●微熱
なんですけど、ダメですね。
身体に力が入らない感じ。
風邪かなあ、へたっています。
へばっています。
ぼおっとしていると、ふつうに半日ぐらい過ぎてしまう(汗)。
うぐ。
起きているのか寝てるのか、それもわからん。
(^~^;)
年齢的なものもあるとはいえ、情けないわね。
まったく。
●いろいろと
書きたいことはいっぱい。
書きかけのブログのかけらも、実はいっぱい(笑)。
途中で寝落ちしてしまうので、完成しない記事ばかり。
おおむね日が経つと、つかえないカケラです。
うぐ。
●でも
やっぱり、言わずにはいられない。
例のアメフトの悪質なタックル問題。
卑劣な反則行為。
であり、同時に、スポーツを隠れ蓑にした傷害事件だと思います。
わざと、なんですもの。
不幸な事故じゃないんだもん。
野球にたとえれば、三振を食らってがっくりしてベンチに引き上げる打者に、さ。
後ろから思いっきり、(至近距離にいる)キャッチャーが蹴りを入れる、みたいな。
あるいはバットで殴りかかる、とか。
そういうレベルの不祥事です。
突拍子もない、想定外の、常識的にありえない事件。
もし、そういうっことがあったとして、どうなると思います?
(まずもってリアルには考えられない暴挙なので、想像ですが。)
その場ではおそらく、試合が中止になるレベルの乱闘になりますね。
両チームの選手が入り乱れて暴力をふるって、収拾がつかなくなるかもしれない。
蹴った(殴った)キャッチャーは、退場処分。
だけじゃなくて、出場停止処分。
このあたりはリーグ組織の判断。
暴力の程度によっては、永久追放もありえるかも。
被害者からの被害届があれば(ひょっとするとなくても)、警察も動く。
明らかに、刑事事件ですから。
ふつうの傷害とはちがって、すべて録画されてるでしょうしね。
所属チームからも、処分を受けるでしょう。
(チーム自体も、リーグからお咎めを受けると思うけど。)
叱責や降格、解雇。
契約の内容次第では、チームから損害賠償請求とか、あるかもね。
で、損害賠償といえば、被害者からも請求されるよね。
(こっちは民事事件なので、警察の動きとは別。)
ねえ。
マスコミやファンの反応を考慮しなくても、このぐらいは起こります。
まして、インターネットの時代です。
被害者、加害者とも、その家族や友人たちも含めて、否応なく注目される。
晒されるし、炎上するし、思いもよらないところから叩かれるかもしれない。
被害者の家族ですら、たとえばですが、不用意な発言なんかが原因で、批判されるかもしれない。
うねりに巻き込まれ、とんでもない部外者が被害を受けるかもしれません。
ダークな方向に転がる可能性があるから、ネットは予測できません。
炎上の規模もわからない。
どこに飛び火するかわからない。
誰にも、制御できません。
・・・と、いうね。
今回の事件でもまさに、そういう状態になってますよね。
事実に目を戻してみると、あれだ。
危機対応のまずさ。
初動の失敗。
(まずいというと、それだけで非難されそうですが、日大アメフト部の立場から見るとね。)
それに尽きます。
事実関係の把握につとめていない。
事態がどういう広がりを見せているか、わかってない。
今どきSNSで拡散されて、日本中が大騒ぎになるのなんて、予想できないほうが悪い。
人間の(まったくの外野、マスコミや一般人のこと)ありがちな考えが、わかっていない。
ほぼありえないレベルで、悪手に次ぐ悪手を打って来た。
はい。
天才的な(嫌味です、もちろん)までの鈍感さ。
当初から、あれは監督の指示だ、といううわさはあった。
理由?
リークもあったんでしょうけど、シンプルですよね。
自明です。
あの日大の選手は反則を何度も、繰り返した。
明らかにヤバい行為をして、明らかに相手チームの選手を傷つけていた。
(わたしはこの点、その時の試合の審判にも責任があったと思うんですけど、あまりニュースになりませんね。)
それなのに、最終的に退場になるまで、日大はその行為を放置した。
普通なら?
監督が、コーチが、あるいはほかの選手たちが。
「何をやってるんだおまえ!」
激怒するだろうし、やめさせるだろうし、ベンチに引き上げるように命ずるでしょう。
「そんな指導はしていない!」
反則選手に、ペナルティを課すべき場面です。
でも、スルー。
監督もコーチも、ほかの選手たちも。
ああ、なるほど。
ベンチの指示なんだ。
少なくとも、その選手の行為について、黙認があった。
誰もが、そう思ったことでしょう。
部全体で、認めている。
―――というのは、厳然たる事実です。
動かしようがない。
言い訳できない。
監督が雲隠れして、逃げた理由?
嵐はそのうちおさまると、思ったんだろうと推測します。
言い訳ができないのがわかっているから、何も言いたくなかったんでしょうね。
「俺は指示してない」
↓
「なら、なんですぐに止めなかった?」
「・・・」
「俺の指示を、選手が誤解しただけだ」
↓
「なら、なんですぐに止めなかった?」
「・・・」
ね?
