●あらら・・・
イングランド、緒戦でアメリカと引き分けたんですね。
England held by US after Green howlerゴールキーパーのエラーというのが、なんとも痛い。
下馬評では、「イングランドのみが飛び抜けて強いグループC」だと聞いていましたが、いまどき楽勝できる試合なんて、早々ないってことでしょうか。
(午前3時からの試合をライヴで見るかどうか悩んで、結局あきらめて寝ちゃったわたしですが、結果を見ると、それでよかったのかも・・・うぐぐ~。)
ああイングランド、あなたはどうしてそんなに不毛なの・・・?(爆)
世界屈指の金満プロリーグを誇り、国際的に高く評価されている選手もゴロゴロいるわりに、なかなか勝てないイングランド。
かつて一度だけ、ワールドカップで優勝したことがありますが、あんまり昔すぎて・・・ええ、記憶にあるファンのほうが、もはや少ないかも???
フットボールの祖国で、プライドだけは超一流ですが、どういうわけか不完全燃焼の大会が多いんですよねえ。
常に優勝候補、とまではいかなくても、ある程度の活躍は期待されながら気がついたらいなくなっているという、この微妙な存在感(笑)。
まあ、まだ敗退したわけじゃないし!
わたしが生きているうちに、一度でいいから、イングランド優勝をこの目で見たいです。ええ、ホント!
というわけで、今後の奮起に期待します(笑)。
●梅雨間近の
鎌倉、東慶寺にて。

東慶寺といえば、「駆け込み寺」です。
13世紀に創建された臨済宗のお寺。縁切り寺、とも呼ばれています。

離婚を請求する権利が女性にはなかった江戸時代、結婚から逃れたい女性はこのお寺に駆け込み、何年かまじめに修行をすると離婚が認められる・・・という、そんな制度があったんですね。
(女性救済のお寺ということもあって、明治後期くらいまでは、代々の住職は尼僧だったそうです。北条時宗の奥さんや、後醍醐天皇の皇女が住持だったこともあるらしいので、かなり格式が高いお寺だったと思われます。)
今は、北鎌倉にひっそりと建つ小さなお寺、という感じかな。
http://www.tokeiji.com/女性に縁の深いお寺のせいか(そういう刷り込みがあるから?)、しっとりと情緒のあるお庭が美しく、とても魅力的です。

あ、紫陽花(まだ3分咲き)と花菖蒲(満開)でも有名です。
(ふだんは静かなお寺ですが、この時期はやや混んでいるかも。)

(境内は撮影自由、三脚使用不可。)

えっと、特筆すべきは、右下の小さな紫色の花かな(笑)。
イワタバコ、というんだそうです。湿った石垣に張りつくように群生し、いっせいに鮮やかな花を咲かせていました。今が満開です。

お花のサイズ自体はせいぜい直径3センチほどだと思いますが、崖から見下ろすランプの精みたいな佇まいがユニークで、かわいくて、撮っていて楽しかったです(笑)。

山肌を切り拓いたようなお寺なので、石段を何度も登っていくと、すぐにうっそうと緑の濃い森に入り込むような、そんな錯覚に陥ります。

四方を高い木立と竹林に囲まれて、しんと静まり返り、そこに鶯だのひよどりだのの鳴く声が聞こえて・・・とても、北鎌倉の駅のすぐそばだとは思えないくらい(笑)。
ここは、著名人のお墓が多いことでも有名。墓地をめぐるように山奥に上っていくと、ますます緑が濃くなります。
誰もいないと、ちょっと別世界に吸い込まれそうな気すらしますよ。

次回は、鎌倉一の美女とも謳われるここの水月観音さまに会いに行こうと思っています(要予約)。
小鳥さんも行きたがっているので、ことりっぷお茶会を計画してみようかな・・・?
(使用カメラ=Canon EOS Kiss X2 & Olympus E-PL1)