Tender Greens (be-boy GOLD2015年02月号) No.3

●たくさんの

PVと拍手&コメント、ありがとうございます。

(感想はいつでも歓迎です!)

「まだ手に入れてないから読めない!」

という方には、本当に申し訳ない。



BE・BOY GOLD (ビーボーイゴールド) 2015年02月号BE・BOY GOLD (ビーボーイゴールド) 2015年02月号
(2014/12/27)
不明

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地方だから発売日が遅れる、というのはよく聞く話です。

そういうものか、と思わないでもないけど、でもなあ。

今はもう、2014年(もおわり)ですよね。

日本ほど輸送ネットワークが発達している国は、世界中さがしてもめったにない。

「全国同時発売」

を実現できないわけない、とも思うのです。

船が週に一度しか行かないような離島なら、しょうがないかもしれない。

でも、北海道でも九州でも、発売が遅くなるんですよね?

そこがわからない・・・(汗)。

出版業界の慣例?

改善できないのではなく、しないのでは・・・?

考えれば考えるほど、もやもやしますね。


ところで>>

このブログでは、ネタバレの前には 「警告」 を入れています。

お話をまだ知りたくない人でも、最初のうちは大丈夫!(笑)

・・・ですので、途中まででも、よかったら読んでくださいませ。



counter28dec2014a.jpg



昨夜のカウンタはすごかった。

いつもの3倍以上?

「書け! いいから書け! 惰眠をむさぼってないで書け!」

という無言のプレッシャーを感じました(汗)。

ひええ。

ブログのランキングも、びっくりするほど上がってました。



ranking28dec2014a.jpg



わはは、今だけ限定の数字だわね(汗)。






●ところで

こちらが、お茶会の写真です。

(何人か、ここに写っていない人もいらっしゃいます。)



DSCF8682m1ssf.jpg



ひい、なんかコワイ・・・(汗)。

「みんなGOLD持って、こっちに向けてね!」

と言ったのはわたし自身ですが、自分で撮ってもコワイ。

なんなの。

不気味というか、ちょっとカルトっぽい?

オカルト???

全員、キメ顔の岩城さんのお顔です。

いや、全員が 「受」 の烙印を押された―――感じか。

気持ちの上では受けどころか、心にマグナムを抱えた肉食系腐女子ばかり、なんだけどね(爆)。

うむむ。


いつも心にマグナムを。


岩城さんを愛するわたしたちの、それが合言葉ですから。

※約1名ほど香藤くんファンもいるけど。



BE・BOY GOLD (ビーボーイゴールド) 2015年02月号BE・BOY GOLD (ビーボーイゴールド) 2015年02月号
(2014/12/27)
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●そういうわけで

レビューもどきの続きです。



BE・BOY GOLD (ビーボーイゴールド) 2015年02月号BE・BOY GOLD (ビーボーイゴールド) 2015年02月号
(2014/12/27)
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※以下、ネタバレを含みます。

※いつものことですが、レビューは個人の主観的な、勝手な、自由な感想です。

※時と場合にもよりますが、愛にあふれるボケやツッコミ、矛盾や疑問点の指摘など、なんでもあり。

※稀にですが、自分自身が以前に書いたレビューとビミョーに食い違うことを、しれっと書いたりも???

※そういうのが苦手な方は、この辺で読むのをやめたほうがいいかも・・・(汗)。














シーン3

(大阪のホテル室内)

パッと見、ホテル阪急インターナショナルかな?

