●TBのお題から
「眠気に勝つ方法は?」
ない。
究極的には、ない。
・・・と最近、思うようになりました(汗)。
これも寄る年波なのか、このごろ睡魔に勝てない。
めったに勝てない。
ろくに眠れない、寝てないくせにコレです。
そもそもショートスリーパーですが、これです。
おかしいよね。
以前ならもうちょっと粘ってただろうってところで、ころんと寝ます。
ふっと。
寝落ちって、言い得て妙だよね。
おちる、まさにその感じ。
意識が遠のいて・・・とかいう、もがく過程すらないのね。
すとん、と。
実にすなおに、ストレートにころっと寝ちゃう。
睡魔に勝つどころか、闘ってすらいない。
なんなんでしょうね(汗)。
体質的なものかもしれませんが、カフェインは効きません。
コーヒーや緑茶で
「寝る前に飲んだら眠れなくなっちゃう!」
って人が、嫌味でなく、本当にうらやましい。
どれだけ濃いコーヒーでも、お茶でもだめ。
そういう(カフェインで眠れない)体験を一度はしてみたいけど、今のところ無理みたいだなあ。
栄養ドリンク系も、効果を実感したことはありません。
一度もないねえ。
もっともこれは、価格と品質の問題かも?
ドリンク剤といってもごく一般的な、廉価なものしか試したことがない。
なんかスゴそうな高級品なら、効果もちがうかもしれませんね。
まあ、それはともかく。
それでも眠気に抗ういちばんの方法は、身体を動かすこと、じゃない?
シンプルすぎ?
「ああ、ねむい・・・」
とか、
「あれ、今わたし一瞬、意識が飛んでなかった?(汗)」
みたいなときは、とりあえず立ち上がる。
オフィスなら、用があろうとなかろうとトイレに行く。
身体を動かすのが目的なので、わざわざ別の階の、遠いトイレに行ったりもします。
可能なら、コーヒーを買いに外に行くとか。
自宅なら、腕と肩をゆっくりまわして、ちょっとした伸び&体操をする。
ストレッチですね。
眠いときって、同じ姿勢でずっといるときが多いから。
カフェインの摂取や目薬よりは、効果があるような気がします。
一時的かもしれないけど。
●幸せなジャンク・フード
最近の初体験、みっつ。
①ジャンクでもいいじゃない
美味だったもの。

イトーヨーカドーで投げ売りしてました(汗)。
賞味期限が近いので、値引きシールが貼ってあるやつ。
「安いから」
なんとなく買ったのですが、これがおいしかった・・・(笑)。
パスコの新製品。
もともと菓子パンのクリームチーズ(べったり甘い系)は、きらいではない。
・・・んだと思います。
すみません。
ヘルシーかどうかは度外視で、ちょっと好きかもしれん。
②この歳にして
まさかの?丸亀製麺デビュー。

ファストフードのうどんは初めてでしたが、いいねこれ(笑)。
ぶっかけ、というやつ。
ほんとの讃岐うどんはもっとコシがあるよなあ、とか思いつつ、これはこれでおいしい。
「ハンバーガーも牛丼も気分じゃないなあ」
ってとき、ほんと選択肢に困りますよね。
おうどん、いいかも。
③禁断の
ネカフェにもデビューしました。
これに関しては、まあ事情ありで。
面白い場所でした。
未体験の異空間でした。
そこにいるひとも、そこで働く人も。
失うものもありつつ、得るものもあった・・・というのが感想です(笑)。

で、個室(ブース)でいろいろご飯が食べられるのは知らなかった。
長い時間をすごすとなると、そりゃ必要なサービスですよね。
某ファミレスとのタイアップのようですが、中ではコレ。
焼きカレーなるものが、意外にイケました。
ボリュームもカロリーもちょっとコワイですが、味はなかなか。
「こういう世界があるのか・・・」
すこしアブナイ方向に開眼してしまった、かも。
●
椿先日のことです。
思いがけない機会があって、
椿をたくさん撮りました。
写真を撮るの自体、ものすごく久しぶりです。
ものすごくうれしかった。
「木」へんに「
春」で、
椿。
つまり、ザ・
春の
花・・・のはずですが、なんだろうね?
世間一般のイメージは、どっちかというと冬の
花、みたいな気がします。
ちがう?
草
花ではなくて木だから?
冬に咲く山茶
花(さざんか)との混同から?
春の
花は、ほかにメジャーな選手がいっぱいいすぎるから?
そりゃまあ、寒いうちから咲き始める品種もあるけど。
でも、
椿はだんぜん
春の
花です(笑)。
早
春の花、とはいえるかもしれない。
品種にもよりますが、見ごろは三月です。
というわけで、
椿の花をご紹介します。
今回はじめて、品種を意識しながら撮りました。
バラも桜もクレマティスもそうですが、
椿も品種が非常に多い。
びっくりするぐらい多い。
園芸品種が多く、毎年のように新しい椿が誕生してるようです。
で、ね。
正直にいうと、花ごとのちがい、あんまりないと思うんだ・・・(笑)。
さくらの品種も見分けるのが難しいけど、椿はもっとむずかしい。
気がする。
というか、
「コレとコレ、どう違うんだよ・・・?」
みたいなケースがほんと多い。
色のバリエーションが少ないせい、でしょうか。
白、赤、ピンク。
この三色がほとんどですものね。
というわけで、椿。
以下、たらたらと貼っていきます。

