めくるめく読書体験

●いてて・・・

情けないことに、肩と腰と足が痛い。

うぐぐ。

(((((((;´д`)))))))

ひどい痛みじゃないけど、地味にツライ。

ときどきやってくるアレ、という感じでしょうか。

こういうときは、実際には、動くほうがいいのよね。

大事にしすぎると、かえって筋肉が固まってしまう気がして。

痛かろうが、しんどかろうが、身体を動かすほうがいいと思います。

で、そのうち消える。

うん。

でも、今日はダメでした。

ぐったりして、引きこもりイブイブ。

痛い原因、とくにないなー。

怪我をしたわけじゃないです。

変な姿勢で寝たのかもしれないし、よろけたのかもしれないし。

年齢ともいえるし。

(^~^;)

まあ、そのうちよくなる。

・・・とは思うけど、やーね。

本当にもう。



今日は、こっそり鎌ヶ谷に行こうかと。

(鎌ヶ谷というのは、日本ハムファイターズの2軍施設で、オフの大谷くんはそこで練習しています。)

思っていたんだけどなあ。

がっくり。

まあ、いいや。

年明けにまた、挑戦します。

2月初旬に渡米らしいので、その前に。







●最近、読んだ本

「月刊カメラマン」とか、「このミステリーがすごい2018」、とか(笑)。

そういう雑誌以外で。



野口卓の「ご隠居さん」。

小鳥さんが貸してくれた文庫本です。

とてもおもしろい。

で、とても渋い(笑)。

いい意味で、地味です。

この本の良さがわかる人って、言葉の巧みさとか、行間からじわりとにじみ出す人情とか。

そういうものに反応できる人、ではないかと思います。

江戸時代の庶民のお話。

鏡磨ぎ、という職業があったんですね。

当時の鏡は今とちがって、白銅でできていて。

だからときどき磨くというか、磨ぐというか。

それをしないと曇ってしまって、やがて顔が映らなくなるシロモノだったようです。

主人公のおじいさんは、この鏡磨ぎ。

町を流して、呼び止められてはひとの家に案内され、その家の鏡をとぐ。

そのついでに、縁先でその家の旦那さんや奥様と他愛ない話をする。

(鏡というのはやっぱり女性の持ち物なので、話し相手は女性が多い。)

じいさんの話がおもしろいというので評判になり、ひいきがつく。

いやあ。

江戸時代の小説といっても、派手な捕り物でもなし、悲恋でもなし。

陰謀もなければ、幽霊が出るでもなし。

淡々と、小咄(こばなし)やら、不思議な話がつづきます。

謎といえば、みすぼらしい職人のじいさんが、あまりにもいろんな知識があること。

このじいさんの正体やいかに?(笑)

というわけで、じわじわと面白いです。

続編が出ているようなので、今後の展開も楽しみ。

さっぱりした喉ごしの酒とか、うまい酒の肴みたいな。

そういう良さがあります。

(*´∇`*)



連城三紀彦(れんじょうみきひこ)の、「戻り川心中」。

傑作との呼び声高い、ベストセラーです。

こちらも時代物の短編小説集ですが、「ご隠居さん」とは正反対。

とろりと濃厚で、毒があり、もの悲しく耽美的。

推理小説です。

つまり人が殺され、そこに謎があり、その謎が解明されます。

この本を、どう譬えればいいのかなあ。

小説でもマンガでも、映画でも、なんでもいいのですが、ときどきありますよね。

自分自身は読んだことがないけど、そのジャンルでは、超がつくほど有名な作品。

知らない、読んだことないと公言するのが憚られるほど、その分野の記念碑的作品。

みんなが傑作だというし、レビューを読んでも気になるし、たぶん本当に面白いんだろうけど、でも、

「でも、どうしようかな・・・」

どういうわけか、手に取ることにためらいを感じる作品。

わたしにとっては、この本がそういうたぐいの本でした。

ずっと読みたいと思っていて、手に入らないわけでもなくて、それなのに避けて通って来た。

―――この心理、なんなんでしょうね(笑)。

まんまとはまってしまったらどうしよう(悔しい、癪にさわる)、というどこかひねくれた恐れ。

連城三紀彦は、ミステリー界ではレジェンド扱いです。ちなみに、直木賞作家。)

期待値が高すぎるだけに、がっかりしたらどうしようという不安。

そういう感じでしょうか。

で、まあ、さて。

気になりだしてから10年?20年?もたって、ようやく購入(笑)。

いざ買っても、ずっと積んで放置でした。

何か月か放置の末に、ようやく読み始めました。

(そう、まだ最後まで行ってない!)

やばいです。

マジでやばいです。

独特の、糸を引くようなうねる文体。

少ない言葉で、その作品ごとの世界観を納得させてしまう華麗かつ巧緻な筆力。

人間の情念を象徴する描写のうまさ。

ミステリーとして、あっと読者を驚かせる謎解きの妙。

うまい。

すごい。

言葉になりません。

ミステリーではありますが、ミステリーのために文学性が損なわれていない。

ミステリーではありますが、謎解きのために人間描写が薄っぺらいということはない。

おそらく、ミステリーなんかどうでもいい人でも、楽しめると思います。

こってり、くせがある。

だから万人に受けるかどうかはわかりません。

でも、すごいよ。

※まだ読みかけなのに、この感想ですものね(笑)。

連城マジック。

そういわれるものが何なのか、この本を読むとよくわかります。

というか、連城マジックにやられます。

今さらながら、彼が天才だといわれることに納得。

文学ってすごい。

もっと若いころに読んでいたら、わたしは再起不能になっていたかも(笑)。

遅すぎる連城レビューですが、今でよかったと思います。

負け惜しみ?







●というわけで

では、またね。。。


【23/12/2017 23:18】 書籍・マンガ | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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