大阪ではここに何度か泊ったので、そんな気がしました。

大阪の高級ホテルのうち、(新幹線の停まる)新大阪にいちばん近いのが、たぶんここ。

・・・というのがチョイスの理由だと思いますが、さて。

ちがったらごめんなさい(汗)。

もっとも宮城(仙台と仮定)から大阪なら、飛行機のほうが早いよなあ。

だとしたら交通(新幹線)の利便性ってのは、関係ないかも(笑)。


重苦しい雰囲気につつまれたスイートルーム。

(旧姓)三池霧胡さんとのショウダウンを待つ、三人の男たち。

「・・・そろそろ着く頃かな」

と、岩城さん

上着を脱いだ状態のスリーピース。

久しぶりの(高級スーツという)艶姿ですね・・・じゅるり。

うなずく紫衣くんは、硬直した表情です。

少し離れた別の応接セットには、膝をかかえた香藤くん

そのイライラした様子を気遣って、岩城さんが言葉をかけます。

「余計な負荷をかけて―――」

クランクアップ直前にすまないな、って。

もうちょっと機嫌が悪かったら、ここで香藤くん、突っかかってるかもしれない。

“余計な” ことじゃないでしょ、って。

でも彼は、俺のことはいいよ、って言うだけ。

ちらりと見上げた岩城さんの姿。

プレスのきいたシャツと、控えめのタイと、きっちり着込んだベスト。

どこか切なげ、いや恨めしげな香藤くんの表情。

この屈託の理由は、あとでわかります。


ふと、思ったのよね。

ここでの香藤くんは、二重の意味での 「当事者」 だ。

そもそも最初に、紫衣くんが秘密を打ち明けた先輩として。

そしてもちろん、渦中の岩城さんのパートナーとして。

カバに知られてしまった今、そっちの意味でも関係者だ。

だけどある意味、余所者でもある。

真実はまだ判らないにせよ、そこに集うのは、

“男と、女と、その間にできた(かもしれない)子供”

でしょう?

香藤くんは、その観点からすると完全な部外者だ。

「なんでこの場にいるの?」

いて欲しくないと言われたら、どうやって存在を正当化するのか、考えてしまうほど。

きついなあ。

香藤くんの辛さ、半端じゃないと思います。

でも岩城さんには、迷いがない。

そこに香藤くんがいることが当然だと考えている。

自分の過去のせいで心痛をかけ、彼が仕事に集中できない状態を、心苦しいとは思っているけど、

「(本来は関係ないはずなのに)俺のせいで巻き込まれて申し訳ない」

と思ってるわけじゃない。

実は、この場面のポイントはそこじゃないか、と思ってます。

少し前の、あるいはうんと以前の岩城さんだったら・・・?

「これは俺の問題だから」

そう考えて、香藤くんのために、香藤くんを当事者扱いしなかったかもしれない。

(隠しておけるようなことじゃないので、何らかの説明をしたとは思いますが。)

でも、今の岩城さんは迷わない。

一連の隠し子騒動について、香藤くんが部外者であるわけがない。

そこにいて当然の存在。

いてほしい、とは違いますよね。

なにも助けを求めてるわけじゃない。

これは 「ふたりの」 人生の根幹にかかわることなんだ、と。

そういう意識がはっきりとあるのだと思います。

かっこいいよ、岩城さん。

*:.。☆..。.(´∀`人)


そのとき、紫衣くんのスマートフォンに電話が入ります。

母親がロビーに着いた、との知らせ。

「は!? なんで? 上がってくればいいじゃん!」
「どうしたのかい?」

(この口調もポイント? 自分の息子かもしれない相手への言葉づかいじゃなくて、よそ様の事務所の新人俳優に対する気遣い、って感じだから。)

どうやら、霧胡さん。

岩城さんに先に話しておきたいことがあるから、ロビーに降りてきてほしい。

そう言ってるようです。

「それは構わないが・・・」

と、やや当惑げな岩城さん(汗)。

ちょっと行ってくる、と言いかけますが、

「ダメだ」

厳しい表情の香藤くんが、即座にそれを止めます。

剣呑、なんてもんじゃない。

まだ彼女に会ってもいないのに、香藤くんはすでに完全に臨戦態勢。

手負いの野獣モード、とでもいおうか。

全身の毛を逆立て、キリキリと神経をとがらせているのがわかる。

でも、ね。

「直接、来てもらえ」

という彼は正しい。

芸能人の岩城さんが人妻とホテルで会って、部屋に入っていく。

その様子を、人目にさらせというのか。

そんな身勝手な要求があるか、と。

言い方はきついけど、それは当然の懸念でしょう。

冷静には見えないけど、判断力が鈍ってるわけじゃない。

(ただひたすら、岩城さんの不利益になりかねないことはすべて排除する、というだけで。)

もっともこれ、(売れっ子)芸能人ならではの危機管理よね。

後に明かされる霧胡さんの過去を鑑みると、このセリフを聞いた彼女がどう思うか。

―――ちょっと知るのが怖い、かも。

スマートフォン越しに、香藤くんの言葉が聞こえたのでしょう。

「母さん・・・ うん、わかった」

霧胡さん、部屋に来ると言ったようです。


部屋のベルの音。

岩城さん、すっと席を立ちます。

香藤くんはもう、全身が震え出すほど緊張している。

「遠いところまでご足労・・・」

ドアをあけた岩城さんの言葉が一瞬、途切れます。

そこに立つ霧胡さん。

うっわー。

と、たぶんすべての読者が、声にならない声をあげただろうなあ。

オバサンだ!

