽく聞こえることぐらい。
(動転する秀吉を、「殿、殿!」といさめるシーンなど。)
「ご運が開けましたぞ」
のシーンは、あれは彼がどうのっていうよりは、演出の問題かなあ。
瞳をギラつかせて壮絶な笑みを浮かべるブラック官兵衛、悪くなかったよ。
(思わずおびえる秀吉とのコントラストもいい。)
でもわたしなら、きっと、もっともっと抑えた演技を望むんじゃないか・・・と思いました。
むしろ無表情というか、何を考えてるのかわからない不気味さ、みたいのを前面に押し出す感じ。
そのほうが、クールな軍師キャラに似つかわしいでしょう?(笑)
・・・ホント、好みですけどね。
ストーリー>>
安国寺恵瓊(えけい)が出て来るというだけで、新鮮なおどろきが(笑)。
この人もそうだし、本願寺の顕如(けんにょ)もそうだけど。
この時代を舞台にしたドラマで、(武装した)宗教勢力や、高僧たちの暗躍を描くことってあんまりないですよね。
なんとなくタブーなのか、あるいは宗教を絡めると話がややこしくなるからなのか。
そういう意味で、恵瓊の登場はうれしい。
というか、今後どうなるのか気になりますね。
脚本>>
時代考証と、わかりいやすいドラマをつくる上での妥協点。
・・・なんだと思うけど、やはり以下の点は気になりました。
☆本能寺の変で、光秀から下級武士まで、誰もかれもが「信長、信長」を連呼。
信長ってのは、諱(いみな)です。
本名といっていいのか、正式名とでも呼ぶのかわからないけど、普段ほとんど使わないはずなんだよなあ。
わたしたち現代人が、歴史上の人物として彼を織田信長、と呼ぶのとはわけがちがう。
「信長様」と呼ばれることだって、生前あまりなかっただろうと思います。
代わりに上様とか、お館様とか、右府(うふ)どの(右大臣だったから)とか。
もっと若い頃なら三郎とか、上総介(かずさのすけ)とか。
どれかは知らないけど、そんなふうに呼び習わされていたと思うのですね。
ドラマではきっと、それじゃわかりにくいから、統一して信長よばわりなんだと思う。
そのほうが便利だから。
でも、光秀が敵と定めた相手を信長、とあえて呼び捨てにするのは、まだわからないでもないけど。
誰もが「信長はどこじゃ! 信長を討て!」は・・・うむむ。
かなり違和感がありましたね(汗)。
☆濃姫無双
怯えることなく、夫の側を離れませぬ、まではいい。
だけどさすがに、太刀だの小刀だのを振り回して、果敢に戦うのは・・・?
最期の夫婦愛のシーンもちょっと痒い。
・・・でもドラマだから、それいいのか(笑)。
☆信長の最期
これは好みの問題です。
と、最初に書いておきます(笑)。
ものすごく難しいバランスだと思うんだけど、信長の最期はもちろん、カッコよくあってほしい。
本能寺の炎につつまれて死んだのは事実なのだから、それを最高にドラマチックに演出するのは正しいと思う。
でもその反面、信長のしぶとさ。
武士の美学だのプライドなんぞクソ喰らえの、何がなんでも生き延びる、生きようとする逞しさ。
究極の諦めの悪さ、といってもいい。
それがあったからこそ、彼は桶狭間でも、
金ヶ崎の退き口でも、九死に一生を得てきた。
本能寺の時点での信長は、たしかに天下統一が見えてきていた。
でも、まだ到達してない。
中国・四国の平定もまだだし、東国はほぼ手つかず。
彼のビジョン=「国家統一プロジェクト」的には、まだまだやることは山積みでした。
この時点で信長は嫡男に家督をゆずって、形の上では隠居してる。
でもそれはのんびり老後をすごすからじゃなくて(笑)、むしろ天下経営に集中するためだったでしょう。
まさかの謀反、彼にとっては無念だったはずです。
道半ばで足を掬われて、めちゃくちゃ悔しかったはずです。
だから、なんていうの?
江口洋介の信長が、「存分に生きたわ!」と炎の中で豪快に叫んでたけど。
※あのシーン自体は好き。
もっとしぶとく、絶対にあきらめず、徹底的に生きようとしてもいいんじゃないか、とも思ってしまったのです。
脱出しようとしたけど出られなかったとか、ね。
でも、ドラマでそれをやると、いまいちカッコよくないんだろうなあ(汗)。
逞しく生きようとするって、ある意味、往生際が悪いってことになりかねない。
散り際の美しくない信長は、ドラマ的にはダメでしょう。
・・・うむむ。
むずかしいバランスですね。
☆官兵衛ジレンマ
これはシンプルな話です。
主役の官兵衛をかっこよく、目立たせて描けば描くほど、割を食うのが秀吉だ(笑)。
天才・豊臣秀吉は、実は官兵衛のいうとおりに動くパペットだった、みたいな。
極論すると、そんなふうにも見えかねません。
こっちのバランスもむずかしそう。
あーでも、そうか。
官兵衛の暗躍が派手であればあるほど、のちの秀吉との決裂が納得できるのか。
まだ先の長いドラマなので、いま判断するのは尚早ですね。
オマケ>>
まとめサイトですが、面白かったので。
明智光秀さん、大河で3年ぶり11回めの謀反お暇なときにどうぞ。
●などと
以上。
「官兵衛」おもしろかったよ、という話でした。
では、またね。。。