いきなり紅獅子(こうじし)。
ゴージャスな花束みたいな椿です。

その秘密はもちろん、中心部の花弁。
サイズの不揃いな弁花がもりあがって、ティッシュでつくるお花みたい(笑)。
これ、獅子咲きといいます。
個人的には、あれだ。
歌舞伎の「連獅子」などで見る、あの毛の被りもの(かつら)。
あれのイメージかな、と思っています。


椿といえば、中心部にぐるっと丸くて黄色いしべ。
そう思っていると、こんなバリエーションに出会ってびっくりしますね。
受粉がむずかしそうだけど、いいのか?
なんて、よけいな心配をしてみたり。
紅獅子。
おもしろいなあ、と思います。

椿じゃないね・・・(汗)。
椿の隣りに咲いていたので、つい。
ギョリュウバイという名前は怖そうだけど、可憐なピンク色の花です。
よくありがちな、
「関係ないけど見た目が似てるもの」
の名前を借りたネーミング。
「檉柳(ぎょりゅう)」っていっても、ギョリュウ科ではない。
「梅(ばい)」とついてますが、バラ科の梅とは関係ない。
そう。
超テキトーな名前なんです。
ニュージーランドやオーストラリア原産。
フトモモ科。
ふ、ふともも。
ふーとーもーもー。
・・・こんなの、はじめて聞いたよ(笑)。
それだけなら 「ふーん」 で終わりですが、このギョリュウバイね。
マオリ語で 「マヌカ」 というそうです。
あの、マヌカ・ハニーのマヌカ。
原産地では、ミツバチの蜜源として好まれるんだそうです(ウィキ先生)。
マヌカ・ハニーってそういえば、なんかブームになってたよなあ。
殺菌効果が高いとか、そういうの。
※詳しいことは知りません。
マヌカ・ハニーの元が、この小さなピンク色の花。
ふしぎな気がしますね。


敷松葉。
なんという風雅な名前。
奥ゆかしい雰囲気ですが、なんせ木が(遊歩道から)遠くてね・・・(汗)。
こんな
写真しか撮れませんでした。

春日影。
なんていったらいいの?
爽やかなシャーベットカラー、とでも呼びましょうか(笑)。


絞り模様のある八重咲きの椿。
印象は軽やかかつ華やか。
ですが・・・いや、それ以上に説明のしようがないや。
むずかしいですね。
あ、3枚目の逆光の
写真は気に入ってます(笑)。


春重ね。
名前から読み取れるものは、なにもない(笑)。
分類上は八重咲きの赤い花ですが、どちらかというと濃いピンクにも見えるかな。
これも遠い場所に咲いていたのを、むりやり超望遠で捉えました。
2枚目。
花は完全に向こうを向いちゃってるけど、日本庭園らしいボケた背景(竹の柵)と、逆光のキラキラ。
なかなかきれいではないかと思います。

なんとも存在感のある大唐子(おおからこ)。
上にご紹介した「紅獅子(こうじし)」と、とてもよく似てますね。
じっさい、どっちも唐子咲きの赤い花です。
華やか。
が、
写真はすべていまいち。
全部なんか終わりかけですし、逆光っぽいアングルばかり。
それは腕の問題・・・ばかりではなく(と思いたい)、
“撮影に行った日のタイミング”
もあるんではないかと、自分では思っています(汗)。


ちょうど出かけたその日に、都合よく見ごろ=いい状態で花が咲いているとは限らない。
シーズンが早いとか遅いではなく、咲き始め~咲き終わりのサイクルの問題。
オンシーズンであっても、ちょうど花がいったん落ちたところ、とか。
ちょうど今はつぼみばっかり、とか。
ありますよね、そういう感じ。
それから、椿は木ですので、けっこう背が高い(ものもある)。
地上から何メートルも上の、とおく見上げるしかない場所にばかり咲いている、なんてパターンもあります。
大唐子はまさに、そういう 「天上の花」 でした。
空に向かってカメラを構えるのは、とくに太陽のある昼間はね・・・(汗)。
って、うむむ。
「そこをうまく撮るのがワザってもんでしょう!」
そう言われれば、ぐうの音も出ません。
たは(汗)。