なんという存在感。

目つきのきつい、若い頃は綺麗だったろう・・・と思わせるオバサン。

おろしたセミロングの髪に、ゆるくウェーブがかかってる。

そこが若づくりだよな、と反射的に思う。

スタイルはきっと、若いころと変わってないんだろうけど。

「ご無沙汰してます、霧胡さん・・・」

岩城さんが息を呑んだのを、彼女はちゃんと気づいてる。

なんたって最初の台詞が、

「何? あんまりおばさんになってて驚いた?」

だものね(汗)。

いきなりのジャブ。

きつい視線。

「こっちだって、こんな姿見せたくなかったわよ」

ぴしゃりと、取り付く島もない口調。

―――びっくりした(笑)。

今さらかもしれないけど、こういうタイプの女性は、想像もしてなかったので。

つよいというより、意地悪というより、なんだろう?

腹に鬱屈したものを抱えてる、あまり幸せそうではない女性。

「岩城くん」

と軽く、ぞんざいな言葉づかいができる女性。

岩城さんとの(ン10年前の)力関係が、目に見えるようです。

すげえ。

これだけのことを、ほんの数コマで描いてる。

ホント、すごいや。


椅子に座ったまま、言葉もなく、射るような視線で見上げる香藤くん。

視線で人が殺せるものならば、という雰囲気。

立ったまま、その彼を見下ろす霧胡さん。

火花バチバチ―――ではないですね、これ。

霧胡さんの目に、敵意は感じられない。

「ふうん、これが・・・ね」

と言ってるみたい。

今をときめく売れっ子俳優の、香藤洋二。

岩城京介の、日本中で知らない者はいないほど有名な、同性のパートナー。

そしてつい先ほど、電話の向こうで 「ダメだ!」 と言った若造。

でも霧胡さん、香藤くんへの憎悪はないんじゃないかな。

そう思います。

だって、岩城さんを奪おうと(奪えると)思ってるわけじゃない。

(自身をオバサンと自嘲してみせた彼女の目には、今まさに旬で、光り輝くオーラを放つ香藤くんの姿が映ってるはず。勝者と敗者、そういうのを気にする彼女にとっては、戦いを挑むほうが愚かでしょう。)

むしろ息子からは、香藤くんにどれだけ世話になってるか、聞いてるはず。

そう考えると、彼女の表情も頷けます。


おずおずと、席をすすめる岩城さん。

「長居するつもりはないから」

まともに振り返りもせずに、霧胡さんはバッサリ。

きっついねえ。

可愛げのない女―――あるいは、虚勢を張ることしかできない?

気を取り直して、岩城さんがストレートに尋ねます。

「翔くんが、俺の子だっていうのは本当なんですか」

固唾をのむ香藤くん、ほとんど頬に色がない。

極度の緊張で、紫衣くんも動けない。

「分からないわ」

その次の台詞。

これがこのシーンで、いちばん辛かった。

あっさりと、

「ただ、あの頃で避妊しなかったのは、岩城くんとの時だけだったのは確かよ」

―――ひどい!

ひどいなあ。

泣いたよ。

霧胡さんの心情にね、共感できる部分はあるんですよ。

後でいろいろとわかるけど、こう屈折してしまうのも仕方ないと、そう思えなくもない。

でも、これはダメだ。

多感な年ごろの息子の前で、こんな言いかたは残酷です。

わざと、こんなふうに露悪的な言いかたをしたんだろう。

そう思うけど、それでもやっぱりえげつない。

その話題をしに来たんだから、まあ、避けられないのはわかるけど。

でも、もうちょっと言い方ってもんがあるじゃない???


霧胡さんの口から、辛辣な言葉がぽんぽん飛び出します。

息子の心を切り刻む言葉。

「言い訳がましい」

「(出生の秘密を利用して)事務所の先輩に取り入ろうとしたんでしょ?」

「そんな根性で」

要するに、ロクな覚悟もなしに芸能界で成功するわけがない。

自分は母親だから、息子の性格ぐらいわかる。

だから芸能界入りを反対したのだ、と。

―――ひっでえ。

ちょっと待ってよ、と読んでてハラハラしました。

百歩ゆずって、仮にこれがツンデレ気質の母親の愛情の裏返し、だったとしても。

それでもなお、この毒舌は限度を超えてる。

「・・・黙って聞いてりゃ・・・」

息子をいたぶるような母親の暴言に、耐えられなくなったのは香藤くんでした。

「香藤っ!?」

岩城さんは焦るけど、香藤くんは猛然と反撃をはじめます。

ことの発端は自分じゃないか、と。

息子の人生の価値判断を母親のおまえがするな、と。

「そもそも自覚なんて、失敗からしか生まれないんだ」

ってのは、印象的ですね。

挫折するのも含め、それを自分の手で選ばせろって。

いかにも香藤くんらしい、明快な自己責任論です。

紫衣くんが、(思いがけず自分の肩を持ってくれた)先輩を見つめる。

じっと、霧胡さんも香藤くんを見つめる。

そして、ひとこと。

「成功者の理屈ね」

―――なんていうの?

