●本日は
ちょい寒め。
雨、くもり、ちょびっとだけ晴れ。
そろそろ10月もおわりですものね。
ヾ(´▽`;)ゝ
つい、暖房を入れてしまふ。
あーあ。
こうやって光熱費がじわじわ上がると、なんつうか、
「エアコン代を払うために働いているのかわたし!?」
ってな気分にもなります。
うぐぐ。
●これは
許せないよね。
本当に野蛮で、卑劣な行為だと思う。
今度はモネの《積みわら》。またも名画が環境活動団体の被害に世間の注目を浴び、世界のメディアで報道される。
―――それが狙いなら、はい、見事に成功だね。
ごくろうさん。
軽蔑するけど。
「 Any publicity is good publicity 」 がモットーなら、目的は果たしたんじゃないの?
(どんな評判でも、たとえ悪評であっても、無名よりはマシ、という意味。)
よかったね。
軽蔑するけど。
環境問題は待ったなし。
今アクションを起こさないと、自然は二度と元に戻らない。
そういう主張をしたいのだろうと推察しますが、さて。
ご立派な主義主張と、実際の行為の乖離はなんだ。
人類の遺産、資産というべき美術品を汚すのと、どういう関係があるんでしょう。
モネやゴッホの作品を破壊したら、自然はもとに戻るのか。
美術品をどれだけ破損させたら、環境問題は改善するのか。
ねえ。
わけがわかりません。
わかんねえよ。
こういう愚行、まあ犯罪ですけど、それで賛同者が増えるとでも?
よくやった!と支持があつまり、活動資金が集まるとでも?
ふつうに考えたら、ない。
まっとうな知性を持った人間なら、ああいう輩には近づかないでしょう。
環境問題に関心がある人ほど、むしろ離れていくかもしれない。
いや、まて。
模倣犯は増えるおそれがあるか。
それは人類にとっては悪夢だ。
冗談じゃありません。
何がいちばん卑劣って、ソフトターゲットを狙っていることです。
ヨーロッパの美術館。
一度でも訪れた方ならわかると思いますけど、すごいよね。
美術品の数と質・・・ではなくって、その展示のしかた。
世界の至宝というべき作品でも、ごく普通に、すぐそこにある。
手をちょっと伸ばせば触れられるんじゃないかってぐらい、身近にそこにある。
太っ腹というか、寛容というか。
誰でも、いつでも、すぐそばで、本物を見ることができる。
写真を撮ることもできるし、模写もやらせてもらえる美術館が多い。
(見える)セキュリティは最小限。
ガラスケースに入ってる作品のほうが、例外的だったりします。
レンブラントだろうとミケランジェロだろうと、ピカソだろうと。
作品は人類共有の財産。
それを保護することも、見せることも、同じくらい大事なのだって。
そう実感させられます。
ただ、それって。
犯罪者目線でみると、ソフトターゲットですよね。
簡単に襲撃できる。
性善説を前提に成り立っているのが、美術品の展示です。
美術館には誰でも入れるし、手荷物検査もゆるめ。
(銃や爆発物でも持ってたら別ですが、そうじゃないとね。)
あっという間に近づけて、その気になれば破壊できる。
美術品を人質にとるって、赤子の手をひねるようなものでしょう。
簡単、だから卑怯だ。
殺人や誘拐、傷害とちがって、刑罰が軽いであろう点も含めて。
裁判でふたたび、自らの主張を陳述できるおまけつき・・・?
ほんと、なんて暴挙だよ。
こういうテロ案件がつづくと、美術館はしかるべく対策します。
せざるを得ないよね、セキュリティの強化。
(そのぶん料金も上がるだろうけど。)
美術品とそれを鑑賞するひととの距離ができる、ってことです。
本物に近づけなくなる、目の前で見られなくなる。
あるいは、チケットが高額になってしまうとか。
それがどれほどのマイナスなのか。
ゆったりと、すぐそばで見られたあの絵、その絵は遠くなってしまう。
そうなったら悲しい。
ならないでほしい。
うぐぐ。
あー本当に腹が立つ。
では、またね。。。