・・・あれ?
あれれ???
椿の品種名は、その木に直接かけられた木札をチェックしています。
(ブログには載せないけど、それぞれ
写真に撮っています。)
だから間違えるはずはないんだけど、でも、これ・・・???
おかしい。
椿の図鑑でしらべると、「大黒天」は真っ赤な一重の花のはず。
なかには斑(ふ)入りのものもあるけど、基本的には赤。
ってことは、ナンダコレ。
ひょっとして大黒天じゃないのかしら(汗)。
(それとも、淡いピンク色の新しい品種バリエーション?)
いったいどこで間違えたんでしょう。
すみません。
出直して来ます・・・(涙)。


これは、まちがえていないはず!
※農林水産省で、ちゃんと観賞樹として登録されているようです。
杉の戸という、非常に珍しい品種の椿。
ゴージャスな千重咲きで、白いところにピンク色の絞り入り。
気品があってとても美しい。
愛好家垂涎の椿、だそうです。


出羽大輪。
古風な椿、という感じ。
コンパクトな花弁のサイズに比して、中央のしべが大きく突出している。
そのせいか、黄色の印象がつよい。
日本画で(あるいは着物の柄などで)こういう椿、意匠としてよく見かけるよね。
撮った花はいずれも終わりかけでした。
ベストな状態でもう一度、ちゃんと撮りたいものです。


京唐子(きょうからこ)。
「京」とつくだけで、なんとなく典雅な雰囲気をまとうから不思議(笑)。
白地に不規則なピンク色(あるいは赤色)の絞り系、唐子咲き。
とてもきれいな椿でした。
惜しむらくは、ちょうどこのころが真昼だったこと、かなあ。
二月の日差しが思いがけず強くて、なんかね、まともな色が出ない感じ。
スポットライト当たりすぎ、なんですよね。
前にも書いたと思いますが、個人的には、
「ピッカピカに晴れた日は、お花の撮影には向かない」
あらためてそう思いました。


蜀紅(しょっこう)。
名前がすでにズルイ(笑)。
蜀といえば、中国のアレよね。
魏、呉、蜀。
ええ、三国志の世界です。
そして蜀といえばやっぱり、諸葛亮孔明。
(劉備玄徳? え?)
いや、ただそれだけ。
別に、この椿との関連性はまったくありません(汗)。
赤の斑入りの、ゆったりした雰囲気のある椿です。
「蜀江錦」という品種もあるようですが、これは「蜀江」だけでした。
別の種類・・・だと思うけど、どうでしょう。



藤間(とうま)、という名前の椿。
これも珍しい品種らしいけど、見た目ではわかりませんね。
わたしの見た印象は、端正な正統派。
赤い八重咲きで、フォルムがとてもきれい。
たまたま低木でたくさん花をつけていたので、きれいに撮れただけかも・・・(汗)。
ちなみに、
「きれいだねー、いいこだねー」
「はい、こっちむいてー」
などと、お花に話しかけながら撮ってることが少なくないわたしです。
あたりに誰もいないと、特に。
意識してるわけじゃないけど、自然に。
(といいつつ、かける言葉は岩合光昭さんの真似っぽいですね。)
世間から見ると、アタマオカシイ人かも?(汗)
花はたしかに、こっちを向いてポーズをとってはくれないけど、でもなー。
きちんと個体(=ひとつの花)を個体として認識して愛でると、なんか違う気がするの。
よけいきれいに見える、そんな感じ。
わはは。

ちょっと、これさあ・・・(笑)。
「フレークランド・ピンク」って、たしかに木札に書いてあったんですよ。
意味不明(=思い当たる英語が浮かばない)なので、固有名詞(地名か人名)だろうって。
そう勝手に思ってました。
少なくとも、撮影の時点では。


でも、ちがったわ(笑)。
今あらためて椿の図鑑で調べてみたら、何のことはない。
「Fragrant Pink」ですって。
なーんだ。
Fragrant =かぐわしい、という意味です。
たしかにこの椿、あまい香りがします。
樹木じたいは、見上げるほどの大木。
小ぶりで華やかなピンク色の花が、鈴なりに咲き誇る。
ちょっと、いわゆる椿とはちがいます。


可憐でかろやか。
椿の概念を覆す椿だなあ。
ほんと、こういうのも大好きです。
●というわけで、
では、またね。。。