この瞬間、おもしろいことに、テーブルがひっくり返った気がしました(汗)。

香藤くんの熱弁。

めっちゃくちゃカッコいいし、正論だと思う。

彼自身の体験がそう言わせてるのもわかる。

そう思うのに、霧胡さんの台詞ひとつで、ガラリと風景が変わる。

唐突に、それがどこかちょっと青臭い理想論みたいに思えるのですよ。

すげえ・・・(汗)。

「結果が出ないプレッシャーに押し潰される人間のことは考えないの?」

ひとりの成功者。

その裏に、いったい何人の落伍者がいるんでしょう。

それを知ってるのか。

“挫折に一生、取り憑かれる人生”

それが彼女の、彼女の人生に対する評価なのですね。

それを息子に味わわせたくない親心が、わからないのか。

そういう彼女にも、迷いは見えない。

彼女は息子の人生のリスクではなくて、自分自身の痛恨の過去を語っているから。

それに気づいた岩城さん。

香藤くんを遮り、話をもとに戻そうとします。

自分の血はともかく、紫衣くんが霧胡さんの息子であるのはまちがいない。

大恩ある彼女のために、息子さんにもできる限り力になりたい。

「ただ、真実は明らかにしたい」

だから、DNA鑑定に同意してくれ、と。

なるほど。

そう来たかー。

岩城さんが、今までの岩城さんとちがうところ。

ここでもうひとつ、見つけたような気がしました。

たしかに彼は昔から、思い切りのいい性格ではあったと思うけど。

でも、今回はものすごくデリケートな問題でしょう。

それでも真実を知りたいと、何はどうあれ思う・・・かな・・・?

真実はこの場合、両刃の剣だ。

自分だけじゃなくて、よそさまの家庭や事務所をも巻き込みかねない。

うやむやのまま、知らないほうがいいこともあるのに・・・?

うむむ。

(ここはちょっと自信がないかも。)


霧胡さんの同意を得て、岩城さんはつづけます。

「結果、俺の子だったとして―――」

カバが秘密をもらした場合、最悪の事態とは何か。

それは、 「俺たちが揉めていること」 だと、岩城さん。

俺達という言葉に、ここでは 「親同士」 ってルビが振ってあるんだよね・・・(汗)。

正直、ドキッとしました。

親同士。

(霧胡さんの夫も含まれる??)

そりゃそうだ。

でもキツイ。

すぐ脇で聞いてる香藤くんにとっては、これ以上なくキツイだろうな。

霧胡さんの旦那さんは、このことを知ってるのか・・・?