どう考えても、詰んでる。
常識的に考えて言い逃れができそうにない。
かりに選手のせいにしたところで、その行為を放置した事実は消えない。
おっさん、終わってるよ。
このアホな監督と、あえていうけど、アホな大学。
※日大出身者は多いと思うので申し訳ないけど、今回の対応はマジで酷いからね。
素晴らしいほどの(イヤミです)鈍感さ。
危機対応能力のなさ。
それを世間に、露呈してしまった。
火のついてしまった世論を、完璧に舐めていました。
なんなら、怒り狂う関西学院大学の監督その他も、舐めてました。
舐めていた、というか。
学内での派閥争いとか、メンツとか、人事権とか、そういういろいろ。
それへの対応に大揺れで、外が見えていなかったんでしょうね。
情けない。
政治家か次々と、批判した時点で気づけ。
SNSが炎上して、ネットで加害者の名前も顔もプロフィールも晒された時点で、悟れ。
マスコミが完全に、「内田潰し」にかかった時点であきらめろ。
日大の陰の権力者?だったの、内田監督。
そのポジションをもってすれば、何とでもなると思ってたんでしょうか。
試合の後、あのタックル映像がマスコミで何度も、何度も流れる前に。
速攻で謝りに行っていたら、少しはちがったかもしれないよね。
どっちにしても指示の有無はうやむやにしただろうけど、事件の2週間後ではなくて、すぐに
「すべて自分の責任」
といってたら、感情的にはだいぶちがったと思う。
あ、もちろん。
ピンクのネクタイはダメだよ。
学校のカラーだからとか、関係ないから。
あれを見て、おかしいんじゃないのコイツ、と思った人は多いから。
それから、謝りに行く前に、相手の大学の名前はちゃんと覚えたほうがいいね。
「かんせいがくいんだいがく」
だよ、知らなかったんだね。
関東の人ならその読み方を知らない人も、まあ、正直わりといるとは思う。
でも、アナタ。
アメフト部の監督で、何度もなんども対戦しているライバルなんでしょ?
それで知らないって・・・(汗)。
名前を間違えるって、失礼なんですよ?
そこから勉強しなおさないといけないんですね、このひと。
もっともなあ。
あの会見自体、酷かったと思います。
少なくとも、申し訳ないと思ってるようには見えなかった。
辞めればいいんでしょ、辞めれば。
―――そんなふうに見えました。
さて。
大学と監督は反則タックルの指示があったことを、認めるでしょうか?
うんにゃ。
死んでも認めないでしょうね。
「激しい言葉は使ったが、そんな意図はなかった」
(俺の意図を誤解して暴走した選手が悪い、というのが意訳。)
的なことはすでにいってるし、それを言い続けるでしょう。
当の、加害者の選手は?
明日かな、記者会見をするそうですね。
お願いだから、本当のことを話してほしい。
大学や部のプレッシャーは、そりゃ凄まじいものでしょう。
人生をアメフトに賭けてきた選手だろうから、未練も愛着も、恐れも半端ないでしょう。
就職だって、たぶん、監督の顔色いかんの世界だろうし。
でも、行為自体は、自分がしたことです。
パワハラはあったかもしれないけど、その責任は完全には免れない。
被害者が被害届を出して、いよいよ警視庁も動き始める。
関学選手の父親 日大の「乖離」声明に怒り「憤りを超え不信感しか」それを受けて、事実を語るのか。
彼個人のこれからの人生のために、本当のことを語ってほしい。
そう願ってやみません。
最後に、大学のこと。
悪質タックル問題に日大内部から「反旗」教職員組合が理事長らへ声明文通常なら、ですよ?
大学スポーツの不祥事ひとつで、大学そのものの評判が揺らぐことはない。
・・・はず、です。
ですが、今回は違いますよね。
渦中のアメフト部の監督が、大学内の要職についているから。
そっけない対応で、誠意のかけらをも見せない。
雲隠れした監督を叱り飛ばして、さっさと謝らんかい!・・・とお尻を蹴とばすどころか、
「監督は忙しいので」
とかなんとか言い訳をする。
(かりに指示がなくって、本当に選手が勝手にやったことだとしても、矢面に立って謝罪するのが指導者では?)
広報部ですら、苦情ばっかりで仕事ができないって、文句をいう始末。
バカなの?
本当にこんな対応でいいの?
絶望的に、世の中が見えていないのね。
一連のひどい対応がどれほど日大ブランドを傷つけたのか。
アメフト部だけじゃなくて、日大全部への批判となっていったのか。
わかってないですよね。
日大に今いる学生たちも、OBたちも、みんなどれほど悲しんだのか。
呆れたひとも、激怒したひともいるでしょうけど、
「頼むよ、もうちょっと立派なふるまいをしてくれよ・・・」
祈るような気持ちだったでしょうに。
試合に出たいなら卑怯なタックルをやれと、無茶ぶりをする監督。
そんな監督をかばい、世間を敵にする学校。
そんなところに、受験生が行きたがるとでも・・・?
そんなところに、次世代のアメフトのスターが集結するとでも・・・?
ねえ。
余波は計り知れません。
監督のポストを降りても、学内で権力を握っていたら同じ。
何も変わらない。
ねえ。
あの監督に、誰か聞いてみてほしいです。
立場が逆だったら?
相手チームの選手が卑怯なタックルを繰り返し、そのせいで自分の選手たちが怪我をしたら?
それを相手側の監督やコーチが放置して、やめさせようとしなかったら?
あなたはどうするんですか?
「指示はしていないが、選手が勘違いをしたかも」
という言い訳を聞かされて、じゃあしょうがないですね、と引き下がるんでしょうか。
違いますよね。
明らかに、それで納得するわけがない。
監督。
この件に、玉虫色の回答はありません。
自分なら認めないような空々しい言い訳を、どれだけ繰り返しても無意味です。
詰んでるよ。
ね。
●では、
またね。。。