飄々とした美丈夫

●本日の懐メロ(笑)

・・・どういうわけか、昨日は浮かれて、これを終日歌ってました・・・(爆)。

※下のリンクをクリックすると、動画と音声が出ます。

渚のオールスターズ Be My Venus

季節感もめちゃくちゃだし、どういう脈絡なのか、我ながらさっぱり分かりませんね(苦笑)。小鳥さんは例によって、あんぐりと呆れて(途方に暮れて?)、この歌を歌いながら上機嫌で洗濯物を干すわたしに、深いため息をついていました。。。

なんとも懐かしい古いヒットソングですが、今あらためて聴いてみると、とってもいい曲のような気がするんですが、これってわたしだけ?(笑)

(ちなみに、ブロンズ色の肌はさておき、ここで歌われている渚の超絶美人は、やっぱり!岩城さん変換でお願いします♪)


●白洲次郎さんのドラマ

NHKに、スペシャル・サイトが生まれていました(笑)。

白洲次郎 NHKドラマスペシャル

なんというか、知る人ぞ知るという感じの人ではないかと思います。混沌とした戦後日本の舞台裏で、大変な活躍をした人なのですが、政治家でもジャーナリストでもないし、いわゆる論客でも政治活動家でもない。だから、歴史の教科書にも登場してこない、「知っていて当然」とは言えない人。

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でもここ数年、彼の存在は急に注目を浴びているような、ブームになってるような、そんな気がします。そのせいか、白洲次郎関係の出版物も、けっこう増えている。都心の本屋さんにも、白洲次郎・正子コーナーがあったりしますしね。昔から知ってる人には、「何を今さら」って感覚なのかもしれませんけど(苦笑)。

なので余計に、「なぜ今、白洲次郎なのか?」って考えたくなります。

権力や時代の流れに追従せず、世論や当時の「常識」に盲従せずに、自分が正しいと信じた価値観を生きたこと。一本通ったものを貫き、いわば彼なりの人生の美学に基づいて、生涯を自由に、形式に囚われずに生きたこと。

その突き抜け方、肩肘張らない柔軟さが、魅力なのだと思います。

まあ、彼の生い立ちを知るにつけ、いい意味でも悪い意味でも非凡というか、一般庶民とはかけ離れていますので(苦笑)。世界を俯瞰するような白洲次郎さん独特の視点、達観した(ひとつ間違えれば傲岸不遜ともいえる)ものの考え方は、彼のようなバックグラウンドを持った人間だからこそ、だとも思いますけどね。

ま、そんなわけで、ドラマ化です(笑)。

正直、わたしは白洲次郎さんを演じる伊勢谷友介という俳優さんを、これまで見たことも聞いたこともありませんでした。もっともわたしの場合、そもそも日本の俳優さんをほとんど知らないので、それ自体は、別に珍しくもありません(笑)。

モデル出身でドラマ初出演と聞いて、失礼ながら、「たしかに顔はいいけどさ~、演技は大丈夫なの? 英語はどうなるの?」、なんて思ってました(苦笑)。

(白洲次郎の場合、当時の日本人から見たらあり得ないほどにすらりと背が高く、ガイジンの血が入ってるのかってくらいの、「バタ臭い」顔立ちがポイント。おまけに、正統派のオックスブリッジ英語を話したそうですから、役者さんにとっては、かなりの難役だと思います。)

ドラマを観て、がっかりしちゃったらどうしよう。・・・なんてね、勝手にそんなことを考えながら、テレビをつけたわけですが、さて、さて。

いやん、伊勢谷友介くんってば、カッコいいじゃない♪♪♪

甘~い美貌とまあるい瞳ががむしろ、邪魔になってるように思うときもありますが、ちゃんとスーパースター☆白洲次郎に見えるのがスゴイ(笑)。顔や二の腕の筋っぽい、骨っぽい感じも、貴族っぽい(掃き溜めの鶴みたいな)華やかな雰囲気も、なんとも言えずぴったりです。適役です。

畑仕事をして泥まみれになっても、気品?あるように見えるってのも、たぶん白洲次郎ってそういう人だったんだろうなあ・・・ってね。面影を髣髴とさせる、そんな感じ。

演技力も存在感も、文句なしでした(笑)。

でね、特にぐっときたのが、伊勢谷くんの声なんです(笑)。こちらも何とも男らしい、骨っぽい低音の美声。そのせいか、声を荒げるシーンになると、ドキドキしますよ~。響きがきれいで、発声がきっちりしてるので、英語(←これ自体はギリギリ80点くらい?)の問題点も許せちゃうというか、いつの間にかスルーしちゃいました。。。

いい男って、得ですね~。(って、自分が甘いだけ???)

この俳優さんを見ていて、ふと思ったんですけどね。今まで当然のように、白洲次郎=香藤くんというのが、『春抱き』変換的には定番だったわけですが(笑)。でも、伊勢谷くんを見ながら、この役を岩城さんにやらせてみたいって、考えてしまうんですよねえ。仕事が回ってくるという設定なら、岩城さんでもいいよなあ、って(笑)。

ダンディで気骨あふれる、スーツ決まりすぎの色男。

・・・ね、素敵でしょう?(笑)







●最後に

ひと言、このドラマの主役以外のエレメントについて。

たしかに、白洲次郎の非凡な魅力がなければ立ち行かないドラマではありますが、でも、脇を固めるキャストの豪華さも特筆に価すると思います。

奥田瑛二、原田美枝子、石丸幹二、岸部一徳と、達者な役者さんが勢ぞろいですが、中でも素晴らしかったのが、吉田茂を演じる原田芳雄。あまりにも上手くて、実物のかもし出す雰囲気を体現していて、まったく感嘆しました(笑)。

それから、映像の圧倒的な美しさですね。

これがフィルムの効果なのか、照明・デザインによる部分なのか、わたしはよくわかりません。わからないけど、全体的に黄味の強い、わざとカラーバランスを微妙に補正したような色合いと、ザラリとした画質がうまくマッチしていて、昭和ノスタルジア(といっても戦中ですが)の再現に、一役買っていたように思います。

鮮やかな田舎の風景の緑と、黄金の穂波と、裸電球の黄色っぽい光。闇の部分の多い室内。そのあたりの表現がとっても色彩豊かで、あったかい感じがしました。映画みたいな映像ニュアンスへのこだわりが、とっても個性的です。

そんなわけで、総じて秀逸なドラマではないかと思います。最終回は8月と、ちょっと間があいてしまうのが残念ですけどね~。

【09/03/2009 18:22】 オペラ・演劇・映画 | Comments (0)
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プロフィール

藤乃めい

Author:藤乃めい
ロンドン在住の自称☆ヘタレ甘々ほもえろ字書き(兼エッセイ&レビュー書き)。別名=ましゅまろんどん。

2008年秋より、出向で六本木に島流し中。

純愛☆官能大河ドラマ『春を抱いていた』をこよなく、果てしなく愛してます(笑)。岩城さん至上主義。寝ても醒めても岩城京介氏のことしか考えられず、日常生活に支障が出ることもしばしば(爆)。・・・いや、マジで。

常に人生破綻の危機に怯えつつ、今日も愛の溢れる純文学☆ほもえろ道の探求に精進してます(笑)。

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