二つ目の、核心に迫る質問ですね。

「知らないわ。あたりまえでしょ?」

でも大丈夫、って。

知ってもあの人は何も言わないから。

―――ひゃあ。

ここに至って、さすがの紫衣くんも我慢できなくなります。

「笑って許してくれるからって、何も感じてないわけじゃないんだぞっ」

と、ほとんど涙目で。

お父さんのこと、好きなんだよね。

お母さんにバカにされ続けるお父さんが、歯がゆくてたまらないんでしょう。

「ああ・・・」

岩城さんは頭を抱えます。

霧胡さんのひと言ひと言に、男性陣(香藤くん、紫衣くん)がいちいち過剰に反応する。

つっかかりまくって、ちっとも話が収束しない。

それに、気づいたのか。

「どうもダメね」

さっさと退却を決めた霧胡さん。

あとを岩城さんに託します。

任せるから、自分の過去も含めて洗いざらい話してほしい。

(息子には)自分の口からはさすがに言えなかったから、って。

「でも・・・」

最初はためらったものの、恩返しのつもりで務めさせていただきます、と岩城さん。


ここから、霧胡さんのモノローグ。

ほぼ20年ぶりに再会した岩城さんの 「立派になった」 姿に、半ば感銘を受け、半ば妬みもしている。

昔は同じところにいたのに、今は雲泥の差がついている。

それが惨めだと思いつつ、嫉妬は醜いという自制心もある。

なんかね、少しわかる気がするのです。

自分で自分を不幸にしてる。

自分で自分の気持ちを、持て余してるんだろうな。

秘密を息子に告げたのは、ある種の自傷行為だったんじゃないか。

こんなはずじゃなかった、という忸怩たる思い。

こんなみじめな人生ならば、いっそ壊れてしまえばいい。

そのときに、かつて同じ場所にいた岩城さん(今や成功者)を道連れにできれば、尚いい。

破滅願望ですね。

執着、なのかねえ。

可愛さあまって憎さ百倍、みたいな感じなのか。

「どうせもう私のことなんて忘れてるんでしょ」

という言葉からは、未練が見え隠れする。

ハナから対等な関係ではなかったし、自分がうんと年上だから言えなかったけど、要するに岩城さんが好きだったのか。

息子を育てながら、そこに常に岩城さんの面影を見ていたのか。

「もしかして私は岩城くんに傷をつけたくて、秘密を口にしてしまったのかもしれない―――」

母親としては、どうかと思うよね。

でも女としてのリアリティはある。

生々しくて、正視できないほど。

彼女自身、認めたくない執着に翻弄されているんだろうな、とは思う。

過去に囚われている、とも。

今や成功者の岩城京介と、一時期は親密な関係にあった。

(もっといえば、岩城京介を見出したのは私だ、という自負?)

ひょっとしてそれを、誰かに言いたかったのかもしれない。

そして、青い鳥症候群でもあるのかも。

破壊願望っていうけど、自分が持ってるもの、わかってないんじゃない?

穏やかで平凡な家族。

それが自分にとってどれほど大切か、失わないとわからないのか。

「それにしても、バーチー(=カバ)とはね」

岩城くんも気をつけなさいよ、と。

最後にそう言って、霧胡さんは去ります。

ちらりとも、息子の顔を見もせずに。

秘密がもれた経緯はむろん、息子から聞いたのでしょう。

どうやら彼女は、カバを個人的にも知ってるらしい。

あたふたと見送る岩城さん。

―――なんか最後まで、彼女に振り回されてる感じでした。

うむむ。


ここまでで、わかること。

「(彼女は)恩人であって、(かつての恋人同士とか)そういう関係じゃないよ」

って岩城さん、微笑しながら言ってたけど、さ。

ちがうじゃんか(汗)。

岩城さんに自覚がなかっただけで、彼女は思いっきり執着してるじゃないの(汗)。

一方的でいびつではあるけど、それは恋愛だったんだよ。

少なくとも彼女にとっては、そうだったんだよ。

終わらせ損ねた、こじれてしまった恋。

挫折した惨めな人生だと彼女はいうけど、それでも岩城さんは、彼女の青春における輝ける星だったのだと思います。

それを多分、この場にいた紫衣くんも、香藤くんもひしひしと感じている。

岩城さんだけが、気づいていないのでは・・・(汗)。



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●って!

長い(汗)。

あまりに長いので、ここで一旦切りますね。

では、また。。。


【29/12/2014 09:02】 春を抱いていた | Comments (0)

Tender Greens (be-boy GOLD2015年02月号) No.2

●さて

日曜日の朝。

惰眠をむさぼり、ようやく起きたのは午後1時すぎでした。

・・・朝じゃないじゃん(汗)。

いや、11時ごろに一度は起きたと思うけど。

アラームも鳴ったけど。

でもまあ、ダメでした(笑)。

ゆうべお茶会から帰宅したのが、11時いくらか過ぎ。

その後のダラダラと、ブログ書きと、写真の整理。

それだけであっという間に、午前3時くらいになりました。

(その日に撮った写真はその日のうちに吸い出してデータベースに落とす、という作業だけはサボったことがない! ・・・って、自慢になるんだろうか。)

なんというかね、お茶会の夜は、精神が高揚状態なのです。

10時間に及ぶ『春抱き』おしゃべりの余韻を引きずって、テンション高止まり。

それを段々と落ち着かせる、クールダウンする時間が要る。

だらだらタイム、けっこう必要なのです。

(という言い訳。)

結局、ベッドにもぐり込んだ頃には窓の外は明るかった(笑)。

だらだらぐずぐず、もたもたうだうだ全開です。

まあ、そんな日もあるよね。

たぶん。






●拍手とコメント

たくさん、ありがとうございました。

激励のお言葉は本当にありがたい。

ワクワクのご期待はちょっとコワイ。



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GOLDを読んだ方からの甘酸っぱい、複雑な思いのあれこれも拝見しました。

