●今さら
驚かないけど、東京の感染者。
毎日200人を超えてて、これって緊急事態宣言のときより悪い。
「夜の街」じゃない人たちの感染も増えています。
まずいでしょ。
病院や学校でちいさなクラスターが起きている。
それでも、自粛要請とか大規模なのはやらないらしい。
自粛のお願いどころか、7月22日から「Go toキャンペーン」やるみたいだし。
何がなんでも、夏休みの旅行ニーズを喚起したいようだ。
(そうしたい理由はわかる。もちろん。)
が、いいのかねえ。
「さあ旅に出ろ! お金を落とせ! 経済を回せ!」
号令をかけられても、困りますよ。
先月ならともかく、今は他県に行くのをためらう。
そりゃ、ね。
どんだけ旅行や友人とのお食事が好きでも、ふたたび遠慮モードだよ。
世の中のマジョリティは、そうじゃないかと思います。
他人から要請されなくても、勝手に、セルフ謹慎中?(笑)
自衛するしかないもん、いろんな意味で。
首都圏からどっかの観光地に出向いて、コロナを持ち込むのが怖い。
まったくコロナ持ってないと自分では思ってるけど、そこはわからないもんね。
まさかの無症状くんかもしれない。
家族や友人、いやたとえ赤の他人であっても、うつしたくはないよ。
(^~^;)


ブラジルの変な大統領とか、あめりかの変な大統領とか。
日本でも、かかったらかかっただぜ!とかいってるやつらとか。
コロナのリスクを過小評価するひとたちには、この気分はわからないんだろうなー。
自分自身が罹患するかしないか、じゃないのよね。
「自分がうつされるかどうか」 だけの問題じゃない。
怖いのは、そこじゃない。
自分が知らずにウイルスを運んじゃうかもしれない、キャリアとしてのリスク。
それを、考えるからですよね。
家族や友人、同僚、そのへんですれ違う他人たちにうっかりうつしちゃう可能性。
感染が市中に広がって、ビジネスも学校もふたたび、シャットダウンされちゃう可能性。
4月、5月の苦しい巣ごもり生活が、すべて水泡に帰すかもしれない。
それがいやなんだよー。
だから、
暑いし苦しいし大っ嫌いだけど、マスクして生活してるの。
自分が病気になりたくない、イコール、自分が誰かにうつしたくない。
ひとりひとりが予防すれば、かなりの確率で、蔓延を抑えられるから。
「大騒ぎしすぎ! かかってもたぶん自分は死なないし、だいたい治療費は国が出すし!」
っていう輩がもっともっと、減るといいんだけど。
そういう問題じゃないんだよー。
|||(-_-;)||||||
●一方で
ちょっと不謹慎ではありますが、こそっと思うこと。
コロナの影響で、いろんな場所で 「人混み」 が敬遠される。
いわゆる大都市の 「あるある」 が、ことごとく否定されてる感じ。
その余波で、今はあれです。
ぎゅうぎゅう詰めを排除する方向に、社会が動いている。
※通勤列車は除く。
レストランでも、お店でも、美術館でも、
映画館でも。
あるいはコンサートでも、スポーツイベントでも、はたまたツアー旅行などでも。
テーブルや席数を減らしてスペースを開けたり、人数を制限したり。
前後左右の席を空けたりと、かなりゆとりを持たせてますよね。
再三いうとおり、これは企業サイドにとっては死活問題だと思う。
従来のビジネスモデルの否定。
収益モデルの崩壊。
ウィズコロナの時代。
―――大変な世の中になったもんだ、と思います。
その一方で、ですね。
のん気な利用者の目線でいうと、広々してるのです。
狭いテーブルに4人、6人と押し込められることがない。
こないだ小鳥さんと
映画に行きましたけど、スペースがひろびろ。
(もちろん 『
ボヘミアン・ラプソディ』 ですよ、はい。)
のびのび、というか。
カフェに入っても、えらく間がとられていてゆったり。
申し込んではいないけど、旅行会社のメルマガでも、
「おひとりさま2席! ゆったりバスの旅!」
みたいなのばっかり。
図体のデカイわたしとしては、正直ちょっと、ありがたい。
申し訳ない気もするんだけど。
(^~^;)
今だけなんだろうなあ、とは思う。
やたら外出するのもこわい、そういうご時世ですし。
だけど、外出自粛で (できるところから) テレワークが一気に普及して、さ。
「あれ、やれるじゃん」 という体験が生まれた。
今後は恒久的に、在宅勤務を取り入れる会社も増えている。
いちばんいい話は、お父さんの単身赴任をなるべく減らそうという動きだよね。
うちの家族にもおりますが、会社の都合で家族が離散するのって、ほんとヒドイ。
ときに悲劇を生むとすら思う。
(離散しない場合でも、お母さんの退職・転職や、子ども転校など、影響ははかり知れない。)
そういうのが減らせるなら、テレワークは偉大だと思います。
コロナ禍が教えてくれたこと、あるかもしれない。
価値観の変化が生まれる、かもしれない。
たまにね、そう思います。
では、またね。。。