いろいろ

●本当にこれ

頼むから、今のままで。

・・・という願いは、とりあえず叶ったのかな。

2次創作は非親告罪化の対象外に 文化審議会の小委員会、方向性まとまる

映画や音楽の海賊版。

既存の作品を無断でごっそりまる写しした本。

(先週もそういえば、そんな本が発刊されて回収騒ぎになりましたよね。)

つまり、オリジナル(一次創作)のまるまるコピー。

(題名やカバージャケットだけを差し替えたまやかしパチモンも含む。)

そういうのを取り締まるのは当然だし、いくらでも厳しくしていいと思う。

著作権というのは結局、経済権益の保護だ。

コピーが出回ることは、オリジナルを生みだした人たちの損失につながりますから。


でも、同人カルチャーは枠がちがうよね・・・?

と思うのは、じぶんがその世界に片足を突っ込んでるからだろうか。

根本的に別物。

なので、「非親告罪化の対象外」というのは妥当だと思います。

そうあってほしい。


個人的には、二次創作にはいろいろ問題もあるけど、原則として規制するようなものじゃない気がします。

それがファンアートであり、原作への愛情から発生するものである限りは。

腐女子たるわたしは、まあ、そういうよね・・・(汗)。

都合のいい理屈かもしれません。

法律的にはややグレイなエリア。

判例がほとんどないので、わからない部分も多い。

実務的には、趣味の範囲だからってことで、各方面から黙認されてる状態かもしれません。

作品の宣伝になっている側面もあるので、もともと批判されにくい。

二次創作人口=人気のバロメータとも言えますし。

よほど突出して荒稼ぎをしない限りは、たぶん、見逃してもらえるのでしょう。

(税務署が目をつけることもたまにありますが、それは著作権とは関係ない。)


なにしろベースが 「ファン心理」 だ。

原作者も、へたに刺激したくはないのでしょう。

たいていの人は、好きが高じて二次創作の世界に踏み込む。

同人作家の大半は収入どころか持ち出しのほうが多いし、自己満足のためでしかない(笑)。

「好き」がすべての原動力です。

同志との交流が目的の人も多いけど、それも「好き」を共有したいからですよね。

・・・そこでとどまっていれば、害はないということだと思います。


この記事が事実なら、二次創作にかかわる人間にとっては朗報です。

ぜひこの方向で頼むよ。

そう願わずにはいられない。


それにしてもここ数年、コミケへの風向きがものすごく変わりました。

あ、ここではコミケ同人二次創作活動の象徴、みたいなニュアンスで使っています。

社会における認識が、ガラリと変わった。

(ように思えます。)

痛々しく、どこかうしろ暗いオタクのアングラな祭典から、どこか晴れがましいオリジナルな自己表現の場へ。

妙に小ぎれいなイメージは、NHKドキュメンタリーの効果か。

うっかり、日の当たる場所に出て来ちゃった感じ(笑)。

その認識の変わりっぷりには、目をみはるばかりです。


現代若者カルチャーの闇の部分、みたいなイメージは・・・どうだろう。

どこに行ったんでしょう。

未だにあるはずだけど、わからないや。


過激な性表現や、著作権上のボーダーラインについては宙に浮いたまま・・・?

無法地帯はたしかにある。

今も昔も、ここがいちばんの問題点なんですけどね。


コミケの段階的なメインストリーム化自体は、かなり前から起きていた。

企業参加があたりまえになりつつあるのも、そのトレンドを裏打ちしています。

ある意味では健全化。

それはいいことかもしれないけど、なんだろう?

商業化の波に飲み込まれつつある、ともいえる。

いつの間にか企業がコミケを「商業権益の敵」ではなく、「お客様の巨大なプール」として見るようになった。

そこがターニングポイントか。

でもそれで、ヤバいこと、ぶっ飛んだことが徐々に出来にくくなっているとしたら、本末転倒のような気もする。

昔のコミケを知ってる人間としては、やましい要素のないコミケってあり得るのか?

背徳感と高揚感がセットでコミケでは?

と思ってしまいますね・・・(汗)。



ところで、ふと。

たまに思うのですが、二次創作には微妙なラインってありますよね。

※これは非親告罪化とはべつの話。

作者やその他の著作権者が好ましく思っていないタイプの二次創作。

原作の本筋や流れをまったく無視した、キャラを借りただけの二次創作。

作家や出版社が

「そういうのはやめて・・・」

と思ってる方向に、(一部の)ファンの萌えが突っ走ってしまうようなケース。

案外あると思うんだけど、それを止める手段ってあるのかしら。

「原作を冒涜するような二次創作はやめてください」

とはっきり言える作家って、めったにいない。

許せる二次創作。

許せない二次創作。

明快な基準を示すのはむずかしい。

「この同人誌はOKだけど、そっちの同人誌はNG」

って、なかなか言えないと思う。


(内容を問わず)二次創作そのものをいやがるって話は、たまーに聞きます。

でもやっぱり、どうしても歯切れは悪くなりがち。

ファンだからねえ。

熱心なファンだからこそ二次創作までしちゃうわけだ。

ファンがその作品を見てどう感じるか、どこに萌えを見つけるかまでは規制できない。

いろいろとむずかしい。


あれ。

なんか混乱して来ましたね(汗)。

意味不明なので、このへんで終わります。







●もういいか、

とも思ったけど、やっぱり書いちゃう。

というか書きたい(笑)。


ごろーまるくん、いよいよ世界へ。

ラグビー五郎丸、豪州レッズ加入へ 南半球最高峰リーグ

ようやく、かな?