凄い、と。

そういう感想が多かった。

それは納得です。

たしかに、圧巻だったもの。


ちなみに、このブログ。

年末年始やお盆など、長期の休暇期間にはPVがガクッと落ちる傾向があります。

(PV=ページビュー。ブログを訪れたのべ人数、というか。)

もう何年も、だいたいそう。

ご家庭を持った主婦の方が多いからだろうなあ、と推察しています。

だけどさすがに、GOLD発売日の直後はちがいますね。

カウンタの数字、跳ね上がっています。

うぬぼれですが、多分みなさん、感想を覗きに来てくださってるんだろうなあ。

(昔はレビューをあっちこっちで読めたけど、今は書いてる人、少ないものね。)

気ままに、個人的な妄想を垂れ流してるだけだけど、それでも。

ありがたいことだと思っています。

しっかし!

今回の『春抱き』なー。

うむむ。

どうするかなー。

何をどう書いていいのか、自分でもわからん(笑)。

レビューは無理かも、とすら思う。

・・・うぐ。

難しいけど、でも、なんか書きます。

書いてみます。






●というわけで

恒例の? 超ダラダラ感想です。

ストーリーを追いかけつつ。

とりあえず、書けるところまで書くつもりで。



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※以下、ネタバレを含みます。

※いつものことですが、レビューは個人の主観的な、勝手な、自由な感想です。

※時と場合にもよりますが、愛にあふれるボケやツッコミ、矛盾や疑問点の指摘など、なんでもあり。

※稀にですが、自分自身が以前に書いたレビューとビミョーに食い違うことを、しれっと書いたりも???

※そういうのが苦手な方は、この辺で読むのをやめたほうがいいかも・・・(汗)。














シーン1

(野外ロケ地)

前回の最終シーン、そのまま。

「俺の本当の父さんなんですか」

訴えるような表情の紫衣翔くん。

コートの裾をひるがえして、立ち尽くす岩城さん

その彼の後ろに、香藤くん洋介くん

岩城さん以外は全員、『婆娑羅』ロケの衣装のままです。

誰かに聞かれやしないか、香藤くんは周囲を見渡します。

ふと、人の気配。

振り向いた香藤くん、顔色が変わります。


「ごめんごめん、立ち聞きするつもりじゃなかったんだけどねー」

カバ、こと千葉さん登場。

あー、もう。

なんかもう、リアルすぎてムカつく・・・(笑)。

ものすごーくイヤなヤツなんだけど、こういう男いるいる!

その生々しい(不快な)リアル感ときたら(汗)。

かるーい口調なんだろうなあ。

わざとらしい、申し訳なさそうな、善人ぶった(いやー、ほんの偶然だよー)表情。

(ときどきいるじゃない? 深刻な場面で深刻なふりすらできない、うわべだけの浅い感情表現しかできないタイプ。ああいう感じだと思うの。)

香藤くんに口止めされても、

「あ、そうなの? オッケーオッケー」

まるで心に届いていないのが丸わかりの、軽薄そうな言葉。

そのわりには、ぐいっと。

ねちっこい蛇のような視線で紫衣くんを見る。

(枕営業の獲物に肝心のところで逃げられて、「俺サマをおちょくっとんのかこのガキ」状態だものね。)

いや、むしろ蝦蟇(ガマガエル)か。

「将来ある紫衣くんにはヘビィな話だから、ねえ?」

って、やらしいのやらしくないの。

岩城さんたちの弱みを握ったことを知って、ご満悦の舌舐めずり。

態度も超えらそう。

(いや、まあ、もともとこの世界ではそこそこ権力を持ってるわけですが。)

「岩城くん、ピンチ過ぎて声も出ないって感じ?」

からかうような声、脳裏に再現できる気すらする。

社長のスキャンダルが、事務所の経営にどれだけマイナスになるか。

―――ねえ?

