●わお
わーい。
ヾ(〃^∇^)ノ♪♪♪
すげー。
ヽ(*´∀`*)ノ
久しぶりでしたね。
豪快な代打ホームラン。
うほほ。
(*´▽`*)♪
このところ何試合か、出番がなかった大谷くんです。
なぜないのか?
体調のせい、ではありません。
故障のため投球をしない大谷くんは、現在のところは 「バッティング専門」。
投手以外のポジションで守備につくことはありません。
※彼自身は日本ハム時代、一時期はライトを守ってました。
※でも今はエンジェルズの方針で、外野などの守備にはつかない、と決まってます。
守備をしないとなると、指名打者(DH)でしか出場できません。
じっさい、怪我から復帰してからはずっと、指名打者オンリー。
が、エンジェルズにはさ、プホルズ選手という偉大な大打者のおじさんがいるのだ。
年齢的には、そろそろ40歳。
野球の殿堂入り確実の、生けるレジェンド。
大谷くんが来るまでは、ほぼいつも指名打者でした。
昨年オフシーズン、エンジェルズが大谷くんを獲得しようと一生懸命だったころ。
エンジェルズの首脳陣は、偉大なプホルズ選手に、お願いをしてます。
「お願い。日本から、こうこういう選手を獲得したいんだ。その青年は二刀流なので、DHのポストを空けなくてはいけない」
「つうわけなので、悪いんだけど、来期は守備(ファースト)にもっともっとついてね?」
偉大なホームランバッターは、内心どう思ったかは知らないけど、
「いいよ」
と答えたらしい。
おじさん、なかなか大人の対応である。
そしてそのとおり、今年は昨年よりすでに10倍くらいの試合数、守備についています。
おっさん、がんばる。
ちなみに、昨年よりもファーストをやってる今年のほうが、成績はいい(笑)。
負担は確実に増えたはずなのに、不思議よね。
とはいえ、あれです。
大谷くんよりも15歳ぐらいは年上ですし、やっぱりね、疲れるから。
ときどきはDHに置くのも必要です。
大谷くんがピッチャーでも活躍してるときは、問題なかった。
彼は登板日の前後の2試合、事実上のオフというか、試合に出ないから。
そのときにプホルズ選手が指名打者に座るってことで、ちょうどよかったのよね。
でも今の大谷くんは、DHオンリー。
ほぼ毎試合、指名打者(としてしか出場できない)。
となると、プホルズ選手のために、ときどきその座を譲らないといけません。
んなわけで、定期的に大谷くんはベンチスタートになります。
(ベンチスタートのときは、たいがいどこかで代打で登場する。)
ほかにも、
☆ナショナル・リーグのチームとのアウェイ試合のとき
(DH制がないので、その日の投手がそのままバッターボックスに立つ)
☆先発投手が左投げのとき
(わたしはそうは思ってないけど、大谷くんは左腕が苦手ってことになってるので、外されてしまう)
なんかのときも、大谷くんはベンチスタートです。
要するに、思うように出場できない。
怪我が理由とはいえ、本人にとってはストレスでしょうね。
毎日、野球をやりたいのにね。
●そんなわけで、
今日も代打の大谷くんでした。
お互いに点を取り、取られるシーソーゲーム。
やっとエンジェルズが1点を勝ち越した、7回の攻撃。
ランナーは1塁、2塁。
代打で登場して、このぶっ飛んだホームランです。
一気に相手を突き放し、ほぼ試合を決めた3ランホームラン。
いやあ。
凄かった。
何がすごいって、この無理やりな打ち方(笑)。
豪快、というか強引。
ぐうっと思いっきりボールをひっぱたいて、上半身と両腕のパワーで跳ね飛ばした。
この圧巻のアッパースウィング。
動画を見てください、かなりぎゅっ!と強振してるのがわかる。
珍しいよ、こんなの。
ステップほぼなし。
テイクバックもコンパクト。
それなのに、センターまで腕で持っていってる。
それを支える下半身のつよさ。
膝がほとんど、地面につきそうなぐらい。
普段の彼の、力みのないきれいなスウィングとはえらく違います。
普段だと、かるーく気持ちよく振ってる感じ。
誰もが誉める、やわらかでシンプルな天才のスウィング。
だけど今日は、これがメジャーだ! って感じのパワープレイ。
ヽ(*´∀`*)ノ
すげえ。
めったに見られない打ちかたです。
外角高めの、いかにも打ちにくそうな球を、あそこまで飛ばす。
実況のとおり、すばらしいパワーヒッターだよなあ。
これで代打ホームラン、2本目。
エンジェルズの代打ホームランは、2016年に1本。
2017年に1本、記録されてるのみだそうです。
大谷くんひとりで、過去2年に並んだ感じね。
(〃∇〃)
日本人で、メジャーでパワーヒッターというと・・・?
最初に思いつくのは、やっぱり松井選手ですかね。
その松井選手が、メジャー1年目に打ったホームランの数は16本(695打席)。
大谷くんはそのわずか半分にも足りない打席で、今のところ13本。
すごい。
もしも大谷くんが打者オンリーだったら、どのくらい打つのか?
そんな妄想をしたくなるファンが多いのも頷けます。
ヽ(*´∀`*)ノ
でも、ね。
いちおういうと、だから大谷くんが松井選手に近づいたとか、追い抜くとか。
そういうことではないです。
(おそらくあと3本ぐらいは打つでしょうから、数字の上では並ぶかもね。)
シーズンずっと試合に出続けてるからね、松井選手は。
一年間ずっと守備につき、降っても照っても、怪我をしないで出場し続ける。
疲労も、不振も、気苦労もいろいろあるでしょう。
怪我は不本意とはいえ、大谷くんは今のところ投げるほうも守るほうも、満足にやってないからね。。。
その中でのホームランなので、単純に数字だけで優劣は決まらないと思います。
ま。
とはいえ。
わたし的にはやっぱり、ゴジラの記録を抜いた! ってのを見たいですけど(笑)。
●なお
不完全な状態でもなお、大谷くんは今でも新人王の候補です。
(4月デビューが華々しすぎて、その後がどうしても地味に見えますが。)
獲るかどうかは知らない。
ホントに肘に問題がないとして、9月に投手として復帰するとして。
そこからあと1勝、2勝。
できれば3勝、どうかなあ。
チームの頑張りにもよりますね。
今の時点で4勝していますから、あと2勝は積んでほしい。
それで防御率が今ぐらい(3.10で、なかなかいい数字です)。
打者として、打率270以上。
ホームラン15本以上(すでにもう当確かもしれないけど)。
―――くらいなら、新人王いけるかも。
今さら新人でもないけど、でもね。
誰もやったことのない二刀流選手を、どう評価するのか?
どの辺が当確ラインになるのか?
という議論が、
MLBで巻き起こることに期待します。
上記の数字は、「投手として」の数字だけ見ると、いまいち物足りない。
「打者として」の数字を見ても、やっぱり物足りない。
だけどその2つを、ひとりの若い選手が同時に成し遂げた、というとき。
その価値を評価するのか、しないのか。
それが楽しみではあります。
●では、
またね。。。