とうとう世界への足がかりを得た、というか。

スーパーラグビーのレッズ(というクラブチーム)への加入が決まったそうです。

St.George Queensland Reds というのが正式名称か。

(ヤマハ発動機ジュビロ在籍は変わりません。シーズンはかぶらないけど、一種のかけもちだね。)

オーストラリアのブリスベンが本拠地のクラブ。

決して弱小チームじゃないそうですが、昨シーズンは絶不調で順位も低迷してたらしい。

移籍やケガで、現在キッカー不在だと聞いてます。

なるほど、だからごろーちゃんなのね。

経験ゆたかな即戦力のキッカーがほしかった、ということでしょう。

今回のワールドカップでの獅子奮迅の活躍。

そしてエディ・ジョーンズ前ヘッドコーチのお墨つき。

(キッカーとして世界で5本の指に入る、と明言してます。)

すべてが、ここに至った要素でしょう。


というか、おお!

ST.GEORGE QUEENSLAND REDS SIGN JAPANESE TEST FULLBACK AYUMU GOROMARU FOR 2016

すでにレッズ公式サイトのトップバナーにいる(笑)。

仕事が早いなあ。

新加入選手の↓紹介ビデオ↓もあって、これがカッコいい。







わお。

かっけー。

なんかすごいね、ホント。

日本のトップリーグとの両立は大変だろうだけど、がんばってほしい。

活躍に期待します。



ちなみにラグビー選手の場合、29歳は若くはない。

海外進出のタイミングという意味でも、むしろ遅いくらい。

日本の次世代のスターである松島くんや藤田くんがまだ22歳であることを見ても、それは明らかです。

(どちらも今回のワールドカップで活躍しました。ごろーちゃんと同じく、彼らもワールドカップ初体験。)

でも、それは一般論。

彼には当てはまらないのかもしれない、という気がします。

ごろーまる選手を見ていると、なんていうんだろう。

高校時代から注目されていた選手だし、大学では一年生からレギュラーだった。

今とはケタが違うとはいえ、ずっとスター選手だった。

(何度も言ってるとおり、ド素人のこのわたしですら、彼の大学時代から名前を聞いていたほどです。)

そういう意味では十分に早熟なんだけど、でも。

なんだろうね。

それでも今の彼がいちばん充実してるような気がする。

今でよかった。

今だからこそ、という気がする。

ひとつひとつ堅実に実績を積み上げ、黙々と訓練し、地道に努力をし続けて。

それでようやく、熟成期を迎えた。

今になって大輪の花を咲かせた、そんな感じ。

大器晩成という言葉は似合わないんだけど、でも、そうなのかも。



彼のワールドカップでの充実ぶりは、本当に目覚ましいものがありました。

どんなに期待されていても、どんなに才能があっても、大舞台でそれをうまく発揮できない選手もいる。

重圧に押し潰されたり、コンディショニングに失敗したりね。

そんな中で、彼は淡々とボールをけり続けた。

その結果が日本の3勝であり、彼の2度のMOMだったと思います。

(=Man of the match award、最優秀選手賞)


dreamteam-rwc2015.png


ああ、ドリームチーム(ベスト15)もあったっけ。

日本の選手でここに名前が載るって、ホントすごいや。



もちろんラグビーは究極のチームスポーツなので、彼ひとりの栄光ではない。

彼の南ア戦でのトライは素晴らしかったけど、あれはセットプレイの妙だ。

戦略の勝利だった。

https://youtu.be/SutGKWCMDsk?t=3m17s

(参考映像。この動画の3;17あたりから。)

サイン通りのプレイが見事に決まって、最後にボールが渡ったのが彼だった。

リレーチームのアンカーのようなものです。

(もっとも彼は正直というか、並走していた山田くんに最後のパスを出すかどうか一瞬考え、
自らボールを抱え込んでトライを挙げたことを「欲が出ました」と言ってましたけど。)


しかし、キックは別だ。

あれは個人技であり、おそろしく孤独な闘いだろうと思う。

何万人ものひとが息をひそめ、じっと眼を凝らしてごろーちゃんに注目する。

入れば同点とか、逆転とか。

外したら敗北決定とか。

そういうめちゃくちゃに期待値の高いシーンも多い。

それでも冷静に決められるようになるのに、今までかかったのではないかと思います。

経験と自信。

やっぱかっこいいわ。







●というわけで

今日は脈絡がないなあ(汗)。

眠すぎるので、意味不明かも。

では、またね。。。


【05/11/2015 00:12】 スポーツ | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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