って言わんばかりのドヤ顔です。


もちろんこれは、強烈な当てこすりだ。

インタープロが、ここ数年どれだけ醜聞にまみれて来たか。

会社乗っ取り、狙撃事件、麻薬スキャンダル。

存続が危ぶまれるほどの危機を乗り越えて、やっと(おそらく)安定しはじめた、その矢先です。

「アンタの事務所、つぶすことも出来ちゃうのよ、俺?」

って、カバはそう言ったに等しい。

愕然とする岩城さん香藤くん

言うだけいって、ひらりとカバ退場。

あっさりと引いてみせるあたり、ホント、腹立つくらいソツがない。

カバは大きらいだし、彼の行動原理は唾棄すべきものだと思うけど。


でも、アレだ。

このえげつない業界を上手く泳ぎわたるってのは、こういうことなんだろうな。

たっぷり甘い汁を吸いつつ、決してそれだけの卑劣漢じゃなくて、実際にやり手なんだろうねえ。

(ある意味)勝ち組なんだろうな、って。

そう思わせるシーンです。


「なんで口に出した・・・っ」

香藤くん、紫衣くんに激怒します。

漏れたらマズイって、あれだけ注意したじゃないかって。

「だって・・・お二人が先にっ・・・!」

青ざめる紫衣くん。

脳内で、岩城さんと香藤くんの(前回で交わした)会話を反芻します。

「答えがそこにしか行き着かなかった」
「そこに行き着いたってことは―――」

なるほどなあ。

うまい。

前回のあの夫婦の会話。

疑惑の核心に切り込んでいるわけですが、たしかに二人とも、「そこ」としか言ってない。

(そこ=紫衣くんが岩城さんの隠し子かもしれない、という疑惑。)

一を言えば十を知る、夫婦ならではの呼吸。

こんな巧妙な伏線が張ってあったとは。

誰かに聞かれては困るから、というのもさりながら。

その場に洋介くんがいたから、という部分が大きかったかもしれません。

絶対に子供に聞かせる話じゃないもの。


実際、かわいそうに洋介くん

まだ小学生なのに、大人にだってキツイ修羅場を目の当たりにしてしまった。

呆然とするの、あたりまえだよなあ。

岩城さんと香藤くんの会話だけだったら、洋介くんは理解できなかったかもしれない。

「そこ」

が何を意味するのか、察するほどおとなではないでしょう。

(各種の状況証拠から、洋介くんはまだ、性的な知識をあまり持ち合わせていないのではないか、と推察します。男女間の性行為の意味とか、それを岩城さんと “洋二くん” が男同士でやってるだとか、そういうのをわかってるとは思えない。)

でも、紫衣くんは直球を投げたからねえ。

怒髪天!の香藤くんの動揺っぷりも、目の前で見てる。

さすがの洋介くんも、震えあがったみたい。


「頼む香藤、落ち着いてくれ」

このセリフ、好きだなあ。

渦中の人、岩城さん。

興味深いことに、彼がいちばん冷静でした。

いちばん周囲が見えてるし、何をすべきか考えている。

こうなったらハッキリさせる他ない、と。

紫衣くんに、宮城県の実家から母親を呼び寄せるように要請します。

DNA鑑定をするにせよ、まずは彼女の意図が知りたい。

用心のために京都ではなく、別の場所(大阪)で会うことにしよう。

「事実であれば受け入れよう」

毅然とした態度の岩城さん。

かっこいいなあ、と思う。


そしてそう言われた紫衣くんに、いささか同情もしてしまった。

これ、覚悟の言葉ではあるけど。

あたりまえだけど、岩城さんのいう 「受け入れよう」 は、紫衣くんがほんのり夢想していた、

“血を分けた実の父親との感動の出会い”

とはまったく違う。

義務とか責任とか、ケジメとか。

そういう話であって、肉親への愛情から出た言葉ではないもんなあ。

岩城さんが薄情だとか、配慮が足りないとかって話じゃないですよ?

今日の今日まで、その存在を知らなかった/望んですらいなかった 「息子」 の可能性。

いきなりそれにぶち当たって、どう反応しろというのか。

誠意をもって対応します、というのがやっとでしょう。

愛情って、オートマティックに湧いてくるわけじゃないもんね。


大いなる葛藤のただ中にいる紫衣くん。

彼の修羅場は続きます。

カバの前で)うっかり口を滑らせたのはたしかに彼のミスだけど、なにしろ18歳だ。

あんまり責められないよなあ。

実の母親に出生の秘密を暴露されてからというもの、ひたすら悩み苦しんだことでしょう。

岩城さんがホントの父親!?

都合よくいいところだけ見て、憧れる部分もある。

だけど香藤くんが指摘したとおり、それは紫衣くんの家庭の崩壊をも意味する。

うまく行ってるらしい父親との関係。

考えれば考えるほど、何が正しいかわからないよね。

今の状況。

全員が幸せになる方法は、たぶんない。

円満解決があるとは思えない。

だからキツイのだと思います。




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(2014/12/27)
不明

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シーン2

(JR京都駅)

撮影が終わった洋介くん、東京に戻ることになりました。

新幹線のホームには、岩城さんとふたり。

洋介くんは沈みがち。

言葉も少ないし、岩城さんの顔をまともに見ようとしない。

京都に来たときは、遠足気分でぴょんぴょん跳ねてたのにね。

例のロケ地で、生々しい大人の話にうっかり触れてしまったから。

―――嫌われたのかもしれない、と。

岩城さんは危惧しています。

なにしろ赤ちゃんの頃から、いや生まれる前から、深くかかわって来た子だ。

岩城さんにとっては、目に入れても痛くないほど愛しい存在。

口止めをしなくちゃとは思うものの、どうにもぎこちない。

でも言わなくちゃ、と重い口を開いた途端。

「僕は言わない」

洋介くんはきっぱりとそう宣言します。

岩城さんが困ることなんだと、(香藤くんのあのときの態度で)わかったから。

絶対に言わないから、口止めなんてしてくれるなって。

思ったよりもはるかに敏い洋介くん。

岩城さん、ぐっと涙をこらえます。

「ありがとうな、洋介くん・・・」

うるんだ声が、聞こえてきそう。

こんな小さな子に気を遣わせてしまっている情けなさ、不甲斐なさ。

そもそも、そんな目に遭わせてしまったことへの申し訳なさ。

それから一抹の、こんなにも成長したんだ、という感動。

そんなところでしょうか。


車内に消えた洋介くん。

窓越しにやさしい表情を見せる岩城さん。

万感の思いを湛えて―――なんていうの、これ。

短いけど、とても印象的なシーンでした。

「あのお兄さんとは違う・・・」

洋介くんの呟き。

僕は、岩城さんを困らせたりしないって。

そう誓った彼。

ここね、ちょっとだけ考えちゃったよ。

紫衣翔くんがもし、岩城さんの息子だとしたら・・・?

洋介くんよりも、 “あのお兄さん” のほうが良くなったりしないよね・・・?

それが、洋介くんが抱え込んでしまった漠然とした不安。

これ、いったいどういう意味なんだろう?

あれ?

今まで、単純に考えていたんですよ(笑)。

洋介くんの岩城さんへの気持ち。

それはまあ、きれいなイトコのお姉さんへの憧れとか。

小学校で若い女性教諭にほのかにときめいてみたり、とか。

そういう類のものだと思ってました。

男の子にありがちな、一過性の、大人の女性への憧憬。

いつか卒業していく、幼くせつない感情。

そうだと思ってた。

今回のシーンも、そういうものなのかもしれない。

(岩城さんが女性に見えてるのか、とかいう点はスルーで。)

岩城さんの「最愛の子供ポジション」を奪われる不安に見舞われたのだとしたら、それで正しい。

でも、そうじゃないかもしれない・・・?

ひょっとしたら、ひょっとしちゃうの???

それはなんか、うーんと、困ったな。

―――いや、たぶん違うんだと思う。

考えすぎだよね。

邪推しすぎ。

香藤家のDNAが云々ってのは、ネタとしては面白いけど、それ以上はちょっと困りますもの。

うん。

・・・などと、ちょっと歯切れが悪いですね(苦笑)。


もっとも>>

センセのコメントは受けた!

(いや、そういう意味の受けじゃなくって!)

というか泣いた(笑)。

あの新幹線のシーン、ね。

ふと、思わず口をついて出たのが、まさに!

♪汽車はー 闇を抜ーけて ひかーりのうーみへー

だったからです・・・(汗)。

(この世代で知らない人はいないと思いますが、念のため、気になった方は こちら をどうぞ。)

岩城さん=メーテル幻想は、正しかったのか・・・!

衝撃だったわ。

少年の日の幻影かあ。

そういうことなら、わたしのひそかな懸念はアホなカン違いですね。

そっか、うん(笑)。


さらに>>

※超くだらないです。

車窓の向こうの、マリアの微笑みの岩城さん。

声は聞こえないけど、洋介くんへのねぎらいの言葉は伝わったらしい。

じっと見つめる洋介くん。

―――という、あの素敵なシーンで。

うかつにもわたしは、ええ、連想してしまいましたよ(汗)。

「お も て な し♪」

・・・(爆)。

ダメだ、なんか似合う。

バカじゃないの。

岩城さんがアレをやるところ、想像してしまった(汗)。

ご、ごめんなさい。






●以上

出だしの10ページ程度で、こんなに書き殴ってしまった。

申し訳ない。

佳境はこれから、です。。。



【29/12/2014 00:01】 春を抱いていた | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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